めんどくせぇことばかり
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香港『世界は沈没し日本が躍動する』 日下公人 渡邉哲也

武漢発感染症対策は重要だ。

国を挙げて感染症対策に当たらなければならないときに、検察庁法改正なんて賛否対立する法案を持ち出すとは何事だと行っていた人たちが、いまでは感染症対策なんかそっちのけ。

おまけにマスコミも、黒川前東京高検検事長の賭け麻雀と、武漢発感染症意外に世の中に問題は存在しないかのよう。いい加減にして欲しい。黒川前検事長のことなんかどうでもいいから、香港へ行け。頼むから、香港へ行ってくれ。

アメリカでは、香港人権法案を上下両院、全会一致で可決した。もちろんトランプ大統領が署名して、成立した。昨年、11月下旬のことだ。この法案は、香港に高度な自治を認める「一国二制度」が機能しているかどうか、米政府に毎年の検証を義務付け、人権を侵した中国政府関係者らに制裁を科せるようにする内容である。毎日報道されている、デモ隊への強硬姿勢を強める中国政府と香港政府をけん制する狙いから制定されたものである。

アメリカは態度を鮮明にした。

“中国”は武漢から、新型感染症が世界にまき散らされ、世界中の国々がその対応に追われる羽目になっているが、実は武漢で原因不明のウイルス性肺炎の最初の症例が確認されたのは、アメリカが、香港に関するその意思を鮮明にした、その時期と前後する。

“中国”は内政干渉であると非難するが、それはまったく当たらない。一国二制度をもとに、社会主義政策を将来50年(2047年まで)にわたって香港で実施しないというのは、鄧小平の方が持ち出した、国際的な約束だ。

“中国”が、約束を守る国だと思う方が悪いと言われれば、その通りだ。その場その場の都合で、自分に有利な約束をする国だから、過去に交わした“約束”を守ろうなんて、最初から思ってない。19世紀、列強支配時代、強者だけは約束に縛られなかった。その時代の帝国主義国家に、今、“中国”がなっている。

問題は、きわめて単純だ。約束を守らないことが、自分にとって得になるどころか、とんでもないマイナスになると思えば、“中国”は約束を守るふりを続けざるを得なくなる。


『世界は沈没し日本が躍動する』    日下公人 渡邉哲也


ビジネス社  ¥ 1,430

世界に学ぶのも良いかもしれない。しかし、その前に、日本の先人に学ぶのが先
序章 沈没する世界、日本の躍動が始まる
第1章 常識を疑う世界の見方
第2章 立派だった戦前の日本人
第3章 日本は世界よりも江戸から学べ
第4章 日本人への遺言、世界は日本を見習うようになる


香港人権法が成立したことで、アメリカが香港の人権状況を調査し、一国二制度が守られていないと判断した場合、香港の特別な地位が失われる可能性がある。特別な地位とは、“中国”本土とは違う関税、それに金融面や入国条件での優遇などで、そうなれば香港は、国際的な金融センターとしての地位を失うだろう。その上で、民主化運動の弾圧に関わった者に対する制裁が行なわれる。銀行口座の凍結や廃止、入国拒否などである。

5月28日、中国全人代は、香港への国家安全法制を導入することを決めた。国家安全法制は中央政府への反乱や国家転覆、分離独立を禁止し、中国本土の国家治安機関が香港で活動することを認める。

《中国全人代、香港への国家安全法制の導入を決定 CNN》


すでに、香港の民主活動は、動き出している。アメリカは強硬姿勢を崩さない。即座に“中国”の対応を非難する声明を出した。国家安全法制が香港の自由を脅かすほか、1984年の香港返還協定に違反するとしたものだ。この声明は、イギリス、オーストラリア、カナダとともに、4カ国の共同声明という形を取った。

イギリスが加わったことが新たしい。イギリスはEUを抜けて、もはや自力で世界を視野にせざるを得ない。そう考えたときの最良の策は、アメリカとしっかり組むことだ。5Gネットワークにおいて、ファーウェイの参入を認めたイギリスが、ここに来てファーウェイ排除に動き始めた。

まさに、海洋国家によって、“中国”を包囲するかのような体勢だ。しかし、日本が加わらなければ、海洋国家による“中国”包囲は完成しない。

武漢発感染症は、トランプ大統領が行ったとおり、「故意でなければまぬけ」だ。もう一つ、「偶然を最大限利用した」というのもあるかも知れない。

だけど、ヨーロッパは長く、“中国”との相互依存体勢を深め、なくてはならぬパートナーにまでなっていた。その為には、チベットやウイグルの人権問題にも口をつぐんだ。そのヨーロッパが、武漢発感染症に関しては“中国”を非難している。アメリカ、オーストラリア、イギリスに加え、フランスやドイツからも“中国”政府の責任を追及し、賠償を要求する動きが高まっている。

渡邉哲也さんも言っている。“問題は日本”だ。自由社会第二の国家で、世界第三位の経済大国。“中国”経済及び、製造業を技術や基礎材料、機会の面で支えているのは日本。その日本がどう動くのか。それによって、事態は大きく変わる。“中国”による利益と国際信義を秤にかけるのは間違っている。

香港が落ちれば、いずれ“中国”の矛先は台湾に向かう。

天安門が繰り返される。今度は、「高度な自治」が約束されていた香港で。そんなことを許してしまったら、日本の失うものは、計り知れない。




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1)中国 「国家安全法制」導入を決定 2)中国共産党が香港に「国家安全法」導入、なぜ今?

NHK WEB NEWS
中国 「国家安全法制」導入を決定 香港への統制いっそう強化へ

中国の全人代=全国人民代表大会は、最終日の28日、香港で反政府的な動きを取り締まる「国家安全法制」を導入することを決めました。香港では、中国の統制が強化され、高度な自治を認めた「一国二制度」が崩壊しかねないとして、抗議活動がさらに激しくなることも予想されます。

中国の全人代は28日、最終日を迎え、日本時間の午後4時すぎから北京の人民大会堂で習近平国家主席らが出席して議案の採決を行いました。

この中で、抗議活動が続く香港で反政府的な動きを取り締まる「国家安全法制」を導入することを決めました。

内容について、これまでの説明では、今後、中国政府が主導して香港の治安維持のための法律を制定するとともに、必要に応じて、中国の治安部門が香港に出先機関を設けて活動を行うとしています。

また、導入によって国の分裂や政権の転覆など、国家の安全に重大な危害を与える行為や、外国勢力の香港への干渉を防止し、処罰するとしています。

今回の決定によって、香港では中国の統制が強化され、高度な自治を認めた「一国二制度」が崩壊しかねないとして、抗議活動がさらに激しくなることも予想されます。



大紀元
中国共産党が香港に「国家安全法」導入、なぜ今? 元党幹部が内情明かす

北京で開催中の全国人民代表大会(全人代)による香港国家安全法の導入案をめぐり、事情に詳しい中国共産党の元幹部(匿名)が大紀元に北京上層部の思惑を明かした。

香港在住のこの元共産党幹部によると、北京がもともと1月に米中第1段階の貿易協定に合意した後、2月に香港国家安全法の導入を進める予定だったが、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の発生で実施が予定より遅れたという。

また、国際環境が悪化している現在、北京は米中関係をすぐに修復するのは難しく、他の西側諸国との関係もかろうじて維持しているだけだと認識している。

最高指導部は、香港がますます「外国勢力による中国への干渉」の足がかりになり、政権転覆につながりかねない禍根を断つため、規制強化が必要との認識を強めている。

同法の実施にあたり、香港を主管する中央政府の最高機関「中央香港マカオ工作協調チーム」が主導し、香港政策を担当する国務院香港マカオ事務弁公室や海外に浸透工作を展開する中央統一戦線工作部(統戦部)、中央宣伝部、公安部、国家安全部、商務部、中国人民銀行(中央銀行)など各機関も関わっている。

一方、軍事上の備えも行われている。広東省武装警察部隊(武警)は随時出動できるよう待機している。軍需物資や装備はすでに香港の軍事基地に運ばれた。

中国当局は国営中央テレビや支配下にある香港地元メディアを通じてプロパガンダを展開している。香港の各業界団体や同郷会などの親中派を動員し、香港国家安全法への支持表明を促している。

中国および香港政府側は、いわゆる「一握りの違反者」を取り締まるという名目で民主派に容赦なく打撃を与え、9月に行われる立法会選挙で親中派の勝利を確保する計画を進めている。

同情報筋によると、欧米諸国の干渉を避けるため、北京は最終的に香港政府が国家安全法(基本法の23条)を制定することを目標にしている。いずれも年内の完成を目指すという。


《米中が国連を舞台に衝突、香港問題巡り REUTERS》

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『埼玉絶景散歩』 おでかけNA埼玉制作版

埼玉も緊急事態宣言が解除されて、月替わりをもって、あるいは少々先取りして、本来の生活が取り戻されつつある。

そんな中、ちょっと困ったことになった。この間、私も山登りを、連れ合いはスイミング通いを、それぞれ自粛してきたわけで、宣言解除で解禁を心待ちにしてきた。

私の方は、目ざす山域の自治体が観光駐車場の閉鎖解除をしてくれれば、いつでも行ける。問題は連れ合いの方。厚生労働省の指示でスイミングが、「糖尿病・高血圧・呼吸器・循環器疾患の基礎疾患がある方は、しばらくの間ご利用をお控え下さい」って言ってるらしい。連れ合いは高血圧の薬を飲んでるし、なんかあると不整脈が出る。

なんか、今朝起きたら、すごく残念そうに、そう打ち明けられて、ちょっと沈んだ朝ごはんになってしまった。

連れ合いがスイミングに出かけられなくて残念がってるのを尻目に、私が一人で山に出かけて楽しんでれば、いったい何が起こるか。そんなことは分かりきってる。そんな気持ちはないにしても、鬱屈した思いが、いつかは爆発する。そしてその爆発は、私への怒りという形式を取る。その感情のぶつける先は、私以外にはないんだから。

それを回避しつつ、私は山に行く。そのためにはどうしたらいいか。

スイミングに代わる健康維持方法として、一緒に散歩をする。散歩をすると言っても、連れ合いは本来がインドア派で、汗をかくのが好きではない。それから、虫が嫌い。これから蒸し暑くなって、いろいろな虫が出てきて、最悪の場合は、首筋にモゾモゾが入り込んだり・・・。

だからこそ、そういった悪いイメージを吹き飛ばすような、ワクワクするコースを準備しなければならない。

ということで、この本だな。『埼玉絶景散歩』



『埼玉絶景散歩』    おでかけNA埼玉制作版


徳間書店  ¥ 2,035

埼玉が誇る絶景は四季折々の里山風景。季節の恵みを楽しむ散策に、さあ!
嵐山町の里山の風景と渓谷美と森を堪能する1日
有機と発酵の里・小川町で酒蔵めぐりを楽しむ1日
玉淀の自然と鉢形城跡をめぐる寄居町歴史散歩
地球の窓と呼ばれる埼玉の名所。長瀞の地質遺産をめぐる
秩父盆地を一望する皆野町・美の山公園ハイキング
秩父札所と鍾乳洞とダム。楽しく歩ける浦山の1日
31番観音院と32番法性寺。小鹿野一泊二日巡礼のすすめ
埼玉の名峰・武甲山に登ってみませんか?
深山の絶景が広がる三峯神社奥宮参拝の路
宵酔い時間と朝の別世界を味わう川越歩き
梅の里ならではの恵みを求めハイキング気分で越生を楽しむ
ムーミン好きが歩くメッツァとムーミンバレーパーク
日向山の山歩きと花と果物、横瀬町の恵みを満喫する1日
駅から5分で登山口、横瀬二子山でハイグレードな日帰り登山
金鑚神社、御嶽山をめぐり三波石峡の絶景に出会う





埼玉県の3分の2は関東平野。

平野部には平野部の良いところもあるけど、“絶景”という言葉のイメージからは、少し遠いような気がする。

やがて平野部から丘陵地帯が盛り上がり、里山と呼ばれる景観を作り上げる。300mほどの丘陵地帯は、やがて1000m前後の奥武蔵山地に立ち上がり、さらに2000mにとどく奥秩父の大山塊へとつながっていく。奥秩父に手を出せば、もはや散策ではなく、登山と呼ぶべきものになってしまう。奥武蔵でも十分登山だけどね。

私が住む東松山は、ちょうど埼玉県のへそみたいなところ。関東平野の端くれではあるが、家から西へ向けては丘陵地帯への登り坂となる。丘陵地帯に近すぎて景色は見えないが、逆に、少し東に向かえば、丘陵部から遠ざかることで景色が広がる。東の筑波山から、北には日光連山、赤城山、榛名山、浅間山、目を西に向ければ、丘陵地帯のその先に笠山で奥武蔵が立ち上がってずっと南西に向かって日和田山までそれが続く。さらにその奥には長沢背稜が少し高い波のように重なり、そこからは奥多摩の山々が、それに代わって続いていく。そしてその奥には、富士山が頭を見せている。

そんなところだから、丘陵地帯の開けたところまで行けば、“絶景”と言ってもいい景色が始まる。いったん絶景が始まれば、歩いて開けたところまで行けば、絶景が連続するばかりとなる。

もちろんそれは、長野県のアルプスと呼ばれる山々や、八ヶ岳などの“絶景”には及ばないが、手軽に広範囲の“絶景”に触れられるという意味では、私は良いところに住んでいると思っている。

ただ、東京に近くて便利な分だけ、埼玉県の丘陵地帯から西側は、医療の面で脆弱なんだ。大きな病院もあるにはあるが、東京の医療に頼る人も多い。丘陵地帯から西側の自治体は、この武漢発の感染症が流行すると、こぞって「観光目的の訪問を控えて欲しい」と発表し、観光駐車場も軒並み閉じられた。

年寄りばっかりで、頼れる病院が少ないんじゃ仕方がないよね。

そんな埼玉も、ようやく宣言解除。しばらくは、この本で紹介されているあたりを連れ合いと歩いて、その合間合間に、私は私の行きたい山に登ろう。そのうち、県境を越えられるようになったら、日光とか、尾瀬とかね。連れて行こう。

明日はカラッとした晴天という予報。とりあえず、この本には乗ってない絶景に、連れ合いを案内してやろう。・・・そう、いくらでもあるんだよ、そういうところ。




テーマ : 読んだ本
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1)慰安婦「被害者が最も重要だ」と言っていたのに  2)湖北省で無症状感染者、感染者に数えられず

chosun Online

【社説】「被害者が最も重要だ」と言っていたのに追い込まれるや「土着倭寇」とあざ笑い

慰安婦被害者・李容洙(イ・ヨンス)さんが、慰安婦被害者支援市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)前理事長であり、与党・共に民主党の尹美香(ユン・ミヒャン)当選人の捜査と処罰を促したことについて、同党は「捜査を見て立場を決めたい」と言った。青瓦台は「我々が言及する事項ではない」と言った。与党支持者たちは李容洙さんの暴露で尹美香氏と正義連をめぐるさまざまな疑惑が相次ぐと、「土着倭寇(わこう)だ」などと連日、李さんのことを冷笑している。与党の御用放送は「会見文を李さんが書いていないのは明らかだ」と言った。当初は「認知症で精神状態が異常だ」と言っていたが、今や「操縦されている」というのだ。与党支持者たちは、野党議員が記者会見場にいたとしてこれを拡散したが、後にフェイクニュースであることが確認された。市民団体出身者は「李容洙さんが『尹美香国会議員』に拒否感を見せているのが納得できない」と言った。

現政権とその支持者たちは、李容洙さんら慰安婦被害者を最も積極的に担ぎ上げてきた人々だ。「被害者が最も重要だ」と声を上げてきた人々だ。これらの人々は慰安婦被害者たちを前面に押し出し、前政権を「積弊」で追い込み、反日竹槍(たけやり)歌を歌った。文在寅(ムン・ジェイン)大統領はトランプ米大統領との国賓晩さん会に李容洙さんを招待し、慰安婦被害者の催しがある時は車椅子に座った李さんの手を握って移動した。与党議員たちは李容洙さんを描いた映画を見て「ポロポロ泣いた」と言った。ところが、まさにその慰安婦被害者が「30年間だまされた」と真実を明らかにすると、与党関係者たちは顔色を変えて李容洙さんを「親日派」と攻撃し、青瓦台は「国政とは関係がないのに、青瓦台を巻き込むな」と言っている。

これらの人々にとって、李容洙さんのような慰安婦被害者たちは「名分」であり、「利用対象」に過ぎない。最初から重要なのは尹美香氏や正義連といった「味方」だけなのだ。韓国女性団体連合が正義連疑惑については擁護声明ばかり3回も出しながら、仏教団体が運営する慰安婦被害者生活施設「ナヌムの家」関連疑惑は批判するのも、(前者は)味方だからだ。これらの不正を告白すれば、誰でも「親日派」「土着倭寇」になる。



大紀元

湖北省で無症状感染者が増加 感染者として集計されず

中国北京で5月21日から両会(全国人民代表大会と全国人民政治協商会議)が開幕して以降、湖北省で中共ウイルス(新型コロナウイルス)の無症状感染者が増加していることがわかった。中国当局は無症状感染者を、感染者としてカウントしていない。

湖北省衛生健康委員会は同ウェブサイトで毎日、省内の感染情報を発表している。これによると、5月1~20日まで、省内新規感染者がゼロになったに対して、新規無症状感染者は1日当たり平均13件が報告された。最多は5月20日の28人。最少は5月6日と12日、それぞれ6人。

全国人民政治協商会議が開幕した5月21日、省内の新規無症状感染者が35人となり、隔離病院で医学観察を受けている無症状感染者は284人だという。

また、全国人民代表大会(全人代)が始まった5月22日の新規無症状感染者は25人、23日30人、24日38人、25日26人、26日に22人とそれぞれ報告された。隔離医学観察を受けている無症状感染者数は、22日が295人、23日298人、24日326人、25日334人と26日が332人。

湖北省衛生当局は、感染経路や新規無症状感染者の詳細を公表していない。

中国版ツイッター「微博」では、ユーザーらは新規無症状感染者の増加について懸念を示した。

「感染源はどこだ?」や「どうやって感染したのか?」、「無症状感染者がますます多くなっている。いつ感染拡大を抑制できるかがわからないね」などのコメントが多かった。

一方、中国メディア「澎湃新聞」5月25日付によると、湖北省武漢市衛生当局、武漢市衛生健康委員会の発表では、5月15~24日までに、同市では新規無症状感染者218人、感染確認症例1件となった。武漢市は5月15日から、市民全員を対象に10日間の核酸増幅検査(NAT)を実施している。

インターネット上では、中国当局と地方政府が依然として感染情報を隠ぺいしているとの批判が上がっている。ツイッターのユーザーはこのほど、武漢市内にある武漢大学や武漢理工大学、華中科技大学の学生がNAT検査で陽性になったにもかかわらず、国家衛生健康委員会が公開しなかったと投稿した。

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『まずはこれを食べて』 原田ひ香

緊急事態でステイホームが続き、解除にはなったものの、地元自治体の「しばらく来ないで」って言うお願いが解除にならない。

遊びに行くのに公共交通機関を使って“密”を作るわけにも行かない。私は平日登山なんだから、問題は少ないが、働いてる人に悪い気がする。だから、車で行きたいところなんだけど、自治体が駐車場を閉じている。どうも、5月中は無理なようだ。

そんなわけで、連れ合いと二人の生活が、変化もなく続く。仕事を辞めてから、朝と昼の食事は、私が担当することになった。「今日は何にしよう」と考えるのが主婦の負担の一つと聞くが、私は何が負担なのか分からない。あれも作りたいし、これも作りたい。

今、スーパーが混んでいる。対応で誠実さが分かる。ロピアという独特の商法のスーパーによく通ったが、4月になってスーパーの“密”が問題になって、他店が対応策を打ち出しているのに、さらに集客を呼びかけた。その直前に行ったとき、見事に“3密”な上、レジの行列が30分を超えた。以来、一度も行ってない。

午後1時~2時くらいの時間がいいらしい。もっとも客足が遠ざかる時間帯のようで、それを教えてくれるスーパーもある。その時間帯に農産物直売所に行って、大根を買ってきた。立派な葉っぱのついた大根で、とりあえず湯がいておいた。だけど、あんまり立派すぎて、なかなか減らない。

今朝、刻んで油炒めにしてご飯に混ぜて食べたが、それも残ってしまった。というわけで、今日のお昼は大根葉の油炒めのおにぎり。油炒めのさらに細かく刻んで、天かすを混ぜようと冷蔵庫を開けると、ちょっとだけ使った永谷園のお茶漬けがある。えい、こいつも混ぜてしまえ。それに、鰯のつみれ汁。つみれは出来合いのもの。充実したお昼であった。

表紙だけで購入してしまった。

目玉焼きをご飯にのっけて、しょうゆを垂らしてある。「私なら、もうひと加減、目玉に火を入れたいところだ。まったく!」などと購入してしまった。もう、料理の本だろう。レシピ本だろうと疑いもせず、ペラペラページをめくって、ビックリ。料理に関係するものではあったけど、レシピぼんじゃない。料理エッセイ?・・・エッセイでもない。目次を見ると、第一話から第六話、さらにはエピローグ?

どうやら、小説のようだ。一貫した物語をもった短編集だな。・・・まてよ、作者は?“原田ひ香”さん?

原田ひ香さんの本は読んでた。しかも、ほぼ半年前の昨年12月3日に、ブログで紹介してた。




双葉社  ¥ 1,540

家政婦の筧みのりは、無愛想ではあるが、いつも心がほっとする料理を作ってくれる
第一話 その魔女はリンゴとともにやってきた
第二話 ポパイじゃなくてもおいしいスープ
第三話 石田三成が昆布茶を淹れたら
第四話 涙の後でラーメンを食べたものでなければ
第五話 目玉焼きはソースか醤油か
第六話 筧みのりの午餐会
エピローグ 


ったく、このブログは本の紹介を通していろいろな思うところを書かせてもらってるのに、私は誰が書いたかってことに、本当に無頓着。まったく、お恥ずかしい。

原田ひ香さんの本で前に読んだのは、『ランチ酒 おかわり日和』という本だった。主人公の女性の生き方に共感できない部分があって、全体として心を動かされるには至らなかった。

それにしても、その『ランチ酒 おかわり日和』とこの本は、一貫した物語をもった短編集という意味で、作りが一緒。それからもう一つ、前は“深夜、依頼人の家に赴いて一緒に過ごす「見守り屋」”という奇妙な職業だった。仕事が仕事だけに、客にも癖があって、癖のある客との関わりで、主人公も影響を受けていくという設定がおもしろかった。

今回は職業自体は奇異というわけではないが、学生時代の友人たちが一緒に起業して、30歳になろうというところで、半ば成功を手にしつつあるという設定である。今回も、仕事が一つのテーマになっている。そして、年齢から行っても、もう一つの隠された事情から言っても、彼らは明らかに微妙なところに来ているんだな。そこに、会社専属の、一人の家政婦がやってくる。

家政婦の作る料理は、学生時代の友人たちが一緒に起業して、30歳になろうというところで、半ば成功を手にしつつあるという微妙なところに来ている若者たちの、微妙な部分に触れていく。そして、少しずつわだかまりを解かしていく。

第一話から第四話までは、そのまま短編として読める物語になっている。第五話で、突然、それまで若者たちのわだかまりを解かす存在であった家政婦の話しにつながっていく。

それが若者たちの抱く、隠されたもう一つの事情と絡み合って、終章に進む。そこで、若者たちは決心する。過去の自分を乗り越えようと。

大事にしている大学時代の思い出が、私にもある。そのまま友人たちで起業して・・・、なんて言うことになっていたらどうだったろう。うまく行くことはなかったろうな。個性が強烈すぎて。青春の尻尾って、オタマジャクシじゃないけど、早く切った方がいい。

そうだ。そのころから一人だけ、今も一緒に暮らしている人はいるんだ。



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1)177議席確保の韓国与党、口を開けば「過去の歴史を再調査」 2)香港統制強化なら制裁 「金融センターの地位失う」

choson Online

韓国与党・共に民主党が5・18民主化運動、韓明淑(ハン・ミョンスク)元首相の違法政治資金事件に続き、33年前に起こった大韓航空(KAL)858機爆破事件も再調査せよと主張している。野党などは「歴代最多の議席(177)を持ったことで、過去の歴史を全てひっくり返すということか」との声が出ている。

共に民主党の薛勲(ソル・フン)最高委員は25日にあるラジオ番組に出演し、1987年に起こったKAL858機爆破事件について「(2007年当時の調査で)真相解明が不十分な点があまりにも多い。調査結果を再検証しなければならない」と述べた。この事件は発生から1カ月で金賢姫(キム・ヒョンヒ)氏ら北朝鮮工作員が身柄を拘束され、北朝鮮が起こした爆弾テロとの結論がすでに出ている。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時の07年「国家情報院過去事件真実究明を通じた発展委員会」と「真実・和解に向けた過去史整理委員会」のどちらも同じ結論を出した。これについて薛委員は「全斗煥(チョン・ドゥファン)・盧泰愚(ノ・テウ)政権の余力がまだ残っていたので、(その影響力が)作用したとみている」と述べた。先日ミャンマー・アンダマンの海底でKAL858の胴体と推定される物体が発見され、韓国政府がミャンマー政府と調査に向けた協議を行っている中、与党の最高委員が「北朝鮮の犯行ではない可能性がある」という趣旨の主張を始めたのだ。

同党の朴範界(パク・ポムゲ)議員もこの日のラジオ番組で韓明淑(ハン・ミョンスク)元首相を巡る事件に言及し「ハン・マンホ備忘録は当時、国民の関心が向かなかったので改めて検証すべきだ」と述べた。さらに同党の李寿珍(イ・スジン)当選人(銅雀乙選挙区)は「歴史を正すために親日派の墓を顕忠院で破墓(墓を掘り出すこと)すべきだ」として「親日派破墓法」を制定する考えを示した。

最大野党・未来統合党からは「与党はこのままだと壬辰(じんしん)倭乱(文禄・慶長の役)も再調査すると言いだすだろう」との声が出ている。未来統合党のファン・ギュファン副スポークスマンは「自分たちの気に入らない結果については疑惑や陰謀があるかのように国民を欺瞞(ぎまん)している」と指摘した。

jiji.com

オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は24日、NBCテレビに出演し、香港の統制強化を定めた「国家安全法」が成立すれば、中国に制裁を科す可能性を示唆した。その上で「香港がアジアの金融センターとしてとどまると考えるのは難しい」と警告した。

香港問題が米中対立の新たな火種に浮上している。オブライエン氏は、昨年11月に成立した「香港人権・民主主義法」に基づく制裁を示唆した格好だ。

同法は「一国二制度」に基づく香港の「高度な自治」が機能しているかどうか検証する年次報告書の提出を国務省に義務付けている。米国が香港に認めてきた関税などの優遇措置の是非を判断するほか、人権侵害に関わった中国当局者への制裁も可能にした。

《「G7は香港の自由のために立ち向かえ」香港最後の総督が英紙に寄稿 産経新聞》

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『蛍の唄』 早乙女勝元

もとは、早乙女勝元さんの書いた『戦争と青春』という小説だそうだ。

それを、同じ名前で早乙女さん自身か脚本化して、1991年に映画化したんだそうだ。文庫になったのは、ずいぶん遅れて、2016年のことだという。

物語の舞台は、戦後45年目の下町ということになる。高校2年生の花房ゆかりは夏休みの課題、《身近な人たちの戦争体験》をまとめるために奔走していた。彼女が取り組んだのは、今は認知症の進行しつつある伯母の、東京大空襲の時の体験を調べること。もっぱら取材の対象は、その時一緒に行動していた伯母の弟であるゆかりの父になるが、なぜか父は、それを語りたがらない。

思い過去が隠されていたわけだな。映画化に当たっては、工藤夕貴が現代っ子のゆかりと若き日の伯母花房咲子の二役を務めたそうだ。さぞ可愛らしかったことだろう。

戦後45年目といえば1990年、私は30歳で歴史の教員、高校生に同じような課題を出す立場にあった。伯母の咲子さんは65歳か。・・・実は、私の連れ合いの両親は、義父も義母も、あの3月10日を逃げ惑い、生き残った人だった。物語の中の咲子さんよりも義父は2歳、義母は1歳下と言うだけの同年配だった。

義父は何度か話をしてくれた。橋を渡って逃げようとすると、人に死体が山のようになってるんだって。それを踏んづけて、手でかい分けて進んだって。だけど火に巻かれて、もうダメかというところで、清澄庭園の池に飛び込んで難を逃れたって。

義母は最後まで話してくれなかった。何度目か、聞いたとき、「歴史の先生だから話してやりたいけど、思い出そうとしただけで、あの時の匂いが、本当に鼻の奥に残っているようで、気持ち悪くて立っていられなくなるの。ごめんなさいね」と言われた。

焼夷弾の油の匂い、火事の匂い、なにより人が焼けていく匂い。・・・それきり、義母に聞くのはあきらめた。

そうだ。1990年なら、終戦前に人格形成を終えていた人たちも、まだ生きてたんだ。今は2020年、あれからさらに30年も経ってしまった。1990年ですら、「昔むかしその昔」、「大昔のことだよ、時代モノ」、「時代モノと言ったら、まるでチョンまげよ」とゆかりの友人たちが言っている。ゆかりはじめ、その友人たちも、取材を進めるうちに、それが“今”を生きている人の人生の一コマであったことに気づいていく。

今はどうだろう。義父も、義母も、もう何年も前に亡くなった。




『蛍の唄』    早乙女勝元


新潮文庫  ¥ 時価

昭和20年3月10日、炎の中で何があったのか。思い過去を背負い続けた父は
第一章 蛍こいの唄
第二章 勇太の回想
第三章 謎は火中にあり
第四章 三月十日のこと(勇太の手記)
第五章 チマ・チョゴリの人


30年近く前に書かれたものだけど、この文庫版に早乙女勝元さんが“あとがき”をつけたのは2015年11月。

《「いつか来た道」と重なるこんにちの不穏な状況》とは、いったい何をさして言っていることであるのか。

早乙女さんが書いたこの物語は、いくつもの対照が行なわれて物語が進行していく。いくつもの対照が行なわれて、二つに分けられていく。早乙女さんたちの側と、そうではない側。

幼いときに小児麻痺を患い右足が不自由になった末ちゃんのお母さんと、隣組長の黒川金次。

戦闘帽を目深にかぶって身体の弱い子どもをなじる教師と、負けるが勝ちと励ましてくれる温和な教師。

微笑ましい姉とその思う人の様子と、姉と歩いていた兄をわけも聞かずに殴った上官。

兄の戦死の弔問に、戦死は名誉という隣組長と、親身になってやりとりを交わす姉の思い人。

女は人間としての権利がゼロ日かかった昔と、今。

夕張炭鉱と朝鮮人徴用工。

小林多喜二と特高。

憲兵隊と非国民。

天皇制軍国主義と、中国人。

日本と、日本の植民地だった朝鮮。

朝鮮人を半島人と呼んで差別する戦時中の日本人と、チマチョゴリを着て歩く在日の娘たちに見とれてしまった現代に生きているゆかり。

人にはそれぞれ、複雑な事情ってものがあるから、そうきれいに分けちゃうと、物語が嘘っぽくなる。分けたくなるけど、本当は分けられない。そこに物語が生まれる。・・・はずなんだけどなぁ。

ゆかりの父、伯母の咲子と3月10日を逃げまわった父は、“暗黒の時代”と言い切る。早乙女さんは12歳で東京大空襲に遭ってるけど、12歳までの早乙女さんは、やはり同じように“暗黒の12年間”を過ごしたのか。

東京大空襲を題材にしながら、早乙女さんが攻めるのは、米軍だったり、カーチス・ルメイだったりするわけではなく、その矛先はひたすら“天皇制軍国主義”とやらに向けられている。

「一般市民への無差別爆撃は、日中戦争の初期に日本軍が先にやっているということも忘れちゃいけないことなんだね。すべて天皇制軍国主義の責任だが、たとえば中国の重慶なんていう町は、日本軍により200回以上も爆撃されて、散々な目に遭っている」と、東京大空襲という民間人大量虐殺という世紀の戦争犯罪を、重慶爆撃を持ち出して相対化してしまっている。

だいたい重慶の責任なら、日本よりも蒋介石に取らせるべき問題だ。それに、ここで持ち出すなら、銃後を直接攻撃するというやり方はアメリカがインディアンを絶滅させたときに使った手であったことの方がふさわしい。

戦後75年、この物語からでも30年近く、早乙女勝元さんの中では何も変わってないのかな。・・・それが不思議。




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香港で「テロリズム」拡大、国家安全法は必要

REUTRES

香港の治安部門トップである李家超(ジョン・リー)保安局長は、中国による国家安全法導入計画を巡り香港で抗議デモが起きたことを受け、香港内で「テロリズム」が拡大しているとの認識を示した。

香港では24日、中国の香港国家安全法制定に抗議するデモが行われ、警察は数千人規模のデモ隊を解散させるため、催涙ガスや放水砲を使用。180人以上を拘束した。

李局長は声明文で「香港でテロリズムが拡大しており、国家安全保障を損なう『香港独立』といった活動が一段とはびこっている」と指摘。「ほんの数カ月で、香港は世界で最も安全な都市の1つから暴力の影に包まれた都市へと変わってしまった」とし、国家安全法は香港の繁栄と安定を守るために必要だと付け加えた。

香港の警察トップ、クリス・タン警務処長は国家安全法について、「『香港の独立』勢力と戦い、社会秩序を取り戻すのに役立つ。警察は全面的に支持する」と語った。

中国国歌への侮辱行為に罰則を科す国歌条例案が立法会(議会)で審議される27日には、再び抗議デモが行われるとみられている。

香港政府の陳茂波(ポール・チャン)財政官は自身のブログで、国家安全法「そのもの」ではなく、「誤解」が投資家の信頼感に影響を与えると強調。「中央政府はすでに、国家安全法は国家の安全保障を脅かす疑いのある少数の人々を標的にしており、一般市民の権利には影響を与えないと言明している」と指摘した。

一方、米国、オーストラリア、英国、カナダなどの国々は相次いで国家安全法への懸念を表明した。

台湾の蔡英文総統は24日、フェイスブックに投稿し、台湾は香港の人々に「必要な援助」を提供すると述べた。中国の法案は香港の自由と司法の独立に対する重大な脅威だと指摘し、自由と民主主義を求める香港市民の願いに銃弾や抑圧で対応すべきではないと非難した。


相手をテロリストと決めつけるのは、弾圧を考えてるやつの常套手段だからな。背景に、天安門事件で国民を殺すことをためらわなかった中国共産党がいるからな。心配だな。世界からの目を、香港から離さないことだな。

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『「日帰り登山」を楽しむ本』 今泉忠明

ああ、山、行きてー!

ずいぶん、山に登ってないような気がするな。連休前から、奥武蔵から秩父の山を抱える自治体のほとんどが、「しばらく来ないでね」って言うもんだから、仕方がないよね。埼玉県北部なんかほとんど群馬なんだから、群馬で受け入れてくれないかな。

ずいぶん前の本、2009年の本だ。だけど、いい本だよ。なにしろ、今泉忠明先生の本だからね。

今泉先生は、動物学者だよね。この本の“はじめに”にも、そんな自己紹介が書かれていて、それを読んで思いだした。もともと私は、それが誰が書いた本かってことに、本当に無頓着なので、この本を手にして先生の名前を見ても気づかなかった。


いずれも、今泉先生が書いたか、監修で関わっている本。

先生は、動物を追い回して、山を歩き回ったんだな。生態や行動を調査したり、観察したりすることが先生の本業だからね。そんな仕事で訪れたのは、北は利尻山や大雪山に日高山地から、早池峰山、富士山、南は西表島の御座岳などを調査して回ったんだそうだ。

だけど、動物を追いかけてのことだから、道が無いよね。あっても、けもの道。夜行性の動物を見るためには、当然、夜の森。道の無い夜の森を歩くのか。

イリオモテヤマネコの調査をした若い頃は、5万図しかなかったんだそうだ。5万図の3km四方に100m間隔で直線を引き、ヤマネコの痕跡を探しつつ、森の中を直進するんだそうだ。森を直進するってのは、難しいし、恐ろしい。地図を見たって、何が待ってるか、実際のところは行ってみないと分からないからね。

こういう体験が背景にあるから、今泉さんの本はおもしろいんだな。



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中高年からでも気軽に始められる低山を中心に、山歩きの醍醐味をレクチャー
プロローグ 日帰り登山のすすめ
第1章 日帰り登山の魅力
第2章 日帰り登山のプランニング
第3章 山歩きのテクニック
第4章 知っておきたい山の天気
第5章 低山の四季と自然
第6章 雪山物語、アニマル・トラッキング
第7章 日帰り登山の安全対策
第8章 日帰り登山の楽しい記録


日帰り登山と言ったって、どこから登山を開始するのかによって、ずいぶんと違う登山になる。

富士宮ルートなら、5合目は2400m。3776mの山頂までの標高差は1376m。空気が薄くなるけど、まあ、このくらいなら、ごく当たり前に、いつもの日帰り登山で歩いている。標高だけ考えても、2500mを越える場所に行くなら、やっぱり泊を伴う登山を考えた方がいいでしょうけどね。

いずれにせよ、一口に日帰り登山と言っても、ケースに応じて、いろいろな装備とか、体力とか、経験とか、知識が必要になる。

もし、これから日帰り登山を始めようかという中高年の方がこの本を手にしているとしたら、怖がらずに、人がたくさん歩いている高尾山でも、御岳山でも、歩いてくるといい。不安に感じたら、すぐ下りちゃえばいいんだから。

第1章の《日帰り登山の魅力》、第2章の《日帰り登山のプランニング》、第3章の《山歩きのテクニック》あたりは、山の中を歩いてくることで、段違いに実践的に読むことが出来る。

私は、第4章の《知っておきたい山の天気》に一番惹かれた。いや、それを読むために、この本を買ったと言ってもいい。観天望気を磨きたい。夕焼けは晴れ、朝焼けは雨とかね。レンズ雲が出たら山を下りろとかね。

ニュース番組を見ていると、気象予報士という身分の方々が、今日の天気を、明日の天気を教えてくれる。あれに疑問を持っている。以前と違い、詳細な天気図を元に、それ故に、このあとの天気は、このように変化すると解説するのが天気予報ではないのか。

スーパーコンピューターがはじき出した答えを読み上げるだけなら、気象予報士はいらない。先日、予報にはなかった雨に、「私も濡れてしまいました」と言ってた恥知らずな気象予報士がいた。

高校の、それも高校1年の時は、ほぼ毎日天気図を書かされた。最初は宿題として家に持ち帰って、仕上げて翌日先輩に提出。もちろん山に行ったときも。3年になると、その天気図で翌日の天気を予報し、行動を決めた。痛い目に遭ったこともいくらでもある。だから、天気予報の精度が上がったことはとてもうれしい。だけど、スパコンまかせって言うのは、いかがなものかと思うな。

そこに、天気図を見て自分の判断を加えて、さらには観天望気。必死の思いで翌日の天気を推しはかった先人の知恵は、きっと元代の天気予報の強みにもなる。

若い頃は、翌山をほっつき歩いていた頃は、晴れた日に雨の匂いを感じることがあった。・・・そして最後は、勘だよね。




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香港"民主の女神"アグネス・チョウさん「国家安全法は危険」中国全人代で審議

BUSINESS INSIDER

香港が再び大きく揺れている。中国で、日本の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)が5月22日、北京の人民大会堂で開幕した。その前日21日に、香港において国家を分裂させる活動、治安を破壊する行為などから国家安全の維持に関する法制度「香港版国家安全法」が議題に上がると公表され、22日から草案が審議入りしている。

香港のメディア、民主派議員、民主活動家から危惧や大きな反発が出ている。民主活動家で”民主の女神”として知られるアグネス・チョウ(周庭)さんは、Business Insider Japanの取材に対し、危機を強く訴えた。

1国2制度はもはや1国1制度に

政治団体「香港衆志(デモシスト)」のメンバーとして活動するアグネスさんは、今回の中国の動きの問題についてこう説明する。

「もともと香港と中国の関係において『1国2制度』があります。香港の法律は、本来、香港政府が提案して、香港の立法会(議会)で議論されるというプロセスがある。しかし今回、中国政府は全人代が香港基本法(※)に与えた権力を乱用して、直接立法することになりました。今回の国家安全法のプロセスに関して、完全な『1国2制度』の破壊、無視だと思っています」

(※正式名称は、中国人民共和国香港特別行政区基本法。1990年の全人代で成立し、1997年の英国から返還後において、香港の高度な自治を認めた「香港の憲法」のようなもの)


1国2制度を認められている香港では、原則、中国の法律は適用されない。しかし、香港基本法の18条の中にある例外規定を利用して、中国が香港の立法会を通さず、香港基本法に国家安全法を組み込むという。

今回の国家安全法の問題だけではなく、これから、中国政府が香港について気に入らないことがあれば、また同じ手段で中国から直接、香港の法律を作ることが出来ます。また、国家安全法は明らかに、香港が持つ民間社会や国際社会との繋がりの阻止を狙った法律だと思っています。そして、香港人の基本的な人権、自由への侵害です」


5月22日朝に発表された国家安全法に関する中身に、外国の政治性のある組織が香港で活動することを禁止する、香港の政治性のある組織や団体と外国の組織が連携をとることを禁止する、といった内容がある。

「(公表された草案には)また、国家安全法の執行機関を設立することができることも説明しています。これもとても危ないです。もう香港政府というものがいらないということ。中国が気に入らないことがあれば、直接香港で機関を設立して、直接処理する。香港が普通に中国の一部になってしまう。私は香港が『1国2制度から1国1.5制度になってしまった』と過去に発言してきましたが、今はそのレベルではない。完全に『1国1制度』ですね 。香港人、香港社会にとって、経済的にも政治的にも破壊力がとても高い法案です」

天安門事件追悼集会は新型コロナ理由に実質禁止に

アグネスさんによると、この数年、特に抗議デモが活発だった2019年から、香港社会と国際社会の連携が増えているという。

アグネスさんの所属団体デモシストは、国際社会との連携が強い団体の一つということもあり、国家安全法によって、例えば「国家の転覆、分裂を図っている」とデモシストの活動を禁止される可能性がある。

だが、香港政府による締め付けは厳しい。新型コロナウイルス感染症対策で9人以上の集会を禁ずる臨時規定が定められていたが、その期限は5月21日までだった。しかし、6月4日まで延長された。

6月4日は天安門事件があった日であり、香港では毎年追悼集会が行われる。つまり追悼集会も禁止ということになる。香港は4月中旬以降、新しい感染者数は1日あたり2桁を超える日はなく、0人の日も多い。

「香港政府は明らかに、コロナという言い訳を利用して集会や抗議活動を阻止している。延長した日が6月4日までという、(香港人なら)誰でもわかるような日まで延びました。おかしくないですか。

ただ、去年の運動でもそうでしたが、重要な日は6月4日だけではなく、6月9日、12日、16日とありますし、(昨年、主催者発表200万人超の大規模デモが発生した)7月1日も重要です。

その先にもあります。7月1日の状況はまだ分からないけど、多分コロナが収束しようがしまいが、警察はデモ活動を認めないでしょう。香港人は怖がらずに戦います」


日本では全く報道されていなかったが、新型コロナウイルスの感染が香港に及んでいた1月から3月にかけてはデモや抗議活動は目立たなかったが、感染が収束し始めた4月頃から、再び激化している。

香港に迫る危機は現実世界だけではない。インターネットに対する締め付けも考えられる。

中国ではYouTube、Instagram、Google、Twitter、Facebookといった世界的なサービスが軒並みアクセスできない。一方、香港では現時点ではそれらが全て接続できる。また、中国ではインターネット上での投稿、特に国家や地方自治体など政府への批判の内容をすると強制削除されたり、投稿者が突然行方不明になることもある。

中国の武漢市で、状況が酷かった1月から2月上旬、ある中国人の市民記者が現地に乗り込み、ロックダウンされた街の様子や、入院患者であふれる病院の様子を動画に収め、頻繁にSNSで投稿していた。

しかし、突如投稿が止まり。その後、友人や家族と思われる人物が、「行方不明になっている、助け出して欲しい」と訴え続けている。香港でも同様の状況が起こる可能性はあり得る。
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「確かに、インターネットでの言論の自由はとても大事です。ただ、香港でもすでにインターネットへの制限や監視というものがありました。昨年だけではなく、この数年間、インターネットで中国や香港政府に批判的な投稿をした人たちが、逮捕されることが多かった。

(国家安全法が成立すると)これからは、実際にデモに参加してなかったのに、インターネット上で、ちょっと政府を批判する発言を投稿するだけで、逮捕される可能性があると思います」

香港のデモ活動において、匿名性が高いとされるメッセージアプリ「Telegram」がデモ参加者達の情報共有ツールになっている。それくらいインターネットにおける監視に敏感になっているともいえる。

アグネスさんは日本語が流暢で、日本にも旅行やイベントや講演会の参加など、定期的に訪れていた。しかし、2019年8月に、無許可の集会に参加した容疑で逮捕、起訴され、すぐに保釈されたものの、香港の裁判所から出国禁止を言い渡されている状態だ。

アグネスさんは「ただ、新型コロナの影響で、香港から日本に誰も旅行に行けない状況です。でも、保釈の身なので、コロナが終わっても日本には行けないです」と苦笑しつつ、日本からの関心や応援を願った。

「いま日本では恐らく、ニュースを見てもコロナに関するものが多いと思います。今年に入って、香港に関するニュースは少ないかもしれません。しかし、香港人の戦いが終わっていないことを伝えたい。香港人たちは全く諦めてませんし、運動はまだ終わっていません。私たちの目標、本当の民主主義にはまだ遠いです。

国家安全法や、来週可決されるかもしれない国歌法(中国国歌への侮辱を禁じた内容)のような悪法、弾圧もさらに増えるかもしれません。それでも日本人の皆さんには、引き続き、見守って頂き、応援して頂きたい」

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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