めんどくせぇことばかり

『あのくたらさんみゃくさんぼだい!』 堀尾清一

なんせ、題名が『阿耨多羅三藐三菩提』ですからね。皆さんおなじみ、レインボーマンだもんね。

子供のころから、なにかと仏事の多い家なもんだから、それこそ、「門前の小僧習わぬ経を読む」ってところで、般若心経を覚えてしまった。仏様の下の引き出しが、私たち三人兄弟にあてがわれたたんだけど、ビー玉やパース(メンコのこと)に交じって、金仙寺がその都度持ってくる“心のともしび”っていう般若心経の冊子が何冊も押し込まれてた。たしか裏側は、“白隠禅師坐禅和讃”だったような気がする。

あれ、題名は『あのくたらさんみゃくさんぼだい』の間違いでした。平仮名ね。なんとなく気になって買ったけど、読み始めてみたら思っていた内容と違うので、放置しておいたものです。平仮名であることもあり、仏教の教えを易しく解説したものかなと思ったんですね。実際には、現実の生活の中で抱えたいろいろな問題を、自分がどう乗り越えてきたか、乗り越えようとしているか。そんな経験が、語られているものです。主催は、“在家仏教こころの会”。そこの機関紙、『大きな乗りもの』に、会員たちから送られた経験談が掲載されたものだそうです。

なお、一巻、二巻、同時に紹介してますが、実は読んだのは、一巻だけです。二巻が出てるみたいなんで、ネットで注文しようと思ったら、“時価”になってました。内容はさほど違うものでもないようなので、一緒に紹介します。



在家仏教こころの会  ¥ 時価

宗教ににかかわる団体の本 でも、怖がるようなものじゃありません

第一巻
お釈迦さまからのメッセージ
第一章  夫婦・・・妻の場合
第二章  夫婦・・・夫の場合
第三章  親子・・・親の場合
第四章  親子・・・子の場合
第五章  震災
第六章  自分と向き合う
第二巻
おまじない
第一章  あっ、そうか!・・・気づく
第二章  こころがほどけた・・・聞く、語る
第三章  やってみるか・・・行い
第四章  ありがとう・・・伝える
第五章  こころ穏やかに・・・幸せ

自分にもそれなりに苦しい時期があったから、この本を読んで、腑に落ちるところはいくつもありましたよ。やはり、妻とのこと、子供とのこと、近しい家族とのことが多いですね。自分の親とのことは、完全に昇華してしまった。もう、あっちの世界に行っちゃったしね。

私が苦しかったのは、どこからどこまでとは言えないけど、股関節症で山をやめたことが関係してた。心の中に、やっぱり鬼を住まわせてしまったな。いつもいつもじゃないんだけど、どこかで心が弱くなると、そいつが顔を出すんだ。そういう時は家族と一緒にいても、いや、一緒にいるからこそ苦しかった。

鬼を追い出すことができたのは、股関節症が進行して、ときどき、妻に支えられるようになってからだな。病気の進行が、自分自身を見つめなおすことにつながった。素直に、妻に頼れるようになった。決定的だったのは、妻から杖を進められて「お前、杖して歩けるかよ」って言ったとき、いとも簡単に、「歩けるよ」と言われた時だな。実際、そのあとウォーキングポールで一緒に歩いたしね。

手術で股関節症は治った。とりあえず、暖かくなったら、平日に休みを取って、筑波山でも一緒に登ろうと思う。
こういうものが、機関紙としてではなく、一般書として発行されることは意義深いですよね。仏教っていうのは、その第一の仕事は、葬式を取り仕切るものではないでしょうからね。

書いてあるのは、いずれも大したことじゃあないんです。大したことじゃあないけど、それでも生きていれば、ちょっとしたことで鬼を住まわせることはあるからね。大したことじゃあないことを読んでみる価値は、けっこう大きいと思うな。

でも、所詮は宗教団体ですから、私がお付き合いするのは、“この本を読む”というところまでです。ここから一歩踏み込むと、何かとめんどくさいからね。
 



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岸田氏、釜山の少女像撤去要求=韓国外相「最大限努力」https://t.co/XvEukwmff8

韓日外相会談 少女像問題は平行線=日本大使帰任も不透明 https://t.co/VzOqm2Gihi
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シンガポール12.3%成長 昨年10~12月改定値 5年ぶり高水準 https://t.co/7dmYrVfBey

米、中国に北朝鮮への圧力強化要請 初の外相会談 https://t.co/WhSEALqgcc

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金正男氏の遺体引き渡し「家族のDNA提供が条件」マレーシア警察 https://t.co/UG6sdWE93g

北朝鮮の金正男暗殺、中国が北朝鮮侵攻&関係断絶で戦争の懸念…中国の逆鱗に触れる https://t.co/Lb0R2rnTrn

日ロ、共同経済活動へ来月初会合 https://t.co/Ch5HdYsk37

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ドイツSPD首相候補シュルツ氏、支持率でメルケル首相上回るhttps://t.co/OzF0VCI8LD

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『春を背負って』 笹本稜平

もとは、2011年の5月に出た本。ずいぶん前の本の紹介ですね。何年か前に、映画になったのは知ってた。松山ケンイチ主演でね。・・・2014年だ。それに合わせて、文庫化されたのか、この本。なにしろ、昨年10月の手術を受ける前までは、山に関するものは、すべてなかったことにしてきたもんですから。

取り戻そうとすると、年を取っていて、体は言うことを聞かない。その間に出たその手の本を読もうとすると、そればっかりになっちゃう。・・・取り戻そうという根性がいけないな。貧乏根性っていうんだよね、そういうの。映画は、いつか見たいな。

表紙の花は、シャクナゲですね。奥秩父はきれいなんだよね。そんなこと言って、奥秩父に入り浸ってた頃は、花の良さなんか分かっちゃいなかったんでけどね。・・・ということで、舞台は奥秩父。小さな山小屋の小屋番が主人公。彼を中心に、山を訪れる人とのかかわりから、人としての生き方そのものに、あせらず、気張らず、無理をせずに触れていく。

山小屋の名前は梓小屋。「甲武信ヶ岳と国師ヶ岳を結ぶ稜線の、ほぼ中間から長野側に少し下った沢の源頭にあります。千曲川支流、梓川の谷の上部に位置するので梓小屋と名付けられました」ということですが、残念ながら実在はしません。あるならすぐに、行ってみたいところだけどね。


『春を背負って』    笹本稜平

文春文庫  ¥ 637

奥秩父の山小屋を舞台に、山を訪れる人々が抱える人生の傷と再生を描く感動の山岳短編小説集
春を背負って
花泥棒
野晒し
小屋仕舞い
疑似好天
荷揚げ日和

高校の時、甲武信の小屋でアルバイトをしてた。高校2年の夏休みだ。山小屋は静かでね。当時、所有者は大滝村の方で、常駐しているのは雇われ小屋番の方だった。朝、飯を食わせてもらったら、甲武信を越えて、梓川沿いに降りて行って、車で運んでもらっておいた荷物を積んで登り返す。歩荷をしてた。お昼までに帰って、ご飯をもらって、昼寝をしてから小屋の仕事をした。

この本では100kgもの荷を運んでいるけど、とてもとても・・・。40kgで、十分つぶれてました。一度、金に目がくらんで50kg越えに挑戦した。途中、梓川沿いにへずっていくところがあって、バランスを取れずに川に落ちた。

ある朝、遠くに悲鳴が聞こえて、甲武信にほど近い三宝山頂方面から黒い煙が上がった。親父さんと一緒に駆けつけると、人が座り込んでいる。あちこち、ひどいやけどしてて、なんでもツェルトから顔だけ出して、固形燃料でお湯を沸かしてたら、火がツェルトに燃え移ったって。可哀そうだった。

ひどいのが両手と首、あと両足首。二人で交代で小屋まで背負ってきて、下に連絡してもらったら、なぜかヘリコプターを呼べなかったんだよね。よく覚えてないけど、大したことなかったのかな。救助の人が下から来るので、行けるところまで下りるということになって、そのお手伝いをした。けっこう大変だった。救助の人に会えた時は、本当にうれしかった。

その数日後、西沢渓谷から、高校の山岳部の仲間が登ってきた。とてもうれしかった。あんまりうれしすぎて、一緒に下りてしまった。そしたら、夏休みの終わりぎりぎりだった。そいつが登ってこなかったら、学校が始まるのを忘れてたかもしれない。・・・それはないか。・・・しかし、翌年も、同じ過ちを犯したしな。

親父さんは、東京農大のバイトの人とか、常連のお客さんとかと、よく一杯やりながら話してたけど、残念ながら、私はまだ子供過ぎた。「そんなこと、高校生の前で話しちゃだめだよ~」とかって言われて、一人ふくれっ面して寝てた。

きっと、中には、この本の中に出てくるような話もあったんだろうな。今の私なら、十分受け止められると思うんだけどな。




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独裁の果てに兄は果つ https://t.co/Lml1Q9OYz9

正男氏5秒でやられた?容疑者の女2人は美女暗殺部隊の可能性https://t.co/jPfHaOnXut  

ミサイル発射「最も強く非難」=日米韓外相、対応主導へ-対北朝鮮https://t.co/QevO1hQ6QA

北朝鮮選手 冬のアジア大会出場で日本に向け出発https://t.co/RLvoHSVAxK

KLで金正男暗殺、背後に北朝鮮の脱中国政策 https://t.co/SSbDmm4DzJ

北朝鮮、火葬を要求 司法解剖反対、証拠隠滅狙いかhttps://t.co/OUTRM7Bc5K

米ロ、関係修復の糸口探る https://t.co/XQGIyl3QRb

ロシア、しぼむ対米関係改善の期待https://t.co/ni90NX9MYp

米露軍トップが会談へ トランプ政権で初https://t.co/abmZ9OmIPQ

米露軍制服組トップが直接会談 ウクライナ危機以降初https://t.co/2DO0TUHidi

南スーダン反政府指導者 首都攻撃も辞さずhttps://t.co/qLH0Gv0o15

南スーダン内戦「壊滅的規模」に、収拾つかない恐れを国連が警告https://t.co/DOE6azDhe1

主要産油国の減産ゲームに飽き始めた市場 https://t.co/paIVZ7hVLj

外国企業に公正な事業環境を、ドイツが外相会談で中国に要請 https://t.co/HC1M2Y8gFP

中国、バブル深刻化を懸念 成長目標引き下げへ 2017年6・5%前後か https://t.co/fnxw7cYE3E

中国、鳥インフル感染拡大 1月だけで79人死亡 https://t.co/4p98RG7lez

共謀罪「自由守れない」=学者ら阻止訴え-東京https://t.co/cHaKQs4TAu

海外 日本の和菓子職人の凄まじい職人技に外国人が驚愕 https://t.co/dXoMDUluhx

サムスントップを拘束 地裁の逮捕状発付受け=韓国特別検察 https://t.co/0gs8OGmHOp

韓日の慰安婦合意「再交渉が必要」 韓国人の70% https://t.co/gFiG2x3Env

イラク首都、車爆弾で52人死亡 https://t.co/0UW7KI9bYz

パキスタン南部で自爆テロ、25人死亡 https://t.co/YCCXoN0Ovm

パキスタン南部で自爆テロ、70人以上死亡https://t.co/YCCXoN0Ovm

パレスチナ側の反発必至 米大統領の2国家共存路線を放棄言及でhttps://t.co/ZnAvIM0pbk 
 
パレスチナ側も諦めムード…「2国家はもう無理」65% イスラエルで広がる「1国家」案
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NATO、国防支出増大へ議論加速 米は関与縮小にも言及https://t.co/7BJZXeHs0U

シリア和平協議、成果なく終了https://t.co/m7MgwYxyEZ

スリランカ内戦で夫を失ったタミル人女性ら、性的搾取の被害者に https://t.co/3SAf8FS3xo

米国からカナダへ、難民が決死の越境 トランプ政権を不安視 https://t.co/ODSLwkjIQw





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『世界大地殻変動でどうなる日本経済』 宮崎正弘・渡邉哲

昨年6月におけるアメリカの失業率は4.9%。日本の昨年12月段階における失業率が3.1%。就業には、常に流動性があるので、日米のこの失業率は、どちらも完全雇用の状態を意味するんだそうです。まあ、日本よりもアメリカの労働者の方が流動性が高いということですね。

いずれにしても、悪い数字ではない。だけど、両国ともに、問題を抱えていないわけじゃない。

日本は、やはり消費税率を8%に上げたことで、“アベノミクスでアクセルを踏みながら急ブレーキをかけたために、スピンした状態”と、この本は面白い表現をしている。本書の両氏は、“いまだにスピン状態”と、先行きもどちらかといえば悲観的に見ておられる様子。でも、失われた20年による委縮は大きいが、そこで生み出されたものが新しい武器にもなっているところがある。

心配なのは、両氏も触れておられるが、経済そのものよりも、戦後知識人、マスコミ、教育界の、いまだに大きな社会への影響力じゃないかな。何をするにしたってそれらの人たちが立ちはだかって、日本社会は身動きが取れない。日本社会の問題の本質は、経済ではなく、経済にまで悪質な影響を与える、それらの存在じゃないかな。

さて、アメリカ。トランプががなり立てるけど、アメリカ経済は悪いようには見えない。「雇用が、雇用が」ってうるさいけど、雇用はある。さっき言ったように、実質完全雇用状態。経済を見ても決して悪くない。パナマ文書問題をきっかけに低所得層の就業率も向上し、賃金も上昇する兆候が表れているという。

問題となるのは、ラテン・アメリカ諸国の経済状態。ちょっと前の資源の高騰で潤った国々が、今、青息吐息。ここでアメリカが利上げをすると、ラテン・アメリカに入っていた資金が引き上げられて、アメリカに還流する。泣きっ面にハチ状態になるのが、本書によれば、ベネズエラ・ブラジルを皮切りに、アルゼンチン・パラグアイ・ウルグアイ・チリ・ボリビア・エクアドル。・・・みんな?

ところが、これらの国の経済状況が悪くなると、アメリカで多いラテン系の移民が、さらに増える。トランプは、メキシコとの国境に壁を作って、金はメキシコから巻き上げるって言ってるけど、そこはもともとアメリカの裏庭じゃん。裏庭とは言っても、地盤のうちでしょ。

経済が好調ってことと裏腹で、アメリカはインフレが進行中。ほとんどバブル状態。アメリカって、ちょっと良くなると、すぐ悪乗りするんだな。日本なんか、一度の失敗で、いまだに委縮が続いてるのに。だからどうしても、利上げをして経済の引き締めたい。けどそれをやると、裏庭からにぎやかな連中がやってくる。・・・悩ましい状態なんだな。


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瀕死の欧州と米国、無理心中する中国と韓国
はじめに  貧者の一票が世界を変え始めた 渡邉哲也
第一章  プレグジットで英国よりも瀕死の欧州
第二章  米国経済の病理と利上げショック
第三章  トルコ政変で世界はゲームチェンジ
第四章  世界から嫌われ権力闘争激変で戦争に向かう習近平
第五章  経済大崩壊で無理心中する中国と韓国
第六章  世界大地殻変動でどうなる日本経済
終章  グローバリズムで衰退する世界、ナショナリズムで復活する日本
あとがき  文明(グローバリズム)から文化(ナショナリズム)へ 宮崎正弘


グローバリズムの本質は、・・・?

渡邉哲也さんは、「国家がない人々=反国家主義者」。宮崎正弘さんは、「アナーキズム」。いずれにせよ、国家への憎悪、国家で生きる者たちへの敵意を感じさせられる。愛国心が希薄で、国家という枠を憎んでいる人。ユダヤ人、中国人、・・・そして戦後の日本に大きな影響を与え続けてきた人たち。たしかに、渡邉さんが言う通り、リベラルとグローバリズムは、とても親和性が高い。

そんなもののために、日本は、日本に根ざしたいろいろないいものを、たくさん捨て去ってきた。今も、たくさん捨て去ろうとしている。

でも、グローバル化というアメリカ化を推し進めてきたアメリカは、そしてヨーロッパは、それを新興国に押し付けることで吸い上げてきた利益が、今はもう入ってこない。今や新興国から入ってくるのは安い労働力だけで、それが先進国の人々の雇用を奪う。今世界では、貧しい人々がグローバル化を先進国に求めている。

もはや、アメリカは、これまで通りのグローバル化という名のアメリカ化を、日本に求めることはなくなる。変化の兆しは明確だよね。働く人たちが会社を育て、その会社に勤めることで生活を維持し、その会社で働くこと自体を喜びとする人たちによって、会社の利益が社会に還元されていく。そんな会社、アメリカ人にすれば以上に見えるんだろうけど、日本人には真っ当に思える、そんな会社。

もう一度、取り戻したいもんですね。




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金正男殺害:後見人の張成沢氏処刑後、生活資金どこから? https://t.co/eHB9K2YBfS

【金正男氏殺害】「毒劇物によるテロ」 北は遺体引き渡し要求 https://t.co/p9x4MQzHqq

キム総書記生誕75年 米韓合同軍事演習を前に対決姿勢https://t.co/kEAajLPFlA

北朝鮮指導部が暗殺指示 https://t.co/nEao5ZmXxW  

中国メディア、不快感示し北に釈明要求 「正恩氏の暗殺」と誤記も 中国外務省は論評避ける https://t.co/XNLMyq2ogp

安保理声明を全面排撃=ミサイル発射「自衛的権利」-北朝鮮https://t.co/AE4xJcuYU0

女性だけを選抜「喜び組」の原型 暗室でやり放題、秘密パーティーの中身とは… https://t.co/nyuifC5KhD

米欧の信頼修復を力説 米国防長官「大西洋の絆は強力」https://t.co/GTUdC08C9Z

加盟国の支出拡大確認=関与継続を強調-米国防長官がNATO初参加 https://t.co/UY3EycJ86l

中国・新疆で武装集団が襲撃、死者5人 警察が犯人殺害 https://t.co/dJUtxDJZD7

中国で鳥インフルが猛威 1月に死者79人、昨年通年の63人上回る 上海周辺で多発https://t.co/8oAVWk9qGa

中国で鳥インフル ヒト感染拡大、先月200人近く感染 https://t.co/YyXLY8mZN8

和歌山市、IR誘致を表明 カジノは外国人専用に https://t.co/36p9aN0O8E

衝撃の結果、欧州10カ国で移民に「ノー」 https://t.co/ZEAXCQcaXj

英国のEU出身外国人労働者、10─12月に大幅減 ブレグジット影響 https://t.co/Zl82wKkjI0

海外 日本の学生が踊る民族舞踊にセルビア人が大感激 https://t.co/fSUdzKEQPJ

【トランプ政権】米、タイ軍政との関係修復へ 対中国で東南アジア戦略を再構築 https://t.co/tNUZ0hfeW8

ロシア報道官「クリミア返還しない」 米側発言に反発https://t.co/3mxJusTNvn  

ロシア軍機、米艦に異常接近=180メートル以内飛行-黒海https://t.co/PSNUw7pQ0L

米露軍トップが会談へ トランプ政権で初https://t.co/8Jb0Ekhzkf

パレスチナ、米に反発https://t.co/kMY7SaXxgX

米大統領、「2国家共存」に固執せず 中東和平で方針転換https://t.co/WwOKfpT0WE

インドの大気汚染による死者数、中国に急迫 2015年報告書 https://t.co/EfFgIYRa9v

中国の軍事技術、西側と「ほぼ同等」に近づく 英報告書 https://t.co/S8kHzsfyba

指導要領の尖閣明記に反発=中国外務省https://t.co/Jh7KaihIIg





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『米中戦争 その時日本は』 渡部悦和

そうだな。その時シナは、我々にとって、考えうる最悪のシナリオを実行してくるんだろうな。もしも、台湾をめぐってそれが始まるなら、平時から潜入している軍人、工作員、シナのシンパ、シナ人観光客が、台湾の基地、在日米軍基地、フィリピンの基地における破壊活動を開始する。ただし、基地を目標とするのはハードルが高い。ソフトターゲットとして、重要インフラに破壊活動を仕掛ける可能性が高い。

著者の言葉を借りれば、「戦争開始前後におけるこれらの破壊活動は、台湾、フィリピン、日本の各国民にショックを与え、国家指導者の決心を遅延させ、各国軍隊の行動を遅延させることが目的となる」ということだ。

さらに、「特殊作戦部隊が空海から侵入し、破壊活動や重要目標の奪取に従事、同時にミサイル攻撃のセンサーとしての役割を」果たす。同時に、攻撃的サイバー戦、人工衛星に対する攻撃と、陸海空に加え、宇宙、サイバーと、五つのドメインで、先制攻撃を受けることになるということだ。

「そんなことは、起こるはずがない」とするのは易しい。特に、日本の場合、言霊信仰という、時にやっかいな遺伝子が受け継がれているからね。あとになって、どうしてそのための準備をしておかなかったかと後悔することが歴史なのかだけじゃなく、日常生活にも垣間見える。

中国共産党は、そのための準備を整えつつあり、それはアメリカもそう。習近平はアメリカと対等の立場に立とうとしおり、アメリカはこれまで、ライバルの登場を決して許さなかった。むしろ、衝突するのが道理なのだ。

著者は、36年間、安全保障に携わってきた元陸上自衛官。現在も、ハーバード大学アジアセンターで日米中安全保障を研究している人物。



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中国軍は侮れない 日本は必ず巻き込まれる はたして勝者は?
第1章  米中戦争を理解するためのキーワード
第2章  ダイナミックに変貌する人民解放軍
第3章  最強アメリカ軍と将来構想
第4章  米中戦争シミュレーション
第5章  いま日本は何をなすべきか

日本には“軍事学”という分野がない。地政学的な知識なら少しはもっているつもりでも、“兵器学”、さらには、サイバー、宇宙となっては太刀打ちができない。さらには、たとえ日本語で読ませてもらっても、そのもとになってるノウハウが日本のものではないから、いちいち、言葉の意味・概念に当たらなきゃいけない。

日本にノウハウのあるものでも、軍事学として学んでいないので、やはり言葉の意味・概念に当たらなきゃいけない。そういった言葉が数多く登場するので、正直なところ、すんなり頭に入ったというわけではない。専門的な分野では読み飛ばさせてもらった部分もある。その辺は、著者や、同様の人に任せるしかない。

著者の目は、非常に冷徹で、シビアである。そこからは感情や、期待は排除されている。“その時”の日本の危機が、生半可なものではないのはよくわかった。

この本は、米中戦争という最悪の事態を想定し、それに対処する体制を日米が適切に構築することで、シナによる派遣への挑戦を抑止するために書かれた。そして、そのために、我われ日本人が何をなすべきかが示されている。

著者は、専守防衛について述べている。シナの戦いは超限戦で、国際法も民主主義の倫理も無視した戦いとなる。それに対して日本は専守防衛。相手から武力攻撃を受けて、初めて防衛力を行使する。・・・というだけではなく、それも『自衛のための必要最小限にとどめ、また、保持する防衛力も自衛のための最小限のものに限る』・・・これでは勝負にならない。

私は、この国土をシナ人に蹂躙されるなど、まっぴらごめんだ。チベットやウイグル、そして内モンゴルのように、シナ人の血を植え付けられてエスニック・クレンジングされていくなど、到底受け入れられない。

起きてほしくないことならば、声高に叫んで、対策を施さなければならない。




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『安心みそ汁 365』 村上祥子

副題にも掲げられているのが、《認知症予防》。認知症発症にかかわる因子の一つとしての食生活。その食生活から、認知症発症のリスクを下げることを目的に、考えられたみそ汁の本。

「野菜100g+タンパク質食材50g」で、抗酸化物質や食物繊維をたっぷりとって血管の老化を防ぐ。具を多くすることで、汁を減らし、その分、みその塩分も抑えられる。

10月の下旬から11月、足の手術で入院しているとき、病院食がおいしいのに驚きました。その“みそ”は、“だし”ですね。だしがしっかり取られていると、味がはっきりするんですね。その分塩分を控えることができる。入院してて、次のごはんが楽しみになるとは、思いもしませんでした。

「減塩」が認知症の予防になることを、本書冒頭で語っているのは、朝田隆さんという方。筑波大の名誉教授で、認知症対策の第一線の先生。糖尿、メタボ、喫煙で発症する血管性認知症を防ぐためにも、「減塩」が積極的な対策になる。料理の先生の、土井善晴さんが言ってたんだけど、“だし”のうまみの記憶は脳にしっかり焼き付いて、おいしいものを食べるたびに脳が活性化されるって。そういう意味でも、認知症対策になるね。


セブン&アイ出版  ¥ 1,382

「野菜100g+タンパク質食材50g」これが認知症予防の大きな力
第1章  2種類の具でつくる基本の安心みそ汁
  (コラム1 1種類の具で作るシンプルみそ汁)
第2章  冷凍具材セットで手軽に具たっぷりみそ汁
  (コラム2 2種類の具で作るすり流しみそ汁)
  (コラム3 健康瓶レシピ)
第3章  新しさ満点のアイデアみそ汁1か月帖
  (コラム4 具材の組み合わせアレンジアイデア)
  (コラム5 彩り、風味、コクをトッピング)


だけどこの本、異様だよ。いやいや、紹介されているみそ汁のレシピが・・・さ。なにしろ、“タンパク質50g”っていう縛りがあるからね。なにしろ、第1章の“基本の安心みそ汁”のトップバッターが、「白菜とさば缶の味噌汁」ですからね。“タンパク質50g”にどんなものが入ってくるか。ちょっと挙げてみましょう。

さば缶、卵、豆腐、豚肉、鰤、納豆、鶏むね肉、オイルサーディン、さんま缶、鯛、厚揚げ、大豆、鶏もも肉、卵焼き、豚ひき肉、鮭、油揚げ、温泉卵、ツナ缶、鶏ひき肉、エビ、チーズ、あさり、小豆、がんもどき、卵白、湯葉、麩、うずらの卵、ヨーグルト、スパム、コンビーフ、ソーセージ、ベーコン、鯵、ちくわ、かまぼこ、ハム、はんぺん、鶏団子、焼き鯖、シーフードミックス、カジキ、ミートボール、鱈

・・・どうだ、参ったか❢

いやー、思い切ったレシピだってわかるでしょ。やっぱり料理は、自由じゃなくちゃ駄目ね。

私のうちでは、平日は連れ合いにみそ汁を作ってもらってます。休みの日は、朝食の準備全部、私がやります。いずれも、何の変哲もない普通のみそ汁です。具は多いですね。それが私の好みで、合わせてもらってる。

そこへ、次の週末からは、焼き鯖や鶏肉が入ってくるわけだな。どんな反応が来るかな。ちょっとでも眉をしかめようものなら、「あのね・・・」と、講釈を垂れてやろう。・・・それ以上に機嫌を損ねない範囲内で・・・。




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テーマ : 料理の本
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ロシア(覚書)『世界大地殻変動でどうなる日本経済』 宮崎正弘・渡邉哲

2015年7月、アメリカがイランの核開発問題における制裁の解除に合意。これに対し、同盟国のサウジアラビアやイスラエルが猛反発。制裁中、石油の決済をドル以外のものでするしかなかったイランと和解することで、ドル基軸通貨体制を維持する狙いもあった。

2010年、イスラエルによるガザ支援船拿捕事件で、10人のトルコ人人権活動家が殺された。これで、トルコとイスラエルは、事実上、断交していた。それが、2016年6月、和解した。

シリアの内紛とイスラム国を巡る戦いで、アサド政権を支持していたのはロシアとシーア派のイランで、トルコはアサド政権を潰そうとしていた。だいたい、トルコはイスラム国を潰そうとしてなかった。

イスラム国が密輸する石油を輸送するのは、トルコのトラック部隊で、エルドアン大統領の利権となっていた。そのトラック部隊2000台のうち、1500台をロシアが空爆で潰した。だからトルコは、ロシア軍機を撃墜した。2015年11月のこの事件で、両国の関係は険悪なものとなった。

2016年7月、トルコでクーデターが発生。鎮圧後、粛清が始まり、国際社会の非難が強まる。8月、エルドアンがロシアでプーチンと和解。トルコは欧米への期待を蜂起したのか、中東問題で、ロシアと行動をともにする。シリアのアサド政権を支持して、イスラム国を叩く姿勢を鮮明にした。

トルコがロシアに組みしたことで、アメリカが支持したシリアの反政府組織は壊滅した。イスラム国も窮地に立つが、同時にトルコでイスラム国のテロが炸裂する。

2016年9月、OPECが石油原産で合意。サウジアラビアがイランへの態度軟化の成果だが、それだけサウジアラビアは追い詰められていた。アメリカ議会がサウジアラビアの、9・11への関与に損害賠償を求める法を成立させた。サウジアラビアはそれを牽制するため、保有する米国債7500ドルの売却をちらつかせたが、効果なし。原産合意を巡って、サウジアラビアとロシアの間に、意思疎通が生まれた可能性もあり、サウジアラビアとアメリカの距離は変わり始めている。


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瀕死の欧州と米国、無理心中する中国と韓国
はじめに  貧者の一票が世界を変え始めた 渡邉哲也
第一章  プレグジットで英国よりも瀕死の欧州
第二章  米国経済の病理と利上げショック
第三章  トルコ政変で世界はゲームチェンジ
第四章  世界から嫌われ権力闘争激変で戦争に向かう習近平
第五章  経済大崩壊で無理心中する中国と韓国
第六章  世界大地殻変動でどうなる日本経済
終章  グローバリズムで衰退する世界、ナショナリズムで復活する日本
あとがき  文明(グローバリズム)から文化(ナショナリズム)へ 宮崎正弘

難民のヨーロッパ流入をきっかけに、EUに亀裂。ブレグジットで、さらに亀裂が深まる。トルコがロシアに近づいたことで、NATOにも不安定感が生まれる。ウクライナへの関心が薄まり、EUの中にも、対ロシア制裁に消極的な国が声を上げ始めている。かたや、この間もあったけど、ロシアは、ウクライナ東部の親ロシア派への支援をやめない。

イラクは、シリアを空爆するロシアに基地を提供しており、そのかわりにロシアから兵器の供与を受けている。ロシアとイランの同盟は深化しているらしい。ロシアは、中国と共同軍事演習を行い、安倍首相とも個人的関係を深めている。

危険視されているのがバルト三国で、特にエストニアに残るロシア人コミュニティ救済を名目に、クリミアで行ったような軍事作戦が噂されている。だいたい、旧ソ連時代、各地にロシア人が入植し、多数派工作が行われてきた。このあとも、ロシアが後ろで糸を引く以上、問題は多発するだろう。

だいたい、経済制裁と言っても、東欧やドイツは、石油やガスをロシアに頼っている。石油の対ロシア依存度は、フィンランドとハンガリーが100%、ポーランドが75%、スウェーデン、チェコ、ベルギーが50%、ドイツとオランダが40%。・・・これじゃあ、本木で喧嘩なんかできるわけがない。

だけど、この本にも書かれているとおり、中東産油国と同じで、ロシアには資源の切り売りしかないんだよね。

さて、トランプ大統領が始動して、まだまだパフォーマンスばっかだけど、ロシアにどう対処するか、中東にいかに関わるか。もうしばらくは、お手並み拝見だな。見た目の通りのお馬鹿さんだったらどうしよう。・・・それでも、ヒラリーよりはマシだろうけどね。




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『なぜ大東亜戦争は起きたのか?』 高山正之・奥本實

大東亜戦争は、真に、自衛のための戦争だった。東条英機も言っているし、マッカーサーまでもがそう言っている。この時代を生きた日本人は、みんな知っていた。守るために、戦わざるを得なかった。だけど、残念なことに、その戦争に負けたということだ。だから、口をつぐんだ。

死んだものも多いし、死ぬほどの思いをしたものはもっと多い。でも、そんなことを口に出したら生きていけないから、口をつぐんだ。そんなことぐらい思いやれない人が、「思いやりが大事」とか言い出すと、笑う気にもなれず、ただただ脱力する。

空挺団と言うのは、敵の背後を取る作戦に投入される。義経のひよどり越えと同じで、敵に致命的な打撃を加えることができる。しかし、そのためには、敵の頭上を、落下傘でふわーり、ふわーりと落下するという危険をおかさなければならない。

蘭領インドシナで、オランダ軍を撃破すると同時に、石油施設を確保するために、この作戦に空挺団を投じた。



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戦後の教科書では絶対にわからない大東亜戦争の真実ー空の神兵と呼ばれた男たち
はじめに  昭和天皇にただ一人で拝謁した中尉 ヘンリー・S・ストークス
第一章  パレンバン あの時代の景色を想う 高山正之
第二章  パレンバン落下傘部隊戦記 奥本實
第三章  「空の神兵」だった父を偲んで 奥本康大
おわりに  愛するものを守るため、命を賭した男たち 藤田裕行

上記のように、第一章では高山正之さんが、“あの時代のアジア”を語る。フィリピン、ベトナム、ビルマ、インドネシアを・・・。第二章では、昭和17年2月14日に、満21歳にして、パレンバンで降下作戦を決行した奥本實さんの体験談である。第三章は、その父の話を受け取った、子息、康大さんの想いである。

第一章に関しては、前回の“ドゥテルテ”の件に続いてもう一度書くが、第二章、第三章は、読んでいただくしかない。ただ、一言。「靖国で逢おう」と彼らが死地へ赴く時、彼ら脳裏には、その犠牲によって守られた日本と、守られた人がいた。その想いは、ひたすら切ない。康大さんによって語られる戦後の實さんの生きざま、その切なさの塊を一心に担ったかのようだ。
イギリスの植民地支配は、本当に卑劣だ。これは忘れちゃいけないね。何度も何度も、繰り返し繰り返し、世に訴えなきゃね。

英緬戦争?・・・イギリスによるビルマ侵略も、こういう言い換えがある。イギリスは、王家の血筋を絶やすことで、国民の心の辛抱を抜き去った。その過程で、王女はなんと、インド人兵士へのご褒美にされた。

続いてイギリスは、町の有力者や指導者、その家族まで殺して、ビルマ人の復興を図る識者、国士を排除した。後の、ビルマ再建の英雄となるアウンサンの父も、この時殺されたそうだ。

さらにイギリスは、ビルマ人の国を解体した。イスラム教徒のインド人、華僑をビルマに入れた。さらに、周辺の山岳地帯に住んでいたモン、カチン、カレン族を山から下ろし、キリスト教化した。僅かに20年で、ビルマはビルマ人の国から、多民族多宗教国家に作り変えられた。

仕上げにイギリスは、宗教と民族による分割統治を完成させた。経済は華僑が握った。金融はインド人が、警察や軍隊はモン、カチンが当たり、ビルマ人は小作人に落ちた。

後にビルマはアウンサンを指導者として独立した。しかし、そこ前にアウンサンは殺されている。その意志は、国軍が引き継いだ。アウンサン・スーチーはイギリスに引き取られ、感化されて帰ってきた。

さて、そのスーチーが、最近人権問題で騒がれている。ロヒンギャ問題。イスラム教徒と聞いて、上記の高山さんの話を思い出した。ちょっと前のニュースなんだけど、・・・。
産経ニュース 2013/07/17
ミャンマー・ラカイン州を行く 仏教徒VSイスラム 続く衝突、消えぬ憎悪
http://www.sankei.com/world/news/130717/wor1307170016-n1.html
(全文)
ミャンマー西部ラカイン州では、昨年6月以降、衝突を繰り返す仏教徒のラカイン族とイスラム教徒のロヒンギャ族が、完全に隔絶されていた。関係修復はもはや不能にみえるほど、対立感情は鋭く、亀裂は深い。避難民のキャンプ生活も長期化している。衝突はまた、民族主義の強まりをもたらしていた。
(続きを読む)に全文

イギリスの罪は重大。時事通信によれば、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)コックスバザール事務所のマッキシック所長がミャンマー国軍部隊のロヒンギャ族に対する虐待の告発を英BBCが伝えたとか。BBCはもっと大事なことを伝えなければならないし、告発を行ったマッキシック所長ってのは、イギリス人じゃないだろうな。



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日本固有の民族信仰、つまり古神道から神社神道へ移り変わっていく信仰は、自然信仰が原則であって、偶像を持たなかった。
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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本






































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