めんどくせぇことばかり

『誰が第二次世界大戦を起こしたのか』 渡辺惣樹

この本を材料に、すでに何回か書いているのに、「いまさら」って言わないでね。読んでいるうちに、ついつい、その都度書き残しておきたくなってしまってね。でも、ちゃんとこの本の紹介はしてなかった。・・・と、言うことで。

フーバーは、真珠湾攻撃の段階で、ルーズベルト大統領が何かやらかしたということを直感したらしい。FDRは、ニューディールによる経済政策の失敗に直面していた。この失敗は致命的なもので、埋め合わせるためには戦争しかない状況だった。しかし、大統領選挙の公約により、ヨーロッパの戦争には参加できない。

ベルサイユ条約のゆがみを取り戻そうとするドイツを東進させることは、英にとって暗黙の了解事だった。ところが、ドイツがポーランド回廊とダンツィヒを要求した時点で、ドイツの圧力に対抗すべくもないポーランドがなぜか突っ張ってきた。背景にはFDRの圧力があった。圧力は英仏にもかかっていた。これが第二次世界大戦の原因である。

1940年11月、FDRはアメリカ史上初の大統領三選を果たした。「アメリカの若者を船上には送らない」という嘘の公約を引っ提げての快挙だった。大統領選を前にして、FDRは必死に国民に訴えた。「ドイツがやってくる。ドイツはアメリカ大陸にやってくる」と国民にドイツへの恐怖を植え付けようとした。「参戦しなければ民主主義はこの世から消える」と国民にドイツとの対決の決意を求めた。

それでもアメリカ国民は、ヨーロッパの戦争には参加しないことを求めた。投票日を前にして、FDRは以下のように演説したという。
《今私の話を聴いている父や母の皆さんに、もう一度はっきり申し上げる。私はこれまでも述べてきたように、そしてこれからも何度でも繰り返すが、あなた方の子供たちが外国の地での戦争に送り込まれることは決してない》



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ヒトラー、チャーチル、ルーズベルト… 悲劇の元凶はいったい誰だったのか?
第一章 ハーバート・フーバーの生い立ち
第二章 『裏切られた自由』を読み解くー共産主義の拡散とヨーロッパ大陸の情勢
第三章 『裏切られた自由』を読み解くーチェンバレンの「世紀の過ち」とルーズベルトの干渉
第四章 『裏切られた自由』を読み解くールーズベルトの戦争準備
第五章 連合国首脳はなにを協議したのか

そんなFDRの次善の策が、武器貸与法だった。「アメリカ防衛に役立つと考えられる場合は、外国政府に、旧式新式を問わずあらゆる武器を、ほぼ無制限で供給できる権限を大統領に与える」ものであった。この法律の成立で、アメリカから武器貸与を受けた大口国家は、イギリスとロシアである。

アメリカに圧力をかけられてドイツと戦う羽目になったものの、前任のチェンバレンはベルサイユ条約のゆがみを取り戻すドイツが、東へ向かう限り、それを容認していた。そのドイツと戦う羽目になって退陣し、あとをチャーチルに譲った。しかし、FDRと同様、チャーチルも狂っている。

《ソ連が犯した過去の罪、愚かな行為とそれが生み出した悲劇。こんなものは水に流す。いまロシアの兵士が、太古の昔から祖先が耕してきた大地を必死に守っている。そして兵士の母や妻が祈りをささげている。愛する者が無事に帰ってくるように、家族を守る稼ぎ手が傷つかないように祈っている。ナチスの支配と戦う人々、あるいはそれと戦う国を、わが英国は惜しみなく支援する。いかなる国家いかなる人間も、ヒトラーと手を携える限り我が国の敵である》

これじゃあ、フーバーの言う通り、ただ「敵の敵は味方」というだけのことだ。

そして武器隊予報という次善の策を成立させるのと並行して、FDRはもう一つの手を打っていた。フーバーはその動きに懸念を持っていた。だからこそ、真珠湾攻撃の段階で、FDRが何かやらかしたということを直感したのだ。しかし、その段階のフーバーは、FDR政権が日本をそんなにも追い詰めていること、最終的には最後通牒であるハル・ノートを付きつけつ日本を追い込んだことを知らない。

“知らない”が、そこにFDRの陰湿な関与を感じ取ったフーバーは、その後、FDR外交の実態を明らかにするための長い戦いを始めた。その作業は20年にわたり、最終原稿を完成させ、出版を目前にして、1964年にフーバーは亡くなった。その本がようやく出版にこぎつけたのは2011年。その日本語版が今年出た『裏切られた自由』である。

この本は、『裏切られた自由』を紹介するために書かれたものであり、同時に『裏切られた自由』のガイドでもある。・・・そういう位置付けて書いたと著者が言っている。ちなみにその著者である渡辺惣樹さんこそが、『裏切られた自由』日本語版の訳者であるそうだ。渡辺さん、本当に大活躍だな。




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『日本人のおなまえっ❢①』 森岡浩監修

ネタバレだけど、一度、テレビでやった内容だからいいよね。テレビで見たときから面白くて、話の種に“覚書”として残したおきたいんだ。テレビの番組になるってことは、それだけ“磨かれる”っていうところがあるんだな。今までにもあった、メジャーな名字は徹底調査して、そうでもない名字に関しては“それなりに”って感じのものとは違う。

「他説もあり」という但し書きがついたとしても、必ずみんなを納得させる結論を出している。やっぱりそうしなきゃ、視聴率上がらないよね。

司会がこれまた、古舘伊知郎だからね。彼が言うと、何気ない言葉も、なぜか熱を帯びるようだ。《名字はお先祖様からのタイムカプセルだった❢》

鈴木さん。たくさんいるよね。その始まりは和歌山県熊野地方。1150年に鈴木家第25代が熊野古道入口の藤白に移り住むが、初代は900年台の鈴木真人という人だという。「スズキ」と言うのは熊の地方の言葉で、収穫後に組み上げた稲藁のことなんだそうだ。それを組むことは、種籾に魂を宿らせて五穀豊穣を祈るという意味があって、鈴木さんは神に収穫を祈る神事を行う神官だった。

たった一人から始まった鈴木さんは、今や約175万人。どうやら熊野信仰が全国に広がるのと一緒に鈴木さんも広まった。・・・と言うより、鈴木さんたちが熊野信仰を広めようと全国に飛び出していったらしい。

熊野信仰と結びついて栄えた鈴木一族の中でも一番勢いがあったのが三河の鈴木家だった。それが松平家の草創期からの家臣で、家康の関東入りに伴って鈴木一族が関東に広がった。



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お名前、名字の秘密がわかると、より豊かな生き方ができる
PART 1. 鈴木さんは、平凡ではない!
PART 2. 東西南北 方角名字の謎
PART 3. さいとうさんの秘密
PART 4. 山田さんの摩訶不思議な魅力
PART 5. 不思議な読み方名字
PART 6. ○子さんお名前盛衰記

“藤”のつく名字は、みんな藤原さんに由来するのは分かる。伊藤さんは、伊勢に行った藤原さん。近藤さんは、近江に行った藤原さん。遠藤さんは、遠江に行った藤原さん。加藤さんは、加賀に行った藤原さん。佐藤さんは、下野国の佐野に行った藤原さんだって。後藤さんは、肥後や豊後の“後”を取ってるらしい。江藤さん、やはり近江の“江”だろうね。

工藤さんは、またちょっと変わってて、宮殿の造営を担当する木工寮という職掌があって、そこに務めた藤原さん。つまり仕事が名前になる。武藤さんも、武蔵に行った藤原さんというケースのほかに、武者所に関与した藤原さんっていうケースもあるって。そういや、犬飼さんや錦織さんも名前が名字になったんだよね。

地名や職業だけってわけじゃなくて、例えば、安藤さんは、安芸に行った藤原さんってケースもあるけど、安倍氏と藤原氏が合流して安藤になったケースもあるって。そうそう、日本人の名字は自由だからね。

そしたら、斎藤さんの“斎”はなんだろう。そんな地名があるんかな。・・・と思ってたら、地名じゃなくて、仕事。伊勢神宮に仕えた斎王の御所を斎宮と言ったらしいんだけど、そこに務めた藤原さんらしい。

欧米は、仕事に由来する名字が多いんだってね。スミスが鍛冶屋。ミラーが粉屋。ベーカーがパン屋。ライトが大工。メーソンが石工。

でも、日本の名字もそういうのが少なくないけど、それ以上に地形に由来する名字が多いんだそうだ。名字が名乗られるようになる室町時代。日本人の9割が農民で、山、海、川といった自然に囲まれて生活していた。そこには多種多様な自然環境があった。日本人の名字が多種多様なのは、それだけ豊かな自然環境に、時には恐ろしい、時には恵み深い自然環境に囲まれて生きてきたという証でもあるんだな。




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ムガベ氏、前副大統領との交渉に応じる構え ジンバブエ https://t.co/9jpXxSTX2v 

ジンバブエ与党、ムガベ大統領弾劾手続きへ https://t.co/vJ1VNg3UJD  

ジンバブエ、ムガベ大統領が辞任 https://t.co/aW0hWFG8v1

不明アルゼンチン潜水艦、「物音」探知不発 酸素尽きる恐れも https://t.co/LXubo9L1wk

在日米軍、全米兵の飲酒を禁止 沖縄の死亡事故で https://t.co/tSeUUqUTmd

米政府、ハイチ出身者約6万人の一時保護資格を打ち切りへhttps://t.co/bke4tugIF1

米軍、タリバーンのアヘン製造施設を空爆 アフガン南部 https://t.co/Uzv5QdSbnS

タリバン系組織に捕らわれていた米国人妻、5年間の苦難を語る https://t.co/0PAdFy21ov

プーチン氏、シリア大統領と会談 ISIS掃討の成果を称賛 https://t.co/8WYoxYl22P

イランのロウハニ大統領、「イスラム国」終焉を宣言 https://t.co/w5R6XIFfQR

メイ英首相、EU離脱清算金巡り閣僚幹部と協議 https://t.co/mxbZdURIQr

メルケル独首相が再選挙の構え示唆、連立協議決裂受け https://t.co/53XFXsxAru  

ドイツ政局の空白、ユーロ圏改革に冷や水 EUに懸念 https://t.co/NGTHkqlgqx

北朝鮮外相、キューバ訪問へ https://t.co/YAH5ckZNl1

テロ国家指定を歓迎、米国と緊密に連携/北朝鮮問題で官房副長官 https://t.co/0uNcx0SRR7

北朝鮮、女性への性的暴行や栄養障害が多発/国連女性差別撤廃委 https://t.co/dtGzCgZqfi

中国特使、金正恩氏とは会わず帰国か https://t.co/ko93o6sdbj

金氏との会談、確認避ける:中国/「北朝鮮は立場改めず」https://t.co/CCAO6IzIn1  

「ここは南ですか」銃撃受けた北兵士が意識回復https://t.co/fwQhqzqCqZ  

米国務長官、北朝鮮問題「外交解決望む」 制裁の効果強調 https://t.co/LMX11Ay6Cr

中国、人権派弁護士に懲役2年の実刑 https://t.co/2VK9uAWQf9

米 贈賄で中国企業の進出手助け セネガル元外相ら逮捕https://t.co/IScO6AyCdP

タイでウイグル族20人脱走 収容施設からhttps://t.co/EqtDJbVHss

「中国こそ世界最大の民主国家」 共産党理論誌の主張に批判続出 https://t.co/xVcHRtHH2x

バチカンへの団体旅行禁止=司教任命権問題で圧力か/中国https://t.co/2TauELxApJ  

中国の内政干渉に対抗 豪政府、外国人政治献金など禁止https://t.co/lX4KutzKo8  

習近平氏への崇拝行為 中央政府が禁止令か https://t.co/EhVeDEvB4e

中国軍が禁酒令 風紀乱れが深刻か https://t.co/zgqDGEZTYQ

天皇陛下の退位日程、12月1日に「皇室会議」開催へ https://t.co/vcWXpZBP6h

アラブ連盟外相会議で声明 イランが強く反発https://t.co/QFmGH1kBjt

「多くのアラブ諸国と提携関係」とイスラエル閣僚、国名は明かさず https://t.co/TNLA74N6uX

レバノン軍トップ、イスラエルとの国境地帯の警戒強化指示 https://t.co/uLaL84TeMM

“ロヒンギャ ミャンマーの政策はアパルトヘイト” 人権団体https://t.co/MDYG1XxvSR

ナイジェリアのモスク 自爆テロで50人死亡https://t.co/EIzgsD5Mo6

動画:ケニアやり直し大統領選の最高裁判断に抗議デモ、2人死亡 https://t.co/5wbI7Q2fIJ

コンゴ当局、反政府デモ参加者53人殺害 報告書 https://t.co/EVIgVLqbAu

通常の986倍の放射性物質=核施設は関連否定/ロシア中部https://t.co/tOHXjYx2cr

ロシア、核関連施設での事故を否定 高濃度放射性物質の検出受け https://t.co/U6Mq9mUNaH

動画:大統領選控え、ゾンビたち「良心に従った」投票呼びかける ホンジュラス https://t.co/rFcQpt0tcU





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近現代へ『逆説の日本史23 明治揺籃編』 井沢元彦

《『逆説の日本史』においては近現代史の始まりを、1878(明治11)年の大久保利通が暗殺された時点ととらえている》で、23巻は始まる。つまり、西南戦争までは、近世の脈絡の中で語れる歴史であるということだ。依存はない。

明治維新は、世界史の中で見回しても、おどろくほどの大変革だ。しかも日本は、それをいともたやすく成し遂げた。・・・大変革のきっかけとなった黒船来航からたったの15年。旧勢力との戦争とは言っても、人・場所・時の観点から見ても限定戦の枠に留まる。

そして変革が成った時、日本人は一斉に同じ方向を向いていた。

ただ、最初の10年間は、そうはいかなかった。それはそうだ。一見単純に見えるこの変革は、実は、本当に複雑な背景と、分かりづらい思想の対立の中で遂行されたものであった。決してたやすく成し遂げられたものではなかった。今の日本もそうだが、かつてに日本も、大変革を成し遂げるのが難しい環境があった。なにより、日本人の思想が、大変革を難しいものにしていた。それを打ち破るには、巨大な力が必要だった。

西郷隆盛は、幕末の最後の数ヶ月、この大変動における“悪”のすべてを引き受けたのだろう。数々の矛盾を、その大きな体に吸収し、大変革の体裁を整えたのだ。“維新の三傑は”と言い換えてもいい。彼らは“悪”を引き受けたまま、明治に移行した。多くの者たちが敵味方に分かれて闘い、そして倒れた。彼らは新たな世を迎えることができなかったのに、彼ら三人だけが生き残ったのだ。

彼らは申し合わせたかのように、時期を同じくして、しかもまったく違う状況のもとに死ぬ。その10年間は、生き残った三人が、残された役割を遂行するために必要な時間だったのだろうか。

そして明治10年に始まった西南戦争が終わった時、日本人のほぼ全てが、同じ方向を向いて進もうとしていた。その先頭に立ったのが、伊藤博文、大隈重信、板垣退助といった、かつての小僧っ子たちだった。

この黒船来航からの15年、将来の日本を背負うべき多くの者たちが、新たな世を迎えることなく倒れていった。もしも彼らが、新たな時代に力を発揮することができていたら、日本の歴史は違うものになっていただろう。彼らが倒れた理由の背景には、多くの場合朱子学がある。それでも日本は、なんとか15年で変革に向けての体制を作り上げた。そのために15年かかった。この15年は、短くて済んだ15年なのか、長すぎた15年なのか。



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木戸孝允が病死し、西郷隆盛が戦死し、大久保利通が凶刃に倒れた。そして、日本の近代が始まる
第1章 近現代史を考察するための序論 近現代史を歪める人々
第2章 大日本帝国の構築1 琉球処分と初期日本外交
第3章 大日本帝国の構築2 廃元毀釈と宗教の整備

『文部省が教科書検定において「侵略→進出」の書き換えを強制した』という誤報を流し、日中関係、日韓関係が著しく損なわれた。その時の朝日新聞中川昇三東京本社社会部部長の言い訳

《一部にせよ、誤りを犯したことについては、読者にお詫びしなければなりません。・・・ところでここで考えてみたいのは、中国・韓国との間で、外交問題にまで発展したのは、この誤報だけが問題なのか、という点です。つまり事の本質は、文部省の検定の姿勢や検定全体の流れにあるのではないでしょうか》

朝日新聞はひどいな。

「ソ連は労働者の天国」、「文化大革命は人類の壮挙」、「北朝鮮経済は韓国を凌駕している」いずれも朝日新聞がまき散らかしてきた報道だそうだ。そうやって朝日新聞は、日本国民をミスリードしてきたんだ。ミスリードは朝日新聞だけじゃない。岩波書店の安江良介は、「金日成は北朝鮮を豊かにした偉大な政治家だ」と言い続けた。朝日新聞も岩波書店も、ソ連や中国共産党や北朝鮮を愛する進歩的文化人を育て上げた。

仕事場で同室の方、私より4歳上の方なんだけど、本質的にはいいおじさんなんだ。文武両道で学生時代を過ごし、残念ながら、上記の進歩的文化人に与する立場にある。一緒にニュースを見ていて、選挙で安倍政権が大勝したことに、言い捨てる。「日本人は民度が低い」

「中国や韓国よりも低いですか」って聞いたら、嫌な顔をしていた。

でも、その姿勢はおんなじなんだ。国民から真実を遠ざけた大本営発表や、自らを正義として間違いを犯しても謝ることを知らない朝日新聞。

さて、朝日新聞+岩波書店+進歩的文化人は、基本の世論形成に極めて強い影響力を持ってきた。だけど、彼らが持ち上げてきた文化大革命が多くの人を死なせたことが明らかになり、ソ連がつぶれ、北の拉致事件が明らかになっても、彼らは一切謝らない。今度は、北を持ち上げるためにこき下ろしてきた韓国に、かつてこき下ろしていたことは誤りもせず、恩着せがましく味方につく。そして焚き付けたのが、「従軍慰安婦は性奴隷」って話だった。

おい、孫。悪いことばっかりやってると、朝日新聞が来るよ❢




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韓国亡命の北朝鮮兵 自発呼吸できるまでに回復 https://t.co/mn4r5SNUDv

板門店で亡命した北朝鮮兵士、意識回復か https://t.co/7FPBBETaLK

北朝鮮、年内にさらなるミサイル実験の可能性 https://t.co/qKdNtnJXYX

体内から巨大寄生虫、脱北兵士が伝える北朝鮮の食糧事情 https://t.co/tCFs9KtDxa

米、北朝鮮をテロ支援国家に再指定 追加制裁へhttps://t.co/IccWgTz2hR

中国特使 キム委員長との会談伝えられず 帰国https://t.co/h0y2hY952Q

中国の特使 北朝鮮から帰国へ、金正恩党委員長との会談あった? https://t.co/XkFGJECI0t

北朝鮮、党が軍幹部処罰か=金正恩氏側近もhttps://t.co/d6iJYFSo7z  

北朝鮮の軍幹部 処罰の情報 韓国情報機関https://t.co/n2UQvZIYJd  

元ナンバー2の黄炳瑞氏ら処罰か 韓国情報機関が報告 https://t.co/55joaaiy2Y

人身売買被害、リビアの「奴隷マーケット」https://t.co/lFft7hNTgb

リビア政府、「奴隷オークション」調査に着手 仏では抗議デモ https://t.co/bVluETdtyi

アフガン特殊部隊、タリバーンに拘束された15人を救出 https://t.co/4X3plTwPyu

タリバン活性化、ちらつくロシアの影 10月以降のテロ死者200人 https://t.co/KeTdHWK67r  

サウジとイランの対立受け アラブ諸国が緊急外相会議https://t.co/YR1LbB8R7I  

イラン脅威「限界超えた」=サウジ主導で批判/アラブ連盟https://t.co/pR3a8g65Ex

アラブ連盟、ヒズボラを「テロ組織」と非難 イランとの対立姿勢鮮明に https://t.co/3jk85zyNOW

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ユーロ圏の回復は堅調、賃金上昇になお刺激策必要https://t.co/hSqz42RxfT

メルケル首相が窮地に ドイツ連立交渉が決裂https://t.co/jGu7jSJx7M

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協調減産延長、OPEC加盟国の大半が支持─イラン石油相https://t.co/aScaUPOrUH

米兵が飲酒運転で死亡事故、沖縄県知事「何ら信用できない」 https://t.co/41B2HcDmPE

中国・北京郊外のアパートで火事、19人死亡 https://t.co/XnLbBbocHR

サッカー観客がチベット旗=ドイツ側に抗議/中国代表https://t.co/TXH7xa6nTj  

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オピオイド危機による米経済コスト、2015年は5040億ドルhttps://t.co/xZWxecb3YW

ミャンマー政府「ロヒンギャの帰還準備進めている」https://t.co/owyJKLX2Ox

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韓国、安倍晋三首相の平昌五輪訪韓要求 『関係正常化』の証拠にhttps://t.co/69ARAiUDmD

ケニアやり直し大統領選、最高裁が現職の当選認める https://t.co/K41rzsyC4S





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ジンバブエから北朝鮮へ

CNN co.jp 2017/11/20
ジンバブエの「クーデター」、中国関与か 軍幹部が直前に訪中
https://www.cnn.co.jp/world/35110706.html
(抜粋)

(CNN) ジンバブエ軍を率いるチウェンガ司令官の中国訪問は、平時であれば異常とは見なされない。ジンバブエにとって中国は最大の投資国であり、長年の同盟国でもある。

しかしチウェンガ司令官が中国から帰国した数日後、ジンバブエの首都ハラレで同司令官率いるジンバブエ軍が政変を起こして実権を握り、ムガベ大統領を自宅軟禁状態に置いた。

(続きを読む)に全文

軍は、あそこまでやっておいて、あくまでもクーデターではないという体裁を整えている。てっきりムガベの辞任会見かと思いきや、「辞任はしないよ。おやすみなさい」だって。たしかに軍は辞任を強要していない。なんかあそこまでやっておいて、なんか間抜けな展開に思える。どうやら、事前に辞任に同意してマイクに向かったものの、結果としてあのような会見になったようだ。

ムガベ政権を支えた与党がムガベと側近を除名処分として、来月の党大会に向けて政治闘争が展開される模様。軍も、周囲も、あくまでも独裁者の自主的な退任という形に持って行きたいようだ。

ジンバブエは独裁国家である。2000年あたりから始めた白人排除政策により、農業をはじめとして白人たちが持っていた技術技能が失われ食糧危機に見舞われる。また経済もハイパーインフレおちいり、立ち行かなくなる。社会的不安や独裁政権への不満が蔓延し、社会全体が沈滞する。 反白人政策により、CNNやBBCといった欧米メディアは取材を禁止されている。米英仏は経済制裁を求めたが、チャイナとロシアが拒否権を発動した。・・・なんだか北朝鮮と状況が似ているね。

大事なのは、ジンバブエの“クーデター”にチャイナが一枚噛んでいる気配があるということだな。チャイナが噛んでいるということになれば、気になるのはチャイナの特使が北朝鮮を訪問したことだ。結局、金正恩とは会えなかったらしいが、多くの実力者たあちと会談が持たれたらしい。

News week 2017/11/20
北朝鮮問題、中国の秘策はうまくいくのか――特使派遣の裏側
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/11/post-8946.php
(抜粋)
17日、習近平総書記の特使が北朝鮮を訪問。名目上は党大会の報告だが、実際上は米朝首脳会談の模索だ。その実現のために中国は北朝鮮に対して持っているカードを切っていない。今ようやく中国の秘策を明かす時が来た。

中国の秘策とは

カード1:中朝軍事同盟の破棄

カード2:断油(原油輸出の完全停止。北への「油」の90%は原油)。

カード3:中朝国境線の完全封鎖。
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そんなことがあったわけだ。つまり、向こうが来るか、こっちから行くかの違いはあれ、チャイナの特使が北朝鮮に接触した。ジンバブエの場合は、軍司令官がチャイナを訪問した後、軍を動かしてムガベに辞任するよう迫った。金正恩は、軍が動いて自分に辞任を迫る状況が目に映ったはずだ。
産経ニュース 2017/11/20
元ナンバー2の黄炳瑞氏ら処罰か 韓国情報機関が報告
http://www.sankei.com/world/news/171120/wor1711200042-n1.html
(抜粋)
【ソウル=桜井紀雄】韓国の情報機関、国家情報院は20日、北朝鮮の朝鮮労働党指導部が朝鮮人民軍を監督する軍総政治局を査察し、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)総政治局長ら幹部を処罰したとの情報を入手したと国会情報委員会で報告した。黄氏はかつて政権ナンバー2とも目された人物で、権力闘争の可能性もある。
 
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いきなり動いてきた。チャイナの特使が帰ったとたんにこのニュース。金正恩は、いよいよだれも信用できない状態になったのでは・・・。

今日から、息子が仕事で、上海に研修に出かけた。10日間か。この間、なにも起こりませんように。




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テーマ : 国際ニュース
ジャンル : ニュース

赤城 鍋割山

地図
夏以来、週末になると雨が降った印象がある。私自身も、夏から秋にかけて、何度も雨の山を歩いた。それが、この間の棒の嶺から流れが変わったのか、連続で好転に恵まれた。

14日の埼玉県民の日に、若い人たちと山にのぼることになってたんで、12日の日曜日はのんびりしてようと思ってたんだけど、前日に、連れ合いに何処かに連れてってほしいって言われて、出かけることにした。施設に入っている父親の世話をしているんだけど、その父親の調子があまり良くなくてストレスが溜まっている様子なのでね。天気も良くなりそうだったしね。

急なことなので、どこに行こうか迷ったんだけど、連れ合いは長く歩くと膝に来ちゃうこともあって、それならと思いついたのが鍋割山。天気が良いなら、あそこならストレス解消にピッタリ。
うちの方(埼玉)の見晴らしから見ると、赤城の山塊から西側に張り出した鍋割山に続く尾根。その尾根の裏側に回り込んだところにある姫百合駐車場。

うちを5時半に出て、到着したのは7時ちょっと過ぎ。それで駐車場はこの状態。車乗りのおっさんたちの待ち合わせ場所になってた。
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 方向からすると地蔵岳だろうか。上のほうが白く見える。どうやら雪が降ったらしい。

あるき始めると、霜が降りた道にも、雪の跡が・・・
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駐車場のすぐ脇から階段状の登山道が始まる。少し行くと階段も終わり、やがては岩がゴツゴツとした道に変わる。

北側斜面を尾根に上る道で、この日は風も強く、寒い。寒い。
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尾根に出たところが荒山高原。関東平野を挟んで向こう側の富士山を二枚。

どうだ。これなら連れ合いのストレスも晴れたろ。
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尾根で出て、南側に回り込むと、そこはポカポカ。時折、景色が開けると、八ヶ岳と真っ白い南アルプス。PB120010.jpgPB120013.jpg
そう言えば、連れ合いが1000mを越えたのは久しぶり。以前は、湯の丸高原で2000mを越えて、高山病で座り込んでしまった。

ここでもそれに負けない絶景。
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実は、この日、鍋割山までは行かずに引き上げた。すごいいい天気で恵まれたし、このくらいにしておかないと、せっかく良くなった連れ合いの膝がまた悪くなる。

途中、南斜面のベンチで、お茶を入れて菓子を食べた。早出の人が他にもいたんだけど、鍋割に行く人は行ってしまい、第二陣はまだ来ない。絶景の二人占めでした。

そうそう、東には筑波山も見えた。
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駐車場から荒山高原まで40分。そこから鍋割山まで1時間。そこまでは行かなかったんだけど、途中まで歩いて戻り、荒山高原からの下りは30分。

朝5時半に東松山の家を出て、途中でお昼を食べて、12時前には家に帰ってきてしまった。




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テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

『人体のスイッチ』 高橋龍三

この間、股関節の手術から1年目の検査をしてきた。これまでも当初は1ヶ月、3ヶ月目からは3ヶ月毎の検診を受けてきたが、そのままの流れの検診。まあまあ、異常なし。山歩きしても、調子良いしね。ただね。毎回レントゲン写真を見て思うんだけど、背骨がS字に曲がってるのが治らない。

左の股関節が痛かったんだけど、そうすると、痛みをカバーするために体は左に傾いていたんだよね。そのせいか、骨盤の左側がひしゃげたようになって、骨盤そのものが左側に傾いている。そのためにその骨盤から垂直に立ち上がるとする背骨は、骨盤の左に傾いた角度に合わせて左に傾く。そこから右側に調整が入って、さらに左に行って首に至る。・・・て、感じ。まあ、長い間、痛みと同居していたからね。そういうことになっても仕方がない。

「半年くらいでまっすぐにならないなら、ずっとこのままかもしれない」って、医者が言ってた。いつかはひずみは来るかもしれないけど、それを強制するために手術するっていうのもどんなもんだかって感じらしい。でもまあ、今は痛くない生活をしているんだから、ありがたいことだ。

だけど、検診のごとに、「まっすぐになってないかな」って期待してたことも確か。だから、どうも本屋で過ごしていると、こんな本が目についてしまう。読んでみれば、・・・私みたいに老いに向かう頃合いの人間にとっては、べつに背骨のS字抜きにしても体の軸に歪みがあれば正しておきたい。歪みは・・・あるわけだからね。

『人体のスイッチ』    高橋龍三

ワニブックス  ¥ 1,404

だるさ・疲れの原因は「体軸のずれ」だった 筋肉の交差点「クロスポイント」で三倍速回復
第1章 病気になりやすい“よどみ体質”は体軸のズレにあり
第2章 痛みや疲れをリセットする“クロスポイント”は筋肉のつなぎ目にあり
第3章 マッサージでもストレッチでもない“10秒アクション”で体の軽さを実感せよ
第4章 がまんできない痛みを取る10秒アクション
第5章 つらい慢性疲労や不調を癒す10秒アクション
第6章 運動パフォーマンスを上げる10秒アクション  
 

体の軸がずれて歪みが生じると、筋肉に掛かる負担が分散せずに偏るんだな。そのせいで、特定の筋肉がいつも緊張し、逆に特定の筋肉は弛緩する。緊張して固くなった筋肉で血が滞り、そこに“淀み”ができて、疲れや凝り、痛みが慢性化していくという理屈のよう。

その“淀み”ができやすい場所が、肩、腰、膝と言われると、誰もが抱える悩みも、体の軸がずれているところから発生するということか。

まず、その“淀み”をリセットするには、体軸を整えることなんだけど、そのためには筋肉のつなぎ目にアプローチする。そこにはアウターマッスルだけでなくインナーマッスルも重なっている。重要なのはインナーマッスルにアプローチすることらしいんだけど、インナーマッスルは意識しづらい。そんな箇所があるんだ。14箇所だって。ここを押さえて、ここを軸にして身体をひねったりすることで、筋肉のつなぎ目にアプローチしていくわけだな。

アウターマッスルだけでなく、インナーマッスルにも同時にアプローチして、緊張した筋肉と弛緩した筋肉を同時に正常化していくための方法が紹介されている。

後半の10秒アクションは、症状に合わせて対症療法が紹介されている。

腰痛。膝痛。肩こり。首のこり。意の痛み。肋間神経痛。頭痛。生理痛。手首の痛み。だるさや身体が重く感じる。寝つけない。寝覚めが悪い。足のだるさ。便秘。残尿感。尿もれ。目の疲れ。

この本を手にした当初の目的とはちょっとずれちゃってるんだけど、そんなことはちょっと棚に上げておいて、とりあえずやってみるのは、残尿感と尿もれ対策だな。ハハハ。すぐやろう。今やろう。




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テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

開戦『誰が第二次世界大戦を起こしたのか』 渡辺惣樹

《1939/3/31 チェンバレンのポーランド独立保障宣言》
私は今、議会に次のように報告しなければなりません。ポーランドの独立を脅かす行動があり、ポーランド政府が抵抗せざるを得ないと決めたときに、わがイギリス政府は、ポーランド政府を全面的に支援する義務があります。ポーランド政府にはそのように伝えてあります。フランス政府も同様の立場であることを付言しておきます。同政府は、私がこの場でこのように発言することを承知しております。
んんん、こういう歴史のしっかりした資料を、丹念に当たっておくことが肝心なんだな。日本の世界史の教科書なんかじゃ、この辺は「ドイツが悪い」とイメージだけを先行させて、内容のないものになってしまっている。

東京書籍《世界史B》
ドイツは、1938年3月にオーストリアを併合し、さらにチェコスロバキア内のドイツ人居住地区ズデーテン地方の割譲を要求した。チェコスロバキアはこれを拒否したが、イギリス首相ネヴィル・チェンバレンは38年9月、フランス首相とともにヒトラー、ムッソリーニとミュンヘン会談を行って、ドイツの要求に譲歩した。この英・仏宥和政策に乗じて、ドイツは翌年39年3月、チェコスロバキアを解体し、イタリアも4月にはアルバニアを併合した。

ドイツはさらに、ポーランドにダンツィヒ市(現グダニスク)の返還とポーランド回廊を横断する陸上交通路を要求した。東西の二正面作戦を避けたいドイツは、39年8月独ソ不可侵条約を結んで、世界を驚かせた。こうしてドイツ軍は、39年9月1日、ポーランドに侵攻した。宥和政策の失敗を悟った英・仏は、9月3日にドイツに宣戦し、第二次世界大戦がはじまった。
この世界史の教科書の書き方では、本当のことが書かれていないことになる


草思社  ¥ 1,836

ヒトラー、チャーチル、ルーズベルト… 悲劇の元凶はいったい誰だったのか?
第一章 ハーバート・フーバーの生い立ち
第二章 『裏切られた自由』を読み解くー共産主義の拡散とヨーロッパ大陸の情勢
第三章 『裏切られた自由』を読み解くーチェンバレンの「世紀の過ち」とルーズベルトの干渉
第四章 『裏切られた自由』を読み解くールーズベルトの戦争準備
第五章 連合国首脳はなにを協議したのか

ハーバート・フーバー元米大統領は、1938年3月22日に英首相ネヴィル・チェンバレンと会談した。その時、チェンバレンは《ヒトラーは東へ向かい、スターリンと衝突する》というフーバーの考えに同意していたという。つまり、この段階で、ドイツがのちにズデーテン地方を要求して東に向かうことは既定の路線であり、ミュンヘン会談も予定通りの決定であったわけだ。

その既定路線が変わったのは、F・D・Rによる圧力だった。F・D・Rは、駐英大使ジョゼフ・P・ケネディに、チェンバレンへの圧力をかけさせていた。F・D・Rがチェンバレンに対ポーランド独立保障を出させることに成功すると、今度はウィリアム・ブリット駐仏大使を通して、ポーランドに対ドイツ強硬策を取らせた。そうすることで、ダンツィヒ、ポーランド回廊問題を、ヒトラーとの外交交渉によって解決する道を閉ざしたのだ。

英仏によるポーランド独立保障によってヒトラーがポーランドに対する要求を貫徹すれば、西部戦線において英仏との戦いが発生する。ヒトラーはポーランドに対する要求を貫徹すると同時に、スターリンとの間に協定を結び、東部戦線での戦いを回避する必要が出てきた。

これはスターリンにとって願ってもない状況だった。スターリンは英仏の側にも、ヒトラーの側にも、どちらにも与することができる立場に立った。戦うか戦わないかも選択できた。ヨーロッパのパワーバランスは、一気にソ連に傾いた。これもF・D・Rのおかげであった。

ロシアの要求を英仏は蹴った。フィンランド・バルト三国・東プロシア・ベッサラビア・ブコビナすべての併合を、ソ連に許すわけにはいかないからだ。英仏との決裂と同時に、ヒトラーとスターリンが握手した。

しかし、不可侵条約成立後もヒトラーは、ポーランドとの交渉によって領土問題を解決しようと努力した。ヒトラーはネヴィル・ヘンダーソオン駐ベルリン英国大使に接触し、以下のことを伝えている。
ドイツの要求はダンツィヒ回復とポーランド回廊問題の解決で十分である。英国との戦いは望んでおらず、旧ドイツ領の回復は、“交渉の継続”でかまわない。

8月31日、ドイツ軍がポーランド国境に布陣している中でも、ヒトラーはポーランドに交渉を持ちかけている。英仏の独立保障と米国による厚い支援の約束を背景に動きの鈍いポーランドに対し、ドイツは9月1日に侵攻を開始する。

世界史の教科書は、そう書いてほしい。




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テーマ : 本の紹介
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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本












































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