めんどくせぇことばかり

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jhfkh1413

サウジ、「テロ計画」のイラン船を拿捕 イラン側は否定 https://t.co/ne9UO5SCHZ @cnn_co_jpさんから
06-22 03:26

ロシア軍機、米軍機に1.5mの異常接近 バルト海上空 https://t.co/H1HJLWNAAe @cnn_co_jpさんから
06-22 03:26

子どもが住みやすい国のランキング、北欧諸国が上位独占 https://t.co/yD77aCRLxG @cnn_co_jpさんから
06-22 03:27

米ウクライナ首脳が会談、米財務省は対ロシア制裁の強化を発表 https://t.co/P58nGmxpIj @Reuters_co_jpさんから
06-22 03:32

自民、9条改正へ本格議論 https://t.co/OLSC5KnueY @Reuters_co_jpさんから
06-22 03:32

米州機構総会、ベネズエラに批判集中 「民主主義の弱体化」 https://t.co/6ofijyuxLe @Reuters_co_jpさんから
06-22 03:33

米政府のアフガン戦略見直し、パキスタンへの強硬姿勢も選択肢 https://t.co/dy3GVIyYqN @Reuters_co_jpさんから
06-22 03:34

ホンダ、狭山工場の操業を一時停止 サーバー攻撃でウイルス汚染 https://t.co/Knt6BtgHht @Reuters_co_jpさんから
06-22 03:34

陛下、ギニア大統領と会見 https://t.co/lKDrIDK8r5 @Reuters_co_jpさんから
06-22 03:40

米国による新たな制裁へ報復措置を検討中=ロシア大統領府 https://t.co/APmRFBCeDY @Reuters_co_jpさんから
06-22 03:41

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死に絶えた漢族『秘伝・日本史解読術』 荒山徹

遠回りのようでも、中国史の悠久の流れを簡単に振り返っておくことにします。日本が中国大陸から受けた影響は、今更ここで述べるまでもなく絶大で、中国史の基本的骨格を頭に入れておくことは、日本史を学ぶ上で望ましいどころか、必須と言っても過言ではないと思うからです。
本書p144
まったく同感です。でも、高校の社会なんかでは、日本史は日本史で、チャイナの歴史っていうのは世界史の中の一部として取り扱われているので、日本史の理解のために利用されることがない。本来、歴史は、現状把握のための学問。日本史理解のために、チャイナの歴史に、西洋の歴史に照らし合わせてみることは、きわめて重要な作業のはずなんだけどね。

そうそう、これ、何だか分かりますか?
《いんしゅうしんかんさんごくしん なんぼくずいとうごだいそう げんみんしんちゅうかみんこく ちゅうかじんみんきょうわこく》

これを、🎶もしもし亀よ🎶の曲で歌うんです。漢字で書くと、こうなります。《殷周秦漢三国晋南北隋唐五代宋元明清中華民国中華人民共和国》・・・チャイナの王朝交代を覚えるための暗記歌です。

私は、中学生の頃から、「“りこれいへいけいこう”で三省六部」とかって無意味に唱える世界史オタクでしたので、チャイナの王朝交代くらい屁のカッパでした。だけど、世界史さっぱりなO君という友人がおり、たまたま知っていたこの暗記歌を教えました。彼は本当に嬉しそうに、私に感謝の言葉を並べました。

そして、試験当日。先生は問題作りがめんどくさかったと見えて、期待通り王朝名を並べる問題が出題されました。出席番号が私の次のO君は、私の後ろの席で、楽々正解を書いていると思いきや、変な声が聞こえるのです。「アレ?アレ?いーんしゅうー・・・アレ?」 彼は必死に、🎶桃太郎🎶の曲に王朝名を乗せようとして、苦戦しておりました。



新潮新書  ¥ 864

歴史小説作家だからこそ気づくことのできた、日本史の盲点とツボ
序章  「史観」を語る前にスべきこと
第一章  「遺跡は人なり」と心得よ
第二章  秘伝・日本史収納整理術
第三章  古代史学は伝奇文学か
第四章  日本書紀を再評価せよ
第五章  史料は原文が面白い
第六章  超「仏教」入門(上)
第七章  超「仏教」入門(下)
第八章  遷都の裏に政教分離あり
第九章  藤原氏で知る系図の秘訣
第一〇章  時代の境目とは何か
第一一章  日本市場の二大画期
第一二章  二つの中国とモンゴルの侵略
第一三章  「皇統」は誰が決めるのか
第一四章  歴史は「応仁の乱」以後で十分化
第一五章  歴史と地理は不可分なり
第一六章  「太閤記もの」の読み方
第一七章  世界史から捉える島原の乱
第一八章  史的眼力を「忠臣蔵」で考える
第一九章  近くの国より遠くのオランダ
第二〇章  小説を楽しむためのスキル
終章  歴史は「取扱い注意」で


しかし、残念ながら現代チャイナの源流は、夏・殷・周・秦・漢・三国時代(魏・呉・蜀)・晋ってところにはないんですよね。「中国史の流れを現代からさかのぼっていくと“代”という国に行きつく」と、著者は言ってのけます。そう、チャイナのルーツは夏でも、周でもなければ、現代チャイナの民族名をあらわす“漢”ですらないんですよね。

晋王朝によるつかの間の統一のあと、チャイナは南北朝時代に入る。その直前、鮮卑族の一部族である拓跋部が晋帝から代王に封ぜられた。この“代”の後裔が“北魏”ー“西魏”ー“北周”ー“隋”とつながるわけですね。この北方民族が、南部に歴史を重ねてきた最後の漢民族王朝“陳”を滅ぼしてチャイナを統一する。だから、このとき、漢民族が紡いできたチャイナの歴史は鮮卑族によって受け継がれていったわけだ。

チャイナに漢字で表記された周辺国、周辺民族名は、漢字による意図的音写である。あえて、“意図的”というのは、“ヒノミコ”、あるいは“ヒメミコ”を「卑弥呼」などと音写するからだ。「鮮卑」もまた、ひどい意図的音写である。『新編東洋史辞典』が出どころだそうだが、鮮卑の原音はバックルを意味するモンゴル語の「serbe」であろうという。「セルベ」である。

このセルベが漢民族の陳を滅ぼしてチャイナ全土を手に入れたことを、教科書は何と書いているか。この本で参考にしている野とは違う東京書籍の『世界史B』の文章を紹介する。
『581年、北周の外戚楊堅は、禅譲の形式で隋王朝を建て、長安に大興城を築いた。589年には南朝の陳を滅ぼし、ここに秦漢帝国以来の中華帝国が再建された』
やはり、それまでのチャイナの滅亡を、“中華帝国の再建”と呼んでいる。




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06/21のツイートまとめ

      復刻 わしみみずく 鯉のぼり
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北朝鮮から解放の米学生ワームビアさん死去、意識戻らぬまま https://t.co/n4owyXCFzY

北朝鮮、「米空港で代表団の文書強奪」と抗議 米は反論 https://t.co/M8dddkcY7G

米国人向け北朝鮮ツアー中止=拘束大学生死亡で旅行社https://t.co/duaT3sy9kl

米学生死亡は不幸な事件=中国https://t.co/vFN31SnEaD

「北朝鮮に責任負わせる」 拘束学生死亡、米が態度硬化https://t.co/h5YZnhLJaH

自民「国際社会連携で解決を」「北朝鮮の人権状況、米国民も理解を」 https://t.co/sghcYu89Wq

警察車両に車突っ込む、運転の男死亡 シャンゼリゼ通り https://t.co/9tNDNngjc4

車が治安車両に突っ込む=男死亡、テロと断定https://t.co/dH3wWvdjQ7

ロンドン車暴走、テロとして捜査 イスラム教徒を標的か https://t.co/B0nLvxbqfE

反イスラムテロか=車突入で本格捜査-英https://t.co/1XnP2oGXME

容疑者が犯行予告、前夜パブで「イスラム教徒に痛手加える」https://t.co/mEhHuD7tfH

ロシア、シリア西部飛ぶ米軍機は「標的」 衝突回避措置を停止 https://t.co/0OW9St20b8

米軍機、政権派無人機を撃墜=シリアhttps://t.co/bAsTkAWTko

EU、クリミア制裁を1年延長https://t.co/1w3oIFK6Vn  

米、ウクライナ問題めぐり対露制裁を強化 https://t.co/XQkgnkoTRS

ロシア戦闘機が異常接近 バルト海で米軍偵察機にhttps://t.co/4z4oMOJ0Bg

サウジ、イラン精鋭部隊員を拘束か=「油田でテロ企図」https://t.co/GByNfVI4xn

侮辱的商標禁止は違憲=言論の自由を優先-米連邦最高裁https://t.co/qXMejdBdHI

新疆とチベットに教師大量派遣=「中国化」を推進https://t.co/N1ZsTXBpWR

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もはや富豪でなければ無理か-香港での生活、かつてないほど厳しく https://t.co/0bI5oaqLVC

習体制下、弁護士受難 「法の支配」脅しの道具に https://t.co/TAWz87Hvwr

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フィリピン軍が国内IS勢力へ攻撃開始、週内の戦闘終結目指す https://t.co/TEFAPWass8

英国人のフランス国籍申請が急増、昨年は3倍に https://t.co/XVI9ngN8y0

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エビの苦痛 レストランに罰金https://t.co/2MP8ZSPgwA

外資系銀行3行、韓国から撤退 https://t.co/1Zk1US5sEP

衝突続くコンゴ、8か月で3000人以上死亡 ローマ教会が報告 https://t.co/Xc6PBd4IFE





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『首都圏近郊:出雲系神社探索ガイド』 出川通

まえがきによれば、出雲の神様が、ブームなんだそうですね。・・・ちょっと、聞いたことないけど。・・・式年祭が行われて、参拝客が増えたという話は聞いたけど、そのことか?・・・どうやらその模様。

そこで、本書の登場。著者が書いている。『出雲と関東には共通性を感じる』と。そして、『「関東を含めた東の国の歴史」が、出雲のもつ「土着の神さま、国津系の神さま」の歴史の底流と重なってくるストーリーを感じる』と。

「それは、同じものに対して起こったことであって、出雲と関東では、時間差を持って発生しているに過ぎない」ということはないだろうか。つまり、この東国も、もともと大国主命の治める“葦原中津国”の一部だったんじゃんかいか。

この本で語られるとうり、そう思えるほどに、東国は出雲系の神社で満ちている。

こうなったら、それらを巡りながら、“葦原中津国”がいかなる国であったのか。思いを馳せてみるのもいい。・・・夏休みの課題研究として、9月に学校に提出しようか。



言視社  ¥ 1,728

なぜ東日本に「出雲系」の神々が、これほどたくさん鎮座しているのか。由来を探りながらの歴史散歩
第1章  出雲の神々は東国に多数鎮座する
第2章  関東・首都圏の出雲系神社の概要
第3章  首都圏における各県別出雲系の主要神社紹介
第4章  関東圏における出雲系主要神社
第5章  関東に近い中部圏の出雲系神々の一部の神社紹介
コラム  大国主命の凄さ 神々のルーツと神社の成り立ち 他


出雲系の神といえば、まずは、“大国主命”だけど、やたらと別名が多い。おそらく、統合が進むたびに、地域の神や王の性質を受け継いだのか。あるいは、代表したのか。大穴牟遅(オオナムジ)、大穴持(オオアナモチ)、大己貴(オホナムチ)を、本書は“大きな穴”と見るのはいいが、鉱山の守護神と言っている。大国主が明らかに代表者を務める名前だから、性質を物語るのはこの名前になる。最高神が“鉱山”と言うのはどうもね。大きな穴は“噴火口”のことを言うのであって、地震やマグマといった、火山に関わる畏怖の対象の総体をあらわす神ではなかったか。

八千矛は武力の象徴で武神としての性格。葦原醜男(アシハラシコオ)も、野性的で力強い男を表し、武の神。大物主は、大きな力を持つ高い霊格をあらわす名前。“もの”は人知の及ばない力。大国魂、顕国玉、宇都志国玉は、国土の霊魂をあらわす。

大国主の子供として、まずは事代主。“事”は神事、“代”は依代、その主だから、第一人者。つまり、神を祀る側の第一人者が神格化されたもの。つまり神格化された王ということだ。大国主は、国を譲る判断を事代主に任せている。つまり、大国主を祀る王が、国譲りを判断したということだ。
もう一人の子供が、建御名方。建御名方って言うのも変な名前で、「建き御名の方」だって。「すごい名前の人」って意味。これはすごい。匿名希望の人なんですね。なぜかって、名前言ったら、みんな分かっちゃうからでしょ。この辺の話を書いてくれたのが、この本。ぜひ読んでみて。

あとは、スサノオと、大国主の妻たち。妻たちの中でも、奇稲田姫が圧倒的らしんだけどね。

これらの中で、一番多いのがスサノオ関連の神社。それに続くのが建御名方ってのも、不思議だな。なにしろ建御名方は、武御雷にこてんぱんに破れて、命乞いをして諏訪大社におさまるじゃないですか。ちょっと情けないにも程があるよね。この本は、その前後の猛々しさを強調するけど、“命乞い”は多い隠せない。多い隠せないくらいに情けない。

この、建き御名の方を、無理に陥れている印象がある。それに、事代主が国を譲ってお隠れになっている後のことなので、建御名方を貶めるために書かれた逸話と考えるほうが自然。出雲神話が書かれた当時、そんなにも貶めたい“建御名方”って、一体誰でしょう。

話が、この本の紹介からずれちゃった。・・・ごめんね。





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イラン、シリア東部へミサイル攻撃 ISISに報復 https://t.co/441GUTHtbr

サウジ、イラン革命防衛隊員を拘束=ペルシャ湾の油田付近https://t.co/GByNfVI4xn

「IS最後のとりで」に突入=奪還大詰め-イラク北部モスルhttps://t.co/Oi05GSo6Rf

米軍率いる有志連合、シリア軍機を「自衛措置」で撃墜 https://t.co/YLdyVs91tq

米軍機、シリア軍機を初めて撃墜 アサド政権軍との直接衝突が激化 https://t.co/EioA2A0qg6

ロシア国防省、シリア上空の飛翔体すべて標的に https://t.co/gE4q0DrFD8

車が通行人はねる、複数の犠牲者 1人拘束 英ロンドン https://t.co/tHtHgx0ipa

ロンドンで車がイスラム教徒らに衝突、テロ攻撃の可能性https://t.co/1Xe1WGNkZ8 

現場はイスラム教の礼拝施設モスクの付近 礼拝帰途の教徒ら10人以上負傷 産経ニュース https://t.co/SN3qrFDFal

武装集団がリゾート施設襲撃、2人死亡 マリ首都近郊 https://t.co/fUHgcRJxKs

仏総選挙、マクロン新党が議会過半数獲得へ https://t.co/WByy5mP0NR

パリのシャンゼリゼ通りで警察車両に突っ込む、意図的犯行の可能性 https://t.co/tAh7ikG4oC

相次ぐ大手企業経営者の失踪、当局が摘発強化か 中国 https://t.co/PKGtufUrAf

石平氏「外交の道具 一石三鳥の存在」中国の狡猾な“パンダ外交”を指摘https://t.co/DBP6ZxG2zf

中国、武装警察幹部19人を免職か 汚職事件との関連を示唆https://t.co/RiWL9fWtDF

EU、対中批判の声明とりまとめ失敗 ギリシャが反対https://t.co/UzXiLFcOV4

党内情を海外で暴露する郭文貴 2.7億元の損害賠償求められる https://t.co/3cFLB7nAeh

北朝鮮の資金洗浄に関与 米が中国企業を提訴 https://t.co/hu7jWlVg57

中国資本の長距離鉄道が開通 巨額債務かかえるケニア https://t.co/vVQsl7iE7I

中国当局、投資家を5段階評価で格付け「個人投資家を株市場から追い出すため」か https://t.co/9rYzdrjzVX

海自「いずも」にASEAN10カ国の士官が乗艦、南シナ海を航行 https://t.co/GtPxPe1dpN

タリバンが警察襲撃、5人死亡=アフガンhttps://t.co/QukV6uRqhi

市場空爆で25人死亡=イエメンhttps://t.co/Xumnez3ymk

コレラ死者1000人超す/感染者の半数が子供/イエメンhttps://t.co/dt92GDQhku

難民ら世界で6560万人=最多更新、シリア深刻https://t.co/3QhJ2xQpWN

北朝鮮の核開発「1万5千人」が従事かhttps://t.co/WCXoWIEfij

外相、康京和氏 外交手腕は未知数 元慰安婦に寄り添う姿を強調 https://t.co/owXhWS4JpM

文在寅大統領、「福島原発事故で1368人死亡」発言は東京新聞を引用?https://t.co/rH5ATOimvn

カイロの爆発で犯行声明 「ムスリム同胞団」関連の「ハスム運動」 https://t.co/YMYUoPt1Lm

EUは「円滑離婚」望む 「離脱ドミノ」防ぐ選挙結果で変わる風向きhttps://t.co/FL8ciUS9q8

カタール断交は「何年も」続き得る、UAE閣僚が見解https://t.co/Kqsfb5rttU





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『未承認国家に行ってきた』 嵐よういち

この本に紹介されている『クリミア共和国』、『沿ドニエストル共和国』、『アブハジア共和国』に加えて、『南オセチア共和国』、『ナゴルノ・カラバフ共和国』は、いずれも旧ソ連に所属した未承認国家である。それらの地域では、旧ソ連による民族政策が原因となって、さまざまな衝突が発生した。ソ連崩壊は、それとともに各共和国のロシアからの離脱を促した。急激に離脱を遂げたところもあれば、緩やかに離脱を試みているところもありと、いろいろだ。

ただ、旧ソ連は、各共和国にロシア人を移住させ、場所によってはロシア人多数化工作が行われた。そういうところでは、その共和国がロシアから離脱しようとすると、ロシア人だけがロシア共和国の磁力に反応する現象が起こる。早くにロシアから離脱した共和国でも、そういうところは安心できない。

また、その共和国がロシアから離脱しようとするとき、ロシアの力を利用してその共和国からさらに離脱しようとする民族が登場する場合もある。

前述の旧ソ連内の未承認国家は、そのいずれかのケースに該当する。

この本の中に再三登場する“ロシア人の無愛想”は一体何を意味するのか。力で押し通すやり方への自信の無さの現れか。あるいは、孤立への不安を虚勢で隠しているのか。どのロシア人をとっても、リトルプーチンの金太郎飴のようなものか。

彩図社  ¥ 1,296

そこに住む人達はどのように暮らし、国はどうなっているのか。興味は尽きない
第1章  激動のロシア編入『クリミア共和国』
第2章  謎の未承認国家『沿ドニエストル共和国』
第3章  失われた待ちを行く『チェルノブイリ・ツアー』
第4章  ほとんどの日本人が知らない『アブハジア共和国』
第5章  111カ国が承認する『コソボ共和国』
第6章  北と南でなにが違うのか『北キプロス・トルコ共和国』


この本を読めば、つい先ごろまで戦いの行われた場所であっても、それが終われば、そこには人々の生活がある。彼らにとって見れば、どちらでもいいのだ。必要なのは、家族とともに子供を育てられる環境だ。読んでみて、それがよくわかった。

こういう国をあえて訪れたいという旅行者もいるんですね。いったいどんなところに魅力を感じているのか、私にはよくわからない。“未承認”であるということは、その対立の原因は、解決されていないということだ。原因が残されている以上、状況によっては戦いが再燃することもあり得る。そうなれば、《家族とともに子供を育てられる環境》なんて、いとも簡単に消滅する場合もある。

そんな刹那の平穏の中に生きる人々に、直に触れてみたいということなのか。

著者の旅が、緊張感に包まれたものであることは、文章の端々から感じられる。それだけの警戒も、準備もした上での旅行のようだ。それでも、おそらくこれまでも、危ない目にあったこともお有りでしょう。どうぞ、お気をつけて。

JIJI.COM 2017/06/16
北朝鮮の残酷な扱いに怒り=帰国大学生の父-米
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017061600303&g=int
(抜粋)
【ワシントン時事】北朝鮮当局から約1年半ぶりに解放され、昏睡状態のまま帰国した米国人大学生オットー・ワームビア氏の父フレッドさんは15日、オハイオ州で記者会見し、「息子が長期間、残酷な扱いを受けたことに怒りを覚える」と北朝鮮を非難した。
(続きを読む)に全文
北朝鮮から帰国を許されたアメリカ人の青年は、やはり、北朝鮮なんか行くべきじゃなかった。・・・ここで引き合いに出すのは、ふさわしくなかったかもしれませんね。ごめんなさい。
ソマリランド。ここも未承認国家の一つですよね。それがなんでも、とても治安が安定しているとか。ソマリアと聞いただけで震え上がってしまうのに、・・・謎多き、治安良好のソマリランド。ぜひ報告してもらいたい。



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『ルポ 絶望の韓国』 牧野愛博

北朝鮮は今年の2月、マレーシアの国際空港で金正日の長男、金正男を化学兵器でも使う猛毒のVXで殺害するというテロ行為に出た。

実は、この本によると、事件から2週間後の3月の1、2日に、アメリカの元政府当局者らと意見交換を行う予定だったという。現役政策担当者は出席しないものの、アメリカは、北朝鮮側の崔善姫(チェソンヒ)米州局長らにアメリカへの入国ビザを出す予定で、北朝鮮にとっては大きなチャンスにもつながるものであったらしい。そのチャンスは、もちろん失われた。

韓国政府関係者は、「金正男は、北の中に何の人脈もなく、金正恩にとっての脅威ではない。なぜそちらにこだわって、もっとも重要な相手であるアメリカとの対話をダメにしたのか理解できない」と語ったそうだ。

北朝鮮のトップの座を引き継いで依頼、“粛清”を強力な鎧としてまとってきたのは、金正恩自身である。しかし、そのために、北では組織の意思疎通が異常化してしまったらしい。たとえば、金正恩が『金正男は生意気だな』と言っただけで、下っ端の人間は縮み上がり、金正恩への忠誠の証を建てるために金正男を殺す。・・・忖度・・・だな。

北の人間が最も恐れるのはアメリカの軍事力なんかじゃない。金正恩の刹那のご機嫌だ。アメリカとの対話のきっかけにつなげるチャンスがどうであろうが、金正恩のその時の顔色のほうが遥かに重要なのだ。

だけど、そんな北朝鮮のそんな悪逆非道を、世界は追求しきれないんだもんね。もともと、日本人を拉致して自分の国のために使うなんてそれ以上の悪逆非道なんだからさ。いまさら驚かないけどさ。助けに行ける日本を作ろうよ。いい加減にさ。



文春新書  ¥ 950

朴槿恵大統領の弾劾・罷免・逮捕の過程で垣間見えた韓国という隣人の「病理」
第1章 政治-スターリンは言った。「韓国人は三人集まれば、四つの政党を作る」
第2章 歴史-歴史問題の背後にちらつく北朝鮮の影と、日毎に細る日韓のパイプ
第3章 経済-韓国全土に広がる不況の影と埋まらぬ格差
第4章 教育-壮絶なまでの学歴競争社会
第5章 社会-地縁・血縁・人脈が支配する世界
第6章 軍事-韓国の三戦術は、北朝鮮の三つの切り札に対抗できない
第7章 外交-米国と中国というニ大国に挟まれ、身動きが取れない韓国外交

行けない。この本は、北を云々という本じゃなくて、韓国に関する本でした。

そうそう、2014年12月、南スーダン国連平和維持活動で、南スーダンの治安が急激に悪化して、弾薬の備蓄量に余裕の亡くなった韓国軍が近くにいた自衛隊に助けを求め、日本側は急遽、武器輸出三原則の例外とする官房長官談話を出した上で、無償で弾薬を韓国軍に都合したってことがありましたね。

ここまではなにも悪い話じゃないんだけど、その後が後味悪かったですよね。なんか、お願いされて都合してあげたにも関わらず、余計なお世話だみたいなこと言われてさ。“日本から融通された”ってことが、韓国人の国民感情から受け入れられない、ってことなんだね。

ご都合次第で、反日のためならなんでも持ち出す韓国人。旭日旗を持ち出した時は驚いた。自分らが国際的な批判にさらされることを相対化するために、それまでなんにも言ってなかった旭日旗を、わざわざ持ち出して槍玉に挙げた。あれも、きわめて不愉快なことだった。

朴槿恵が、習近平におもねって、ハルピンに安重根の記念館を作ってもらった。もう、あきれ返った。
この本には、さまざまな韓国の“絶望”が記されている。それを書いたのは、朝日新聞ソウル支局長の牧野愛博さんだ。・・・「え?朝日新聞がそういう立場でものを書くの」って思いながら読んだ。朝日の特派員は、産経の特派員と違って、上層部にコミットできる分、立体感のある報告になっているように思う。・・・産経さん、ごめんなさい。いつもあんなにお世話になってるのに・・・

かつては、日本をこき下ろすために韓国を支持する立場でものを書いていた朝日新聞にすれば、ずいぶんと大きな変化だ。韓国社会を“絶望”といっているわけだからね。朝日はついこの間まで、進んで韓国を“絶望”に追いやっていたんだからね。

だけど、気をつけてね。この本は、韓国の現状を、真実のままに書くことにしただけで、日本をこき下ろすことを取り下げたわけではない。《せっかく良化しかけていた両国の関係が、安倍首相の靖国神社参拝で振り出しに戻った》とか、《稲田朋美防衛大臣の靖国参拝で台無しになった》とか、結局、懸案の問題に関しては日本人の足を引っ張ることを止めない。

朝日が焚き付けた“慰安婦問題”に関しても、まったく反省が足りない。反省が足りないのは朝日新聞のはずなのに、文章を読んでいると、こう言われているように感じてくる。「日本人は反省が足りないよ」って。




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『アメリカ側から見た東京裁判史観の虚妄』 江崎道朗

1995年の、「ヴェノナ文書」の公開で、ルーズベルトとコミンテルンの戦争責任を追及しようという視点から、近現代史の見直しが始まっている。同時に、歴史の修正に対する攻撃も強まる。慰安婦問題に絡んで、安倍首相はアメリカメディアから“歴史修正主義者”というレッテルを貼られた。

“歴史修正主義者”という言葉のなにが悪いのかよく分からない。歴史は本来、修正されるべきものであるからだ。しかし、世界の常識は違う。なぜ、“修正”してはならないか。それは歴史が、勝者の書いたものであるからだ。

ヨーロッパ人の間では、よくこういう言い方をする。「“歴史修正主義”とはヨーロッパ人にとって、ヒトラーを賛美したり、ユダヤ人の虐殺を肯定する行為に等しい」と。

でも、おそらく違う。勝者として糊塗したはずの自分の過ちを、あるいは過去の悪行を、いまさら暴き立てられてたまるものか。そんなことは許さない。安倍晋三はヒトラーを賛美しようとしているに等しい。ユダヤ人の虐殺を肯定しているに等しい。せっかく巧妙に過去を闇に葬り、それができない分は敗者の責任に押し付けて作り上げた勝者の歴史なのだ。逆らうことは許されない。こんなことなら、あの時、跡形もなく滅亡させておくべきだった。最初はそのつもりだったのに。

フランクリン・D・ルーズベルト大統領は、反共を唱える独日に敵対的外交を開始した。ドイツとイギリスの戦争がはじまると、ハーバート・フーヴァー前大統領、ロバート・A・タクト上院議員、ハミルトン・フィッシュ下院議員、アメリカ第一委員会のスポークスマンを務めたチャールズ・リンドバーグらが、ルーズベルトが導入する武器貸与法に反対する立場での発言を繰り返した。

「自国の安全保障に密接に結びつくわけではない外国の戦争に、アメリカはできるだけ関与すべきではない」

さらに、対日敵対政策に対しても、高発言している。

「強い日本を維持することが、アメリカの利益につながる」

今も昔も、アメリカの中にも様々な意見があるということをよく認識すべきで、この保守派の勢力と連携が取られていたら、明らかに違う結果がありえたろう。彼らはけっして親日派ではない。アメリカの国益を第一に考えた場合の結論が、アジアに強い日本を維持することが望ましいと考えたのだ。
  1. アジア太平洋地域は、ソ連の膨張主義や中国の排外的ナショナリズムによって、大きく混乱している。
  2. 上記1を理由として、それを抑止するために日本はやむを得ず中国大陸で戦争をしている。そして、日本がソ連の膨張主義と戦ってくれているおかげで、アメリカはアジア太平洋地域で戦争をしなくてすんでいる。よって、「強い日本を維持することがアメリカの利益となる」(タイラー・デネット教授)
  3. アメリカが日本に対して経済制裁を実施して日本を圧迫すれば、日本は弱体化し、ソ連の膨張主義がますます強まる。その場合、アメリカがアジアの戦争に関与しなければならなくなる可能性がある。
  4. 初代大統領ジョージ・ワシントンは、「戦争は、必然的に政府への権限の集中を生み、個人の自由を制限する全体主義へ発展しかねない」として、対外戦争に干渉することを極力避けようとした。これこそ、アメリカの伝統的外交原則であった。
  5. 日本を弱体化したらアジアの混乱は助長され、アメリカ政府としてはアジアの戦争に関与しなければならなくなる恐れがある。アメリカ政府がアジアの戦争に関与すれば、政府に権限が集中し、国民の自由が損なわれる。
  6. そのため、アジアの戦争に関与しなければならなくなる可能性のあるルーズベルト民主党政権の「対日圧迫外交」には反対である。 
当時、上記のような保守派の考えは多くのアメリカ国民に共通するもので、1936年の大統領選において、「満洲国」にかかわることは、なんら争点にならなかった。逆に、民主党ですら、「対外戦争に関与しない」ことを公約に掲げなければ、勝利することができない状況にあった

祥伝社  ¥ 864

アメリカを侵食したコミンテルンの魔手 ヴェノナ文書が明らかにした日米開戦の真実
第1章 対日政策で対立する二つのグループー「ウィーク・ジャパン派」と「ストロング・ジャパン派」
第2章 葬られた「告発」-「第一次」近現代史見直しの挫折
第3章 ついに公開された「ヴェノナ文書」-その衝撃と、歴史的意義とは
第4章 アメリカ共産党の「トロイの木馬」作戦ーコミンテルンの巧妙な戦略転換とアメリカの変質
第5章 コミンテルンに乗っ取られたマスコミー「反ファシズム」で新聞・出版を恫喝
第6章 日米開戦へと誘導したスパイたちー目的はひとつ「ソ連を守るため」
第7章 変わりつつあるアメリカの歴史観ー現職大統領によるヤルタ協定否定の意義とは
第8章 いまも続く共産主義勢力の暗躍ーオバマ大統領、謎の言動の秘密

ブラック・サースデイの株価大暴落をきっかけに大恐慌が世界を駆け巡る。共和党政権フーヴァー大統領はここで財政均衡政策をとって不況を深刻化させ、さらにスムート・ホーリー法を成立させて、世界に保護貿易主義を促した。1933年の名目GDPは1919年から45%減少し、株価は80%以上も下落した。工業生産は3分の1以下の低落。失業者は1200万人を数え、失業率は25%に達した。

ルーズベルトが大統領に就任すると、ニューディーラーと呼ばれるリベラル官僚が多数登用され、大規模公共事業による失業者対策を実施するとともに、農産物赤く維持政策を実施して農民の利益を保証し、労働者の生活向上を支援して労働者権利保護政策を実施した。このため、連邦政府の財政規模は急増し、税負担は高まった。ニューディーラーの権力が肥大化し、1933年には300万人だった労働組合員が、1941年には950万人へと膨れ上がった。こうして、ニューディーラーと巨大労組、リベラル派のマスコミが一大政治勢力となって、ワシントンを席巻した。

これを機会に、アメリカ連邦政府は肥大化した。プロテスタント的自助努力と教会を中心とする地域互助共同体といった、それまでのアメリカ社会の基盤は徐々に希薄化し、代わって大規模な社会保障への依存が高まり、これが民主党をさせえる階層として成長した。

しかし、ニューディール政策は、経済的には大きな成果を上げることができなかった。労働組合は経営陣に敵対的な立場をとってストライキやデモを繰り返した。さらには、日独への経済制裁を要求するなど政治的要求を掲げ、イデオロギー色の濃い反体制集団となっていった。

ニューディーラーには、数多くのコミンテルンのエージェントが潜り込んでいたことはヴェノナ文書が明らかにしたことでもある。さらにその一部は、敗戦国日本の占領政策にも一枚噛んでいた。

来日し、占領政策を実見した国務省政策企画部初代部長ジョージ・ケナンは、以下のように述べている。
《マッカーサー将軍の本部によって、その時点までに実施された占領政策の性質は、一見して、共産主義の乗っ取りのために、日本社会を弱体化するという特別の目的で準備されたとしか思えないものだった》

いくらなんでも、マッカーサーもそのうち気がついて政策を転換することになるが、そこまでのニューディーラーの活躍で、日本には“リベラル”勢力が深く根付いた。今でも国連に巣食って日本の不利益を世界に振りまくデービット・ケイとかいう変なやつを、ひざまずいてありがたがる、どこか性的倒錯じみた人達がいる。
産経ニュース 2017/06/04
【国連反日報告】
日本の国益を毀損続ける特別報告者 ケイ氏、国連人権理事会で反米基地運動に言及するも「沖縄には行っていない」

www.sankei.com/politics/news/170614/plt1706140028-n1.html
(抜粋)
国連人権理事会の「表現の自由」に関する特別報告者、デービッド・ケイ氏は12日、スイス・ジュネーブの同理事会での報告で、日本政府による報道機関への圧力や、歴史問題を議論する環境などについて強い懸念を表明した。ケイ氏の一方的な解釈に満ちた報告は、日本政府の反論にもかかわらず、事実として国際社会に拡散される可能性が高い。国連の活動に多額の資金を投じながら「嘘」をまかれ、国益を毀損(きそん)され続ける構図となる。(ジュネーブ 原川貴郎)
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『渡部昇一の少年日本史』

ヒストリーは、ストーリー。歴史は、物語である。それを教えてくれたのは、渡部昇一さんでした。そして、語られるのは人です。法や制度ではありません。人だけが、感動を呼べるのであり、人こそが、歴史を虹として見せてくれる。

第一章から第六章までの93項目、それにコラムを加えると、ちょうど100項目の歴史が語られている。そのいずれもが、上記のような、日本人の物語。日本人が、自分たちだけの“虹”としてあおぎみる歴史です。

あとがきで、ご本人が言うように、『少年日本史』は、渡部昇一さんの遺言になってしまいました。今でこそ、理解者は増えましたが、ちょうど朝日新聞を相手に大げんかしている頃は、まさに孤軍奮闘で、厳しい時代の灯台の役割を果たされました。


致知出版社  ¥ 2,160

日本人にしか見えない虹を見る 高校生からも感動の声、続々
序章  日本人にしか見えない虹を見る
第一章  神話と歴史が地続きになっている国【神代・古代】
第二章  遠い祖先たちが生きていた古代日本の姿【古代】
第三章  武士政権の誕生と荒ぶる天皇の逆襲【中世】
第四章  信長・秀吉・家康の時代から江戸幕府の興亡へ【近世】
第五章  新しい日本の創生と欧米列強の圧力【近代】
第六章  日本の底力を見せた戦後の復興【現代】
コラム


私の父母は、どちらも昭和3年生まれです。渡部さんよりも二つ年上ですね。でも、もうだいぶ前に亡くなりました。母は22年前、父が亡くなったのも、すでに11年も前のことになりました。母の時はそう思わなかったのですが、父が亡くなってから、同じような年恰好の人を見ると、時々、その人に、父の姿を重ねていることがありました。

母の時にそういうことがなかったのは、おそらく、まだ父がいたからだと思います。

ただ、同じ年恰好ならだれでもというわけではありません。父は、家の中では不愛想な人でしたが、外ではいろいろと周囲に気遣いをする人でした。それでいて、こうと決めたことは、どうでも曲げない頑固おやじでした。どうも私が父の姿を重ね合わせている人は、私が“きっとそうだ”と思っている人なのです。

たとえば、渡部さん。そらから、畏れ多くも今上天皇陛下。

ただの、私の、手前勝手な思い入れです。・・・でも、父の姿を重ね合わせられる方が、少なくなってきてしまいました。陛下のご健勝をお祈りいたします。

いま、私の心にある渡部昇一さんは、少年の姿をしています。そう、まだアメリカとの戦争が始まるよりも前でしょうか。そんなころの渡部少年が、空一杯にかかったでっかい虹の上を、小躍りするように駆けている姿が、私には見えるのです。




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競争社会『ルポ 絶望の韓国』 牧野愛博

文在寅の政党?昔の、金大中の時の民主党でしょ。別に民主党のままでいいのにね。ちょっと政治母体が変わるたびに、くるくる政党名が変わる。《新千年民主党》、《統合民主党》、《共に民主党》。“新千年”って、前の千年はいつからいつまでを指すのかって突っ込みたくなるし、なんか心療内科にかからせたくなる名前とか、“共に”なんて言われると、もうなんでもあり。“せーので”とか、“それじゃあ”とか、“とりあえず”とか。・・・もう、ワクワクしながら次を待とう。

韓国の政治家は、けっして楽な仕事ではないようだ。ちょっとした縁故を頼りに、いろいろな陳情が寄せられるのだそうだ。陳情も、世間のためになることならいいけど、もちろんそうじゃない。地元支援者と言うのは、そのために候補を選ぶ。仲間の警察官の昇進の働きかけなんか当たり前のようだ。韓国で誰もがうらやむ世界的企業に就職した娘が希望の部署に配属されるようにとか。そういう、仕事がらみのことが多いらしい。企業などは、そういった政治家からの依頼にうまく応じることを通して、逆に政治家を管理誘導していくようにしているのだそうだ。

ちなみに、娘の件で依頼してきたのは、その政治家の子供の、学校の先生だったそうだ。

朴槿恵が引きずりおろされるきっかけとなった友人がチェ・スンシル。その娘、チョン・ユラは、高校三年生の時に年間17日しか登校していなかったにもかかわらず、名門梨花女子大学に進学した。そのことが取りざたされると、チョン・ユラはSNSを通じて、「能力がなければ親を恨め。つべこべ言うな。金も実力だ」と言って、世間の人を激怒させたという。

なんだか、一枚のカードの裏表みたいな話だね。

ある元議員の話として、こんな意見が紹介されていた。
《韓国は圧縮成長した。欧州が百年、日本が五十年かけて築いてきた繁栄を、我々は三十年で達成したと息巻いているが、そのかわりに社会的葛藤がたくさん生まれた。地縁や学閥があちこちある。だから、賄賂やコネ、圧力を使った社会的不正がまかり通るのだ》

確かのその一面はあるだろう。でも、地縁や学閥は、ときにはそれが人材発掘のきっかけになったり、相互扶助として機能することも多い。社会的葛藤、あるいは弊害という側面ばかりを肥大化させてしまったのは、そこにこそ、韓国人らしさがあるのかもしれない。


文春新書  ¥ 950

朴槿恵大統領の弾劾・罷免・逮捕の過程で垣間見えた韓国という隣人の「病理」
第1章 政治-スターリンは言った。「韓国人は三人集まれば、四つの政党を作る」
第2章 歴史-歴史問題の背後にちらつく北朝鮮の影と、日毎に細る日韓のパイプ
第3章 経済-韓国全土に広がる不況の影と埋まらぬ格差
第4章 教育-壮絶なまでの学歴競争社会
第5章 社会-地縁・血縁・人脈が支配する世界
第6章 軍事-韓国の三戦術は、北朝鮮の三つの切り札に対抗できない
第7章 外交-米国と中国というニ大国に挟まれ、身動きが取れない韓国外交
韓国の高校生は、1日に8時間28分も勉強しているんだそうだ。「9割以上が泣き、1割が笑う社会」で、親たちは子供を勝者にしようと必死なのだそうだ。個人教育の開始年齢はガンガン下がり、平均で22か月。2歳になる前に国語、体育、美術、英語等の塾通いが始まるんだそうだ。私の孫は、もうすぐ4歳だと言うのに、日々、“戦いごっこ”に勤しんでいる。・・・おそらくそれは、よろこぶべきことだろう。

どうやら、ここのところの若年層の失業率が高くなっていて、2016年2月には12.5%を記録したそうだ。そうなると、「他の子よりも、少しでも早く教育を始め、少しでも長く勉強して、子供を勝ち組に育て上げなければ」という事になってしまうのだそうだ。

著者も言うとおり、「他人に迷惑をかけるな」って、日本の子どもは育てられる。他はどうか知らないけど、私はそうした。でも、韓国は違うそうだ。「どんな場所に出ても気後れするな」と教えるのだそうだ。生存競争の激しい韓国では、下手に譲り合っていては競争から振り落とされてしまうという思いが強すぎるようだ。

なんだかかわいそうだな。

だってさ。結局、みんな、チョン・ユラの言ってることを肯定しているわけじゃないですか。もちろん、程度の佐ってのは大きな問題だけど、勝てば、「能力がなければ親を恨め。つべこべ言うな。金も実力だ」って言う側に回れるわけで、そんなことを言いたいわけではないだろうけど、そこを目指して入るわけだからね。




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国連やNGO、他国による中途半端な「人道介入」が、戦争を終わらせるのでなく、戦争を長引かせる。

無理に停戦させても、紛争の原因たる火種を凍結するだけだ。

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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本










































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