めんどくせぇことばかり 本 近現代日本

『勇敢な日本経済論』髙橋洋一×ぐっちーさん

何度もネタに使っておきながら、今更本の紹介って言ってもなんなんですが、表紙を見てもらって分かるように、世の中に対し社に構えたお二人の対談もの。

髙橋洋一さんは大蔵省に勤めて小泉内閣、第一次安倍内閣で仕事をした。08年に退官してからはメディアを通して官僚の問題を指摘する立場の言論を展開し、現在は大学教授も務めている。“ぐっちーさん”こと山口正洋さんは丸紅から外資系の金融機関を経て投資銀行を開設。今は岩手県で地方再生の仕事も手掛けているんだそうだ。

この本は、“ぐっちーさん”の問題提起に髙橋さんが答えていくっていう筋で進んでいく対談もの。髙橋さんの話はまかり間違えば“ほら吹き男爵”って噂されかねないくらいに断定してくれるから、とても分かりやすい。分かりやすいからこそ、こういう本を出す機会も増えてるんだろうけど、ここまで断定すると誤解を招く向きも多いだろうし、ここまで分かりやすいと敵も増えているはず。退官以前に官僚として取り組んだ仕事の一・二を聞いても、昔から敵が多かっただろうというのは、おそらく間違いない。おそらく四面楚歌に近い状況だったろう。

髙橋さんの方が圧倒的に正しいけど、世の中って人が動かすもの。人っていうのは、そう理屈の通りには動いてくれないからね。

でも、ニュースで見聞きして、「おかしいなあ」と思ってたことを髙橋さんが断定してくれると安心できる。たとえば、「経済成長は必要である」ということ。左系の人たちはすぐ再分配の話に傾いて、大企業優遇税制がどうのこうのと批判する。共産党は「金持ちからもっととれ」と、金持ちこと大企業を悪者にして大企業優遇策を条件反射で否定する。大企業優遇で経済成長を促して分配する富を増やすなんてこと、おそらく彼らにしてみれば、最初からあり得ない禁じ手なんだな。

悪者扱いされてむしり取られるなら、大企業は日本から出ていくでしょうね。その先のことは、共産党はどう考えてるんでしょう。

『勇敢な日本経済論』   髙橋洋一×ぐっちーさん

講談社現代新書  ¥ 864

3時間読むだけで、これからのお金のことがスッキリ見えてくる自己防衛の人生指南書
第1章  「トランプはバカじゃないからこう付き合え」
第2章  「円安が国益か、円高が国益か」
第3章  「財政再建はもう終わっている」
第4章  「アベノミクスをどう評価するか」
第5章  「規制緩和はなぜ進まないか」
第6章  「地方活性化になにが必要か」
第7章  「少子高齢化はチャンスだ」

日本は、日本の経済は、決して悪い状況にはない。様々な問題が発生しても、それを乗り越え、より明るい将来を見通せるだけの力が日本にはある。断定的で、あいまいなところがない分だけわかりやすい髙橋さんの話を聴いてると、そう確信できる。ただし、それは、「可能である」という話であって、簡単に、なるべくしてそうなるという話ではない。

現状で利益を受けている勢力が間違いなく変化を妨害する。それは規制をかける側の官僚たちばかりではなく、規制の内側にいる連中も必死で抵抗する。自民党政権がそれを行おうとすれば、必死で抵抗を試みる規制の内側にいる連中が“被害者”としての物語がメディアによって作り上げられ、宣伝される。自民党政権にかけられるメディアの攻勢を、じつは官僚が後押ししていたりする。

・・・“忖度騒動”そのものじゃん。

この抵抗勢力。本当に強い。

でも、世の中は変わる。ちょっと前まで、私だってパソコンなんか使ってなかった。携帯だって持ってなかった。しかも、ここからの変化はスピードが違う。足し算が掛け算になるくらいに、その変化の幅は大きくなる。

AIが社会の在り方そのものを、根底から変えていく。消えていく職業は山ほど出てくる。規制に守られていた職業も、その職業自体がなくなっちゃあ抵抗もくそもない。それでも人間が生きていくことに変わりないから、同時に新しいチャンスも生まれてくる。いろいろな損得勘定をチャラにして、新しい芽をつぶさずに、伸ばしていくことができればいいですね。

現状では、叩いて、叩いて、叩いて、叩いて、叩いて、跡形もなくなっちゃいますからね。




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《忖度》『勇敢な日本経済論』髙橋洋一×ぐっちーさん

どうも、文科省が絡んだ一連の騒動は、忖度だの、癒着だのと言った、簡単な問題ではないようだ。野党やマスコミ、それから何とか安倍内閣を引きずり下ろしたいグループは、問題を分かりやすく矮小化して、何とか蟻の一穴を狙うつもりのようだ。たしかにこの問題、政権側にしても難しいところがある。どんなに説明しようとしても、どうしたって言い訳にしか聞こえないからね。

髙橋洋一さんの評価では、アベノミクスはいまだはっきりした評価を出せる段階ではないという。三本の矢のうち金融政策は合格、財政政策は消費税率を8%に引き上げた時点で落第という評価なんだけど、全体の評価を決めるのが成長戦略の是非ということになる。

成長戦略なんて、長い混乱を経験した社会ならともなく、ここまで成熟した日本においては、政府主導で動けば逆に邪魔になるのが関の山。民間が動いて道を作り、後押しが必要なら政府が動くのがせいぜい。

あとは、規制緩和と民営化だ。・・・ということで、忖度だ、癒着だという、一連の騒動が出てくる。

規制緩和に関しては、案件は数限りなくある。髙橋さんによれば、どれが当たるかなんて、事前に検討がつく問題じゃないんだそうだ。だから、片っ端からやるしかないと。ところが、必ず反対勢力が立ちはだかる。それも、規制をかけてる側からはもちろん、かけられてる業者側でも、規制の内側にいる連中の抵抗が一番強いという。

ほ~らね。“忖度騒動”と、少しずつ、つながってきたでしょう。

『勇敢な日本経済論』   髙橋洋一×ぐっちーさん

講談社現代新書  ¥ 864

3時間読むだけで、これからのお金のことがスッキリ見えてくる自己防衛の人生指南書
第1章  「トランプはバカじゃないからこう付き合え」
第2章  「円安が国益か、円高が国益か」
第3章  「財政再建はもう終わっている」
第4章  「アベノミクスをどう評価するか」
第5章  「規制緩和はなぜ進まないか」
第6章  「地方活性化になにが必要か」
第7章  「少子高齢化はチャンスだ」

抵抗が激しいことは、この“忖度騒動”をみればよくわかる。数限りなくある“規制”のなにを“緩和”していこうかってときに、身の回りから探していかなきゃならないのは当たり前のこと。どこに話が眠っているかわからないんだから、政権周辺や、政党周辺から話が出てくることは、今後も起こるはずだ。

まずいことに、この“忖度騒動”、まったく規制緩和の問題として取り扱われていない。菅官房長官がそういう話を持ち出したけど、反安倍の大合唱の前に、かき消されてしまった格好だ。これが規制緩和の問題としてきちんととらえられるようになれば、流れは大きく変わるはず。それでも、規制緩和そのものに反対する勢力は必ずある。

世間の人ってのは、みんななにがしかの形で“規制”の壁に阻まれて悔しい思いをし、方や、“規制”の枠の中で守られることの恩恵を受けていたりする。どこかで規制緩和を求め、どこかで規制を求めるってのが世間の人のあり方ってやつだ。だから、どういう情報を与えられるかによって、規制緩和を求める側にも回るし、規制を求める側にも回る。

なにが必要な規制で、なにが無駄で邪魔でしかない規制か。正確な情報が与えられれば、おそらく日本人なら、冷静に判断できる。問題はそれを恣意的に妨害する勢力があると言うことだな。

たしかに、“騒動”と呼べるほどにごたごたしているが、「片っ端から規制緩和」方式、「数うちゃ当たる規制緩和」方式で進めようとすると、それに伴う弊害が出てくる。ある程度は仕方がないだろう。だから弱い政権には手が付けられない問題なわけだ。交通整理を行って弊害を最小限度にとどめる努力は必要だろう。

その間に、結果を出すことだ。いずれにせよ、結果を出せなければ、アベノミクスの評価は落第で終わることになるのだから。




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『1934年の地図』 堂場瞬一

ベーブ・ルースと来日した謎の男――
友情か、謀略か?

1960年初夏、地理学者・京極勝の前に、思いがけない人物が現れた。
ディック・チャンドラー。
大戦前夜の1934年秋、ベーブ・ルースとともに全米野球チームの一員として来日した大リーガーだ。
戦争を挟んで途絶えていた絆がよみがえるが、なぜディックは26年ぶりに突然来日したのか――。
舞台は東京、横須賀、ボストン、そしてニューヨークへ……。

日本でプロ野球が誕生するきっかけとなった「ベーブ・ルース・オールスターズ」。
ミステリー、スポーツ小説の名手が、史実を題材に、人生の地図を手探りで描こうとする男たちの友情と謎を大スケールで描く、歴史エンタメ・サスペンス!

というのが、売る側の触れ込みです。京極勝とディック・チャンドラーの26年ぶりの再開は、第二次世界大戦で敵と味方に別れたあげくの再開となる。一方は勝者として他方の国土を焼き尽くし、もう一方の敗者は“無条件”以外の降伏を拒否され、銃後まで焼き尽くされた。勝者のアメリカは戦後世界にリーダーとして君臨し、敗者の日本は当然のようにそのヘゲモニーの下に頭をたれた。

それだけのことなら、問題となるのは、“人となり”しかない。しかし、ディック・チャンドラーには、それだけでは終われない過去があった。彼は、祖国を勝者の側に立たせるべく、その立場に立って行動した。

しかし、彼は日本を愛した。それがために戦後の彼は、勝者の立場に立つことを、そのまま受け入れられなくなっていた。そして長い時間が立って、かつて自分が日本で取った行動が、自分の愛した人の死につながっていることを知らされた。



実業之日本社  ¥ 1,836

ベーブ・ルースと来日した謎の男 友情か、謀略か 大戦前夜、束の間結ばれた友情の行方は・・・
第一章  帰ってきた男
第二章  ベーブ・ルース・オールスターズ
第三章  ボストン、ニューヨーク
第四章  一九六〇年の地図


今年の梅雨は空梅雨で、それでいて、降り始めれば記録的短時間大雨情報が飛び交って、緊急避難がどうのこうのという状況になっている。非難するほどの雨の翌日はカンカン照りで、今度は熱中症でバタバタと人が倒れる。これもそれも、地球温暖化減少の影響と、もしも本気で思うんならば、今すぐ車にのるのをやめるべきだろう。NHKの気象予報士が、いくら温暖化の危機を訴えても、片方では、熱中症予防のために適度に冷房を利用しましょうと言っている。なにを言っても、それは仕事上のことで、気象予報に携わるものとしての誇りをかけていっているわけではない。・・・たぶんね。

このまま梅雨は明けるのか。小笠原高気圧が元気になって停滞前線を押し上げてくれれば、安定した好天が続くことになる。蒸し暑いことに変わりはないが、停滞前線上に、次から次へと巨大積乱雲が再生産されるような異常事態はなくなるだろう。それこそ、日本の夏だ。

夏になると、必ず戦争ものの本が出回る。いろいろな思いを引きずりながら、この季節には、一冊や二冊は、その手の本を読むことになる。

題名にある“1934年”という年。そして、表紙のベーブ・ルースとしかいいようのない人物。この二つの情報から、1945年に終わる戦争を想定するのは難しいかもしれないが、やはり、6月下旬に発行された本ということになると、「おそらく・・・」と戦争に結びつけて、筋書きを確認することもなく購入した。

中心人物たちが兵士となって戦場に送られたわけでもない。戦場の様子が、物語の中に描かれているわけでもない。それでもなお、この時代を生きた日本人なら、間違いなく戦争から大きな影響をを受けているし、アメリカ人でも、・・・やっぱりね。

その人間が、どの角度で、どのくらい強く戦争の影響を受けるかにもよるけど、一人の人間の7・80年の一生なんて、いずれにせよその影響を引きずったまま終わる。別に戦争だけじゃないけどね。

梅雨明けを待って、まずは今年の第一弾には、こんな軽いジャブから入るのもいいだろう。




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『世界を感動させた日本精神』 黄文雄

この本では、ずいぶん、石田梅岩の心学を強調してますね。

商人は、本来、“しょうじん”であり、周に滅ぼされた“商”の遺民が生業たる農を行うための土地を与えられず、物品を移転することによって利益をあげる仕事に従事せざるをえなかったことから、これを仕事とするものを商人と呼ぶようになったという説がある。いずれにせよ、まともな人間のやる仕事ではないという認識は、古くからあったようだ。

しかし、梅岩の定義する、日本の商人違う。「商人は天下の物品を繰り回して人々の難儀を救う」者たちであるという。元来、士農工商の職分は天命であり、天職であるから、そこに上下の関係も尊卑の関係もないという。

もともと、勤勉と正直は日本人の伝統的倫理であり、その倫理観の前に職業の違いは、本質的には大きな意味を持っているわけではない。

マックス・ウェーバーはプロテスタントの倫理観、つまり節約・禁欲・勤勉が資本主義の精神に繋がったと分析する。カトリックは、個々の功徳の積み重ねが救いにつながると考えるカトリックに対し、カトリックは救いはただ神意のみによって決まるとした。仏教の因果応報の思想は、カトリックに近い。

黄文雄さんは、石田梅岩の言う商人道こそ、プロテスタントの考えに近いと言うが、その前に、“日本人”と呼ばれるものの基本的素質として、“勤勉と正直”がある


ビジネス社  ¥ 1,620

日本が好かれ、中韓が嫌われるには理由がある 台湾人だからわかる 本当は幸福な日本人
はじめに 戦後日本人が忘れた日本精神
序 章  なぜ私は日本人の「心」を探訪するのか
第一章  「水」と「森」が生んだ日本文明
第一節 日本人の「水心」
第二節 日本人の「森の心」
第二章  武士道と商人道
第一節 世界と中国が驚嘆する武士道
第二節 武士道と対等の「商人道」
第三章  日本仏教の真髄・空海と道元
第一節 日本人の心を網羅した空海の『十住心論』
第二節 時空を超えた道元の『正法眼蔵』
第四章  日本人も知らない不思議な日本の心
第一節 「もののあはれ」と「無常」
第二節 日本美の結晶「わび」「さび」
第三節 「無心」という奥義
終 章  日本的霊性と台湾的霊性

では、その“勤勉と正直”は、どのようにして身についたものか。この本は、それについてはあまり触れていない。私は、その背景に“縄文”という、とてつもなく長い時代があったんだろうと思っている。“儚さ”や“もののあわれ”への思い入れの強さは、気の遠くなるような長い期間、揺れる地面と向かい合ってきた結果であろうと考えている。

おそらく、基本的に求めるものはそこにあるんだろうと思うんだけど、黄文雄さんのアプローチは、より困難な道に、あえて挑んでいる。第一章で語られている「「水」と「森」が生んだ日本文明」というのは、まさに“縄文”を意識したものだと思う。

しかし、この本では、日本の歴史的思想家たちの思考の中から、“勤勉と正直”につながるエッセンスを抽出するという、途方もなく困難な仕事に、黄文雄さんはあえて挑んできたようだ。それだけ彼にとって、日本人の精神、最終章で言うところの“日本的霊性”というのが、いい意味で興味深く、そして世界の中でもあまりにも特別で、今後の世界にとって無くてはならない者と考えられていたからだろう。

その努力に、敬意を表します。
ただ、ここのところの、黄文雄さんの本は、やはり以前とは違う。少し前までの日本は、“戦後民主主義”が幅を利かしていて、ちょっと見、見栄えはいいようであっても、戦勝国の歴史の改変の上に構築された楼閣であったから、過去と現在が分断され、日本人の民族性と書き上げられた歴史はつながりを実感することができなかった。そんな時代にあって、黄文雄さんを含む、ほんの一握りの人たちが、“本当のこと”を私たちに教えてくれていた。それらは、とてもわかり易いことが共通した特徴だった。

それらの努力のお陰で、日本でも、大分、“戦後民主主義”の影響力は弱まった。まだまだ教科書等において、主力を構成していることは間違いないのだが・・・。それでも、流れは変わった。おそらく、黄文雄さんもそれを実感して、次の段階の仕事に入ったんじゃないだろうか。歴史の真実を訴える段階から、思想的な裏付けの段階へ。

でも、失礼ながら、私にとっては、ちょっと残念。黄文雄さんの気持ちの高ぶりは感じるんだけど、それほどには伝わってこない。あるいは、伝わってくるものに、かつて程の興味が持てない。もちろん、もとに戻してもらいたいなんてわけじゃない。この新しい挑戦を、もっと面白いものに練り上げて欲しいってところだな。




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経済同友会『勇敢な日本経済論』髙橋洋一×ぐっちーさん

日本経済新聞 2017/07/14
「支持率恐れず消費増税実施を」 同友会、政権に求める
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS14H2I_U7A710C1EA4000/
(抜粋)
経済同友会は14日、長野県軽井沢町で開いた夏季セミナーで、日本経済の持続的成長に向けた提言をまとめた。財政再建について「持続可能性のための最重要課題の一つだ」と指摘し、「短期的な支持率の変動を恐れずに2019年10月の消費税率10%への引き上げを求める」と強調し、計画通りの増税実施を安倍政権に求めた。
(続きを読む)に全文
“商人道”もへったくれもない。“金の亡者”の方がふさわしい。しかも、この亡者たち、国家意識もへったくれもない。財務省の言いなりで、自分の頭で考えることさえ放棄するようになっちゃあ、お終いよ。

消費税を8%にあげた時、なにが起こった。それで景気が低迷したから、10%への引き上げを先に伸ばした。10%に引き上げれば、また景気が低迷するのは間違いない。おそらく、社長さんたちもわかっている。わかっているのに、こんなことを言っている。どうでもいいんだ。日本がどうなっても。


高橋洋一さんとぐっちーさんたちが、「《財政再建のための消費税率の引き上げ》はなんの意味もない」って繰り返し言ってることも知らないはずないのに、そういった反論には耳を貸さず、ひたすら財務省のご機嫌をうかがって消費税率の引き上げを求める。

上記のニュースのもとになった、《2017 年度(第32 回)夏季セミナー軽井沢アピール2017「持続可能な社会の構築に向けて」》っていうのが同友会のホームページにある。コピーでここに紹介できないので、〈https://www.doyukai.or.jp/policyproposals/uploads/docs/170714a.pdf〉←こちらで確認してください。
その中に、こんなふうに書かれている。《安倍政権には短期的な支持率の変動を恐れず、国の将来を見据え、プライマリー・バラスノ黒字化に向けた現実的かつ具体的な目標を示すとともに、2019年10月の消費税率10%への引き上げの確実な実施を求める》と書かれている。

まるで、中共や韓国政府のように、道徳的優越の立場に立って、政府に教え諭している。・・・なにさまだ。


『勇敢な日本経済論』   髙橋洋一×ぐっちーさん

講談社現代新書  ¥ 864

3時間読むだけで、これからのお金のことがスッキリ見えてくる自己防衛の人生指南書
第1章  「トランプはバカじゃないからこう付き合え」
第2章  「円安が国益か、円高が国益か」
第3章  「財政再建はもう終わっている」
第4章  「アベノミクスをどう評価するか」
第5章  「規制緩和はなぜ進まないか」
第6章  「地方活性化になにが必要か」
第7章  「少子高齢化はチャンスだ」

負債が先行したら、会社ならどうする。“入る”を増やす努力をするのは当然として、同時に“出る”を減らす努力をするわけだ。会社と違い、“入る”は税金が多くを占めるから、増やすにしても最後の手段とするべき。その前に、贅肉を削ぎ落として“出る”を減らし、緊急性のない保有資産を売却されなければならない。だけど、そんなことが行われる気配はまったくない。民営化には、全身全霊を込めて妨害する。ふざけすぎだ。

だから、消費税率を上げたい財務省の本心は、“財政再建”にはない。・・・ここまでは、素人でもうすうすわかる。じゃあ、なんで、頭の良い財務省の人たちがそんな訳のわからないことを言うのか。・・・それがこの本を読んでよ~く分かった。

高級官僚が、甘い汁を吸うために天下り先を温存する。普通の企業なら会社が潰れそうなら、まず関係子会社を切り離す。それがダメならリストラ。つまり、天下り先の特殊法人を整理して、それでダメなら官僚の数を減らす。そんなことになっちゃあ困るから、最初から税金増やして・・・。

経済同友会は、そんな財務省のやり口に手を貸しているわけだ。




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トランプ『勇敢な日本経済論』髙橋洋一×ぐっちーさん

「アメリカとの戦争なんて、私は最初から大反対だった」とか、「勝てるはずがないことは、最初から分かっていた」とか、あとになって言うやつらはいくらでもいるが、戦争が始まる前にそんなことを言ってたやつは、実際にはいやしない。そういう話を聴いたことがある。いやいや、非常によくわかる。似たようなケースはいくらでもある。たとえば、トランプが勝った、アメリカ大統領選でも、同じようなことが起こった。

アメリカの大統領選挙は、足の手術で入院しているときだった。トランプが勝ったということにアメリカのマスコミはいろいろな形で危機感を表明していた。同時に、「そうなるんじゃないかと思っていた」という声も登場した。

実は、私もその一人。でも、本当に、本当に、「そうなるんじゃないかと思っていた」なんて、いくら繰り返しても何の意味もないよね。

プレグジットでもそうだったけど、アメリカ大統領選でも、およそ半分の人たちは、マスコミの考えとは反対側にいたわけだ。半分だよ、半分。考えればものすごい数の人たちを、マスコミはバカにしきっていた。

「マスコミが負けた方が面白い」・・・そう思うもんでしょ、普通は❢

「TPPからは抜ける」とか、「公平な防衛分担を求める」とか、いろいろと大きな花火を打ち上げているよう扱われたけど、そんなに突飛な問題提起ではない。当然ありうる打ち上げ花火で、例えば日本に関する防衛分担の要求でも、当然想定されていたはずで、そんなに大したこととも思えない。

アメリカには人種差別も性差別もたくさんあって、アメリカの庶民はそういう世の中に生きている。インテリさんは、ただ言葉狩りをするだけで、そういう差別主義者から自分を隔離することができるんだろうが、生な差別の中に生活する庶民には、そんな甘い生き方は許されない。

それを、大統領を目指す男が口に出した。トランプを支持したのは、生な差別の世界に生きるアメリカ人だ。


『勇敢な日本経済論』   髙橋洋一×ぐっちーさん

講談社現代新書  ¥ 864

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第1章  「トランプはバカじゃないからこう付き合え」
第2章  「円安が国益か、円高が国益か」
第3章  「財政再建はもう終わっている」
第4章  「アベノミクスをどう評価するか」
第5章  「規制緩和はなぜ進まないか」
第6章  「地方活性化になにが必要か」
第7章  「少子高齢化はチャンスだ」


トランプのことよりも、もっと大きな問題がヒラリーにあったよね。私は個人的に、民主党のアメリカに大きな問題があったと思ってるんだけどな。

話を広げずに、ヒラリーのこと。もう、ビル・クリントン大統領夫人の段階で嫌いだったから、この人が大統領になるなんてね。まあ、私は日本人だから、アメリカ人がだれを選ぼうが知ったこっちゃないけどさ。

その辺、この本にも書いてある。《鼻持ちならない女》だってさ。

夫のビル・クリントンと一緒に地元のアーカンソーに戻ったとき、ガソリンスタンドでヒラリーの元ボーイフレンドが働いていたんだそうだ。それでビルが、「良かったね。もし僕と結婚していなかったら、君は今ごろ彼の奥さんとしてこのスタンドで給油してたかもしれない」って言ったら、すかさずヒラリーが、「違うわ。もしそうだったらあなたではなく、あの男が大統領になっていたのよ」

・・・いやな女。

その分、モニカ・ルインスキーちゃんがかわいく見えたに違いない。




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ドナルド・トランプ『安全保障は感情で動く』 潮匡人

2016年7月23日、共和党大統領候補指名受諾演説
私のメッセージは、物事は変わらなければならないというものです。そして、物事は今すぐ変わらなければなりません。私は毎日、この国のいたるところで出会った、ないがしろにされ、無視され、見捨てられた人々のために、変化をもたらそうとの決意で目を覚まします。

私は、一時解雇された工場労働者や、私たちのひどく不公平な貿易取引によって壊滅に至った地域社会を訪れています。こうした地域にいるのは、忘れ去られた、我が国の男性や女性たちです。懸命に働いているものの、もはや声を持たない人たちなのです。

しかし、このままずっと忘れられたままにはしておきません。わたしはあなた方の代弁者です。
冨永真奈美訳
最後の、太字にした部分、NHKは訳していないんだそうです。私なんかは、なにがしかの重大発表があるとすぐ飛びついて、もとから日本語のものであろうが、訳文であろうが、そのまま鵜呑みにしてしまうけど、・・・そうだよねえ。なにも改竄するまでもなく、「それを載せない」というだけで、イメージを変えたり、濃くしたり、薄くしたりすることは容易いね。

でも、NHKがどんな意図でそれをやったか知らないけど、私はトランプがそこに現れた意味を、かなり早い段階で直感的にとらえましたよ。・・・へへへ、偉い?

偉ぶってる場合じゃなくて、リーマンショックのちょっとあと、「ウォール街を占拠せよ」を合言葉に、貧乏人たち、とくに若い連中が集まって、大騒ぎを始めたよね。当初、私は、「どうせアメリカ人のやることだから、いくらかの分け前をあてがわれて終わるんだろう」ぐらいに思ってた。

でも、その時彼らが叫んでいたスローガン、《We are the 99%》は、まさに「反エスタブリッシュメント」そのもの。オバマも、クリントンも無視を決め込んできたけど、トランプ登場の舞台は、ずいぶん前から整えられていた。


文春新書  ¥ 880

たしかに重要である。しかし、地政学だけで安全保障を語るのは危険である
第1章  「見捨てられた人々」の逆襲が始まった
第2章  アメリカ合衆国が最大の懸念となった
第3章  第二次朝鮮戦争が始まる
第4章  米中戦争の可能性が「非常に高い」理由
第5章  だから戦争はなくならない


どうも、「ポピュリズム」という言葉はあいまいだよね。本来は大衆迎合主義という脈絡で使われているから、トランプの言う、「声もなくし、忘れさられた大衆」に光を当てるということに、それを使うのはおかしい。おかしいにもかかわらず、どうも世界中のマスコミは、トランプの手法を大衆迎合主義という大きな網で身動きできないようにとらまえてしまいたいみたいだ。

でも、それは卑怯だ。著者が、いい解釈を準備してくれた。「既得権益を持つリベラルなインテリのエリート層に対する反感」・・・これで良いんじゃないかな。“リベラル”、“インテリ”、“エリート”と、99%が誰と戦っているのかもはっきり見えてくるしね。

さて、上の者にしてみりゃあ、庶民なんてのは、馬鹿ほど扱いやすい。政治だの、経済だのと、あんまり関心を示さない奴ならなお結構。芸能だの、スポーツだのに一喜一憂してもらった方がありがたい。

庶民にしてみれば、上のやつらなんてのは、その程度に思ってる奴ほど扱いやすい。・・・まあいいや、甘く見てると、痛い目の合わすぞ! ・・・なんて雄たけびを上げてみたものの、著者が取り上げたこの話には、そんな思いも飲み込んでしまった。

「既得権益を持つリベラルなインテリのエリート層に対する反感」は、現実社会では、エスタブリッシュメントの利益のために迎えられた移民たちへの反発になったりする。言いかえれば“異種なるものへの嫌悪感”。それを「ゼノフォビア」と言うそうです。ディクショナリー・ドットコムは、2016年の言葉に、この「ゼノフォビア」を選んだそうです。これはどうも、“神ってる”なんて言ってる場合じゃないぞ。どうだ、広島ファン。・・・巨人ファンだからって、こんなこと言うわけじゃ・・
な・・・い・・け

ともかく・・・、だ。「アメリカファースト」とトランプが言い続ける動きは、多少の分け前をあてがわれて終わるのか、それとも99%を標的としたより広範な動きに合流するのか、今はまだ、見切れない。



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天皇制反対『日本をダメにするリベラルの正体』 山村明義

近所の幼稚園の子供達の声がうるさいと、苦情を申し立てる人がいるんだそうだ。子供の声なんて、日常が平穏に過ぎていることの現れであるし、日本人は歴史的に子供を大切に育ててきた。幼稚園の子供の歓声を“騒音”と感じる人の感性に問題があるとしか言いようがない。“子は国の宝”、“国”が嫌なら“世間”に置き替えてもいい。・・・だけど、ダメなんだろうな。そういう人は、本当は社会や世間が“苦情”の対象なのであって、“子供の歓声”は、おそらくその象徴でしかないのだ。

伝統文化である、百八つのの煩悩を払う除夜の鐘に対して苦情を申し立てる声が少なくないという話が紹介されている。そう言えば、その話、昨年末にテレビでも紹介していた。民事調停にまで持ち込まれた小金井市のケース。「いつまで除夜の鐘を鳴らしているんだ」と怒鳴り声の抗議電話をかけてくる静岡県牧之原市のケースが紹介され、最近では、年越しはまだまだの日中に鐘を突く寺や、除夜の鐘自体を中止する例もあるとか。

3月3日のひな祭りには、《地球市民の輪》というサイトから、「ひな壇にひな人形を飾るが、この人形はなんと天皇制を賛美している」、「内裏は天皇の住む場所、つまりお内裏様は天皇でおひな様は皇后」、「天皇制についてなにも知らない子どもたちに天皇制を押し付けることは許されることではない」と書いて、ひな祭りに反対しているのだそうだ。・・・愚かな

旧民主党の小宮山洋子さんは、「ひな祭りはジェンダーーフリーに反する」とおっしゃったとか。もちろん、ジェンダーフリーに反します。女の子のお祭ですから。

えっ? 餅つきまで?・・・なんでかと思ったら、不衛生で、みんな食中毒や、ノロウィルスになるからなんだって。私なんか、少しくらいのバイキンじゃ、少しの腹いたも起こさないな。そんなもん、小さい時分に免疫作ってるからな。



ビジネス社  ¥ 1,512

正義の名のもとにトンデモ説を撒き散らす上から目線の言論に、国民はもう、うんざり
第一章  「リベラル崩壊」後の世界
第二章  本当はダサい日本のリベラル
第三章  日本会議バッシングの末路
第四章  リベラル思想の暗黒史
第五章  国民無視の「護憲派」の正体
第六章  グローバリズムから脱却する日本独自の経済思想
第七章  本当のリベラリズムは神道にある
トランプ大統領は、選挙戦を戦っている頃、「ポリティカル・コレクトネスは、アメリカが抱える大きな問題だ」と言ったそうだ。アメリカは、もはや、ポリティカル・コレクトネスでがんじがらめにされ、良識が息の根を止められそうになっている。ドナルド・トランプが大きな支持を集めたのも、トランプならその状況をなんとかしてくれると受け止められたからだろう。

どうやら、ポリティカル・コレクトネスの流れは、アメリカに10年ほど遅れて、日本でも本流となりつつあるようだ。 

産経ニュース 2017/06/03
吉祥寺で「反天皇制」デモ 激怒した右翼団体も続々と集結 街は一時騒然となり…
http://www.sankei.com/affairs/news/170603/afr1706030016-n1.html
(全文)
「天皇制廃止」を訴える左派団体「反天皇制運動連絡会」(反天連)を主な母体とする「6・3天皇制いらないデモ実行委員会」が3日、東京都武蔵野市のJR吉祥寺駅周辺で「帰ってきた天皇制いらないデモ」を行い、反天連が動員した百数十人のほかに、数百人の機動隊、警備、公安関係者、デモに抗議する右派団体の関係者らで街は騒然となった。
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“リベラルのわけの分からない行動もここに極まれり”って感じだけど、実は、リベラルの行き着く先はこんなもんじゃない。ロベスピエールはルイ16世とマリー・アントワネットをギロチンに送って首を落とし、レーニンはニコライ2世の家族を皆殺しにした。

さっき、ラジオの番組で言ってた。幼稚園や小学校の運動会も、最近は静かなものが多いんだってさ。苦情が来るんだって。「うるさい」って。“サイレント運動会”って言われてるらしい。ったく、世間を憎んでるんだね。小学校の周りに住んで、「うるさい」だってさ。ハハハ、“孟母三遷”もリベラル相手にゃ、方なしだな。




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『日本をダメにするリベラルの正体』 山村明義

“リベラル”という言葉で、あなたは最初に、なにを連想します? 私が最初に連想するのは、アメリカによる占領です。

清王朝を滅亡後の混乱の中、ドイツやソ連やアメリカを自ら引き入れて混乱を助長する中国共産党や国民党。世界中に革命を輸出して覇権を狙うソ連。そんな図体ばかりでかい連中を相手に、なんとか東アジアの秩序を保っていた日本。

ルーズベルトは、手前の都合から、そんな日本に戦争をふっかけて、ぶっ潰した。手に入れるはずだったシナ4億人の市場は、鳶に油揚げをさらわれるようにしてスターリンに奪い取られた。まあ、スターリンはスターリンで、毛沢東にトンズラされる。それでも、ユーラシア大陸の西で東で、スターリンは、まるで、“濡れ手で粟”状態。結局、莫大な予算をかけて、西で東でソ連対策をしなけりゃならなくなった。西に生まれた独裁政権ドイツと違って、アジアのことは、日本に任せておくのが賢明だった。

・・・そんなこと言っても、後の祭り。その日本は、ルーズベルトの都合でぶっ潰した。

なにをどう考えたって“日本を潰す”なんて選択肢があるはずなかった。でも、つぶしてしまった以上、それは当時から有力な選択肢として存在していて、アメリカはやむを得ずそれを選択したということを立証しなければならない。それほど難しいことではない。欧州におけるドイツと同じ扱いにすればいい。アジアのことなんかどうでもいいヨーロッパ人は、「ドイツと同じ」と言われりゃ疑いもしない。貧乏なアジアは、脅しと利益をちらつかせればそれでいい。当事者のシナと朝鮮は、こと日本に関しては、アメリカよりもたちが悪い。

あとは日本人。負けたとは言え、アメリカと正面から衝突した国。カルタゴ同様に消滅させることができなかった以上、日本人の頭にも上記のことを信じさせなければならない。そのために行われたのが、ウォー・ギルド・インフォメーション・プログラム(WGIP)。



ビジネス社  ¥ 1,512

正義の名のもとにトンデモ説を撒き散らす上から目線の言論に、国民はもう、うんざり
第一章  「リベラル崩壊」後の世界
第二章  本当はダサい日本のリベラル
第三章  日本会議バッシングの末路
第四章  リベラル思想の暗黒史
第五章  国民無視の「護憲派」の正体
第六章  グローバリズムから脱却する日本独自の経済思想
第七章  本当のリベラリズムは神道にある


日本は遅れていた。日本は軍国主義だった。日本は侵略国家だった。日本の諸制度は封建主義的であった。

そんな前提のもと、アメリカの進歩主義者たちが日本に送り込まれ、時代遅れ、軍国主義者、侵略者、封建主義者を追放し、その背景にある諸制度を、伝統も、文化も、歴史も、人間性もお構いなしに潰していった。それこそが、本当の意味で、日本を潰すということだった。その進歩主義者の大半が、ニューディーラーたちであった。

私は、“リベラル”という言葉から、まず、本当の意味で日本を潰していった“ニューディーラー”を連想する。
産経ニュース 2017/06/02
【国連反日報告】デービッド・ケイ氏の背後に“人権団体” 中立・公正に疑問符
http://www.sankei.com/politics/news/170602/plt1706020053-n1.html
(抜粋)
国連人権理事会の特別報告者、デービッド・ケイ氏は、上智大学での記者会見に先立ち、国会内で講演した。講演を主催したのは、国連の関連イベントなどで慰安婦を「性奴隷」と宣伝する人権団体「ヒューマンライツ・ナウ(HRN)」。ケイ氏は会見で自身が中立・公正な立場であることを強調したものの、日本政府には同氏とHRNのような組織との関係を懸念する声がある。
(続きを読む)に全文
デービッドそういえば、この、デービッド・ケイ。GHQの民政局員として来日し、日本の諸制度を破滅させつつ、一方においては日本人女性鳥尾 鶴代とねんごろになり、奥さんにバレて離婚されちゃったチャールズ・ケーディスに似ている。ケーディス
 



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『たった一人の30年戦争』 小野田寛郎

終戦後、まだ戦い続けていた小野田さんが忘れられていた30年間よりも、小野田さんが“戦後日本”に生還してからの歲月の方が、長くなってたんだな。もう、あれから、43年も経ってる。調べてみたら、2014年に亡くなってるから、91歳まで生きたんですね。復帰してからも40年。それもまた、感慨深いですね。

この本は1995年が初版で、2014年に35版で出されたもの。ずい分前に読んだような、読まなかったような記憶があるというか、なんというかで、何かの際に読もうと買っておいたという記憶があるような、ないような本。

少なくとも、終戦から30年間、日本は小野田さんのことを忘れていたけれども、復帰後40年、日本は小野田さんを意識し続けた来たということだ。

日本人というのは、いつもそうだ。今の自分が変わってしまったことに、なにがしかの後ろめたさを、・・・別に、後ろめたく思う必要はないはずなのだが・・・、それを他者から指摘されるのが、突きつけられることが不安なのだ。本当は、ああでもない、こうでもないとあげつらって、小野田さんを同化したかったのだが、同化するには、小野田さんの背は、ピンと一本筋が通って揺らぐところがない。

だから、小野田さんは、ずうっと他者のままだった。


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戦後50年。だがルバング島“最後の帰還兵”の元少尉には戦後20年だ

ブラジルの日々
30年目の投降命令
フィリピン戦線へ
ルバング島での戦闘
密林の「残置諜者」
「救出」は米軍の謀略工作だ
終戦28年目、小塚一等兵の"戦死”
たった一人の任務遂行
帰還、狂騒と虚脱と
生きる
戦後50年と小野田元少尉



1972年に横井庄一さんがグアム島で、1974年には小野田寛郎さんがルバング島で発見され、祖国に復帰した。中学生の頃かな。横井さんも、小野田さんも、戦前の軍人のまま、特に小野田さんはその香りを濃厚に残したままで“戦後日本人”の目前に現れた。

終戦後15年目に、外より10年時間の流れの遅い山里の盆地に生まれた私の周りにいた人たちは、圧倒的に戦前を知っている人たちだったし、戦中の話を聞く機会も少なくなかった。だけど、お二人は、特に小野田さんは、戦前の軍人のままの姿と精神で私たちの目の前に現れた。ある意味では、戦国時代の人間や、江戸時代の人間が、突然現れたに近い感覚だったのだ。

小野田さんが、戦後の日本に復帰するきっかけを作った鈴木紀夫さんは、その後、ヒマラヤに雪男を探しに出かけて遭難死しているのだから、当時の日本社会における小野田さんの存在の特殊性が推し量られる。

本書にも「戸惑うことが多かった」と書かれているが、それなりに適応し、しかも、自分の特異な立場をしっかり日本社会に生かして生きた。頭の良い人物であったのだろう。




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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本












































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