めんどくせぇことばかり 本 近現代日本

天皇制反対『日本をダメにするリベラルの正体』 山村明義

近所の幼稚園の子供達の声がうるさいと、苦情を申し立てる人がいるんだそうだ。子供の声なんて、日常が平穏に過ぎていることの現れであるし、日本人は歴史的に子供を大切に育ててきた。幼稚園の子供の歓声を“騒音”と感じる人の感性に問題があるとしか言いようがない。“子は国の宝”、“国”が嫌なら“世間”に置き替えてもいい。・・・だけど、ダメなんだろうな。そういう人は、本当は社会や世間が“苦情”の対象なのであって、“子供の歓声”は、おそらくその象徴でしかないのだ。

伝統文化である、百八つのの煩悩を払う除夜の鐘に対して苦情を申し立てる声が少なくないという話が紹介されている。そう言えば、その話、昨年末にテレビでも紹介していた。民事調停にまで持ち込まれた小金井市のケース。「いつまで除夜の鐘を鳴らしているんだ」と怒鳴り声の抗議電話をかけてくる静岡県牧之原市のケースが紹介され、最近では、年越しはまだまだの日中に鐘を突く寺や、除夜の鐘自体を中止する例もあるとか。

3月3日のひな祭りには、《地球市民の輪》というサイトから、「ひな壇にひな人形を飾るが、この人形はなんと天皇制を賛美している」、「内裏は天皇の住む場所、つまりお内裏様は天皇でおひな様は皇后」、「天皇制についてなにも知らない子どもたちに天皇制を押し付けることは許されることではない」と書いて、ひな祭りに反対しているのだそうだ。・・・愚かな

旧民主党の小宮山洋子さんは、「ひな祭りはジェンダーーフリーに反する」とおっしゃったとか。もちろん、ジェンダーフリーに反します。女の子のお祭ですから。

えっ? 餅つきまで?・・・なんでかと思ったら、不衛生で、みんな食中毒や、ノロウィルスになるからなんだって。私なんか、少しくらいのバイキンじゃ、少しの腹いたも起こさないな。そんなもん、小さい時分に免疫作ってるからな。



ビジネス社  ¥ 1,512

正義の名のもとにトンデモ説を撒き散らす上から目線の言論に、国民はもう、うんざり
第一章  「リベラル崩壊」後の世界
第二章  本当はダサい日本のリベラル
第三章  日本会議バッシングの末路
第四章  リベラル思想の暗黒史
第五章  国民無視の「護憲派」の正体
第六章  グローバリズムから脱却する日本独自の経済思想
第七章  本当のリベラリズムは神道にある
トランプ大統領は、選挙戦を戦っている頃、「ポリティカル・コレクトネスは、アメリカが抱える大きな問題だ」と言ったそうだ。アメリカは、もはや、ポリティカル・コレクトネスでがんじがらめにされ、良識が息の根を止められそうになっている。ドナルド・トランプが大きな支持を集めたのも、トランプならその状況をなんとかしてくれると受け止められたからだろう。

どうやら、ポリティカル・コレクトネスの流れは、アメリカに10年ほど遅れて、日本でも本流となりつつあるようだ。 

産経ニュース 2017/06/03
吉祥寺で「反天皇制」デモ 激怒した右翼団体も続々と集結 街は一時騒然となり…
http://www.sankei.com/affairs/news/170603/afr1706030016-n1.html
(全文)
「天皇制廃止」を訴える左派団体「反天皇制運動連絡会」(反天連)を主な母体とする「6・3天皇制いらないデモ実行委員会」が3日、東京都武蔵野市のJR吉祥寺駅周辺で「帰ってきた天皇制いらないデモ」を行い、反天連が動員した百数十人のほかに、数百人の機動隊、警備、公安関係者、デモに抗議する右派団体の関係者らで街は騒然となった。
(続きを読む)に全文
“リベラルのわけの分からない行動もここに極まれり”って感じだけど、実は、リベラルの行き着く先はこんなもんじゃない。ロベスピエールはルイ16世とマリー・アントワネットをギロチンに送って首を落とし、レーニンはニコライ2世の家族を皆殺しにした。

さっき、ラジオの番組で言ってた。幼稚園や小学校の運動会も、最近は静かなものが多いんだってさ。苦情が来るんだって。「うるさい」って。“サイレント運動会”って言われてるらしい。ったく、世間を憎んでるんだね。小学校の周りに住んで、「うるさい」だってさ。ハハハ、“孟母三遷”もリベラル相手にゃ、方なしだな。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『日本をダメにするリベラルの正体』 山村明義

“リベラル”という言葉で、あなたは最初に、なにを連想します? 私が最初に連想するのは、アメリカによる占領です。

清王朝を滅亡後の混乱の中、ドイツやソ連やアメリカを自ら引き入れて混乱を助長する中国共産党や国民党。世界中に革命を輸出して覇権を狙うソ連。そんな図体ばかりでかい連中を相手に、なんとか東アジアの秩序を保っていた日本。

ルーズベルトは、手前の都合から、そんな日本に戦争をふっかけて、ぶっ潰した。手に入れるはずだったシナ4億人の市場は、鳶に油揚げをさらわれるようにしてスターリンに奪い取られた。まあ、スターリンはスターリンで、毛沢東にトンズラされる。それでも、ユーラシア大陸の西で東で、スターリンは、まるで、“濡れ手で粟”状態。結局、莫大な予算をかけて、西で東でソ連対策をしなけりゃならなくなった。西に生まれた独裁政権ドイツと違って、アジアのことは、日本に任せておくのが賢明だった。

・・・そんなこと言っても、後の祭り。その日本は、ルーズベルトの都合でぶっ潰した。

なにをどう考えたって“日本を潰す”なんて選択肢があるはずなかった。でも、つぶしてしまった以上、それは当時から有力な選択肢として存在していて、アメリカはやむを得ずそれを選択したということを立証しなければならない。それほど難しいことではない。欧州におけるドイツと同じ扱いにすればいい。アジアのことなんかどうでもいいヨーロッパ人は、「ドイツと同じ」と言われりゃ疑いもしない。貧乏なアジアは、脅しと利益をちらつかせればそれでいい。当事者のシナと朝鮮は、こと日本に関しては、アメリカよりもたちが悪い。

あとは日本人。負けたとは言え、アメリカと正面から衝突した国。カルタゴ同様に消滅させることができなかった以上、日本人の頭にも上記のことを信じさせなければならない。そのために行われたのが、ウォー・ギルド・インフォメーション・プログラム(WGIP)。



ビジネス社  ¥ 1,512

正義の名のもとにトンデモ説を撒き散らす上から目線の言論に、国民はもう、うんざり
第一章  「リベラル崩壊」後の世界
第二章  本当はダサい日本のリベラル
第三章  日本会議バッシングの末路
第四章  リベラル思想の暗黒史
第五章  国民無視の「護憲派」の正体
第六章  グローバリズムから脱却する日本独自の経済思想
第七章  本当のリベラリズムは神道にある


日本は遅れていた。日本は軍国主義だった。日本は侵略国家だった。日本の諸制度は封建主義的であった。

そんな前提のもと、アメリカの進歩主義者たちが日本に送り込まれ、時代遅れ、軍国主義者、侵略者、封建主義者を追放し、その背景にある諸制度を、伝統も、文化も、歴史も、人間性もお構いなしに潰していった。それこそが、本当の意味で、日本を潰すということだった。その進歩主義者の大半が、ニューディーラーたちであった。

私は、“リベラル”という言葉から、まず、本当の意味で日本を潰していった“ニューディーラー”を連想する。
産経ニュース 2017/06/02
【国連反日報告】デービッド・ケイ氏の背後に“人権団体” 中立・公正に疑問符
http://www.sankei.com/politics/news/170602/plt1706020053-n1.html
(抜粋)
国連人権理事会の特別報告者、デービッド・ケイ氏は、上智大学での記者会見に先立ち、国会内で講演した。講演を主催したのは、国連の関連イベントなどで慰安婦を「性奴隷」と宣伝する人権団体「ヒューマンライツ・ナウ(HRN)」。ケイ氏は会見で自身が中立・公正な立場であることを強調したものの、日本政府には同氏とHRNのような組織との関係を懸念する声がある。
(続きを読む)に全文
デービッドそういえば、この、デービッド・ケイ。GHQの民政局員として来日し、日本の諸制度を破滅させつつ、一方においては日本人女性鳥尾 鶴代とねんごろになり、奥さんにバレて離婚されちゃったチャールズ・ケーディスに似ている。ケーディス
 



にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

続きを読む

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『たった一人の30年戦争』 小野田寛郎

終戦後、まだ戦い続けていた小野田さんが忘れられていた30年間よりも、小野田さんが“戦後日本”に生還してからの歲月の方が、長くなってたんだな。もう、あれから、43年も経ってる。調べてみたら、2014年に亡くなってるから、91歳まで生きたんですね。復帰してからも40年。それもまた、感慨深いですね。

この本は1995年が初版で、2014年に35版で出されたもの。ずい分前に読んだような、読まなかったような記憶があるというか、なんというかで、何かの際に読もうと買っておいたという記憶があるような、ないような本。

少なくとも、終戦から30年間、日本は小野田さんのことを忘れていたけれども、復帰後40年、日本は小野田さんを意識し続けた来たということだ。

日本人というのは、いつもそうだ。今の自分が変わってしまったことに、なにがしかの後ろめたさを、・・・別に、後ろめたく思う必要はないはずなのだが・・・、それを他者から指摘されるのが、突きつけられることが不安なのだ。本当は、ああでもない、こうでもないとあげつらって、小野田さんを同化したかったのだが、同化するには、小野田さんの背は、ピンと一本筋が通って揺らぐところがない。

だから、小野田さんは、ずうっと他者のままだった。


東京新聞  ¥ 1,730

戦後50年。だがルバング島“最後の帰還兵”の元少尉には戦後20年だ

ブラジルの日々
30年目の投降命令
フィリピン戦線へ
ルバング島での戦闘
密林の「残置諜者」
「救出」は米軍の謀略工作だ
終戦28年目、小塚一等兵の"戦死”
たった一人の任務遂行
帰還、狂騒と虚脱と
生きる
戦後50年と小野田元少尉



1972年に横井庄一さんがグアム島で、1974年には小野田寛郎さんがルバング島で発見され、祖国に復帰した。中学生の頃かな。横井さんも、小野田さんも、戦前の軍人のまま、特に小野田さんはその香りを濃厚に残したままで“戦後日本人”の目前に現れた。

終戦後15年目に、外より10年時間の流れの遅い山里の盆地に生まれた私の周りにいた人たちは、圧倒的に戦前を知っている人たちだったし、戦中の話を聞く機会も少なくなかった。だけど、お二人は、特に小野田さんは、戦前の軍人のままの姿と精神で私たちの目の前に現れた。ある意味では、戦国時代の人間や、江戸時代の人間が、突然現れたに近い感覚だったのだ。

小野田さんが、戦後の日本に復帰するきっかけを作った鈴木紀夫さんは、その後、ヒマラヤに雪男を探しに出かけて遭難死しているのだから、当時の日本社会における小野田さんの存在の特殊性が推し量られる。

本書にも「戸惑うことが多かった」と書かれているが、それなりに適応し、しかも、自分の特異な立場をしっかり日本社会に生かして生きた。頭の良い人物であったのだろう。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『日本人への遺言』 渡部昇一 日下公人

小学生の時に、祖母に言われた。「**(私の名前)、おばあちゃんの遺言だと思って聞きな。朝、大根おろしを食え。辛くっても、無理でも食え。長生きするから」

秩父で作ってた大根は丸大根で、その大根おろしはとてつもなく辛かった。しょうゆをかけても、まだまだ辛い。泣きながら食った。私が10歳ころの話だ。大根おろしを食っていた祖母は、私が30を過ぎるまで長生きした。遺言の保留状態は、20年以上続いた。

もちろん明治の生まれ。村の水利に尽力した祖父が偽証を受けて県警の捜査を受けたときは、幼かった私の父と伯母の手を引いて県庁に乗り込み、偽証相手をねじ伏せたという豪傑で、それが長生きしたもんだから、私の母は苦労した。祖母を見送ってから、ほんの数年で母が旅立つありさまだった。

思い起こせば明治の祖父母、昭和3年生まれの父母ともに、たいへん日本人らしい人たちだった。とにかくよく働いたしね。

さて、この本。2016年2月第1刷だから、ほぼ1年前のもの。知らないでいたら、最近、PART2が出たみたいで、PART2のおかげでPART1を読むことができました。もちろん、PART2も、この後、読みます。

『日本人への遺言』 渡部昇一 日下公人

徳間書店  ¥ 1,404

「命ある限り言い続ける」移民・核・反原発・ユネスコ・従軍慰安婦
第一章  断言する。従軍慰安婦など存在しない
第二章  お人好し日本人が目覚めたナショナリズム
第三章  国の安全はこうして守れ!
第四章  消費税を10パーセントにしたらアベノミクスは潰れる!
第五章  日本国憲法は無効だ
第六章  これからは「直感」の時代になる
第七章  われわれは提言する

歯に衣着せぬ物言いに、お二人のことを、その意見とは無関係に“老害”などとののしる向きもある。特に渡部さんは朝日新聞と戦い続けてきた。私の周りにも学歴の高い人が多いんだけど、とかく朝日びいき。渡部さんに関してだって、その意見を問題にするところまでいかないんだ。「朝日新聞にさからってる奴」で終わりですからね。朝日がいかさまを認めたって、その辺は何も変わりゃあしない。

いつんなったら目を覚ますんだろうって、・・・おそらく目は覚めない。この段階で、まだシナだの、北朝鮮だの、韓国だの、ロシアだの、アメリカだのを見ていても、目が覚めないんなら、・・・もう覚めることはないだろう。

《最悪の事態》っていうのを考えることがないんだろうか。それとも、考えることはあっても、その事態は、私なんかが思う事態とは正反対だったりするんだろうか。

同じように日本を憂い、期待もしておられるんだけど、意見が衝突する部分もあった。それだけに面白かった。

安倍首相に期待してらっしゃるところは共通してた。期待の度合いは渡部さんの方が強いようだ。私は、お二人の思い入れが強すぎるように思う。どんなに優れていても、人間は必ず油断する。慢心する。権力は腐敗する。だから焦ってしまう。早くやるべきことに決着をつけてほしい。

お二人の提言。渡部さんは「移民を入れすぎるな」という。大賛成。日本に移民しなくても済むように、相手国の経済発展を促し、それを日本の利益につなげてほしい。特にシナ人。トランプが“壁”なら、日本は“掘り”でどうだ。日下さんは「働け」という。働き方改革が進められるが、問題は時間とかじゃないんだよな。質っていうか。仕事を通じて、自分を生かしたいんだよね。日下さんは、当然、それを前提に行ってるんだろうな。仕事は、本来、日本人にとって自己実現の場なんだよね。

さあ、PART2では、どんな提言が読めるんだろう。

さて、できれば、この人たちの遺言も、もちろん読むには読んだし、定言も生かしてほしいと思うけど、“遺言”っていうことでは、しばらくは保留状態ということにしておいてもらいたい。まだまだ、渡部昇一さんも日下公人さんも、生きて発言してほしい。その意見を聞きたい。・・・とは言っても、お二人とも昭和5年生まれ。昭和3年生まれの父が亡くなってから、まもなく10年。あんまり、わがままも言えないか。お二人とも、朝食の時に、大根おろしを小皿一杯食べてね。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『兵士に聞け-最終章』 杉山隆男

略歴によれば、著者は、1996年に『兵士に聞け』で新潮学芸賞を受賞して以来、『兵士を見よ』、『兵士に告ぐ』と“兵士シリーズ”を世に送り出し、この『兵士に聞け-完結編』が、題名通り、本作の完結ということのようです。

おそらく、この“兵士シリーズ”。このうち何冊かは読んでいる。おそらく、最初の『兵士に聞け』も読んでいると思う。それが1996年だから、21年越しのお仕事だったわけだ。・・・おっと、読んだ中に買いてあったんだった。取材を含め、足掛け24年、四半世紀に近い仕事だったんだな。

逆に、なぜ今やめるのかという疑問が湧いてくる。このシリーズ“最終章”の中でも色濃く語られているとおり、2012年の尖閣国有家以来、“国防”という仕事は生身の身体を持って、私達の前に現れたかのような状況だ。まさに、今こそ、“兵士たち”に聞いてみたいのではないのか。

・・・と、私なぞが問題提起するまでもなく、理由は“あとがき”にありました。2012年以来の新たな状況のなかで、取材環境が激変したことが原因だそうだ。これまで、著者は、F15にも体験搭乗しているし、このシリーズではP-3Cに乗っている。過去には潜水艦の訓練後悔に同行したこともあるそうだ。つまり、これまで自衛隊は、そこまでの突っ込んだ取材を許可してきた。

ところが、今回、著者の取材先には、必ず、基地幹部が同席し、家族へのインタビューに関しては、これまでと打って変わって、誰も応じてくれる自衛隊員が現れなかったという。

日本人としての自衛隊員を、彼らの人生を生きる“個”としての、等身大の自衛隊員を描き出すことが困難となっては、これまでどおりの『兵士に聞け』は書けない。・・・そういうことのようだ。



新潮社  ¥ 1,728

一般人には知られていないが、彼らのまわりには、戦争がある
第一部  オキナワの空
第二部  センカクの海
第三部  オンタケの頂き
エピローグ  神は細部にやどり給う

“自衛隊”と呼び変えてみたところで、その使命が“国防”である以上、やはり彼らの本質が“兵士”であることに違いはない。この本の題名として、あえて“兵士”という言葉が使われているのは、著者にそんな気持ちがあるからだろう。そして、彼らは“兵士”である以上、有事か平時かの別に関係なく、常に“国防”のために、その生命を使わなければならない立場にある。

なかでも航空自衛隊は、その傾向が顕著である。彼らは常に、機の性能の限界と向き合わなければならない。本書の“第一部 オキナワの空”では、F15戦闘機でスクランブルに備える“兵士”が、“第二部 センカクの海”では、東シナ海に潜む人民解放軍の潜水艦を追い回すP-3Cに乗り込む“兵士”たちが紹介されている。

その任務にかける心構えは、まさに“兵士”そのものである。特に、P-3C隊長が結婚の時に妻に依頼したことは、心に残った。「もし自分たちが乗った飛行機に何かあったら、十人の部下のご家族を一軒一軒訪ねて、機長の妻として頭を下げてくれ」

そこまでの心構えは、通常の仕事には、まずありえない。本来、それなりに評価を受けることのできる社会であった欲しい。

“兵士シリーズ”が終わるのは惜しい。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『教養としての日本近現代史』 河合敦

こういう本はさ。スッ・ポン・パッって、読み切っちゃわなきゃだめだよね。スッ・ポン・パッってのは,“出た・買った・読んだ”っていう具合にね。それが、なんでか、寝かしちゃったんだ。でも、そんなに前じゃないんだけどね。2015年12月に出た本。1年半まではいってないからね。

なぜ、すぐに読まなかったのか。・・・実は、覚えてないんだよね。でも、ペラペラめくってるうちに、思い当たることはあった。題名の最初に、“ニュースがよくわかる”とある。おそらく私は、「これを読めば、ニュースが分かるようになるんじゃないか」って思ったんじゃないかな。

でも、私の“分かるようになりたい”ニュースと、著者の言う“分かるようになる”ニュースが違ってたってことだな。この本が出た当時で考えれば、私の“分かるようになりたい”ニュースは、ウクライナをめぐるヨーロッパとロシアの確執。スコットランド分離問題、ギリシャ問題後のヨーロッパ。原油安と資源依存国家の状況。もちろん、中東問題。シナの経済破綻の影響。ヒラリーだけは勘弁してもらいたい米大統領選。・・・そんなところかな。

でも、そんなことは、この本には、何にも書いてない。・・・だから、寝かしちゃったんだろうな。でもそこは、『・・・日本近現代史』って題名なんだから、間違えた私が悪い。そういう題名の本なんだから、“日本近現代史”についてわかるに決まってる。



祥伝社  ¥ 1,620

慰安婦問題、南京大虐殺、尖閣諸島・竹島、・・・ なぜ不信と憎悪が続くのか?
1 「歴史レジェンド」とは何か?-ペリー来航と幕府の消滅
2 『学問のすゝめ』はなぜ空前のベストセラーになったのか-近代国家の誕生
3 ブラック企業はいつから存在するのか?-近代産業と欧米思想の移植
4 世論が暴走すると国はどうなるのか?-強大化する帝国日本
5 竹島問題を複雑にしたのは誰か?-世界の強国となった日本
6 南京大虐殺は存在しなかったのか?-恐慌の時代
7 北方領土が返還されない本当の理由とは?-太平洋戦争と日本の敗戦
8 安保関連法案のどこが問題なのか?-占領期の日本と独立
9 尖閣諸島をめぐる「知られていない歴史」とは?-経済大国日本


今になって、「『・・・日本近現代史』に関わるニュースが分かるようになるならありがたい話だ」と思い直したわけだ。せっかくお金を出して買った本だし、気を取り直して読んで、もしもためになればもうけものと考えたわけだ。だけど・・・。

最初から、違和感はあった。話が会津に及んだことだ。もちろん会津戦争に関してである。あろうことか著者は、会津人の憤りを朝鮮人やシナ人の日本人に対する感情と相対化して紹介した。これには、唖然とした。その性向からすれば、朝鮮人やシナ人は、むしろ薩長の卑劣さに相対化されるべきだ。

日本による韓国併合と朝鮮人差別。関東大震災時の“朝鮮人虐殺”も以前のままのとらえ方で「朝鮮人狩り」という言葉まで使う。“南京大虐殺”も「いずれにせよ、このように軍規の緩んだ日本兵によって、民間人を含む中国人が殺害され、かなりの数の女性が辱めを受けたのは事実だと考えてよいと思われる」と、なんとなくおっしゃるのだ。朝鮮人慰安婦に関しては、「いずれにせよ、・・・ジェンダーの問題として、人権の問題として、過去をしっかり認識する必要はあるだろう」と、やはりなんとなくおっしゃるのだ。

シナや韓国の反日は、歴史の問題ではなく、政治の問題だ。“南京大虐殺”にしろ、“従軍慰安婦”にしろ、現代感覚で資料を読み、個人的感情で日本を糾弾するのはあまりにも無責任。このような、歴史家という立場の著者の政治的行為は、長い目で見れば、一時、政治的に、シナや韓国の自尊心を満足させることはあっても、結局は誰も幸福にはしない。

この著者は、私より少しだけお若い。私もかつて、この著者のような考え方にとらわれたことはあった。だけど、家族であるとか、故郷であるとか、そういったものとの関わりの中で、自分を取り戻した。著者はすでに、知命も半ばに差し掛かろうとしているはず。この考え方で稼いできているだけに、方向転換は難しいだろう。だけど、まだまだ人生先が長い。そんな考えのまま、あと何十年というのも、けっこう悲劇的だな。・・・ああ、でも、高校や大学、それにマスコミからも養われてるんなら、仕方ないか。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『これが世界と日本経済の真実だ』 髙橋洋一

昨年10月に出た本。あとがきの署名が8月31日。その段階で、高橋洋一さんは、ドナルド・トランプの米大統領戦勝利を言い当てている。私の競馬で養った“予想”とは違って、根拠を明らかにして言い当てている。《52体48でトランプ優勢》って、完璧じゃん。

でも、私の“予想”も、トランプの強さじゃなくて、ヒラリーの弱さを前提にしたもの。その点は高橋洋一さんと同じだよ。へへへ、誰かに話したいな。

この本で、もっともたくさん登場する言葉は、ドナルド・トランプでも安倍晋三でもなく、“左巻き”。♬ わたしの、わたしの彼は、・・・“左巻き”♬ が、一番。意味は、もちろん、「革新系」、「リベラル」。政党で言えば、民進党と共産党。そしてそれを支持する人たち。職業的には、官僚、大学や高校などの教職員、マスコミ。世間一般的には高給取りで、既得権にまみれ、自ら金を稼ぐ努力をしない人たち。確固とした政治思想というより、反権力の互助組織みたいな感じ。

高橋さんは、「蔑視する意図はまったくない」と言うが、とてもそうは思えない。この人は、“左巻き”を馬鹿にしている。だいたい、“左巻き”が、バカを意味する言葉だということを、高橋さんはご存じないのだろうか。

「あ、ああ、あそこの息子ね。・・・左巻きの」って、そんな使い方を知らないのかしら。・・・いやいや、ずいぶん頭の言い方みたいだから、知った上で、あえてそう言ってると考えたほうがいいだろうな。


悟空出版  ¥ 1,188

数字を読めない「左巻き」のマスコミ、評論家、学者、官僚たち
第一章  世界経済の真相
第二章  実は成功しているアベノミクス
第三章  マスコミ報道はなぜ嘘八百になるのか
第四章  数字を読めない左巻きの罪
ドナルド・トランプの話、タックス・ヘイブンの話。Brexitの話。増税の話。安保と沖縄の話。いろいろな話があって、とても盛り沢山な本だった。「へ~、そうなのか」と、教えてもらうことの多い本だった。ただ、何一つ、驚かされたことはない。書かれていることは、いずれも、ごく当たり前のことばかりなんだ。そういう箇所では、「そうだよね~、そうだよね~」ってつぶやきながら読んだ。

増税って言う点では、だいぶ、力が入ってる感じがした。財政再建至上主義だな、財務省のね。《財政再建されれば、国民生活が厳しくなろうが知ったこっちゃない》って、きっと財務省は、そう思ってるんだ。

経済を盛り立てなければならない時は減税。経済の過熱を収める必要がある時に増税。いずれ、増税が必要な時に、それを行えばいいなんて、当たり前だのクラッカー。

マスコミが質が悪いって話は面白かった。いつも、なぜか倫理的上位を我がものとして、読者や視聴者に対するマスコミ。そのマスコミがなんと、・・・ねえ。

たとえば新聞社。新聞社って株式会社だから、大株主の意向と相対化させることで会社運営はあるべき方向に導かれていく、・・・と思いきや。「日刊新聞紙法」ってのがあって、新聞社の株は譲渡制限があって、つまりオーナーが変わらない。だから、ガバナンスが効かない。朝日新聞や読売新聞が、いつまでたっても国民感情を理解せず、やりたい放題やってるのはそういう事情があったんだ。

だから、新聞人には、「株式を開放して、会社の風通しを良くしましょう」と語りかけましょう。いつまでも世の中に甘えてんじゃねーと。同様に、テレビ人には「電波を開放しろ」と、「競争入札で風通しを良くしよう」と。そんなこともできないで、偉そうに国民を啓蒙しようとしてるんじゃねーよと

そんなことも合わせて、とても真っ当なことが書かれた本でした。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『JAPAN 外国人が感嘆した! 世界が憧れるニッポン』

じゃあ、聞くけど、世界はなんで、そのくらいのことができないの? 優れた技術力とか、アスリートの高い能力とか、ノーベル賞
受賞の常連とか、特別なことを言ってるわけじゃないよ。駅のホームでは順番に並んで待つとか、なにかあったら譲り合うとか、落し物があったら落とした人のことを考えるとかさ。知り合いだとか違うとか、関係ないでしょ。困ったときは相身互い、気持ちよく生活しましょって、そんなに難しいことかい?

インバウンドだか、何だか知らないけどさ。あんまり外国人が来て、どこに行ってもわさわさしてるってのは、歓迎しないね。静かなのが一番。「郷に入れば郷に従え」ってことが分かってるんだったらいいけどさ。

温泉は♨だ❢ 
JIJI.com 2016/12/06
新温泉マークにおかみ反発=異論強く変更見送り-経産省
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120600772&g=eco
(抜粋)
 経済産業省が2020年の東京五輪・パラリンピックに向け検討していた温泉マークの変更が温泉宿などの反発で撤回に追い込まれる見通しとなった。


20161206ax12.jpg 
現在はJISで定めている温泉マークを、訪日外国人客の増加が見込まれる五輪開催に合わせ、国際標準化機構(ISO)規格の絵柄に変える案だった。だが、6日の有識者会議では変更を求める声はなく、温泉宿おかみらからの反対論が目立った。
なんだ、《国際標準》ってのは・・・❢ こんなマーク、日本以外にどこで使ってるってんだ。親子そろって、釜茹でか❢


宝島社  ¥ 972

いま「ニッポン」は世界中で絶賛されている! 世界がビビった日本の力
PART1 歴史ある場所でもいつだって新しい  
PART2 訪問せずにはいられない「ジャパン・イベント」
PART3 「日本製」はつくる現場もクール
PART4 多彩さが加速するインバウンドビジネス
まあ、東京や京都に外国人が来て喜んでいる分には、こっちも「そうかい、そうかい」ってところだったんだけど、最近は、そんな油断はしてられない。地方都市で外国人見かけるってのは、高速沿いの工業団地で働く人って相場が決まってたんだけど、ここんところは観光客を見かけるようになった。そりゃまあ、見るもの、食いもの、飲みものがないわけじゃあないよ。でも、わざわざこんなところまで、焼きトン食いに来ることもないんじゃないかな。自分のホームグラウンドだからね。この間のことだけど、ちょっとびっくりした。来てくれるっていうんなら、気持ちよく過ごしてもらいたいと思うよ、私だってさ。「カンパーイ」ってね。

それにしたって、屋形船なんて、私だって乗ったことないし、知ってる祭りだって、秩父夜祭くらいなもんよ。新幹線?めったに乗ることなんかないよ。豪華寝台特急?何の話よ。地に足つけて、昨日と同じように働いて、仕事が終わったら居酒屋で一杯飲んで、連れ合いに角が生える前にうちに帰って・・・。たぶんそれが当たり前の日本で、何の特別のこともない。

私たちは変わらないのに、たしかに、目に見えて、外国人観光客が増えている。憧れてくれるのは嬉しいけど、はたから見て、うわっつべりしている感じはぬぐえない。それは、外国人観光客を迎える日本の方もおんなじで、外国人が勝手に思い描く日本が本当の日本かい?観光を産業の目玉にするとは結構だけど、そんな風潮に便乗して、本当にどんだけ良いことがあるんだろう。彼らが憧れる“日本”の本質をしっかりとらえて、それを見失わないようにしなきゃね。

私はいつもそう。こういう時は、距離を置いちゃうんだ。これで何回、「弱虫」ってののしられたことか。

もしも、どうしても外国人を案内しなきゃならないとしたら、私なら山に連れてくね。静かな山がいいね。登山客の少ない山小屋に泊まってさ。山岳信仰にも触れることができれば、結構喜ばないかね。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

続きを読む

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『靖国の宴』 荒木和博

「英霊たちの御霊が靖国に帰ってくる」

そんな、倉本 聰のドラマが、ずいぶん前にあったね。とても面白かった。

副題にある通り、この本で語られる物語は、まさに、ひとつの“おとぎ話”。ただ、題名に靖国とある以上、これまで、この神社に付与されてきた様々なイメージがあり、そのすべてから自由な“おとぎ話”なんて、ありえない。

私にとって、韓国やシナが後づけで靖国に張り付けたイメージなんてどうでもいい。それでも、こだわらないでいられないのは、もとは、長州の神社だということだ。

『靖国の宴』    荒木和博

高木書房  ¥ 1,080
戦って散った男とたちのおとぎ話
ジョンホ
お前はどうするんだ?
葛藤

忘却
コーンパイプ
祈り
『靖国の宴』の背景について
あとがき
産経ニュース 2016/10/12
国神社に会津藩など「賊軍」も合祀を 亀井静香、石原慎太郎両氏が申し入れ 
http://www.sankei.com/politics/news/161012/plt1610120024-n1.html
(抜粋)
井静香元金融担当相や石原慎太郎元東京都知事らが12日、東京・九段北の靖国神社を訪れ、西南戦争で倒れた西郷隆盛や戊辰戦争で敗れた旧幕府軍など「賊軍」とされた戦没者を合祀するよう徳川康久宮司に申し入れた。

この本は、この問題を、、“おとぎ話”という形で、あっさり乗り越えた。なにしろそこには、冒頭から韓国軍や北朝鮮軍の“英霊”が登場するんですから。

北朝鮮と韓国の領海線のあたりで、両国海軍艦艇が衝突し、両軍ともに少なからぬ死傷者を出した。冒頭に登場するのは、その戦いにおける戦死者という設定になっている。

北朝鮮の“英霊”が語る北朝鮮の国情、残念ながら全部本当のこと。この本が発行されたのは今年の8月15日の終戦記念日だけど、それから今までの数か月間で、事態はさらに切迫したものになっているはず。内部情報も、亡命・脱北者を通じてどんどん流出している。それらの中には拉致被害者の情報も含まれてる。

『特攻で死んだあいつらがいたなら、女子どもを連れ去られて、“憲法の制約があるから助けに行けません”なんて、口が裂けても言わなかったでしょうね』

・・・そういうことなんだよね。国民を守れない憲法なら、そっちのほうが憲法違反なんだけどな。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

続きを読む

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『日本人の甘え』 曽野綾子

曽野綾子さんの本を読んで、「腹が立つ」っていう人がもしもいるなら、・・・仕方がない。年寄りの戯言として受け流していればいい。そのうち、しっぺ返しを食らうことになるだろう。因果応報・・・って、じつは、世間をあおって“甘え”のタネをばらまいている人って、うまく逃げるんだよね。・・・というか、しっかり自分の身の安全は、確保してるんだよね。

保育園落ちた、日本死ね
なにが少子化だよクソ
そんなムシのいい話あるかよボケ


たまげたな~。「ときには、汚い言葉も必要」とかって意見まであったんですね。最近の世の中って、とことん、“下”に引きずられるんだな。こんなのばっかりになって、それでもなんとか世間を支えようとするのは、こういう意見に同調しようとする人たちじゃないんだよね。そういう人たちって、とことん、自分の身の安全の確保は徹底しているからね。

そんな人物として、まず頭に思い浮かぶのは、私の場合、民主党、野田政権時代に厚労大臣を務めた小宮山洋子さん。東大総長の娘ということと、NHKのキャスターだったということが自慢だった人ですね。選択的夫婦別姓の導入や、女性の“自立”支援に積極的な人物ですよね。ただし、その背景には、父親や、その師匠から引き継いだ、日本社会に対する怨念があり、その最初の犠牲者になるのは、実は、“日本死ね”とまで罵らなければならない、憐れな女なのではないか。
以下、民主党政権時代の過去記事です

彼女の自慢の父加藤一郎の師匠は、我妻栄。彼を中心とする東大法学者は、「個人以外の人間関係は障害にすぎない」と『家族』『地域』『国家』に癒しがたい楔を打ち込んだ。『家族』を崩壊に向かわせた張本人である。

その彼の師匠、鳩山秀雄は由紀夫ちゃんの尊敬するおじいちゃんの弟。なんか、狭い範囲で連携してる。反吐が出そう。

小宮山洋子は、「夫婦別姓制度」を主張して、「家族という絆」に最後の鉄槌を下す役割を自認する人物である。全てはつながっているのだ。そんな彼女にとって、「『主婦』だの、『専業主婦』だのに軸を置く女」など唾棄すべき存在に他ならない。
小宮山洋子には「男に頼って生きる他に生きるすべを持たない女」にしか見えない。

「男と女が、慈しみあって、支えあって、育て上げていく家庭」とは、小宮山洋子にとっては、「男が女を性的奴隷とし、男の血を引くこどもを育て上げることを強いられる場」と翻訳される。そんな状況に甘んじている女に、彼女は蔑み以外の感情を持つことはない。夫婦別姓により、家族を「男」「女」「子供の男や子供の女」に分解し、『主婦』を不安の海に放り出す。

恵まれた環境に育ってきた小宮山洋子たち女には、それが生きやすい社会なのだ。生きていけない女は、「あわれみ」の対象として保護を受けることができればいい。

新潮新書  ¥ 799

《ユートピア》とは、どこにもない場所のこと。なのに、手に入るのが当たり前と思っている日本人がいる
第一話  動物の原則に逆らう覚悟はあるか・・・待機児童問題が内蔵する嘘
第二話  打算的処世術と権威主義の臭い・・・日本社会の体質変化
第三話  マスコミの思い上がり、退化、幼児化を憂う・・・庶民の無言の選択
第四話  「理解」は人間性の見事さではない・・・アラブ的思考を学ぶ
第五話  人間が極言の生きる力を出し切る時・・・難民の現実的困難
第六話  痛みに耐えて歩く人々と「道の人」・・・「小さなパン三個」の精神
第七話  自ら選ぶ自由と可能性を贈る・・・医師が患者を治す意味
第八話  日本を許してあげてください・・・国家的対応の限界
第九話  目の前に立ちはだかる絶対の障壁・・・積乱雲の記憶
第十話  神は人生のすべての瞬間の立会人・・・人生の原型
第十一話  原則を守るためには適用も要る・・・物事の基本
第十二話  過保護が心身の免疫力を失わせる・・・不潔と不順のめぐみ
第十三話  破壊的にではなく、穏やかに個性を貫く・・・服装が語る過去と現在
第十四話  食事には餌の摂取以上の意味がある・・・会話とものを大切に
第十五話  人間のすべてのことは、いつか終焉が来る・・・人の世の理


もう、ニュースを見ているのが嫌になるくらい、わけの分からないニュースが洪水のように押し寄せる。ここまで毎日毎日だと、ちょっと神経が麻痺してしまうくらい。そして、その大半が、小宮山の父親や、その師匠の我妻が、日本社会が長年の経験をもとにして形作ってきた家族の絆と地域の連帯を中心とする社会の仕組みをぶち壊し、私達の経験の中にはどこにもない、個人を軸にしたもの、・・・欧米であれば、個人主義と言っても、精神的には神とのつながりによって補償されているが、日本の場合には、弱き者を天涯孤独に突き落とすだけの制度に置き換えた。

おかげで、みんな結構厳しい状況におかれている。曽野綾子さんは、“日本人の甘え”と断罪するが、家族っていうのが、今、すごく弱くなっている。私も仕事上、様々な家族に関わるが、仕事を始めた30年前に比べれば、ウソのように、家族の力が弱い。家族の力があれば、なんとかなったはずのことが多い。小宮山洋子の顔を思い出して、悔しくなる。
以前から思ってるんだけど、どうもマスコミの報道で憂慮されている様々なことと私の感覚の間には大きなずれがある。私がテレビや新聞に向かって何を言ったところで、テレビの向こうでしゃべっている人や新聞の記事を書いている人の耳に届くわけじゃないから、言うだけ無駄。

そんなこと分かってるけど、口に出していないと、とんでもないことが起こる。私の連れ合いは素直な女なので、テレビやラジオが繰り返すと、そんなもんかと受け入れる。受け入れたうえで、私に「・・・だもんね」と同調を求める。連れ合いに同調を求められると、私としては・・・、ときどき困る。困らないように、私には同調を求めないほうがよさそうだと、連れ合いに思わせておく必要があるから、テレビやラジオに対して、時々叫ぶ。「ふざけたことを抜かしてんじゃねえ」




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください
人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログへ

国連やNGO、他国による中途半端な「人道介入」が、戦争を終わらせるのでなく、戦争を長引かせる。

無理に停戦させても、紛争の原因たる火種を凍結するだけだ。

本当の平和は、徹底的に戦ったあとでなければ訪れない。
これから出る本










































当ブログ内人気図書 
















































カウンター
カテゴリ
ブロとも一覧
アジシオ次郎の時事原論
はりこのはやしや 
ハシビロコウ
素足のアイドル達
うさぎ屋の四方山話
わくわく株式投資
プロモデラー林哲平のジャンクロボット創作ブログ『ケルバーダイン』
大好き!グラビアアイドル!
伊織のブログ
Re:BAD TASTE♥
QWERT 5w1h
「伝わる技術」オトデザイナーズ・坂本真一
歌と知恵でハッピーライフ^^
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本










































検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
最新記事
応援して下さい