めんどくせぇことばかり 本 近現代東アジア(支那・韓国・北朝鮮)
FC2ブログ

『中国は社会主義か』 芦田文夫 井手啓二 大西広 聴濤弘 山本恒人

「中国は社会主義か」

社会主義国家の経済運営が計画経済で、資本主義国家の経済運営が市場経済っていう括りみたいなもんが、一様あったはずなんだな。だけど1992年に、当時の最高指導者であった鄧小平よって、“中国”は《社会主義市場経済》に移行していく。

社会主義っていうのは、本質的に高度な資本主義から、それを止揚することで社会主義に移行するんでしょ。兄貴分のソ連にしたって、半分農奴制が残ったような社会で起こった革命を、無理やり引っ張ってプロレタリア革命に持っていった。

実際、進んだ資本主義国は行き詰まりを見せていたので、レーニンやスターリンのお誘いになびく人たちも少なくなかった。特に頭の良さそうな人、“さしずめ、インテリだな”。

戦前から戦中にかけて、とにかく逃げ回っていた中国共産党が中華人民共和国を起こした。まあ、中国共産党のかってだけど、そのあとも酷かったね。毛沢東の大躍進に、それに続いて文化大革命。毛沢東が死んでからも、四人組がやりたい放題。経済もずたぼろ。

そこまでは社会主義国家なんて言ったって、毛沢東と後継者の、おかしな個人崇拝国家があっただけだからね。そこから華国鋒の時代があって、70年代の後半に鄧小平に実験が移って、改革開放政策に舵が切られていく。しばらくは準備段階みたいな時期が続いて、経済活動の開放に合わせて政治的自由を求める動きが表れる。それが天安門事件につながった。

天安門事件のあと、“中国”は国際的な非難に晒されるものの、日本が主導して“中国”制裁を解除に持っていく。そんな政治危機の時期を経て、中国共産党は、国民を豊かさに導くことで政治的な不満を解消しようとした。それが社会主義市場経済による、改革開放の本格化だな。同時に、《反日》をスローガンに掲げて国民の意識をまとめていく。日本が、世界に対して、中国を孤立させることに反対したとき、江沢民は日本に感謝の言葉を述べたのに、あとはただ《反日》一辺倒になっていく。酷いやつだな。

そこからの“中国”は、もの凄いスピードで経済発展を遂げた。たしかにその通り。それこそ、ありとあらゆる手を使ってね。なにより強いのは人口が多いことと、それだけたくさんの人々に人権なんて存在しないこと。そのようにして、今や国際社会における巨人に成長した軍事強国“中国”は、はたして社会主義と呼べる国なのかどうか。

かもがわ出版が京都現代中国研究所との共催で、全関西の日中友好協会の後援で、「中国は社会主義か?」と題するシンポジウムを2019年12月21日に開いた。そのシンポジウムの内容を、まとめたのがこの本と言うことだ。



『中国は社会主義か』 芦田文夫 井手啓二 大西広 聴濤弘 山本恒人


かもがわ出版  ¥ 2,200
I「21世紀・社会主義」のあり方
一、何を課題とするのか
二、「社会主義をめざした」国々 20世紀と21世紀
三、「社会主義をめざす」社会経済体制と「資本主義」
四、「社会経済状態が遅れたところ」からの特殊性
五、「官僚制」と「経済的基礎 市場経済」との関連
六、「市場経済化・第2段階」における中国の課題
II 中国社会・経済の制度的特徴をどうみるか
一、中国社会・経済の現状をどうみているか 2020年春
二、中国経済の制度的特徴
三、社会主義市場経済をどう理解すべきか
四、中国における政治的民主主義の諸問題

III 中国は「社会主義をめざす資本主義」である
一、資本主義はその可能性を汲み尽して初めて社会主義に移行する
二、「政府規模」の長期法則と市場システム理解の問題について
三、どのように社会主義に向かうのか
四、「自由」は目標、「民主主義」は手段 「民主主義」は手段にすぎない
五、「中国覇権」は「よりましな世界秩序」 中国は一貫して軍事介入に反対
六、香港「民主派」のデモはどう理解しなければならないか
IV 資本主義・社会主義・大国主義 今日の中国の諸問題によせて
一、市場経済化の新段階に入った中国
二、史的唯物論からみた中国
三、「一党支配」体制からみた中国
四、核兵器問題と中国の大国主義的対外路線
V 中国の体制規定とその変革の論理
一、中国の体制規定について
二、中国における体制転換
資料編もくじ●シンポジウム「中国は社会主義か!?」





社会主義かどうかってことであれば、その定義を明らかにして、当てはまるかどうかを考えればいい。

社会主義が心の底から好きで、「社会主義だって言うから“中国”が好き」っていう人がいたとして、「中国は社会主義じゃない」ってことになったら、その人がショックを受けちゃうとか。そういう問題があるから、中国は社会主義かどうか決着をつけなければならないなんてことは、おそらくないだろう。

今ある“中国”は、今ある“中国”でしかない。

そういう点は、大西広さんが言っているように、「中国は社会主義か」という問いかけは、「中国は良い国か」という問いかけとは別の問題である。

「良い国か」という問いかけならば、私なら「良い国ではない」と答える。大西広さんは、「良い社会」だと感じているそうだ。“中国”という社会をどう見るかで、その答えは正反対に変わる。だから、この問いかけも、さほど意味のあるものとはなり得ない。ただ、大西さんは、その「良い社会」も、まだ来たるべき「社会主義」ではなく、よって相当に制約の多い「良さ」でしかないと言っている。“来たるべき「社会主義」”への途上にある、未熟な「良さ」と言うことのようだ。

井手啓二さんの、現在の“中国”をめぐる国際関係の悪さを憂えた上で、「最良のシナリオは、たとえば日本がアメリカから軍事的に独立し、アジア諸国・中国と対等・平等な関係を築くこと、アメリカは世界中に配置している軍事基地を撤去し、国外での軍事力の行使から決別すること、他方中国は、言論の自由をはじめ、基本的人権保障の点では欧・米・日の方が進んでいる面があることを承認し、それに学ぶことである」

う~、本人も、誰の“夢”にも入っていないと言ってはいるが、あまりにも悠長。そんなこと言ってると、つけ込まれるのが関の山。

大西さんに戻るけど、新疆ウイグルに関わる欧米の干渉が強まっている。あと、最近、内モンゴルに関してもそうだ。口出しちゃいけないって。口を出すなら、《天皇制という身分制や同和問題、アイヌ問題・・・への介入》を覚悟しなきゃいけないって。どんどん、エスニッククレンジングが進行しているのに、問題の大きさが絶対的に違うと思うんだけどな。

それから、香港の民主化デモは、“暴力デモ”という側面を持っていることに、だいぶ紙面を割いている。その点、山本恒人さんという方は、《昨年6月以来の香港の市民学生のデモは正当な行動で、発端となった「逃亡犯条例改正案」は中国側の勇み足》と言っている。

でも、その山本恒人さんも、《明治日本以来の中国・東アジアへの侵略と加害の「歴史の克服」は日本国民共通の課題で、アメリカによる「中国脅威論」に追随し、ひたすら憲法改悪・戦争の道を突進する日本の現状にストップをかけるのは私どもの責任》とまで言っている。

コーディネーターとして参加した聴濤弘は日本共産党の人でしょ。《9条改革反対》のビラが、どっか共産党の人の事務所に張ってあったのを見たな。


テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

『反日への最後通告』 池萬元

朝鮮は花の国。

なんて言い出したのは、最近のこと。日本が併合する前のソウルは、とても花を慈しむようなゆとりのあるところではなかった。1392年、李氏朝鮮が誕生して、李という姓を持つ27名の王が、1910年まで518年間統治したが、外国人が描写した首都漢陽、現在のソウルは、不潔で伝染病が蔓延し、嘘と陰謀と収奪が横行する辺境の地だった。女性は男性の奴隷であり、両班のために奴隷を産んでくれる生産道具であった。1割の両班が9割の同族を奴隷としてこき使い、その楽しみに耽っていたが、やがてやってきた弱肉強食の時代の趨勢から取り残されて滅亡した部族国家が、すなわち朝鮮だ。

“朝鮮は花の国”なんて言い出したのは、北朝鮮の金さんたちのようだ。これには対句があって、“日本は悪魔の国”だという。結局、共産主義者が作り上げた虚像に過ぎない。

その虚像を、南朝鮮(北側からはそう呼ばれている)の人たちも受け入れている。

それもそのはず、朝鮮王朝こと李氏朝鮮の李氏を金氏に置き換えたのが、今の北朝鮮である。韓国は戦後、自由民主体制の国家に生まれ変わって、朝鮮王朝時代とは永遠に決別した。しかし北朝鮮は、李氏朝鮮の体制を受け継ぎ、誇るべき朝鮮の伝統を体現していると主張する。南朝鮮はアメリカの植民地のようになってしまったが、北朝鮮は誰の支配も受けずに民族の矜持を守ったと主張し、ゆえに民族の正当性は北朝鮮にあるということだ。

たしかに、李氏朝鮮時代から変わってしまったのは韓国の方で、まがりなりにも自由民主体勢を謳っている。北朝鮮はといえば、金氏王朝が確立されていること、嘘と陰謀と収奪が横行する辺境の地で現在の王は伯父や兄を殺してそれを証明していること、かつての朝鮮王朝時代さながら、1割の労働党員が9割の同族を、奴隷のように支配しているところもそっくりだ。

あんまり酷いので、あの強欲なアメリカでさえ、朝鮮に手を出すのをやめて、体よく日本に押しつけた。《桂・タフト協定》というのがそれだ。

1905年7月、セオドア・ルーズベルト大統領の支持を受けた陸軍長官のウィリアム・タフトは、日本で桂太郎首相と会い、フィリピンに対するアメリカの権益と、朝鮮に対する日本の権益を、相互に承認する協定を結んだ。協定には、アメリカが、日本が大韓帝国を保護国にすることは、日露戦争の論理的帰結であり、極東の平和に貢献することであることを認めることが含まれていた。

ルーズベルトは、同年6月に行なわれたポーツマス講和会談に先立ち、大韓帝国に対する次のような態度を表明していた。それは、「1900年以降、韓国は自治能力がないが、アメリカは韓国に対して責任を負えないので、日本が韓国を支配して、韓国人には不可能だった法と秩序を維持し、能率的に統治するならば、万一のため、よりよいことだと確信する」というものだった。

だけど、時代は変わった。

今の韓国に責任を持つべきは、本質的にアメリカだろう。




ハート出版  ¥ 1,980

元陸軍大佐、工学博士にして憂国の士反共の先鋒・池萬元が綴る最後の挑戦状
第1章 世界の中の朝鮮
第2章 外国人と内国人が見た朝鮮
第3章 滅ばざるを得なかった朝鮮
第4章 日本軍慰安婦と強制徴用
第5章 日本との決算
第6章 日本は学ぶことの多い国
第7章 韓国を牛耳る左翼勢力の専横的な歴史歪曲


1910年の日韓併合以来、日本が朝鮮各地に建設したダム、鉄道、道路、港湾、電気、鉱工業、製造業などさまざまな分野の社会的資本の総額は、52億ドルの及んだ。これを、帰属財産という。そのすべては、1945年に北朝鮮の29億ドルはロシアに、韓国の23億ドルはアメリカに接収された。

韓国を離れて日本に帰る日本人は、民間人なら1000円、将校は500円、兵士は250円の持ち出ししか許されなかった。

日本人が残した数多くの株式会社級の企業は、その企業に関係した朝鮮人たちにただ同然の安価で売り渡された。現在の韓国を代表する大企業のほとんどは、1945年に日本人から取り上げられたものだった。

LGグループは朝鮮精錬。ハンファグループは朝鮮油脂仁川工場朝鮮火薬共販。SKグループは鮮京織物。ヘテは永岡製菓。新世界グループは三越百貨店。CJグループは森永製菓・森永食品。大成グループは朝鮮燃料・三国石炭・聞慶炭鉱。オリオンは豊国製菓。韓進グループは朝鮮重工業。

日韓基本条約が結ばれたのは、1965(昭和40)年。私が5歳の年だ。

これで日韓は、併合時代を精算し、お互いの請求権の完全な解決を確認し、関係を正常化させた。無償の協力金は3億ドル、有償の協力金と民間の借款をあわせれば、11億を超えるそうだ。

徴用に応じて日本の企業で働いたものはいた。だけどそれは、彼らの希望であって、“強制”なんて言葉をつけられるようなものではない。訴えを起こしている個人は、それを承知で「うまく行けば」と目論む恥知らずか。


テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

『反日への最後通告』 池萬元

李氏朝鮮の世宗といえば、訓民正音を定めたことで知られる。

その世宗が、1432年に定めた奴婢従母法という制度がある。両班の男が奴婢の女に産ませた子どもは、生母の身分に従い奴婢となるという制度である。この制度によって、奴婢層は一気に膨れ上がる。奴婢は牛やロバ同様の家畜のように扱われた。ただし取引される場合、牛やロバの値にも及ばない額だったそうだ。

なぜかといえば、どうやら奴婢が掃いて捨てるほどいたらしい。特権支配階級、いわゆる両班が人口の1割程度であるのに対して、残る9割が奴婢だというんだから。それも不確かで、なにしろ正確な統計がない。統治がいい加減だったからね。

1910年に日本が行なった戸籍調査では、総世帯数中に両班の占める割合は1.9パーセント。2012年にキム・ナムが書いた『朝鮮王朝実録』によれば、「名字があった人(奴婢には名字がない)は10パーセント未満」とある。どちらにしても、奴婢は圧倒的多数であった。

1910年に日本が譲り受けた朝鮮は、迷信深い9割の無知蒙昧な人々と、欲深く嘘つきで陰謀が得意な1割の両班、それから街路に糞尿があふれかえり、井戸水からさえ悪臭が漂う汚れた大地だった。そこで日本は、本土で使用すべき予算を朝鮮に投入して近代的な都市を築き、向上やダムや水力発電所を建設した。

それを、韓国人自らが、自分で言っているわけだ。この池萬元という人が・・・。

この人は、元韓国陸軍大佐でベトナム戦争にも行っている。1942年生まれだというから、78歳かな。10パーセントの理性と90パーセントの感性で生きているという朝鮮人の中で、システム工学博士でもある氏は論理的に訓練された科学者でもある。つまり、90パーセントの感性に身を任せてはいないということである。

さらに、骨の髄に根付いた反日は、大変、使い出のある代物で、北朝鮮金王朝の金日成主義とリンクしやすい。現在の韓国与党”民主勢力”は、1980年の5・18光州事件を民主主義の聖域とする従北主義の巣窟だ。たしかに、文在寅政権の行き着くところは、北主導の合邦しか考えられない。

つまり、池萬元さん初め、論理的にものを考える人たちが文在寅の肩を持てば、韓国はなくなる。今も酷いと思うけど、もっと酷くなる。

どれくらい酷くなるかって、李王朝時代くらい酷くなる。1割の両班と、9割の奴婢の世の中だ。




ハート出版  ¥ 1,980

元陸軍大佐、工学博士にして憂国の士反共の先鋒・池萬元が綴る最後の挑戦状
第1章 世界の中の朝鮮
第2章 外国人と内国人が見た朝鮮
第3章 滅ばざるを得なかった朝鮮
第4章 日本軍慰安婦と強制徴用
第5章 日本との決算
第6章 日本は学ぶことの多い国
第7章 韓国を牛耳る左翼勢力の専横的な歴史歪曲


1980年といえば、私は大学でマルクス経済学を学んでいた。

大学に行くと、まずは中核派の拠点でもあった学生会館に出向き、そこの一室を借りて活動していたサークルに顔を出した。授業に出るのも、ご飯を食べに外出するのも、そこを根城にしていた。朝鮮文化研究会とも交流があり、その影響も少なからず受けていた。

李恢成のファンで、なかでも、『見果てぬ夢』全6巻は、胸を熱くしながら読んだ。内容は、独裁政権下の民主活動を描いたものだった。まさに、1979年に朴正熙が暗殺されているんだから、なんとしても、熱い時代だった。

私はそんな立ち位置にいた。だから、1980年の光州事件も、軍部の動きに抗議する、学生中心の民主化運動に対する弾圧ととらえていた。

独裁者朴正熙暗殺以降、学生や政治活動家たちが民主化を求める活動は、ソウルの春とも呼ばれていた。朴正熙が殺されて、国の体勢が大きくぐらついて、政治活動を禁じられていた金大中が自由を取り戻して、たしかになにかが大きく変わる予感がしていた。

そんなところに全斗煥が粛軍クーデターをおこし、金泳三と金大中を拘束、一気に政権掌握の足場を固めていく。一連の動きに抗議して、全国で全国で反軍部・民主化要求するでも活動が始まる。そんな中、金大中の地元である光州で、学生の一団と軍部の衝突が発生する。

鎮圧後、全斗煥・盧泰愚と、軍出身者による政権が続いた。光州事件の真相は、長い間、隠されたが、金泳三、金大中、盧武鉉と文民政権が続く中、光州は民主化運動の国家的聖地となった。

2017年5月18日、自身も光州事件経験者である文在寅大統領は、5・18民主化運動37周年記念式における演説で、「文在寅政府は光州民主化運動の延長線上に立っています」と語った。

“学生”300人は、軍との衝突の冒頭で、非常に手際よく現役の韓国軍を襲撃し、14台のジープを奪っている。さらに300人の“学生”が合流し、軍需工場を襲って最新型装甲車4台と軍用トラック374台を奪い、全羅南道各地の武器庫を襲い、5403丁の銃器を手に入れている。

つまり、そこで行なわれていたのは、学生の民主活動ではなく、戦争だった。軍を相手に戦争が出来るのは、・・・やはり、軍しかない。全斗煥は、光州市を封鎖して、光州事件を鎮圧した。光州事件が始まった5月18日、北朝鮮では5・18記念行事が大々的に執り行われている。さらに、教科書には光州事件を、「主体の旗印により南朝鮮愛国人民が呼応して起こした最も成功した人民革命事件」と記述している。

その延長線上に、文在寅はいる。


テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

外国人の見た朝鮮『反日への最後通告』 池萬元

《ヘンドリック・ハメル》
オランダ人のハメルは航海中に遭難し、朝鮮に漂着する。その後、朝鮮を脱出するまでの13年間が、『朝鮮幽囚記』にまとめられている。
朝鮮人は盗みを働き、嘘をついて人をだます傾向があり、信じるに値しない人々だ。人を欺いてもそれを恥だと思わず、してやったりとほくそ笑んでいる。

朝鮮は清国に隷属しているが、国王の権力は絶対的なもので、国王は朝廷での評議に従わず、自分の思いのままに国を統治している。両班たちは土地と奴隷によって収入を得ており、その中には2~3千人の奴隷を所有していた者もいて、奴隷の数は実に人口の半分以上だった。

《ジャック・ロンドン》
世界的に著名な作家。28歳の時に記者として朝鮮を訪れた。おそらく朝鮮の地を踏んだ西洋人の中で、もっとも知名度の高い人物。
西洋人が朝鮮に来れば、最初の数週間で二つの衝動に駆られるだろう。一つは朝鮮人を殺したくなることであり、もう一つは自殺したくなることだ。朝鮮人はとても怠け者だ。朝鮮人は盗みが得意で自分よりも弱い者には強気だった。

朝鮮には搾取する階級と搾取される階級という二つの階級しか存在していない。平安南道に滞在中、私は郡守のパク・スンソンが、日本軍が支払った価格の3割だけを民衆に渡し、残りを自分で着服していることを知ったので、役所に踏み込んで、郡守を問い詰めた。彼は恐怖に震えて、着服した金を一銭も残さず民衆に返すと約束した。

《ホ-マー・ハルバート》
アメリカの宣教師

朝鮮人はごく初歩的な衛生観念もない。金持ちの家に行っても状況は特に変わらなかった。誰も通りを清掃しないので、糞便を避けて歩くほかなかった。垂れ流された糞尿で、井戸が汚染されている。朝鮮人たちは汚物や洗濯した水をそのまま井戸に捨て、その水をまた使っていた。だから、ある村にコレラが発生すると、あっという間に村全体に広がった。

《カール・ギュツラフ》
ドイツ人の宣教師。
朝鮮人の貧困、不潔、風紀の乱れ、道徳的堕落に、深い印象を受けた私は、彼らの中で一ヶ月間暮らし、朝鮮を去るときに切実に感じたのは、彼らには身体を洗う石鹸と聖書が必要だと言うことだった。



ハート出版  ¥ 1,980

元陸軍大佐、工学博士にして憂国の士反共の先鋒・池萬元が綴る最後の挑戦状
第1章 世界の中の朝鮮
第2章 外国人と内国人が見た朝鮮
第3章 滅ばざるを得なかった朝鮮
第4章 日本軍慰安婦と強制徴用
第5章 日本との決算
第6章 日本は学ぶことの多い国
第7章 韓国を牛耳る左翼勢力の専横的な歴史歪曲


《福沢諭吉》
日本の幕末から明治期の啓蒙思想家。
人間娑婆世界の地獄が朝鮮の京城に出現した。私は朝鮮を見て野蛮人より妖魔悪鬼の地獄国と評する。王室の無法、貴族の跋扈、税法さえ紊乱の極みに陥り、民衆に私有財産の権利はなく、政府の法律は不完全であり、罪なくして死刑になるだけでなく、貴族や士族の輩が私欲や私怨によって私的に人間を拘留し、傷つけ、または殺しても、国民は訴える方法がない。またその栄誉の点にいたっては、身分の上下間ではほとんど異人種のようであり、いやしくも士族以上で直接に政府に縁がある者は無制限に権威をほしいままにして、下民は上流の奴隷であるに過ぎない。

政府は文明の風潮を知らず、どのような外患に遭い、どのような国辱を被ろうとも、まったく無感覚であり、憂苦なく力を注ぐのは朝臣らによる政府内の権力や栄華の争いだけである。帰するところの目的は私的な利益だけであり、国を売っても私的に利益があれば憚らないもののようである。

人民の生命も、財産も、栄誉も守ってくれないこのような国はかえって滅びてしまうことが、民衆を救済することになる。いっそロシアやイギリスの国民になる方が幸福である。ゆえに私は朝鮮の滅亡の時期が遠くないことを察して、一応は政府のために弔意を表するが、その国民のためにはこれを賀したい。

《ステン・ベルクマン》
スウェーデンの動物学者。
韓国人は日本人と性格がずいぶんと異なる。韓国人は日本人が持っている精神力、闘争心、集団行動といった能力が欠けている。日本人は公共の利益を優先するのに、韓国では共同体よりも個人が重視されている。韓国人は、自分たちの長い歴史を持つ文化に誇りを持っているが、面倒なことはしようとせず、ただ座って長い煙管をくわえて時間をつぶすことを楽しんでいる。たとえ日本が併合しなくても、いつかはロシアや中国に併合されていた国だ。

《尹致昊》
開化主義者。米エモリー大学名誉法学博士。韓国国家の作詞者。朝鮮初の英語通訳官。
恥ずべき朝鮮の歴史を知れば知るほど、現政権下の改革は希望がないということを確信するようになる。政府は五百年余りもの間、国家の向上のために何もしていない。韓国において、もっとも深く根を下ろし、最も広く広がった悪は嘘だ。韓国人は頭は空っぽなのに、虚勢を張りたくて身体を火照らせる。銭湯ひとつ運営できない我々が現代国家を治めることが出来ようか?

自分と異なるものを認められない者が民主主義国家を経営することが出来ようか?韓国人は自分の誤りを認めるより、我を張って弁解するのに汲々としている。そうすれば自分の体面や自尊心が保てると勘違いさえしている。無能で苛斂誅求を行なうことしか能がない朝鮮人の政府と、有能で搾取をしない日本人による政府のうちで選べというのであれば、私は日本人の政府を選ぶだろう。韓国人は十パーセントの理性と九十パーセントの感性で生きている。朝鮮人の特徴は一人がリンチに遭えば、その人がやったことについて調べてみることもせずに、皆が一斉に駆け寄って有無を言わせず袋だたきにすることだ。朝鮮人と対話を試みるよりは、いっそ壁を見て対話をした方がましだ。壁は陰で悪口を叩いたりはしない。地域感情ひとつ取ってみても、朝鮮は独立する資格がない。わが国が誇るべきものは一つもなく、欠点を挙げられることが多いので、嘆かわしく思うと同時に、日本が羨ましくてたまらない。


テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

『恨の法廷』 井沢元彦

韓国の花子像に向かって安倍首相が土下座をしている像を作った奴がいるんだってね。・・・韓国人らしいね。

なんだか植物園のなかにあるらしい。園長の仕業のようだ。「安倍首相が植民地支配と慰安婦問題について謝罪を避けていることを刻印し、反省を求める作品」だとして8 月に除幕式を行うと予告したという。騒ぎが大きくなって除幕式は中止したものの、植物園の中では公開されているということだから、責任は取るんだろうね。

・・・な~んていうのは日本人らしい考え方。日本人に対しての責任なんて、取る気なんてあるわけがない。まったく韓国人っていうのは、上から下まで。あっ、とりあえず、ここでの上は大統領で、下は植物園長さんね。

それでも、どんなもんなのかな~。韓国でも、この間読んだ『反日種族主義』なんて本がベストセラーになるご時世だからね。少しは変化が見えてくるかもね。期待はしてないけど。

韓国で、韓国人による犯罪行為をきっかけにして、韓国人と日本人を巻き込んだ大きな事故が発生する。巻き込まれた者たちが気がつくと、そこはこの世ではない。かと言って、あの世とも言い切れない。そこは神の主催する領域。どうやらそこで、事の糾明が行なわれるらしい。

しかし、それは入り口で躓いて、まるで事の糾明には入れない。事件の責任の前に、韓国人の日本人に対する偏見が立ち塞がっているからだ。韓国人は、それは偏見ではなく、真実だと主張する。

神は、まずそれを解決するための、法廷を開くことになる。中央奥に裁判官の席があり、その前に証言台、両側に法定代理人の関があり、その後ろには傍聴席がある。日韓双方の代表が、日本側、韓国側に別れて座った。双方の民族から立会人が呼び出された。韓国側が檀君。日本側が聖徳太子。


『恨の法廷』    井沢元彦


小学館  ¥ 1,320

「戦後最悪」と言われる現在の日韓関係を「予言」していたとも言える異色作、ついに復刊
「日韓に横たわる諸問題は、すべて日帝三十六年(大日本帝国による植民地支配)が原因であり、日本の文化も政治も全部韓国が教えてやったもので日本には文化など無いのだ!」そう非難する韓国側に対し、日本側は親鸞や道元、上杉鷹山などの証人を「参考人」として招致し、その主張をひとつづつ論破していくが……。


証人が呼び出されていく。

聖徳太子の師である高句麗人の慧慈。百済の王族の余自信。神代の時代に日本に帰化した新羅の王子と言われる天日槍。韓国史上最大の英雄の一人、新羅の金春秋。朱子の後継者と言われる李退渓。

日本からは、浄土真宗の祖、僧の親鸞。曹洞宗の祖、僧の道元。江戸時代の米沢藩主、財政難の再建に尽力した上杉鷹山。

挙げ句の果てに、東アジアを狂わせた、朱熹その人まで。

平成3年に出された本だそうだ。29年前か。井沢さんは、29年前で、もうここまで高い精度で韓国を描くことが出来たのか。29年前というと、私は31歳か。とてもここまでの認識はなかったな。

学生の頃、朝文研と付き合いがあって、在日の人に囲まれて過ごした時期もあったもんで、だいぶ吹き込まれていたからな。29年前というと、軌道修正もようやく後半に入ったって感じだな。

“はじめに”で井沢さんは、「書き直したいという欲望にかられるところが少しある」と告白した上で、「あえて、書き直さない」と言っている。その部分については、“あとがき”で触れると。

“あとがき”から先に呼んでしまいたい欲望を抑えて、本編を読んだ。読み始めていくらもページをめくらないうちに、気になる部分にさしかかった。

「たしかに日本は、韓国を三十六年間支配した。多くの韓国人を虐殺し、あるいは奴隷のように酷使した、それは事実である」

あの時代、韓国人を虐殺し、奴隷のように酷使した日本人がいたら、法に照らして厳しく罰せられたはず。井沢さんも、“あとがき”で、そのあたりを告白している。書き直したいと思ったのは、日本のマスコミが垂れ流したデマ、デマカセの影響を受けて、日本のことを悪く書きすぎた部分だそうだ。

それにしても、29年前にここまで書けたって言うのはさすがだ。29年前、まだ井沢ファンではなかった私は、この本を読まなかった。読んでればなあ。だいぶ違ったと思うな。

文在寅大統領に対しても、植物園長に対しても、あえてこの言葉を贈ろう。

「勇気を持って歴史を直視せよ」


テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

『反日種族主義』 李栄薫

反日種族主義って言葉自体、意味が分からん。

・・・ですよね。おそらく多くの方が、そう思いつつ、読み始めただろう。そのもとは、“種族”という言葉にある。ブリタニカによれば、人種は生物学的・自然人類学的分類単位で、民族は文化や社会など後天的な要素による分類単位とされる。他に、部族や種族という似たような分類があるが、部族は政治的統合性が高く,部族成員自身による主観的分類単位であるのに対し、種族は文化の異同を基準とした研究者の客観的分類に基づく単位ということだ。

編者の言葉を借りれば、韓民族は自由で独立した個人という概念が育ってないだけに、それだけで一つの集団であり、一つの権威であり、一つの身分である。ゆえに、民族と言うよりも、むしろ種族と呼んだ方がいいという。

ブリタニカによれば、部族と種族の違いは成員自身の目線か、研究者目線かに違いがあるということだが、なら、部族主義と言ってもいいわけか。どちらにせよ、その集団が自由で独立した個人の集まりであるならば民族主義と言ってもいい。だけど、韓民族の場合、その個人という概念が曖昧なままの集団であるが故に、そうは呼べない。

だから部族主義、研究者目線で言えば、種族主義ということになるわけか。

それ故に集団心性が形成されやすく、中でもそれが積乱雲のように大きく、高く、堅く形成され、あまりにも大きくなりすぎたあとには、嵐のように恐るべき影響を及ぼすことになるのが、反日感情をもとに集団心性が形成された場合というわけだな。

それにしても、よく今の韓国から、こういう本が出てきたもんだな。2013年に出された『帝国の慰安婦』程度の本でさえ、それを書いた故に、著者の朴裕河は名誉毀損で訴えられ、2017年、ソウル高裁は罰金1000万ウォンとする判決を言い渡した。

韓国には、学問や言論の自由がない。そういう状況の中でも、この本の執筆段陣は、やむにやまれずこの本を世に出した。2019年7月だそうだ。そして、社会現象とも言えるベストセラーになったそうだ。

政権の中からは「吐き気がする親日」との声も聞こえ、大手メディアは批判的専門家を楯にして反論を展開しているという。

だけど、執筆陣を言論によって突き崩すのは無理だ。論拠がはっきりしすぎている。世論を背景に、暴力的にねじ伏せるしかないはずだ。それこそ、朴槿恵を地獄に落としたときのように。






文藝春秋  ¥ 1,760

日本は朝鮮を差別し、抑圧した。だからといって、歴史に嘘をついて良いわけはない
第1部 種族主義の記憶
荒唐無稽『アリラン』
片手にピストルを、もう片方には測量器を
食糧を収奪したって? ほか
第2部 種族主義の象徴と幻想
白頭山神話の内幕
独島、反日種族主義の最高象徴
鉄杭神話の真実 ほか
第3部 種族主義の牙城、慰安婦
我々の中の慰安婦
公娼制の成立と文化
日本軍慰安婦問題の真実 ほか


2014年だけで、偽証罪で起訴された人が1400人で、日本の172倍。一人あたりの偽証罪は日本の430倍。誣告の件数は500倍。一人あたりにすると、日本の1250倍。各種保険詐欺がアメリカの100倍。政府支援金の3分の1が横取りされている。・・・これはすごい。

韓国人の息づかいには嘘が染みついていて、この主張に同意しない韓国人は、まずいないそうだ。・・・嘘はついてもいい。

たしかに、彼らが日本について語るとき、全部嘘だ。

人が嘘をつくのは、知的弁別力が低く、社会にそれに対する羞恥心がない時だという。そういう社会では、嘘が人に利益をもたらしてしまう場合、嘘をつかなければ損だという安易な結論が導き出されやすい。それが物質主義、肉体的快楽主義に傾いた社会であれば、余計にその傾向が強まる。韓国は、まさに物質主義、肉体的快楽主義に傾いた社会だという。

反日に関して言えば、韓国人にとって、それは道徳である。反日を通すことが徳にかなった行動であって、そのためには嘘は悪いことではなく、つかなければいけないことになる。

この本は李承晩学堂が企画し刊行したもので、編者はじめ執筆陣は、その学堂に関与する人々のようだ。学堂は李承晩の理念と業績を広く知らしめようとする団体で、彼の残した負の遺産の克服もめざしているそうだ。

李承晩は日韓の関係に李承晩ラインというくさびを残した人物で、強烈な反日である。それでも、李承晩は、自由は通商であり、学問であり、競争であり、文明開化であり、永久平和であると、健全な自由論を展開した人物でもあったんだそうだ。

その精神を、今の韓国社会に生かしたいというのが、編者や執筆陣の切なる思いのようだ。

だけどなあ。原点に戻ってやり直すって言ったって、戻るべき原点ってどこ?

建国?日本の敗戦?日韓併合?李氏朝鮮時代?

李氏朝鮮って言うのは、異民族支配の色彩が強い。それが、李朝時代の両班・中人・常人・賎人っていう身分制度は、高麗を倒した女親族が両班という支配階級となった傾向が強いんじゃないだろうか。・・・そこに戻る?

だいたい、李氏朝鮮時代に、単一の民族意識なんてないでしょう。日本という憎むべき対象が現れて、意識的なまとまりもなく、身分ごとに分裂していた人々が、やむを得ずまとまってしまっただけのこと。日本を憎まないと、民族的なまとまりすら持てないんじゃないの。

酷いことを言ってるだろうか。だけど、韓国人は韓国人の間で韓国人のことを徹底的に論議していかないと、民族としてのスタートラインに立てないんじゃないかな。

そういう意味では、この本、もっと早く出して欲しかったな。


テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

『中国は民主化する』 長谷川慶太郎

本当に、・・・本当に、本当に、本当に恥ずかしいんですが、長谷川慶太郎さんが亡くなったことを、知らずにおりました。

2019年9月3日だそうだ。・・・『2020長谷川慶太郎の大局を読む』が出されたのが10月11日。それを読んだのが今年の1月。その時にはもう、長谷川さんはこの世にいなかった。・・・恥ずかしいったらありゃしない。間抜け過ぎて呆れてしまう。

昨年9月に亡くなった長谷川さんが、テープに吹き込んでおいた音声を本にしたものだそうだ。

そういうことなら、本当にこれが最後の遺言と言うことだな。最後の遺言は、・・・なんと、「中国は民主化する」ときたもんだ。

今、これを言う人は、そう多くはいないだろうな。

南シナ海で傍若無人な振る舞いに及んで、尖閣には毎日のように押しかける。台湾に食指を伸ばし、香港を押しつぶそうとしている。武漢ウイルスまき散らかして責任を取るどころか、世界をウイルスから救えるのは“中国”だって言うような宣伝だけは忘れない。

習近平の独裁、中国共産党の独裁は酷くなるばかりで、その“中国”が民主化するって言われても、・・・ねえ。だいたい、香港の民主化を押しつぶそうとしている張本人が、みずから「民主化」するかねぇ。

「いくら長谷川さんの“遺言”とはいえ、それは・・・」なんて思いながら読んだんだけど、民主化するね、“中国”は。

長谷川さんは、これまでの見解を取り下げて、新たに「中国は民主化する」っていってるわけじゃない。これまでの見解の延長線上において、「中国は民主化する」と、そう言っている。

習近平がめざす小康社会と貧困撲滅の大きな障害になっているのが、汚職や腐敗が横行する社会。その汚職や腐敗は中国共産党の体質そのものだから、この改革を進めれば、当然のように長老たちから猛反発を受ける。だから、習近平にしてみれば、そいつらを徹底的に押さえ込むことが必要になる。そのための反腐敗運動と言うことだな。

その反腐敗運動の矛先は人民解放軍にも向けられ、軍制改革と共に、習近平はなんとか軍を掌握しようとしている。南シナ海の岩礁を埋め立てて軍事拠点化したのは、中国海軍の中でも南海艦隊だそうだ。日本との国境沿いに油田基地を作り、尖閣海域で警備行動をしているのは東海艦隊だそうだ。尖閣上空に防空識別圏を設定したのは中国空軍で、いずれも中国共産党の命令の下に動いているものではないと長谷川さんは言う。

だからこそ、習近平は軍を掌握しなければならない。




『中国は民主化する』    長谷川慶太郎


SBクリエイティブ  ¥ 1,760

遺された秘蔵テープに刻まれた音声を書籍化!長谷川慶太郎「最期の予言」
第1章 なぜ習近平は権力を集中させるのか
第2章 共産主義は人類を幸せにしない
第3章 中国は民主化する
第4章 中国は北朝鮮を捨てる
第5章 私の予言が当たるわけ



2014年3月、習近平は腐敗撲滅の一環として人民解放軍制服組トップの中央軍事委員会副主席の徐才厚を逮捕した。6月には同氏の党籍を剥奪した。

2016年4月、やはり制服組トップの郭伯雄中央軍事委員会副主席が逮捕された。郭伯雄は親族合計で約3200億円の賄賂を受け取ったと言われる。ただ、この件に関してはあまりにも多くの軍幹部が関与していたはずなのに、当局はそれを追求しきれなかったらしい。

2018年8月、楊暉東部先区司令官が軍の規律委員会の取り調べを受け、追放した。楊暉は江沢民派の有力メンバーとしてのし上がり、異例の出世を遂げた人物だった。

2018年8月、習近平は党中央軍事委員会で、人民解放軍に共産党への絶対忠誠を要求した。国民ではなく共産党を守る軍隊である人民解放軍にそれを求めるのは、この段階ではまだ、習近平が軍を掌握できていないことの証明でもある。

「世界の工場」として発展してきた“中国”が、「新常態」への構造改革を押し進める中で、「国有企業の倒産」「失業者の増加」「共産党利権の崩壊」は避けられない。当然、強い抵抗にあう。その時、習近平は、その抵抗を抑え込むだけの権力を持たなければならない。

すでに“中国”の経済は大きく落ち込んでいる。これを立て直すためには、日本の豊富な資金と技術が必要である。本来なら今年の4月、習近平の訪日が予定されていた。これは日本にとって必要と言うよりも、習近平にとって必要な訪日のはずだった。各地の警察と300万の武装警察が押さえ込んでいるが、暴動はあちこちで頻発しているそうだ。

もしこのあと、習近平が訪日することがあったら、・・・。安倍首相ははっきりと、こう要求すべきだと、長谷川さんは言う。

尖閣諸島に中国船を入れるな。反日教育をやめろ。ウイグルやチベットの人権無視の政策をやめろ。そうそう、香港の民主化を押しつぶすな。これも加えて欲しい。

「14億の人民を統治するには独裁政権にしかなしえない。中国は民主化しない」

しかし、長谷川さんは「中国は民主化する」と同時に、もう一つの予測を立てている。それならたしかに、・・・中国共産党の一党独裁は、確実に終わる。

伊藤博文が、下関条約で李鴻章に会ったとき、「こんなことになるから、改革をした方がいいって言ったじゃないか」って言ったら李鴻章はこう答えたという。「中国のような体の大きな国は、そう簡単には変れない」

さて、どんなもんだろう。

“中国”は激しく混乱する。その時、日本はどうすべきか。長谷川さんの言うことに、私も賛成だ。長谷川さんの本には、本当にお世話になりました。ありがとうございました。



テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

捏造『反日種族主義』 李栄薫

徴用工1

これは、韓国の小学校6年生の、社会科の教科書に使われている写真で、《強制労役に動員されるわが民族》という説明の付されたものだそうだ。

しかしこの写真、実は、1926年9月に、北海道にあった旭川新聞が道路建設現場での虐待致死事件を報じた際のもので、同紙に朝鮮人の存在をうかがわせる記述はないそうだ。

しかも、すでに2014年まで、高校の歴史教科書で使われており、釜山(プサン)の国立日帝強制動員歴史館にも「朝鮮人被害者」として展示されているそうだ。


《韓国の小6教科書、無関係写真を「徴用工」写真と掲載》
この産経の記事は、2019年3月19日のもの。実は産経は、歴史館の写真の間違いについては、2017年4月12日の段階で指摘しているんだそうだ。写真の取り下げに、あるいは変更に、そんな時間がかかるか?おまけに、2019年から教科書にまで使われることになったって、一帯どういうこと?

いずれにしてもこの写真、「日本による強制労働の被害者である韓国人」として、世界中にバラまかれたままとなっている。

この話には続きがある。韓国人があちこちに設置している徴用工像。
war-time-laborers-statue-3-333x500.jpg
これこれ。この賞の執筆を担当している李宇衍さんが言ってるんだけど、この徴用工像、上の写真の、右から二番目の人に似てる。・・・たしかに似てる。実は、他にもモデルになっているといわれる写真があるんだけど、それも日本人のもの。つまりは、それらしい写真を探して、背景を確かめもせずに使って、日本人のありもしない非を、世界に訴えているだけなんだ。

彼らには真実なんてどうでもいい。日本人を蔑むことができるなら、そのすべてが真実って事なんだ。




文藝春秋  ¥ 1,760

日本は朝鮮を差別し、抑圧した。だからといって、歴史に嘘をついて良いわけはない
第1部 種族主義の記憶
荒唐無稽『アリラン』
片手にピストルを、もう片方には測量器を
食糧を収奪したって? ほか
第2部 種族主義の象徴と幻想
白頭山神話の内幕
独島、反日種族主義の最高象徴
鉄杭神話の真実 ほか
第3部 種族主義の牙城、慰安婦
我々の中の慰安婦
公娼制の成立と文化
日本軍慰安婦問題の真実 ほか


まだある。
o0450029914384881937.jpg

これも、軍艦島で過酷な戦時労働を強いられた朝鮮人として、韓国で流布している写真。韓国人のなんとかって言う女子大の徐敬徳教授がタイムズ・スクエアの電光掲示板に映し出し、映画『軍艦島』を宣伝するのに利用したものだそうだ。なぜ、女子大の先生が映画の宣伝に一枚噛むのか知らないが、日本をこき下ろすには、韓国人は時も場合も職業も、一切お構いなしに協力できるんだろう。

残念ながらこの写真は、1950年代、筑豊炭田地帯の廃坑で石炭を盗掘している貧しい庶民の、その生活の一コマを、斎藤康一さんという写真家が切り取ったものだそうだ。

だいたい、20世紀の炭鉱における採炭作業は、空気圧縮式削岩機を用いて行なわれ、こんな危なっかしい作業をする必要は、一切なかったと言うことだ。

日韓併合以降の韓国社会の発展を見れば、現在韓国の教科書の記述は、当時の実情を大きくゆがめるものであるのは疑いない。それだけではない、教科書の記述は、初歩的な常識からかけ離れている。この教科書を使って勉強すれば、子どもの清新が歪む。

日本の社会科の教科書にもその傾向があるが・・・。

執筆者の一人、金洛年さんが自分の講義を受講する学生に、韓国の反日教育が間違っていることについて聞いたんだそうだ。そしたら学生がね。「教科書で習ったことが事実でないという点を受け入れると、日帝をどう批判したらいいのか分からなくなる」とか、「日帝の植民地支配を正当化してしまいそうで怖くなる」と答えたんだそうだ。

批判しなくちゃいけなくて、正当化するなんてとんでもない。それが日本ということだな。それが韓国人のモラルと言うことだ。

読み始めたばかりなのに、あまりにも興味深くて、つい書いてしまった。



テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

全人代『中国は民主化する』 長谷川慶太郎

この間の全人代、李克強は、2020年度の経済成長率の数値目標を示さなかった。

その意味を、今一つつかみきれずに、「武漢ウイルスのせいか」なんて思ってたんだけど、さすが、長谷川慶太郎さんの意見を聞いて、その意味が分かった。

2019年の経済成長は6~6.5%を目標として掲げ、結果としては6.1%となった。2017年と2018年は、6.5%程度の設定されて、いずれも目標を達成させている。以前のような8%、7%という目標は設定することができなくなったが、それでも大きな落ち込みを防ぎ、「小康(ややゆとりのある)社会」の全面的完成に向けて、決定的な基礎を打ち固めた」と、李克強は言っていた。

2020年の全人代は、時期が5月後半にずれたことで、すでに第1四半期の結果が出た。なんと、マイナス6.8%であったという。しかしこれは、習近平政権にとっては、降って湧いた幸運となるかも知れない。

元来、共産党政権の発表する数字はそれこそ“大本営発表”で、言いたい放題で、根拠に欠ける。長谷川さんに言わせれば、ここのところの6%台をキープしていると言う発表も嘘だろうと。良くて2~3%、悪ければマイナス成長だと、長谷川さんは言っている。

つまり、経済成長率が低迷する理由を、武漢発感染症の責任に転嫁できるかも知れないと言うことだ。ただし、これにも大きな問題がある。“中国”の、初動体制の不手際のせいで、武漢発感染症を世界的パンデミックにつなげてしまったのであるから、経済の低迷を感染症の責任にしようとしたとき、体感染症の不手際を追求されて、薮をつついて蛇を出すようなことになるかも知れない。

良くて2~3%、悪くてマイナス成長であった経済成長率が、第1四半期マイナス6.8%となっては、中国共産党はプラス1%の経済成長という目標を設定することも困難だろう。

いくら“中国”の数字がインチキであって、どうにでも捜査できるとしても、そこまで落ちれば、国民の感じる実体経済とのあまりの格差に不満が高まるのは間違いない。当然、その矛先は中国共産党に向けられる。

数値目標を示さなかったことには、そんな背景がある。



『中国は民主化する』    長谷川慶太郎


SBクリエイティブ  ¥ 1,760

遺された秘蔵テープに刻まれた音声を書籍化!長谷川慶太郎「最期の予言」
第1章 なぜ習近平は権力を集中させるのか
第2章 共産主義は人類を幸せにしない
第3章 中国は民主化する
第4章 中国は北朝鮮を捨てる
第5章 私の予言が当たるわけ


深圳の工場にもシャッター街が出現しているという。

2019年の旧正月を境に、沿岸部を中心に、工場での小競り合いが頻発し、中には暴動に発展したケースもあるそうだ。“中国”の企業は、いきなり工場を閉鎖し、働く人を締めだして首にすることがしばしばあって、それが原因の一つになってるんだろう。

こういうこと、日本のニュースで紹介してくれりゃいいのにね。

鉄鋼、セメントといった産業資材を作りすぎて、メイドインチャイナの粗悪品を世界中にダンピングして、みんな迷惑している。政府が賢明に推進する《一帯一路》も、結局のところ、国内で作りすぎた産業資材を海外に輸出し、在庫を減らす手段でしかない。

さらに、国内で仕事にあぶれた中国人労働者を、産業資材とセットでつけて送り出したんじゃ、そのインフラプロジェクトで自国労働者の雇用を増やそうと思っていた相手国にしてみれば、“中国”へのいらだちは大きいだろう。

そう言えば先日、ザンビアで中国企業の中国人幹部3人が、地元出身の従業員に惨殺されるという事件があった。その町には理髪店や飲食店をはじめとする中国の事業所が乱立し、傍若無人に振る舞う中国人に、地元の人々は眉をひそめるだけでは済まない状況にあった。

さらには、中国人を優先で雇用するやり方に、ザンビア人の労働者が、「この国でわが物顔で振る舞いたがる」中国人の雇用主にないがしろにされているように感じている」と言う声は、多くの人の共通するところのようだ。

こういう不満の鬱積に、中国政府は、現地労働者を前向きに採用する方針に転換したようだ。ただ、そうなると、《一帯一路》は余った労働者の受け皿にもならないことになってしまう。

どのくらいの失業者がいるのか。

これも、長谷川さんの提示する数字は、中国政府の提示する数字とは違う。2018年7月、新規大卒者699万に対して、就職できたのは300万人。400万人が無職のまま社会に出た。

中国政府は2019年の新規大卒者1100万人、失業率は5.5%と発表している。5.5%というと55万人。前の年が400万人で、翌年が55万人で済むはずがない。

正確な数字ではないが」と断りを入れた上、長谷川さんが言う“中国”の失業率は、全労働者の40%程だろうという。すごい数字だな。旧満州、東北三省だけでだいたい1億人が失業中って、ほぼ日本の人口に近い。

しかも、外資の引き上げが始まっている。外資だけで8000万人雇ってきたって言うから、これまた大変。

日本の報道って、どうしてそういう大切なことを伝えないんだろう。




テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

『「徴用工」の悪心』 シンシアリー

実は、この人の書いた本は、久し振りに読んだ。

前に読んだときも、「韓国人なのに、ずいぶん自国民の欠点を冷静に分析しているもんだな」って思った。お母さんが併合時代に小学生で、そのお母さんに日本語を教えてもらったんですよね。

・・・なんと、以前の本では、韓国で歯医者さんをされていたと思ったけど、いつの間にか日本に住んでらっしゃるんだ。ずいぶんたくさん本を出されて、著述を生業になさっている模様。

ああ、そうなんだ。

韓国は日本に謝罪を要求する。なぜ要求するのか。しかも、なぜ、何度も要求するのか。それは、許さないためなんだな。日本を、何度も何度も許さないために、日本に何度も何度も謝罪を要求するんだ。

日本のせいだ、日本の責任だと責め立てて、その証拠として日本の謝罪、それでも許さないことで生まれる絶対的上下関係。でも、所詮、なんの根拠もないことなので、たちまち自信が揺らいでしまう。だから、また確認したいんだ。自分たち韓国が、日本に対して絶対的に上位にあることを。

それはもう終わったことでしょう。最終的のみならず不可逆的な解決をしたでしょう。請求権に関する問題も、完全かつ最終的に解決されたことを確認したでしょう。

だめだめ、韓国人に取ってみりゃ、そんな合意や条約は邪魔なだけ。

ああ、そうか。だから朴槿恵は、あそこまで徹底的に葬り去られなきゃいけなかったのか。自分の分だけじゃなくて、父親の朴正熙の分まで含めて。

この間、臨時政府は蒋介石に飼われてたテロリストみたいなもんだって書いちゃったけど、そいつらが蒋介石の小遣いで遊んでるときだって、朝鮮は前に進んでた。日本人と朝鮮人が協力して、新しい国作りをしてた。日本からの持ち出しが多かったけど、インフラも社会制度も徐々に整い、経済も上向き、食料生産も伸びて、人口も増えていた。

戦争に負けちゃったからね。全部、ご破算になっちゃったけど。

そうそう、日本の敗戦が決まったら、機能まで仲良くしてた朝鮮人が突然日本人を襲いだしたんだ。“戦勝国民”を主張してね。半島だけの話じゃない。東京だって、白昼路上で、婦女子に乱暴狼藉を振るうやつもいた。駅前の一等地を勝手に分捕りしてね。

長年、中国さまにぬかずいて、モンゴルさまに肉の食べ方教えてもらってきた性とでもいうのかな。



『「徴用工」の悪心』    シンシアリー


扶桑社新書  ¥ 924

韓国は、莫大な金を毟り取るため当時の労働者ほぼ全員を強制徴用被害者にしたてる
第1章 「徴用工裁判」の策略
第2章 韓国歴代大統領と「基本条約」
第3章 「強制徴用」被害者数を見積もる
第4章 本格化する日韓「国際世論戦」
第5章 併合は「合法」である


「日韓併合条約は違法である」というのが韓国の公式見解だそうだ。

まあ、そりゃそうだろうな。その建国は、臨時政府の成立した1919年とかっていってるんだから。だけど残念ながら、あれは合法。

イギリスのJ・クロフォードというケンブリッジ大学の教授が、2001年に「自ら生きていくことが出来ない国について、周辺国が国際秩序の観点からその国を併合することは、当時翌合ったこと」と、日韓併合を国際法上違法ではないと認めた。さらに、韓国が主張する強制性についても、「強制的に行なわれたものを違法だとする論理は、第一次世界大戦後に成立したもので、当時は問題にならない」と主張した。

この発言があった国際学術会議は、韓国外交通商部の外郭団体である国際交流財団が財政支援を行なったもので、韓国にしては慈善にもうちょっといい思いをさせるべきでした。

私は知らなかったんだけど、もっと決定的な、合法の動かぬ証拠を教えてもらった。『朝鮮王朝実録』の純宗3(19010)年8月22日に、それが純宗の意思であったことが書かれているそうだ。

「朕が東京平和を強固にするために、韓日両国の親密な関係をもって、お互いに統合し、一つの家を作るのは、相互萬世の幸福を図るわけであると考えた。故に韓国統治を持ち上げて、朕が極めて信頼する大日本国皇帝陛下に譲与することを決定し、これに必要な條章を規定して、将来の私たち皇室の永久安寧と生民の福利を保証するために、内閣総理大臣李完用を全権委員に任命し、大日本帝国統監寺内正毅と会同し、相議して協定するようにするわけだから、諸臣もまた、朕の決断を体得して奉行しろ」

これは、著者による和訳、さらに句読点等、ちょっと読みやすく変えた。

これを突きつけられても、韓国人は、「軍に包囲されてむりやり」とか言うんだろうけど、公文書があっちゃ、よその国に通用しないし、米英なんかも、もちろん承認してた。

この間この本の前半部分を読んで、《韓国の裁判所は2018年10月に、「新日鐵住金は原告に1億ウォン(約1千万円)ずつの慰謝料を支給せよ」という判決を確定した》ってことに触れたけど、《強制徴用》被害者って、どれくらいいると見積もられていると思う。

ビックリだよ。最小で21万6992人だって。これは韓国政府が公式に出した数字だそうだ。最大がすごい。840万人。これは、北朝鮮の出した数字。

《「労働新聞(朝鮮労働党機関誌)は、日本が朝鮮半島で「840万人を誘拐、拉致、強制連行して戦場と重労働の現場に投入し、女性20万人を性奴隷にした」「ウリ民族は、日本の謝罪と賠償を百倍、千倍受け取らなければならない」と強調した》2018年11月12日『アジア経済』

著者が最初に日本で出した本は読んだんだ。だけどその当時、韓国の実情を暴く本がどんどん出てきて、なんだかあきちゃってね。でも、これ読むと、そんなことも言ってられないね。前に読んだものも含めて、この人の本を、商い程度にぼちぼちと、読んでみようかな。

・・・武漢発感染症に打ち勝って、もう一度、しっかりした国を打ち立てないとね。


テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください


水害に苦しむ日本。
辛苦から生まれた様々な名言から治水に関する知恵や教訓を学ぶ
カウンター
カテゴリ
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本




















































































リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
最新記事