めんどくせぇことばかり 本 近現代東アジア(支那・韓国・北朝鮮)
FC2ブログ

貴賤論『呆韓論』 室谷克美

李王朝時代までは、「両班(ヤンバン)・中人(チュンイン)・常民(サンミン)・奴婢(ノビ)・白丁(ペクチョン)」からなる、世襲的身分制度があったそうだ。

両班は、身の回りのことを含め一切の労働をせず、机に向かって儒教の経典を読むのが仕事。

中人とは、宮廷に使える天文学者など特殊限定的な身分とあるから、実務をこなしたのがこの階級だな。

常民は、ほとんど全員が農民や漁民。日本が進出するまでの半島は、自給自足経済だったって言うから、職人や商人を専業とする者は例外的な存在だったらしい。

奴婢は、そのほとんどが両班の家に所属する農奴。力仕事、汚れる仕事の担い手。仏僧や妓生も身分としては奴婢。妓生には官衙に所属する官奴が多かったそうだ。

白丁は、被差別民で、高麗時代には国の仕事に就いていない庶民を指した言葉だったそうだ。そう言われれば、李朝を建てた李成桂は女真族の出身だって、岡田英弘さんと宮脇淳子山のご夫婦が言ってたな。そういうことを総合すると、李氏朝鮮って言うのは、女真族による征服王朝ってことになるか。女真族はもともとモンゴル民族に近いし、高麗の朝鮮人も、元王朝時代のモンゴル人との混血が進んでいたろうから、同じようなもんだったかも知れないけど。

でも、労働に携わらない両班と常民・奴婢・白丁の関係は、支配民族と被支配民族の関係に近いような気がする。

学識がある偉い人は机に向かい、学識のない卑しい民は汗と泥にまみれる仕事をするのが当たり前。「職業に貴賎なし」と教わったが、李王朝時代の半島ではそうではなかった。そしてその価値観は、現在の韓国社会にも踏襲されているという。

李王朝時代は、両班の息子だけが科挙を受験でき、合格して多額の賄賂をつぎ込み、運が良ければ官職を得ることが出来た。しかし、日本がそれを変えてしまった。

日本を占領したアメリカが、国の基盤である憲法を恣意的に変えてしまったことに、ハーグ協定違反であると怒る日本人がいる。だけど、併合していたとはいえ、日本は朝鮮を、アメリカが日本を変えて以上に変えてしまった。

李王朝時代の、国のかたちであった身分制度を、廃止してしまったと言うんだから、これは酷い。



『呆韓論』    室谷克美


産経セレクト  ¥ 968

これでもまだあの国につき合いますか?問題の根源と責任はかの国の病にある
序章 妄想と非常識に巻き込まれた日本
第1章 「自由と民主主義」の価値を同じくしない国
第2章 恥を知らない国際非常識国家
第3章 反日ならすぐにバレる嘘でも吐く
第4章 世界から軽蔑される哀れな反日病
第5章 歪みだらけのオンリー・イン・コリア
第6章 呆れかえるウリジナルの暴走
第7章 本当に恐ろしい人間差別大国
第8章 「売春輸出大国」の鉄面皮
第9章 わかりあえない不衛生・不法・不道徳
第10章 反撃の種「対馬」の仕込み方
終章 官邸、皇居の耳目役への警鐘


そのおかげで、今や韓国では、身分に関わりなく誰でもが、勉強して試験に合格すれば、大学に入学するチャンスがある。その先も精進によっては誰にでも、公務員でも一流企業の社員になるチャンスがある。

上級国家公務員試験に受かること、財閥のホワイトカラー採用試験に受かること、それが“今日の両班”にのし上がるための登竜門だそうだ。

日本が、李王朝独自の世襲的身分制度を廃止したとき、日本は、韓国が「職業に貴賎あり」の国であることを意識したであろうか。


そのしばらく前、日本は明治維新によって江戸時代の世襲的身分制度を自ら放棄した。身分制度の国にありながら、日本は「職業に貴賎なし」の国だったし、奴隷制度もなかった。決して小さな問題じゃなかったはずだけど、俺とお前の間に貴賤なしという理屈に納得できる下地があった。

日本人は、どうも、自分にとって良いことは、相手にとっても良いと考えてしまう。自分がうれしいことは、相手もうれしい。だから、韓国が「職業に貴賎あり」の国であることなんて、全然、意識していなかっただろう。意識していれば、そんなむごい仕打ちは出来なかったかも知れない。

そりゃ、日本との併合時代はまだ良かったかも知れない。だけど、戦後、韓国が自分の国を持って、学歴崇拝と職業に対する強烈な貴賤意識が韓国社会に放たれてしまった。

1970年代は、韓国の大卒は、社会構成員の1割、まさにエリートだったそうだ。ところが、基本条約が結ばれて、日本から得た保証金を元に“漢江の奇跡”が進行するにともない、大学進学率は急騰した。2008年には83.1%だそうだ。

ところが、不幸なことに、高度な産業化の枠組みが、まったく追いつけずにいるんだそうだ。だから、大学卒業者で、すぐに職に就けるのは半分。職に就いた者の半分は非正規職。正社員として初任給を手にできるのは、ほんの一握りだそうだ。

両班なら土地と奴婢を抱えていたが、就職浪人には何も無い。何も無いが、大卒という無駄なプライドだけある。実は仕事はあるんだという。中小企業の生産現場は、常時人手不足だという。だけど、汗や油にまみれる仕事は卑しい仕事なので、給料が安い。そういう仕事についても、不平たらたらで、仕事を覚える前にやめてしまう。雇われる側も雇う側もそんな状態だから、会社が伸びない。

それでも、高卒以下よりもはるかに条件はいい。高卒以下は収入の面でも、社会的待遇の面でも、彼ら自身の意識としても、人間扱いされない現代における奴婢のような存在だそうだ。

額に汗する仕事を蔑視し、そうした仕事をする人を軽蔑し、そうした仕事をしている人も自分の仕事に誇りを持てない。これはかわいそう。

日本がそうして成功したからと言って、韓国が同じ方法で成功するとは限らない。




テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

反日『「徴用工」の悪心』 シンシアリー

韓国社会では、「反日思想」は「道徳」の領域なんだそうだ。

「嘘をつくな」とか、「女には優しくしろ」とか、「約束は守れ」とかって子どもの自分に言われたけど、韓国人にとっての「反日」は、そう言うのと一緒らしい。

なにしろ、反日は善良なもので、望ましいもので、子どもたちに積極的に受け継がせるべきものだって。おいおい、本当かよ。さらに続く。反日は国を愛することであり、民族を思うことであり、なにより世界の人々に伝え、支持を受けるべきもの。

嫌だなあ。本当に嫌だなあ。だけど、これまで韓国人が日本人にしてきたことを思うと、たしかにそうだ。

まだまだ続く。韓国人は、自分たちのもっている日本観こそ正しく、もっとも公平で、中立的な日本観だと信じている。韓国人は、自分たちの日本観が偏狭で一方的なものであり、それがためになにか問題が生ずることがあるかも知れないという疑問を持っていない。

これでも終わりじゃない。無分別な反日が、日本人を傷つけることになりはしないかという疑問も持たない。そのような疑問を提起することの方が悪いことであり、背徳行為であると認識している。

ああ、本の1ページほどの、こんな文章を読んだだけで、私は息も絶え絶えの状態だ。

「日本製鉄に強制徴用され、賃金ももらえず、食事も出来ず、最小限の睡眠と休憩すらもらえず、奴隷のように酷使され命の脅威を受けた」と新日鐵住金を訴えた四人の韓国人は、1941年から1943年まで日本の日本製鉄で働いていた。

韓国の裁判所は2018年10月に、「新日鐵住金は原告に1億ウォン(約1千万円)ずつの慰謝料を支給せよ」という判決を確定した。

困ったもんだな。文在寅は基本条約さえ乗り越えて、日本からお金をむしり取る新しい道を作ろうとしているようだ。


『「徴用工」の悪心』    シンシアリー


扶桑社新書  ¥ 924

韓国は、莫大な金を毟り取るため当時の労働者ほぼ全員を強制徴用被害者にしたてる
第1章 「徴用工裁判」の策略
第2章 韓国歴代大統領と「基本条約」
第3章 「強制徴用」被害者数を見積もる
第4章 本格化する日韓「国際世論戦」
第5章 併合は「合法」である


これって、あれなんだよね。

2018年11月に安倍政権は、ある新しい言葉を使うようになっている。それが、「朝鮮半島出身労働者」という言葉。

徴用自体、当時は半島出身者も日本人なんだから何ら違法性のあるものじゃない。だから韓国では、その徴用に“強制”とつけて、“強制徴用工”と、日本に無理やり連れて行かれて強制労働を強いられたっていう印象を強くしているという。

しかも、国家総動員法国民徴用令が出されたのは1939年だけど、それが朝鮮人にも適用されたのは1944年9月。1945年の3月には関釜連絡船の運航が困難になってるから、7ヶ月間しかない。

あれ、上記の約1千万円の賠償という判決を勝ち取った4人の原告。彼らが新日鉄で働いていたのは、1941年から1943年じゃないか。彼らは徴用工ですらない。募集に応じて、進んで日本列島に渡ってきた朝鮮半島出身労働者だ。

そういうのを明確にするために、安倍政権は呼び方を変えたのか。

だいたい、その徴用工に対する賠償は、本来、必要なものではない。日本はアメリカに促されて韓国と基本条約を結んだが、この条約を必要としていたのは、日本ではなく韓国の方だった。日本にその必要性があったとすれば、李承晩の馬鹿が日本占領終了前に竹島を奪って、漁に出かけた日本人を銃撃して殺したり、拿捕して拷問を加え、人質にして日本に返さなかった。それを朴正熙が基本条約の交渉材料にしていたことだ。

朴正熙の穢いやり方に、それでも日本は人質を取り返すために、それからアメリカに促されたために、韓国の要求の多くを飲んだ。徴用工の賠償にも応じた。

個人賠償請求権は、基本条約で消滅した。その金は韓国に払ったから、あとは韓国政府の問題となっただけの話だ。

馬鹿でも分かる話で、あの盧武タンですら、徴用工問題には踏み込むのをやめた。そこに文在寅は踏み込んできた。日本はいっそのこと、しっかりけじめをつけた方がいい。おそらく、日韓関係はこれ以上悪くなりようはないだろう。

韓国政府、とくに文在寅は1919年の臨時政府樹立を建国記念としているが、あの臨時政府って言うのは日本でテロを起こさせるための蒋介石の飼い犬みたいなもんだぞ。

だからこの際、日本が韓国を併合したのは、国際社会が認めた合法的なものであったということを、韓国に突きつければいい。

それでも、韓国には期待はしない。・・・だってさぁ。




テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

非常識『呆韓論』 室谷克美

「歴代最悪の事務総長」

潘基文は、イギリスのエコノミスト誌にそう書かれた。

06年、事務総長jに就任するやいなや、有力ポストに韓国人、イラク支援幹部に娘婿を抜擢。07年にニューヨークの国連本部で開かれた事務総長主催のコンサートで「東海は韓国の海、独島は韓国の領土」と書かれたビラがまかれた。09年の国連気候変動会議で合意形成に失敗。12年のシリア虐殺では影を潜めた。・・・というか、韓国に里帰りしてた。13年に安倍首相が靖国神社を参拝すると、「相手が抱える感情、特に犠牲者に対する記憶に細心の注意を傾け、相互の信頼やパートナーシップの強化が重要だ」などとする見解を発表。15年に北京で開かれた抗日戦争勝利70年記念行事へ出席。オリンピック東京開催が決まる直前の13年、記者会見で「日本の指導者は正しい歴史認識を持つべきだ」「歴史をどう認識して、未来志向的な善隣国家関係を維持できるのか」と発言し、五輪招致合戦に影響を試みる。

んんん、ロクデモネェ。

13年、韓国の女性閣僚であるユンジンスク海洋水産相は、日本の内閣を「非道得なエードゥル」となじったそうだ。これは、東亜日報の韓国語サイトの表現。共同通信は「非道徳な子ども」、時事通信は「非道徳な輩」。

「エー」は子どもの略称。「ドゥル」は複数形。ただ、「子どもたち」と言うような上品な言い回しではない。ふさわしいのは、「非道徳なガキども」。えー、閣僚が、日本の内閣を「ガキども」呼ばわりしてるの?

ロンドンオリンピックのサッカー3位決定戦での韓国人選手の所行はこの間書いたが、他にもまだあった。女子フェンシングエペ準決勝で最後の1秒で逆転負けした韓国人選手が、「1秒以上あった」と抗議の座り込みを1時間。

同選手は3位決定戦でも敗れ、メダルなし。そしたら韓国フェンシング協会が、「準決勝での判定ショックで3位決定戦にも負けた。本来、銀メダルの実力がある」と言うだけなら、みっともない負け惜しみで済む。ところが、オリンピック委員会に対して、「特例として」と、本当に銀メダルを要求したそうだ。

すごいことをする。もし、日本人選手、日本の協会がそんなことをしたら、「日本に帰ってくるな」と言うことになりかねない。韓国人は違う。オリンピック委員会が軽く拒絶すると、韓国ネットユーザーは、準決勝の審判の電話番号とメールアドレスを探し出してネットで公開。優勝選手の昔のヌード写真を探し出して、同じくネットに公開。それが韓国人の常識か。




『呆韓論』    室谷克美


産経セレクト  ¥ 968

これでもまだあの国につき合いますか?問題の根源と責任はかの国の病にある
序章 妄想と非常識に巻き込まれた日本
第1章 「自由と民主主義」の価値を同じくしない国
第2章 恥を知らない国際非常識国家
第3章 反日ならすぐにバレる嘘でも吐く
第4章 世界から軽蔑される哀れな反日病
第5章 歪みだらけのオンリー・イン・コリア
第6章 呆れかえるウリジナルの暴走
第7章 本当に恐ろしい人間差別大国
第8章 「売春輸出大国」の鉄面皮
第9章 わかりあえない不衛生・不法・不道徳
第10章 反撃の種「対馬」の仕込み方
終章 官邸、皇居の耳目役への警鐘


「日本海ではなく東海(トンヘ)と呼ぶべきだ」って運動も、うんざりするほどしつこく行なわれている。

この本で、それに関するおもしろい話を拾った。

たしかに韓国では、昔から半島東方の海を東海、西方の海を西海(ソヘ)と呼んでいた。韓国人が、政府も含めて、“中国”における呼び名である「黄海ではなく西海と呼ぶべきだ」と言っているのは聞いたことがない。

日本では、日本海とは呼んでいない。だいたい、“六十余州”という認識はあっても、それが日本であるという認識は、海外を意識してはじめて生まれる。だから、だいたいのこの海域を指す言葉としては、佐渡沖とか、能登沖と呼んでいたようだ。

それが日本海となったのは、18世紀になって、ここを航海したロシア船の船長がそう呼んだのが始まりだそうだ。そして、その日本海という呼称が、国際的に認められるようになったわけだ。

日本は大韓帝国を併合したあと、韓国人に、「(国際的には)東海ではなく日本海だ」と教えた。長い鎖国によって国際常識に疎かった韓国人は、「日帝による押しつけ」とひがんだ。

「実は戦前の日本でも、日本海のことを東海と呼んでいた」というニュースが、新聞に掲載されたことがあるという。釜山に住む随筆家が両親の買い求めた古いレコードを整理していて、「愛国行進曲」を見つけた。

「見よ東海の空明けて 旭日高く輝けば 天地の正気溌剌と 希望は踊る大八洲」

この東海とはどこの海を指すのか。日本にとって海と言えば太平洋と日本海。太平洋のことは戦前から太平洋と呼んでいる。「なら、東海は戦前の日本海の呼称ではないか。戦前の日本が、半島と日本列島の間の海を、東海と呼んでいた証拠だ」ということになってしまう。

この話は、2012年の話。つい最近のこと。「旭日高く輝けば」ってところは、どうでもいいらしい。韓国では西から日が昇るのか。

細かい情報が書かれていて、おもしろいね。




テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

1)慰安婦被害女性ら、日本からの支援金受け取ると「裏切り者」の烙印  2)中国、台湾のWHO総会参加支持したNZを非難

中央日報

慰安婦被害女性のAさんは10日、中央日報を通じて公開した直筆の手紙を通じて「市場に向かう途中で日本の巡査に連れて行かれた」とし、慰安婦として連行されていく当時の様子について伝えた。激しい暴行を受け、慰安所生活は中国でしていたと手紙の中で語った。Aさんは自分の兄も日本の巡査に捕まって暴行を受けて亡くなったとも説明した。与党系「共に市民党」比例代表で当選し、当時韓国挺身隊問題対策協議会(以下、挺対協)の代表だった尹美香(ユン・ミヒャン)氏から、日本が2015年慰安婦合意によって和解・癒やし財団を通じて支援する1億ウォン(現レートで約874万円)を受け取らないように説得されたが、Aさんは「私は悔しいので受け取りたいと思う」と話した理由だ。

尹氏は被害者の意見を取りまとめないまま成立した同合意の源泉無効化を主張したため、支援金の受け取りも反対してきた。だが、尹氏自身が反対することと、受け取りを希望する被害者に対して受け取らないよう懐柔したり説得したりすることは別の問題だ。事実、受け取りを希望する被害者もいた。実際、生存被害者46人のうち34人が支援金を受け取った。和解・癒やし財団の事情に明るいある人物は「挺対協が密かに来たと言いながら、実は自分は支援金を受け取りたいと言って直接財団に来たおばあさんもいた」と話した。Aさんの主張に可能性があると考えられるのはこのためだ。

特に10億円に関連して尹氏は事前に知っていたというのが慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんの主張だ。尹氏も「一方的に通知を受け取った」とは話したものの、10億円のことを事前に知っていた点については認めた。だが、李さんの主張どおりなら尹氏はこのような事実を他の慰安婦被害女性には伝えなかったということになる。4年以上過ぎてから、李さんが7日に記者会見を通じて明らかにしたあとに説明し始めた。10億円と尹氏に対するAさんの証言をめぐり、1990年代「女性のためのアジア平和国民基金(アジア女性基金)」事態を思い出す人も少なくない。日本は95年、アジア女性基金を発足して韓国の慰安婦被害者に各500万円の金銭的償いを行うとした。だが、挺対協等は日本政府の法的責任を前提としたものではないとし反対した。韓国政府も慰安婦被害者に対し、アジア女性基金の代わりに各4300万ウォン支援することで尹氏に同調した。

それでも当時、アジア女性基金からのお金を受け取った被害者が7人いたが、そのうちの1人がAさんだった。7人はまるで裏切り者の烙印を押されたように大きな苦しみを味わったと伝えられている。

実際、趙世暎(チョ・セヨン)外交部1次官は2014年に著した『韓日関係50年、葛藤と協力の足跡』の中で「支援金を受け取った被害者と挺対協など関連団体の間に摩擦がもたらされるなど多くの問題点が現れた」と書いている。また、武藤正敏元駐韓日本大使は、2016年に韓国記者団と会い、「挺対協は基金を受け取った7人のおばあさんに政府支援金を与えず、悪意の批判を繰り返した。これが慰安婦おばあさんを心から助けたい人々がする行動か」と話したりもした。

Aさんは手紙で「日本の金を受け取ったので、韓国政府の金はあげられないと言われた。7人は悔しい思いをしている」と綴り、今からでも政府支援金を受け取ることができるようにしてほしいと訴えた。



REUTERS

中国外務省は11日、来週開催される世界保健機関(WHO)総会について、ニュージーランドが台湾のオブザーバー参加を支持したことを非難した。

台湾は中国の反対でWHOに加盟できておらず、来週のWHO総会へのオブザーバー参加を認めるよう働きかけを強めている。

ニュージーランド政府は先週、台湾のオブザーバー参加を支持する考えを示した。

中国外務省報道官はこれについて、ニュージーランド政府のコメントは「一つの中国」政策に深刻に侵害するものとし、「強い不満を表明し、断固として反対する。ニュージーランドには既に厳重に抗議した」と述べた。

台湾の呉ショウ燮外交部長(外相)は11日、WHOに対する中国の影響力を打破するためには「さらに強力で国際的な力」が必要と主張。「今年の国際的な雰囲気は台湾の参加に比較的有利に傾いており、WHO事務局と中国への圧力は一段と強まる」と述べた。

台湾は対中関係が良好だった2009─16年にWHO総会にオブザーバー参加していたが、16年に中国が独立主義者と見なす蔡英文総統が就任すると、中国の反対で参加できなくなった。

テーマ : 中朝韓ニュース
ジャンル : ニュース

旭日旗『呆韓論』 室谷克美

そう言えば、朴槿恵元韓国大統領が、「「加害者と被害者という立場は1000年の時が流れても変わらない」なんて、馬鹿な発言をしてましたね。

2012年の大統領選挙で、今、韓国大統領を務めている文在寅を敗って、2013年2月25日に韓国史上初の女性大統領に就任。この発言は2013年3月1日、1919年3・1独立運動を記念する演説の中でのものだから、“大統領になるやいなや”の反日ぶりってことだ。

嫌な思いをしたな、あの時は。朴正熙の娘ってことで、ちょっと期待しちゃったからな。

この本の著者、室谷さんが、これについて興味深いことを書いている。

その件から何日も経たない2013年3月11日、日本に大使館を置いている140数カ国の外交官も出席して東日本大震災の慰霊祭が行なわれた。その式典に出席しなかった国が2つある。“中国”と韓国。

“中国”は、大使が会場まで来たんだけど、台湾を優遇する式次第を確認して帰った。韓国は、初めから、大使も代理も来なかった。それが小さなニュースになると、「日本外務省からのファックスによる通知を、担当者が見落としていた」とコメントした。

室谷さんは、「わざとそうした」と思ったそうだ。10日前の「「加害者と被害者という立場は1000年の時が流れても変わらない」という朴槿恵の演説は、日本ではとても不評だった。・・・当たり前だ。反韓国感情が高まった。その状況を劇的に改修するために、わざと大使を欠席させたのではないか。

どのみち、前任者、李明博の論功行賞による日本大使だから、それを交替させるのは時間の問題。そこで、わざと欠席させておいて、「隣国に対して無礼を極めた」という理由をつけて召喚し、すぐに「無礼の謝罪、あらためて慰霊碑に参拝したい」と特使を派遣する。こうなれば、日本の対朴槿恵、対韓国感情は、劇的に改善するはず。

おお、これはすごい。こんな駆け引きが、国際政治の舞台では行なわれているのか。・・・???。そんなことなかったよね。室谷さんの予想は残念ながら見事にはずれ、駐日韓国大使館の担当公使以下、誰一人罰に処せられることもなかったそうだ。

それじゃあ、これってどういうこと?・・・本当に、ミスによる見落とし?あるいは、相手が日本だから、慰霊の使者を送る必要はないと考えたっての?

もちろん、後者。それは、3月1日の、朴槿恵の演説を考えれば、明らかなこと。



『呆韓論』    室谷克美


産経セレクト  ¥ 968

これでもまだあの国につき合いますか?問題の根源と責任はかの国の病にある
序章 妄想と非常識に巻き込まれた日本
第1章 「自由と民主主義」の価値を同じくしない国
第2章 恥を知らない国際非常識国家
第3章 反日ならすぐにバレる嘘でも吐く
第4章 世界から軽蔑される哀れな反日病
第5章 歪みだらけのオンリー・イン・コリア
第6章 呆れかえるウリジナルの暴走
第7章 本当に恐ろしい人間差別大国
第8章 「売春輸出大国」の鉄面皮
第9章 わかりあえない不衛生・不法・不道徳
第10章 反撃の種「対馬」の仕込み方
終章 官邸、皇居の耳目役への警鐘


よく、スポーツの国際大会、サッカーや野球といった大きな競技場で行なわれる国際大会だな。そういうところで応援記として使われている旭日旗、軍旗や軍艦旗として使われ、今でも自衛隊旗や自衛艦旗として使われている。

「その旭日旗を使うな」と、韓国人がいつの頃からか運動を始めた。いや、分かってる。あの時だ。

ロンドンオリンピック。2012年8月ロンドンオリンピックのサッカー3位決定戦で、勝った韓国の選手が「独島はわれわれの領土」というプラカードを掲げて走り回った。これがオリンピック憲章で禁止している「政治的意思の表現禁止」に当たるとして問題になった。これに対して韓国の世論の中から、「体操日本代表のユニホームが旭日旗に似ており、こちらこそ問題」と騒ぎ始めた。

いや、もっと前がある。やっぱりサッカー選手。2011年1月のアジアカップ準決勝で、PKでゴールを決めた観光人選手がテレビカメラの前で猿の顔真似をした。その頃はやりの、日本人を侮辱するスタイルだったという。

日本はもちろん、周囲から浴びせられる批判に、選手は「応援席の旭日旗をみて猿まねをしたとか、プレーするスコットランドで相手サポーターから猿扱いされて腹が立ったとかの言い訳をしたらしい。

この選手は2017年の韓国とコロンビアの親善試合で、コロンビアの選手から両手で目尻を引き上げる人種差別的なジェスチャー、これは東洋人を馬鹿にする行為だな。これをやられた。

かつて、猿顔で日本人をコケにした韓国人選手は、今回、被害者になると、「容認してはならない」と抗議したそうだ。

それにしても、それ以前にはまるで問題視されていなかった旭日旗による応援が、いつの間にか非難の対象になった。「旭日旗はナチスドイツのカギ十字に等しい」とかって対外宣伝をはじめて、世界各地で旭日旗ににたデザインを攻撃しまくっている。

韓国国内においては、「旭日旗=戦犯旗」という統一された世論ができあがっている。そう、反日においては、それに反する意見は封殺されるのが韓国だからね。

でもね。旭日旗はかっこいいでしょ。だけど、昇る朝日はいろいろなところでデザインされているから、似たようなものはたくさんある。それを応援に使えてることが、うらやましかったんでしょう。ちょっと前まで、あの“オインク”の一つとして、ウリジナルっていう現象があった。

実は、旭日旗も韓国起源という主張もあった。旭日旗は、古代朝鮮の南部にあった国の一つ、伽耶国の貴族が日本に持ち込んだ太陽旗が起源というものだった。

世界各地で旭日旗ににたデザインを攻撃しまくっているっていうのに、朝日新聞の社旗が攻撃対象にならないのはなぜ?



テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

習近平政権が“新たな隠蔽”を開始……次々と削除される新型コロナ「負の記録」ーー文藝春秋特選記事

MSNニュース

「隠蔽」に「隠蔽」を重ねる

だが、習は武漢を視察した3月10日、「武漢とその人民は英雄の名に恥じない。党と人民は武漢人民に感謝する」と、書記と逆のことを言い、「民衆重視」が宣伝された。つまり側近らの違和感のある行動や発言は、武漢視察に合わせて習の権威を高めるためにあらかじめつくられた舞台装置だったと、筆者は見ている。

官製メディアは感染拡大が抑えられ始めた2月下旬から、「武漢封鎖」など強力な措置を講じ、すべての国民を総動員し、従わせることができる「共産党体制の優位性」の宣伝を本格化させた。この頃、ウイルスは中国から日本や韓国、欧米などへ拡大した時期であり、国営新華社通信は3月4日の論評で「中国の巨大な犠牲と代価があったからこそ、全世界は戦いのための貴重な時間を得ることができたのだ」と指摘し、「世界は中国に感謝しなければならない」と主張した。

さらに、中国外交部の趙立堅副報道局長は3月12日夜、自身のツイッターで「米軍がウイルスを武漢に持ち込んだかもしれない」と書き込み、習の「病原体がどこから来たのかはっきりさせろ」という指示も伝わった。自らの「宣伝」で、世界に感染を拡大させた初期の「隠蔽」に新たな「隠蔽」を重ねようとしているのだ。

「武漢の真実」を記録する女性作家の日記

一方で、中国のネット上で人々の共感を集めているのが「方方日記」だ。武漢に住む著名な女性作家・方方さん(64)が、封鎖された武漢で起こる真実を記録しようと毎日書き続けるブログ形式の日記で、「何が原因で今日の災難に発展したのか徹底調査するよう望む」(3月9日)と、真実を語らなかった政府への批判が貫かれている。

当局から削除されても、脅迫があっても今なおペンを置かない。習が武漢入りした日には「勝利はなく、あるのは終わりだけだ」と、「勝利宣言」に疑問を投げ掛けた。

深刻な感染に警鐘を鳴らした真実の告発が、「デマ」だと警察から処分を受け、その後院内感染し、2月7日に亡くなった李文亮医師。彼の中国版ツイッター「微博」での最後の言葉は検査結果が陽性だったと知らせた2月1日の投稿だが、その欄に自身の思いを書き込む人が後を絶たない。

別の女性医師も早い時期にウイルスの存在を知り、警告を発したが、直後に当局から激しく叱責された。女性医師は中国誌のインタビューを受け、当事者の1人として真実を明かした。記事は3月10日にサイト上に掲載されたが、すぐ削除された。この当局の規制に反発する人々は検閲をかいくぐる様々な方法で、削除された記事を発信し続けている。

中国で3200人超が命を落とした悲劇に対し、沈黙を選ばない人の輪がどれだけ広がるのか。「宣伝」と「記憶」の攻防の行方が共産党体制の行方を占うと言っても過言ではないだろう。(一部敬称略)

テーマ : 中朝韓ニュース
ジャンル : ニュース

『日本の海が盗まれる』 山田吉彦

次兄の長男が結婚して、今度、本家のある秩父の寿司屋で、親族だけで集まって食事会をしようという。

兄からは、気軽な会だから、平服でとメールを貰った。連れ合いにそれを伝えると、平服ってどんな感じだろうと言う。平服っていうんだから平服だろうと答えると、平服というのが、実は一番やっかいなんだよという。そういうことで連れ合いと競り合っても勝てるはずがないので、早々に白旗をあげる。

結局、命令されて、「兄貴はどんな服?」兄にメールで聞くことになる。しばらくして、兄からメールが来る。「背広にパンツ」

その姿を思い浮かべて、笑いが止まらない。腹が捩れる。

私は男ばっかり三人兄弟の三番目。私たち兄弟は、年に三度くらいは会う機会があるのだが、私たちの子供の世代が全部集まるのはずいぶん久しぶりだろう。いつだったか、子どもたちがまだ小さかった頃、全員で夏の祭りに出かけたことがある。その時は、もう亡くなった父と母も一緒だった。

通りに面した店の、外に置かれたテーブルに陣取って、はしゃぎまわるチビたちに目を細める父と母が、「こういう楽しかったことを、いつまでも覚えてくれていると良いなあ」って話しをしていたのを覚えている。

今は自分が、その時の父と母の歳に近づきつつある。
周辺国が周辺国ですから、日本の海は、いろいろと難しい問題を抱えている。

それでも、日本の海は、実はかなり大きな可能性を持っているらしい。メタンハイドレードの埋蔵量が世界有数であることは、ちょっと前に話題になっていた。日本の領海と排他的経済水域には、今わかっているだけでも、日本人が使う100年分の天然ガス相当のメタンハイドレードがあるそうだ。技術的には、それを採掘して天然ガスを調達できる状況にあるそうだ。ただ、輸入天然ガスのほうが安上がりってだけのことらしい。

その他にも、海底熱水鉱床というのが30ヶ所以上確認されて開発が始まっているそうだ。南鳥島近くの熱水鉱床には、今の日本の使用量の500年分以上のレアアースが埋蔵されているそうだ。小笠原諸島沖の海底鉱山には白金が、伊豆諸島の青ヶ島近くの熱水鉱床からは金の含有量がとてつもなく高い鉱脈があるそうだ。

排他的経済水域内を流れる海水には多くの希少金属が含まれており、たとえば日本がウランの輸出国になる可能性があるらしい。蓄電池に不可欠のリチウムも同様らしい。

なんだか、すごいね。日本の海。



文春新書  ¥ 935

領土問題だけじゃない ”中国”・韓国が脅かす日本の海洋資源 北朝鮮模ね
はじめに  海洋国家日本が危ない
第1章  日本海を無法地帯にした韓国・北朝鮮
第2章  北西太平洋が中国に支配される日
第3章  北方領土返還の急所はロシアの海洋政策にあり
第4章  奪われる海洋資源
第5章  海の覇権をめぐるパワーゲーム

あとがき  海を知り、海を守る


そこで問題になるのが、やっぱり、周辺国。

なかでも“中国”は、日本の排他的経済水域で、日本に通告もせずに海洋調査をしているらしい。特に、それが多いのが沖縄諸島周辺だが、日米の潜水艦が潜航している領域でもあり、海流、潮流、水温などの調査をしているそうなんだが、どうもそれだけではなく、海洋資源の調査もしているらしい。

“中国”経済は、安い“中国”製品を海外に輸出して成長してきた。数年前から成長率が鈍化してきたが、2018年からのアメリカとの貿易摩擦は成長率の後退に拍車をかけているようだ。

この間読んだ、石平さんの本に書いてあったんだけど、“中国”が発表した2018年度のGDP成長率は6.6%だった。だけど、“中国”を代表する経済学者である中国人民大学の向松祚教授によれば、この年の本当の成長率は1.67%だというのです。

それが本当ならば、数十年間続いてきた“中国”の高度成長は完全に終わっているわけで、その間に恩恵を受けられなかった者たちの怒りは当然習近平政権に向かうことになる。中国共産党も無傷では済まないはずなので、この発言は命がかかったもののはずである。

向松祚教授には、当然、強力な政治勢力が存在するはずである。その政治勢力は、中国共産党が傷を追うことになるとしても、習近平を引きずり降ろそうとしているように感じられる。

どちらにせよ、“中国”経済が厳しい状況にあるのは間違いない。アメリカとの間でいくら摩擦が高まろうとも、アメリカに買ったもらわなきゃ“中国”経済は立ち行かない。“中国”からの商品の大半は会場ルートで運ばれる。その場合、必ず日本の海域を通過する。会場交通路の自由を確保することは“中国”にとっても重要なことなのだ。

特に、“中国”が日本の沿岸域になんらかの紛争を持ち込むことは、必ず“中国”の不利益につながる。上記のような点から考えても、“中国”にとっての日本は敵対すべき国ではなく、更に強い協力関係を求めていくべき国だというのだが、まったくその通り。

日本がそういう前提で付き合おうとすると、その親切につけ込んできたのは、常に“中国”の方だった。江沢民以来、日本人の間で、“中国”に対する感情が悪くなって来たのは明らかだけど、ここに来てさらに悪化しているのは、ひとえに習近平のやり方だな。責任は・・・。




テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

台湾『中国を地獄に導く習近平の罪と罰』 石平

アグネス・チャンは衝撃だった。

可愛くって、ほっぺたがプクってしてて、まるで天使のようだった。・・・天使は見たことがないが、チョコボールの口に書いてあったエンゼルマークのエンゼルのようだった。なにしろ、その印象的なほっぺたは、私の初恋の娘のほっぺたを思わせて、アグネス・チャンに、その娘を重ねて見ていたような気がする。

しかし、ほんの数年で、アグネス・チャンがつまらなく思えてくる。そりゃそうだ。こっちだって、いつまでもチョコボールのエンゼルマークでもいられない。ベクトルは逆に振れて、やたらと大人の女を目で追ってしまう。まったくみっともないったらありゃしないんだけど、もうどうにも止まらない。

いえいえ、山本リンダじゃない。欧陽菲菲さん。何故か強く惹かれるようになってしまう。健康的なお色気がたまらなく好きだった。勝手なもんで、この健康的なお色気にも初恋の娘を重ねていたな。

大学のとき、所属したサークルで映画を作ったりしたが、欧陽菲菲のラヴ・イズ・オーヴァーをその中で使った。まだ大ヒットとなる前だった。私は卑劣にも、ラヴ・イズ・オーヴァーの歌詞の中の女性にも、初恋の娘を重ねていた。

あのかわいい台湾のチェロ奏者、欧陽娜娜は欧陽菲菲の姪に当たるんだそうだ。欧陽娜娜ちゃんのことがこの本の中でも取り上げられていて、今年の3月に“中国”のネット紅衛兵たちから《台湾独立派》のレッテルを貼られて攻撃されたんだそうだ。それにたいして欧陽娜娜が、“中国”の中央テレビのインタビューで、中華人民共和国を「わが祖国」と呼び、「祖国を愛している」と宣言したんだそうだ。

“中国”にしてみりゃ、この迎合発言は大成功ってことなんでしょうけど、えげつないことを、よく平然とやるもんです。欧陽娜娜さんの方から“中国”を見限った方がいいよ。そうだ、日本で活動すればいい。

台湾といえば、“中国”の札束でほっぺた張られて、ニャ~ゴってなびいちゃってね。爆買工作は、やはり大成功。経済面では、《台湾独立》を叫ぶどころの話じゃなくなっちゃってる。

台湾の総統選も近づいて、民進党の蔡英文総統も、これっきりで終わりかと思ってたら、なんだかそうでもない様子。


ビジネス社  ¥ 1,210

中国では不満噴出!反習近平勢力も台頭か?  「進むも地獄、退くも地獄」となった独裁者の最期
序章 中国の本音とアメリカの本音
第1章 習近平独裁体制の致命的弱点
第2章 本心では対米徹底抗戦は絶対に避けたい習近平
第3章 昨年の中国のGDP成長率は一%台だったという衝撃
第4章 市井の中国人を絶望の淵に追いやる不動産市場の大失速
第5章 アリババ・馬雲引退に見る中国企業家の悲哀
第6章 中国政府にとり至上命題となった「孟晩舟救出」
第7章 習近平主席の「後継者候補」に急浮上してきた胡海峰という男
第8章 習近平が目指す新たなる「長征」と「持久戦論ブーム」
第9章 「第二の江青」誕生の恐怖


対抗馬の中国国民党の押す韓国瑜って言う人物、これがさっき紹介した”中国”の札束でほっぺた張られて、ゴロニャ~ゴってなびいちゃった高雄市の市長。

”中国”との関係を改善して経済効果をあげようという国民党に対して、長らく劣勢の続いていた蔡英文総統。厳しい戦いになるんだろうと思っていたら、なんだか今の所支持率でリードしているとのこと。原因は、・・・そう、香港のようです。


産経新聞 2019/10/24
「一国二制度による台湾統一」89%が拒否
https://www.sankei.com/world/news/191024/wor1910240038-n1.html
(全文)
台湾で対中国政策を主管する大陸委員会は24日、台湾住民を対象とした中台関係に関する世論調査の結果を発表、中国が主張する一国二制度による台湾統一について「賛成しない」が89・3%に上った。中国の武力威嚇にも89・3%が反対した。 

中台関係で「現状維持を支持」は76・5%だった。香港問題では、香港住民による自由と民主主義の要求に香港政府は応じるべきだと主張する蔡英文政権への支持が72・0%だった。

”中国”による一国二制度を受け入れれば、台湾も香港のようになるってことが、確信を持って語られるようになったわけだ。現状維持派は政治的にはチャイニーズタイペイ、経済的には親中というところなんだろうけど、結局、習近平みたいな夢見る指導者が現れると、選択を迫られるわけだ。

香港の現状は明日の台湾ってところ。

かと言って、習近平もこれ以上の失点は命取りになる。おそらく、まさに文字通りの意味で・・・。すでに、アメリカとの貿易交渉を巡って、”中国”国内には、どこか習近平政権批判とも取れる発言が出てきているという。香港との境界まで武装警察を出して脅しておきながら、いまだに手を出せずにいる。手を出せば、アメリカはじめ、国際社会から叩かれる。手を出さなけりゃ弱気を追求される。

結局、香港の林鄭月娥にテコ入れして、なんとかして押さえつけろと、「信頼している」という言葉を通して圧力をかけるわけだ。頑張れ香港の若い奴ら。

アメリカとの貿易交渉で進展があったようなことを言っておきながら、トランプ首相に「なんの進展もない」と暴露されて、ここでも失点一。切羽詰まってひどい手に出なけりゃいいんだけど。・・・かつての毛沢東のように。自分のためなら人の命なんてなんとも思わなかったあの人のように。





テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

日韓漁業協定『日本の海が盗まれる』 山田吉彦

“中国”に朝鮮っていうのは、反日で成立した国だからね。

それ以前の清王朝と“中国”っていうのは、実際、何の関係もないんだよ。清王朝を倒しちゃったあと順調に中華民国が成立してはいるけど、そこに近代国家の国民意識なんて、これっぽっちもなかった。まがりなりにもそういう意識が出てきたのが五四運動でしょ。パリ講和会議の行われた1919年だな。

背景には第一次大戦中の対価21箇条の要求があって、あれは袁世凱との間に色々な取引があってのことだった。ともあれ、それが背景にあって、強い反日意識が醸成され、五四運動という国民運動に発展した。欧米はともかく、下に見ていた日本にまでやられたって気持ちもあって、反日意識によって、はじめて国民が一つになったわけだ。

迷惑な話なんだけど、朝鮮もそうだった。三・一独立運動という反日運動で、はじめて国民が一つになった。この二つの国は、反日で、はじめて一つになれた国なんだ。

日本には四季があって、自然環境に恵まれている。自然災害の多い国ではあるけど、みんなで力を合わせて乗り越えていこうという気持ちを持っている。それもあって、ちょっとくらい足りないものはあっても、うまいこと行く国を作っている。

ただ、周辺の国家には恵まれなかった。“中国”、朝鮮が二つになって韓国と北朝鮮、北にはロシア、東にアメリカ。・・・最悪じゃ。しかも、核保有国に包囲されている。なんてこった。

《汚水の垂れ流し、ゴミの海洋投棄、魚の乱獲、赤潮の原因となった安易な魚類洋食の拡大ー。高度経済成長期の日本は海を殺しかけた》

そうなんだよね。日本人っていうのは、他の国の人たちと同じで、良いところもあれば悪いところもある。その悪いところの一つが、一つの方向に向かって大きな動きが始まると、なかなか制動が効かなくなる。ずいぶん悪いところまで言ってしまった。ちょうど私の成長期だった。

中学校のとき、サッカー部で県大会に勝ち進んだ。秩父の武甲山山麓から大都会である県都浦和の競技場に行った私たちは、はじめて経験した光化学スモッグに、まったく足が動かなかった。

水俣病、四日市ぜんそく、イタイイタイ病、・・・考えれば恐ろしい時代だな。

でも、そのときは二度に渡るオイルショックというカンフル剤もあって、この時の日本は自分を取り戻した。もともと海洋民族だしね。海の民が海を汚してちゃ、しょうがないよね。

でも、日本周辺で、今、海を汚してるのは、日本じゃない。“中国”であり韓国だ。北朝鮮には海に流すゴミもない。“中国”や韓国は海洋民族じゃないから海を汚していることに良心の呵責を感じない。領土と違って領海ってのが理解できてないから、平気でズケズケ入ってくる。



文春新書  ¥ 935

領土問題だけじゃない ”中国”・韓国が脅かす日本の海洋資源 北朝鮮模ね
はじめに  海洋国家日本が危ない
第1章  日本海を無法地帯にした韓国・北朝鮮
第2章  北西太平洋が中国に支配される日
第3章  北方領土返還の急所はロシアの海洋政策にあり
第4章  奪われる海洋資源
第5章  海の覇権をめぐるパワーゲーム

あとがき  海を知り、海を守る


日韓漁業協定っていうのは、日本側から韓国側への一方的なサービスだったんですね。

1998年に小渕恵三首相と金大中大統領が会談し、日韓共同宣言が発表された。小渕大統領の改めての謝罪と、金大中大統領の和解と善隣友好に基づいた関係構築を目指す意思表明が行われた。日韓漁業協定は、この日韓共同宣言の引き出物だったそうです。韓国に広範な漁場をプレゼントしたんだとか。

韓国漁船は、日本から認められた漁場で、強引な漁法で、しかも日本よりも長い6ヶ月もの漁期を設定して資源をやせ細らせてしまった。また、韓国漁船の違法操業が絶えないことを理由に、その海域での規制強化や、違法操業の監視を要請した。ところが韓国は、それらの話題を避け、タチウオの漁獲高の倍増を要求してきた。

そんな事があったため、話し合いは進展せず、日本側は交渉のテーブルに付くのを見送った。それで2016年以降、協定は更新されていないんだそうだ。それで、韓国の漁船は日本側の漁場に入ることができなくなった。とたんに密猟が増えたという。

本来、韓国海域での乱獲でも、日本海全域に影響を与える。その乱獲が、日本が協定を更新しない理由の一つでもあるのだが、さらに密猟漁船が横行している。要請を繰り返しても取り締まりの強化が行われる様子がない。それも、日本が協定を更新しない理由の一つである。

韓国の体質と言っていいだろう。

だいたい、海を汚しすぎるんだ。それで近海漁業だけでやっていけなくなっている。“中国”船の密猟もあるらしいけど・・・。だから、竹島周辺も、韓国にしてみると重要な漁場なんだろう。でも、すでにその周辺まで汚染は広がっているらしいけど。

朴槿恵の時の日韓合意に基づいて日本は10億円を拠出した。韓国は、慰安婦問題を最終的かつ不可逆的な解決とすべく努力する立場にあった。しかし、韓国は自らの義務は一切放棄して10億円だけをタダ取りした。あまつさえ韓国人は、女衒に売り飛ばされた少女の像を名古屋に持ち込んだ。あれは表現の自由とは明らかに違う問題だ。

付き合わないでいられれば、それに越したことはないんだけど、残念ながらそういうわけにもいかない。付き合う以上、そういう国だと思って付き合うんだね。




テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

『中国を地獄に導く習近平の罪と罰』 石平

仕事をやめて以来、意識したわけでもないのに、読書の傾向も変わってきていたみたいです。

高校の世界史の教員でしたので、どうしたって国際社会に関わる諸問題には敏感でした。世界史の教員って言うと誤解されがちなんですが、世界史ってのは、それを通して今の日本が、または日本人がどうあるべきかっていう勉強です。そんなわけで、国際関係に関わる諸問題について書かれた本は、よく読みました。そういう本を読んで、自分なりに考えたところは、授業でもよく生徒と話しました。

学力がどうのこうのに関わらず、生徒は、今のことには関心があるんです。南シナ海の“中国の赤い舌”の話なんてよく聞いてましたよ。それから北朝鮮による日本人拉致問題とかね。あとは、韓国って国をどう理解するべきかなんて、彼らからも発言が相次ぎましたよ。それらのいずれにも、世界史の知識は必要不可欠ですよね。

そういう授業をしようとすると、これはもう勝負ですからね。生徒以上に、こっちの方が大変です。だから、そっちの方に関わる本をよく読みました。

その当時のような緊張感はありませんから、それなりに読書の傾向が変わるのは、まあ、当たり前でしょう。ですが、久しぶりに石平さんの本を読んで、少し認識をあらためました。

その時その時の立場というものはありますが、しっかり世の中につながっていかなくちゃいけませんね。なかでも私は、30年を超えて世界史の教員としえやってきたわけですから、そちらから現代世界の国際関係を理解するということは、ずっと続けていくべきなんでしょう。

誰に語るということには関係なく、自分はそういう人間だったということです。

もともと“中国”っていう国は、平然と情報操作をする国ですから、本当はなにが起こっているのか分からないところがあります。それが、“米中貿易戦争”と呼ばれる覇権争いが本格化して、本当に情報が得にくくなっていますね。ただ、情報が得にくい分だけ、状況は激しく動いているということなんでしょう。

この本は、おそらく激しく動いているであろう“中国”の状況を、石平さんならではの情報収集と分析から、明らかにしてくれています。しかし、この本は9月14日に出された本ですが、おそらく、もはや“中国”は、そこからも動いてしまったんじゃないかと思うんです。早くこれ以降のことが知りたい気持ちです。



ビジネス社  ¥ 1,210

中国では不満噴出!反習近平勢力も台頭か?  「進むも地獄、退くも地獄」となった独裁者の最期
序章 中国の本音とアメリカの本音
第1章 習近平独裁体制の致命的弱点
第2章 本心では対米徹底抗戦は絶対に避けたい習近平
第3章 昨年の中国のGDP成長率は一%台だったという衝撃
第4章 市井の中国人を絶望の淵に追いやる不動産市場の大失速
第5章 アリババ・馬雲引退に見る中国企業家の悲哀
第6章 中国政府にとり至上命題となった「孟晩舟救出」
第7章 習近平主席の「後継者候補」に急浮上してきた胡海峰という男
第8章 習近平が目指す新たなる「長征」と「持久戦論ブーム」
第9章 「第二の江青」誕生の恐怖


上記の通り、本書は9つの章から構成されていますが、その各章の終わりに《閑話休題》と称するコラムが添えられています。9つあるそれの5つまでを、石平さんは天安門事件の検証に当てています。

それは、石平さんが情熱を傾けた民主化運動であり、それが武力弾圧されたことが大きく原因して、彼は国籍を変えて生きることになったわけです。いわば、石平さんの原点です。

石平さんは、《毛沢東時代にどんなにひどいことがあったとしても、若者たち・知識人たちには共産党への揺るぎない信頼があった。それが一夜にして吹き飛んだ》と言ってます。実際には、毛沢東時代のほうが天安門事件を寄りも遥かにひどいわけですから、本来追求すべきは毛沢東時代なわけです。だけど、個人崇拝に陥りやすい共産主義的一党独裁体制への追求なんて一切ありません。石平さんが言う通り、そこには共産党への揺るぎない信頼があるんです。

その若者たちを武力で鎮圧した。本来そこにこそ、共産主義の真実があったんですね。それから、これも共産主義の得意技ですが、情報の操作です。中国共産党は、徹底的に天安門事件を隠蔽しました。なかったことにしたんです。代わりに反発の向け先として徹底的な反日教育を施しました。とどめは経済を自由化して、有能な若者たちに金持ちになるチャンスを与えたんですね。

石平さんは、これを“悪魔の契約”と言ってます。金持ちになるチャンスを与える代わりに、二度と天安門を語るな、二度と共産党には楯を突くなと。

しかし、この習近平体制に至って、無理に無理を重ねて実現してきた経済成長のつけが回ってきそうです。中国共産党にとって、経済的繁栄は政権を正当化する根拠でした。しかし、それが怪しくなってくれば、習近平は政権運営を確実なものにするために、国民に与えた様々な自由を回収してくるに違いないと、石平さんは言います。

習近平は、天安門事件を“なかったこと”にはしないことにしたらしいんです。そして、その時の民主化運動を「動乱」や「反革命暴動」と呼び、共産党の武力鎮圧という判断を正当な行為と、はっきり打ち出したらしいんです。

さて、そうして、習近平は、一体何を武力鎮圧しようとしているんでしょうか。・・・香港?





テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください


現代とはなぜこんなにも棲みにくいのか。
前近代から近現代へと変貌し続ける世相の本質をつかみ生き方の支柱を示す。
カウンター
カテゴリ
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
最新記事