めんどくせぇことばかり 本 近現代東アジア(支那・韓国・北朝鮮)

『ルポ 絶望の韓国』 牧野愛博

北朝鮮は今年の2月、マレーシアの国際空港で金正日の長男、金正男を化学兵器でも使う猛毒のVXで殺害するというテロ行為に出た。

実は、この本によると、事件から2週間後の3月の1、2日に、アメリカの元政府当局者らと意見交換を行う予定だったという。現役政策担当者は出席しないものの、アメリカは、北朝鮮側の崔善姫(チェソンヒ)米州局長らにアメリカへの入国ビザを出す予定で、北朝鮮にとっては大きなチャンスにもつながるものであったらしい。そのチャンスは、もちろん失われた。

韓国政府関係者は、「金正男は、北の中に何の人脈もなく、金正恩にとっての脅威ではない。なぜそちらにこだわって、もっとも重要な相手であるアメリカとの対話をダメにしたのか理解できない」と語ったそうだ。

北朝鮮のトップの座を引き継いで依頼、“粛清”を強力な鎧としてまとってきたのは、金正恩自身である。しかし、そのために、北では組織の意思疎通が異常化してしまったらしい。たとえば、金正恩が『金正男は生意気だな』と言っただけで、下っ端の人間は縮み上がり、金正恩への忠誠の証を建てるために金正男を殺す。・・・忖度・・・だな。

北の人間が最も恐れるのはアメリカの軍事力なんかじゃない。金正恩の刹那のご機嫌だ。アメリカとの対話のきっかけにつなげるチャンスがどうであろうが、金正恩のその時の顔色のほうが遥かに重要なのだ。

だけど、そんな北朝鮮のそんな悪逆非道を、世界は追求しきれないんだもんね。もともと、日本人を拉致して自分の国のために使うなんてそれ以上の悪逆非道なんだからさ。いまさら驚かないけどさ。助けに行ける日本を作ろうよ。いい加減にさ。



文春新書  ¥ 950

朴槿恵大統領の弾劾・罷免・逮捕の過程で垣間見えた韓国という隣人の「病理」
第1章 政治-スターリンは言った。「韓国人は三人集まれば、四つの政党を作る」
第2章 歴史-歴史問題の背後にちらつく北朝鮮の影と、日毎に細る日韓のパイプ
第3章 経済-韓国全土に広がる不況の影と埋まらぬ格差
第4章 教育-壮絶なまでの学歴競争社会
第5章 社会-地縁・血縁・人脈が支配する世界
第6章 軍事-韓国の三戦術は、北朝鮮の三つの切り札に対抗できない
第7章 外交-米国と中国というニ大国に挟まれ、身動きが取れない韓国外交

行けない。この本は、北を云々という本じゃなくて、韓国に関する本でした。

そうそう、2014年12月、南スーダン国連平和維持活動で、南スーダンの治安が急激に悪化して、弾薬の備蓄量に余裕の亡くなった韓国軍が近くにいた自衛隊に助けを求め、日本側は急遽、武器輸出三原則の例外とする官房長官談話を出した上で、無償で弾薬を韓国軍に都合したってことがありましたね。

ここまではなにも悪い話じゃないんだけど、その後が後味悪かったですよね。なんか、お願いされて都合してあげたにも関わらず、余計なお世話だみたいなこと言われてさ。“日本から融通された”ってことが、韓国人の国民感情から受け入れられない、ってことなんだね。

ご都合次第で、反日のためならなんでも持ち出す韓国人。旭日旗を持ち出した時は驚いた。自分らが国際的な批判にさらされることを相対化するために、それまでなんにも言ってなかった旭日旗を、わざわざ持ち出して槍玉に挙げた。あれも、きわめて不愉快なことだった。

朴槿恵が、習近平におもねって、ハルピンに安重根の記念館を作ってもらった。もう、あきれ返った。
この本には、さまざまな韓国の“絶望”が記されている。それを書いたのは、朝日新聞ソウル支局長の牧野愛博さんだ。・・・「え?朝日新聞がそういう立場でものを書くの」って思いながら読んだ。朝日の特派員は、産経の特派員と違って、上層部にコミットできる分、立体感のある報告になっているように思う。・・・産経さん、ごめんなさい。いつもあんなにお世話になってるのに・・・

かつては、日本をこき下ろすために韓国を支持する立場でものを書いていた朝日新聞にすれば、ずいぶんと大きな変化だ。韓国社会を“絶望”といっているわけだからね。朝日はついこの間まで、進んで韓国を“絶望”に追いやっていたんだからね。

だけど、気をつけてね。この本は、韓国の現状を、真実のままに書くことにしただけで、日本をこき下ろすことを取り下げたわけではない。《せっかく良化しかけていた両国の関係が、安倍首相の靖国神社参拝で振り出しに戻った》とか、《稲田朋美防衛大臣の靖国参拝で台無しになった》とか、結局、懸案の問題に関しては日本人の足を引っ張ることを止めない。

朝日が焚き付けた“慰安婦問題”に関しても、まったく反省が足りない。反省が足りないのは朝日新聞のはずなのに、文章を読んでいると、こう言われているように感じてくる。「日本人は反省が足りないよ」って。




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競争社会『ルポ 絶望の韓国』 牧野愛博

文在寅の政党?昔の、金大中の時の民主党でしょ。別に民主党のままでいいのにね。ちょっと政治母体が変わるたびに、くるくる政党名が変わる。《新千年民主党》、《統合民主党》、《共に民主党》。“新千年”って、前の千年はいつからいつまでを指すのかって突っ込みたくなるし、なんか心療内科にかからせたくなる名前とか、“共に”なんて言われると、もうなんでもあり。“せーので”とか、“それじゃあ”とか、“とりあえず”とか。・・・もう、ワクワクしながら次を待とう。

韓国の政治家は、けっして楽な仕事ではないようだ。ちょっとした縁故を頼りに、いろいろな陳情が寄せられるのだそうだ。陳情も、世間のためになることならいいけど、もちろんそうじゃない。地元支援者と言うのは、そのために候補を選ぶ。仲間の警察官の昇進の働きかけなんか当たり前のようだ。韓国で誰もがうらやむ世界的企業に就職した娘が希望の部署に配属されるようにとか。そういう、仕事がらみのことが多いらしい。企業などは、そういった政治家からの依頼にうまく応じることを通して、逆に政治家を管理誘導していくようにしているのだそうだ。

ちなみに、娘の件で依頼してきたのは、その政治家の子供の、学校の先生だったそうだ。

朴槿恵が引きずりおろされるきっかけとなった友人がチェ・スンシル。その娘、チョン・ユラは、高校三年生の時に年間17日しか登校していなかったにもかかわらず、名門梨花女子大学に進学した。そのことが取りざたされると、チョン・ユラはSNSを通じて、「能力がなければ親を恨め。つべこべ言うな。金も実力だ」と言って、世間の人を激怒させたという。

なんだか、一枚のカードの裏表みたいな話だね。

ある元議員の話として、こんな意見が紹介されていた。
《韓国は圧縮成長した。欧州が百年、日本が五十年かけて築いてきた繁栄を、我々は三十年で達成したと息巻いているが、そのかわりに社会的葛藤がたくさん生まれた。地縁や学閥があちこちある。だから、賄賂やコネ、圧力を使った社会的不正がまかり通るのだ》

確かのその一面はあるだろう。でも、地縁や学閥は、ときにはそれが人材発掘のきっかけになったり、相互扶助として機能することも多い。社会的葛藤、あるいは弊害という側面ばかりを肥大化させてしまったのは、そこにこそ、韓国人らしさがあるのかもしれない。


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朴槿恵大統領の弾劾・罷免・逮捕の過程で垣間見えた韓国という隣人の「病理」
第1章 政治-スターリンは言った。「韓国人は三人集まれば、四つの政党を作る」
第2章 歴史-歴史問題の背後にちらつく北朝鮮の影と、日毎に細る日韓のパイプ
第3章 経済-韓国全土に広がる不況の影と埋まらぬ格差
第4章 教育-壮絶なまでの学歴競争社会
第5章 社会-地縁・血縁・人脈が支配する世界
第6章 軍事-韓国の三戦術は、北朝鮮の三つの切り札に対抗できない
第7章 外交-米国と中国というニ大国に挟まれ、身動きが取れない韓国外交
韓国の高校生は、1日に8時間28分も勉強しているんだそうだ。「9割以上が泣き、1割が笑う社会」で、親たちは子供を勝者にしようと必死なのだそうだ。個人教育の開始年齢はガンガン下がり、平均で22か月。2歳になる前に国語、体育、美術、英語等の塾通いが始まるんだそうだ。私の孫は、もうすぐ4歳だと言うのに、日々、“戦いごっこ”に勤しんでいる。・・・おそらくそれは、よろこぶべきことだろう。

どうやら、ここのところの若年層の失業率が高くなっていて、2016年2月には12.5%を記録したそうだ。そうなると、「他の子よりも、少しでも早く教育を始め、少しでも長く勉強して、子供を勝ち組に育て上げなければ」という事になってしまうのだそうだ。

著者も言うとおり、「他人に迷惑をかけるな」って、日本の子どもは育てられる。他はどうか知らないけど、私はそうした。でも、韓国は違うそうだ。「どんな場所に出ても気後れするな」と教えるのだそうだ。生存競争の激しい韓国では、下手に譲り合っていては競争から振り落とされてしまうという思いが強すぎるようだ。

なんだかかわいそうだな。

だってさ。結局、みんな、チョン・ユラの言ってることを肯定しているわけじゃないですか。もちろん、程度の佐ってのは大きな問題だけど、勝てば、「能力がなければ親を恨め。つべこべ言うな。金も実力だ」って言う側に回れるわけで、そんなことを言いたいわけではないだろうけど、そこを目指して入るわけだからね。




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韓国人の内省『ルポ 絶望の韓国』 牧野愛博

たしかに。・・・アジア通貨危機後でも、2000年代にはなんとか年平均4%の経済成長を維持していた。リーマン・ショック後でも、2010年には、なんとか盛り返したかと思えたが、その後は完全に低迷、3%も維持できなくなっている。1970年台から経済を支えた造船業は、2016年には人員整理を開始し、海運では最大手企業が破産宣告を受けたそうだ。

若い人の仕事が無いみたいですね。15~29歳の若年失業者は2016年に過去最高の9.8%を記録したそうだ。韓国でも急速な少子高齢化が進行していく中でのこの状況だから、事態はたしかに深刻だ。日本が経験した“失われた20年”を、韓国はまさにこれから経験するんだという観測もあるという。

経済の面では悲観論が広がるが、たとえば“失われた20年”一つとっても、仮に似かよった現象が韓国で発生しても、日本と同じ道をたどると決まったわけではない。“失われた20年”は、とても日本らしい現象ではなかったか。実態のないバブルに狂乱したことへの自省から適切な金融政策さえ敬遠して不況を長引かせた。その姿勢は、諸外国から指摘されたように、内向きに過ぎた。

だけど、日本人は、本来、つましい生活を惨めだとはとらえない。おそらくそっちの方があっている。バブル以前を記憶する世代ならなおさらで、むしろそんな生活に郷愁をそそられたりする。日本文化には、お金をかけようとすれば天井知らずのものはいくらでもあるが、いくらもかけずに楽しめるものがいくらでもあることも日本文化の特徴。この内向きの20年間は日本らしさの再発見につながり、今や諸外国からの関心も、非常に高くなっている。

菅原道真の進言で遣唐使の派遣をやめて内向きになったことで、国風文化が花開いた。諸外国との交流を制限した江戸時代に花開いた文化は、まさに今、諸外国から賞賛される私たちの日常生活のもとになったものである。

“失われた20年”とは言うものの、“失われた”ものばかりではないということだ。


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朴槿恵大統領の弾劾・罷免・逮捕の過程で垣間見えた韓国という隣人の「病理」
第1章 政治-スターリンは言った。「韓国人は三人集まれば、四つの政党を作る」
第2章 歴史-歴史問題の背後にちらつく北朝鮮の影と、日毎に細る日韓のパイプ
第3章 経済-韓国全土に広がる不況の影と埋まらぬ格差
第4章 教育-壮絶なまでの学歴競争社会
第5章 社会-地縁・血縁・人脈が支配する世界
第6章 軍事-韓国の三戦術は、北朝鮮の三つの切り札に対抗できない
第7章 外交-米国と中国というニ大国に挟まれ、身動きが取れない韓国外交


韓国人は、そんなにも内向きではないだろう。いやむしろ、外向きに過ぎるんじゃないかとさえ感じる。外ばっかり見てるんじゃないの。なにしろ、私は、けっこう頻繁に感じるんです。韓国人の視線を・・・。韓国人から見られているように感じるのは、私だけが特別とは思えない。多くの日本人がそのように感じているんじゃないだろうか。もしかして、韓国人が“外向き”に感じられるというのは、日本に文句ばっかつけてるから、そう感じられるのかな。

経済規模が急速に縮小してデフレスパイラルに陥ったとしても、いつまでも韓国人がナイーブに自省するというのは考えづらい。 適切な経済政策どころか、周辺諸国、・・・日本が眉をひそめるような手を打ってくることも考えられる。“日本に支援を依頼する”なんてことじゃなくて、かつて韓国に迷惑をかけた日本は、それをするのが当たり前であるかのように振る舞うことは、これまでにもあった。

そもそも、自省するなら、本来の朝鮮半島の歴史に向き合って欲しい。韓国人が、もしも、そんな自省の期間を過ごせるならば、その期間は、韓国にとって、非常に貴重なものになるだろう。

まずは、とりあえず、“慰安婦問題をめぐる日韓合意”だな。なんか、韓国では、これを白紙に戻そうという動きが、文在寅大統領に代わってから激しい。この期に及んでそんなことなら、“経済低迷にともなう自省期間に自らの歴史に向き合う”なんて、端からありえないってことになってしまう。
フットボール批評  2017/06/02
済州の乱闘事件、韓国紙が理不尽な批判。浦和MF阿部勇樹へのエルボーは「偶発的」
https://www.footballchannel.jp/2017/06/02/post214125/
(全文)
先月31日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の浦和レッズ対済州ユナイテッドの試合で、済州の選手が起こした乱闘騒ぎについて一部の韓国紙が理不尽な批判を展開している。

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いつまでこんなことを続けるんだ。・・・少しは期待したいところなんだけどな。




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『在日の涙』 辺真一

在日の人は、若い時分に、自分の思惑とは違うところで、アイデンティティを問われるだろう。その不自然さは、“国籍”ということに関しては、日本人にはないもの。さらに差別が加わることがなくても、その不自然さを乗り越えるだけで、時には歪みも生じるだろう。

ただ、その不自然さ、差別も含めて、それが異常なものでなければ、どうしたってありがちなもの。若い時分には、誰もが乗り越えなくてはならないものがある。在日の人は、大きなおまけ付きになるだろうけど・・・。

乗り越えた上で、彼らがどんな人生観を構築して、この日本で生きているのか。そのことにはとても興味がある。

以前は一年に一度、テレビでお見受けするかどうかだったのに、このところ、テレビに出っぱなしですね、辺真一さん。《コリア・レポート》を立ち上げた在日のジャーナリスト。実際には、そのくらいのことしか知らないのに、私はなぜか、この人の言うことを素直な気持ちで受け止めていました。

以前から、彼がテレビ局に呼ばれるのは、北にしろ、南にしろ、自分のルーツである朝鮮が、なにがしかの国際問題、大抵は、日本に強く関係する問題を発生させた時ばかり。だから、彼自身、心理的に微妙なものを抱えていたはず。・・・なのに、彼は自然体だった。もちろん、卑屈におもねる様子も見られなかった。おそらく、乗り越えてきたのだ。辺真一さんの解説は偏りが感じられず、素直に受け取れた。そういうものを乗り越えてきた人間の雰囲気がそうさせていたのだろう。

辺真一サンが言うには、在日二世、三世となると、7対3、あるいは8対2で日本人化しているというのだ。日本人社会に対して複雑な感情を持ちながら、韓国人の価値観に対して大きなギャップを感じるって。

辺真一さん本人の話。2009年のWBCの決勝の日韓戦、9回までは負けていた韓国を応援していたのに、あと1球で同点に追いつき延長線に入ると、いつの間にか日本を応援していたというのだ。イチローが決勝打を売った瞬間、思わず「やった❢」と叫び、次の瞬間、敗れた韓国選手に同情していたって。

7対3、8対2って言うのも分かるようなきがする。

『在日の涙』    辺真一

飛鳥新社  ¥ 1,300

なぜ、これほどの関係悪化を止められなかったのか 韓国人の誤りを正し、日本人の誤解を解くために
第一章  在日に生まれた宿命ー私の生い立ち
第二章  「反日韓国」への違和感
第三章  竹島問題では「日本の完敗」
第四章  便宜的過ぎる韓国「歴史」問題
第五章  韓国外交はなぜ裏切るのか
おわりに  日韓関係の今後


とても面白かった。日韓関係に関して、私では読み飛ばしてしまう部分、あまり印象に残らなかった部分を丁寧に解説されて、ちょっとした言葉のニュアンスの中に、日韓の駆け引きであったり、日本の思惑であたり、韓国のメンツであったりが反映されているってことを教えてもらった。

第一章に、《オールドカマーの矜持》と題された項目がある。一世は、戦前、あるいは戦中、戦後の混乱の中に来日し、“差別と戦いながら”現在の地位を築いた。その多くは、日本人と、それぞれの距離感を掴んで、生活を築き上げた。かれらこそ、東京を中心に世界を見ているオールドカマーだ。

それに対して、ソウルを中心に世界を見ているニューカマーが、オールドカマーとは違う距離感を持って日本にやってくる。彼らの多くは、“韓国人の常識”として、日本に対して多大な債権を持つと勘違いしている。そして来日の機会に、小さな悪さをして債権の回収を目論み、日本社会に韓国人への嫌悪を残して帰っていく。

そう言や、一時期、韓国人窃盗団とか、スリ団っていうのが話題になったね。小さなお寺からご本尊様や、お地蔵さままで盗んでいく罰当たりまでやってくる。

たしかにね。それを考えても、在日の人は、7対3、8対2で、こっちなんだな。

それでも、やっぱり思うよ。辺真一さんも、「“3”か“2”は、向こう」って。慰安婦にしろ、基本条約にしろ、歴史認識にしろ、基本的な部分での認識では、私はどうしても賛同できない。

たとえば、日韓併合に関しても、「歴史に学ぶべき」と辺真一さんは言う。「なぜ、日本の植民地化に入ってしまったのか反省すべき」って言うけど、あの時の朝鮮人なら、併合されるのは悪い選択ではない。事実、そういう勢力は小さなものではなかった。私は逆に、日本こそ、あの時朝鮮を併合したことを反省すべきではないかと思っている。

何れにせよ、ものすごく刺激をいただきました。面白かったです。





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慰安婦『在日の涙』 辺真一

まったく、慰安婦問題では、大統領が変わるたびに新たな対応を迫られるし、そのたびに質が悪くなる。李明博は「わたしはしょっちゅう謝れとは言わない。心からの謝罪こそが真の謝罪で、いやいやながらの謝罪は謝罪ではない」と言っていたとか。

でも、次の朴槿恵は、慰安婦問題で10億円を、日本から巻き上げた。「最終的かつ不可逆的問題解決」というのが条件だったはずだけど、どうやらそれは、「私の在任中は・・・」と条件の付く話だったようだ。

文在寅に代わったら、「国民が納得しない」とか・・・。たしかに大変な国民だからね。

慰安婦問題は、もともと、日本で報じられれたいかさまが元で、辺真一さんは、「日本で報じられた後になって、韓国で運動が始まったことは恥ずべきこと」というが、もともと“慰安婦”で商ってたものはいるわけで、その時も、今も、さかのぼって日韓基本条約の時も、いつでも韓国には春を商う女性がいて、常に彼女たちは外貨を稼いで、国家経済を支えていたじゃないですか。

いったい何を“恥”と受け止めるべきなんでしょう。日本人の恥ずかしい人や新聞がそんなことを騒ぎ出して、いい気になって、それに乗って日本たたきに奔走する姿そのものを「恥ずかしい」というならよくわかります。

たとえば、辺真一さんは、「加害者と被害者の関係があっても、ものごとには“示談”という解決法がある。ところが日韓の間では、示談が成立しない」とおっしゃる。私は、“加害者と被害者”という関係そのものを考え直してほしいところだけど、これまでにも日本は、これを示談にしようと持ち込んだことがある。村山談話を出してアジア助成基金を作ったのなんかはそうだよね。

だけど、だめなんだ。それは韓国人には通用しない。

『在日の涙』    辺真一

飛鳥新社  ¥ 1,300

なぜ、これほどの関係悪化を止められなかったのか 韓国人の誤りを正し、日本人の誤解を解くために
第一章  在日に生まれた宿命ー私の生い立ち
第二章  「反日韓国」への違和感
第三章  竹島問題では「日本の完敗」
第四章  便宜的過ぎる韓国「歴史」問題
第五章  韓国外交はなぜ裏切るのか
おわりに  日韓関係の今後


彼らは、日本人がこの問題を煩わしく思って示談に持ち込もうと一歩引けば、「ほら日本人が自分の非を認めた」とかさにかかって追い落とそうとする。朴槿恵だって、性質的にその一族郎党だけど、弾劾されて、引きずり降ろされると、もう韓国ではみじめなこと。「川に落ちた犬は棒でたたけ」というのが韓国人の行動パターンだそうで、まさに朴槿恵は“川に落ちた犬”のように、国民から棒をもって追いかけられる。

その彼女も、大統領の時は、大きな権限をふるった。韓国の大統領ってのは、すごいんだね。司法まで左右するんだね。書かれたことを読んで思い出した。セウォル号の船長は救出活動を行わずに逃げたんだよね。ひどい奴だけど、船の沈没に直接の責任がなく、“逃げた”ということ自体が問われるのであるとすれば、業務上過失致死だよね。でも、朴槿恵の「殺人行為に等しい」の一言で、一審で死刑を宣告されたんだって。キャー! その後無期懲役が確定したらしいけど。

その事件の時に、朴槿恵が男と一緒にいたんじゃないかという記事で産経新聞のソウル支局長が訴えられた事件だって、まったくありえない出来事でしたよね。元は韓国の新聞の記事を引用したものなんだものね。

慰安婦に戻ると、韓国は20万人って言ってるよね。あれは、大概が韓国人の女衒が親から買い取った娘たちだから、そんなのが20万人もいたら、その親だけで40万人。女衒も入れるとものすごい数の人たちが関わってたことになる。だから、韓国人も本気になって問い直しをしようとしてるわけじゃないだろう。

そうやって、日本を下に見て攻撃すること、そのものが目的であるともいえることなんだよね、慰安婦問題ってさ。

日韓の“ズレ”に関して、面白い調査結果が紹介されてた。日韓併合100周年記念っていうから2010年にでも調べたのかな。日本人には韓国人で、韓国人には日本人で、真っ先に思い浮かぶ人物。日本人の答えの1番は〈ペヨンジュン〉だそうだ。韓国人の答え1番は誰だと思う?・・・〈伊藤博文〉だって。100年をまたにかけた大スターか。





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『「暗黒・中国」からの脱出 逃亡・逮捕・拷問・脱獄』 顔伯鈞

娘が熱を出しまして、孫を預かることになりました。今日、これから、車で娘の家に迎えに行きます。3歳のお兄ちゃんだけなんですが、なにせきかん坊でね。明日の山歩きはあきらめです。

そんなわけで、過去記事なんですが、先日、日本人がシナ当局に拘束されているというニュースがありましたね。あちらの企業から温泉調査を依頼されていた会社の方らしいですね。とても大変なことだと思うんだけど、ニュースが少ないです。忖度か? 日経なんか、ニュース消しちゃったよ。

ちょっとこちらをクリックしてみて。記事が消えてるの。
https://twitter.com/jhfkh1413/status/867820116553064449

  • 中国共産党最高学府・中央党校修士課程で学んだ体制内エリートの卵
  • 北京市通州区人民政府で陳情者の対応を行うが、民衆の要望を反映できない行政に失望し、官を辞し大学教授に転出
  • 人権活動家・許志永(現在投獄中)の主宰する社会改革団体「公盟」に参加
 顔伯鈞の来歴

許志永の新公民運動は、毎月一度、全国各地の参加者たちが現在の社会問題を話し合う食事会を開く行為を中心とした運動で、正面から現体制を否定しない穏健姿勢が支持を集めたようだ。胡錦濤時代は、まだその程度の運動なら目くじらを立てないゆとりがあったんだそうだ。それが習近平時代になると変わる。その程度の運動でも弾圧の対象となる。折から公盟の運動も積極化し、当局と向き合うことになる。主要メンバーに対する拘束が始まり、組織も壊滅状態に追い込まれる。顔伯鈞の身の回りにも公安の影がさす。彼は、逃亡した。
文春新書  ¥ 842

凄まじい人権侵害と闘い続ける若者群像を描いた現代の『水滸伝』
第一章  惶惶たるは喪家の犬の如し
第二章  かくして私はお尋ね者となった
第三章  天津の「出エジプト記」
第四章  イスラーム村と秘密の隠れ家
第五章  貧しきハーケンクロイツ
第六章  家あれども、帰る能わず
第七章  南への逃亡
第八章  ミャンマー、シャン州第四特区軍閥
第九章  東へ西へ
第十章  顔伯鈞、逮捕さる
第十一章  北京第一拘置所獄中記
第十二章  都落ち、再逮捕、そして
第十三章  君子は以て自強して息まず

青竜刀を振りかざしてバッサバッサとやりあうわけではないけど、民を自分の財布としか考えない腐敗官僚を相手に立ちまわるあたり、《現代の「水滸伝」》というのは、さほどオーバーな表現とも言えない。驚くべきはシナという世界には、それを可能とする社会的背景があるってこと。

《人が人として生きる》ってことと国家の運営が同じ方向を向いている社会では、本質的にそんなことはありえない。国家の運営が《人が人として生きる》ことを困難にしているからこそ、梁山泊が意味を持つことになる。
洪武帝1《中国共産党の魔の手の張り巡らされたこの町》と言われただけで、なんとなく分かるな。とても嫌な感じ。シナの王朝には、歴史的に、その嫌らしさがついてまわるよね。弾圧と粛清の背景にあるのは、徹底した諜報と密告。歴代の王朝がごく当たり前に行ったこと。つまり必然ということ。それを組織として確立したのは洪武帝。皇帝直属の錦衣衛を駆使して、死の間際まで功臣を葬り去り続けた。洪武帝

上の二枚の肖像。両方とも洪武帝。「厳粛で端正な顔立ちで、いかにも儒教の理想とする帝王らしい威徳をそなえた」左の肖像は権威を飾るために書かせたもんだうけど、やってることを考えれば右の自画像がピッタリ。実際、「満面あばたで馬のようにあごが発達し、見るから醜悪な人相をしている」醜悪な人相の人物だったらしい。
あっ、毛沢東は福々しかった。文化大革命で、あらゆる人間の絆を断ち切って、子が親を密告するようなことまでさせた。親子に至るまで、人間のつながりを滅茶苦茶にしたこんな奴でも福々しいんだら、案外、洪武帝もにしても、左のような肖像もあながち・・・mou.jpg

逃亡劇に追い込まれていくにあたって、顔伯鈞さんが思い浮かべたのは、“梁山泊108人の好漢たち”、“清朝を打倒するために逃亡を繰り返した孫中山”、“革命を志して国外に逃亡したレーニン”。さすがは中央党校で学んだ体制内エリート。だけど、梁山泊はいいとして、孫文だのレーニンだの、他人の懐に手を突っ込んだまま人生を送って顧みないような人たちじゃないですか。

イスラームの村、ミャンマーの軍閥、チベットとつてを頼っての逃亡生活。ついに顔伯鈞さんは亡命を余儀なくされていくわけだけど、タイに入った彼は、亡命シナ人の人脈を通じて蛇頭の力を借りている。

中国共産党という巨大な組織を敵に回して、手段を云々している場合じゃないのはよくわかるんだけど、だからこそ、私は顔伯鈞さんも含めて、シナ人は怖い。その、“生きる”ことに関する貪欲さが怖い。中国共産党の怖さを思い知らされるとともに、シナ人の懐の深さも思い知らされた本でした。・・・正直な気持ちです。




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韓国人『韓国人による北韓論』 シンシアリー

まだ読んでない、というか、買ってすらないんだけど、こんな本が出てる。まあ、だいたい、内容は想像がつく。朴槿恵が放逐されたこと。そして、文在寅が大統領になったこのタイミングで出た本だからね。当然、朴槿恵を放逐した、そして文在寅を大統領に選んだ国の人。「韓国人に生まれなくてよかった」と、言うことですよね。

まったく同感だな。

大学の時にお世話になった在日の先輩がいる。すでに帰化しておられる。あったときには帰化していた。でも、心は在日で、複雑な人だった。複雑さを吹き飛ばして余りある明るさもあって、私の学生生活は、かなり先輩の放つ光に照らされていた。あの頃、先輩は、明らかに在日朝鮮人として生きていた。

今は、・・・わからない。わからないが、あの人なら、今も周囲を照らし続けていると信じる。人として、すぐれた方だったから。お互いに無知で、あまりにも素直でありすぎた時代ではあったが・・・。

それにしても韓国は、このタイミングで文在寅大統領を出現させるとは、いったい・・・。

扶桑社新書  ¥ 821

望まれる北朝鮮崩壊が実現すると、韓国が核保有国になる・・・同じ穴のムジナ?
第一章  韓国が固執する二つの「国是」ー「反日」と「反共」
第二章  北朝鮮を暴走させる「三つの思想」
第三章  「抗日」こそ北朝鮮の絶対的根幹
第四章  北朝鮮「住民」の知られざる現実
第五章  「崔順実事件」で嘲笑う「左派」
第六章  韓国「安保」が未曾有の重大危機局面に

この本は、《韓国人による北韓論》ということだが、“北韓論”を述べる《韓国人》の何たるかも、同時に語られている。そのすさまじいこと。

2016年、「南北統一はできる限り急ぐべきだ」と思っている国民は、2006年ー28.0%、2008年―25.1%、2013年ー19.0%、2016年ー16.9%と減少傾向。それに対し、「統一を急ぐ必要はない」と思っている国民は、55.2%⇒51.6%⇒55.4%⇒50.8%と大勢を占め、「統一の必要はない」と思っている国民は16.8%⇒23.3%⇒25.6%⇒32.3%と増えているのだそうだ。

な~んだ。シンシアリーさんは、統一は、率直に言って「めんどうではあるが、やらなければならないもの」という認識であると言っているが、それが当然でしょう。へ~、そ~なん。な~んだ。

それなら、日本もそういう前提で付き合うべきだよね。統一が進行している状況にない今の段階でそうなら、実際に、統一に伴う「副作用」が意識されたとき、韓国は本当に“統一”に向かうことができるんだろうか。ずいぶんと「民族の絆」だとかって言葉を聞かされてきたような気がするけど、ふたを開ければそんなもんか。

この本が書かれたとき、金正男は、まだ生きていた。その段階で、もしも中国共産党が妾の子金正恩の首をすげ替えることがあるとすれば、誰よりもまず、白頭山血統を受け継ぐ金正男に白羽の矢が立ったはずだ。

その男は、殺された。今年の、2月13日のことである。

危機が迫っていたのだろうか。そうも思える。中国共産党がそれを決行する前に、金正恩は打って出たのか。

ミサイルの発射が常態化し、“レッドライン”がずいぶんと押し上げられているようにうかがえる。たびたびニュースにその姿を登場させる太った金正恩と、金正恩をたたえて喜ぶやせた北朝鮮人の対比が哀れでならない。




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『韓国人による北韓論』 シンシアリー

《北韓論》ということですが、そこに語られているのは、韓民族の特質であり、それを土台として、韓国人に比べて北朝鮮人がどうか。あるいは、韓国に比べて北朝鮮がどうかってことですね。最近は、韓国のことは、たくさん書かれるようになりましたよね、それも本当のことが・・・。それだけでも、少し前とはものすごい違いですよね。“少し前”って、ほんの10年ですよ。10年前なら、韓国にしろ、北にしろ、まだまだ左翼系の意見が幅を利かしていたもんね。そんな時代の頃から、この間亡くなった渡部昇一さんとか、黄文雄さんとか、呉善花さんとか、いろいろな人の頑張りで今日がある。ありがたい話だけど、実際にはまだまだこれから。本来の朝鮮半島への認識が広がってきたというだけで、何一つ変わってない。

事実、北の核実験やミサイルの発射が頻繁に行われる中、アメリカや中国といった国に挟まれて、北はプレイヤーとして存在しているにもかかわらず、残念ながら、日本は自分のプレイヤーですらなく、自分の運命を人に左右される存在に過ぎない。

・・・ああ、腹立たしい。

著者の本を今までにも読んで、その都度、感心させられることがあった。なにより、一人の韓国人として、現状を甘く考えていないということだな。その点は、日本人の方が甘い。これは今は帰化しておられるが、呉善花さんにも感じたことだ。韓国の、朝鮮半島の現状を、決して甘く考えてない。さらに著者は、韓国人として、これまで韓国人がため込んだつけを背負いこむことを、当然と考えているようだ。

このような言論の場に身を置くことも、つけを背負い込む覚悟の表れなのだろう。

『韓国人による北韓論』    シンシアリー

扶桑社新書  ¥ 821

望まれる北朝鮮崩壊が実現すると、韓国が核保有国になる・・・同じ穴のムジナ?
第一章  韓国が固執する二つの「国是」ー「反日」と「反共」
第二章  北朝鮮を暴走させる「三つの思想」
第三章  「抗日」こそ北朝鮮の絶対的根幹
第四章  北朝鮮「住民」の知られざる現実
第五章  「崔順実事件」で嘲笑う「左派」
第六章  韓国「安保」が未曾有の重大危機局面に


派閥主義は韓国の政治の大きな特徴である。それは韓国人の民族性に食い込んで、取り除こうとすると肉までけずって、命を縮めてしまう。もう、だましだまし、一緒に生きて行ってもらうしかない。

日本人にだって、そういうものはあるよね。よその国の人から、「人目を気にしすぎて個性が感じられない」から直した方がいいなんて言われたとしても、それを削り取ったら命まで落としてしまう。・・・まあ、今は韓国人のこと。

人との争いに勝つことがすべてに優先して、それに勝ったものが正義を独占する。「人それぞれに、さまざまな考え方がある」なんてことは朝鮮人にすれば、考慮の対象にすらならない。“ざまざまな意見” なんて韓国人にはなくて、あるのは自分と同じか、そうでないか。味方か敵かの分類だけで、味方じゃなければ敵である。

自分と敵の関係は相対的なもので、自分の力が衰えれば敵の力が上がり、敵が衰えれば自分の力が上がる。負けを認めることが相手の勝利であり、自分の行いを反省することは、相手にスキを与えることになる。

敵を屈服させるためには、より強いものの力も利用する。ためらいはない。ためらえば、相手がそれを利用する。だから韓国は、常に事大主義に傾く。

韓国人には、必ず国民を反目させる問題がある。反目そのものが目的なのだから、決してなくならない。反目がどれだけ解消されても、必ず最後に残る反目が二つある。一つは北朝鮮との関係、もう一つは日本との関係である。反共の反対には従北があり、半日の反対には親日がある。反共は右翼で、従北は左翼。朴正煕の時のように反共が強まれば従北は弱まるし、金大中の時のように従北が強まれば反共は弱まる。

反共の朴槿恵が国民に引きずり降ろされた今、文在寅左翼政権は、当然のように従北である。反共と従北は、上記のように相対的な問題であるが、反日が親日かは絶対的な問題で、韓国で親日とみなされれば、韓国ではすぐさま排除の対象となる。

派閥主義が韓国人の民族性に食い込んだ血肉である以上に、反日は韓国そのものである。反日を前に韓国は韓国になったし、反日を前に韓国国民は韓国国民になった。反日なくして韓国も、韓国国民も存在しない。

たまには例外もある。でもあくまで例外である。韓国人は反日そのものである。それが韓国人、そして韓国と付き合うことの前提になる。




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朴槿恵(覚書)『韓国人による北韓論』 シンシアリー

朴槿恵が大統領選に勝利したとき、私はけっこう期待したんだ。父親の朴正煕は、特に基本条約締結に際して、日本からずいぶんふんだくった。竹島周辺で日本人の漁民を拿捕しておいて、それを人質にして・・・。だから、憎ったらしい。だけど、愛国者だった。その分推し量れたし、まともだった。まともな大統領が暗殺されたあと、時の経過とともに、韓国はおかしくなって、盧武鉉にいたって極まった。

李明博は後半逃げ腰になって、反日に走った。「朴槿恵でよかった」って思ったら、朴槿恵は最初から反日だった。

呉善花さんが、朴槿恵への期待は、裏切られるし、危険であると言っていた。当初の反日は、深謀遠慮ではとも思ったが、呉善花さんの言うとおり、根っから反日教育で育っていた。

それにしても、韓国国民の朴槿恵への攻撃は、激しかったな。やったことが歴代と比べて突出しているわけでもないのに、というよりも、まともな方のはずなのにね。女ってこともあるんだろうし、何よりも経済が悪いしね。1997年に破産して、持ち直したかと思ったら、リーマンショックで落ち込んで、この間、グローバル化で社会をずたずたに切り裂かれた。人間関係もボロボロにされた。

だから、デモに集まる人たちの楽しそうなこと。みんな、反朴槿恵で集まったときだけ、心からつながることができたんだね。良かったね。良かったね。


『韓国人による北韓論』    シンシアリー

扶桑社新書  ¥ 821

望まれる北朝鮮崩壊が実現すると、韓国が核保有国になる・・・同じ穴のムジナ?
第一章  韓国が固執する二つの「国是」ー「反日」と「反共」
第二章  北朝鮮を暴走させる「三つの思想」
第三章  「抗日」こそ北朝鮮の絶対的根幹
第四章  北朝鮮「住民」の知られざる現実
第五章  「崔順実事件」で嘲笑う「左派」
第六章  韓国「安保」が未曾有の重大危機局面に


この本を読んで、もう一度、反省。呉善花さんもそうだったけど、韓国出身者の方が韓国社会を冷徹に見ている。私も、何の期待もしていないつもりなんだけど、それってプラスでもマイナスでもないということなんだな。韓国出身者は、明らかに、“マイナス”ととらえている。たしかによくわかった。朴槿恵の歴史観は、日本にとって有害だ。韓国にとっても当然有害なんだけど、・・・なんといったらいいのかな。溺れて沈んでいくやつに、足を引っ張られているような感じ。蹴っ飛ばしても、蹴っ飛ばしても、しつこく絡みついてくる。・・・もう、やんだな~

反朴槿恵でデモに集まってきた人たちは、「恥ずかしい」と言っていたそうだ。「こんな朴槿恵のような大統領で恥ずかしい」って。みんなニコニコしながらデモに参加して、小さい子供を連れた人もいて、「生きた民主主義を教える教育の場」だって。

ビックリしたのは、とある日の帰りの車の中で、文化放送を聞いていたら、出演者が、韓国のそんな様子をたたえていたことだ。「韓国人にできることが、なぜ日本人にできないのか」って、その人は、日本人を嘆いていた。

あの時の朴槿恵の支持率は5%。安倍政権の支持率は60%を越えていて、「韓国でできることが、日本でできなくて恥ずかしい」って、馬鹿じゃないのかな。きっと、安倍政権を支持する“日本人”を馬鹿だと思ってるんでしょうね。だから、「恥ずかしい」と。

いったいあの時の韓国のデモの、どこが“誇るべき民主主義”なんだろうか。

考えてみれば、セウォル号のあたりには、完全におかしくなってた。“朴槿恵が悪い”ってなれば、韓国人は、全部、そこが出発点になるんだよね。朴槿恵が悪いから、日本がのさばる。朴槿恵が悪いから、北が悪さをする。朴槿恵が悪いから、“中国”が怒る。朴槿恵が悪いから、セウォル号も沈んだ。朴槿恵が悪いから、親父も悪い。朴槿恵が悪いから、右派も悪い。

ということで、左翼の文在寅政権が誕生したけど、いずれ、行き先は同じ。いやいや、悪くすりゃ、北行きか?

・・・北帰行? ♫ 窓は、夜露に濡れて・・・♫ そんな、歌ってる場合じゃないよね。




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『孔子を捨てた国』 福島香織

ほぼ同時に読んでたもう一冊の本が、福島香織さんと高山正之さんの『アメリカと中国が世界をぶっ壊す』だったからね。内容が入り混じっちゃって、・・・もう大変。

改革開放の始まった頃、シナのどこの駅だったか、発車間際の列車に、シナ人が取りすがる。列車の窓越しに、日本人に何でもいいから売りつけようとしているのだ。「シェンイェン、シェンイェン」と、それこそ自分が持ってきた商品を窓から日本人に投げつけようとする勢い。知り合いの女性は、刺繍のハンカチを3枚買おうと千円札を出したら、シナ人の女が、それをひったくって、ハンカチを渡さずに走り去ったと怒っていた。

その方のご主人、私の先輩は、12・3センチの孔子像を買った。窓越しに交渉して、+もう1体、2体の孔子像を千円で購入した。先輩は、それを日本に持ち帰り、地元の骨董商に、1体10万、2体20万円で売りさばいた。それを見た友人のM氏は、シナ旅行の代金を埋めて余りある先輩の商法に感動し、「かくありたい」と念じたようだ。

まもなく、M氏はヒロ・ヤマガタのシルクスクリーン2点を、200万で購入し、「近いうちに倍の値段で売れる」と豪語した。「もし値が下がっても、元値で引き取ると画廊が言ってた」と、分けの分からないことをほざいていた。たしか、アトランタオリンピックの頃の話だと思う。

先輩によれば、孔子像は、ごく新しいものを、しばらく土の中に埋めて、古っぽく装ったものだそうだ。すでにあの頃、シナは、《孔子を埋めた国》だった。

『孔子を捨てた国』    福島香織

飛鳥新社  ¥ 1,300

副題は《現代中国残酷物語》 シナ人が孔子を捨てると、どんな国が出来上がるのか
第1章  虐げられる女性と子ども、高齢者の人権
第2章  司法が人民に牙を剥く
第3章  政治権力闘争がすべて
第4章  環境汚染とマスメディアの暗黒
第5章  凶悪事件・重大事故続発の酷薄社会
現代のシナ人と、孔子の時代に同じ領域に生活したものとの間には、何のつながりもない。何より民族が違う。生活様式が違うし、言葉が違う。ものの考え方も、行動様式も、比べることが馬鹿馬鹿しいくらいに違う。何の関係もないということだ。ただ、ここに生きているということを除いては・・・。

しかし、それがすべてなのかもしれない。ここに住むということが、ここに住むものに、そのような生き方を強いるのだ。だれであろうが、そこでは、そういった生き方以外はできなくなるのだ。

こうまで民族が入れ替わり、そのたびに断絶し、失われ、ぶった切られながら、ただ、無意味に王朝の交代だけを繰り返す。延々と同じことを繰り返す。もはや、“領域”が、それを強いているとしか、捉えようがない。

・・・読めば分かる。孔子はすでに2500年前に呆れたのだ。巧言令色ばかりで、やってられなかったに違いない。ここに住むということは、だまし、出し抜き、あざけり、踏みつけにする。だから、論語の言葉は力を持ち、輝きを放つのだ。

全編を通じて、絶望的な状況が語られている。この国が、未だにもっていることが不思議だ。おそらく、それは規模の問題なのだろう。大木は倒れるときも時間がかかる、ということだろう。この国には、もう先はないと考えられていた胡錦濤の時代と比べると、最近の様子は、目に見えて傾くスピートが上がって、いよいよ《ドスーン》と大地をゆるがせそうな状況と考えて良さそう。

最終章で紹介されるシナの現状は目を覆うばかりだ。同時に、分かったことがある。この国は、文化大革命の時に、実は終わっていたのだ。“捨てた”もなにも、この国の人々が、孔子を抱いていた時代など、今も、そして過去にも、一度もありはしないのだ。

息子が、仕事で上海に研修に行くという。・・・

そうそう、久々に友人のM氏と飲んだ。聞けば、あのヒロ・ヤマガタは、いまだに居間の壁に飾られているという。




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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本










































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