めんどくせぇことばかり 本 環境

『樹木の名前』 高橋勝雄 永野伸江

この間、というのは3月24日の土曜日ですね。その日に官ノ倉山っていう埼玉県小川町の奥にある山に行ってきたんです。山から下りて、小川町駅に向かって歩いている途中の里山はとてもきれいだった。一緒にいたI川さんという方が、「こんな時に花の名前が分かるといいですね」と・・・。同感です。その時、目についたのは草花ではなく、梅、桜、・・・あとは名前が分からないけど樹木でした。そういうわけで、この本です。値段が高いけど、里山の美しさを理解したい一心で購入しました。

そんな事情で、衝動買いに近い買い方をしてしまいました。大方の衝動買いが後悔の前触れである通り、今回も・・・。とはいえ、何せ私にとっては高額商品の購入ですから、何としても無駄にしたくありません。「よし、これもって山に登ってやる」って思ったものの、高額の上に、重いんですこの本。・・・それだけ充実してるってことでもあるんですけど・・・。

その重い本をペラペラめくって見ていたら、家の庭先にあるのと同じような葉っぱが載ってました。さすがにそれは、こんな本に頼らなくても知ってました。ギザギザ葉っぱの柊です。・・・でも、この柊の花は白い。うちのは今、黄色い花がついていたような・・・。

それは、ヒイラギナンテンという種類のものでした。普通の柊と違って、葉がナンテンのように傘状に広がってつくんですね。また実がナンテンに似ているとも・・・。植わっているのは北東、丑寅の方角ですね。鬼門です。あちらの世界から魔物が入ってこないようにヒイラギの葉のとげとげで塞いでいるのです。さらにその上、ナンテンで難を転じれば鬼に金棒、いやいや鬼が入ってきちゃ困るんですって。

鬼は丑だから角が生えていて、寅だから縞々パンツ。はいても、はいても、すぐ落ちる。

『樹木の名前』    高橋勝雄 永野伸江

山と渓谷社  ¥ 4,104

なんだか心に留まった花の名前、樹木の名前が分かったら、外歩きはもっと楽しい
樹木の名前を覚えたり観察に役立つことはもちろん、街歩きや野山散策もいっそう楽しくなる図鑑です。
街中から野山で見かける約700種の樹木の和名の由来と見分け方を解説。
植物の和名には、現在は馴染みのうすい昔の生活用品、生活文化、身近な動植物などが関係しています。
本書では、どうして植物にこの名前がつけられたかを写真やイラストを交えて分かりやすく紹介。
さらに、野山で間違えやすい種類との見分け方も解説。


この時期の里山は、遅めの梅と早めの桜、主役はやはり花桃ですね。色だの花びらだのは、改良されて多種多様。私は埼玉県の東松山ですが、この間、というのは3月27日ですが、その日に歩いた毛呂山の阿諏訪地区は1週間もすれば、きっと桃源郷に変わる気配。鎌北湖から下りてくる道はもっと早いかな。

奥武蔵の里山は、今、彩り豊か。

山と高原地図の《奥武蔵・秩父》で、毛呂山町の奥の滝之入地区には《3月下旬桃源郷》と書いてある。だけど、ここだけじゃなくて、この時期は笠山から皆谷に下りてくるあたりとかも、うっとりするほどきれいだしね。日高の巾着田は一面に菜の花の黄色が広がって、同時に桜の花吹雪。

そのあとはツツジ。この間登った人があまり寄り付かないツツジ山は、その名前に恥じない姿を見せてくれるでしょうか。行ってみる価値はあるけど、ちょっと身体にこたえる山なんですよね。

うちとお隣の鈴木さんを隔てる垣根は、ずっと長く椿だと思い込んでいた山茶花。首から落ちる椿と違い、山茶花は花びらで散るなんてことも知らなかった私です。なぜかそこに一本だけ混ざっている山椒の木。植木屋さんのいたずらかな。気がついたのは、ほんの数年前。以来楽しませてもらっています。

庭木だけでも、案外楽しめそう。だけど、まだまだこの本の代金にはまったく追いつけていません。とはいえ、山にかついで行かなくても、車に積んどけば、あちらこちらで連れ合いと楽しめそうな予感はあるんですけど・・・。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『寄生虫図鑑』 大谷智通

そうだなぁ。蟲に食われて死ぬのはいやだなぁ。

生前、父が、「自分が死んだらあとはどう葬られようとも文句はない」って言ったことがあって、姪、父からすれば孫にあたるが、「おじいちゃん、コンポストでもいい?」って聞いたんです。コンポストの中は、蟲がいっぱいで、何でもかんでもすぐ肥料に変えてしまいます。父はしばらくの沈黙ののちに言いました。「あそこだけは勘弁してくれ」

子どもの頃の通信簿が実家の引き出しから出てきたことがあって、連れ合いや子供に見つからないように隠匿しました。
検査後でこそこそ隠れてみてみると、当時の通信簿にはギョウチュウ検査の結果が書かれていて、私は小学校の1年生から6年生まで、毎年陽性というハンコが押されていました。・・・この本ではギョウチュウ検査が義務付けられていたのは小学校低学年とあるが、義務でなくてもやってたってことかな。

以前の職場でお世話になった北島さんと言う北海道出身の方がいて、その話をしたところ、「小学校の頃、消しゴムを借りようと前の席の子の背中をたたいたんだそうです。その子が振り返ると、その子の鼻の穴からカイチュウが出てきた」と言う話をしていたんですが、・・・本当でしょうか。疑ってはいけません。北島さんは嘘を言うような人ではないんです。

北海道おそるべし。


『寄生虫図鑑』    大谷智通

講談社  ¥ 2,484

衝撃の寄生虫50種類が登場 この世界に存在する“隣人たち”の奇妙な生き様
環形動物
扁形動物・鉤頭動物
線形動物・類線形動物
節足動物
刺胞動物
原生生物
植物・菌類

この間の読売新聞で、川に飛び込んで自殺するカマドウマの話を読みました。寄生しているのはハリガネムシ。水の中で生まれるんですってね。水の中でボウフラやヤゴに食べられて、これを一次宿主にする。ハリガネムシは、そのお腹の中で寄生した宿主がカマドウマやカマキリに食べられるのを待つんだそうです。そしてめでたくカマドウマやカマキリに食べられると、そのお腹の中で、最終宿主からもたらされる栄養を横取りして、30cmにも成長するんだそうです。

成虫まで成長したハリガネムシは、もう交尾するまで栄養を取る必要はなくなります。そう、水の中に行くのです。何をするのかというと、なんと宿主の行動を操るのです。水辺まで向かわせ、さらに虫にとって致命的となる水へのダイブをさせるのです。

そう言えば、小学校の頃、夏の終わり際のプールには、よく昆虫が死んでいた。

んんん、どうしよう。この本の中から、もう一つ紹介したい寄生虫がいるんだけど、すごすぎるんです。その名も、“エメラルド・ゴキブリバチ”。この蜂は、生きたゴキブリを幼虫のエサにして繁殖するんだそうです。

まあ、相手がゴキブリと言うことで、少々すごい話でも構わないって人もいるかもしれませんが、これはすごすぎるんです。決めました。ここでは最小限の紹介にとどめます。

エメラルド・ゴキブリバチは、ゴキブリを二度刺すそうです。一度目は胸のあたりを刺して動きを止める。二度目は正確に脳に針を打ち込むんだそうです。脳に針を打ち込まれたゴキブリは、もうエメラルド・ゴキブリバチの思いのまま。注入する毒の量を加減して、ゴキブリを生かさず殺さず、あんなことやこんなことをして、むさぼり尽していくんだそうです。

ああ、いくら何でも、ゴキブリが哀れ過ぎます。涙を禁じえません。
キューピーさんのペッタンシールが出てくる前は、検便だった記憶があるんです。母からこれを検査して子どもたちの健康を守る偉い先生がいるという話を聞いて、そういう人にはなりたくないので、勉強はほどほどにした方がいいかもしれないと思ったものでした。

いろいろ記憶が交錯して、あいまいではあるんですが・・・。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

ロイコクロリジウム『寄生虫図鑑』 大谷智通

昨夜のことです。「すごい。すごいよ」と言いながら、私は連れ合いに襲いかかるように・・・、あれです。そりゃ確かに無理やりだったかもしれません。でも、それで連れ合いも喜んでくれると思ったんです。いや、とにかくすごいんですから。恥ずかしながら、まったく知らない世界でした。ページをめくるごとに、快楽の大波小波が押し寄せるんです。こんな世界があるとは、本当にびっくりです。

いや、ですから、この本の話をしたわけです。この『寄生虫図鑑』、じゃなくて『寄生蟲図鑑』ですね。虫が三つの蟲。たしかに配慮が足りませんでした。もともとが、虫嫌いの連れ合いですから。ゴキブリでさえ、符丁でしか表現できない始末ですから。そんな連れ合いに虫が三つの蟲の話をしちゃったわけですからね。

今朝、連れ合いは恨みがましそうに起きだしてきました。どうやら、夢を見たようなんです。虫、いや、蟲の。で、あまりの悪夢に目を覚まして、そのあと眠れなくなったようなんです。

可哀そうなことをしました。

まだまだ、最初の数ページを読んだだけだったんです。にもかかわらず、大興奮してしまいました。そして思わず、連れ合いに襲いかかるように・・・、しつこいですね。誰かに話したくてたまらなかったんです。そこに、たまたま連れ合いが居合わせたと、一応夫婦ですからね。そういうことなんです。

なんの話をしたかと言うと、ロイコクロリジウムの話をしたんです。


『寄生虫図鑑』    大谷智通

講談社  ¥ 2,484

衝撃の寄生虫50種類が登場 この世界に存在する“隣人たち”の奇妙な生き様
環形動物
扁形動物・鉤頭動物
線形動物・類線形動物
節足動物
刺胞動物
原生生物
植物・菌類


うわ~。ネットで写真を出してみたら、たくさん出てきた。気持ちわり~。今夜は私が夢を見そう。どどど・どうしよう。

ロイコクロリジウムと言う寄生虫は、最終的には鳥に寄生してその体内で成虫になり、直腸に吸着して栄養を吸収するんだそうです。そして、やがて卵を産み、鳥の糞とともにその卵が排泄されて、その糞をカタツムリが食べる。

つまり、カタツムリを第一次の宿主にするんですね。卵としてカタツムリの体内に侵入し、その中で付加して幼虫になる。ロイコクロリジウムの幼虫はカタツムリの体を乗っ取って、ゾンビにしちゃうんですね。

鳥と言えば、カタツムリにしてみれば天敵。鳥に見つからないようにすることは、カタツムリを構成するすべての細胞の至上命題。普段は絶対に見つからないように、葉っぱの裏に隠れたり、暗い、ジメジメした場所にいて外に出ない、・・・はず。

にもかかわらず、ロイコクロリジウムの幼虫に脳を支配されたカタツムリは、まるでゾンビのようにふらふらと木に登り、明るく、目立つ葉っぱの表面に移動してしまう。

のみならず、カタツムリの触角の中で伸びたり縮んだりして、鶏の大好物である芋虫のようにふるまうんだって。

もちろん、鳥がこんなおいしそうな餌を見逃すはずもないんです。・・・ああ、可哀そうにカタツムリはまんまと鳥の餌食、・・・というよりも、怖いのは鳥よりもロイコクロリジウム。

そんな話をわたしから無理やり気化された連れ合いは、どんな夢を見たのでしょう。蟲に身体を乗っ取られた夢でしょうか。その場合、蟲はどこから連れ合いの体に侵入したんでしょう。・・・ちょっと興味がありますが、そんなこと聞いたら、どんな目に合されるか。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『里山さんぽ 植物図鑑』 宮内泰之

また、買ってしまった。・・・と言って、後悔しているわけじゃあないんです。どちらかと言えば、「今年こそ、この本で、少しは草花の名前を覚えるぞ」と、意欲に燃えているんです。

ただ、去年の今ごろも、そんなことを考えていて、同じような本を買ったことも事実なんです。そして、ほとんど何一つ、新しく覚えた花はないんです。

でも、春先のちょうど今頃、梅が咲きだそうかって頃になると、里山だとか、河原の土手だとかに出かけたくなるんですよね。そこで愛らしい花を見つけたりすると、この年になってもその花の名前を知らない自分が、どうしようもなく情けなくなるんですよね。そこで、こういう本に手を出すことになるわけです。

同じことの繰り返し?

それが違うんです。今年の私は少し違うんです。

今までの私は、その名前を知って、できれば食ってやろうと、・・・食おうとしてたんですね。だから選ぶ本も、自然と『おいしく食べる山菜・野草』とか、『食べる野草図鑑』とかに傾いていたわけです。今年の私は、その思いを捨てます。「食おう」としない。

里山や河原の土手を歩いていて、「ああ、お前の名前は・・・だね」と、「昔の名前で出ているんだね」と、純な気持ちで語りかけようと思っているわけです。



成美堂出版  ¥ 1,512

芽吹いたばかりの植物が、やがて花をつけ、さらには実を結ぶ 何度も足を運ぼう
植物の基本
草花図鑑
樹木図鑑
里山さんぽに出かけよう


素人には、豊富な写真は絶対必要。だけど、それだけじゃあないんだよね。土の質や、日当たり、他の植生によっても、茎の長さや花の大きさ、それから色なんかも微妙に違ってきますよね。だから、写真で見ると、同じものとは思えないような場合もある。

その点、この本には、花や葉の見た目だけじゃなくて、その草花の特徴的な部分をイラストで紹介しているんですよね。たとえば、カラスノエンドウの種のつき方。ヘビイチゴの表面のぶつぶつ。ユキノシタの根の伸ばし方。ツユキサの花の構造。そういうのがイラストで描かれてるから、観察さえすれば間違えようはない。・・・たぶん。

この間、川原の土手を歩いていて、オオイヌノフグリが咲いているのを見つけた。その日はほんの二輪だったものが、二日後に同じ場所を通るとたくさん咲いていて、とてもうれしかった。本当に、種子の形がワンコのタマタマの見た目に似ているから、そういう名前がついたんだって。ワンコの“フグリ”がイラスト化されているのがおかしい。

樹木の方は、いったん覚えてしまえば、その場所を動くことはないですからね。それだけに、毎年決まった季節にその花や実二であえるのは、とっても嬉しいものですよね。

逆に、去年まではあったはずのものが、今年はなくなっていたりすると悲しい。昨年、かつてあったはずの場所にネコヤナギがなくてとても悲しい思いをした。春先に、川っぺりでネコヤナギの冬芽にであえると、なんか暖かそうでね。嬉しくなるのにね。

じっくり見ておいて、今日も河原の土手を歩いてみよう。もしかしたら、昨日は見つからなかった春の気配に触れられるかもしれない。ついでに、そろそろ土筆だの、フキノトウだの、食えるものが出てくるかもしれない。・・・ついで、ついでですよ。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『楽しい川遊び』 伊藤匠

このNEW OUTDOOR HANDBOOKのシリーズは面白そうですね。ちょっと前に『焚き火の達人』っていうのを読んで面白くてね。そしたら、もっと前に出た本の中に『楽しい川遊び』というのがあることを知って、買ってみました。

川遊びは、子どものころから大好きです。私が生まれた家からほんの30mほどのところに押掘川という川が流れていて、子どものころはきれいな川でした。その後、あちこちの川と同じ運命をたどることになります。そのことも書いてありました。川の壁をブロックで固めて生活排水を流したんですよ。あぶくが浮いて、水がよどんでね。いやだったな~。

監修の伊藤匠さんは、「日本は川天国」って言います。「日本人ほど川の恩恵を受けてきた民族はいない」って。たしかにそうですね。でも、高度経済成長期に、日本人にとっての川って、その存在価値が変わっちゃったんだよね。経済性や効率ばかりが優先されて、河川改修ってなのもとにただの排水路になっちゃった。それもだいぶ見直されて来たみたい。最近、また水自体はきれいになってきているみたいですね。

その川は武甲山から流れてくる川で、よく遊んでました。ゲンゴロウだの、タガメだの、めずらしいという意識すらなかったですね。水の中を泳ぐネズミのような動物も見たことがあって、人に言っても信じてもらえなくて困りました。

小学校3年の時に、一人で遊んでいて岩場から落ちて大けがをしました。なにしろ顔から落ちて上前歯全滅でした。死んでてもおかしくなかったですね。

小学校の高学年からは浦山川まで足を運んだ。浦山川と荒川のぶつかりが格好の遊び場で、夏場は多くに人でにぎわってましたね。家族の夕飯のおかずになるくらいの魚はつって帰ったですね。


『楽しい川遊び』    伊藤匠

地球丸  ¥ 648

川は、遊んでいいところ 魚を追いかけ、潜って、飛び込んで、流されていいところ
第1章 川は最も身近な「遊び場」
第2章 川のことを知ろう
第3章 川に入って遊ぶ
第4章 水辺の生きものの捕獲・観察・飼育
第5章 CWPが選ぶ「全国の遊べる川25」


Q1 川で遊ぶのに許可はいる?
Q2 立ち入りが制限されている川もある?
Q3 川にボートやカヌーを浮かべても大丈夫?
Q4 川で釣りをするのに許可はいる?
Q5 釣り以外の方法で魚を捕まえるのに許可はいる?
Q6 魚以外の生きものは自由に捕まえていい?
Q7 外来種の生きものを捕まえたら?
Q8 川原や河川敷でのキャンプやBBQに許可はいる?
Q9 透明な水はきれいで、濁っていると汚いの?

《第2章 川のことを知ろう》の最初にこんなQ&Aがあります。すごいですね。本当に川から遠ざけられちゃってたんですね。私は子どもが川から遠ざけられるずっと前の世代だから、川を見るとウズウズを止められない方ですね。だから、大けがもしたわけですけどね。

自分の子どもにも川遊びさせたけど、ちょっと遠慮気味だったなぁ。もっとやらせてもよかったなぁ。子供の頃の押堀川だの、浦山川だのと、きれいな川の記憶が頭にありすぎて、きれいな川を求めて遠出をする羽目になりました。川に行くこと自体が一仕事になってたんですね。だから、たまにしか子どもを川で遊ばせられなかった。近くの川に目を向けるべきだったなぁ。反省だなぁ。

反省しつつ、還暦近いジジイではあるが、近くの川に遊びに行ってみよう。

「川で遊んでもいいの?」っていう人がいたら、ぜひこの本を手にとってほしいな。そして、本書にも紹介のある、埼玉県の都幾川あたりの河原でお会いしませんか。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『季節の生きもの 観察手帖』 自然観察大学

立春の日に買ってきました。

2月3日の節分と言っても、連れ合いと二人きりだと豆をまく気にもなれず、せめて歳の数だけ豆でも食おうかと思ったけど五十数個より分けるの思うとバカバカしくなってやめました。

熱~いお茶を入れてもらって、その中にいくつか炒った大豆を入れてね。大豆の香りを楽しんだだけ。壁にある、息子が幼稚園の時分に、一緒に作った鬼の面を見たらよけい寂しくなってしまった。

・・・いかん!こんなことでいかん❢

いつかは一人になるかもしれないってのにね。いつか一人になったとしても、死ぬまではしっかり生きないとね。

「土に根を下ろし 風と共に生きよう 種と共に冬を越え 鳥と共に春を歌おう」

『天空の城ラピュタ』の中の、シータのセリフですね。・・・私もそうしようと思ってね。



全国農村教育協会  ¥ 2,700

自然を愛し、季節とともに生きる そんな豊かな日々を楽しむために
春  立春 雨水 啓蟄 春分 清明 穀雨
夏  立夏 小満 芒種 夏至 小暑 大暑
秋  立秋 処暑 白露 秋分 寒露 霜降
冬  立冬 小雪 大雪 冬至 小寒 大寒


かなりの期間、自然に目を向けることもできなかった。何とか散歩に出ても、足の痛みにばっかり神経が行ってしまってね。歩くことだけに必死になってたら、まわりに目を向けるなんてできるわけないですよね。

手術から1年、山登りも再開したけど、つくづく、痛くないってことは、本当にありがたい。花が咲いたとか、虫が鳴いたとか、鹿が近くにいるとか、そういうことを感じるって、とてもワクワクする。もちろん、山だと、同時に怖いってこともあるけどね。怖さが感じられるから、その分、ありがたさもひとしおだよね。

この本は、題名のとおり、『・・・観察手帖』です。二十四節気、七十二候に合わせて、その頃になにが見られるか。どんな季節の変化が感じられるのかが簡単に記されていて、日ごとに自分の観察記録を書き入れることができるようになっています。

たとえば、2015年の2月4日には、群馬県太田市にある“ぐんまこどもの国”ではおおいぬのふぐりが開花したそうです。今年、私の周りの2月4日は、・・・。寒くて寒くてたまりませんでした。日陰には、まだ1月23日の雪が残ってました。

とりあえず、そんなことを書いておきました。

2月13日、川越の小畔川という川のほとりを歩いていたら、川沿いに飛ぶ、こぶし大の鳥を見かけました。青くてきれいな鳥。カワセミだと思います。そんなきれいな川じゃないのに、いるんですね。

今、外を歩くたびに、ひばりの声を聞き逃さないように意識しているんですが、残念ながらまだです。北陸では14日に春一番が吹いたそうですね。こっちもそろそろかな。

立春にこの本を手に入れたってのは、なにより最高のタイミングでしたね。小さいことを見逃さないように歩いてみたいと思います。・・・たとえ、一人でもね。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『世間のカラクリ』 池田清彦

単行本で出たのが2014年の9月、文庫になったのが2016年の11月。タイムリーとはいいがたいが、書かれていることに、それほど古さは感じない。

糸魚川の火事は大変だった。この間、被災者に対する《住民説明会》が行われたというニュースを見た。「火災の広がりをなぜ防ぐことが出来なかったのか」とか、「がれきの撤去費用は行政が全額を負担してほしい」とか、「自分が聞きたかったことと市の説明や回答には隔たりを感じた。再建に向けた迅速な対応を期待している」とか、・・・。

気持ちはわかる。言うことによって、気持ちが晴れることもある。

人間は、生きている以上、ある程度の不幸は避けられない。“程度”っていうのは人によりけり。それに、生きている以上、ふつうは死ぬ。著者の池田清彦さんは科学者だから、その辺、細かいところまで厳密に切り込むけど、別に科学的に考えなくても不幸は起こるし、死ぬときは死ぬ。

後半では、健康や“がん”についてページがさかれている。たしかに“がん”で健康を損ない死ぬ人が多いのだからおかしいわけじゃないんだけど、私に関していえば、そういったことにこだわることの方が煩わしい。中に、「虫取り」に行って、70歳手前で亡くなった方のことが書かれていたが、理想的だ。

凶悪犯罪、イルカ漁、大麻取締法。切り込み方が気持ちいいですね。バッサリって感じでね。でも、日本がアメリカの51番目の州になるって話はありえない。《中国の脅威がなくなること、アメリカの政策について内部から意見が言えることがメリット》って言うけど、日本の人口は1億2000万人もいるんだからね。日本も日本じゃなくなるかもしれないけど、アメリカもアメリカじゃなくなるよ。日本が抱える問題は小さくはないけど、ちょっと、債務問題に関してはどんなもんかな。

『世間のカラクリ』    池田清彦

新潮文庫  ¥ 529

不都合な事実の数々に鮮やかに切り込む痛快サイエンス時評
Ⅰ 社会的な病気と政治的なウソ
Ⅱ ウソが通って事実が引っ込むー環境問題という病
Ⅲ 健康と生命をめぐる病的なまでの欲望
Ⅳ 現代最大の病気「がん」についての妄信


民主主義を後生大事にする風潮には、私も辟易。《民主主義は最悪の政治といえる。これまで試みられてきた、民主主義以外の全ての政治体制を除けばだが》ってのはチャーチルの言葉。それしかみんなを納得させる方法がなかったっていう、不幸な方法に過ぎないんだ。

民主主義が幅を利かす世界で今、《世界全体で今世紀後半には、人間活動による温室効果ガス排出量を実質的にゼロにしていく方向》が多数意見となった。パリ協定ね。“人間活動による温室効果ガス排出量をゼロ”にすることによって、世の風潮をそちらに進めることによって利益を得ている人が、多数を占めたんでしょうね。

ここでは“温室効果ガス”って言ってるけど、“二酸化炭素”の排出をゼロにできるって本気で考えてる人が、どこにいるの?わかっててそう言ってるところがひどいよね。

池田先生は、タバコを吸う人がどんどん減ってるのに、肺がんになる人はどんどん増えている。肺がんの主な原因はタバコじゃないことは明らか。たぶん大気汚染って言ってる。犯人は自動車?シナから飛んでくるPM2.5?

都市部の温暖化はヒートアイランド現象。自動車作りは、あの熱エネルギーを外に逃がさない工夫をするんだね。ハイブリッドなんかより、そっちの研究すればいいのにね。

でも、ヒートアイランドは別にして、ここのところ温暖化してないってのは、もう確実なことですよね。寒冷化してるんですよね。

池田先生が心配してた。
そのうち、寒冷化が進んでも、CO2削減政策をシステムとして組み込んでしまった社会は、温暖化するためにもっとCO2を出しましょうという話には絶対にならない。どうなるかというと、狡猾な科学者がある条件の下ではCO2の増加は寒冷化するというコンピュータ・シュミレーションを考えだし、現在の地球はこの条件に当てはまるので、このままでは地球は氷河期になるのは必然だ。皆さんもっと、CO2を削減しましょう、という話になるよ。まあ、そうなる前にIPCCは崩壊してほしい。
本書p79

残念ながら、IPCCは、もう言い出しました。おそらく、池田先生がその心配を書いてそんなに立っていないうちに・・・。

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5 次評価報告書では、現在、海洋は産業活動により排出された二酸化炭素の約3 割に相当する量を吸収する、重要な吸収源となっており、海洋酸性化を引き起こしていることが示されました(参考1)。このまま大気中への二酸化炭素の排出量が増加し続ければ、海洋が二酸化炭素を吸収する能力が低下し、地球温暖化の進行が加速されることが懸念されています》ってさ。端っから目的ありきの研究だから、なんとでも言って、実証なんてこれっぽっちもする必要ないんだからね。悪い奴らだよね。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『自分で天気を予報できる本』 武田康男

高校1年の時に、天気図書いてたんだよね。毎日。授業が終わったら、まあ、山岳部の練習で走りに行くの。秩父高校なんだけど、秩校から秩父橋渡って23番音楽寺。橋から音楽寺では上り坂ダッシュ。橋に戻って、長尾根に沿って24番法泉寺。札所めぐりみたいね。ここが100段を超える石段の上にあって、山岳部の練習のためにあるような寺だった。階段ダッシュしたり、肩車して登ったり。そうそう、下りダッシュっていうのもやった。で、5時位に上がって、1年生は5時から天気図書きをするの。

タイマーで、4時からの、NHK第2放送の気象通報を録音しておいて、それを聞きながら天気図を書く。最初は、各地点のデータをメモしていって、20分の放送が終わってから地図に書き込んでいって、なんとか仕上がるのが6時過ぎ。先輩たちは、お茶沸かしたりしてるんだよね。

目標は20分の放送を含めて30分で仕上げること。データを直接地図に書き込んでいって、放送が終わったら、そのまま高気圧、低気圧を決めて、前線込みで等圧線を引く。もちろん、山に行って、自分たちで天気を判断して、予定が立てられるようにね。

わりと上手な方だったんだけど、それで得意そうにしているやつが、天気図係にされるんだよね。私は、みんながもっと嫌がる食当に志願してましたけど。天気図係は、上級生になると、天気予報に責任を持つ立場になるから、かなり真剣に天気の勉強してた。私がカレー作ってるときにね。

中経の文庫  ¥ 600

天気予報だけではわからない、急な激しい雨・雷も察知できる
第1章  晴れを教えてくれるのは、どんな空?
第2章  この雲が見えたら、明日は雨?
第3章  空の色と光から、天気の変化を読む

子供の頃は、武甲山が雲で見えなくなれば、すぐ降った。頂上付近に帽子のような雲が出ても降った。そんな予測方法は、どこにでもあったでしょうね。

それがなくても、この本があれば大丈夫。小さな文庫本だけど、写真が一杯で、写真に直接矢印や、書き込みがあって分かりやすい。この雲の動きが見られれば、もうすぐ降るってことが、本を見ながら直接確認できる。《飛行機雲が短く消えれば晴れ、成長したり、長~く線を引いていけば雨》なんてのは誰でもわかるところ。《レンズ雲が単体ならもつけど、団体だと低気圧の接近している証拠》なんてのも分かりやすいし、ぜひ確かめてみたいな。

《雷との距離》は、もう癖になってる。どこかで光ったら、無意識に、「1・2・3・・・」って数えてる。1秒で340m、3秒で1km。一度、奥秩父でうっかり雷雲に包まれて、怖い思いをした。明らかに避けることの出来る危険だった。常念に登ってるとき、自分の頭の上は晴れてるのに、向こうの方にある雷雲から、雷が横に走った。心の底からビビった。

面白いよ、この本。《電車の音が近く聞こえると雨》・・・懐かし~。《鳥は風上を向く》って、面白いけど、風向きくらい、吹かれてりゃ、自分でもわかる。ハハハ、ぜひ、手にとって、写真と頭の上の天気を比べてみてね。
仕上がった天気図を先輩に見てもらって、OKでないと終わらないんだよね。ダメだされると、やり直し。毎日、けっこう、必死で天気図を書いたから、食当の私でも、けっこう天気には敏感になったね。

30半ばまでは山に行ってたから、勘も良かったよ。なんとなく、風の吹き方とか、空気の湿り気とか、匂いとかで、降るか、降らないかくらいは、けっこう予測できた。連れ合いに頼まれて予報して、まず外れることはなかった。・・・洗濯物を、干しっぱなしでいいかどうかってレベルの問題だけどね。

最近の天気予報みてると、天気図を出さないんだよね。あれは、本当にストレス。天気図を見せてくれないと、予報士の予報の根拠が不明で、それを確かめるすべもないんだからね。天気図は、出してもらいたいな。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『地球はもう温暖化していない』 深井有


昨日、十二月三日は秩父夜祭り。故郷の祭りです。これで秩父は、本格的な冬を迎える。寒いんだよ~、秩父の冬は。
十八で秩父を出て、もうすぐ四十年になるけどね。

最後の最後、屋台が秩父神社に帰るところまで見届けたのは、もう三十年前だな。あれ以来、お祭りの最後まで見届けたことないんだな。夜中過ぎまでかかっちゃうからね。あの時は寒かったな~。

あれから何度かお祭りに行ったけど、あんなに寒いことはなかったな。でも、どうやらあと十年ほど生きてれば、あんな寒い夜祭が体験できそうだ。・・・このお祭りは、寒いに限るんだよね。
平凡社  ¥ 820(税別)

えっ❢ もう、時価になってる? 出たばっかりの本だよ。日本ってそういう国なんだ

今日も、『地球はもう温暖化していない』の中で展開されている深井有さんの意見をご紹介します。なにせ、本屋さんに行っても売ってないっていうんだから、いいよね。・・・いったい、誰が圧力かけたんだ?
【地球の平均気温の測定】
ヒートアイランド効果、測定環境の悪化が世界の平均気温の経年変化に誤差を与えている可能性は極めて高い。この誤差を避けるためには陸地でなく海洋データを採用する方がいい。さらに、それを検証する方法として気象衛星による観測データと比較する。この方法で得られたデータによれば、過去160年来、世界の平均気温はたしかに上昇傾向にあって、その割合は100年間に約0.7度である。

【太陽活動の今後】
黒点の数は11年周期で増減を繰り返すが、加えておよそ100年周期で大きく変動する。1700年ごろと1800年ごろに極小期が観測され、それぞれマウンダー期、ダルトン期と呼ばれる。マウンダー期は100年以上にわたってまったく黒点が見られなかった。ダルトン期以後は1900年ごろにも小さな谷があり(グライスバーグ期)、その後は1950年頃の大きな山を越えて次の谷に向かっている。現在、黒点数は急激に減少している。

1645~1715年の70年間は,明確な11年周期が失われるほどに黒点数が減少した。この時期は、マウンダー小氷期とも呼ばれる。

黒点数の減少は太陽活動の後退を示し、太陽活動の後退が宇宙線を増大させる。この宇宙線が地球で雲を形成させる働きをする。太陽活動は宇宙線を通して地球の気候を決定している。

過去1万年にわたる宇宙船強度変化が従う統計則を基にして、これまでの太陽活動極大期は2020年には終了し、今後100年以内に極小期が到来する。過去5000年間の太陽活動の変化にてらしても、最近の極大は数千年に一度という大きさなので、これがさらに続く確率は極めて低く、これからは下降に向かうものと思われる。

一方、惑星運動に基づく予測では、今後は2030年と2200年に黒点極小が起こると予測している。その後、太陽活動は2020年から2045年にわたって極小になると予測される。

以上から、今後20~40年の間に黒点極小期が再来する可能性が高い。

【現状認識】
①地球の平均気温は長期にわたって変動を繰り返してきた。中世温暖期から小氷河期を経て、現在は再び中世温暖期とほぼ同じ気温に戻った。300年前から上昇してきた気温は18年前から頭打ちになっている。(最近160年間の気温上昇は、100年につき0.7度)

②気候変動と太陽活動との間に強い相関があることは古くから知られていたが、最近、これは太陽磁場が地表に到達する宇宙線量を左右しているためであるという認識が得られた。すなわち太陽磁場が弱くなると宇宙線量が増え、これが低層雲を作ることで気温を下げることになる。現在、太陽は長期にわたる活動期を終了したので、今後、活動が弱まるにつれて、気温の低下をもたらすものと予測される。

③今後の数十年間は、太陽活動の低下による寒冷化の一部は二酸化炭素の増加による温暖化によって打ち消されるが、全体として気温は頭打ちから低下へ向かい、大きな寒冷期が頻発するものと予測される。

④大気中の二酸化炭素は植物の育成を促すプラスの効果はあっても、人間の環境にとって如何なる意味でもマイナス要因にはならない。存在する二酸化炭素を減らすこと自体に意味はないのであって、二酸化炭素排出削減は炭素資源を子孫に残すためにこそ意味がある。

⑤炭素資源に替わるエネルギー源の開発は緊急の問題である。将来のエネルギーシステムとして可能性があるのは、水と太陽光から水素を作って水素を2次エネルギー媒体として使う水素エネルギーシステムと、藻類バイオマスエネルギーである。特に藻類エネルギー開発には国家プロジェクトとしてただちに取り組むべきである。

COP21絡みの、国連や各種お金に目のない機関の垂れ流す恥も外聞もない情報に頭にきて、本の内容をあらかた紹介してしまった。マスコミもひどいもんだよね。「白くまが絶滅する」だ、「ツバルが水没する」だといった話は、もうずいぶん前にイカサマだって明らかになったもんばっかり。

あまつさえ、極端な気象現象の多発は今後も進み、多くの人が犠牲になるとかって脅しをかける。それじゃあ、霊感商法よりもひでぇじゃねえかい。本来取り組むべき問題に盲目にさせているということにおいては、本当に犯罪的だ。
・・・
責任者、出てこーい❢
もう続かない




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『地球はもう温暖化していない』 深井有

AFPBB News 2015/12/1
グーグルマップ、気候変動の影響を垣間見る機能を追加
http://www.afpbb.com/articles/-/3068618
(抜粋)
新機能により、温暖化で凍らなくなった湾氷が凍るのを待ち望んでいるような様子を見せるカナダ北極圏のホッキョクグマなど、苦境に立たされた動物たちの姿を見ることができる。また、気候変動による環境の経時的変化を確認できる比較画像も用意されている。
その筋の人たちは本当に好きだよなぁ、白クマが・・・。あと鯨もね。環境団体?おんなじような人たちでしょ。私もある意味で鯨は大好きよ。白クマは食ったことないからわからないけどね。
平凡社  ¥ 820(税別)

えっ❢ もう、時価になってる? 出たばっかりの本だよ。日本ってそういう国なんだ

今日も、『地球はもう温暖化していない』の中で展開されている深井有さんの意見をご紹介します。なにせ、本屋さんに行っても売ってないっていうんだから、いいよね。・・・いったい、誰が圧力かけたんだ?
【温暖化外交戦略は守りに徹する】
1997年、京都議定書の制定にあたって、EUは自分の腹が痛まぬよう細心の注意を払った上で地球温暖化防止を旗印とする世界戦略に打って出た。これは国連機関を利用して冷戦後の世界をリードし様子するEUの「攻め」の戦略である。それを見たアメリカは、批准を拒否することで早々に守りの姿勢に入った。その結果、国際社会から非難を浴びたものの、おそらく20兆円を超える国益を守った。カナダとオーストラリアもアメリカに追従した。結果として日本だけが莫大なCO2削減義務を背負わされることになった。
その後、COP会議は次第に途上国主導となり、会議の態をなさず、制御不能になった。EUが一儲けを企んだCO2排出権市場も排出権価格が暴落して閉鎖を余儀なくされた。

保護主義、孤立主義に向かうヨーロッパ、アメリカに共通するもう1点は地球温暖化への関心の低さである。EU域内で温暖化の脅威に関心を持つ人の数は5%である。この状況から、EUとアメリカが現在の温暖化対策を将来も継続する可能性は低い。そうなったとき、唯一日本が積極策を持って取り組めば、途上国の餌食にされるのは目に見えている。

日本は国益を損ねないことを第一義として、できるだけ目立たぬよう、言質を与えぬよう、束縛されぬよう、なによりも無駄金を払わされぬように細心の注意を払いながらことに当たるべき。妙な使命感にとらわれても、世界の4%でしかない日本の排出量を減らそうが増やそうが体制に影響はない。

残念なことに日本政府は、「温室効果ガスの排出を2030年までに2013年に比べて26%削減する」という目標を立ててしまった。そのため今後15年間、業務・オフィスと家庭部門で40%、運輸部門で30%の削減を見込んでいる。・・・国民に無意味な負担を強いる地球温暖化の幻想から、1日も早く醒めてほしい。
 機構はこれから数十年の間に寒冷化に向かう可能性が高く、温暖化を前提とするCOP会議はいずれ存在意義を失う。もしそれまでの間に何兆円かの負担を強いられるようなら、脱退すべきだ。脱退は文書で通告すればそれで済む。

【COP会議】
京都会議の際は、EU主導で行われた議定書作りの最大のトリックは、1990年を基準にしたことである。1990年、エネルギー技術の遅れた東欧を抱えていたEUは、その後の技術移転によって、1997年には地域全体で大幅な排出削減を達成していた。その時点で8%の削減目標を達成していたので、地域全体を1単位とみなすならば、むしろ排出量取引で儲けられると踏んでいた。7%削減を引き受けたアメリカは、議会が批准しないことが前提で、その後のカナダの脱退も予定の行動だったろう。結果として日本だけが大きな削減義務を負わされることになった。

途上国は削減義務を追わなかっただけでなく、大きな排出権を手に入れてそれを先進国に売ることで、巨額の利益を手に入れることになった。先進国とは日本を指す。
昨今のCOP会議は、グリンピースや世界自然保護基金(WWF)などの環境団体が運営そのものに関わってきている。環境団体はCOP会議だけでなく、IPCCにも深く浸透している。第4時報告書にはWWFから78名が加わって、うち2名は統括執筆責任者として加わっていた。

EUにしてみれば、途上国に加え環境団体という二つの聖域が登場したことで、世界戦略に利用しようとしたCOP会議を乗っ取られてしまった格好になった。

国際秩序は各国の利害関係の調整から形作られるという常識に疎かったために、日本は京都議定書で大きな負担を負わされることになった。国民に巨額の負担を追わせることになった政府は、それを国民の崇高な義務と思い込ませるキャンペーンを打った。学者は補助金漬けにして黙らせ、キャンペーンはNHKが担当した。その結果生み出されたのが、真っ当な気象学者の赤祖父俊一が言うところの《温暖化協奏曲》という社会現象である。
いったん温暖化を飯の種にした関係者は、もはや飯のためにしか温暖化を話題にはしない。そうしている限りポストは保証され、研究費にも不自由しない。結果として、マスコミと一緒になって国民を騙し続けることに、彼らは何の良心の呵責も感じなくなった。・・・もともと研究者としての資質に欠けているだけかもしれないけどね。
続く・・・かな






 


にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」

リンク

よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください
人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログへ


グランドジョラスの森田
エベレストの加藤
デナリの植村
そしてウルタルの長谷川

山では、命が輝きを放つ
これから出る本


























































直近3ヶ月当ブログ内人気図書 




















































































カウンター
カテゴリ
ブロとも一覧
アジシオ次郎の時事原論
はりこのはやしや 
ハシビロコウ
素足のアイドル達
うさぎ屋の四方山話
わくわく株式投資
プロモデラー林哲平のジャンクロボット創作ブログ『ケルバーダイン』
大好き!グラビアアイドル!
伊織のブログ
Re:BAD TASTE♥
QWERT 5w1h
「伝わる技術」オトデザイナーズ・坂本真一
歌と知恵でハッピーライフ^^
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本


















































検索フォーム
RSSリンクの表示
最新記事
応援して下さい