めんどくせぇことばかり 漫画

『深夜食堂 17』 安倍夜郎

あれ、今ブログで確認したら、この前紹介したのが14巻・15巻で、16巻を飛ばして17巻になってしまった。びっくりびっくり❢ 16巻が出ていたのを知らずにいました。・・・まあ、あとになろうが、先になろうが、『深夜食堂』の場合、大した問題じゃない。

ということで、とりあえず17巻の紹介から。16巻はこれ書いたあと買いに行きますが、それなりにほとぼりが冷めた頃、紹介したいと思います。

そうは言っても、この本は《深夜食堂》、16巻よりも17巻が先になったからと言って、何かが変わるわけじゃない。夜の12時から朝の7時なんて、ふざけた営業時間の店に通ってくるような客たちには、何ごとも起こせない。

そう、どうせ《深夜食堂》には、何も起こらない。そこに集う客たちの私生活がどんなに変わっていようと、ドロドロだろうが、サラサラだろうが、目をそむけたくなるような惨状だろうが、抱きしめたくなるような切なさだろうが、《深夜食堂》における彼らは、いつまでもこの店が続いてほしいと願う一人の客でしかない。だから、《深夜食堂》には、何も起こらない。


『深夜食堂 17』    安倍夜郎

小学館  ¥ 823

営業時間は夜の12時から朝7時まで できるもんなら、何でも作るよ
お品書き
第226夜  天津チャーハン
第227夜  肉うどん
第228夜  あったかポテサラ
第229夜  高野豆腐
第230夜  ブリ大根
第231夜  うずらの卵入り肉団子
第232夜  白菜とサバの水煮缶鍋
第233夜  ささみチーズカツ
第234夜  新玉ねぎのホイル焼き
第235夜  きゃらぶき
第236夜  ビスマルク風
第237夜  カツオのタタキ
第238夜  ガリ 新生姜の甘酢漬け
第239夜  A定食

“肉うどん”のあつ子さんのように、モーテルの受付兼雑用の仕事をしている母親の息子、けっこうな不良の面倒を見たことがある。ちょっとしたことで、すぐカッとなる。そんな奴がボクシングなんかやってるもんだから、よけいに始末に負えない。結局、1年もしない間にしでかしてしまって、私との縁も切れてしまったが、あつ子さんの息子のように、年上の女でもできれば、あいつも違う道があったかもしれない。

ドキッとしたのは、“高野豆腐”のミワ子さん。私も、大好きな女の子に、悪さばかりしてた口だ。ふだんは直球勝負だから、直球で勝負ができなくなると、歪んじゃって歪んじゃって、もうたちが悪い。反対側に360度回って変な思いのぶつけ方をしかねない。今考えても、危ない、危ない。


私のミワ子さんは、一番の優等生と、地元の秩父で結婚しちゃった。秩父の方角の空を見上げると、何かと切ない。

男に走って子供を捨てた女を、けっこう身近なところで3人知っている。おもしろいもんで、類は友を呼んで、そろいもそろって、同様の仲間を持っている模様。その“友”がたきつけているようにさえ見える。たきつけられて、自分を正当化しているように見える。

私の見る限り、子どもはそんな母親の後を追わない。新しい母親ができた女なら、子どもはそのおっぱいを選ぶんだ。“白菜とさばの水煮缶鍋”のトワ子さん、事情はあっても、子どもを捨てた事実は、死ぬまでついてくる。だから、《深夜食堂》に通うんだな。

だから、《深夜食堂》が必要なんだ。だから、みんな、《深夜食堂》に、日ごろのごたごたを持ち込んだりしない。私も持ち込んだりはしなかったつもりなんだけど、いつの間にか気軽に立ち寄れる飲み屋が無くなっちゃった。

まあ、いいや。金もないしね。今夜も、連れ合い相手に飲んでるうちに、眠くなっちゃうんだよな。



にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『翔んで埼玉』 魔夜峰央

『埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ
『私たちは牛じゃない・・・』
・・・
『サイタマラリアだ
・・・
『埼玉狩りだー

内容の一部が表紙に使われていて、そこに書かれているセリフね。・・・どうですか。私?私は埼玉県民ですが、遠慮なくおっしゃってください。なにしろ埼玉県民の私自身が、これらの衝撃的な言葉に、快感を味わっているんですから。

ページをめくってみれば、もっともっと刺激的な言葉が飛び交います。アッウッヘッ
っと、めくるめく世界があなたの目の前に広がること、間違いありません。
『翔んで埼玉』   魔夜峰央
宝島社  ¥ 756

我々は埼玉県民を見つけ出すための特殊訓練を受けているのです
翔んで埼玉 Part1
翔んで埼玉 Part2
翔んで埼玉 Part3
時の流れに
やおい君の日常的でない生活
埼玉県についての風土的考察
あとがきに代えての作者の身勝手な作品紹介

この漫画、むかし読んだことある。いやー、面白かった。ここまで興奮したのは久しぶりだな。しかも、この種類の興奮は癖になるんだよな。

かつて私も東京都内の“埼玉県民居留地”に住んでいた。都民からは「お前の話す言葉は分からない」と方言を蔑まれ、銭湯も都民の入浴時間とは別に設定されていた。許された入浴時間はわずかに5分。それを越えれば、裸のままでも路上に放り出された。

夜間は“居留地”から出ることができず、定められた時間内に“居留地”に帰らないと、それだけで都内生活パスを没収された。“居留地”に帰りつけなかったある日、都民の家の敷地に潜り込んでいるところを見つかり、酔っぱらいをよそおってトラ箱に入り、なんとかごまかした。

私より一年遅れて“居留地”暮らしを始めた幼なじみは、都民の娘に恋をした。あれほど「あきらめろ」と言ったのに、都民の娘を埼玉に連れて行こうとしたところで都民の娘が豹変したらしい。あれからどうしたろうか。都民の娘は、その後、何事もなかったように都民の男性と結婚したらしいが・・・。幼なじみの消息は、それきり知れない。
魔夜峰央さんは、一時期、所沢にいたんだね。そこで、『翔んで埼玉』三話を書いた。ところがそこで、埼玉脱出に成功し、横浜に居を構えた。埼玉で『翔んで埼玉』を書く分には感じなかった良心の呵責も、横浜で『翔んで埼玉』を書こうとすると魔夜峰央さんの心を苦しめたんですね。

そんなんがあるかー描けー描いてくれ-『犬以下の埼玉県民』となじってくれ- 

秘境埼玉。そこに住む埼玉県民から、「埼玉じゃない」と仲間はずれにされ続けた秩父。いまだに、「北部、南部、秩父」とわけの分からない分類をされる秩父。埼玉県民から埼玉県民と名乗ることを許されず、「秩父原人」と名乗ることを強いられた秩父生まれの私ではありますが、お願いです。四半世紀以上の時空を超えて、この先を描いてもらえないもんでしょうか。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『手塚治虫が描いた戦後NIPPON』

手塚漫画? もう、私は、それに育てられたようなもんだったよ。うちは貧しかったけど、三男の私が生まれて成長する過程は、父が会社や地域で地盤を固めていく時期に当たっていて、生活は相対的に楽になりつつあった。折から高度経済成長期で、まさに日本のあり方と時代をともにしていた。

赤いレコードを買ってもらったん出すよ。そんシートってやつ。ペラッペラの・・・。それが「ジャングル大帝レオ」のやつでした。かけると、冨田勲が作曲したの壮大なテーマ鳴り響いた。・・・今にして思えば、プレーヤーの貧弱な内蔵スピーカーからね。

もちろん、「ジャングル大帝」だけじゃないよ。「鉄腕アトム」だってそうだし、「マグマ大使」や「ビッグX」ね。「ワンダースリー」に、「リボンの騎士」。「悟空の大冒険」も大好きだった。いくらでもある。手塚治虫の漫画なら。

どれも、これも、夢中にさせられた。夢を見させられた。明るい未来が約束されていた。
小学館  各¥ 1,620

《上1945~1964焦土から東京オリンピック》
《下1965~1989繁栄と狂乱の時代、未来へ》
1985への出発(たびだち)
マアちゃんの日記帳
ピンピン生ちゃん
雑巾と宝石
太平洋Xポイント
あんてな一家
電子婦人
「鉄腕アトム」赤いネコの巻


レボリューション
おそすぎるアイツ
「ブラックジャック」宝島
イエロー・ダスト
絵が死んでいる
荒野の七匹
アポロはなぜ酔っ沸ったか
ペックスばんざい
ころすけの橋
グリンゴ
熟れた星

世の中が理不尽なことは、幸運にもかなり早い段階で気づいていた。子供の時分からそれと意識していたわけじゃあないけど、自分の周りの大人たちが関わる大半のことは、学校で習った通りじゃなさそうなことはなんとなく知っていた。学校で習ったとおりじゃなさそうな事態に対処するために、自分の周辺の大人たちがいろいろな工夫をしていることも、なんとなく分かってた。特に、私の家には、そういった工夫が、他所よりも多い感じがしていた。その工夫のことを、うちでは“なんとも”とか、“仁義”とか言ってた。

親たちの世代まではそれは絶対的だった。でも、戦争に負けて、日本は米によって全否定された。どこの国にも地域にも、いいところと悪いところ、成熟した部分と未熟な部分があって、外からの刺激と内からの成長で変化していく。そんなこととは何の関係もなく、日本は米によって全否定された。悲壮なまでの戦い方でなんとか国を保てたのはいいとして、やはり戦争に負けるというのはそういうこと。やる以上は勝たなければどうにもならない。

そう思えるようになったのはだいぶ後の事で、“戦後”という時代と一緒になって親までの世代が大事にしてきたもののすべてが、ただ煩わしく感じられるだけだった。

社会をえぐるような手塚治虫の漫画は、兄の買ってきた本で読んだ。それらの主人公の大半は、古い因習から自由であろうとしていた。あるいは、飲み込まれて歪んでいた。特に歪んだ姿が強烈に頭に染み付いた。自分も、・・・飲み込まれていく。手塚治虫の漫画は、どこかそんな恐怖とともにあった。

暗いところに光を当てたってことでも、手塚治虫の漫画ってすごいと思う。ただ、“暗いところ”っていうのは、全体を活かす為に犠牲にした部分。ベンサムなら「最大多数の最大幸福」って言って開き直るところ。サンデル教授は気楽に言うけど、“止むに止まれぬ”そんな思いはお構い無しだからね。

それはともかく、アメリカが全否定したものの中には、日本の本質に関わるとても大事なものもたくさんあった。残念ながら手塚漫画は、そのことには触れてない。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

まんが『高麗王若光物語』 高麗文康協力・監修

 高麗郡は716年に設置された。つまり、ちょうど今から、1300年前に設置されたんだな。高麗神社は今年、1300年を記念して様々な行事を展開している。・・・そう言えば、こんな本が出版されること自体、そのことと関係があるだ・ろ・う・な、・・・と思ったら案の定、表紙に《高麗郡建都1300年》と書かれていた。

私は埼玉県の東松山に住んでいて、高麗神社までは車で30分ほど、距離にして20キロはないかな。生家のある秩父からの通り道でもあり、何かと朝鮮に関心を持ってたこともあり、けっこうお参りさせてもらってる。・・・どころじゃないな。なにせ、30年近くにわたって初詣は高麗神社なんだからな。出世の神さまとか言う割にちっとも出世しないのは、高麗の神さまは、どうも人を選んでいらっしゃる。
sirokuma_2016073009041144a.jpg“30年近く”と言うのは、「上の子が生まれてからずっと」ということで、この間に二人の子供も大きくなった。いつの間にか、親とは初詣には行かなくなり、ここ10年ほどは、私と連れ合いの二人でお参り。神社
三が日はとても混雑するので、私たちがお参りをしたのはいつも5日。それでもずいぶんと賑わっていて、5日とあって仕事始めのお参りの人も多かった。2人の子と4人でお参りしてた頃は、お参りも早々に甘酒飲んで、お好み焼き買って、わたあめ買ってね。近くにある聖天院っていうお寺さんまでお散歩してね。そっちでも甘酒のんだ。・・・二人の子の成長を見守ってもらったんだから、悪態ついちゃバチが当たるか。

その神さまこそが、高麗若光王。・・・この本の主人公ね。

 
まんが『高麗王若光物語』    高麗文康協力・監修
埼玉新聞社  ¥ 1,080

古代の国 高句麗から日本へ❢ 時空を越えた歴史ドラマ

冒頭、白鬚の爺さんが登場して幼少期の高麗文康くんにお話を始める。つまりこの白髭さまがストーリーテラーとなって物語を引き回していく。だけど、どうも朝鮮時代に関しては、白髭さまもあの韓国の歴史ドラマの影響を受けてしまっているようで、ちょっと残念でした。

白鬚さまこそが、高麗王若光そのひと。現在でも高麗神社のある日高市中心に、川越、狭山、入間、鶴ヶ島、飯能といった周辺の町に30ほどの白鬚神社が点在している。716年に、平城京政権は若光王を中心に1799人の高句麗人を武蔵に集めて高麗郡を設置した。若光王を中心に、この周辺に集まった高句麗人たちは、ここを新たな故郷と定め、この地に根付くべく、努力して先住の者と協調して、自らの足跡をこの地に刻んできたはずだ。白鬚神社の分布は、まさしく彼らのそんな生活の後を忍ばすものではないだろうか。

彼らのほとんどは、難民としてこの国に入った。残念ながら、陸地伝いではないので、間違いなく海峡を超えなければならない。今でも、アフリカ北岸からギリシャを目指した難民が、何千人と海の藻屑と消えている。朝鮮半島から日本列島に向かった者もそうであったに違いない。そして、無事、列島にたどり着いた者にだけ、次の時代を切り開く機会が与えられた。

隋による支那の統一。東アジアに、強烈な磁力を持つ核が登場した。旧来の秩序はその意味を失い、すがりつこうとしたものはそのまま濁流に飲み込まれていった。繰り返される高句麗遠征と、隋の混乱、さらにあっけなく滅亡。しかし、かつての混乱に戻ることなく、支那にはより安定した唐が登場する。

唐と新羅の連合、百済の滅亡、高句麗の滅亡、新羅による朝鮮統一・・・。いずれも、大和朝廷は、直接関わった。そしてものすごい難民が、日本列島に流れ込んだ。そんな悲劇から、この日本列島の、武蔵の地において、次の時代を切り開く可能性に光を見出した人々の営みがあった。・・・私のうちのすぐ近くにね。・・・へへへ。
最後に、右の写真は、高麗神社のすごそばにそびえる日和田山っていう山から見た景色。1300年前、若光王も、間違いなく同じ景色を見たはずなんだ。・・・大きくしてみてね。巾着田を構成する川の蛇行がよくわかるよ。DSCF3307.jpg




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

『深夜食堂 14・15』 安倍夜郎

ビッグコミックオリジナルに連載中の漫画。
常連から「深夜食堂」と呼ばれる“めしや”は新宿花園界隈の路地裏にあり、ちょっと訳ありそうな主人が一人で切り盛りする。営業時間は深夜0時から朝の7時。客?・・・客はもちろん、その時間に一杯やりたくなりそうな人たち。
店のメニューはわずかだが、できるものならなんでも作ってくれる。
深夜
まえに『深夜食堂』を紹介したのは2014年4月。2年ぶりだ~。
小学館  ¥ 540(各)

できるもんなら、なんでも作るよ

14巻
そら豆
ニラ玉定食
ナポリうどん
チキン南蛮
豚小間もやし炒め
もろきゅうと梅きゅう
カニかまサラダ
鰆の西京焼き
アメリカンドック
ネバネバ
あさりとキャベツの酒蒸し
卵豆腐
タバスコ
おにぎり
15巻
エビフライ
べったら漬
レンコンのきんぴら
クリームシチューと焼き魚
厚切りハムステーキ
タンメン
葉唐辛子の佃煮
弘兼憲史登場
唐揚げ親子丼
オムソバ
えのきのベーコン巻き
ちくわぶ
かんぴょう巻き
赤飯
ロコモコ

私が好きなのは常連の“まゆみちゃん”。もちろん、14・15巻でも健在です。そら豆の皮はむきません。ニラ玉定食はご飯を大盛りで二杯。厚切りハムステーキは3センチ。タンメンは麺抜きでご飯大盛り。一つ残ったちくわぶに手を伸ばして男に逃げられた。「食う」ってことの前に、その生き方は小気味いい。

酒癖の悪いのも出てくる。・・・でも、私のほうが悪い。

人間ドラマと食い物との絡みは、こんだけ書いてればどうしたって希薄になる。料理者の難しいところだけど、プレッシャーに負けて変に社会性に走った漫画もあったよね。だけど、こんだけ豊かな食文化を持った日本なら、取り組み方次第でネタは尽きないはず。頑張ってほしいな~。

もちろん、毎回毎回なんて無理は言わない。1巻で14話あるから、ビッグコミックオリジナル14週分だから3ヶ月半。1巻に最低1話、できれば2話でいい。読んでよかったと思えるような話を確保して欲しい。

・・・何より店の日が消えては寂しい。遠くに見る夜汽車の明かりの暖かさと同じ。・・・実は以前、定時制の高校に勤めていて、空き時間にタバコ吸いに外に出るんだけど、人通りも少なくなった夜の街に、そこだけ明かりが灯っていてね。昼間働いている連中が、教室にいるんだ。

寝ている奴もいる。一日仕事してるんだしね。それでも私は叩き起こしたけどね。中学校で出遅れて、全日の高校で落馬したような連中がさ。その明かりの下にいるんだ。

深夜食堂もさ、定時制の匂いがするんだよな。・・・私が勤務してた定時制は潰れちゃったけどね。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : マンガ
ジャンル : 本・雑誌

『中国のヤバい正体』 孫向文

著者はチャイニーズ。鉄腕アトムや一休さんで育った漫画好きだそうです。「ゆくゆくは、僕がめざしているエッチなストーリー漫画も少年誌で連載させて日本の皆さんにお届けしたい」という、とてつもなく健全な精神の持ち主です。

そんな健全な精神の持ち主である孫向文君。漫画がきっかけで日本を訪れ、日本とチャイナのあまりの違いに驚いたそうです。日本の漫画の強い影響のもとに育った孫くんにしてみれば、その違いは、日本への強いあこがれを生むとともに、生まれた国への不信を育んでいったようです。

ただし、彼が不振を抱いているのは中華人民共和国という国家であって、それは中国共産党の、中国共産党による、中国共産党のための国家です。この本は、孫くんによる中華人民共和国への告発の漫画本です。・・・それにしても、大丈夫なんでしょうか。・・・こんなことまで書いて・・・。


大洋図書  ¥ 1,134

現代中国の病巣をえぐりだす❢ 中国人漫画家が命がけで描いた
第一話  中国の「メディア」
第二話  中国の「食」
第三話  中国の「経済」
第四話  中国の「尖閣諸島問題」
第五話  中国の「国境」
第六話  中国の「教育」
第七話  中国の「環境」
第八話  中国の「司法」


2013年の本ですね。その後も、何がしか書かれているようですが、一部に問題を指摘され所もあるみたいですね。一人の人間の中でも、とくにそれが人気商売であれば余計に、右に振れたり左に振れたり、時に出過ぎたり引っ込み過ぎたりするもの。内に秘める人間性に歪みがなければ、きっとその内にいい塩梅を見いだせるでしょう。

それにしても、地元の人に漫画にされると、ここまで怖いのか。暴動は日に日に数を増し、日に日に激しくなるっていうのは、今日、この出来事に対しての“暴動”というよりも、それは一つのきっかけに過ぎず、積もり積もった憤懣をついに抑えることができなくなっての行動というものなんだろう。

それが既存の民族問題を結びついたり、法輪功と結びついたりすると、あとは終わりに向かって突き進むしかなくなるんだろうな。その一歩手前のチャイナがよく書かれているように思えた。

この本を手に入れたのは本当にたまたまなんだけど、これが孫くんの本のなかでも一番最初のものみたいだね。新しい本を読んでみたらいいかもね。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : マンガ
ジャンル : 本・雑誌

『マンガでわかる イスラムv.s.ユダヤ 中東3000年の歴史』 吉村作治

《イスラム国》ってのが一大勢力として浮かび上がって、中東はなんだかひどいことになってしまっている。・・・でもさ。ここがひどいことになってるのはさ。ずいぶんと前からのことじゃないかな。・・・ずいぶんってのは、・・・んん千年。

とりあえず第二次世界大戦が終わり、一九四八年にイスラエルが建国されて以降っていうのはそれこそ最悪の時代であって、どうにもならない状況って言うことだよね。どうにもならない期間は、イスラエル建国以降の六七年間か。だけど、三〇〇〇年の歴史の中での六七年間なんて、微々たるもんだよね。その間、あんなことがあって、こんなことがあって・・・。そして今後も、いろんなことがあるんだろうね。
「ついこの間までアラブとユダヤが戦争をしていると思ったら、今度はアラブとアラブが戦っている」とか、「イラクとクウェートん戦争にアメリカが出てくるのは石油が絡んでいるからわかるとしても、なぜイスラエルにミサイルが打ち込まれるのか皆目わからない」とか、「イラクは三千年来の宿敵イスラエルを攻めないで、軍事弱小国であり、同じアラブのクウェートを攻めるなんて、なんとも狂っている」

湾岸戦争の当時、多くの日本人から「中東はわからないところだ」と、上のような意見が寄せられていたんだとか・・・。

だけどさ。一九四八年以来のこの地域の紛争で、イスラエルが無関係なんてあるはずがないよね。そしてキリスト教国家は、それ以前から中東の石油資源を巡ってこの地域に手を突っ込んで引っ掻き回してね。あの人たち(キリスト教徒の方々)、今ではユダヤ人差別なんてどこ吹く風ってかんじだもんね。そんな奴らがしつこくこの地に関わって、こんなどうにもならない問題が解決できるわけがないよね。・・・終わっちゃ困るような奴らがいっぱいいるんだもの。

『マンガでわかる イスラムv.s.ユダヤ 中東3000年の歴史』  吉村作治

CCCメディアハウス  ¥ 1,296

これからのアラブの行方を考える場合、アラブの混乱はあと一世紀は続くと考えた方がいい
第一章  ユダヤ教
第二章  キリスト教
第三章  イスラム教
第四章  アラブの覚醒とシオニズム運動
第五章  混迷の中東
第一章の《ユダヤ教》で描かれているのは、”バビロン捕囚”からの解放、前五三八年まで。『こうしてペルシャが弱体化する前三三〇年代に入るまで、ユダヤ人は平穏な時代を過ごすことになる」と、終わる。

第二章《キリスト教》の始まりは、”アレクサンドロス大王の東征”から。ディアドコイ戦争後の分裂と、ローマの強大化の波の中、ユダヤの世界に一つの変化が生まれる。・・・そんな流れ。そしてユダヤ教から切り離されたキリスト教の成長と、両教の確執。ユダヤ戦争、ディアスポラ、ローマ帝国におけるキリスト教の国教化(三九二年)まで。

第三章《イスラム教》は”ムハンマド時代”、”正統カリフ時代”から、ウマイヤ朝の始まり(六六一年)まで。

第四章以降は、読んでいて心が痛い。第一次大戦におけるサイクス・ピコ条約、フセイン・マクマホン協定、バルフォア宣言によるイギリスの裏切外交はひどい。サイクス・ピコ条約でオスマン帝国アラブ領の分割を仏露と約しておきながら、空手形でユダヤ、アラブの戦争協力を取り付ける。英外相バルフォアは、パレスチナの一〇%のユダヤ人を取り込んでフランスの縄張りのパレスチナに食い込もうと、ユダヤ人によるナショナルホームの樹立にゴーサインを出した。

第四章ではナセルのパン・アラブ主義までを、第五章ではそれ以後のさらなる混乱を描いている。

第三章と第四章の間には《三教について》という項目が設けられている。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教はすべて『旧約聖書』を聖典とし、エルサレムを聖都のひとつと考え、唯一の神を信じる兄弟関係にある。それでは、共通点と相違点とはなにか?
ここをしっかり理解しておくことも重要だろう。
それにしても三千年か。ひでぇもんだな。宗教は人が生きる指針とは言うものの、こんな指針ならいらないんじゃないかな。

原案・監修・解説の吉村作治さんは、『これからのアラブの行方を考える場合、アラブの混乱はあと一世紀は続くと考えたほうがいいだろう』という。その前提としてパレスチナ問題の根本的な解決と貧富の格差の縮小の二つを上げている。・・・そう考えると、どうにも一世紀くらいでどうにかなるもんかどうかと思ってしまう。

イギリスはひどいよ、・・・たしかにね。だけどね。もうそれから一世紀が過ぎてるよね。さまざまな要因が重なりあってのこととはいいながら、百年も経てば、いい加減人のせいにもしていられないだろう。

んで、どうだろう。もとから同一の神への信仰。三宗教も分け方によっては二分割できないか。最後の一人が倒れるまで教えを貫くグループと、折り合える部分で折り合うグループ。教えを貫くグループには場所を与えて仲良く共倒れてもらえばいい。そうでもしないと、一世紀が二世紀になろうと、三世紀になろうと・・・。ねえ・・・。





 


にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『人生に迷ったら知覧へ行け』 永松茂久 今谷鉄柱

以前、地名の語源を探る本を読みました。
知覧と言えば、あの戦争で、特攻隊の基地になった場所っていうイメージと結びついているけど、もちろんそれと語源はまったく関係なし。分解すると、「チラ・ン」。“チラ”は、漢字だと“散”。特攻隊につながりそうだけど、意味は「散らす」。 シラス台地が自然の浸食によってギザギザに削られた様子とか。で、“ン”は? ・・・「野」? ただの「野」? 「チラ・ノ」? ・・・が、「チラン」になって、知覧か・・・。「シラス台地が自然の侵食でギザギザに削り取られた原野」という意味のようですね。
『人生に迷ったら知覧へ行け』     永松茂久 今谷鉄柱

きずな出版  ¥ 1,296

先が見えなくなったとき、壁にぶつかったとき、この場所がいつも俺を救ってくれた
このコミック版の、元になった本があったんですね。ちょうど今から一年ほど前に出版されてたんですね。知りませんでした。でもまあ、コミック版からそちらにも巡りあうことが出来ました。すでに読ませていただきましたが、邂逅そのものに敬意を表してコミック版をメインにしておこうと思います。
私は一時期、道に迷った。左に踏み誤って行き詰まった。元の道に戻ってこれたのは、父母や祖父母、それに園周辺の人々が私の中に残してくれた道標のお陰としか言い様がない。

その中に、父の友人の奥田さんという方がいた。父と同じ、終戦時には一七歳だったが、戦争に行ってない父と違い、奥田さんは少年航空兵だった。そして何らかの形で、特攻に関わっていた。私が子供の頃、奥田さんはよくうちに飲みに来た。酔うと、私を無理やり膝に乗せ、戦争の話を聞かせた。いつもおんなじ話で“聞き飽きた”ってことは覚えているのだが、細かいところは忘れた。

うちも貧乏だった。祖母は無類の倹約家で、母はいつも苦労していた。その祖母も奥田さんには必ず酒を飲ませて、いつもとおんなじはずの話を聞いてやった。父が留守の時でもそうだった。父にとっても奥田さんは特別の存在だったように、私には感じられた。私が中学に上がる頃のことだが、父が過労で倒れたとき、奥田さんが病室に見舞いに来ると、母は外に酒を買いに行き、帰り際に奥田さんに持たせた。“奥田さん、お父さんがああだから、病室じゃ飲ませてやれないんだよ”って、母は言ってた。

“奴ぁ、かわいそうだったんだよ”・・・そう、奥田さんに着いて語る父の声が、耳の奥に残っている。

“特攻くずれ”という意味で、戦後、嫌な思いをしたのか。それとも、まったく別のことを言っていたのか。・・・もう、確かめようもないが。

ともあれ、奥田さんも、僕を引き戻してくれた方の一人だ。

知覧には行ったことがない。以前から読ませていただくブログの方が、よく知覧を訪問なさって、そのことを記事にしてくださる。そんな記事を読ませていただくと、本当は自分で出かけてみたいとも思うのだが、もともとが出不精で、おまけに足が悪くなってしまっては望みも薄い。時期に足を直して、せめて靖国くらいは平気で行ってこれるようにならなきゃな。






 


にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『深夜食堂 コミック 1-11巻セット』 安倍夜郎

ビッグコミックオリジナルに連載中の漫画。
常連から「深夜食堂」と呼ばれる“めしや”は新宿花園界隈の路地裏にあり、ちょっと訳ありそうな主人が一人で切り盛りする。営業時間は深夜0時から朝の7時。客?・・・客はもちろん、その時間に一杯やりたくなりそうな人たち。
店のメニューはわずかだが、できるものならなんでも作ってくれる。
深夜

『深夜食堂 コミック 1-11巻セット』 安倍夜郎『深夜食堂 コミック 1-11巻セット』 安倍夜郎
(2013/07/30)
安倍 夜郎
商品詳細を見る
できるもんなら何でもつくるよ

さてと、2011年の12月に第8巻を紹介してから2年以上たってしまった。この間、9巻、10巻、11巻が発売されていた。(*12巻も発売さていたことはあとから知りました*)

実は、第1巻からずっと読んでたんだけど、第7巻辺りからネタ切れ感が感じられて、少々興味を失ってた。第9巻に手を出したのはたまたまのこと。そしたら作者が巻き返して頑張ったのか、間をおいたことが良かったのか、とても面白く感じられて、10巻、11巻と読んでしまった。

お品書き
第9巻第10巻第11巻
もう半分野菜スティックレタスチャーハン
肉野菜炒めライスきぬかつぎ紅しょうがの天ぷら
白菜漬け肉豆腐わかめとキュウリの酢の物
きびなごのフライ年越しそばピータン豆腐
オニオンスライスロールキャベツ鶏もも焼きとチューリップ
サイコロステーキブリの照り焼きかき氷
ピーマンの肉詰め          ワンタン豆腐キムチチゲ
マカロニサラダチンジャオロースーフライドポテト
梅干しと梅酒菜の花のからし和え       カニクリームコロッケ
枝豆ぜんざい長芋のソテー
ショウガ湯納豆の油揚げ包み里いもとイカの煮物
卵きくらげ炒めコロッケそばたこ焼き
焼きうどんジャガバター豚汁
まいたけの天ぷら白身魚フライコーンバター

私が好きなのは常連の“まゆみちゃん”。食べることが大好きで、当然、かなり太っている。何度もダイエットに挑戦し、一時的な成功の後にリバウンドして前より太っていく。後悔するんだけど、食べることは諦められない。他の客の注文したものが美味そうに感じられ、我慢できずに自分も注文してしまう。“まゆみちゃん”は、それをご飯に乗っけて一気にかき込むのがお気に入り。私とまったく同じ。肉豆腐はご飯に乗っけるは、ピータン卵はご飯に乗っけるは。これが確かに美味そうで・・・。

登場人物は個性的で、ダメな奴もいれば大した人物もいる。常連客は魅力にあふれていて、でもみんな訳ありで、・・・。読んだあと、自分も一生懸命やってみようってね。感じさせてくれるんだよな、これが。

まだの人がいれば、ぜひ読んでみて。もしも、月曜の仕事に気が重くなりがちの人がいれば、週末にはこれを読んでみるといいかも。


   

にほんブログ村 本ブログへ一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
読書
記事一覧

テーマ : マンガ
ジャンル : 本・雑誌

『猫なんかよんでもこない3』 杉作

 『猫なんかよんでもこない』の第三巻。《猫本》がたくさん出てますが、この本には特に惹かれました。「猫を飼うことになるなんて考えもしなかった」ってところからの共感です。

娘が猫を拾ってきてから、もう九年。その娘も嫁に行き、先日、孫を連れて帰ってきました。ミィミィ(うちの猫)も大変です。


七年前、高三の娘が子猫を拾ってきた。学校帰りの娘の自転車の前に、ミィミィと泣きながらヨチヨチと歩み出たらしい。どうやら入れられていた紙袋から這い出したらしい。生まれたばかりの黒猫だった。

娘は幼い頃から色々な生き物を拾ってきた。雀の子や、燕の子、トカゲや昆虫類にミミズ、ダンゴ虫。いつも言っておいた。 「猫や犬は絶対拾ってくるな。うちでは飼えない。」子猫を胸に抱いた娘が私に言った。 「私が拾おうとしたんじゃない。この子が私に拾われようとしたんだよ。」 「・・・」

三日で私は子猫の虜になった。この本の表紙の黒猫は、ミィミィ(うちの猫の名前)の小さい頃にそっくり。そして私は、この本の虜になりました。主人公の杉作の猫に対する態度が、ミィミィがうちにやってきた頃の私にそっくりだったから。その通り、“猫なんかよんでもこない”し、呼ばないのに、かまって欲しかったり、腹が減ったりすると寄ってくる。こちらの都合にはお構いなしに。

主人公杉作(作者ご本人のようだが)が猫に翻弄されながら、猫の世話をするようになり、「猫なんかよんでもこない。まったく勝手な生き物だ」なんて言う頃には、すっかり猫に支えられている。かつて自分にあった変化を、追体験するようにこの漫画を読んだ。ただ・・・、最後は涙を流した。みなさんも気をつけてお読みください。


第2巻も面白かったよ。ちまたの大ボス“キャハン”。死んじゃったクロの親友だった“ハイイロ”、野良との関わりは難しいね。もしかして、“ハイイロ”は死んじゃったの?大家さんちのデカ犬の“デカ”、大家さん死んじゃってかわいそうに。アパートの新住民“クー”。そして、もしかしたら新しい家族?捨て猫の“ポコ”。それ以上に興味深いのが、杉作さんの私生活。これって本当?

クロは死んじゃったけど、チンコは杉作さんと元気に生きてた。と にかく、まだまだ話は展開しそう。
『猫なんかよんでもこない3』 杉作『猫なんかよんでもこない3』 杉作
(2013/10/31)
杉作

商品詳細を見る

猫の一生は短い だから覚えておこう なにもかも
結局、拾い猫のポコも家族になっちゃったんですね。分かってました。本当は、誰よりも杉作さんが一番わかっていたはずですよね。

そしてウメサンまで家族に加えちゃって・・・。うらやましい。でも、新居に引っ越して、チン子がちょっとかわいそう。“猫は家につく”っていいますからね。

でも、しょせんはペットとしてしか生きられない生き物。どこまで折り合いをつけてやれるかってことですよね。チン子だってそう。少しずつ、少しずつ、ポコの存在に折り合いをつけていった。

ミィ16うちのミィミィも、早いもので、もう九歳。拾い主の娘が、この間、孫を連れて帰ってきました。はじめて自分より格下を迎えたミィ。

ミルクの匂いがたまらなかったらしく、真近に寄って“ジッ”と・・・。危ない。危ない。
最後の場面、切ないね。猫は背中でモノを言うからね。どうなるんだろう、このあと・・・。


   

にほんブログ村 本ブログへ一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
読書
記事一覧

テーマ : マンガ
ジャンル : 本・雑誌

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください
人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログへ


言葉は人の心をあらわします。
「歌は世につれ世は歌につれ」と言いますが、言葉についても同じことが言えるでしょう。
これから出る本














































当ブログ内人気図書 






















































カウンター
カテゴリ
ブロとも一覧
アジシオ次郎の時事原論
はりこのはやしや 
ハシビロコウ
素足のアイドル達
うさぎ屋の四方山話
わくわく株式投資
プロモデラー林哲平のジャンクロボット創作ブログ『ケルバーダイン』
大好き!グラビアアイドル!
伊織のブログ
Re:BAD TASTE♥
QWERT 5w1h
「伝わる技術」オトデザイナーズ・坂本真一
歌と知恵でハッピーライフ^^
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本












































検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
最新記事
応援して下さい