めんどくせぇことばかり 本 その他

『工場見学に行こう』 JTBのMOOK

工場見学と言えば、ビール工場を見学したことがあります。ずい分、前のことですけど、たしか群馬の高崎だったと思います。飲み屋で知り合った酒屋の方の紹介で。“紹介で”と言うんじゃなくて、性格には“口利きで”の方が正しいですね。酒屋関係者のグループということで言ったんですよ。いやいや、販売者の工場見学ですからね。下にも置かない扱いで、申し訳ないようでした。

そうしたらビックリ。乾き物とは言え、おつまみ付きで、しかもお姉さん付きで、ほろ酔い加減になるまで飲ませてもらいました。もちろん、美味しい瓶ビールの飲み方も教えていただきました。あれは、良い泡を出すことがポイントなんですね。本当に味が変わりましたからね。

酔っ払っちゃったら、そんな事やってられませんけどね。

そんな“口利き”に頼らずに、表門から正々堂々と工場見学にでかけましょう。



JTBパブリッシング  ¥ 972

注目の工場見学、体験施設を1都8県から選りすぐり、“大人の社会科見学"
◎無料の試食がうれしい お菓子ファクトリー
◎できたて! 最高の一杯をゴクッ! ビール工場
◎キレイのヒミツに迫りおみやげもゲット 化粧品工場
◎圧倒的なスケールを体感 飛行機整備工場
◎工場夜景&クルーズ
◎新感覚の企業ミュージアム
◎ジャンル別 工場&社会科見学ガイド
◎その他 県別工場見学リスト


この本は首都圏のおすすめ工場見学を集めたものですね。工場見学の内容が紹介されているし、自分にあった、あるいは子供と一緒に行ける工場見学を選ぶことができますね。

《見学データ》には、予約の必要、週末・祝日の見学が可能か、有料か無料か、記念品のあるなし、試食、小学生以下の受け入れ、体験の有無、写真撮影の可否が明示されている。非常に便利ですね。

当然のことながら予約が必要なところが大半じゃないですか。その予約のとり方にしても、問い合わせ時間から、予約時期が書かれていて、なかには3ヶ月前から予約受付が始まってるところもあるんですね。

連れ合いと一緒にした見に行ってきます。んんん?下見は、孫と一緒に行くときのための下見。孫2号はまだ小さくて、ほとんど怪獣ですから、今のところは下見にあちこち回っておきます。

今、考えているところを教えちゃいます。
赤城乳業本庄千本桜「5S」工場
グリコピア・イースト
キューピー五霞工場
こんにゃくパーク
食品サンプル専門店
キッコーマンもの知りしょうゆ館
SUBARU群馬製作所矢島工場
消しゴムのイワコー

これらのほかにも、社会見学の適地も紹介されていて、いろいろ面白い。造幣局とか国会議事堂とかの見学も紹介されてます。これはちょっと、孫と行くのはだいぶ先だな。

ああ、だめですね。連休が終わったばかりで、孫が帰って、なんだか力が出ない。仕事行きたくない。




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ジャンル : 本・雑誌

『長く高い壁』 浅田次郎

その本が面白いか、面白くないかってことは、読んだ人間の感覚で決まるわけです。たとえば、今回のようにそれが小説の場合、私が面白いと感じたか、感じなかったかということですね。

私が面白いと感じるか、そうでないかは、その本の小説としての質のたかさだけが要因ではないですよね。小説としてのジャンルが私に合っているかも大きな問題になります。今回の場合、時代背景は日中戦争。これに関しては問題なし。ジャンルとしてはミステリーもの。これも、今までの経験からして、のめり込むことは合っても苦手ではありません。

もう一つは私自身の問題。体調不良の時にはなに読んだって面白く感じられませんよね。だいたい活字見てるだけで頭が痛くなる。なんか悩んでいたり、心配事があったりすると、目は活字をとらえていても、ちっとも頭に入ってきてないってことはありますね。あともう一つ、なんにも原因はないのに、ほんの質もよく、心身共に健康であるにもかかわらず、その本が面白く感じられない。もう、めぐり合わせというか、時と場合というか、そういうこともあります。

さて、今回の原因は何でしょうか。

最初っからこんな話になってしまって大変申し訳無いんですが、そうなんです。面白いと思えなかったんです。

私、本を読む時は、よっぽどのことでない限り、いくつかの本を並行して読んでいます。ブログに記事を書く都合で、先に読んだり、あとに回したりということもあります。この本もそうでした。同じような時期に読み始めた本があって、最初は並走していたのですが、都合により他の本を先に読みました。それから、もう一冊先に読んだ本がありました。

ふと気がつくと、この本を読んでおかないとあとが使える状況になってたんですね。ほかの本を先に読んでいるうちに、気を逸したといいうか、変に関心が削がれてしまうということはありますよね。でも、今回はそうでもないようなんです。

そう、ここまで来て改めて考えると、早くから、私はこの本を敬遠していたのかも知れないと思ったんです。面白い本の時は、「目を動かして活字を追おう」なんてことを自覚するはずはないですよね。

でも、それを自覚していたんです。そう思いながら読んでいる自分を、なんだか感じてしまったんですね。

だけど、浅田次郎さんの作品でしょう。最初から、「面白くないはずがない」という前提で読み始めてますからね。



KADOKAWA  ¥ 1,728

ここは戦場か、それとも殺人現場か――。従軍作家が日本軍の闇に挑む。
1938年秋。流行探偵作家の小柳逸馬は、従軍作家として北京に派遣されていた。だが、突然の要請で前線へ向かうこととなる。検閲班長の川津中尉と共に、北京から半日がかりで辿り着いた先は、万里の長城、張飛嶺。そこで待っていたのは、第一分隊10名が全員死亡という大事件だった。なぜ、戦場に探偵作家が呼ばれたのか。10名は戦死ではないのか!?分隊内での軋轢、保身のための嘘、軍ならではの論理―。従軍作家の目を通し、日中戦争の真実と闇が、いま、解き明かされる。「戦争の大義」「軍人にとっての戦争」とは何かを真摯に捉え、胸に迫る人間ドラマ。


さて、私の体調ですが、決して悪くありませんでした。悩みや心配事がないわけではありませんが、面白い本が面白く感じられなくなるほどのものではありません。こんなことをあえて言うのも、無理やり、意識して目を先の行に進めようとしている自分を感じて、なんか私自身に面白く感じられない理由があるように感じたからですね。

でも、そんなことないんですよ。

読み進めるうちに、兵隊の階級であるとか、優劣であるとかの話まで説明口調に感じられてしまって、こうなるともうだめですね。本当は、その段階で、眠らせておくべきだったと思います。正直、そういう本も少なくないんです。世間の評判は良かったのに、自分は読みきれなかったっていう本ですね。実際、いろいろな人が書いた感想を読むと、面白く読んだ人が多いんですね。うちの押し入れにはけっこうな本が眠ってて、ときどきそれを取り出して読むことがあります。

なかには、押し入れ行きにしたときの自分が信じられなくなるくらい面白い本もあったりします。だから、本当はそうすべきだったですね。でも、「浅田次郎さんの本だから」という理由で最後まで読んでしまいました。

「こういうこともありうる」と、「本を面白く思えないことにはいろいろな要因がある」ということにしておけばよかったと、今は後悔しています。引きずりたくない後悔です。




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『孫物語』 椎名誠

いやいやのように見えるかもしれないが、それなりにしっかり仕事しているつもりの私の立場から椎名誠さんみたいに遊んでばかりいる“ような”人を見ると、何だか世の中の理不尽を感じてしまって、うらやましくて悔しいから、読みたかったんだけど、この本は買ってあげなかった。

私も孫1号4歳と孫2号2歳を持つジイジイ。椎名さんがどんなジイジイ生活を送っているか知りたかったんだけど、私が仕事しているときに遊んでばかりいる“ようにみえる”から、買ってあげなかった。

買ってあげなかったんだけど、私も、椎名さんが初めて孫を持った50代最後の頃を迎え、先々を考えればつまらない意地は、それこそ時間の無駄。理不尽を憤るよりも進んで身をゆだねる処世は、どちらかというまでもなく得意な方。なにより、ここんところ2カ月近くも孫たちにあってないと思うと矢も楯もたまらない。

・・・なんてこらえ性のないことか。

ということで、心の隙間を埋めるべく、この本になぐさめを求めました。

読んで思うのは、「ああ、こんなことを書いていいのか」という、まるで拍子抜けされてしまうんじゃないかと思われるような感想でした。だって、ただの“孫あるある”なんだもの。どこのジイジイでも感じているようなことばかり。

でもそこに感じられるのは、血がつながっているという明らかな実感と、自分の生きたことを証明する最良の存在への無制限の愛情です。当たり前だけど・・・。

そんなどこのジイジイでも感じているようなことを、はばかりなく書けるとは、これまたなんとうらやましい。


『孫物語』    椎名誠

新潮社  ¥ 1,404

この三匹の怪獣は息子夫婦からプレゼントされた「楽しい動くおもちゃ」のような気がする
サンコンカンからの来襲  屋根裏部屋で待っていた絵本
小さな命を眠らせながら  海賊船作戦
アメリカのねぇねぃがきた  ニンゲンはなぜたたかうのか
別れの一本桜  ラクダさんの旅の準備
旅へ、そして帰ってきて  土星とカボチャ
台風を飛び越えて  北の国へ
黄金の夏休み

ついこの間、高校の先生方の話を聞く機会があって、・・・まあ、高校生を山に連れて行ってやってる関係なんですけど、・・・卒業式の話を聞いたんです。最近の卒業式は、祖父母の参加が珍しくなく、まかり間違えると一人の卒業生に保護者4人の参加なんてケースもあるとか。そうすると、椅子が足りないんだそうです。

どうも聞いていると、祖父母の参加に否定的な御意見の様子。私、言ってやりましたよ!「私もじいちゃんだけど、孫1号の小学校の入学式は絶対行くも~ん」

まあ、本当に行くかどうかはともかくとして・・・。

自分が親なら、赤面して穴があったら入りたいような言行も、それが孫だとなんでもなく受け入れられるのはどうしてでしょう。母親(私の娘)は、保育園に二人の子を預けてもの作りをしておりますが、保育園における孫1号の言行に、ずいぶんと振り回されている様子です。

連れ合いは、娘が忙しいときに手伝いと称して電車で30分くらいのところに住んでいる孫の面倒を見に行きます。孫2号はニコニコしながら何でも手を出してしまうらしい。

昨年のゴールデンウィークにはいちご狩りに連れて行ったんですが、「おいしい、おいしい」とむしゃむしゃ食べた当時3歳の孫1号は、帰りの車の中で、噴水のようにいちごを噴き上げました。

本当に、親は大変なんだよね。ゆとりなんかないもんね。

ジイジイ、バアバアでも大変だけど、でも、生きるものとして、その時期が一番なんだってことを、年寄りは知ってるからね。さて、春休みは、孫1号を連れて熊谷から汽車に乗る予定があるんだけど、母親(私の娘)から、まだ連絡がない。

・・・んんん、来られなくなったらどうしよう。

何でもかんでも書いてしまおうとも思うけど、やはり、はばかりがある。はばかりなく書けるというのは、やはりうらやましいかな。




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『蒼き山嶺』 馳星周

大学時代、山岳部におけるライバルであり、ザイルを繋いで命を預けあった得丸志郎、池谷博史、若林純一。若林は早くから才能を見出され、純粋に高みを目指してプロのクラーマーに、池谷は完全に山を離れ公安警察に、そして主人公の得丸は長野県警に入り山岳救助隊員として山を続けていた。

ある日、得丸は、残雪期の白馬鑓ヶ岳を喘ぎながら登る危なげな男に声をかけた。男は池谷博史だった。

・・・もうこれ以上、なんにも言わないほうがいいですよね。なにしろこの本は、その“内容紹介”に《過酷極まる逃避行の行く末は!? 山岳ミステリーの新たな傑作!! 》と書かれているくらいの本ですからね。もう、ハラハラ、ドキドキなわけです。

私は、あなたのハラハラ、ドキドキを奪ったりしません。どうぞ、どうぞ、存分にこのハラハラ、ドキドキを、・・・ご存分に

最後にもう一つ、言わせて下さい。

8000m峰14座の無酸素登頂をライフワークにした若林純一は、8座目となるk2に登頂した後、雪崩に飲み込まれて死にました。得丸と池谷が再開する10年前の出来事でした。

・・・うぉっ❢・・・もうなにも言わない。


『蒼き山嶺』    馳星周

光文社  ¥ 1,620

警察から追われ、刺客に狙われながら、男たちは進む。白馬岳から栂海新道を抜けて日本海まで


「白馬岳から栂海新道を抜けて日本海まで」というこのルート。実は私、正直まったく同じだったか、はっきりしない部分もあるんだけど、このルート歩いています。無雪期ですけど・・・。

学生の時です。日本海から太平洋まで、飛騨山脈、木曽山脈、赤石山脈をフル縦走して歩き通す計画を実行に移しました。飛騨山脈の三俣蓮華までははじめて。木曽山脈で登ってたのは木曽駒と空木岳を単発で登っただけ。赤石山脈も赤石岳から南は知らなかった。そんな状態でした。この本は、上に書いたとおり、これ以上内容紹介しちゃうと申し訳ないので、その時のことでも・・・。

始まりは親不知。海水に触って太平洋を目指そうと思ったら、さすがは親不知、私の周りに、安全に海水に触れられそうな場所はありませんでした。で、そうそうに諦めて登り始めたのですが、いきなりすごい登りだったような気がします。

だけど、この頃は実際良く山に登っていたし、体力ありましたからね。何より今のように、肺気腫の症状なんか出てないからね。とにかく楽しかった。

以前、ブログに書いたことがあるような気もするんですが、その時の試みは赤石山脈の聖だけで頓挫しました。下山する女子大生グループから貰ったベーコンにあたって、聖平小屋のトイレを1つ独占する羽目になってしまったからです。

正直、赤石山脈に入る頃から、身体的に結構厳しい状況になってたんですね。どこかで、何かやめる理由を探していたような、そんなところがあったような気がします。身体が厳しくなければ、食い物に当たるなんてこともなかったと思います。体力以上に気力が果ててしまいました。完全敗退です。

でも、飛騨山脈を歩いている頃は、本当に楽しかった。

白馬までは、めったに人に合わなかったですね。牛首とかキレットとかは、本当にビビった。ビビりながら、思い切って挑んだ。その後、その感覚はだんだん麻痺して行きましたね。全然ってわけじゃないけど、キレットのときのように、硬直することはなくなりました。高度に対する恐怖心ってのは、ある程度は“慣れ”だと思います。

裏銀座を通って槍ヶ岳に行く頃は、だいぶ人も多くなってきました。大キレットを一人で通過するのははじめてでしたが、体調も天候も最良の状況で越えることができました。槍・穂高は、さすがに当時から人が多かったですね。

私の学生時代は以前の登山ブームと新たな登山ブームの間で、山は今に比べれば断然静かだった。山で年配の方を多く見るようになるのは、その数年後だったと思います。

山登りは、そこにあるだけ山というあまりにも大きすぎる存在の中で自分と向き合う行為だと思うんです。だから、できれば一人がいい。この旅の前半、後立山から裏銀座、三俣蓮華から槍ヶ岳までの行程は、だからとても楽しかったですね。

でも、「いつかもう一度・・・」なんて思ってる間に、山をやめる羽目になってしまいました。

再開した今ですが、山は人が多すぎる。今、私は地元の奥武蔵の低山を歩き回ってますが、人が多くて叶いません。でも、それでも人が来ない、かつ魅力のあるコースというのはあるんです。最近は、週末が近づくと、そんな貴重なコースの開発のために地図とにらめっこです。
さて、この間の『遺訓』に続いて今回の『蒼き山嶺』にも睡眠時間を奪われてしまいました。年寄りですからね。ダメージがいつまでも残るんですよ。そんなこんなで週末が失われていきました。




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『日本の地形がおもしろくなる本』 ワールド・ジオグラフィック・リサーチ

高校の選択科目の中でも、地学を置いている学校がどれだけあるでしょう。まあ、必修でおいているところは、もうないんじゃないでしょうか。おもしろかったなあ、高校の時の地学の授業。プレパラートに石を張り付けて砥石みたいのでけずってね。顕微鏡で見て、他の生徒が作ったのと比較するの。それに校外授業で荒川の断層に行ったりしてね。

試験前になると、まとめて教室の授業になって、生徒が寝ると先生が言うんですよね。「君たちねえ、そうやって油断をしていると、私は次の時間に嘘を教えるからね」って。で、次の時間に本当に嘘を教えて、その部分が本当に試験に出て、嘘と知らない連中はそれを答えるんだ。私は油断してなかったんですね。起きてましたからね。

地学ブームですね。ひとえに、NHKの《ブラタモリ》のおかげでしょう。面白いですもんね。私もいつも見てます。タモリが《笑っていいとも》やってるときは、せいぜい都内、それも23区内をブラブラしていただけでしたが、《笑っていいとも》をやめたら、一気に全国を駆け巡る番組に変貌しましたね。23区内限定時代からすでにその無類の地形好きが評判でしたが、全国を駆け巡るようになると、もはや地学博士と呼びたくなるような博識。柱状節理にを見たときの頬の輝き。

そうそう、地学好きの人ってそうなんですよね。以前、職場の旅行で関越高速を走っていて、車が沼田のあたりに差し掛かった時、「おお、河岸段丘」とか、「あんなにも遷急点が・・・」とか叫んでる友人がいて、やはり地形オタクでしたね。やはり同じように頬を輝かせていました。

それはともかく、《ブラタモリ》は、もう完全にNHKの看板番組の一つになりましたね。

《ブラタモリ》は、私の生まれた秩父にも行ってくれました。34か所の札所も、地質的特徴が地表に現れた場所に作られていたってことも、はじめて教えられました。・・・ということは、高校の時の地学の先生も、そのことはご存じなかったってことですね。


『日本の地形がおもしろくなる本』 ワールド・ジオグラフィック・リサーチ

宝島社  ¥ 1,026

地形が動かした日本の歴史 歴史とチリの味方が180度変わる315の雑学
①東京・大阪・愛知 都市の地形の謎
②都道府県の地形の不思議
③日本の歴史と地形
④日本列島100万年の地形ミステリー

タモリがよく言ってますね。「《キワ》が面白い」って。そういえば最近、近くの山を歩いてて良く思うんです。うちのある辺りって、本当に関東平野の《キワ》なんです。越生町に高取山ってのがあって、300mそこらの低い山なんだけど、東の展望の効くところに行くと、自分の足元から関東平野が広がるわけです。

東には筑波山双耳峰が見えて、南西にはスカイツリー。それを挟むように埼玉副都心や都心のビル群が見える。そこまで何ら遮るものがないんですね。まるで、自分が地図の中にいるような感覚さえ抱いてしまいます。

それにしてもこの本、とてつもないですよ。上に記しましたが、《315の雑学》は、扱いようによっては、それで一つの本になる。プレート理論。中央構造線。糸魚川・静岡構造線。フォッサマグナ。・・・。

そう言った地形的特性を踏まえて、ご先祖様たちは歴史を紡いできたわけですね。現代の科学で理論的に解明されて、私たちはこの日本列島を理解しようとしているわけですが、ご先祖様たちは、自分や先人たちの経験から、ほとんどの場合は、なんどもなんども痛い目に合うことによって、そこに合う生き方、手の加え方を学んできたわけですよね。

その上で、まだまだ隠された歴史があったりして・・・。日本列島は本当に面白い。

すでに、《ブラタモリ》で回った場所もいくつか含まれてましたね。それらも315の雑学の一つとしてね。だから、少なくとも、《ブラタモリ》がネタに困るようなことは、当分の間起こらないということですね。




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『流』 東山彰良

小説を読むのはいいですね。無心になれます。

この本を読んだのは、たまたま。たまたまとは言っても、2015年の直木賞ですからね。たまたま目についたこと自体、名作だったからなんでしょう。

1895年から1945年までの間、台湾は日本でした。いろいろありましたが、日本はそこを、のちに台湾と呼ばれるにふさわしい場所にしたわけです。そして日本が戦争に負け、台湾を去らなければならくなる直前まで、そこは日本であり、そこに住む人々は日本国籍でした。そこに薄汚れた綿入れに草履履き、天秤棒に鍋釜下げたような国民党軍が入ってくることになります。

台湾の人々は、「犬が去って、豚が来た」と嘆いたそうです。

この間まで日本国籍だった台湾の本省人は、みすぼらしい姿で大陸から入ってきた外省人に組み敷かれる形で新しい時代に突入したわけですね。蒋介石は恐怖政治を行い、社会のあらゆる局面で国民党が台湾を支配しました。日本当地の中で育った知識階層は、目の敵にされ、二・二八事件では数万人が処刑され、沈黙を強いられています。台湾人に対する弾圧は、蒋介石の跡を継いだ蒋経国の時代になっても続き、彼の死の直前まで継続されたわけですね。

という流れの中で、“台湾の人が書いた戦争から現代までの話”と言われて、私はついつい台湾人の立場からの戦後史ってのが頭に先入しました。でも全く違いましたね。東山彰良さんという台湾国籍の作者さんは、いわば外省人三世なわけですね。一世のおじいさんは、台湾人から「犬が去って、豚が来た」と嘆かれた“豚”の方。つまり抗日の戦士だったわけです。

だから、“台湾の人が書いた戦争から現代までの話”も、〈外省人から見た〉“話”になるわけですね。


『流』    東山彰良

講談社文庫  ¥ 950

内戦で敗れ、台湾に渡った不死身の祖父は殺された。誰に、どんな理由で?
第一章 偉大なる総統と祖父の死
第二章 高校を退学になる
第三章 お狐様のこと
第四章 火の鳥に乗って幽霊と遭遇する
第五章 彼女なりのメッセージ
第六章 美しい歌
第七章 受験の失敗と初恋について
第八章 十九歳的厄災
第九章 ダンスはうまく踊れない
第十章 軍魂部隊での二年間
第十一章 激しい失意
第十二章 恋も二度目なら
第十三章 風に乗っても入れるけど、牛が引っ張っても出られない場所
第十四章 大陸の土の下から


この『流』というお話は、支那事変の最中から1980年代後半までという時間の流れの中で、台湾の外省人の少年が、国民党軍兵士として台湾の渡ってきた祖父の行状と不可解な死に振り回されながら、やがてそれらと向き合うことで、大人になっていく青春小説です。

そうだね。私は1960年の生まれで、戦争が終わって15年目の生まれなんだけど、台湾はそのあとひと悶着しているから、・・・というか、いまだにひと悶着に決着がついているわけじゃないですからね。終戦から15年、物心がついたころには20年たってるわけだけど、それでもいろいろな気配が残ってたわけですよ。直接の体験者が、まだまだゴロゴロ生きてたし。

なにがなんだか分からないような混乱の中で、生きぬくことを最優先にしてきた人たちが周りにいましたからね。根掘り葉掘り聞いちゃいけないことは感じ取らなければいけなかったし、知っていても知らないふりをすることは、とても大事なことだった。耳には入って来ても、聞いてないふりを通すとかね。

台湾は、今でもそういう状況にあるんでしょうね。人の“存在”そのものに関わる部分じゃないですか、そういうことって。アイデンティティっていうんですか。自分は何者かってことね。それを考えることって、そのまま物語ですよね。

二・二八事件なんて、数万人が処刑されたって言っても、きっとなにがなんだかさっぱりわからない状況にあるんでしょう。そのあとも本省人への弾圧は続いたそうだしね。本来、死者は、思いのほか雄弁ですからね。

じつは私にも、昨年、今まで知らなかった新しい事実に触れる機会がありました。父と母のことです。父も母も、なにも言わずに死んだけど、記憶の端々にそれを匂わせる父の言葉や母の言葉があるんですよね。私の両親も、最近、とみに雄弁です。




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『KZ'Deep File 断層の森で見る夢は』 藤本ひとみ

面白かったよ。面白かったですよ。サラッと読めるお話しだし、展開にもスピード感があってハラハラ・ドキドキだしね。だけどな~。やっぱり私は、藤本ひとみさんの歴史のお話を読みたいな~。できれば、『聖戦ヴァンデ』とか、『ハプスブルクの宝剣』みたいな話し。

だけど、この話しも面白いからなあ。それこそ、旅のお供なら最適。

この間読んだ、KZ'Dシリーズの前作もそうだったけど、軽く歴史を取り入れて入るんだよね。この間は、早良親王の怨霊に祟られて捨てられた都、長岡京が舞台だった。「うぉ!」っとかって思ったけど、それがストーリー展開になんか影響をあたえるわけでもなかった。

今回の『断層の森で見る夢は』では、“六百年を超える因習の村”なんて、以下のもおどろおどろしいうたい文句だけど、おどろおどろしさなら、私の生まれた秩父も負けない。なにしろ私の母は、ロクサン様を祀る巫女さんだからね。風もないのに扉が閉まるわ、人魂は飛ぶわ。

秩父のことはともかくとして、舞台は長野県下伊那郡赤石村。・・・これは、秩父も恥ずかしくなって隠れるくらいの因習の村。南アルプスこと赤石山脈の名を持つ村。今も、年に数センチずつせり上がるこの山脈は、それゆえにアチラコチラで崩落が進む。題名にもある“断層”が明らかになるのもそのためである。

私も33歳までは、年に数回、この大きな山塊に入り浸った。すると、前に通った登山道が、崩壊が進んでまったく違った装いになってる場合が珍しくなかった。・・・懐かしいなあ。定年したら、また入り浸りたいなあ。


講談社  ¥ 1,512

南アルプス、六百年を越える因習の村で、突如、起こった怪事件
序章
第1章  星々の村
第2章  奇妙な種子
第3章  生還できるか
第4章  マジック
第5章  時限爆弾
終章

・・・ごめんなさい。“因習の村”の話がちっとも進んでないね。その赤石山脈の麓、南信濃地方の伊那谷は、皇族の御料や上皇法皇の寺院領が多く、皇室との結びつきが深く、手厚い保護を受けてきた地だという。後醍醐天皇と足利尊氏が争った時、その皇子の宗良親王が30年にわたって戦いの拠点にしたのがこのあたりだったという。

今回も「うぉ!」って思ったけど、前作と同じで、それがストーリー展開になんか影響をあたえるわけでは、やはりなかった。ううん、さびしいよー。歴史にどっしり腰を据えた藤本ひとみ作品が読みたいよ-。

泣き言を言っても仕方がない。無いものは無い。この本も、それなりに楽しめる本なんだから、そう思って読めばいい。
大人気シリーズKZの深層をえぐる、ディープなKZ'D『KZ' Deep File』。南アルプス、美しい断層の村で突如として起こった連続事件!ヘリコプターの墜落、白骨の出現、インターチェンジに消えた数学の天才は何を見たのか!?迫る集中豪雨の中、少年たちの奔走が始まる!謎と友情の書き下ろし長編。

これが本作のうたい文句。私のすすめてるんだか、ないんだかわからないような紹介よりも、このうたい文句でそそられて下さい。

そうそう、表紙はとてもきれい。しばらく眺めてしまった。どっかに作品の紹介がないかなって思ってみたら、ルノワールの《小みち》という絵だそうです。





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『カエルの楽園』 百田尚樹

NHK NEWS WEB  2017/12/09
ノーベル平和賞 ICANの素顔
https://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2017_1209.html
(抜粋)
ことしのノーベル平和賞の授賞式が10日、ノルウェーの首都オスロで行われます。受賞者はICAN=核兵器廃絶国際キャンペーン。世界の101の国と地域にある468団体と連携し、核兵器禁止条約の実現を働きかけてきた国際NGOです。メンバーたちは、外交経験があるわけでもなく、広島や長崎の被爆体験を聞いて育ったわけでもない、20代から30代の世界の若者たちが中心です。彼らを核兵器を禁止する活動へと突き動かしたのは何だったのか。授賞式を前に、スイスのジュネーブと東京で暮らす2人の中心メンバーを訪ねました。そこで見えたのは、日々の暮らしの中で家族を大切にしながら、世界が直面する問題に臆することなく声を上げ、実際の行動に移していく、優しくも力強い姿でした。(国際部記者 古山彰子)
(続きを読む)に全文
面白いよね。このノーベル平和賞で一番話題になってるのが、日本が国連で採択された核禁止条約を批准しないってこと、唯一の被爆国である日本が、アメリカの核の傘で守られていることなんだからね。一体どこをどう叩けば、この核の問題で日本が非難されることになるんだか。「この問題で日本を悪者にする方法を思いついたこと」に対して、ノーベル平和賞が与えられたんじゃないかな。だって、いまだに核兵器の脅威にさらされているのが、唯一の被爆国である日本なんだよ。日本を取り囲むアメリカ、ロシア、朝鮮、チャイナは核兵器を保有しているんだよ。

アルフレッド・ノーベルが望んだのはニトログリセリンを安定させることで、戦争を終わらせる発明をすることだったとかって言われても、・・・ねえ。そんな賢い大の大人が、どうしてそんなにも無邪気なことを考えるのよ。まんまと大富豪になってるじゃない。自分が「死の商人」と歴史に刻まれることを恐れたのは晩年のこと。

どうも北欧の人ってのは何考えているかわからない。昨日見たサッカーの北朝鮮の監督。ノルウェーの人だった。北朝鮮の監督引き受けるかよ。だいたい、東アジア大会なんかやってる場合かよ。


新潮文庫  ¥ 562

《予言書》とも言われた現代の寓話にして、国家の意味を問う警世の書
国を追われた二匹のアマガエルは、辛い放浪の末に夢の楽園にたどり着いた。その国は「三戒」と呼ばれる戒律と、「謝りソング」という奇怪な歌によって守られていた。だが、南の沼に住む凶暴なウシガエルの魔の手が迫り、楽園の本当の姿が明らかになる。

ツチガエルの楽園は、滅びた。

かつて周辺のカエルと争って、最後は鷲のスチームボードに引き裂かれたツチガエルの国ナパージュは、スチームバードの保護化に平和を享受した。その代償が、「三戒」と「謝りソング」に象徴される自虐の受け入れだった。

・・・もういいや。そういう本だよ。日本のことを書いているの。ナパージュはNAPAJ、逆からかけばJAPAN、つまり日本。スチームボードはアメリカ。ウシガエルはチャイニーズ。ヌマガエルは朝鮮人。日本を壊すデイブレイクは筑紫哲也あたりかな。

なんてゾッとする本を書くんだろう。

男は去勢の上奴隷にされ、女は慰みものにされて、この世の楽園を謳歌したツチガエルは滅びました。




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『青空に飛ぶ』 鴻上尚史

昭和19年、日本陸軍航空隊初の特別攻撃隊として鉾田教導飛行師団で編成された万朶隊。装備機種は九九式双発軽爆撃機。佐々木友次は、その万朶隊員で、9回以上特攻に出撃して、唯一生存した隊員だそうだ。
『青空に飛ぶ』という題名。中学生らしい少年が、手をかざして空を仰ぐ。背景には、横っ腹に日の丸をつけた軍用機。焦燥感というか、無力感というか、わけの分からない胸騒ぎがして、一瞬、手に取るのをためらった。

だけど、書いたのが演出家の鴻上尚史ということもあり、読んでみることにした。別に私は鴻上尚史に縁もゆかりもない。だけど、好んで見ているNHKの《クールジャパン》という番組で見る、鴻上尚史の何か企んでいそうな邪気たっぷりの顔を思い出し、読書欲を書きたてられた。

少年は、“たまたま”であるが、上記の本を読んでいた。そういう設定になっている。


『青空に飛ぶ』    鴻上尚史

講談社  ¥ 1,672

哀調の切々たる望郷の念と、片道切符を携え散っていった特攻という名の戦友たち


少年は、とある病院の病室に、佐々木友次という名札を見つける。少年は、その名前を知っていた。

少年は、9回にわたって特攻隊員として出撃し、敵艦に突入することよりも死ぬことを期待されて出撃し、そのたびに生きて帰ってきた佐々木友次に、おさえきれない興味を抱いた。

彼は9回も、死を抱いて、青空を飛んだのだ。

少年が彼に興味を持ったのは、少年も青空を飛ぼうとしていたからだ。

いじめられて死に追い詰められていく少年と、特攻として若者たちが青空に飛び出していった時代が重なる。

佐々木友次にその時の様子を聞いたのは、少年ではない。それは、著者の鴻上尚二だった。鴻上は死を目前にした佐々木友次に合っている。そして、話を聴いている。そこから鴻上が感じた「生きたい」という心情が、鴻上の心の中の、死に急ぐ少年少女たちも「本当は生きたい」って思ってるに違いないって思いに重なっていって生まれたお話なんだろう。
最近の若い人たちは“匂い”に過敏すぎる。困ったもんだ。人というのは、匂うもんなんだ。匂い過ぎるのをおさえる程度が、ちょうどいい。そのへんのところが、分かってもらえない。匂いに敏感なわりに、人間の腐った匂いには疎かったりする。人間の腐ったやつは、匂う。

そのあやふやな感覚が冤罪を生むことにもつながるとかって言われそうだけど、匂うもんは匂う。いじめがはびこる教室の臭気なんて、最低だ。いじめって、匂うんだ。これは、教えて分かるもんじゃない。アンケートなんて書かせたって、たちの悪いいじめほど隠れる。あぶりだすには、仕掛けを張って密着するしかない。こっちも傷つくのを覚悟すれば、止められる場合もある。




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『飛騨の怪談』 岡本綺堂

2008年の本。私は原価よりも安く買ったけど、amazonでは原価よりも上。いやいや、・・・飛騨は、・・・怖いよ。

この本に出てくる“怖いの”は、「やまわろ」。「やま」は山だけど、「わろ」の字が出てこない。けもの偏に口を三つ書いて木という漢字。人とも猿ともつかないわけの分からない生き物。夜の間に鳥小屋の鳥を絞めて盗んだり、かつては人をさらうこともあったという。まつわる話はいくらでもあるが、正体はまったく知れない。「見た」という話もあるが、どうも突き詰めてみるとおぼつかない。

「わろ」は、おそらく和郎という意味であろうという。で、大きいのを山男と言い、小さいのを「やまわろ」と言うんだろうと。山姥や山女郎はその女性版とか。

同じような、「黒ん坊」の話を何かで読んだ。この、「やまわろ」の話がもとになっているんだろう。

怖いのは怖い。怖いけど、ただの怪談話じゃない。だいたい、死んだ人間が化けて出るわけじゃない。化けで出るわけじゃないけど、怪綺談であることは間違いない。だってゾッとする。だけどそれだけじゃあない。それらは飛騨の険しい山岳を背景に懸命に生きている。生きている以上感情がある。女も欲しくなる。愛情も芽生える。それらはときに、おぞましく思えるかもしれないが、愛に隔てはないだろう。

ただ、その背景にあるのが、飛騨の険しさなのだ。

『飛騨の怪談』    岡本綺堂

メディアファクトリー  ¥ 時価(定価より高いかも)

近代怪談文芸の精華 岡本綺堂に1世紀近くも埋もれていた幻の中編怪奇小説があった!
飛騨の怪談

怪談実話集
木曽の怪物
お住の霊
河童小僧
池袋の怪
画工と幽霊


私の生家は、埼玉県の秩父、武甲山の北側斜面の山麓にある。家は、武甲山の北側斜面に正対する格好で建てられていた。子どもの頃に見上げる武甲山はとてつもなく出かかった。当時は、夜になれば真っ暗。武甲山がある方を見れば、それこそ桎梏だった。そちらの方向からは、いろいろな音が聞こえてきた。

なにかがいるのは分かっていたので、大人から脅されたときは、やっぱりほどほどにしておいた。抑えがきかなくなって、外の木に縛り付けられた夜は、声が枯れるほど泣いた。・・・らしい。

私は、四足の生き物だろうと思っていた。なぜか。まったく理由はない。当時、野良犬はいくらでもいたし、それらと渡り合ったこともあった。そのため、“山の中の恐ろしいもの”を考えると、犬型で、もっと恐ろしくて、悪賢いものが思い浮かんだんだろう。

かりに当時、武甲山にそんなのがいたとしても、今の武甲山ならまったく居場所がない。石灰岩を掘り出された今の武甲山は、無残な姿をさらしているばかり。“何者か”がいられる場所は、どこにもない。

今住んでいるのは、埼玉県の東松山市。関越高速で都会の人が、ゴルフにやってくるのにちょうど都合がいい。うちから高台に登っていくと三方をゴルフ場に囲まれている。道は、ゴルフ場の間を縫って向こうの町につながっている。

山の上にあるのはゴルフ場。それから、大学も山の上にある。大東文化大学と山村短大というのがある。一山南には東京電機大学がある。周辺の山も電気大の所有地らしい。電気大は、電気をたくさん作りたいらしく、山を切り開いてソーラーパネルを並べた。道路から見ると、その向こうは林のように見えるが、木が植わっているのは、ほんの一重。中に林はなく、ソーラーパネルが敷き詰められて電気を起こしている。

ゴルフ場に、大学に、ソーラーパネル。「やまわろ」よりもたちが悪い。




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古代史は謎だらけだといわれる。
なぜか――。
理由ははっきりしている。
壮大に仕掛けられた
古代史の「罠」=『日本書紀』に
誰もがとらわれているからである。
これから出る本
















































































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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本


















































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