めんどくせぇことばかり 山歩き
FC2ブログ

虎秀山から阿寺に向かう道

地元、奥武蔵の山で、冬の間に歩いておきたい道がいくつかある。今回はその一つ、東吾野の虎秀山から阿寺へ向かう道。《山と高原地図》には、道は記されてない。《登山詳細図》では、赤の破線の道になっている。

いつも通り、高麗駅に車を置いて、帰りはどこか、西武線沿線に下山しようと思っていたんだけど、またもや通勤渋滞につかまって思ってた電車が無理そう。

そう言えば、東吾野駅には駅前に500円のパーキングがあった。そこまで車で行って、虎秀山から阿寺へ向かい、阿寺の岩場を見学、ユガテを経由して、橋本山から下りて来るコースを選択した。
IMG_5982.jpg (通勤・通学の人を見ても、何にも感じなくなった)

東吾野駅前Pから299号線に出て左折、ほんの少し秩父側に戻って虎秀橋を渡り、右折して虎秀川に沿って虎秀谷街道を進む。右手に鎌倉時代創建の古刹福徳寺というありがたい名前のお寺がある。この寺の裏手からユガテに向かう道があるらしい。まだ歩いてない。帰りに使ってみてもいい。
IMG_5983.jpg (福徳寺 高山不動も近く、ただの山里じゃない) 

道は川の沿って蛇行する。福徳寺から三つ目の蛇行部分に左手に進む林道がある。これが分木林道らしい。《登山詳細図》ではここから赤の破線になる。

ここから登りとなる。左手、坂の上に大きな家があって、その手前に山に入っていく道がある。林業用の道らしい。奥の方からチェーンソーの音が小さく聞こえる。ここで登山靴に履き替え、身なりを整えて山に入る。

林業用の広い道を行くと、先が三つに分かれている。右と中の道は未舗装の林道、左手が登山道のようだ。左へ進む。シダに覆われて道が見分けにくい。慎重に進み、尾根に上がると、そこからはピンクのテープがついていた。ここからは、道迷いの心配はなくなった。
IMG_5985.jpg (夏場は道が隠れちゃうだろう) 

あとから虎秀山(320.4)のピラミッド型の山容に気づくのだが、この時はあまりにも無理矢理に思える急な登りに苦しめられる。山頂には木製の山頂表示があった。そして山頂からの下りも無理矢理な急斜面、慎重に下る。
IMG_5988.jpg (ピンクテープの向こう、急登のさきが、たぶん山頂) 

IMG_5989.jpg (やっぱり山頂 下りもかなり急) 

30m下れば、あとは静かな尾根歩きが始まる。この間の周助山の尾根歩きに似ているが、こちらの方が、いくぶん心細い。それでも両側に杉が植林された尾根上に、はっきり道は続いている。次の名前のあるピークは鶴ヶ峰(340)。その前に三つほど小ピークを越える。二つ目だったか、だいぶ以前に捨てられたらしいビールの空き缶がある。回収。
IMG_5990.jpg (虎秀山頂の急坂を下りた鉄塔脇から)

IMG_5991.jpg  (ものは見ようによって表情が変わるんだな)

IMG_5992.jpg (杉の衛兵を閲兵しているみたい)

IMG_5993.jpg  (鶴ヶ峰山頂 印はこのテープだけ)

鶴ヶ峰から先、しばらくの間、両側からの梢の張り出しが煩わしい道になる。これは、夏場は藪漕ぎだろう。暑い中での藪漕ぎなんてまっぴらだな。

次のピークは宝山(448)だが、道は山頂を巻いている。私は無理矢理登ったが、巻き道を向こう側に行くと、向こうから山頂に上がる道がある。登りは無理矢理だったが、下りは楽に下りた。

宝山を阿寺側に下りてすぐ、突然景色が広がる。しかも今度は高圧線もなんにもない。北は武甲山から子持・大持、鳥首峠を越えて有間山。その手前には武川岳、前武川、蕨山と、奥武蔵の山々。さらにそれと重なるように、奥多摩の山々が南に続き、三頭山、御前山、大岳山。富士山も見える位置だけど、今日はそこまでクリアーじゃない。それでもこの展望は絶品だ。
IMG_5994.jpg (私が子どもの頃の武甲山は、ここからはどう見えたんだろう)

IMG_5995.jpg  (奥に見えるのは鷹巣山あたり 石尾根じゃないかな)

IMG_5996.jpg (天覚山の向こうに奥多摩の山)

20200114_093358.jpg  (全部まとめてドカーン ここらの写真は大きくなります)

景色を楽しんで少し行くと、東吾野駅と吾野駅の真ん中あたり、下平橋から阿寺の諏訪神社に向かう道と合流する。赤い破線の道は、ここでおしまい。
IMG_5997.jpg (この日初めてのはっきりした道標) 

しばらく行った分岐を諏訪神社の参道から右に外れ、阿寺の岩場方面に下る。岩場には一人、トレーニングしている人がいた。岩に取り付いている姿を見ると、やっぱり怖い。
IMG_5998.jpg (左手の道を進めば諏訪神社へ)

IMG_5999.jpg  (端から見てると余計に怖い)

IMG_6000.jpg (阿寺の岩場入り口 車を止めるスペースもあった)

IMG_6002.jpg  (阿寺の岩場からは虎秀谷街道を下る。途中からユガテに向かう道を進む)

ユガテでは西川材に関わる人たちだろう、数人の方が木の皮むき等の作業をしていた。橋本山で、この日はじめて、ゆっくり休憩した。ここも展望の効くところだけど、宝山の北側とは比べものにならない。ただ、橋本山からは、すぐ目の前に虎秀山を見ることが出来た。三角形のいい形をしている。山頂を下りたところの鉄塔も視認できる。
IMG_6003.jpg (森を抜けた先がユガテ)

IMG_6004.jpg  (手前左の三角形が虎秀山 山頂下の鉄塔も視認できる 右に続く尾根上を阿寺に歩いた)

IMG_6005.jpg (橋本山ラーメン 最近、餅と卵を入れている) 

橋本山ラーメンを食べて、下山にかかる。もう一度、虎秀山が見えることを期待しながら下る。吾野神社と福徳寺に下る道があるが、まずは吾野神社に向かってみる。途中、高圧線越しに見えたが、それ以上は無理そうなので、まだ歩いたことのない道を福徳寺に向かう。
IMG_6007.jpg (虎秀山の三角形 周辺の山と一緒に見たかったが、これがせいぜいで、最後だった) 

福徳寺の屋根が見えるところまで下りて、ようやく虎秀山が見えたが、ここまで下りてしまうと、まったく凡庸な山容に変わってしまった。
IMG_6008.jpg (福徳寺まで下りてきた)

IMG_6009.jpg  (虎秀やまめクラブの人たちが登山道を整備してくれてるらしい)

この日歩いたのは、以下のようなコース。
虎秀山地図





テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

荒船山へ、この間のうっぷん晴らしに

おととい(9日)に続いて、昨日(10日)もいい天気だった。だけど、昨日もやっぱり区長さんのお仕事があって、山には行けなかった。

仕事は昼には終わって、帰って翌日の山行計画を立てる。一昨日の計画を実行するか、どうするか。天気を調べたら、埼玉を含めて関東南部は昼過ぎまで曇りの予報。えー、残念!

群馬は朝から晴れだけど、車がなぁ。道がどうかなぁ。前に、そのうち行こうと思って計画立てていた荒船山なんかどうかなぁって思って、冬タイヤはいてないので、道路状況も含めて調べてみた。・・・登山道のアイゼンは必要らしいけど、なんとか道はギリギリ大丈夫そう。

と言うことで、荒船山に登ってみることにした。

念のためチェーンを積んで、朝6時に出発。内山峠に向かう。下仁田を過ぎても、道はまったく大丈夫。内山トンネルに向かう道と分かれて峠の登っていく道に入ると、路肩の雪が目立ち始める。その先、凍結気味のところもあるけど、ノーマルタイヤで支障なし。

内山峠の駐車場についたのは7時45分頃、先客の車が一台あった。準備を整えて、駐車場の奥にある山道に入る。荒船山の頂稜に出るまでは、ほぼ日当たりの悪い北西側斜面となるため、広範にわたって凍結。歩き始めて15分ほどでチェーンスパイクを着ける。
IMG_5946.jpg (この日最初の艫岩 天気良くなってきた) 

IMG_5947.jpg (階段状の急斜面 実は氷べったりで、ここでチェーンスパイクをつける) 

IMG_5949.jpg (歯を下にして履くだけ) 

実は、初めて。アイゼンに比べて、はるかに装着が簡単。凍結への効きも上々。急斜面でもゴムが伸びているような様子はない。アイゼンほど歯が丈夫そうじゃないので、メンテナンスはちゃんとした方がいいんだろうな。寿命も短いかも。
IMG_5950.jpg 

IMG_5951.jpg  (凍結に歯がガシガシ効く感じが癖になる)

夜明けは曇っていたが、登り始めた時点で、すでに晴れている。ある程度高度を上げると、周囲の山が見える。八ヶ岳に違いない山々、南アルプスに違いない山々、さらには北アルプスに違いない山々が、樹林の向こうに見えてくる。艫岩からはいい写真が撮れそうだ。

鋏岩修験道場跡を過ぎると大きな崩落が二つ続いた場所があり、その上に道がつけられていて、新しい虎ロープが張ってあった。このあたりから、すでに気づいていた。艫岩方面がガスに巻かれている。そりゃないだろう。頂稜に上がる頃には、きっときれいに晴れてくれているに違いないと念じて先へ進む。
IMG_5952.jpg (修験僧の宿った岩室の上に) 

一杯水からは岩場混じりの急登。ここでもチェーンスパイクは安心感のある効きを見せてくれた。頂稜に上がる。依然ガスの中。しばらく進むと、懐かしい無人小屋がガスの中から現れた。
IMG_5955.jpg (懐かしい無人小屋)

IMG_5953.jpg  (真っ白 何にも見えない)

 30年以上前、ココに山岳部の生徒を連れてきたことがある。雪の中、この小屋に泊まった。見晴台に行くと、・・・何にも見えない。ただ真っ白いだけの世界。小屋に戻り、ラーメンを作って食べる。そういや、写真取り忘れた。

ガスが晴れるまで待つつもりで、ゆっくりラーメンで暖まる。暖まって、あとから到着した人とお話をした。しばらくお話をしていると、青空が出てきている。見晴らしに出ると、さっきの真っ白とは違うものの、まだまだ。結局、ラーメンで暖まったからだが冷えて、我慢できなくなるまで待った。
IMG_5957.jpg (夏に来るとクリン草という花の群落が見られると教えていただいた) 

成果はあった。北西の北アルプスは見ることが出来た。浅間山など北側の山はあきらめて経塚山に向かった。
IMG_5959.jpg (穂高から大キレットを経て槍がくっきり)

IMG_5960.jpg  (真ん中は鹿島槍と五竜かな この二枚は大きくなる)

頂稜歩きは、こんな時期でも気持ちが良かった。経塚山の登りにかかる頃には、ガスが晴れて、再び周囲の山々が見えるようになったらしいことが、樹林越しに分かった。経塚山の上の方は、梢に霧氷がついていて、それが日に当たって落ちてくる。大きめのが頭に当たると痛い。三度ほど、痛い目に遭った。
IMG_5964.jpg


IMG_5965.jpg

IMG_5966.jpg (気持ちのいい頂稜歩き 往復したいほどだった) 
IMG_5967.jpg (さっきの林の中にも荒船山の板があったけど、この辺全部が荒船山なんだろう) 

経塚山の下りで、ようやくきれいな浅間山を見ることが出来た。
IMG_5970.jpg 

IMG_5971.jpg  (ようやく見えた)

IMG_5972.jpg (奥多摩の鷹の巣山でも見たけど、霧氷ってのはなんか神秘的だな) 

ここの坂はとても急で、チェーンスパイクはよく効いたが、とても急なところで、少しゴムが伸びる感じたあった。・・・ような気がした。

星尾峠から荒船不動に下山した。途中、崩落があり、用心して通過した。荒船不動からはロードを歩いて内山峠に戻った。すっと兜岩山と御岳山の山容が付き合ってくれていた。IMG_5975.jpg (荒船不動 ここからずいぶん舗装道路を歩いた)

IMG_5976.jpg  (ずっと兜岩山や御岳山がついてくる)

IMG_5977.jpg (真ん中のポッコリが経塚山か)

IMG_5978.jpg (内山大橋から見えた南アルプス)

IMG_5979.jpg  (ようやく駐車場 ずいぶん車が増えている)

IMG_5980.jpg (この日最後の艫岩 車から降りてパチリ)

この日歩いたのは、以下のようなコース
荒船山地図  






テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

もっと大きな富士山を見るはずだったのに

昨日ご報告したとおり、地域でご不幸があり、訃報の回覧の手配その他で、前から楽しみにしていた山行を先送りにした。そう決めた瞬間、体の力が抜けてしまい、こたつにもぐり込んで寝てしまった私だった。

目が覚めたのは6時半。「本当なら今頃は、武蔵五日市駅から登山口の上川乗に向かうバスに揺られている時間だな」なんて考えながら力なく起き出し、連れ合いが起きてくるのを待って朝食を準備した。

一緒にご飯を食べて、9時を待って故人と親しかった方のお宅に伺った。離れて暮らしているご家族のことや、故人の生前のことを聞いて帰り、訃報の回覧を準備して連れ合いに回してもらった。訃報ならば二・三日の間に回るだろう。。自治会からの香典を手配したが、渡すタイミングは四十九日になりそうだ。

とりあえず、立場上やるべきことは、やり終えた。

まだ午前中、風は強いが天気はいい。今頃、大きな富士山を見ているはずだったのに。明日は区長会の仕事があるから、行けるとすれば明後日か。・・・まだ午前中。・・・天気はいい。・・・近所の丘陵地を歩いてみることにした。そう長い時間歩けないので、重りつきにする。トレーニング用に15kgの砂利を入れたザックがある。・・・これを背負って・・・っと。

岩殿観音の駐車場に車を止めて、まずは物見山に上がる。もう11時だというのに、まだ筑波山が見えている。これだから冬場はいい。しかも、春を迎えると梢が茂って見えなくなる日光の山々や赤城山も見える。
市民の森_200109_0001 (岩殿丘陵物見山山頂から筑波山がくっきり) 

市民の森_200109_0002 (岩殿丘陵物見山山頂から日光の山々 男体山よりも女峰山や太郎山の方が白い)

市民の森_200109_0003  (岩殿丘陵物見山山頂から赤城山 夏だと見えない)

物見山から下りて、物見山駐車場から市民の森へ入る。この駐車場は台風19号のあと、被災地の災害ゴミの一時集積場になっていた。
市民の森_200109_0004  (ずいぶんきれいにい片付けられていた)

市民の森から石坂の森に入る。二つの名前がついているのは、この丘陵地が半分半分になるような感じで、東松山市と鳩山町に分かれているから。だけど、ここを歩く者には関係ない。冬枯れの山道が気持ちいい。
市民の森_200109_0005 

市民の森_200109_0006  (静かだな。行こうと思ってた山とは全然違うけど、歩いてると、なんか落ち着く)

小一時間歩いて見晴し台に出る。赤城・日光白根・男体山・女峰山、位置をずらすと榛名山まで視界に入る。だけど、ここを目指した一番の理由は、富士山を見るため。予想したとおり、この時間でも、まだ富士山がくっきりだ。大岳山の向こうに頭だけ出している。今日は、本当ならもっと大きな富士山を、今、私が目を向けている方の山々に立って見ているはずだったのに。

こういう性格が、連れ合いからは「しつこい」と嫌われる。市民の森_200109_0007 (見晴し台から日光の山々)

市民の森_200109_0008  (赤城山・日光白根・太郎山・男体山・女峰山)

市民の森_200109_0009 (大岳山越しの富士山 大岳よりももっと富士山に近づくはずだったんだけど)

市民の森_200109_0010  (関東山地の山々)

市民の森_200109_0011 (トレーニング代わりに15キロのザック) 

ザックに入れておいたペットボトルの水を飲んで、先へ進む。丘陵地帯を下りると、いい感じの里山の風景となる。再び山道に入り10分もすると、岩殿観音の鐘楼のところに出る。開山は8世紀だという。源頼朝の庇護の元、比企能員が復興して北条政子の守り本尊にしたという。
市民の森_200109_0012 (里山に下りてきた)

市民の森_200109_0013  (里山から山道に入ると、この鐘楼の裏手に出る)

市民の森_200109_0014 (石段・山門、その向こうに参道が続く) 

駐車場に戻る。1時間半ほど歩いた。

この日歩いたのは、以下のようなコース。
市民の森 地図







テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

周助山から竹寺まではとても静かな道だった

年末に考えていた山なんだけど、ちょっと地味過ぎる気がして候補からはずしてた。だけど年が明けて、あらためて考えてみたら、新年にこそ、このコースは相応しいことに気がついた。なにしろ、竹寺と子の権現をいっぺんに回れるんだから。

まずは車で東飯能駅へ。近くのPに車を置いてバスを待つ。準備が遅れて始発を逃し、2番バスは7時43分発。原市場中学校バス停で下りて、ここから周助山に向かう。バス停から少し戻ったところにある交差点を直進して少し、左手の民家の手前に登山口がある。周助山までは、要所要所に標識がある。《山と高原地図》では、登山口から途中で林道に出るところまでは破線の道になっている。《登山詳細図》では周助山までは通常の登山道、そこから先は“標識なし。熟達者向き”になっている。
IMG_5904.jpg IMG_5905.jpg
IMG_5906.jpg  ( 登り口を見つければ、もう安心)

IMG_5908_20200105071818ec0.jpg (ぶっとい杉の大木)

周助山山頂には、山頂標識だけで道案内はなく、登戸(ノポットと読むらしい。標識にはノボットとも)に向かう道とは違う尾根にも道がついている。方位を確認して本道を進む。道はいい。
IMG_5912.jpg (周助山山頂 樹林の中だが決して暗くはない。冬ならではか)

IMG_5915.jpg (登戸までは標識も見られた)

IMG_5916.jpg (登戸以降は山頂標識もおぼつかなくなる)

IMG_5918.jpg (例えばここは赤テープに山頂表記 根藤とある)

竹寺にむけて、ほぼ忠実に尾根筋をたどることになるが、痩せ尾根になってる場所もなく、頼もしい道が続く。いくつかのピークでは、確実に地図を見たい。本道とは違う尾根筋にも、おそらく以前は使われていた道がある。それさえ怠らなければ、道自体ははっきりしている。細くなっている場所は、夏場は梢が茂って道が不明瞭になることがあるかもしれない。それを考えれば、冬場こそ、このコースを歩くベストシーズンかも。
IMG_5924.jpg (景色はなくても、明るい尾根歩き)

いったん、この尾根を越える舗装された林道に出る。《山と高原地図》ではこの先に登山道の記載はない。《登山詳細図》では依然として“標識なし。熟達者向き”あつかい。それを理由に、この道を避ける人がいるなら、それは惜しい。カーブミラーを右手に15mほど行くと、白いテープを付けた杭があって、そこが登山口。烏帽子までの急登を超えると、再び穏やかな尾根の縦走路となる。
IMG_5920.jpg (急登して尾根にとりつく。林道が出来る前は尾根をそのまま登ったんだろう)

IMG_5922.jpg (山頂と意識して探さないと、たやすく通り過ぎてしまう)

嶺に至り、この日初めての展望に出くわす。見えているのは、武川岳と武甲山に見える。山頂のすぐ先に鉄塔があり、しばらくは高圧線沿いの道となる。嶺から先は、《山と高原地図》では仁田山峠から竹寺へ向かう一般登山道。《登山詳細図》では、ここから竹寺間近の登山道にぶつかるまでは破線の道になっているが、危ない場所も間違えそうな箇所もない。
IMG_5926.jpg (嶺のピークへの登りはなんだか神聖なものを感じる)

IMG_5927.jpg (この日初めての展望がこれ)

IMG_5928.jpg (なにしろ撮るべき景色がないもんで)

三つ目の鉄塔を越えると、いきなり展望が広がる。高圧線を名栗に送るために山の斜面が切り開かれている。高圧線は避けられないが、武甲山から小持、大持、さらには鳥首峠を越えて有間山、その手前に蕨山が見える。そこが蕨山なら、その左手が棒の嶺、その右奥は川苔山か。ここまでまったく展望がなかっただけに、この展望は興奮する。
IMG_5929.jpg (大持山、武甲山、武川岳)

IMG_5930.jpg (右手鞍部は鳥首峠、左に上がって有間山、手前が蕨山か)

IMG_5931.jpg (左手が棒の嶺、奥の山が川苔山か)

高圧線と離れて竹寺に向かう。ここからはずっと一般登山道。途中、竹寺に直接向かう巻道と、尾根伝いに竹寺に向かう道が分かれる。尾根伝いの道を選ぶと痩せ尾根となる。痩せ尾根を越えると竹寺の鐘楼のあるピークにたどり着く。スカイツリーと筑波山を写真に収め、竹寺本堂へは、ここから結構下らなければならない。
IMG_5932.jpg (竹寺鐘楼ピークからスカイツリー)

IMG_5933.jpg (竹寺鐘楼ピークから筑波山)

本堂を見下ろすように下りていく。???本堂というか、神社の本殿に見える。子の権現と同じく神仏習合の寺のようだ。
IMG_5934.jpg (千木が組んであって、神社みたい)

IMG_5935.jpg (茅の輪くぐりは竹寺の名物みたい)

子の権現に向かうと、いきなり人が増える。ここで静かな山歩きは終わったと思った方がいい。人気の山域だし、コースなんだからどうしようもない。10人ほどの集団の後ろにつくと、「先に行きますか?」と聞かれる。「出来れば」と答えると、「急ぎの人が通ります」と言われた。・・・私は急いでいたわけじゃない。

子の権現は、初詣の人を合わせて大賑わい。静かな裏手で昼ご飯を食べて、スルギ尾根に向かう、本当は西吾野に下りる予定だったけど、時間と気持ち、それに体力に余裕が残ってるので。
IMG_5936.jpg (表の日当たりは人で一杯。裏手の展望台は静か)

IMG_5937.jpg (子の権現ラーメン)

IMG_5939.jpg (子の権現はずいぶん賑やかだった)

スルギ尾根でもずいぶんの人とすれ違う。ここを歩く人、本当に増えたな。でも、ここなら、周助山から嶺までの道はもっと人が入っていい。スルギ尾根は急斜面の細い巻き道もあるし、危険な場所もある。周助山から嶺の道の方が、もっと気安く歩ける。
IMG_5940.jpg (スルギ尾根途中の六ツ石ノ頭)

IMG_5942.jpg (四本松あたりから子の権現)

きっと、だんだん歩く人が増えるだろう。冬場のおすすめの道だ。

スルギ尾根から吾野駅に下り、吾野湧き水を楽しんだ。
IMG_5945.jpg (ペットボトルに汲んで帰ってコーヒーをいれて飲んだ)

この日歩いたのは、以下のようなコース。
周助山から竹寺・子の権現地図




テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

関八州から日和田山縦走

27日と28日が天気良さそうだったので、どちらか山に行きたい。27日は寅さんの封切りを優先して28日が今年の歩き納め。場所は、地元の奥武蔵の山にした。それも身近な越生、毛呂山、日高の山。完全にホームグラウンド。交通の便の関係で、高麗駅近くに車を止めて西吾野駅から山に入る。

歩き納めなんて、意識したことはなかった。だけど今年は、3月いっぱいで仕事を辞めた。人生に何度もない大きな転機。自治会長になっちゃったんで、なんだか半分仕事しているようなところもあるんだけど、大きな転機には違いない。

私が四六時中家にいると、連れ合いには迷惑な話だろう。おそらく、山をほっつき歩くのは、そういう点から言っても悪くないはず。なんて勝手に決めつけて、今年、山をほっつき歩いたのは60日を超えた。

多いのか少ないのか。でも、あんまり頑張ると体が疲れる。適当にテントで泊まって、ゆとりで歩く方がいいと思うんだけど、自治会長を終えたらそうしようかな。テントで泊まり歩くようになったら、連れ合いはどう思うだろう。・・・まあ、様子を見よう。

6時半過ぎ、まだ暗い西吾野駅から歩き出す。寒い。準備したが、ヘッ電の必要はない。まずは高山不動を目指す。北川を遡るように歩き、川を渡ったあたりが登山口。パノラマコースと名がつくが、それほど景色が広がるわけでもない。ただ二度ほど、高麗川の向こう側の山に日が当たるのを眺められるところがあった。上の山には冠雪が見える。雪があるとなると長沢背稜か。
IMG_5855.jpg (山間の小さな駅 この季節、この時間帯は寒い)

IMG_5856.jpg  (パノラマコースを登り初めてしばらくすると、高麗川の向こう側の山が赤く染まる)

IMG_5857.jpg (だいぶ体も温まる。ヤッケの下のフリースを脱ぐ) 

お地蔵さまの分岐あたりで日が当たり始める。日差しが温かいが、風がある。風当たりがいいたか場所に出ると、凍える。ここまで上れば高山不動までは平行移動。
IMG_5859.jpg (古くからの信仰の道なんだな) 

西吾野から1時間半ほどで高山不動に到着。ようやく凍えた手も温まった。階段上の不動堂がでかい。覆い被さってくるようだ。ここからも景色が広がっている。今日初めての富士山を見る。
IMG_5862.jpg (由緒は秩父平氏にさかのぼる) 

IMG_5861.jpg (今日初めての富士山) 

ここから関八州見晴まではひたすらの登り。見晴台には高山不動奥の院があり、登りがきついくらいの方がありがたみが増す。関八州見晴って言う名前も伊達ではない。東京方面を見ると地平が光っている。おそらく東京湾。その向こうは房総半島。安房、上総、下総、右に目を転じれば大山から丹沢の山々で相模、富士山ドカーンで甲斐、場所を変えれば筑波山で常陸、向こうに見える日光、赤城で下野、上野、ここは武蔵で関八州。
IMG_5863.jpg (関東平野 来年、いい年だといいな)

IMG_5865.jpg  (奥の院の祠と、向こうは武甲山)

IMG_5866.jpg (御前山越しの富士山)

IMG_5867.jpg  (武甲山と両神山)

IMG_5868.jpg (なんか年賀状みたい)
 
おむすびを一つ食べて先へ。

傘杉峠から黒山への道は入山お断り。大平山方面も入山お断り。もちろん台風19号の影響。そうそう、台風19号も忘れちゃいけない。台風の二日後に伊豆が岳周辺を、三日目に越生周辺を歩いたんだ。傘杉峠から黒山に下山して、ひどい崩落を越生町に連絡をした。今はどうなってるんだろう。そのうち歩いてみたい。

顔振峠からの富士山もきれいだった。結局この日、最後の日和田山まで、ずっと富士山と一緒だった。この間歩いた奥多摩の石尾根の富士山はでかかったけど、ここからの富士山も、またいい。最初は大岳よりも、御前山の背景にあった富士山が、次第に大岳よりになり、はては大岳を通り越して、大岳の左手に出る。移動する富士山。
IMG_5872.jpg (ここでは、富士山が御前山の左手に)

IMG_5873.jpg  (大岳山に近づく)

顔振峠上の雨乞い塚でおむすびを一つ食べる。
IMG_5874.jpg (関東平野の向こうに筑波山) 

阿寺諏訪神社を経て越上山に登る。景色がないので、いつもは通過していたんだけど、今日は登ってみた。越上山は久しぶりだ。これは「おがみやま」と読む。
IMG_5877.jpg (阿寺諏訪神社) 

IMG_5880.jpg (「ここから東京スカイツリーが見えます」ご親切にどうも)

IMG_5879.jpg  (お昼前後でこのクリアーさ)

IMG_5882.jpg (岩山なんだけど、景色がないのは残念) 

越上山を過ぎると毛呂山町の山に移る。向こうに下れば鎌北湖だ。この先は、つい最近歩いたばかり。少し行けば、大好きな見晴台がある。鉄塔の台だけが残る場所だ。今日の天気もいい。風は相変わらず強い。ラーメンを食べる。
IMG_5884.jpg (さっき登ってきた越上山)

IMG_5891.jpg  (富士山が大岳山に近づく)

IMG_5888.jpg (荷物を広げてお昼の準備)

IMG_5887.jpg  (見晴らしラーメン)

山並みに沿って奥武蔵グリーンラインという舗装された林道が走っている。道は時々グリーンラインに下りながら南下する。スカリ山、観音ヶ岳は狭い山頂ながら、それなりに展望が楽しめる。
IMG_5895.jpg (愛宕山からの富士山 ついに大岳山の左側に) 

山並みは物見山、最後に日和田山で尽きる。しかし、最後の日和田山は、305mの低山ながら、今日の行程の中でも一番山頂らしい山頂と言うべきか、それなりの品格がある。さらに10分ほど下には金刀比羅神社があって、ここが絶好の見晴台。
IMG_5897.jpg (そこが日和田山山頂)

IMG_5898.jpg  (午後2時近くでこのクリアーさは初めて)

IMG_5900.jpg (この日最後の富士山 一日どうもありがとう)

IMG_5901.jpg  (金刀比羅神社まえの見晴らし 日高の町がいい)

IMG_5903.jpg (鳥居の向こうに巾着田) 

この日は人が少なかったが、ここだけは別。2時過ぎ、私が下山する時間になっても、これから山頂を目指す人と何度もすれ違った。

さて、明日は家中の窓を拭く。

この日歩いたのは、以下のようなコース
関八州から日和田山の地図 
 




テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

鷹ノ巣山 早起きした自分を褒めてやりたい

奥多摩で、ドカーンという富士山に恵まれたことが、あまりない。大岳山であったけど、それだって確率は三分の一。御前山も二分の零。御前山では富士山には会えないのに、熊さんには一度会った。三頭山は一分の零。川苔山は三分の零。川苔山は富士山どころか、景色が見えたことがない。富士山が見えるはずの山で、確率は九分の一。それが、私が登山を再開した3年前からの“奥多摩で富士山”実績だ。

峰谷から鷹ノ巣山に登って奥多摩駅までっていうコース、今の自分ならなんとか歩ききれるだろうと、いつかやってみたいと思ってた。まだ20日だから、登り納めってわけでもないんだけど、天気予報もいいことだし、期待して行って見ることにした。

鳩ノ巣駅近くの観光駐車場に車を置いて、5:54の始発で奥多摩駅へ。峰谷行きのバスは6:15。これに間に合うようにするには自宅を4:30には出なければならない。準備は前日に整え、荷物は車に積んだ。朝は、着替えてそのままで出かければいい状態にした。

4:30に出られなければあきらめるつもりでいた。だけど、間に合っちゃった。4:20には家を出て、5:45には鳩ノ巣に着いた。奥多摩駅についてもまだ暗い。
IMG_5802.jpg (6:15発 峰谷行きのバス) 

峰谷行きのバスの中で、次第に明けてくる。・・・あれ、山にはガスがかかっている。この間の川苔山もそうだった。晴れという予報で出かけたが、どんよりとした一日だった。

峰谷についたのは7時少し前。晴れている。大丈夫そうだ。私が乗ってきたバスは、小学生たちが乗って発車した。ここまでは親御さんが車で送ってきたようだ。帰りも親御さんがここまで迎えに来るのだろう。
IMG_5803.jpg (峰谷バス停) 

身繕いして、体操をして出かける。この先1時間ほど歩くと、“奥”という集落があって、そこから鷹ノ巣山に登る。でも、林道と山道を繰り返して、そこまでの1時間も、十分登山。
IMG_5811.jpg ( “奥”という集落に来た。向こうに見えるのは峰谷かな)

IMG_5814.jpg (この日最初のお日さま) 

最後の林道から山道に入って、浅間尾根にとりつく。入り口は浅間神社の鳥居。ここから山頂まで3.8kmだそうだ。祠の脇を通って、登りは徐々にきつくなる。ぐんぐん標高を稼ぐ。標高1300まではひたすら我慢して登る。
IMG_5815.jpg (浅間神社の鳥居 ここから浅間尾根が始まる)

IMG_5816.jpg  (祠の脇を抜けて、だんだん登りが厳しくなる)

IMG_5817.jpg (ダムの方面は雲海の下)

IMG_5818.jpg  (ようやく平坦含みの道に 一時的でもうんと楽)

左手に見えるピークはおそらく鷹ノ巣山に連なる尾根上の山。ずいぶん上に見えていたそのピークが、だんだん肩を並べるように近づいてくる。いつの間にか道は尾根筋を左手に外れ左手に見えたピークとの鞍部に向かう。急斜面の細い巻き道のどん詰まりに水場があり、その先を少し進めば、鞍部に建つ避難小屋だ。避難小屋からは20分で山頂に着いた。
IMG_5820.jpg (急斜面の細い道の向こうに、・・・水場かな)

IMG_5821.jpg  (おいしい水でした)

IMG_5822.jpg (避難小屋)

IMG_5824.jpg  (先ほどの細い巻き道あたりから、上からパラパラと何か落ちてくる。「こんな急斜面で落石の予兆かな」って焦ったが、木々の小枝の霧氷が日に当たって落ちて生きていた。キラキラしてて、美しい)

IMG_5825.jpg (本当にきれい) 

すでに、背中の方角、樹林越しに富士山は見えていた。見えたいたが、できるだけ目を向けないで登ってきた。避難小屋からの登りで、ついにでっかい富士山がそのまま見えるようになった。まさにドカーンだ!
IMG_5826.jpg (思わず息をのむ)

IMG_5827.jpg  (富士の右手は権現山か ならその奥は扇山)

IMG_5828.jpg (とりあえず山頂に向かう。道を覆うのは溶けて落ちた霧氷) 

山頂からの富士山もすごかった。大菩薩の向こうの南アルプスもいい。今年登った大岳山、御前山、三頭山が目の前に見える。苦しかった尾根ルートがそのまま見える。
IMG_5836.jpg (富士山と三頭山)

IMG_5829.jpg  (三頭山 大きいなあ。今年歩いたヌカザス尾根もくっきり分かる)

IMG_5830.jpg (大岳山と御前山。大岳山から鋸山、御前山から鋸尾根も、今年歩いた道)

IMG_5831.jpg  (大菩薩と南アルプス)

IMG_5832.jpg (山頂 最高の天気だった)

IMG_5834.jpg (南アルプス)

IMG_5835.jpg  (今日登ってきた浅間尾根。出発地の峰谷も)

今年の9月、山梨の山に登った。富士山がでっかく見えた。あのときの富士山よりも、今日の富士山に感じ入っているのは、なぜだろう。

山梨の山は近すぎるのか。登らなくても見えるからか。・・・たしかに、今日の富士山は苦しい思いをして登らなければ見えない。そして、幾多の山並みの向こうの富士山ってのもいいのかもしれない。

山頂で鷹ノ巣山スパゲッティを食べて、石尾根を奥多摩駅に向かった。御前山、大岳山に向かって下っていくような感じがいい。この道は特別だ。ずっと富士山が一緒について来てくれる。今日は平日。人も少ない。音も、・・・自分の足音だけ。
IMG_5837.jpg (御前山・大岳山に向かうように石尾根を下りていく)

IMG_5838.jpg  (鷹ノ巣山を振り返る)

IMG_5841.jpg (尾根の左後ろに見えてきたのは、雲取か) 

下りはコースタイムよりもだいぶ早く進む。コースタイムが時間を取りすぎなんじゃないかな。六ツ石山までで1時間。誰もいない山頂を楽しめた。IMG_5842.jpg (六ツ石山山頂に到着)

IMG_5843.jpg  (まだ富士山はついてきてくれている)

IMG_5844.jpg (一人きりの山頂でおむすびを食べる) 

時間的に余裕が出来たので、そこからは狩倉山、三ノ木戸山の山頂をしっかり踏んで奥多摩駅を目指した。
IMG_5845.jpg (狩倉山山頂 向こうはやっぱり雲取か)

IMG_5846.jpg  (まだまだ下る。正面のピラミッドは奥の院だな)

IMG_5847.jpg (御前山が真正面にドカーン! 先行する登山者がいる)

IMG_5848.jpg  (三ノ木戸山手前から、この日最後の富士山 付き合ってくれてありがとうってところ)

IMG_5849.jpg (三ノ木戸山山頂 向こうは御前山)

IMG_5851.jpg  (奥多摩駅から鳩ノ巣駅へ ここから車で帰ります)

この日歩いたのは、以下のようなコース。
12月20日鷹の巣山地図






テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

小川町 仙元山から城跡巡り

先週のお山でちょっと疲れてたんだけど、火曜日は雨が降るという予報なので、今日(月曜日)、近くの山を歩いてきた。小川町にある仙元山という山。298.9mと、300mにも満たない山。

ただこのあたりは秩父から出て関東平野の始まりに当たり、北関東とも通じていて、関東の南北を結ぶ要衝だ。仙元山の一角にある青山城跡を通り、いくつかの小ピークを経て、最後に北西に細く長く突き出た尾根に進むとその尾根そのものが小倉城跡。

まずは、“道の駅おがわまち”に車を置かせてもらって仙元山に出発。道の駅の裏手に回る。道の駅の裏にある臨時駐車場は、被災ゴミの集積所になってた。すぐ裏を流れる槻川が土手を越えてあふれ出した。私の娘がお世話になってる和紙職人の方も被災した。
IMG_5766.jpg (カタクリとオオムラサキの林の入り口 その先に、仙元山への道が続く) 

登り口はすぐ。カタクリとオオムラサキの林に入っていく道を上ると、そのまま仙元山への道につながる。こちらのコースは展望台、見晴らしの丘公園を経て山頂に向かう道。この展望台からの景色が素晴らしい。男体山、雪をかぶった日光白根、赤城山、谷川岳など上越の山は真っ白。
IMG_5767.jpg (赤城山・日光白根・男体山 白根山は雪化粧)

IMG_5768.jpg  (赤城山と』谷川連峰 谷川が白い)

IMG_5769.jpg (笠山と堂平山 わずかに飛行機雲が)

IMG_5770.jpg (仙元山山頂手前の百庚申)

展望を楽しんだ時間も合わせて、山頂までは小一時間。山頂からも上越の白い山が見えた。ここまでにすれ違った三人の方は、ストックだけで歩いていた。完全に朝の散歩だな。小川の町の人たちにとって、この山はそういう山なんだな。
IMG_5771.jpg (山頂からの谷川連峰)

IMG_5772.jpg  (私です)

山頂からしばらく行くと青山城跡に入っていく。山に不自然な凹凸が出来ている。掘り割りだ。そこを越えると掘り割りと急斜面に囲まれた平地に出る。これが郭。掘り割りと郭が山の形状に合わせて配置されて、堅固な城となる。おお!
IMG_5773.jpg (掘り割り この上が三の郭)

IMG_5774.jpg  (掘り割り この上が本郭)

IMG_5776.jpg  (掘り割り この上が二の郭)

IMG_5775 (2) (赤線のように歩いた) 

感動しつつ、先へ進む。樹林の中の静かな道。あとあと記憶に残るほどの急な登り下りもなく、ただ、山を歩くことを楽しめる。

ただ、景色はない。途中、大日山から一度だけ、樹林に邪魔されることなく笠山が見えた。それだけ。・・・そう言えば、大日山の手前の小ピークに小日山とあった。そういう問題だろうか。
IMG_5777.jpg (大日山からの笠山) 

ここは一つの山塊に、二つの仙元山がある。その二つ目の仙元山に到着。立てられた岩に、小御岳山と彫り込まれている。そういう名前もあったんだ。隣には仙元大日神と彫られた石碑も。仙元は、浅間か。なら、大本は富士山か。
IMG_5778.jpg (小御岳山とある)

IMG_5780.jpg  (上が火山で下が太陽か)

などと考えつつ、小倉城跡に向かう。小倉峠でくびれるが、そこから先に長細い尾根が続く。その尾根の上に沿うように小倉城という城があったんだ。細長い尾根を回り込むように、槻川が流れ、街道は槻川に沿っている。鎌倉時代にはすでに街道の監視をしていたという説明書きもあった。

IMG_5783.jpg (おお!掘り割り)

IMG_5782.jpg  (またも掘り割り)

IMG_5784.jpg (郭には小倉城の由来が) 

IMG_5799.jpg ( 小川町教育委員会の資料からの写真。これが小倉城のあった尾根。ここを抑えたら強いね)

尾根を下りて、舗装道路に出る。脇を槻川が流れる。いわゆる嵐山渓谷だ。帰りは川を遡ろうと思ったが、さすがは嵐山渓谷、とりつきもない。
IMG_5785.jpg (尾根から下りて、舗装道路に出る)

IMG_5786.jpg  (浅間山の上にくっきりと飛行機雲 やはり明日は雨か)

川に沿って舗装道路を歩き、取り付けるところから川岸に下りる。下りてみると、水害の跡が見える。川沿いの木の、異様な高さに川ゴミが引っかかっている。明らかに川岸のブロックを超えている。
IMG_5788.jpg (瓦礫が土手の上の木に引っかかっている。水はあそこまで上がったのか)

IMG_5789.jpg  (向こうに見える橋から下りて、河原を歩いてきた)

IMG_5791.jpg (鷺は高い木にとまるのか) 

なんとか良さそうなところを探して、お昼にした。もう、今日のゴールの“道の駅おがわまち”が近いところだ。今日のお昼は雑炊。ここで増水って変換したら怒られる。
IMG_5793.jpg (槻川雑炊)

IMG_5797.jpg  (槻川 川を歩くって言うのも、・・・楽しい)

IMG_5798.jpg (“道の駅おがわまち”臨時駐車場の災害ゴミ その向こうは仙元山)

この日歩いたのは、以下のようなコース
12月16日仙元山地図




テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

伊豆が岳ー子の権現縦走 高校生と一緒に

顧問の先生が立てたの2学期の山行予定では、12月の山行は今日歩いたコースではなかった。小川町の切り通しから笠山に登り、堂平を経由して白石峠から白石車庫に下山するコースが、当初の予定だった。

しかし、台風19号によって東秩父のバス路線が被災した。道路が崩落して皆谷バス停から終点の白石車庫バス停までのおよそ2キロが、未だに通行止めになっている。バスは皆谷バス停で折り返し運転になっている。

ちょっとロングコースになるけど、皆谷から笠山に登って、堂平ー白石峠ー川木沢の頭ー定峰峠ー大霧山ー皆谷というコースはどうかと歩いてみたんだけど、大霧山から皆谷途中の林道が崩落している。なんとか通れないことはないが、高校生を歩かせるわけにも行かない。皆谷から1kmほど下の橋場というバス停に下山するという手もあるけど、日の短い冬場に20キロを超えるコースになるということで却下。

その代用コースということで、以前にも使っているこのコースになった。顧問の先生の下見では、台風直後にあった崩落も、すでに落ち着いて道も出来ているということだった。

高麗駅から西武鉄道で正丸駅に向かう。電車の中はハイカーがたくさんいた。びっくりしたことにその多くが正丸駅で降りた。すごい人だ。トイレに行列が出来ている。まあ、私が土日に山に登るのは、高校生と一緒の時だけだから我慢する。
IMG_5728.jpg (高麗駅でレッドアローの通過と出会う。懐かしい)

IMG_5729.jpg  (ハイカーがぞろぞろ)

長岩峠との分岐は沢沿いに進む。赤土の道なんだけど、ここのところ天気が良かったおかげで、よく乾いていて滑らない。年配者への思いやりに欠ける高校生が胸突き八丁の急傾斜をどんどん登って高度を稼ぐ。
IMG_5735.jpg (台風19号の大落石現場 もう、落ち着いてました)

IMG_5740.jpg  (胸突き八丁)

胸突き八丁の上の尾根をさらに進めば、展望が開け、ゴジラの背中のような岩尾根を五輪山に向かう。ここからは、この間、高校生と一緒に登った二子山が見える。二子山と並ぶ甲仁田山の右手には御荷鉾山と思われるボコボコがあって、さらにその右に雪をかぶった山がある。上越方面のようです。
IMG_5741.jpg (胸突き八丁を上がった尾根の上。あれは正丸山かな)

IMG_5742.jpg  (この間、高校生と登った二子山 鉄塔の建ってるのは甲仁田山)

IMG_5743.jpg ( 甲仁田山の右手 ボコボコは御荷鉾山かな 白いのは上越方面か)

五輪山を過ぎて、男坂の手前でヘルメットを装着している二人の女性がいた。最近、男坂を登る人が増えているようだ。ヤマップでもそういう活動記録を見た。落石の心配から通子止めにしたようだけど、これだけ登る人が多くなっては、単に通行止めというだけじゃなく、危険の存在を明らかにした方がいいんじゃないかと思う。

山頂にもたくさん人がいた。棒の嶺以来の、人の多い山頂だ。

伊豆が岳の山頂や、それ以降の山道を歩いていて、あることを感じた。このコースは何度も歩いたが、冬枯れのこの時期、周りの山々が見えるのだ。伊豆が岳から古御岳、高畑山と歩いている間、右手に名郷から天狗岩の頭、前武川、武川岳に続く稜線が見えた。何度も歩いている道なのに、この季節には歩いてなかったようだ。
IMG_5744.jpg (伊豆が岳山頂から  三角形は愛宕山と子ノ山か)

IMG_5745.jpg (伊豆が岳山頂から こっちは武川岳)

IMG_5746.jpg  (伊豆が岳山頂から 一番左側のは浅間山かな)

歩いている間は、何人かの人に道を譲ってもらったり、何人かの人に道を譲ったりする程度だけど、ポイントで休憩すると、次から次へと人がやってくる。どれだけの人が、今、この山塊に入っているんだろう。
IMG_5747.jpg (古御岳山頂の東屋を見上げる)

IMG_5748.jpg  (古御岳から高畑山への気持ちのいい道)

IMG_5750.jpg  (高畑山から天目指峠に向かう)

IMG_5751.jpg (高畑山から少し行った見晴らしから 手前は蕨山か だったらその向こうが棒の嶺 さらに向こうは川苔?)

天目指峠の東屋で昼食を取り、子の権現に向かう。高校生君たちは、ここでも飛ばす。ポイント、ポイントで景色を見させたり、山の名前を教えたりしてるんだけど、・・・もうちょっと興味を持ってもらえるとうれしいんだけどな。子の権現手前で伊豆が岳、古御岳を振り返らせる。あそこから歩いてきたと思えば、さすがにちょっとは興味を持ってくれたようだ。
IMG_5755.jpg (天目指峠の東屋でお昼)

IMG_5759.jpg (愛宕山 この名前の山はいろいろなところにあるな) 

IMG_5762.jpg (伊豆が岳と古御山)

IMG_5763.jpg  (子の権現をあとに)

浅見茶屋手前までの山道を経て、吾野駅まで長い舗装の道を歩いて、今日の行程を終わる。吾野駅には、多くのハイカーのすがすがしい顔があった。
IMG_5764.jpg (浅見茶屋は今日も賑わっている) 

この日歩いたのは、以下のようなコース。
12月14日伊豆が岳地図




テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

茶嶽山は“ちゃんたけやま”と読みます

天気予報士たちがこぞって晴れるといった月曜日は、ちっとも晴れなかった。

川苔山山頂は真っ白だった。しかも、下山を開始してまもなく、ガスにまかれ、異様な冷気に包まれた。おそらくあの冷気は、・・・の仕業に違いない。安曇潤平さんのお話にもそういうのがあった。

今日(12/12)は晴れる。しかも気温が上がると、天気予報士たちがこぞって予報した。今度は当たった。月曜日は奥多摩に出かけたし、今度は地元。鎌北湖から奥武蔵グリーンライン沿いの山を歩いてみることにした。

地元の山は、朝がゆっくりでいいから楽。7時過ぎに車で家を出て、鎌北湖の駐車場に30分ほどで到着。身繕いをして、体操して、トイレも使わせてもらって、8時頃、まずは宿谷滝に向けて出発。この時間、晴れているが、気温はさほど上がっていない。ヤッケを着て歩く。ブロIMG_5700.jpg武甲山から高麗川の工場まで石灰岩を運ぶベルトコンベア。何カ所か、地上に露出する。ここもその一つ)

宿谷滝は、相変わらず見事に流れ落ちる。誰も見ていなくても見事なのがいじらしい。
宿谷滝これはいかさまで、前に来たとき撮ったもの。今日撮ったのはみんなピンボケだった。また、魔物の仕業かも)

やはり、じわじわ気温が上がっている。物見山への急登を前にして、ヤッケを脱ぐ。物見山に着くと、すでに人がいる。日和田山の方から来た人だろう。本当に人気のあるコースなんだな。
IMG_5704.jpg (物見山への急な登り)

IMG_5706.jpg  (なんか、小さくて、きれいなものに惹かれるようになった。歳のせいだな)

IMG_5707.jpg (物見山。本当の山頂は写真の左手、50mに三角点) 

むすびを一つ食べて、北向地蔵に向かう。よく踏まれたいい道で、「高速道路みたい」なんて思って、その道を外れ、尾根筋をたどる道に移る。こっちの方が気持ちいい。
IMG_5708.jpg (北向地蔵に向かう高速道路) 

北向地蔵につくと、ここにも人が一人いる。お地蔵さまに手を合わせて愛宕山を登り始める。下から人の声が聞こえたので見てみると、複数の人が話をしている。いずれにしても、愛宕山に登ってくる気配はない。ここ、眺めいいのに、もったいない。・・・案の定、富士山、奥多摩方面がよく見える。
IMG_5709.jpg (孫が元気なように) 

IMG_5710.jpg (愛宕山の登りから 大岳の向こうに頭を出す富士山)

IMG_5712.jpg  (愛宕山)

愛宕山をグリーンラインに下りて、今度は観音岳、スカリ山と続くやせ尾根の山道に入る。どちらのピークにも人がいた。奥武蔵は来安いんだろうな。奥多摩よりもよく人に合う。スカリ山で一緒のなった年配のご夫婦は、私と同じように鎌北湖に車をおいて、北向地蔵に登り、エビガ坂から鎌北湖に戻るんだそうだ。
IMG_5713.jpg (観音岳からの赤城山)

IMG_5714.jpg  (スカリ山からの武甲山のはずが、露出を間違えて)

スカリ山でむすびを食べつつその人たちを見送り、しばらくして先行したお二人に追いつかないよう、スカリ山のガレた北斜面を気をつけて下る。エビガ坂から、私はさらに先に進む。しばらく行くと、まったく展望のない地味なピークがある。木に巻いた赤いテープに《茶之岳山》と書いてある。この山の名前は《ちゃんたけやま》と読む。
IMG_5716.jpg (スカリ山北側の急斜面)

IMG_5717.jpg  (ちゃんたけやま)

かわいいので、この名前が好きだ。《茶嶽山》と書いてある地図もあるんだけど、こっちの方が《ちゃんたけやま》というかわいい名前との落差が大きくて気に入っている。
IMG_5718.jpg (私に驚いたカモシカが、飛び降りて振り返り) 

さらに進むといったんグリーンラインに下りて、すぐに《一本杉峠・鼻曲山・桂木観音》という標識に従って山道に入る。しかし、私が目指したのは、その標識にある場所ではない。山道に入って10分ほどで、尾根上の開けた場所に出る。土台が残ってるので、かつて鉄塔のあった場所らしく、周りが刈り払われていて、このコースの中でここだけ例外的に展望が効く。ここに来たかった。

すぐ近くにその形が特徴的な越上山(おがみやま)。その向こうには奥秩父の山々。南に目を移していくと、長沢背稜から奥多摩、富士山。手前には地元の山々が、幾重にも打ち寄せる波のように連なっている。
IMG_5719.jpg (今日の目的地の展望台)

IMG_5720.jpg  (越上山)

IMG_5721.jpg (富士山バックに奥多摩三山 地元の山並み) 

3分ゆでのスパゲッティを買ってあって、これを試すのも、今日の楽しみの一つ。どれくらいの水でゆでれば、ゆで汁を捨てずに済むか、それを試しつつ作る。ゆであがりに《大人向けのパスタソース カルボ》っていうのをかけて暖めて食べた。半分に折って入れても、私の持って行ったコッヘルは、ちょっと小さかった。
IMG_5722.jpg (お昼ご飯の準備)

IMG_5723.jpg  (空に鷹)

IMG_5724.jpg (展望スパゲッティ)

IMG_5725.jpg (プルプルプルプル) 

景色もご飯も堪能して、出発準備を整えて、・・・まだ11時半。このまま十二曲峠から下りる予定だったけど、いったんエビガ坂に戻り、ユガテの集落に下って、北向地蔵から鎌北湖に戻ることにした。
IMG_5727.jpg (ユガテ)

この日歩いたのは、以下のようなコース。
鎌北湖あたり地図  




テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

川苔山で晴れたことがない

晴れるって予報なので、川苔山に再々々挑戦。昨年の10月が、晴れの予報だったのに、山頂は雨。再チャレンジが今年の6月で、決して天気が悪かったわけじゃないんだけど、山頂で1時間ほど昼寝して待ったんだけど、展望は開けず。下山したら、青空が広がったんだよな。そして今日、・・・晴れって言ってただろう、天気予報士!

ちっとも晴れねぇじゃねえかよ。

・・・待て待て。気象予報士さんも一生懸命やってくれてるんだから、まだまだ、諦めるのは早いかも・・・。予定になかったんだけど、川苔山の到着時間を少し遅らせることにして、瘤高山、本仁田山を回ってくることにした。長沢背稜を覗いてこようかと思ったんだけど、それはまた次の機会に。 

鳩ノ巣駐車場から登って大根ノ山ノ神からそのまま川苔山に向かわず杉の尾根を瘤高山に向かう。途中、大ダワに向かう道と分かれて、えっちらおっちら、瘤高山によじ登る。山頂直下は、まさによじ登る。振り返ると、東京方面は見えている。明るく見える。晴れているのかもしれない。本仁田山に向かう。
IMG_5661.jpg (鳩ノ巣の集落)

IMG_5663.jpg (大根ノ山ノ神から本仁田山に向かう 初めての道)

IMG_5666.jpg (杉の尾根の小ピーク 殿上山)

IMG_5667.jpg (明るい尾根の上に出た。広くて歩きやすい道)

IMG_5668.jpg  (瘤高山 本仁田山まで行ってみる)

途中、人工物が目に入る、モノレールのレールかな。その傾斜を見ると、乗るのが怖そう。モノレールだとすれば、何に使うためのものだろう。

20分ほどで奥多摩駅方面から道と合わさり、そこが本仁田山の山頂。天気が良ければ、東京方面の景色も楽しめそうな山頂。むすびを食べる。
IMG_5669.jpg (本仁田山山頂かな。 青空が背景ならな)

IMG_5670.jpg  (あちらが奥多摩駅方面 どちらもただ白いだけ)

瘤高山に戻り、大ダワを目指す。急な下りを慎重に歩いて、まもなく大ダワ。足毛岩方面は通行禁止。舟井戸に向かう道に迷う。のこぎり尾根は目に見える急登にうんざりするし、巻き道は悪路だとわざわざ道標に張ってある。しかも、つい最近張ったもの。張った人は、そちらに人を入れたくないんだろう。のこぎり尾根を行く。
IMG_5672.jpg  (大ダワに到着 さて、道は・・・)

緊張はしたけど、ちゃんと道はついている。下を回る道が細くて、上を回ろうとしたら、かえって危険だったりする。ついている道が最良なので、そこを慎重に歩けば、ほぼ問題はない。「登るのは良いけど、これを下るのは怖いな」なんて思ってたら、私よりも年配の人が平然と下ってきた。大したもんだな。
IMG_5675.jpg(何度も繰り返す急な登り下り ロープ付きが一カ所 よじ登りがたくさん) 

舟井戸についてっほっとする。ラーメンを食べている人がいて、山頂もガスって真っ白だという。結局、時間が経っても天気は回復しそうにない。このあたりで、内心、諦める。

山頂でラーメン。30分でだめなら、それで諦めて、赤杭山を通って古里駅に下山することにする。・・・残念。ラーメンで暖まって、帰ることにした。
IMG_5676.jpg (山頂の方が明るく見えて、ちょっと希望を持ったが)

IMG_5677.jpg  (ここの山頂は、いつもこの調子)

IMG_5679.jpg (ラーメン食っても同じなら仕方がない。せめて体を温める) 

歩き始めると、急に寒くなる。さっき、山頂にいるときとは明らかに違う。手袋を二重にしても、まだ手が凍える。体の内側から暖まろうと、むすびを食べる。・・・いつの間にか周辺のガスは上がった。寒い空気が抜けたのか、手の感覚も戻っている。
IMG_5680.jpg (ガスに巻かれてしまう)

IMG_5681.jpg  (道は味があって良い感じなんだけど)

ガスの中が異様に寒かった。そう言えば安曇潤平の『山の霊異記』に、急に異常な寒気に包まれて恐ろしい思いをする話があった。さっきまでの冷たいガスの中に、もしかしたら何かいたのかもしれない。


IMG_5684.jpg (ガスは消えた 尾根上から道標に従って巻き道に入る いつからそこに立っているのかって大木)

IMG_5685.jpg  (いったん林道に出ると、こんな大きな崩落が)

IMG_5687.jpg (晴れていたとしても展望のない山頂だけど、長沢背稜が透けて見える)

IMG_5691.jpg  (道はないけど山頂を通過。 三ノ戸山 809m)

IMG_5692.jpg (振り返ってこんもりしているのが、三ノ戸山)

 そこからは、ひたすら下山。寂しいけど、いい道だな。尾根を歩き、山腹を巻き、時には林道を経て、また山道に入る。古里駅に向けて、とても細い、急斜面を歩くところもあったけど、味のある道。
IMG_5693.jpg(分岐を古里駅に向かう巻き道は細い ところどころ緊張)

IMG_5696.jpg(尾根をまたいで反対側の斜面の下り 徐々に緩やかになって、町の音が聞こえてくる) 

IMG_5697.jpg (下山) 

古里駅に着くと、次の電車まで40分ある。鳩ノ巣の駐車場まで歩いた。

この日歩いたのは、以下のようなコース。
 川苔山地図





テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」

リンク

よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください


現代とはなぜこんなにも棲みにくいのか。
前近代から近現代へと変貌し続ける世相の本質をつかみ生き方の支柱を示す。
カウンター
カテゴリ
ブロとも一覧
アジシオ次郎の時事原論
はりこのはやしや 
ハシビロコウ
素足のアイドル達
うさぎ屋の四方山話
わくわく株式投資
プロモデラー林哲平のジャンクロボット創作ブログ『ケルバーダイン』
大好き!グラビアアイドル!
伊織のブログ
Re:BAD TASTE♥
QWERT 5w1h
「伝わる技術」オトデザイナーズ・坂本真一
歌と知恵でハッピーライフ^^
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本




































































検索フォーム
RSSリンクの表示
最新記事