めんどくせぇことばかり 旅
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「倉敷ー松江ー出雲大社ー安芸の宮島、行き帰りグリーン席利用」

妻と旅行に行ってきた。

二泊三日で中国地方。6月に名古屋に行ったときに、次は出雲大社に行きたいと言っていた。だけど夫婦そろって出不精で、妻は花粉症から自由になれる時期があまりない。汗をかくのも嫌がるお嬢さまなので、夏はもちろんダメ。

秋口になってネットを検索していたら、「倉敷ー松江ー出雲大社ー安芸の宮島、行き帰りグリーン席利用」というツアーが目について、お得そうに見えて、よく考えもせず申し込んだ。

《一日目》
私の家から東京駅は、美味く乗り継げても1時間半はかかる。しかも、朝のラッシュの時間帯。池袋丸ノ内線のホームには、愕然として、立ちつくしてしまった。学生さんやお仕事の人は、本当に大変だ。

東京駅には添乗員さんが待っていた。高校の教員として、修学旅行を何度か企画した。添乗員とやり取りをして旅行の形を決めていくのは、なかなか面白い仕事だった。添乗員には外れもあることは、骨身にしみている。今回はどうだろうか。

グリーン車に乗るのは初めてで、長く乗るには、やはり快適だった。長く乗るなら、これに限る。癖になりそうだ。

DSC_0100.jpg倉敷は美観地区をめぐる。修学旅行で二度ほど来たことがある。いいところだと、妻にも話をしていた。着いたらまずは、大原美術館に行こうと。

この日は月曜日、大原美術館はお休みだった。

まあ、いいところではあった。
宿は倉敷ステーションホテル、夕食は近くの居酒屋。

《二日目》
今日は太平洋側の倉敷から、一気に日本海へバスで向かう。今日の総走行距離は249キロになる。まずは安来の足立美術館へ向かう。山陽道から岡山自動車道へ入り、中国自動車道を少し東に走って米子自動車道に入る。

DSC_0103.jpg前方に、雪をかぶった山が見える。この位置でそれなりの高さを持った山、・・・大山かも知れないって期待してたら、本当に大山だった。雪が降ったのは、昨日だったようだ。ニュースで言っていた。

休憩を取った蒜山サービスエリアを出ると、大山の真西を走る。大山が格好いいのなんのって!
DSC_0106_20231118123915966.jpgやがて大山を背に安来にある足立美術館へ。

なんと言っても庭園が素晴しい。創設者の足立全康が、「庭園もまた一幅の絵画である」と言ったそうだが山を借景にした庭園は、まさに芸術そのものだ。
横山大観のコレクションはじめとする展示も見応えがあり、美術館に“たっぷり150分”と言われて「長すぎる」と思ったのだが、まったく長くなかった。
DSC_0115_2023111812391721a.jpg足立美術館から松江城へ。

美観地区を歩いて、妻は昨日、少し疲れたようなので、松江城の天守には上がらずに、城は外から見るだけにした。近くにあった松江美術館を見学してバスに戻った。
この日の夕食は、中海に浮かぶ大根島にある由志園でいただいた。由志園は牡丹と高麗人参、それから庭園で知られた観光名所で、到着するなり人参茶の宣伝を聞かされ、少々、うつむき気味。
DSC_0122.jpg夕食では熱燗をいただいていい心持ち。その後、薄暗くなった庭園を散策って、なんのこっちゃと思っていたら、ライトアップが大評判なんだそうだ。

たしかに、それなりに見応えがあった。
この日の宿は、阪急旅行社ご自慢の大山ロイヤルホテル。ただ、到着したのが夜の7時半過ぎ。部屋に入るのが8時となると、疲れちゃって温泉の露天風呂に向かう気にもなれず、一杯飲んで就寝。温泉、入りたかったな。

《三日目》
この日、山陰自動車道で、まずは出雲大社。妻のご希望のところ。見学時間は120分。お社中心のところだけだけど、ここでお昼を食べなきゃいけないから、十分とは言えない。だけど、そのあと宮島に向かうんだから、やむを得ない。なにしろ今日の総走行距離は、昨日をしのぐ292キロ。
DSC_0132.jpg出雲大社は立派だった。やはりここには、何かある。

古代、日本という国の元ができあがるに際して、大きな出来事があったんだろう。秘宝館に展示されている柱の太さは驚きだった。大和朝廷は自分が倒した出雲の主に、自分たちの王に対するよりも大きな宮を作った。よほど、恐ろしかったからだろう。

ちなみに、秘宝館の入館料は300円。これはとてもお得だった。
さて、ここからは大移動が始まる。11時半に出雲大社を出て、山陰自動車道、松江自動車道、中国自動車道、広島自動車道を繋いで宮島口へ。これだけの距離を3時間弱で走っただけあって、広島弁の運転手さんはずいぶん飛ばしていた。
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宮島口から連絡船で宮島に渡る。すでに厳島神社の大鳥居は見えている。宮島側の桟橋に着き、厳島神社へ。ガイドがついてしまったので勝手が出来ず、ちょっと残念。この日は4時50分頃、1メートル以上の干潮となる。すでに徐々に浪が引き始めていて、大鳥居に近づく人がいる。やはり、厳島神社と海に浮かぶ大鳥居。心まで浮き立ってしまうのだ。
DSC_0155.jpg厳島神社を参拝後、ガイドに案内されて、神社の裏側からお土産屋の並ぶ通りへ。宝物館くらい見たかったんだけどな。千畳閣も五重塔もない。せめて写真だけでもと思い、一人で路地に入りパチリ。

うん、なかなか格好いい。

お得だと思って飛びついてしまったが、この行程には無理があった。天候に恵まれたのと、運転手さんのスピード違反でなんとかなったが、無理な行程は事故のもと。もしまた参加することがあれば、ツアーは慎重に選ぼう。

それにしても、大原美術館や足立美術館、由志園など、近代以降における人為的な観光名所も、出雲大社、厳島神社、松江城といった歴史遺産も、人が集まるところでは、多くの人がそれに関わって生活している。

お燗一合で700円?このお昼が1200円?と思わせらえることはあったが、日本の観光地というのは、こんなもんなんだろうか。


 

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近江八幡に、孫に会いに

七月から八月にかけて、ひと月と少し、孫とママをうちで預かっていた。

息子は滋賀県の会社に勤めてるんだけど、仕事の様子がブラックで、とにかく帰りが遅い。五月に子が生まれて、ママが腰痛で、ひと月で応援要請が入った。連れ合いが泊まり込んでみたんだけど、一週間が限界。“いっそのこと”ということで、ひと月の間、孫とママを、埼玉のうちで預かった。

初めての内孫だし、ひと月とはいえ、一緒にいられるとは思ってなかったので、とても楽しいひと月だった。八月に入り、盆休みで来た息子が、孫とママを連れて帰ってから四ヶ月。連れ合いの我慢が効かなくなって、近江八幡にホテルを取って、孫に会いに行ってきた。

車だと七時間かかるから、暗いうちに家を出た。日の出は中央道の双葉サービスエリアで迎えた。近江八幡には昼頃に到着した。

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この近江八幡という町、かつて、修学旅行の下見で一度訪れたことがある。その時も、街の放つ印象に魅了された。息子がこの町を選んだのも何かの縁、孫のご機嫌に合わせて散策に出た。

滋賀県のほぼ中央にあり、陸上と湖上の交通の要という地の利を得て、中世以降は多くの城が築かれた。信長が安土城下に作った城下町の民を、安土落城から三年後、豊臣秀次が八幡山城下に引き受け、楽市楽座以来の自由商業主義を確立させていった。ここで商売をするというよりも、近江を本宅・本店として、他国を行商した者の総称を近江商人と呼んだようだ。
IMG_1216.jpg織田信長が開いた脇街道を、関ヶ原の戦いで勝利をおさめた徳川家康が京都上洛時に用い、天下支配の吉道としたという。後に、朝鮮通信使が江戸へ向かう道となり、朝鮮人街道と呼ばれた。
IMG_1217.jpg古い商家の町並みは、県下で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に選定。当時の佇まいを残す家並みの「見越しの松」が通りにひときわ風情を添えている。
IMG_1219.jpg新町通に見られる近江商人の町並みから、八幡山を望む。
IMG_1222.jpg 八幡堀。本来八幡山城を守る掘り割りであるが、これをそのまま琵琶湖の水路と繋げた。これで琵琶湖を往来する舟を招き寄せ、ヒト、モノ、情報を集めて城下を発展させたようだ。
IMG_1229.jpg八幡山に登った。・・・恥ずかしながらロープウェイ利用。石垣に紅葉が映える。
IMG_1233.jpg二ノ丸跡からは、西側に琵琶湖を望むことが出来た。埼玉の盆地生まれの私には、この開放的な地形は、少し落ち着かない感じがする。
IMG_1234.jpg こちらはグルッと回って東側に出ると安土山を見ることが出来る。右手が観音山で、安土山はその手前の、濃い緑の丘陵をいう。日をおいて翌日の午前中、孫のご機嫌を測りながら、安土城跡を訪れた。
IMG_1249.jpg紅葉に彩られる摠見寺と石垣。          
IMG_1255.jpg多数の石仏が、石段に使われていた。中には仏足石もあった。これが信長滅びの一因であったろうな。
IMG_1259.jpg黒金門跡の石垣。このあたりは一段と大きな石が利用されていて、圧倒される。
IMG_1265.jpg 本丸跡は、見事に紅葉していた。ここに来る前に、近所にある“信長の館”のショートムービーで予習をしてきたのが良かった。ここがまさに、統一が間近に迫った日本の中心だった。
IMG_1269.jpg息子の家族と合流して、琵琶湖東岸にあるシャーレ水ヶ浜というところに移動。一番左の高いところが比叡山だそうだ。
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一ヶ月か二ヶ月だった孫は、いつの間にか六ヶ月。首も据わり、最近はハイハイをするようになった。声をかけると、ニコニコしながらよってくるのだ。・・・残念ながら連れ合いの方に。四ヶ月前、ずっと抱っこして寝かしつけていたのは私なのに。

楽しかったが、片道七時間の運転はちょっと疲れる。

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ありがとうございました



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こんな本、あんな本
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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。

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中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。

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高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。

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今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本
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