めんどくせぇことばかり 2012年05月
FC2ブログ

『地球がおかしい』 で、利益が上がる

産経ニュース
地球がおかしい? 海氷解けて雲減少 北極圏の温暖化加速か
2012.5.31 14:11 [温暖化]
 海氷の減少が進む北極海で、低く垂れ込めた雲が減り、高度1キロ以上にある高い雲が増えているとする観測結果を、海洋研究開発機構などのチームがまとめ、31日付の米学術誌に発表した。海氷減少により雲が変化し、それがさらに北極圏の温暖化を加速させている可能性があるという。

チームは1999~2010年に8回、北極海で海氷が消えた海域を研究船「みらい」で航海し、雲の高さを測定。その結果、同じ海域でも、雲の底部が高度500メートル以下にある低い雲は30%減り、同1キロ以上の高い雲は20%以上増えていることが判明した。

雲の全体量は約10%減っていた。詳しく解析したところ、海氷が消えたために海が太陽熱に暖められ、海水から大気に熱や水蒸気が放出されていた。このため低層の空気は暖められて雲が減り、さらに海に太陽光が届きやすくなったと考えられるという。

二酸化炭素排出を原因とする“地球温暖化”が、いまだに幅を利かせていることに、驚きと落胆を感じる。

排出量取引はもはや環境問題からは独り立ちし、単なるマネーゲームに堕ちている。それに根拠を与える研究には大小様々な機関から多額の研究費が保証される。

恐ろしいのは、それがために、“寒冷化”など、新たな事態への対応が遅れることだ。

「地球温暖化」神話 終わりの始まり「地球温暖化」神話 終わりの始まり
(2012/03/09)
渡辺 正

商品詳細を見る


人気ブログランキングへ

テーマ : 環境・資源・エネルギー
ジャンル : 政治・経済

偏見に基づくオールコック 『大君の通貨―幕末「円ドル」戦争』

外国奉行水野筑後守忠徳から英国駐日総領事ラザフォード・オールコックへの書簡
「日本の銀貨は度重なる改鋳で、その都度量を減らし、実質、それだけの価値を持たない通貨となっております」
「日本は金本位制をとっております」
「日本の銀貨は、刻印を打って通用させている金貨の代用通過です。例えていえば、紙や革などで造ったお札みたいな、日本だけで通用する通貨です。この度開国するにあたって、通貨を同量交換するということになりましたが、日本の銀貨はそういう通貨ですから外国の銀貨と重さで比較することは出来ません。秤器に紙幣を載せて比較することができないのと同じようにです。それゆえドルの軽重、品位を調べ、それに見合う、本来あるべき銀貨、二朱銀貨を鋳造し、用意しておきました」



オールコックから水野への返書

「日本はいい加減な理屈を並べて外国の貨幣の価値を三分の一に減じようとしているが、その理屈が成り立つなら、同じように十分の一にも、二十分の一にも、外国の貨幣の価値を好き放題に減らすことができる。通商に対するこれにまさる障害はない。とにかくつまらないことをグズグズ言ってないで、条約が調印された時に通用していた銀貨、一分銀貨をすぐに二千枚送ってよこしなさい。当外交代表部にもいろいろな出費があるのだから」
 
読んでいただいて分かるように、水野の言い分は、日本の一分銀貨が刻印を押して国家がその価値を保証した信用通貨であることを噛んで含めるように説明するもので、十分に理にかなっている。対するオールコックの方はと言えば、日本総領事に任命される前に支那で外交官を務めてどれだけ嫌な思いをしたかしらないが、文明の遅れたアジア人は、油断をすれば口先一つで相手をごまかそうとする変節感であるという偏見に満ちている。

大君の通貨―幕末「円ドル」戦争大君の通貨―幕末「円ドル」戦争
(2000/04)
佐藤 雅美

商品詳細を見る

商品詳細を見る

人気ブログランキングへ

テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

ハリスはこんな人物 『大君の通貨―幕末「円ドル」戦争』 

日本の金銀比率は一対五。日本では金一グラムに対して銀五グラムがイコール。同価値になっていた。・・・国際金銀比率は一対十六。金一グラムに対して銀十六グラムがイコール。同価値となっていた。するとどういうことになるか。

横浜では銀五グラムを金一グラムと交換できる。その金一グラムを上海に持って行って売ると、銀十六グラムを手にすることができる。その銀十六グラムを持って横浜に戻ってくると、金三グラムと交換することができる。その金をまた上海へ持って行って売ると、銀四十八グラムを手にすることができる。
・・・

そのまま放置していたら、いずれ日本が本格的に開国したとき、日本の金貨、小判は流出していく。・・・

ハリスは敬虔なプロテスタントで高潔な人格の持ち主だったといわれている。そうであったならこのとき、彼我の金銀比価の違いを日本に通告し、金貨が流出しないように対策を講じさせなければならなかった。ハリスは練達な外交官であったともいわれている。練達ではなくとも、外交官として職務に忠実であったなら、やはり彼我の金銀比価の違いを通告し、対策を立てさせなければならなかった。そうすることが外交官の義務であり、本務である。だがハリスはそうしなかった。そうしなかったのはひとえに、才覚も労力もいらずに荒稼ぎできる千載一遇のチャンスを失いたくなかったからである。
・・・

(ハリスは最初の一年で、何かの方法で二千五百ドルを稼ぎだしているが・・・)ドルは今のように安っぽくはない。およそ五万円くらいにはなろう。それで換算すると邦貨にして三億二千五百万くらいになる。一年ちょっとでハリスはそんな大金を稼ぎだしていた。

ハリスにとって日本はまさに〈黄金の国ジパング〉だった。 
大君の通貨―幕末「円ドル」戦争大君の通貨―幕末「円ドル」戦争
(2000/04)
佐藤 雅美

商品詳細を見る


人気ブログランキングへ

テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

『陰謀史観』 秦郁彦

陰謀史観 (新潮新書)陰謀史観 (新潮新書)
(2012/04/17)
秦 郁彦

商品詳細を見る

ブックカバーの解説にこうある。
誰が史実を曲解、歴史を歪めるのか?そのトリックは?動機は?明治維新から日露戦争、田中義一上奏文、張作霖爆殺、第二次世界大戦、東京裁判や占領政策、9・11テロまで、あらゆる場面で顔を出す「陰謀史観」を徹底検証。またナチス、コミンテルン、CIAの諜報や、ユダヤなどの秘密結社、フリーメイソンと日本の関係も解明する。日本史に潜む「からくり」の謎に、現代史研究の第一人者が迫る渾身の論考。
『陰謀史観』とは何か。本書にはこうある。著者はまず海野弘氏の言葉を借り「身の回りに不思議な出来事が起きる。もしかしたら、それは偶然ではなくて、何かの陰謀、〈彼ら〉の企みではないだろうか。このような考えを〈陰謀史観〉という。」さらに著者自身の「特定の個人ないし組織による秘密謀議で合意された筋書き通りに歴史は進行したし、進行するだろうと信じる見方」という言葉を付け加えて『陰謀史観』を定義している。

ん~。でも、歴史とはそういうものではないだろうか。「特定の個人ないし組織による秘密謀議で合意された筋書き」に沿って進むことを目指さない政治、特に外交がありえるだろうか。

あえてそれを『陰謀史観』と呼ぶのは、「それによって自分〈達〉は不利益を被り、同時に不当な歴史的評価を押し付けられている」と叫ぶ者たちを、叫び声を上げた段階で裁きを下そうとする立場ではないだろうか。

本書は“叫び声を上げる者”に対して攻撃的である。“「敗者のルサンチマン」に終始するので説得力に乏しい「陰謀史観」に終始する者は、歴史の専門家は少なく、他分野やアマチュアの論客や運動家が主力を占める。渡部昇一は英語学、西尾幹事はドイツ文学、江藤淳は国文学、藤原正彦は数学が専攻、田母神俊雄は自衛隊幹部といったぐあいだ。”といった趣旨に見られるとおり、この本は、これら“保守派論客”を『陰謀史観家』と、一括りにしてかたをつけるために書かれている。

“張作霖爆殺”、“盧溝橋事件”、“真珠湾攻撃に関するルーズベルトの陰謀”などに、ずいぶんと紙数を割いて検証を加えている。著者のいう歴史的事実に文句をいうつもりはないのだが、ここでの検証には、“視野の狭さ”を感じる。“張作霖爆殺”や“盧溝橋事件”に関しては、新たな視点が出てきているし、“フランクリンの陰謀”に関して、なにも“真珠湾”に限定する必要は、今やない。著者は限定的に正しいことを言っているが、現状の疑問を何ら解決していない。

「陰謀である」と叫ぶことは責められるべきことではない。叫ぶ者の意見を検証すればいいだけの話である。事実をねじ曲げて後世に伝えようとする「歴史の捏造」こそが責められるべき行為である。

すでに結論が先にあり、そこに向かって書かれた本なら、この本が『陰謀史観』に貫かれていることにならないだろうか。


人気ブログランキングへ

テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

『奥秩父 山、谷、峠そして人』 山田哲哉

奥秩父 山、谷、峠そして人奥秩父 山、谷、峠そして人
(2011/12/15)
山田 哲哉

商品詳細を見る


高齢者の、山での遭難事故が多い。報道を聞けば、やはり無理がある。

高校で山岳部に入って“山屋”になった。もちろん遮二無二「頂き」を目指した時期はあるものの、“山屋”の本質は、ひたすら山のなかに身を置くことと考えるようになった。生まれながらの股関節変形症で、痛みがひどくなったここ十五年は、それすらあきらめた。

高齢でも登山を続けられる健康な方が羨ましい。時に妬ましい。「だから年取ってからの山登りなんてやめたほうがいいんだよ」なんて、言い捨ててしまうこともある。言っておいて、後で惨めになる。

風呂に入るように、山にも浸かってもらいたい。ドップリと、首まで。この本の著者は奥秩父にドップリ首まで浸かっている。本当に好きなんだとすぐ分かる。奥秩父が。

紹介されているのは、甲武信、金峰、雲取、和名倉、飛龍、両神、雁坂、十文字などなど。いいなぁ。懐かしいなぁ。高2の夏休みは甲武信の小屋でアルバイトをしていた。週末の予定がなければ、雲取ヒュッテに歩荷に行った。

でも懐かしがってばかりもいられない。奥秩父は幾つもの問題を抱えているという。私にはもう行くことはできないが、昔のように、ドップリ首まで浸かれるような“山”であって欲しい。

山から多くの人々が恵みを得て生きることは、ほとんどなくなってしまった。生活のためのいまある「山仕事」とは、巨大な林道を山中に走らせる道路開削の仕事であり、無数の堰堤を次々と無垢の谷の中に建設する仕事であり、つまり奥秩父の山と谷に巨大な建造物を作り上げる公共投資型の仕事のことだ。これは、山と谷から自然に生み出される物を、そこで働くことで分けてもらい、人々の生活に供給して生きていくかつて存在した生業とは本質的に違う。山の中から生業としての山仕事が消え去り、代わりに重機の騒音だけが山の中に響きわたるようになって、奥秩父の山の中からは登山者以外の人の姿は綺麗さっぱり駆逐されてしまった。山も谷も峠も、下り立った山里も静かになってしまった。
もう私は行くことはないが、一番好きな場所は、将監峠である。春から初夏のさわやかな季節、将監小屋の前でなにもせず、一日を過ごす。最高だ。

忙しく「頂き」を目ざす人達、奥秩父にドップリ浸かって見ませんか。雨が降ったら小屋の軒先で、雨見ながらチビチビ一杯やって過ごして見ませんか。


人気ブログランキングへ

テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

『史記 武帝紀〈7〉』 北方謙三

史記 武帝紀〈7〉史記 武帝紀〈7〉
(2012/03/15)
北方 謙三

商品詳細を見る


北方謙三の『史記 武帝紀 七』

いよいよ最終巻


李広、張騫、衛青、霍去病、司馬遷、李陵・・・

綺羅星の如き英雄に囲まれながら、やはり時代は武帝であった。始皇帝以降、帝国化していった支那の、さほど長く続くわけでもない完成した時代に、まさに武帝は君臨した。武帝という存在がなければ、これらの英雄も、今私達が知るほどには輝くことはできなかっただろう。

物語は、劉徹(武帝)の治める漢帝国と匈奴、そして必ずもう一つの極を準備して、場面転換しながら進んだ。時にそれは張騫であり、司馬遷であり、後半に入ってからは、北の果て、バイカル湖に流されながらも独自の生き方を貫く蘇武を一つの極に抜擢した。

最終巻で北方謙三は、この蘇武にきわめて大きな役割を背負わせている。前巻からすでに始められていたことだが、蘇武の生き方に“アンチ劉徹”、漢という巨大帝国の天子として君臨する唯一の存在である武帝こと劉徹に対し、同様に唯一の人として北の果てに暮らす蘇武の姿を描いたのだ。いや、そんな蘇武を描くことにより、武帝こと劉徹の唯一性をより際立たせたのだ。

やがて唯一の存在ではなく、人間という立場を受け入れ、死に臨もうとする劉徹。そこでも、“唯一の人”などという立場は所詮ありえず、人との関わりを受け入れていく蘇武。対照的に見えて、そこに感じられるのは二人の相似性であった。

漢帝国のその後を知る私たち、匈奴のその後を知っている私たちは、むしろ歴史のなかに生きる人の虚しさを知っていてしかるべきである。歴史の中の人の虚しさに愛惜を感じて読みつつ、自分の虚しさに無知であるというのは、やはりお笑いだろう。

私は虚しさを知っている。なにせ全七巻を読み終えてしまったのだから。


人気ブログランキングへ

テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

日系自動車メーカーまで東トルキスタン進出?

2012.5.22 産経ニュース
世界の自動車大手が、中国の内陸部と西部の都市の攻略に照準を合わせている。これまで商圏の中心だった沿岸部の飽和感が強まったためだ。中国で圧倒的強さを誇る独フォルクスワーゲン(VW)が新市場開拓でもリードする一方、日産自動車やトヨタ自動車、ホンダの日本勢も王者・VWへの追撃態勢を整える。「ゴー・ウエスト」を合言葉に、世界最大市場の中国での陣取り合戦は、新たな局面に入った。(フジサンケイビジネスアイ)
この記事に付けられた題名は『打倒VW! 日系自動車、中国内陸部へ“ゴー・ウエスト”』
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120522/biz12052215230034-n1.htm
VWはすでに新疆ウイグル自治区ウルムチへの工場建設で支那と合意している。

 北京モーターショーが開幕した4月23日。世界の自動車関係者の注目が集まる新車発表の場に、VWのCEO(最高経営責任者)であるマルティン・ウィンターコルン会長の姿はなかった。主要なモーターショーには必ず顔を出す同氏だが、実は、この日はVW本社のある独・ウォルフスブルクを離れることができなかった。中国の温家宝首相を団長とする政府代表団の到着を待っていたからだ。

VWと中国は、中国西部の新疆ウイグル自治区ウルムチへの工場建設で合意。ウィンターコルン氏は、アンゲラ・メルケル独首相とともに温首相を出迎えた。合弁相手の上海汽車との調印式という晴れ舞台に立ち、世界の視線をくぎ付けにした。

これが支那のやり方だ。13億の超える人口からくる経済のスケールをちらつかせて支那の体制への反発を熔解させていく。VWとドイツ政府はそういった支那のやり方を受け入れたということだ。

この記事では、日本の自動車メーカーもこれに続いていくのだという。“西へ行け”とは、日本企業も新疆ウイグル自治区に進出しろということか。支那の人口からくる経済のスケールは、もはや日本も無視できないものであることは、すでに当たり前のことだ。しかし、だからといっても節度というものがある。サントリーがすでに新疆に進出しているが、自動車業界もこれに追随するということか。産経の論調も、当にそれを歓迎しているかのように感じられる。

新疆ウイグル自治区は、本来「東トルキスタン」であり、支那ではない。なぜ、ウイグル人の民族浄化を進行させる支那に追随しなければならないのか。このような意見が“きれいごと”と言われるのなら、どこまで汚くなればいいのか。


人気ブログランキングへ

テーマ : 支那
ジャンル : 政治・経済

『完訳 日本奥地紀行1 横浜/日光/会津/越後』 イザベラ・バード

完訳 日本奥地紀行1―横浜―日光―会津―越後 (東洋文庫)完訳 日本奥地紀行1―横浜―日光―会津―越後 (東洋文庫)
(2012/03/23)
イザベラ・バード

商品詳細を見る

明治11(1878)年の日本人に見られる特徴は、私たち現代日本人には想像も及ばないほどに礼儀正し事。好奇心が旺盛なことは私たちも共通するが、公正さやとてつもない勤勉さも私たち以上である。本書に登場する日本人が、私達の大きな特徴である“きれい好き”からは大きくかけ離れた“不潔”であることにはびっくりさせられた。しかし、“きれい好き”であることと“不潔”であることは矛盾しない。社会的、技術的未熟さから、“不潔”に甘んじなければならなかった事は充分考えられるし、都市部の様子を考えれば、むしろそれが真実に近いのではないだろうか。

これより少しあとの時期、帝国議会の議事録は、私の故郷秩父の山地の人々を「土民」と記している。おそらくバードの旅した「奥地」と同じ様子が広がっていたことだろう。ほんの数世代前の話である。

この本を読むとき、私たちの目は、当然のように明治11年当時の日本人ではなく、バードと同じ目線で当時をみる。いや、それだけではない。バードの目線とともに、当時の日本人への、バードとは較べ物にならないくらいの愛情を持ってみる。バードが感動したことには誇りを持ち、バードがあきれ果てた、特に“不潔さ”については、バードの目が白人的偏見で曇っていないか、弁明の余地を探している。

たしかにバードの目線には、白人的偏見やバード自身の嗜好からくる偏見が含まれていることも確かである。しかし、それを考慮に入れてもなお、バードがこの時代の日本を旅し、妹への手紙という形を持って紀行本を残してくれたことは、日本にとって大きな利益となった。彼女はこの時代の白人たちの中でもこの上なく公平であり、政治からは離れた場所におり、人間的優しさの点において秀でている。

『日本奥地紀行1』では、バードの日本への上陸から、旅の準備に多くのページが割かれている。旅は、奥州街道から日光街道、ここからは外国人にとっては未踏の世界に入って新潟へ。あちらこちらで“不潔”で好奇心旺盛な、無邪気な日本人の目にされされる。それはバードにとって愉快なものではなかったろうが、やはりそうなるだろう。当時の日本人が、自分たちと較べ、“外国人を礼儀を知らない者たち”とみていた様子も、また面白い。


人気ブログランキングへ

テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

『永遠の0 (ゼロ)』映画化

永遠の0 (ゼロ)永遠の0 (ゼロ)
(2006/08/24)
百田 尚樹

『永遠の0』が映画化される。
私の意識の中では“宮部久蔵”は、すでに実在化した英雄となっている。宮部役を演ずる岡田准一さんには、役者人生をかけて頑張っていただきたい。

同時に、架空の英雄を誇張した物語ではなく、特攻で散っていった若者たち、一人ひとりを大事に描いてほしい。さらにいえば、あの時代そのものを、あの時代に生きた人々を忠実に描いてほしい。“時代の被害者”だとか、“悪いのは軍国主義”だとか言ったくくりで、この時代に生きた人々と時代そのものを無責任に蔑むようなことは絶対あってはならない。

いい映画が出来れば、現在の日本や日本人を変えるだけの力が、この物語にはあると信じる。この映画化に関わる人達が羨ましい。ぜひいい仕事をなさって下さい。


人気ブログランキングへ

テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

イザベラ・バードの日本旅行 子供好き 『完訳 日本奥地紀行1―横浜―日光―会津―越後 (東洋文庫)』

私は、わが子をこれほどかわいがる人々、歩くときに抱っこしたり、おんぶしたり、手をつないだり、子供が遊ぶのを眺めたりその輪の中に入ったり、新しい玩具をしょっちゅう買ってやったり、行楽や祭りに連れて行ったりする人々をこれまで見たことがない。彼らほど子供がいないと心満たされず、よその子供たちに対してさえそれなりの愛情と心づかいでもって接する人々も見たことがない。

父親も母親もわが子を自慢にする。毎朝六時頃になると、一二~一四人の男たちが低い塀に腰掛け、二歳にもならない子どもを抱いてあやしながら、どんなに発育がよく利口かをひけらかしている。その様子は、みていてこの上なく面白い。どうやら、子供のことがこの朝の集まりの主な話題になっているようである。
〈中略〉
人々はいくつかの理由で男の子のほうが好きではあるが、女の子にも同じように慈しみと愛情を注いでいる。このことは明らかである。

子供たちは、私たちからみるとあまりにおとなしく礼儀正しいが、顔つきにも振る舞いにもとても好感がもてる。また、実に素直で従順であり、自ら進んで良心を手助けし弟や妹をとても思いやる。子供たちが遊んでいるのをこれまで長くみてきたが、その間に口喧嘩したり、不機嫌な表情をしたり、悪いことをするのを見たことは一度もなかった。
完訳 日本奥地紀行1―横浜―日光―会津―越後 (東洋文庫)完訳 日本奥地紀行1―横浜―日光―会津―越後 (東洋文庫)
(2012/03/23)
イザベラ・バード

商品詳細を見る


人気ブログランキングへ

テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください


現代とはなぜこんなにも棲みにくいのか。
前近代から近現代へと変貌し続ける世相の本質をつかみ生き方の支柱を示す。
カウンター
カテゴリ
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
最新記事