めんどくせぇことばかり 2012年11月
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『おしえて! もんじゅ君―これだけは知っておこう 原発と放射能』 もんじゅ君

『おしえて! もんじゅ君―これだけは知っておこう 原発と放射能』 もんじゅ君『おしえて! もんじゅ君―これだけは知っておこう 原発と放射能』 もんじゅ君
(2012/03/02)
もんじゅ君

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【著 もんじゅ君  監修 大島堅一 左巻健男】
もんじゅ君っていうのは何者だ。高速増殖炉が口きくのか。

もんじゅ君っていうのは何者なんだろう。著者のプロフィールには「福井県敦賀市在住の高速増殖炉。原発銀座生まれでMOX燃料育ちのゆるキャラ」って書いてある
もんじゅ1
公式サイト見たら、こんなうちわを売り出しているので‘反原発活動家’らしい。ゲッ、‘反原発活動家’なんて言葉を使ったら、そのかわいい容貌とのアンバランスさにびっくり。本当は、監修の大島堅一氏や左巻健男氏が書いてるんだとしたらいかさまだし、こんなかわいい顔してるかどうかわからないけど、とりあえず違う人が書いているんだろう。

この本も、反原発の立場で書かれていることは間違いない。もちろんそのこと自体には、何の文句もない。私も今の原子力行政には反対です。あのような事故を引き起こした時点で関係者には物をいう資格がありません。主君はお家取りつぶしの上、他家にお預けにして軟禁。家老職はそろって切腹の上、お家断絶。そんなの当たり前。

ざっと読んだけど、『原発のはなし』っていう部分は分かりやすいし、勉強になる部分が多い。でも、いまは脱原発が世界的な流れで、増やしたいって考えてるのは中国、インド、ベトナム、トルコなど新興国ばっかりって言ってるけど、その通りなら十分な需要があるってことでしょ。福島第一が事故を起こしたといっても、新規プラントなら日本の安全性はぴピカ一。それらの国の役にも立てる。

「CO2排出量削減のために原発が必要なのか」という疑問を提示する形で、実際には原発にもかなりの金がかかっていること、その金使って再生エネルギーに移行できればって方向で話をすすめている。これは賛成できない。CO2など気にせずに、火力を整備すればいい。それだけのことだ。化石燃料を燃やせばいい。地球温暖化なんてまやかしにいつまで引っ張られれば気が済むのか。

後半の『放射能のおはなし』は問題が多いように思う。「IPRCは‘年間100ミリシーベルトの被曝を超えるとがんで死ぬリスクが0.5%増える。それ以下でもリスクがないとはいえない。しきい値はない’」という情報だけで十分だ。あとは個人が考えればいい。「子どものことが心配」っていいうのは当たり前の話で、それでも今は事故後の世界、子どもにもその情報を伝えて選択させるのだ。子どもに覚悟を求めて何が悪い。

原発悪者って決めつけは賛成できない。エネルギーメジャーの利権に巻き込まれたのはその通りだけど、大きな金が動けば利権が付いて回るのは原子力に限ったことじゃない。エネルギーをめぐって戦争になだれ込んだ日本が原子力に明るい未来を見出したとしても、それは攻められることか?核アレルギーを持つ日本人に気を遣いすぎて情報を操作、隠蔽してきたのは許せないが、その心の動きは想定の範囲内だ。

好まなくても事故後の日本に私たちは住んでいる。誰かに責任を取らせて、原発におさらばしたところでそれは変わらない。そして今の日本が抱えている問題は原発だけじゃない。国力を落とすわけにはいかない。その前提でエネルギー問題全体を再構築すればいい。もちろん再生エネルギーが安く済む技術があれば、そうすればいい。


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テーマ : 「原発」は本当に必要なのか
ジャンル : 政治・経済

『歴史でたどる領土問題の真実 中韓露にどこまで言えるのか』 保阪正康

『歴史でたどる領土問題の真実 中韓露にどこまで言えるのか』 保阪正康『歴史でたどる領土問題の真実 中韓露にどこまで言えるのか』 保阪正康
(2011/08/10)
保阪 正康

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日本が抱える三つの領土問題は、「その解決に、三国に対して共通の方程式はない」との立場を、国民のだれもがまず固める必要がある。
                        ミィ6
最近、よく領土問題に関する本を見かけるようになった。この本はそれらの中でも少し違った視点を提供してくれている。

昭和前期までの大日本帝国軍の力を背景にした「近代日本の領土拡充史」と、それを背景にした日本人の領土観に言及している点である。それらを前提にして敗戦があり、昭和前期までの領土空間の崩壊があると、本書は語る。その崩壊の過程、崩壊からの日本国際構築の過程で、三つの領土問題が浮かび上がるという考え方と、この本を読んで私はとらえた。

昭和前期までの領土空間の崩壊の過程で、ソ連(ロシア)との領土問題が発生する。また、占領終了間際に行われた李承晩ラインの設定により、韓国との領土問題が発生。韓国は1905年の竹島の正式な日本編入と、韓国の保護国化、併合史をリンクさせてきた。さらに支那は、尖閣周辺の海底資源の可能性が明らかになるや、その領有権を主張してきた。おりしも沖縄の本土復帰の時期と重なった。
北方領土
それぞれ背景が全く違うのだ。本書ではロシア、韓国、支那との領土問題を、それぞれ『歴史』、『条約』、『資源』というキーワードで説明している。
竹島
ロシアとの問題は歴史が土台にある。歴史認識を共有し、外交を加えて解決されなければならないとする。韓国の問題は条約が基底にある。第二次日韓協約、併合条約、サンフランシスコ講和条約で竹島がどのように位置づけられているか。条文の解釈自体が重要と主張する。支那との問題は、その周辺に存在するとされている資源についての理解を持ちながらの外交が必要であるという。これらのことに関する日本国民の意識、そして理論化が重要な意味を持ち、それなくして解決への道は開かれないというのが本書の主張である。
尖閣諸島
偏狭な、底の浅いナショナリズムへの警告の意味もあるだろう。日本がロシア、韓国、支那といった世界でも個性の強さでは名の知れた国々と領土をめぐる駆け引きをするなら「日本固有の領土」などといった通りいっぺんの決まり文句ではどうにもならないと言っているのだ。確かにその通り、それこそ‘強固なまでの理論武装’を個々の日本人が持つ必要さえあるだろう。

管直人元首相が竹島問題をめぐって使った「日本固有の領土」という言葉には、本書でも取り上げられているが、限りない危うさが感じられる。そもそも領有問題が生じる領土は‘微妙な辺境’にあるのが常であり、主権国家意識が生まれる前においては、その都度の力関係においてやり取りされてきた。そこには「固有の領土」意識などは、存在する余地すらない。仮に、「固有の領土」などという言葉で、歴史的根拠を主張したり、政治的駆け引きをする面倒を省略しようとするなら、日本は間違いなく、その軽率さのしっぺ返しを食らうことになるだろう。
 

『教科書が教えてくれない 日本の領土の歴史 (歴史探訪シリーズ 08・晋遊舎ムック)』

テーマ : 領土・領海・・経済水域
ジャンル : 政治・経済

『オスプレイとは何か40問40答』 かもがわ出版

『オスプレイとは何か40問40答』 かもがわ出版『オスプレイとは何か40問40答』 かもがわ出版
(2012/09)
石川 巌、松竹 伸幸 他

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オスプレイの日本配備は日米関係そのもの
「安保や同盟」という問題についても、少し思考を巡らせてみたい」というこの本の考えに、まったく依存はないのだが・・・
                   ミィ5
オスプレイの代名詞になっているのが“事故”。事故確率の数字がよく取り沙汰されますが、「オスプレイ」と一まとめにされることもあれば、海兵隊仕様のMV22、空軍機CV22に分けて語られることもある。また、事故のランクにもABCの三通りあり、これが一様に語られないとさっぱりわからなくなる。

この本でも、「オスプレイ」という場合と「CV22」と使い分けをしているが、そもそも空軍機のCV22は、日本に配備されるわけではなく無関係だ。

とは言っても、意図を持ってこれだけの分量で書かれたものであれば、いくらでも文句はつけられる。要は、軍用機というのは、常に危険と隣合わせにあり、米軍は自衛隊のように日本国民には気を使ってないということだ。そのオスプレイや米軍の存在による危険を測るのは、日本人にとって当たり前だ。執筆者の特異な意志を感じるが、在日米軍の存在を知る上で、勉強になる知識も多い。
この本には知ってて知らんぷりをしているようにも思えるが、アメリカは日本を属国という状態において在日米軍を駐留させているということだ。日本は“国防”と“外交”をアメリカに握られている。“属国”といってなんの不思議もない状態だ。 
オスプレイ
日米関係に思いを巡らせて見ることは、絶対に必要だ。同時に、今現在の日本にとって米軍の軍事力は、絶対に必要だ。“属国”の状態に甘んじてでもだ。それだけの危険が、今の東アジアにはある。

この本が、その危険について触れないことは、不公平だ。

この本は、40の質問に3人の人物が答えるという形で書かれている。
石川巌
軍事リポーター。元朝日新聞社会部記者。

大久保康裕
沖縄県平和委員会事務局長

松竹伸幸
日本平和学会会員

沖縄平和委員会ってなんだ。
インターネットで見たら、『日本平和委員会』っていうのがあった。

http://j-peace.org/
 日本平和委員会の目的は、「あらゆる人々の平和の願いをもとにし、戦争と侵略の政策、すべての他民族支配に反対し、日本と世界の平和の確立に寄与すること」(規約第2条)です。
 21世紀の今日は、国際的には、核兵器廃絶、国際紛争の平和的解決、民族自決権擁護、外国軍事基地撤去・軍事同盟解消を、国内では、憲法9条守れ、非核3原則の厳守、米軍基地撤去・日米軍事同盟解消、侵略戦争の反省と戦後補償の実現などが大切なテーマと考えて活動しています。

大変わかり易い団体でした。

もう一つ、日本平和学会というのは・・・

http://www.psaj.org/
 われわれは早急にこの立ちおくれを克服し、被爆体験に根ざした戦争被害者としての立場からの普遍的な平和研究を制度化しようと考えている。他方、70年代の日本は今後アジアの小国に対しては、再び加害者の立場に移行する危険性をも示しはじめている。日本平和学会はあくまで戦争被害者としての体験をすてることなく、将来日本が再び戦争加害者になるべきでないという価値にもとづいた科学的、客観的な平和研究を発展させようと考えている。研究は客観的、科学的であるべきであるが、研究の方向づけにおいてけっして道徳的中立性はありえない。
ということでした。

    





 


テーマ : 沖縄
ジャンル : 政治・経済

『100の神話で身につく一般教養』 エリック・コバスト

『100の神話で身につく一般教養』 エリック・コバスト『100の神話で身につく一般教養』 エリック・コバスト
(2012/10/17)
エリック コバスト

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西洋においては神話が一般教養の基礎となっている。神話は想像力に訴えて、直接的に、効率良く、わかりやすく感性に働きかける。かつて日本もそうだった。
神話が発するメッセージの力は強く、深い。理性に訴える論理の理解を必要としないことから、年齢の長幼を問わない。むしろ、論理的思考をはじめる前のほうが、疑いを挟まず、真正面からその意味するところを血や肉に加えていくことができる。長じては、みずからの意志の力により、論理的思考と批判精神をある程度封じて受け止める必要が出てくる。 
 
この本は、第一章“伝説”では神話が、第二章“寓話”第三章“作中人物”では神格化された人物や物語が、第4章“うわさ”第5章“崇拝”では特殊な歴史的現象やイデオロギーが紹介されている。初めて聞くものも多かったが、馴染みのある神話も多く紹介されていた。こういったごく当たり前の神話が西洋人の一般常識となり、彼らの心に深く刻まれていることが、大変羨ましく感じられた。
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かつて日本にもあった神話世界は、人々に、子どもたちに、多大なる影響を与え、論理によらずに日本人的倫理観を構築することが容易だった。神話や英雄伝説、各種の説話やお伽話は、母や祖父母によって子に聞かせられ、時には能や歌舞伎、講談や浪曲で語られて人々の一般教養となった。童謡、唱歌も直接的に感性に訴えて、日本人的情緒を作り上げた。

敗戦がそれを逆転させてしまった。

西洋では、倫理観や一般教養のみならず、人々の真情、情緒の中に神話は生かされている。音楽、文学、映画、漫画、あらゆる文化活動で神話がモチーフとなり、人々の行動を神聖化している。

日本人が西洋の神話に触れる場合、それは内在化して、我々の行動原理に組み込まれることは少ないだろう。それでも、西洋人の理解にそれは欠かせない。また、西洋の文明を日本人なりに受け入れた以上、私たちは西洋の神話と無関係ではありえないし、その知識はみずからの生み出す文化に深みを与えることにつながる。実際に“Cool Japan”の先頭を走る日本の漫画、アニメ、その中に西洋の神話がどれだけモチーフになっていることか。エヴァンゲリオン、ワンピースなどは非常に多く西洋神話をモチーフを取り入れている。
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いい加減、私たちは、私達の伝説を取り戻そう。明治に入り、むやみに西洋文明を取り入れた日本であったが、今ではその精神的支えであるキリスト教はじめとする神話世界を教養として受け入れ、文化はずいぶん厚みを増した。これで本来私たちのものであるはずの神話世界を取り戻し、日本人的倫理観や情緒を子どもたちに伝えていければ、近い将来に日本文化は重厚な土台の上に、さらに他を魅了する絢爛たる花を開かせることができるのではないか。

ミィ2




テーマ : 神話と現象
ジャンル : 学問・文化・芸術

『アフガニスタンの少女マジャミン』 長倉洋海

『アフガニスタンの少女マジャミン』 長倉洋海  『アフガニスタンの少女マジャミン』 長倉洋海
(2010/09)
長倉 洋海

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マジャミンの通う「山の学校」は首都カブールから北へ3時間、パンシール県ポーランデ地区にある。旧ソ連軍との戦いで、全校生徒の3分の1にあたる48人の子の父親が戦争で死んだという。

写真家長倉洋海さんは、2004年に「アフガニスタン 山の学校支援の会」のNGO活動を始め、子どもたちの夢を応援しているそうです。その長倉さんが小学校に上がる頃から4年生までのマジャミンを撮りためた写真集。

学校への通学路。山は雪をかぶっている。ヒンドゥークシから吹く冷たい風の中に彼女の山里がある。羊を連れて山に向かう兄。水汲みや家事を手伝うのはマジャミンの仕事。当たり前にように働く子どもたち。それでも変に大人びることなどない、子供らしい表情。鉛筆を握る表情の真剣さ。
ヒンドゥークシ  
略史

1747年 長年の他民族による支配の後、ドゥラーニー王朝成立。

1880年 バラクザイ王朝(1826~1973年)下の、英国の保護領となる。

1919年 独立を達成。

1973年 共和制に移行

1978年 軍部クーデターにより人民民主党政権成立。

1979年 ソ連の軍事介入のもとカルマル政権成立。

1986年 ナジブラが書記長就任。

1989年 ジュネーブ合意に基づき、駐留ソ連軍の撤退完了。

1992年 ムジャーヒディーン・ゲリラ勢力の軍事攻勢によりナジブラ政権が崩壊し、ムジャーヒディーン政権が成立するが、各派間の主導権争いにより内戦状態が継続。

1996年 1994年頃から、イスラムへの回帰を訴えるタリバーンが勢力を伸ばし首都カブールを制圧。1999年までには国土の9割を支配するに到った。

2001年
 米国同時多発テロ事件を機とする米・英等によるアル・カーイダ及びタリバーンに対する軍事行事が行われ、北部同盟等がタリバーン支配地域を奪還した。アフガニスタン各派の代表は今後の和平プロセスに関する合意を達成し(ボン合意)、2002年にはこの合意に基づき緊急ロヤ・ジェルガが開催され、カルザイ暫定政権議長を大統領とする移行政権が成立した。

2004年 憲法制定ロヤ・ジェルガの開催により、新しい憲法が制定された。第一回大統領選挙が行われ、カルザイ大統領が当選(12月7日、大統領就任式典)。

2009年 
第二回大統領選挙が実施され、カルザイ大統領は当選の要件である過半数の得票に届かなかったものの、対立候補が決選投票を辞退したために再選(同年11月19日大統領就任式典)。
                        外務相HPより
子供達の夢

一番はお医者さん。二番は学校の先生。技術者。軍人。運転手。ジャーナリスト。大臣。

“誰かの為に生きる”ことが人の幸せであることを、彼らは見失ってない。

金メダルを取ること。メジャーで活躍をすること。それは、寝てみる“夢”で十分。


 

アフガン国民の3割がタリバン支持

ミィ7

テーマ : アジア
ジャンル : 政治・経済

支那が歴史を捏造するわけ 『反日感情を操る中国の正体』 黄文雄

韓国の歴史の捏造もそうですが、それは政権の、また国の起こりの正当性の確保にほかならない。韓国は、その成立時において、日本国の一員として国づくりに邁進した、極めて優秀な人々が新たな国造りに関与していくことができなかった。上海でおかれた亡命政府とやらがアルカイダ並みのテロ組織なら、その首謀者の金九だの李承晩だのといった連中はウサマ・ビンラーディンさながら。戦後韓国の政権を握ったのが李承晩であれば、その政権の正当性を確立するのになにが必要だったかは言を待たない。自分の都合のいいように歴史を書きかえるということだ。またそれを喜んで受け入れる韓国の国民的素養も見逃してはいけない。

黄文雄さんの「反日感情を操る中国の正体」のなかに、支那での歴史捏造について触れた文がとてもわかりやすいので、ここに紹介します。

中国では、国づくりや国家経営において、歴史の捏造が欠かせない手段であった。中国伝統の易姓革命とは、力による権力奪取なので、自らを正当化するために歴史を改竄しなければならなかった。そのためにこそ、易姓革命を達成した王朝は前王朝の歴史を編纂し、みずからが中華世界に君臨するに至った正統性や正当性を、つまり「禅譲」という名の下で前王朝から政権を簒奪しなければならなかった歴史的経緯を強調する。『史記』『漢書』『後漢書』『三国志』『隋書』『唐書』『宋史』『元史』『明史』などの“正史”は、まさにこうした目的で、次の代の王朝が編纂したものなのである。
 ・・・・
そうしなければ、中国では民衆の支持を得られない。民衆の支持を得るためには、前の王朝がいかに悪かったかを示すことが、国家経営にとって絶対に必要だったのである。

ここで明らかにしておかなければならないのは、中国では古来、勝者によって歴史は書かれてきたが、それがいかに捏造されたものであっても、敗者は受け入れなければならないという鉄則があるということだ。歴史的事実は勝者の語るものだけが唯一の事実であり、それだけを学習し、それ以外の歴史の記述も解釈も行なってはならないとされてきたのであって、孔子でさえ自分の著書について「述べて作らず」と弁明しているほどだ。易姓革命の国、中国では、歴史とは戦争の勝者がみずからの正当性を強調するためにでっち上げるもので、それが当然だと考えれれているのである。

だから、敗者である日本に歴史の解釈権はないのであって、支那の許しなしに語ったり、記述してもいけないのだ。そう考えれば、日本人の歴史解釈に口を出す支那の常識を外れた態度、傍若無人さも納得がいくというものだ。
『反日感情を操る中国の正体』 黄文雄    『反日感情を操る中国の正体』 黄文雄   ミィ6ミィミィ
(2012/10)
黄 文雄
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2012年8月19日、広東省、浙江省、四川省などの都市で反日デモが発生した。一部は暴徒化し、日の丸を燃やし、日本車を破壊した。彼らは日本企業に襲いかかり、破壊しつくし、奪いつくした。


黄文雄の本   ポチッとな

テーマ : 支那
ジャンル : 政治・経済

『ネジと人工衛星 世界一の工場町を歩く』 塩野米松

『ネジと人工衛星 世界一の工場町を歩く』 塩野米松『ネジと人工衛星 世界一の工場町を歩く』 塩野米松
(2012/09/20)
塩野 米松

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金属加工、プラスチック、ゴム、表面処理、メッキ、溶接、板金、鍛造、製鋲、紙工、印刷、製缶、薬品、伸線、研磨、熱処理
日本経済を支える町工場。背景にあるのは技術に対する信頼。

世界一の工場町と呼ばれる東大阪。その工場町を著者が歩き、工場主(おっちゃん)から話を聞いた。それを一冊にまとめたのがこの本。
ネジ                  金型
“おっちゃん”たちの話には、不思議と共通する点がある。創業者である“おっちゃん”たちの祖父や父は、多くが地方から出てきた。親類縁者を頼って大坂で働き、技術を磨いて家族を養い、工場を立ち上げて独り立ちした。それができる下地がこの町にはあった。多くの創業者が安い値で借りられる「貸工場」で自立した。人と腕が確かなら、それを見守る世間が、ここにはあった。

地道な仕事が信頼を生む頃には、努力は人を通して自分に返ってきた。競争相手がいるから、一層努力した。鎬を削るから腕が上がった。製品には自信がある。自信があるから客には媚びない。安値で媚びるから、素材を下げ手を抜く事になる。淘汰される条件はいくらでも転がっている。絶え間ない決断と勇気を問われた。

“おっちゃん”たちは町のため、子供達のため、新産業の模索と、様々な分野での社会貢献を惜しまないという。自分たちもそうして助けられたという思いもあってのことだろう。著者はそれを、“他所では感じられない少し古い時代の人の体温”と呼ぶ。
 「起業の環境を整える」というが、それを法や制度の整備と考えるなら大きな間違いだ。

東大阪の“おっちゃん”のお話し

多くの方が、大坂職人気質っていうのはわからないって言いますね。

最初、心開かないんです。金の話したり、ちゃらんぽらんなこと言うてますわ。しばらく付き合って、信用できるとわかれば、よし協力したろと。そう思たらこいつの為だったら一肌脱いだろとか、そういうのは大阪の方がつよいんちゃいますかね。その分人に信用されるまで時間がかかります。

古くさい言い方ですが、仕事は信用ですわ。

『世界のオンリーワン技術はこれだ! 日本の町工場』
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テーマ : 働くということ
ジャンル : 就職・お仕事

『反日感情を操る中国の正体』 黄文雄

『反日感情を操る中国の正体』 黄文雄『反日感情を操る中国の正体』 黄文雄
(2012/10)
黄 文雄

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2012年8月19日、広東省、浙江省、四川省などの都市で反日デモが発生した。一部は暴徒化し、日の丸を燃やし、日本車を破壊した。彼らは日本企業に襲いかかり、破壊しつくし、奪いつくした。


黄文雄さんの本。              ミィ11ミイミィ


ますます切れが良くなっているような気がします。

著者が長く主張してきたことが、最近の東アジア情勢の中で支那が横暴をくり返し、世界が支那人の行動に眉をひそめるようになると共に、多くの日本人に受け入れられるようになってきた。それが著者の筆をさらに鋭くしているのではないだろうか。

第1章 日本の中国侵略は嘘だった
  • 「三光作戦」は中国人のお家芸
  • 「一窮ニ白」の中国には掠奪できるものはなかった
  • 一五〇年に渡る中国内戦に巻き込まれた日本
  • 中国に近代化を教えた日本
  • 日本が中華民国を作った
  • 中国の文化は日本が守り創造した
  • 日本人が作った近代産業国家のモデル・満州
  • 日中戦争から見た日本の中国への貢献
第2章 世界を翻弄し続ける中国の経済的詐欺
  • 中国経済は詐欺で支えられている
  • 中国的な数字は常に信じられない
  • 日本人は中国にどこまでも騙される
  • 日本のODAは「朝貢」としか受け取られていない
  • 日本企業の中国進出は、戦前から欧米の穴埋め
  • いつも巨大な中国市場像に幻惑される日本
  • ゆすられ、たかられつづける日本
第3章 日本社会を乱す中国人の凶悪犯罪
  • 大陸の風土に培われた凶悪犯罪の根
  • 世界の大都市を襲う中国人の凶悪犯罪
  • やがて世界を支配する中国人売春婦の群れ
  • 中国から大量脱走する中国人犯罪者
  • 台湾への「平和的浸透」の尖兵としての中国人花嫁
  • 世界をうかがう伝統的犯罪秘密結社
  • 中国のマフィア「黒道」が楽園・日本を襲う
  • 中国人の凶悪犯罪跋扈がもたらすもの
  • 日本社会の中国化を警戒せよ
第4章 中国の歴史捏造に騙されるな
  • 歴史を政治の道具にしてきた中国
  • “正しい歴史認識”を銘打つものはすべて捏造
  • 中国は「偽史」を押しつけ、「共通の敵」を作りだす
  • 言論統制によって維持されてきた中国
  • これからも中国は日本をゆすりたかる歴史捏造を探しつづける
  • 日本は中国から文化をカネで「買って」いた
  • 中国という文明国家の存在に感謝した日本人の謙虚さ
  • 唐文化心酔の反省から独自文化を発展させた日本
  • 「日本には独自文化がない」という中国人の誤謬
  • 日本は中国の歴史捏造に謝罪を要求せよ
第5章 日本への主権侵害に中国は謝罪すべし
  • 日本の戦後賠償問題は七〇年代に解決している
  • 中国による日本の主権侵害を許すな
  • 台湾問題におけるあまりにも強引な中国の対日干渉
  • 日本のマスコミを統制下に置いた中国の情報操作
  • 尖閣諸島、そして沖縄を狙う中国人の驚くべき歴史感覚
  • 「日本軍国主義の復活」を喧伝する中国の大嘘
  • 中国の平和台頭論に唱和する日本人
  • 日本はどこまで中国の軍事的脅威から生存権を守れるか
  • 日本は経済敗戦以上の「第二の敗戦」を迎えている
  • 日本は中国の主権侵害に毅然と謝罪を要求せよ
第6章 北朝鮮を走狗とする中国の犯罪性を見抜け!
  • 古代国家の高句麗と渤海が今、問題となる理由
  • 韓国人が蔑む北朝鮮被差別民の歴史伝統
  • 高麗朝以来、異民族の走狗として南侵を繰り返す北朝鮮
  • 統一新羅時代以来の朝鮮の中国への属国意識
  • 「事大主義」は半島人の先祖伝来のDNA
  • 主体思想でも乗り越えられない北朝鮮の「事大主義」の壁
  • 小中華(北朝鮮)は大中華の犬になるしかない歴史の運命
  • 「中国の犬」の「犬」になり下がった日本の社民党
  • 日本政府は北朝鮮の脅威より北京の脅威こそ見抜け

とりあえず章題と、その項目を紹介しました。なにが書かれているか、ストレートで分かりやすいですよね。実際には、項目はさらに小項目にわかれていて、一つのテーマは短く簡潔にまとめられていて、とても読みやすいです。

最初、黄文雄さんの本に出会った時、「ここまで“中国・朝鮮”を悪し様に言わなくても」とは思いました。だけど同時に、「なにもでたらめなことは書かれていない」とも思いました。不確かな事柄は自分で調べて、いい加減なことを書く人物ではない事も確かめました。

当初、私のまわりには読む人もなく、たまにいても、否定的な批評を聞きました。でも、最近、その風潮が変わってきたように思います。すでに、“賛否相半ば”という状況になっているんじゃないでしょうか。そうなれば、逆転はあっという間でしょう。どういう立場でもいいから、まず読んで欲しい。


 

テーマ : 支那
ジャンル : 政治・経済

ウイグルの子らはこんな目に合わされている。中国人にだ・・・新疆の子供ら2274人救出=誘拐され、都市で窃盗に従事―中国公安省

新疆の子供ら2274人救出=誘拐され、都市で窃盗に従事―中国公安省ミィ1

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121121-00000043-jij-int

支那はウイグルの子らをこんな目に合わせている。しかも、これは公安が出した数字、どんだけのウイグルの子らがこんな目に合わされえいることか。

次の映像を見て・・・

ウイグル人の住む“東トルキスタン”は支那では“新疆”と呼ばれる。これは「新たな征服地」という意味で、それだけでも、ここが本来の支那の領地であることは明白。

だから、「私たちは支那ではない」と独立を求めるウイグル人をテロリストと呼ぶのは、まったく間違っている。「征服地」の人々が独立を叫んでなにが悪い。責められるべきは「侵略者」である支那だ。
(題名では、あえて人目を引くように“中国”という言葉を使いました)

この映像を紹介するのは三度目です。何度でも紹介します。東トルキスタンがニュースで取り上げられるたびに、何度でも何度でもこの映像を紹介します。


支那人が泣き叫ぶ6歳のウイグル少年を蹴り指を折り集団で暴行する映像
東トルキスタン・・・テロリストはどっちだ
東トルキスタンは戦っている

  

テーマ : 支那
ジャンル : 政治・経済

『小説フランス革命Ⅷ 共和政の樹立』 佐藤賢一

『小説フランス革命Ⅷ 共和政の樹立』 佐藤賢一『小説フランス革命Ⅷ 共和政の樹立』 佐藤賢一
(2012/09/26)
佐藤 賢一

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ミラボー亡き後、羅針盤をなくした船のように迷走する革命。入り乱れる各派の思惑を引きちぎるように革命に進路を与えたのはダントン。しかし、ミラボーのように革命を操ることはできなかった。


第八巻は、八月十日事件に始まり、タンプル宮への幽閉、裁判を通して王の処刑までのお話。筆者の筆で血肉を与えられた世界は、教科書や資料からでは分からないその時代の音、色、匂いまでも感じさせる。

8月10日事件
一七九二年夏のパリに響くラ・マルセイエーズの歌声。

八月十日のテュイルリー宮殿前庭に轟く銃声、砲声。たちこめる煙と硝煙の匂い。

槍先にさしたランバル大公妃の首をかかげてタンプル塔に押し寄せる暴徒の嬌声。

アベイ監獄において遂行された、人民裁判という名のリンチで処刑された王党派、宣誓拒否僧の亡骸。

撲殺され、裸に剥かれて、首を引きちぎられた貴族の女。

路上にまで流れ出る血。踏みつけられて撒き散らかされた血痕。生臭い匂い。

血を求める国民公会の喧騒。怒号。

タンプル宮で、初めて訪れる家族の安らぎ。睦み合う夫婦。

処刑場の熱狂。純粋な興奮。断頭台の静寂。

刃の落下する無機質な音。骨を断つ音。飛び散る血しぶき。

ルイ16世処刑

小説を読んで事実を知った気になるのは大きな間違いだが、想像力による臨場感なくして歴史は理解し得ない。

ミラボーを失って、革命は迷走する。各派の思惑が入り乱れ、フランスは針路を失う。さらに周辺国の干渉により国家としての危機に陥る。追い詰められた感情が、革命を先鋭化させる。立役者になるのがダントン。八月十日事件が始まる。

しかし、革命に深化により流れにのったのは観念的理論派のロベスピエールだった。観念性が暴徒の行動に理論を与えた。機に乗じるロベスピエール。革命は、世間を知らない観念論者の手に委ねられ、まだ見ぬ世界を夢想する。パリの大地はルイ十六世の血を飲み込み、名実ともに共和制の時代へと足を踏み入れる。

しかし、革命の“のど”は、それだけの血を吸い込みながら、いまだに潤されることはなかった。革命はもっと血を欲しがっていた。

それはまた次のお話。


『小説フランス革命Ⅶ ジロンド派の興亡』 佐藤賢一

佐藤賢一の本

                          ミィ9ミィミィ

テーマ : 歴史・時代小説
ジャンル : 本・雑誌

ありがとうございました



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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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