めんどくせぇことばかり 2012年12月
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2012年に読んだ本

一年間、大変お世話になりました。ミィ2


『李鴻章』 岡本隆司『李鴻章』 岡本隆司
(2011/11/19)
岡本 隆司

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副題は「東アジアの近代」

末期を迎える清の土台を必死になって支えた人物


日本よ、滅びるのか
『高松宮日記』『高松宮日記』
(1996/03)
高松宮 宣仁

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昭和天皇の弟宮が二十七年間にわたって書きつがれた親王日記

『キリスト教とは何か。Ⅰ』『キリスト教とは何か。Ⅰ』
(2011/12/01)
不明

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“西洋美術で読み解く、聖書の世界”
「え~、これにはこんな意味があったの」ってことがぞろぞろ。

『GHQ焚書図書開封6 日米開戦前夜』 西尾幹二『GHQ焚書図書開封6 日米開戦前夜』 西尾幹二
(2011/11/17)
西尾幹二

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日本はアメリカとの戦争を望んではいなかった。
それを望み、是が非でも大英帝国の遺産を引き継がんとしていたのは、アメリカ合衆国である。

『[新訳]戦争論』 クラウゼヴィッツ『[新訳]戦争論』 クラウゼヴィッツ
(2011/12/08)
クラウゼヴィッツ

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一介の職業軍人にすぎないクラウゼヴィッツが戦争の本質の一端にたどり着いた事自体が驚きである

『連合艦隊 戦艦12隻を探偵する』 半藤一利、秦郁彦、戸髙一成『連合艦隊 戦艦12隻を探偵する』 半藤一利、秦郁彦、戸髙一成
(2011/11/29)
秦 郁彦,戸髙一成 半藤一利

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古くから日本人は、「戦う」ことにさえ、文化を反映させた。文化でおおわれた「戦い」は、すでに「戦う」事の本質からは、大きく外れている。そして日本人は、その本質から外れたことに大きな意義を見いだしていき、本質を遠ざけた。


『東大寺の暗号』 関裕二『東大寺の暗号』 関裕二
(2011/12/08)
関 裕二

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改革派蘇我氏及びそのグループと権力掌握を目ざす中大兄、中臣鎌足グループの暗闘、さらには持統の浅はかさにつけ入った不比等及び藤原氏の謀略により、飛鳥、平城京の歴史が刻まれていった

『真実の中国史【1840-1949】』 宮脇淳子『真実の中国史【1840-1949】』 宮脇淳子
(2011/10/22)
宮脇淳子

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日本における支那の歴史は、毛沢東の目によって、マキャベリズムの角度から、というより毛沢東史観により書き変えていったものであり、戦後日本における支那の歴史とは、それをそのまま受け入れたものである

『ピョンヤンの夏休み わたしが見た「北朝鮮」』 柳美里『ピョンヤンの夏休み わたしが見た「北朝鮮」』 柳美里
(2011/12/16)
柳 美里

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「あれ、なんで」と感じるべき事象にも、彼女の心は反応しません。目には写っているはず、耳にも聞こえているはずなのです。にも関わらず、彼女の心はその前を素通りします。それが“在日”とは言い切れませんが、それが彼女の、“こんな私”と考えるしかないのでしょう。

『永遠の0(ゼロ)』 百田尚樹『永遠の0(ゼロ)』 百田尚樹
(2006/08/24)
百田 尚樹

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1945年8月 あの日、妻と娘を残して南西沖に散った祖父は・・・?

臆病者? 撃墜王? テロリスト?
祖母が再婚していたため、その存在さえ忘れかけていた実の祖父。一体どんな男だったのか。

『ルーズベルトの責任 (上)』 チャールズ・A・ビーアド『ルーズベルトの責任 (上)』 チャールズ・A・ビーアド
(2011/12/21)
チャールズ・A・ビーアド

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「これはかつて述べたことだが、何度でも、何度でも言おう。―皆さんの息子が外国のいかなる戦争にも送り込まれることはない。・・・我々の防衛の目的はあくまでも防衛なのだ」と約束したルーズベルト。

『「常識」としての保守主義』 櫻田淳『「常識」としての保守主義』 櫻田淳
(2012/01/17)
櫻田 淳

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戦後民主主義は濃厚に野放図な自由や結果としての平等を吹聴しましたから、それを制御しようとするものをすべて「反動」と決めつけました。だから現代的「反動」には、自由・保守・反動主義が一緒くたにされ、混沌としている。

『グローバル恐慌の真相』 中野剛志・柴山桂太『グローバル恐慌の真相』 中野剛志・柴山桂太
(2011/12/16)
中野 剛志、柴山 桂太 他

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ともに七〇年代前半の生まれの二人の経済専門家が、このグローバリズムと共に進行する世界不況の本質、その行く末を語り合う。

『ジョン・マン 大洋編』 山本一力『ジョン・マン 大洋編』 山本一力
(2011/12/20)
山本 一力

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初めて西洋文明(アメリカ)の中で暮らした日本人となり、初めて欧米の高等教育を受けた日本人となり、初めて世界の大洋を巡った日本人となり、ゴールドラッシュのカリフォルニアで金を掘り、唯一自力で帰国を果たした日本人漂流民となった。帰国から二年後、あのペリー艦隊がやってくる。この男がいなければ、日本は植民地となっていたかも知れない。

『幸福の晩酌』 野澤幸代『幸福の晩酌』 野澤幸代
(2012/01/06)
野澤 幸代

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今風に、手の込んだ時間のかかる料理はありません。ほとんどが、まあ15分もあればできそうなものばかり。私の我慢の範囲内です。人に紹介すると言うより、私向きの料理本です。

『倭寇 海の歴史』 田中健夫『倭寇 海の歴史』 田中健夫
(2012/01/12)
田中 健夫

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「半裸に裸足、大刀を振るって大海を荒らし回る荒くれ者の日本人」

支那、朝鮮人に焼きついたイメージ。

『ソフィーの世界』 ヨースタイン・ゴルデル『ソフィーの世界』 ヨースタイン・ゴルデル
(2011/05/26)
ヨースタイン・ゴルデル

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この本は、西洋哲学史の本です。“ファンタジー”とありますが、迷路をたどるようなドキドキや、おもちゃ箱を開けるようなワクワクが、つまり読みやすくなるような工夫が沢山仕掛けられていますが、決して子供向けに簡単に書いてあるわけじゃありません。おとなが読むべき十分な質をも備えています。

『ルーズベルトの責任 下』 チャールズ・A・ビーアド『ルーズベルトの責任 下』 チャールズ・A・ビーアド
(2012/01/24)
チャールズ・A・ビーアド

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下巻はまさしく期待の上を行きました。この本を書き上げるのに、著者はいったいどれだけの資料と格闘したのか。またそれだけの資料を、なぜこうも論理的に構成できたのか。まったく驚きです。

『ローマ人に学ぶ』 本村凌二『ローマ人に学ぶ』 本村凌二
(2012/01/17)
本村 凌二

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西洋の重力は、本来のオリエントから地中海沿岸に拡散し、多くの辺境を生み出した。その辺境の中の取るに足らない一つが、やがて兄弟を飲み込んで成長した。

『辺境を旅ゆけば日本が見えた』 伊藤千尋『辺境を旅ゆけば日本が見えた』 伊藤千尋
(2012/01)
伊藤 千尋

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パタゴニア、ボルネオ、アイスランド、南大西洋、リオ、パキスタン、旅順、ワイオミング、イースター島、ロカ岬、パナマ、カサブランカ、ベーリング海峡、ユカタン半島、ノルウェー、アンデス。

『ジョン・マン 波濤編』 山本一力『ジョン・マン 波濤編』 山本一力
(2011/01/06)
山本 一力

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さて、間違えて第一巻よりも第二巻をさきに読んでしまった間抜けな私の立場から言わせてもらえば、やはり第一巻“波濤編”はおもしろかった。

『原発事故、放射能、ケンカ対談』 副島隆彦・武田邦彦『原発事故、放射能、ケンカ対談』 副島隆彦・武田邦彦
(2011/06)
副島 隆彦、武田 邦彦 他

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副島隆彦が「問い糾したい」と言った通り、彼の攻撃は、まるで正面から胸ぐらを掴んで突っかかっていくかのような、たしかに“ケンカ”という言葉を使うだけのことはありました。

『日本人だけが知らない世界から絶賛される日本人』 黄文雄『日本人だけが知らない世界から絶賛される日本人』 黄文雄
(2011/12/28)
黄 文雄

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前作『日本人はなぜ世界から尊敬され続けるのか』の第2弾
「自分たちの進むべき道を見極めるためにも、自分たちの歴史と先人の行いに学ぶためにも、・・・」という本。

『史記 武帝紀 六』 北方謙三『史記 武帝紀 六』 北方謙三
(2011/12)
北方 謙三

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漢軍を蹴散らす匈奴軍の中に、「陵」の旗が踊る。漢代一と称えられた歴戦の将軍李広を祖父とする李陵は、いまや匈奴軍の一翼を担う「戦人」となっていた。漢の武将としての李陵は死んだ。今、匈奴の軍にいるのは・・・

『英傑の日本史 浅井三姉妹編』 井沢元彦『英傑の日本史 浅井三姉妹編』 井沢元彦
(2011/10/20)
井沢 元彦

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物証に基づいた定説が不可解な状況を説明できず、状況証拠からなる“新説”がそれを合理的に説明できるなら、著者の言うとおり、定説派は新説を正面から受け止め無ければならない。

『死ぬことを学ぶ』 福田和也『死ぬことを学ぶ』 福田和也
(2012/02/17)
福田 和也

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それを特別なものとすれば、“生”は無様なものとならざるを得ない。多くが無様な“生き恥”を晒しつつ、確実に特別な“死”に近づいていく。

昭和、家族の見識 日本人が覚えておきたい10のこと昭和、家族の見識 日本人が覚えておきたい10のこと
(2011/09/22)
新井 えり

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“幸せであろう”という価値観を、彼らの人生から感じることはできない。むしろ、進んで“苦しみ”や“厳しさ”に向かっていくかのように、懸命に生きるのだ。

『世界史サミット』 浅野典夫『世界史サミット』 浅野典夫
(2012/01/30)
浅野 典夫

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第1回 ローマサミット 216年
ローマ帝国代表カラカラ帝  
後漢代表曹操 及び諸葛亮  
倭国代表卑弥呼

『特攻 空母バンカーヒルと二人のカミカゼ』 マクスウェル・テイラー・ケネディ『特攻 空母バンカーヒルと二人のカミカゼ』 マクスウェル・テイラー・ケネディ
(2010/07/12)
マクスウェル・テイラー・ケネディ

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二人の特攻隊員も、バンカー・ヒル艦載員も、互いに祖国の安寧と名誉のために、自分の命を投げ出して最善を尽くした。それ以外の余分なことは、一切書かれていない。しかし、西太平洋上で彼らが出会うまでの様子は、余すところ無く書かれている。

『酒粕のおいしいレシピ』 なかじ『酒粕のおいしいレシピ』 なかじ
(2011/12/26)
なかじ

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パンにぬり、ホワイトソースのベースとしてパスタに、グラタンに、コロッケに、シチューに。同様に、味付けのベースとして使うのに適しているようです。

『日本に自衛隊がいてよかった』 桜林美佐『日本に自衛隊がいてよかった』 桜林美佐
(2011/09/11)
桜林美佐

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“戦争と日本人”を学問として研究することは、日本の政治・経済・社会に極めて大きな利益をもたらすに違いないのに、それを学ぶ場所はどこにもない。

『放射能列島 日本でこれから起きること』 武田邦彦『放射能列島 日本でこれから起きること』 武田邦彦
(2011/12/13)
武田邦彦

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武田氏が理解していないことがある。人間は放射能に汚染されなくても死ぬということだ。交通事故でも死ぬし、心臓麻痺でも死ぬし、自殺する人もいる。

『太平洋戦争 最後の証言 第二部 陸軍玉砕編』 門田隆将『太平洋戦争 最後の証言 第二部 陸軍玉砕編』 門田隆将
(2011/12/15)
門田 隆将

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太平洋戦争の主力となったのは、大正生まれの青年たちである。昭和20(1945)年に19歳から33歳であった彼ら大正生まれの若者は、実に同世代の7人に1人が戦死するという日本の有史以来、最大の悲劇の世代となった。そして生き残った元兵士たちは、戦後、働き続け、高度経済成長の担い手となり、日本を世界第2位の経済大国に押し上げたのちに、社会の第一線から退いていった。

ヒューマン  なぜヒトは人間になれたのかヒューマン なぜヒトは人間になれたのか
(2012/01/20)
NHKスペシャル取材班
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「助け合う」ことはチンパンジーが持たずに人間が持つ、他者の悲しみを自己の悲しみとし、他者の喜びを自己の喜びとする“共感”が生み出す能力である。

渡辺京二傑作選① 日本近世の起源 (新書y)渡辺京二傑作選① 日本近世の起源 (新書y)
(2011/07/06)
渡辺 京二
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徳川期と維新以降とを併せて日本の近代とみなす考え方の意義を認めながらも、人の心の持ち方は、その前後で決定的に変化したととらえる。その心の持ち方の変化に注目すれば、徳川期日本人と近代日本人とはまったく異なった世界の住人であるとするのである。

安禄山安禄山
(2012/02/01)
塚本 青史
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安禄山が日本に及ぼした影響は大きい。そしてもし身近にいれば、おそらくとてつもなく“可愛い”人物に違いないのだ。この本は、そんな安禄山の魅力と支那王朝史の持つ残酷性を、十分に感じさせてくれる本である。

逆説の日本史 18 幕末年代史編1逆説の日本史 18 幕末年代史編1
(2012/03/12)
井沢 元彦

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大統領から皇帝に宛てた友好的な書簡が受領されず、とどこおりなく返事が得られないならば、我が国が侮辱を受けたものとみなし、その結果として何が起きようとも当方は責任を負いかねる。

日本帝国の申し子—高敞の金一族と韓国資本主義の植民地起源 1876-1945日本帝国の申し子—高敞の金一族と韓国資本主義の植民地起源 1876-1945
(2004/01/25)
カーター・J・エッカート

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純粋に、「朝鮮資本主義の発展過程」に目を投じた場合、本書に書かれた内容は公平であり、公平である分だけ韓国の一部の方には受け入れがたいものであったろうと思う。

近現代日本史と歴史学 - 書き替えられてきた過去 (中公新書)近現代日本史と歴史学 - 書き替えられてきた過去 (中公新書)
(2012/02/24)
成田 龍一

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日本の明治維新以後の歴史は、マルクス主義的唯物史観と民衆史観の観点に基づいて書かれている

日米開戦の悲劇日米開戦の悲劇
(2012/03/14)
福井 雄三

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グルーは人間としての十分な深みを持ち、それは滞日十年にしてさらに深みを増した。さらに外交官としてきわめて有能である。何より日本と日本人を愛した。

ジャガーになった男ジャガーになった男
(1994/01/20)
佐藤 賢一

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支倉常長の遣欧使に加わっていた斉藤小兵太寅吉は、そのまま、仲間と別れスペインに居着いた。寅吉はこのあと南米に渡ることになるのだが、どうやらスペインに根付いたものもいたらしい。スペインのハポンさん、近々DNA鑑定が予定されているとか・・・

皇太子さまへの御忠言 (WAC BUNKO 159)皇太子さまへの御忠言 (WAC BUNKO 159)
(2012/03/05)
西尾 幹二

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私も妻と一緒に両陛下のご健康を祈り、皇太子ご夫妻の状況を心配している。「雅子様大変だよね」、「私だって、絶対雅子さまみたいになると思うよ」とか。

人は死ぬから幸福になれる人は死ぬから幸福になれる
(2012/03/15)
島田裕巳

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限りある人生であるからこそ、それは貴重なものになるのです。今生きていること自体に喜びを見出すことができるからこそ、私達は幸福を感じるのです。

「地球温暖化」神話 終わりの始まり「地球温暖化」神話 終わりの始まり
(2012/03/09)
渡辺 正

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本書の題名は、『「地球温暖化」神話 終わりの始まり』であるが、ぜひ神話はこの本をもって終わりにしてもらいたい。ここまで書かれて、いまだに“神話”に振り回される人がいるなら、そこから先は自己責任の領域といっていいだろう。

『古事記』と壬申の乱 (PHP新書)『古事記』と壬申の乱 (PHP新書)
(2012/03/15)
関 裕二

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この200ページそこそこの本の中に、“関史学”のエキスが濃縮されて詰め込まれている。氏がこれまで取り組んできた“謎解き古代史”といってしまってはちょっと安っぽいが、古代史の謎への挑戦の血のにじむような努力が、この一冊に詰め込まれている。

日本を、信じる日本を、信じる
(2012/03/09)
瀬戸内 寂聴、ドナルド・キーン 他

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寂聴さんも書いているが、キーンさんの帰化の公表でどれだけ多くの日本人が元気づけられたことか。 ところが、キーンさんは拍子抜けするくらいに淡々と、「日本の人に勇気を与えようと意図した」ものではないと語る。

ラーメンと愛国 (講談社現代新書)ラーメンと愛国 (講談社現代新書)
(2011/10/18)
速水 健朗

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この本は、「日本の戦後のラーメンの普及、発展、変化を軸とした日本文化論であり、メディア史であり、経済史、社会史である」。という著者の言葉にウソはない。

日本思想史新論: プラグマティズムからナショナリズムへ (ちくま新書)日本思想史新論: プラグマティズムからナショナリズムへ (ちくま新書)
(2012/02/06)
中野 剛志

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「日本思想史の専門家でもない私が、伊藤仁斎、荻生徂徠、会沢正志斎、そして福沢諭吉を論ずるという身の程知らずの試みに駆り立てられたのは、過去の日本を引きずった肉体が完全に滅んだというわけではないということを、確かめたかったからなのかもしれない」

神道と日本人 魂とこころの源を探して神道と日本人 魂とこころの源を探して
(2011/09/14)
山村 明義

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戦後の神職たちは苦労した。そのことに気持ちを向けたのは、たしかに初めてだった。この本から教えてもらったことである。

完訳 日本奥地紀行1―横浜―日光―会津―越後 (東洋文庫)完訳 日本奥地紀行1―横浜―日光―会津―越後 (東洋文庫)
(2012/03/23)
イザベラ・バード

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明治11(1878)年の日本人に見られる特徴は、私たち現代日本人には想像も及ばないほどに礼儀正し事。好奇心が旺盛なことは私たちも共通するが、公正さやとてつもない勤勉さも私たち以上である。

史記 武帝紀〈7〉史記 武帝紀〈7〉
(2012/03/15)
北方 謙三

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綺羅星の如き英雄に囲まれながら、やはり時代は武帝であった。始皇帝以降、帝国化していった支那の、さほど長く続くわけでもない完成した時代に、まさに武帝は君臨した。

奥秩父 山、谷、峠そして人奥秩父 山、谷、峠そして人
(2011/12/15)
山田 哲哉

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風呂に入るように、山にも浸かってもらいたい。ドップリと、首まで。この本の著者は奥秩父にドップリ首まで浸かっている。本当に好きなんだとすぐ分かる。奥秩父が。

陰謀史観 (新潮新書)陰謀史観 (新潮新書)
(2012/04/17)
秦 郁彦

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「陰謀である」と叫ぶことは責められるべきことではない。叫ぶ者の意見を検証すればいいだけの話である。事実をねじ曲げて後世に伝えようとする「歴史の捏造」こそが責められるべき行為である。

ビルマ独立への道: バモオ博士とアウンサン将軍 (15歳からの「伝記で知るアジアの近現代史」シリーズ)ビルマ独立への道: バモオ博士とアウンサン将軍 (15歳からの「伝記で知るアジアの近現代史」シリーズ)
(2012/04/06)
根本 敬

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本書の著者は“民主主義”を礼賛するが、“民主主義”は最高善ではない。その民主主義を背景にしてミャンマーの植民地化は進行した。

ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)
(2011/05/18)
橋爪 大三郎、大澤 真幸 他

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二人の社会学者の対談でキリスト教の「ふしぎ」を語り、その本質に迫る本。ちょっと興味をいだいてキリスト教に関する本を何冊か読んで、それなりに理解したが、一歩踏み込むと、あまりにも納得出来ないことが多いという日本人にはピッタリの本。

大君の通貨―幕末「円ドル」戦争大君の通貨―幕末「円ドル」戦争
(2000/04)
佐藤 雅美

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まずはハリスにより、そしてオールコックによって屋台骨を揺すぶられた幕府は、瞬く間に二六〇年間の矛盾を露呈した。

瓦礫の中の幸福論瓦礫の中の幸福論
(2012/02/24)
渡辺 淳一

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著者の渡辺淳一氏の人生の大半はこの時期に重なる。歴史の教科書に書かれているにもかかわらず、ほとんど授業で語られることのない時代である。歴史教育で語られないということは、その歴史は失われているということである。

キリスト教は戦争好きか キリスト教的思考入門 (朝日選書)キリスト教は戦争好きか キリスト教的思考入門 (朝日選書)
(2012/04/10)
土井健司

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本質的にはキリスト教はユダヤ教だ。民族宗教とは言わないが、世界の一辺境の宗教であることにはかわりはない。それが西ヨーロッパという“一辺境”において権力と関わり、さらには権力そのものと化した。

朝日おとなの学びなおし 歴史学 歴史を見る眼を養う世界史 (朝日おとなの学びなおし―歴史学)朝日おとなの学びなおし 歴史学 歴史を見る眼を養う世界史 (朝日おとなの学びなおし―歴史学)
(2012/04/20)
山内昌之

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ペロポネソス戦争を「世界大戦」とする視点は、たしかに今までの私にはなかった。本書の著者山内氏は、トゥキディデスがペロポネソス戦争について記した『歴史』には、後世の人間がそう読んで教訓とするに値する価値があるという。

黄金の日本史 (新潮新書)黄金の日本史 (新潮新書)
(2012/05/17)
加藤 廣

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歴史の主人公は黄金である。これを手中にするための覇権争いこそが日本史なのだ-金という覗き窓から定点観測すると、歴史教科書の生ぬるい嘘が見えてくる。

太平洋戦争 最後の証言 第三部 大和沈没編太平洋戦争 最後の証言 第三部 大和沈没編
(2012/04/19)
門田 隆将

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アメリカ海軍の艦船に取り囲まれ、米軍による上陸作戦が行なわれる沖縄に向けて決行された水上特攻作戦。大和に乗り込んでいた三千三百三十二人のうち戦死者は三千五十六人。死亡率は九一.七%。九死に一生を得て生還したのは、わずか二百七十六人に過ぎなかった。

屋山太郎が読み解く橋下改革―大阪維新は日本を救えるか屋山太郎が読み解く橋下改革―大阪維新は日本を救えるか
(2012/05/22)
屋山 太郎

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大阪の現場が、当時、私が考えたような甘っちょろいものではないものではないことは、その後よくわかった。橋本氏の改革が、いま妥協を排除してやりぬかなければ大阪がダメになる、という気持ちに発するものであることがよくわかった。

戦後史をよみなおす――駿台予備学校「戦後日本史」講義録戦後史をよみなおす――駿台予備学校「戦後日本史」講義録
(2011/11/11)
福井 紳一

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著者の歴史認識からすれば、日本人が誇りにする戦後の高度経済成長なぞ、日本人が朝鮮人とベトナム人の血肉をすすって成し遂げられたものに過ぎません。

報道されない沖縄  沈黙する「国防の島」報道されない沖縄 沈黙する「国防の島」
(2012/04/28)
宮本 雅史

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沖縄の代表は、常に最大限の“沖縄の利益”を考えている。さらにルーピー鳩山に代表される民主党が火をつけた、無意味な普天間混乱で、“独立”を口に出す沖縄県民さえ現れた。

恕―日本人の美しい心恕―日本人の美しい心
(2012/04)
童門 冬二

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表紙に大きく“恕”と記したこの本は、それを、「忍びざる心」と言っている。さらに、上杉鷹山の師である細井平洲との言として、「人の苦しみや悲しみはみるに忍びない、ということだ。やさしさと思いやりのことなのだ」と書いている。

キリスト教の真実: 西洋近代をもたらした宗教思想 (ちくま新書)キリスト教の真実: 西洋近代をもたらした宗教思想 (ちくま新書)
(2012/04/04)
竹下 節子

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それでもやはり思うのだ。世界はもっと、ゆっくり変わっていくべきではなかったか。違う道はなかったのかと。
それだけにキリスト教には責任がある。世界はこれからも変わり続けるだろうから。

イギリスの歴史【帝国の衝撃】―イギリス中学校歴史教科書― (世界の教科書シリーズ34)イギリスの歴史【帝国の衝撃】―イギリス中学校歴史教科書― (世界の教科書シリーズ34)
(2012/02/29)
ミカエル ライリー、ジェイミー バイロン 他

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正直、この本で自国史を勉強できるイギリスの子弟は幸福であると思える。成熟した“大人の書いた歴史”である。

官僚を国民のために働かせる法 (光文社新書)官僚を国民のために働かせる法 (光文社新書)
(2011/11/17)
古賀茂明

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その自己の既得権益に執拗なまでに固執する様子は、国の利益を食いつぶしてはばからず、最後はよって立つ足元まで崩してしまった平安貴族のそれに酷似している。

国を滅ぼす本当の敵は誰なのか国を滅ぼす本当の敵は誰なのか
(2012/05/31)
渡部昇一

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52歳にもなって恥ずかしい。日々の生活のなかで自分をすり減らして、自信を失って、年に何回かは著者の本によって我を取り戻す。「ああ…俺は間違ってない」

天皇と原爆天皇と原爆
(2012/01/31)
西尾 幹二

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本来、私たち日本人が格闘しなければならないのは“近現代”という名の怪物のはず。相手は、かつての“世界”そのものであるはず。日本はかつてその怪物に立ち向かい、追い込まれ、戦い、敗れ、そして弱められた。

イスラエルとは何か (平凡社新書)イスラエルとは何か (平凡社新書)
(2012/06/17)
ヤコヴ・M.ラブキン

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イスラエル国会議員アヴラハム・ラヴィツ(1934~2009)
「シオニストたちは間違っている。〈イスラエルの地〉に対する愛を育むためなら、その全土にわたって政治、軍事的支配を打ち立てる必要などまったくないはずなのだ」

頼山陽詩選 (岩波文庫)頼山陽詩選 (岩波文庫)
(2012/06/16)
頼 山陽

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鞭声粛粛  夜 河を過る

兵隊先生 沖縄戦、ある敗残兵の記録兵隊先生 沖縄戦、ある敗残兵の記録
(2012/03/16)
松本 仁一

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数限りないドラマがあったんだんだと思う。整備兵松本康夫の物語もそういったものの一つで、戦争の悲哀と、偶然に翻弄される人生と、その中でも懸命に生きようとする人々のいじらしさを感じさせられる。

日御子日御子
(2012/05/30)
帚木 蓬生

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あくまでも創作の世界の物語ですが、ところどころ知的好奇心を刺激され、心地よく読み進むことができます。〈あずみ〉の掟こそ、まさしく「和」。各国に横断的に存在する〈あずみ〉の一族が、その掟を広めることで、倭国は徐々にその国の形を整えていく。

日本人の宝日本人の宝
(2012/04/19)
竹田 恒泰、塩沼 亮潤 他

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神道と仏教は、本来、きわめて近い考え方のもとに成立し、同時に、両者は日本の歴史の中ではお互いに支えあい、補いあってきた。ある時期までは・・・。

日本の文脈日本の文脈
(2012/01/31)
内田 樹、中沢 新一 他

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日本語の場合、哲学の話を哲学の用語だけで書いていたら、普通の生活者にはまず意味不明ですよね。一回これをどこかで生活言語に置き換えて、「平たく言えば…」という言い換えをしないといけない。

麹の漬け物 (-)麹の漬け物 (-)
(2012/06/08)
伏木 暢顕、イチカワ ヨウスケ 他

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麹には、セルロースを分解するセルラーゼが含まれており、セルロースを分解して、植物性乳酸菌のエサであるオリゴ糖に分解してくれるので植物性乳酸菌が喜び、活発に働いてくれます。

働きたくない者は、食べてはならない働きたくない者は、食べてはならない
(2012/05/21)
曽野綾子

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著者が言うのは、「高齢者側にも覚悟が必要」ということで、いよいよ死に近づいているのだからあたり前のことなんだけど、“人間の尊厳を失う無様を晒してまで生きている必要はない”ということだと思う。

猫なんかよんでもこない。 (コンペイトウ書房)猫なんかよんでもこない。 (コンペイトウ書房)
(2012/05/17)
杉作

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「猫なんかよんでもこない。まったく勝手な生き物だ」なんて言う頃には、すっかり猫に支えられている。かつて自分にあった変化を、追体験するようにこの漫画を読んだ。ただ・・・、最後は涙を流した。

完訳 日本奥地紀行2 (東洋文庫)完訳 日本奥地紀行2 (東洋文庫)
(2012/07/12)
イザベラ・バード

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当時の日本はバード女史にさまざまな驚きを与えているが、今、この本を読む私たちをこそ、より以上に驚かせている。私たち日本人とは違う日本人が、この本には描かれている。

おつまみハイボール亭 すぐにおいしい泡の友110おつまみハイボール亭 すぐにおいしい泡の友110
(2012/05/11)
きじまりゅうた

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なにもハイボールが嬉しいわけじゃなくって、とにかく“安く飲む”ことを心がけなければならない私にとって、この本で紹介される“おつまみ”は、かなりありがたい。

倒壊する巨塔〈上〉―アルカイダと「9・11」への道倒壊する巨塔〈上〉―アルカイダと「9・11」への道
(2009/08)
ローレンス ライト

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〈上〉を読んだ限りでは、この男には名前は必要ない。“狂気”、“憎悪”、“嫉妬”など、適当な抽象的な概念を当てはめればそれで足りる。彼は“時代”そのものだ。

9割の日本人が知らない「日本語のルール」9割の日本人が知らない「日本語のルール」
(2012/05/02)
佐々木 瑞枝

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「生きている魚は“いる”で、死んでいる魚は“ある”」なんてことは国語の時間に教わった記憶はない。

家メシ道場家メシ道場
(2012/04/14)
給食系男子

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基本100円目安。自分が大学に入って自炊はじめた頃なら、絶対、本屋で立ち読みしてるな。なんども、なんども。

ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂
(2012/06/26)
マーギー・プロイス

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手にとった理由は、ひとえに、「なぜアメリカ人の作家が“万次郎”を書くのか」ということにあった。著者のマーギー・プロイスは、児童文学家、劇作家だそうで、この『ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂』 が初めての小説で、数々の児童文学賞を受賞したそうです。

日本を守りたい日本人の反撃日本を守りたい日本人の反撃
(2012/04/03)
田母神俊雄、一色正春 他

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田母神俊雄さんと一色正春さんというディープな組み合わせ。表紙のデザインはそれ以上にディープ。勘弁してほしいくらい。

歴史が面白くなる 東大のディープな日本史歴史が面白くなる 東大のディープな日本史
(2012/05/15)
相澤 理

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私が経験した学校では、社会の授業なんて、面白くなければ誰も聞かない。そうでなければ、成績で絞り上げたり、なだめすかしたり。そんなことばかりにやってると自己嫌悪に陥るから、面白さで聞かせる努力をする。

中国大分裂 リスクからクライシスへ中国大分裂 リスクからクライシスへ
(2012/07/12)
長谷川 慶太郎

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著者の予測が現実のものとなれば、もちろん日本も激動にさらされることになる。でもそんな激動の中でこそ私たちは、歴史をかてに、見守るべきは見守り、的確な状況で力を発揮できるよう準備しなければならないだろう。

蔣介石が愛した日本 (PHP新書)蔣介石が愛した日本 (PHP新書)
(2011/03/16)
関 榮次

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本書の中では『このように蒋介石の情報判断は鋭く、正確であった。人のその場の意見に流されやすかった近衛など、日本の指導者が到底及ぶところではなかった』と蒋介石を持ち上げているが、彼の動きもまたコミンテルンの望む方角に向かっていく。

世界が語る大東亜戦争と東京裁判―アジア・西欧諸国の指導者・識者たちの名言集世界が語る大東亜戦争と東京裁判―アジア・西欧諸国の指導者・識者たちの名言集
(2012/07/14)
吉本 貞昭

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“出色”と感じたのが大東亜戦争を日本の降伏までとそれ以降の二つに分けて考えるという歴史観。19・20世紀という、人間にとってきわめて難しいこの時期が、この見方によって、きわめて分かりやすくなります。

『バナナの世界史――歴史を変えた果物の数奇な運命』 ダン・コッペル『バナナの世界史――歴史を変えた果物の数奇な運命』 ダン・コッペル
(2012/01/19)
ダン・コッペル

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食料としてなん億人もの生活を支えるバナナの裏側には、米大企業による農場労働者の搾取、病気を導く人工的な栽培といった、暗黒の歴史や深刻な農業問題があるのだ。

国民が知らない霞が関の不都合な真実 全省庁暴露読本国民が知らない霞が関の不都合な真実 全省庁暴露読本
(2012/07/21)
高橋 洋一

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自分たちに都合の悪い政治家が上に座ると、各省庁自身がもはや腐りきって壊死した尻尾を切り離すように内部情報を暴露するようなことまでおこなわれてきた。国民の間に嫌気が差すのも当然だ。

『ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書』 石光真人『ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書』 石光真人
(1971/05)
石光 真人

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時移りて薩長の狼藉者も、いまは苔むす墓石のもとに眠りてすでに久し。恨みても甲斐なき繰言なれど、ああ、いまは恨むにあらず、怒るにあらず、ただ口惜しきことかぎりなく、心を悟道に託すること能わざるなり。

『シオン修道会が明かすレンヌ=ル=シャトーの真実』 ロバート・ハウエルズ『シオン修道会が明かすレンヌ=ル=シャトーの真実』 ロバート・ハウエルズ
(2012/07/21)
ロバート・ハウエルズ

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マグダラのマリアを指すイエスの指が子どもを抱いた女性にも重なっているのは、この二人が同一人物だと示唆しているかもしれない。

『国民の修身』 渡部昇一『国民の修身』 渡部昇一
(2012/07/18)
渡部昇一

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少なくとも、祖父母や父母の時代の日本人は、私たちよりも立派だった。この‘修身’で鍛えられたのだから、それも当り前か。

『Dr.クロワッサン 100歳までボケない101のレシピ』『Dr.クロワッサン 100歳までボケない101のレシピ』
(2011/07/29)
マガジンハウス

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結論的には、“料理はバランス”。それから、“年寄りこそ肉を食え”ってことになるんじゃないでしょうか。

 『小説フランス革命Ⅶ ジロンド派の興亡』 佐藤賢一『小説フランス革命Ⅶ ジロンド派の興亡』 佐藤賢一
(2012/06/26)
佐藤 賢一

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敗北を重ねる軍へのいらだちと、もとより食糧難に苦しむパリ市民の怒りを国王へ向けようとジロンド派は企み、パリ市民のデモがテュイルリー宮を襲う。この時のルイ16世の対応は、本書のハイライト。

『新・沖縄ノート―誰も語れなかった沖縄の真実』 惠隆之介『新・沖縄ノート―誰も語れなかった沖縄の真実』 惠隆之介
(2011/12/21)
惠 隆之介

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このところの沖縄を考えれば、まるで“小さな韓国”を見るようで、その上で韓国のように突き放して考えることもできない。自分の体の一部であるのに動かそうとすると痛みを伴う。かと言って、切り取ってしまおうなんて考えることもできない。

本音で語る沖縄史本音で語る沖縄史
(2011/06)
仲村 清司

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薩摩の侵略から琉球処分、沖縄戦と続く歴史を、‘甚大な被害’と捕える立場から書かれた本である。ではあるが、かといって本土を批判する立場から書かれたものではない。一沖縄人として沖縄の歴史と行く末を憂慮している本である。

米軍が恐れた「卑怯な日本軍」 帝国陸軍戦法マニュアルのすべて米軍が恐れた「卑怯な日本軍」 帝国陸軍戦法マニュアルのすべて
(2012/07/20)
一ノ瀬 俊也

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マニュアルが敵国人に対する偏見と憎悪が蓄積させていくことは、やはり戦争においては普遍性を持っていると言わざるをえない。そしてそれを回復していくためには想像を絶する時間と努力を要することになる。

倒壊する巨塔〈下〉―アルカイダと「9・11」への道倒壊する巨塔〈下〉―アルカイダと「9・11」への道
(2009/08)
ローレンス ライト

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下巻では、アメリカの情報組織がどのように彼に肉薄していったかが語られる。ウサマのスーダンでの生活がどのようなものであったか。さらにアフガニスタンでのタリバンの政権掌握と、タリバン政下のアフガニスタンが唯一、ウサマ・ビンラディンの安住の地となること。そして迎える、2001年9月11日。

埼玉ブロンコス物語 2010ー2011season埼玉ブロンコス物語 2010ー2011season
(2011/12)
相模 なつき

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埼玉ブロンコスが好きになってしまった人たちが、それぞれの立場でいつも真剣に生きていることが描かれているだけ。ただ、その生活のなかのい一部分としてブロンコスがあった。

『大人の自炊―ひとりごはんふたりごはん』 若宮寿子『大人の自炊―ひとりごはんふたりごはん』 若宮寿子
(2012/07)
若宮 寿子

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父母は他界し、子らも大きくなり、娘は嫁に行った。大学に通う息子は、私たち夫婦と食卓を共にしないこともしばしばで、二人だけなら“簡単にすまそうか”、“外に食べに行こうか”と、そんな会話が増えてきた。

『442部隊の真実』 武知鎮典『442部隊の真実』 武知鎮典
(2012/08/08)
武知鎮典

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日系二世アメリカ人によって編成された、アメリカ陸軍第一〇〇歩兵大隊ならびに第四四二歩兵連隊戦闘団は実在するもので、彼らが第二次大戦において数々の激戦を戦い抜いたことは、まったき歴史的事実である。

『雷の波涛 満州国演義7』 船戸与一『雷の波涛 満州国演義7』 船戸与一
(2012/06/22)
船戸 与一

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一巻冒頭で、会津戦争の様子がえがかれ、ひとりの会津武士の娘が官軍兵士に凌辱されるシーンがえがかれている。勤皇の志士を祖父に持つこの四兄弟の運命は、どのように会津戦争に結びつけられているのか、第七巻にして、いまだ謎のままである。

『バカに見える日本語』 樋口裕一『バカに見える日本語』 樋口裕一
(2012/04/03)
樋口 裕一

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「私って◯◯な人だから・・・」 愚かしく、傲慢で、自意識過剰
「私って◯◯じゃないですか」 未熟な自分を強引に押し付ける図々しさ
「意味分かんない」 切羽詰まって相手を完全拒否 おいおい

『「本当のこと」を伝えない日本の新聞』 マーティン・ファクラー『「本当のこと」を伝えない日本の新聞』 マーティン・ファクラー
(2012/07/04)
マーティン・ファクラー

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「情報」を伝えることがジャーナリストの仕事である。それ以上でもなければそれ以下でもない。日本の報道は得てして“それ以上でありそれ以下”だ。

『かなり危ない 海外旅行コミックエッセイ 怪しい世界の歩き方』 海東鷹也『かなり危ない 海外旅行コミックエッセイ 怪しい世界の歩き方』 海東鷹也
(2011/08/17)
海東 鷹也

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あ~、面白かった。日本人て、海外でどんだけひどい目に合わされてるんだろう。それでも若い人達は、どんどん海外に出ていってね。いろいろな体験をして、大きな人間になってね。そして、日本を守れる人になってほしいです。

『誰も書かなかった「反日」地方紙の正体』 日下公人責任編集『誰も書かなかった「反日」地方紙の正体』 日下公人責任編集
(2011/07/27)
日下公人

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地方紙は郷土の情報を伝えることを第一義にするべきで、国政に必要以上に言及することは分をわきまえない行いである。しかも情報源を共同通信にたよるのであれば、お笑い種でさえある。

『ばかごはん』 べつやくれい『ばかごはん』 べつやくれい
(2012/08/27)
べつやくれい

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あなたがそこに見るものは、ひとへに著者の‘変質的とも感じられる食への執着’、‘かたよった食い意地’。それが満たされた時、著者は不敵な微笑みと共に喜びに包まれるのだ。もちろん見たことはないが、きっとそうだ。

隠された歴史 そもそも仏教とは何ものか?隠された歴史 そもそも仏教とは何ものか?
(2012/07/27)
副島 隆彦

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人間は死んだら全て終わりであり、消滅し、無に帰る。これが釈迦の教の本質である。この真理を知ることが悟りである。

『韓国が漢字を復活できない理由』 豊田有恒『韓国が漢字を復活できない理由』 豊田有恒
(2012/07/01)
豊田 有恒

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ハングルの奨励、漢字の追放は、朝鮮が日本だった時代、併合時代に変容した韓国語から日本語を、さらには日本語の気配を一掃するために行われたことだという。本書ではこれを「日本隠し」と呼ぶ。

『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』 黄文雄『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』 黄文雄
(2012/08/10)
黄文雄

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やはりいつもどおり切れがあり、きわめて分かりやすい。支那、韓国の本質の核心をとても分かりやすく、かつ具体的に、歯に衣着せずに、ズバッと書いてくれる。

『小学館版学習まんが 八田與一』 台湾に東洋一のダムを作った日本人『小学館版学習まんが 八田與一』 台湾に東洋一のダムを作った日本人
(2011/05/27)
平良 隆久、みやぞえ 郁雄 他
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八田の功績の背景には台湾人と日本人一三〇人以上の尊い犠牲があった。そしてあの頃の日本があった。当時の台湾が日本であったからこそありえた事業であったが、日本はそういう国だった。

『甦れ、日本 論戦2012』 櫻井よしこ『甦れ、日本 論戦2012』 櫻井よしこ
(2012/08/03)
櫻井 よしこ

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著者本人の凛とした立ち姿がいいですね

『世界のオンリーワン技術はこれだ! 日本の町工場』『世界のオンリーワン技術はこれだ! 日本の町工場』
(2012/07/23)
オフィスJ・B

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超円高にも負けない!大ヒットを生み出した!職人技&アイデア

『日本人こそ知っておくべき 世界を号泣させた日本人』 黄文雄『日本人こそ知っておくべき 世界を号泣させた日本人』 黄文雄
(2012/03/27)
黄 文雄

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世界をアッと言わせて、魂を揺さぶった日本と日本人の偉業!

『読んだら、きちんと自分の知識にする方法』 宮口公寿『読んだら、きちんと自分の知識にする方法』 宮口公寿
(2011/01/18)
宮口 公寿

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速読しても、覚えてなければ意味が無い!!
自分の記憶をファイルする!!

『マルコ・ポーロ 東方見聞録』『マルコ・ポーロ 東方見聞録』
(2012/05/17)
不明

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彼の後、アジアは閉ざされる。およそ200年後、アジアは彼の手によって開かれる

欧米日 やらせの景気回復欧米日 やらせの景気回復
(2012/04/27)
副島隆彦

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欧米日 世界協調ジャブジャブ・マネーでヨーロッパ銀行ゾンビ状態で生き残り

『ブッダのことば―スッタニパータ』 中村元訳『ブッダのことば―スッタニパータ』 中村元訳
(1991/01/24)
中村 元

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仏陀の生き生きした姿に最も近く迫りうる書

『湯島食堂 ちからがわく野菜の100皿 大人気野菜レストラン』『湯島食堂 ちからがわく野菜の100皿 大人気野菜レストラン』
(2012/09/07)
本道佳子

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野菜にこういう食い方があったのかと驚かされた

『大陸へ―アメリカと中国の現在を日本語で書く』 リービ英雄『大陸へ―アメリカと中国の現在を日本語で書く』 リービ英雄
(2012/04/19)
リービ 英雄

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二つの大陸を書くことが、現代の日本語の可能性をここまで広げた

幕末外交と開国 (講談社学術文庫)幕末外交と開国 (講談社学術文庫)
(2012/09/11)
加藤 祐三

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無能無策な幕府が黒船の“軍事的圧力”に屈したという「日本史の常識」を検証

日本農業への正しい絶望法 (新潮新書)日本農業への正しい絶望法 (新潮新書)
(2012/09/14)
神門 善久

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著者の悲壮感は生半可じゃない。このままじゃいけない。
農の問題じゃない、日本の問題。

1食100円「病気にならない」食事 実践レシピ (講談社のお料理BOOK)1食100円「病気にならない」食事 実践レシピ (講談社のお料理BOOK)
(2011/05/27)
幕内 秀夫

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定時制にいた頃は、1食300円だったなぁ

『読書の技法』 佐藤優 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門『読書の技法』 佐藤優 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門
(2012/07/27)
佐藤 優

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この本に書かれた方法をまねれば、おそらく現在の私でも月100冊の本に目を通すことが可能になる・・・かも知れない。

『マンガでわかる聖書』 真野隆也『マンガでわかる聖書』 真野隆也
(2012/09/12)
真野 隆也

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「マンガ」の名に騙されて、甘く見てはいけない

白川静 文字学入門 なるほど漢字物語白川静 文字学入門 なるほど漢字物語
(2012/06/27)
小山鉄郎

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何より思うのは、人はこうも神に依存して生きてきたということ

『嘘だらけの日米近現代史』 倉山満『嘘だらけの日米近現代史』 倉山満
(2012/09/01)
倉山 満

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たった一度、戦争に負けたくらいで縮み上がるなど、先人たちに申し訳ない

海上自衛隊のめちゃうまカレーレシピ48海上自衛隊のめちゃうまカレーレシピ48
(2012/07/12)
不明

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金曜日はカレーの日。海上自衛隊のレシピには、カレーを更に美味しくするヒントがたくさん詰っている。

『辺境ラジオ』 内田樹 名越康文『辺境ラジオ』 内田樹 名越康文
(2012/09/14)
内田樹、名越康文 他

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「辺境」だからこそ見えるニュースの意味を、現代人の指標・内田樹、そして愛と癒しの精神科医・名越康文に、MBSアナウンサー・西靖が問いかける

『アホの極み  3.11後、どうする日本! ?』 池田清彦『アホの極み  3.11後、どうする日本! ?』 池田清彦
(2012/09/20)
池田清彦

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表紙の温泉マークは?
「いつまでものぼせ上がってんじゃねぇよ」って意味だろうな。やっぱり。

カーストから現代インドを知るための30章 (エリア・スタディーズ)カーストから現代インドを知るための30章 (エリア・スタディーズ)
(2012/09)
金 基淑

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バラモン・クシャトリア・バイシャ・シュードラの四つのヴァルナからなる階層制度
いやいや、カーストって、限りなく深かった

『朝鮮王朝を生きた人々 ---その隠されたエピソード』 水野俊平『朝鮮王朝を生きた人々 ---その隠されたエピソード』 水野俊平
(2012/09/22)
水野 俊平

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元韓国全南大学客員教授

「親韓を装う裏で日本の右翼と手を組んでいる」と韓国を追われた著者

『特攻隊員の手記を読む』 北影雄幸『特攻隊員の手記を読む』 北影雄幸
(2012/07/13)
北影雄幸

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特攻隊員たちは人間的にも他を絶して優れていた
その彼らが、死を賭して守らんとしたものは・・・

常識として知っておきたい日本の三大宗教 神道・儒教・日本仏教 (イラスト図解版)常識として知っておきたい日本の三大宗教 神道・儒教・日本仏教 (イラスト図解版)
(2012/09/25)
歴史の謎を探る会

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神道・儒教・日本仏教

日本仏教というあたりがミソかな・・・

本音の沖縄問題 (講談社現代新書)本音の沖縄問題 (講談社現代新書)
(2012/05/18)
仲村 清司

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“本音”って誰の?

『もし、日本という国がなかったら』 ロジャー・パルバース『もし、日本という国がなかったら』 ロジャー・パルバース
(2011/12/15)
ロジャー・パルバース

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明るい未来を作るための鍵は、みなさんの国の文化の中にあるのです

『終末処分』 野坂昭如『終末処分』 野坂昭如
(2012/09/24)
野坂昭如

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原子力のゴミ、家庭から排出されるゴミ、そして彼自身が“ゴミ”

『国家の徳』 曽野綾子『国家の徳』 曽野綾子
(2012/09/27)
曽野 綾子

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日本の社会の見つめる目には、微塵もにごり気は感じられない。

『教科書が教えてくれない 日本の領土の歴史 (歴史探訪シリーズ 08・晋遊舎ムック)』『教科書が教えてくれない 日本の領土の歴史 (歴史探訪シリーズ 08・晋遊舎ムック)』
(2012/08/27)
不明

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“教科書が教えてくれない”というが、実際、この本は歴史教科書に匹敵する価値を持つ。

『小説フランス革命Ⅷ 共和政の樹立』 佐藤賢一『小説フランス革命Ⅷ 共和政の樹立』 佐藤賢一
(2012/09/26)
佐藤 賢一

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ミラボー亡き後、羅針盤をなくした船のように迷走する革命。入り乱れる各派の思惑を引きちぎるように革命に進路を与えたのはダントン。しかし、ミラボーのように革命を操ることはできなかった。

『反日感情を操る中国の正体』 黄文雄『反日感情を操る中国の正体』 黄文雄
(2012/10)
黄 文雄

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2012年8月19日、広東省、浙江省、四川省などの都市で反日デモが発生した。一部は暴徒化し、日の丸を燃やし、日本車を破壊した。彼らは日本企業に襲いかかり、破壊しつくし、奪いつくした。

『ネジと人工衛星 世界一の工場町を歩く』 塩野米松『ネジと人工衛星 世界一の工場町を歩く』 塩野米松
(2012/09/20)
塩野 米松

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金属加工、プラスチック、ゴム、表面処理、メッキ、溶接、板金、鍛造、製鋲、紙工、印刷、製缶、薬品、伸線、研磨、熱処理
日本経済を支える町工場。背景にあるのは技術に対する信頼。

『アフガニスタンの少女マジャミン』 長倉洋海  『アフガニスタンの少女マジャミン』 長倉洋海
(2010/09)
長倉 洋海

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マジャミンの通う「山の学校」は首都カブールから北へ3時間、パンシール県ポーランデ地区にある。旧ソ連軍との戦いで、全校生徒の3分の1にあたる48人の子の父親が戦争で死んだという。

『100の神話で身につく一般教養』 エリック・コバスト『100の神話で身につく一般教養』 エリック・コバスト
(2012/10/17)
エリック コバスト

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西洋においては神話が一般教養の基礎となっている。神話は想像力に訴えて、直接的に、効率良く、わかりやすく感性に働きかける。かつて日本もそうだった。

『オスプレイとは何か40問40答』 かもがわ出版『オスプレイとは何か40問40答』 かもがわ出版
(2012/09)
石川 巌、松竹 伸幸 他

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オスプレイの日本配備は日米関係そのもの
「安保や同盟」という問題についても、少し思考を巡らせてみたい」というこの本の考えに、まったく依存はないのだが・・・

『歴史でたどる領土問題の真実 中韓露にどこまで言えるのか』 保阪正康『歴史でたどる領土問題の真実 中韓露にどこまで言えるのか』 保阪正康
(2011/08/10)
保阪 正康

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日本が抱える三つの領土問題は、「その解決に、三国に対して共通の方程式はない」との立場を、国民のだれもがまず固める必要がある。

『おしえて! もんじゅ君―これだけは知っておこう 原発と放射能』 もんじゅ君『おしえて! もんじゅ君―これだけは知っておこう 原発と放射能』 もんじゅ君
(2012/03/02)
もんじゅ君

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【著 もんじゅ君  監修 大島堅一 左巻健男】
もんじゅ君っていうのは何者だ。高速増殖炉が口きくのか。

『愛される国 日本』 『愛される国 日本』
(2012/10/25)
日本戦略研究フォーラム

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~外交官に託された親日国からのメッセージを今すべての国民に贈る~

『韓国窃盗ビジネスを追え: 狙われる日本の「国宝」』『韓国窃盗ビジネスを追え: 狙われる日本の「国宝」』
(2012/10/18)
菅野 朋子

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日本の寺院から盗まれた重要文化財が韓国で取引されている・・・。こんなミステリー小説のような事件が明るみに出たのは、八年前のこと。

『井沢元彦の激闘の日本史 歴史を変えた源平争乱』『井沢元彦の激闘の日本史 歴史を変えた源平争乱』
(2012/10/24)
井沢 元彦

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天慶の乱、奥州合戦、保元の乱・・・
歴史を点でとらえるのではなく、戦乱を核とした流れで読み直す。

『一食100円の幸せ』 島本慶『一食100円の幸せ』 島本慶
(2010/09/24)
島本 慶

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お金がなくて、食費にかけられないからといって、旨いものを食べられないとアキラメているのは大きな間違いだ

『夫とふたりでもうまく暮らすコツ』 青沼貴子『夫とふたりでもうまく暮らすコツ』 青沼貴子
(2011/07/13)
青沼貴子

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「ママはぽよぽよザウルスがお好き」ダーリンとのその後

『中国嫁日記 一』 井上純一『中国嫁日記 一』 井上純一
(2011/08/12)
井上 純一

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オタクの四十男が二十代の中国娘と結婚した

『ほんとうの中国の話をしよう』 余華『ほんとうの中国の話をしよう』 余華
(2012/10/13)
余 華

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余華氏は1960年生まれ。文革の中に少年期を送り、青年として天安門事件を経験。今まさに、責任ある年齢で支那に生きる文学者。

『飢餓浄土』 石井光太『飢餓浄土』 石井光太
(2011/03/11)
石井 光太

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現実のなかで、幻が人間を励まし、ふるい立たせることも少なくない。私はそれが人間のつよさの一つであると思っている。

『トメさんちの前向きごはん』  上大岡トメ『トメさんちの前向きごはん』  上大岡トメ
(2010/10/20)
上大岡トメ

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毎日のごはん作りはとても大変。もっとラクになる方法があればいいのに・・・。

あるよ~。

毎日もごはん作りがラクになる49のヒント。

『百人一首・短歌』 (絵で見てわかるはじめての古典 五巻)『百人一首・短歌』 (絵で見てわかるはじめての古典 五巻)
(2012/02/07)
田中 貴子

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いいなぁ、今の子はこんな本があって・・・。昔はその時期になると、大人に混じって一枚もとれずに泣いてた。この本で覚えてから挑戦すれば・・・。

まるごと日本の道具 (学研もちあるき図鑑)まるごと日本の道具 (学研もちあるき図鑑)
(2012/10/30)
面矢 慎介

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あっ、これ知ってる。
子供の頃、おじいちゃんやおばあちゃんが使ってたのを見たことがある。
へ~、こういうことのために使うもんだったんだ。

『戦後史の正体』 孫﨑享 「戦後再発見」双書①『戦後史の正体』 孫﨑享 「戦後再発見」双書①
(2012/07/24)
孫崎 享

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占領期以降、日本社会の中に「自主派」の首相を引きずり降ろし、「対米追随派」にすげかえるためのシステムが埋め込まれている。

『江戸料理読本』 松下幸子『江戸料理読本』 松下幸子
(2012/09/10)
松下 幸子

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献立を立てて食材を選び、おいしい料理をつくる能力も、使わなければ衰退する筈である。江戸時代みたいに作ってみようか。

『100円100品100文字レシピ』 河津幸子『100円100品100文字レシピ』 河津幸子
(2012/11/23)
川津 幸子

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なんと言われても、私が料理に求めるのはこの姿勢です。“うまく、安く、簡単に”

『歴史のおしえ』 童門冬二『歴史のおしえ』 童門冬二
(2012/10/31)
童門 冬二

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‘東日本大震災’で極度の無常観と無力感に襲われた私は完全に自分を見失い、腑抜けになった。無我夢中で生きる道を探した。自分自身の復興のためにである。手っ取り早いのは先人の言葉に縋ることだ。

『完訳 日本奥地紀行3: 北海道・アイヌの世界』 イザベラ・バード 東洋文庫『完訳 日本奥地紀行3: 北海道・アイヌの世界』 イザベラ・バード 東洋文庫
(2012/11/18)
イザベラ・バード

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イザベラ・バードが旅する明治初期の日本奥地。圧倒的な蝦夷地の自然、その自然そのものに溶け込んだアイヌがそこにいた。

理系の人々 3理系の人々 3
(2012/04/07)
よしたに

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あきれるくらい夢がある

『一生一途に』 竹浪正造 『一生一途に』 竹浪正造
(2012/08/01)
竹浪 正造

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94歳正造じいちゃんの戦争体験記と57年間のまんが絵日記

『無私の日本人』 磯田道史『無私の日本人』 磯田道史
(2012/10/25)
磯田 道史

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この国にとってこわいのは、隣の国より貧しくなることではない。ほんとうにこわいのは、本来、日本人がもっている“清らかに生きる”ことへの志向を失うことだ。

アメリカに潰された政治家たちアメリカに潰された政治家たち
(2012/09/24)
孫崎 享

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岸信介。田中角栄、小沢一郎・・・
日本の自主自立を目指した政治家たちは、なぜ、どのようにして潰されたのか。
戦後政治史“最大のタブー”に挑み、この国の「かつてない危機」を明らかにする。
2013年もよろしくお願いします。
                    

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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

『江戸料理読本』 松下幸子 『100円100品100文字レシピ』 河津幸子

料理の本を二つ。たまたまですが、二人の“幸子さん”の本。
『江戸料理読本』 松下幸子『江戸料理読本』 松下幸子
(2012/09/10)
松下 幸子
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献立を立てて食材を選び、おいしい料理をつくる能力も、使わなければ衰退する筈である。江戸時代みたいに作ってみようか。

どんな時代でも、限られた食材で、できるだけうまく食べよう、食べさせようとして、工夫をしているわけですよね。江戸時代であれば、求められる食材もかごく限られていたはず。でもそれだけに、今、読んでみても、何も特別なことじゃない食材で工夫をされた料理が紹介されているので、大変面白く読めました。

茶飯が紹介されてましたが、私やってるんです。粉末にした茶葉を混ぜて、普通にご飯を炊きます。香りがたって旨いですよ。

鰹には辛子だったんですね。四、五月の若い鰹には辛子酢味噌、六、七月の脂肪の多い鰹には醤油に大根おろしだって。かなわないな。

ぜひやってみたかったのは“蛤の臭和”。生のネギを細かく刻み、すり鉢であたって味噌を混ぜた和え衣で和えるらしい。これは美味そう。“ネギをすり鉢であたる”って発想は、聞いたことすらなかった。じっくり読めば、アイデアの宝庫。
『100円100品100文字レシピ』 河津幸子『100円100品100文字レシピ』 河津幸子
(2012/11/23)
川津 幸子

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なんと言われても、私が料理に求めるのはこの姿勢です。“うまく、安く、簡単に”

料理の名前を読めば、食材から調理方法までが、大体想像できる。“うまく、安く、簡単に”を料理の基本理念とする私にはぴったり。でも内容を見ると、バカにしたもんじゃありませんよ。

“鶏すき”はいいな。鶏だんごですき焼きです。

“海老と豆腐の葛煮”は思うだに優しそう。

そうそう、小鯵の簡単な捌き方って、だれでも知ってることかなぁ。・・・恥ずかしいから言わない。


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アメリカに潰された政治家たち

アメリカに潰された政治家たちアメリカに潰された政治家たち
(2012/09/24)
孫崎 享                     ミィ47
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岸信介。田中角栄、小沢一郎・・・
日本の自主自立を目指した政治家たちは、なぜ、どのようにして潰されたのか。
戦後政治史“最大のタブー”に挑み、この国の「かつてない危機」を明らかにする。

“どこかで呼んだことがあるような・・・”なんてもんじゃない。この本の著者、孫崎享氏が七月に創元社から出している『戦後史の正体』と全く同じ。著者はこの本のまえがきで“この本には『戦後史の正体』と重複する記述が多々あります。現状を理解するためには歴史の理解が必要です。まだ『戦後史の正体』をお読みになっていない方にも、歴史の大きな流れを把握していただきたいと考えました。”と書いているんだけど、ちょっとこの重複はひどい。正直に読後の感想を言います。私は『戦後史の正体』を読んでからほんの僅かに日数をおいて、この『アメリカに潰された政治家たち』を読みましたが、重複なんてもんじゃありません。ほぼすべて『戦後史の正体』と内容が同じです。

真新しい内容はといえば、第三章と終章の間におかれている、正味十四ページほどの『特別鼎談 2012と1960国民の怒りが政権を倒す日』という著者の孫崎享、ジャーナリストの長谷川幸洋、嘉悦大学教授高橋洋一、三氏の対談です。他に、真新しいものはありません。このような形で本を出版することがありえのか。まぁ、あるんだろうな。現にこうして出版されてるんだから。

同じ内容に同じ感想書いても仕方がないから違う視点から書こうと思うんだけど、“重複”したらごめんなさい。

戦後日本の政治は、アメリカに牛耳られてきた。著者の言うとおりです。特に60年安保以降、対米追随の傾向が強くなり、それは時間とともに甚だしさを増す一方である。その中で自主路線を貫こうとした幾人もの政治家が、アメリカの力により、またその意を受けた国内諸勢力により、政治的に、著者に言わせれば人として葬られてきた。こういった視点で書かれた戦後日本史からは、教えてもらったことも多々あった。読むに値する本だと思います。ただし『アメリカに潰された政治家たち』と『戦後史の正体』の両方を読む必要はありません。書いてあることは一緒ですから。

*なんか『戦後史の正体』の時も同じようなことを書いた気がするなぁ*

そこまではいいんですが、その後がいけません。“じゃあ、どうするのか”ってことですよ。アメリカを克服しなければならないってことはそのとおりなんだけど、ぎゃあぎゃあ騒いでたってどうにもならないでしょ。騒ぐにあたって、著者にとっては“自主路線”ならなんでもいいみたいで、鳩山由紀夫まで“自主路線の雄”として持ち上げてしまう始末。著者はブレーンの一人として鳩山由紀夫を支える立場にあったってわけで、鳩山氏の人格的危険性になんとなく言及しているものの、日本をより危険な状況に追いやるところであったことへの自責は感じられない。
あ~・・・。

わかりました。その鳩山首相に始まる民主党政権の時代の終わりが見えた段階で、著者は自分がどのような立場で民主党政治に関わってきたかを、声高に叫んでおく必要があったのではないだろうか。つまり、弁明の書として・・・。二冊も・・・。

なんかそう思ったら、書くのがめんどくさくなってきた。

『戦後史の正体』をすでに読んでしまった人にとっての本書、唯一の読みどころ、『特別鼎談 2012と1960国民の怒りが政権を倒す日』なんですが、ほんの十四ページほどを呼んだ印象なんだけど、なんか高橋洋一氏に、孫崎享氏と長谷川氏があしらわれているように感じるんだけど・・・。

両方読む必要はありません。どちらか一冊を選ぶんなら、『戦後史の正体』の方が充実していていいです。

『戦後史の正体』 孫﨑享 「戦後再発見」双書①『戦後史の正体』 孫﨑享 「戦後再発見」双書①
(2012/07/24)
孫崎 享

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占領期以降、日本社会の中に「自主派」の首相を引きずり降ろし、「対米追随派」にすげかえるためのシステムが埋め込まれている。
 
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

『八月からの手紙』 堂場瞬一

八月からの手紙八月からの手紙
(2011/06/30)
堂場 瞬一

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日米二人の野球人が、戦争という時期を巡って、「野球の国」の住人として心を通わせる。そして両国の、今私たちが知っている「野球」以前にあった、もう一つの「野球」の世界を描いていく。 
この記事は、2011年8月13日の記事を加筆修正したものです。

『八月』に反応してしまった。同じよう人は、私以外にも少なからずいるだろう。しかしこの本の『八月』は、多くの私同様の人が抱く『八月』ほどの重みはなかった。

正直に言いますが、それでも十分に面白かった。                                                   

日米二人の野球人が、戦争という時期を巡って、「野球の国」の住人として心を通わせる。そして両国の、今私たちが知っている「野球」以前にあった、もう一つの「野球」の世界を描いていく。                                                   
アメリカのニグロリーグ。                                                   
日系人の収容所での捕虜生活。                                                   
日本プロ野球草創期。 
                                                  
題材からすれば、もっと横糸を張り巡らせてもよかったのではないかと思えるが・・・。しかし、人間ドラマとしては、読者をひきつけ、読後にしばし後を引くような虚脱感を催させる力があった。                                                   
題材が題材だけに、もっと読みたいという不満はある。しかし、スポーツもの特有のさわやかさ、力強さを感じさせられ、後味は決して悪くなかった。と言うよりも、もっと分厚い内容にして欲しかったくらいだ。 
     松田直樹
サッカー選手の松田直樹が亡くなった。マリノスの最終戦後のセレモニーで、「俺、サッカー好きなんすよね」って言ってた。彼は間違いなく「サッカーの国」の住人だった。                                                   
住人たるべく資格は?命を懸けてもいい位に、その国が好きだということ。    


   
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『無私の日本人』 磯田道史

『無私の日本人』 磯田道史『無私の日本人』 磯田道史
(2012/10/25)
磯田 道史

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この国にとってこわいのは、隣の国より貧しくなることではない。ほんとうにこわいのは、本来、日本人がもっている“清らかに生きる”ことへの志向を失うことだ。

表紙が真っ白。これには分けがある。読んでもらえば分かります。

著者の磯田道史氏は、『武士の家計簿』の作者だそうです。といっても私、『武士の家計簿』読んでません。でもこの本呼んだら、『武士の家計簿』も読んでおかなきゃって思いました。十分、そう思わせられる本です。

自分のことは二の次にして、まずは人のためを考える。江戸時代に日本人のすべてがそう思っていたわけではない。でも、多くの者達がそうであろうとした。それがこの国に、数々の奇跡をおこした。今、私たちにはその片鱗でも残されているのだろうか。

『穀田屋十三郎』、『中根東里』、『大田垣蓮月』
この本には、上記三人の物語がまとめられている。残念ながら、と言っても私の勉強不足故だが、三人とも名前も知らなかった。最初は、面白く読み進められるのか半信半疑だった。物語とはいっても、著者は徹底して当時の、またその後の資料をあたり、史実に基づいて、それに忠実に物語化している。

あとがきにこうある。「地球上のどこよりも、落とした財布がきちんと戻ってくるこの国。ほんの小さなことに思えるが、こういうことはGDPの競争よりも、なによりも大切なことではないかと思う。古文書のままでは、きっとわたしの子どもにはわからないから、わたしは史伝を書くことにした」

だから、この物語は、歴史として読んでいい。


穀田屋十三郎

武士に締めつけられて、仙台藩吉岡宿は疲弊しきっていた。穀田屋十三郎を始めとする九人の篤志家は、家族ともども身売りを覚悟で千両の金を作り、藩に貸し付けて、利子で郷里を潤そうと考えた。農民から絞り上げる武士から稼ぎを得ようとする暴挙を成し遂げ、九人は吉岡宿を救った。

しかも九人は、後世のことを考え、子孫に至るまで、自分たちの業績を誇ることを禁じた。穀田屋は、今も続いているという。しかし、当代はなにも語らない。著者が聞くと「昔、先祖が偉いことをしたなどというてはならぬと言われてきたものですから」と語ったという。


中根東里

荻生徂徠門下として日本随一の儒者となるが、学問を出世の材料とする姿勢をよしとせず、富貴の道を離れる。極貧の中にも学問を忘れず、万感の書を呼んだ末、陽明学をヒントに掴んだ真理を平易に語り、庶民の心を震わせた。

“水を飲んで楽しむものものあり、錦を着て憂うものあり”
“彼を先にし、我を後にする”

読書に関する東里の弁には舌を巻きました。「書を読む人は、読むまえに、まず大どころは、どこかを考え、そこをきちんと読むことを心がけて下さい。・・・みなさんは道を得るために、まっしぐらに、書物のなかの大切なところをみつけて読んでいかなくてはなりません」
中根東里

大田垣蓮月
出生は哀れであった。しかし美貌は幼くして人目を引き、なによりも養父母に恵まれた。二人の夫と五人の子どもを失い出家する。そんな女にとって美貌は生きることの障害にすらなった。糊口をしのぐために歌を読み、焼き物を作るが、心穏やかな日々を送るのは老成して後といっていい。

よく、「自他平等の修行をいたしたく」という言葉を書いたというが、悲しみと苦しみの果てにたどり着いた境地だったろう。心を素直に表した和歌は、多くの人を動かしたという。

夫を失って
“立ち上る 煙の末も かきくれて 末も末なき 心地こそすれ”
“ともに見し 桜はあとも 夏山の 嘆きのもとに 立つぞ悲しき”

ペリー来航に
“ふりくとも 春のあめりか 閑にて 世のうるほひに ならんとすらん”

鳥羽伏見の戦いに
“聞くままに 袖こそぬるれ 道のべに さらす屍は 誰にかあるらん”

戊辰の戦に
“あだ味方 勝つも負くるも 哀れなり 同じ御国の 人と思へば”
大田垣蓮月

私たちに必要なのはおそらく理屈ではない。先人の生き方に触れて感じることだ。しかし、江戸時代の日本人の生き方に共鳴できる何かが、私たちの心に残されているだろうか。高度経済成長期からバブルの時代にあれだけの醜態を演じ、日本を危機にさらし続けてきた私たちに。疑いはない。大震災は、私たちの心にそれが残されていることを証明した。それを育てて行かなければならない。

表紙の最後にある紹介によれば、著者は現在、静岡文化芸術大学准教授という地位にあるという。研究の知見を生かし、歴史上の人物を生き生きと描きつづけている。次の震災に備えて、浜松に移住し、大津波を記録した古文書を渉猟しているという。一九七〇年生まれと、年も若い。大いに期待するところである。

あまりにも稚拙な紹介で恥ずかしいが、この本は多くの人に読んでもらいたい。この記事を呼んだみなさん。ぜひこの本を、友人、知人に紹介して下さい。

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テーマ : 歴史全般
ジャンル : 本・雑誌

『一生一途に』 竹浪正造

 
『一生一途に』 竹浪正造 『一生一途に』 竹浪正造
(2012/08/01)
竹浪 正造

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94歳正造じいちゃんの戦争体験記と57年間のまんが絵日記

著者、竹浪さんのまんが絵日記が世に出たきっかけは、テレビ朝日の人気番組「ナニコレ珍百景」なのだそうです。私も見たことがあります。息子が、この番組がおもしろいというので一緒に見たのですが、なんとこの素晴らし本が出版されるきっかけになったとは、侮れませんね。

著者、竹浪正造さんは大正7(1918)年生まれ。1918年といえば第一次世界大戦が終わり、パリ講和会議が開かれた年。対米・英戦のはじまる1941年には23歳となるわけですからまさしく大東亜戦争の主役たる年齢層といっていいでしょう。
竹浪正造1
まんが絵日記『一生一途に』の出版は、『はげまして はげまされて』に続く第二弾のようです。前作は読んでおりません。この『一生一途に』は、終戦にともない、夫妻が朝鮮から命からがら引き揚げてくる様子から始まります。この“引き揚げ”で、少なからぬ人たちが悲劇に見舞われた。しかもその時奥さんは、大きなお腹を抱えての逃避行だったそうである。・・・良かった。本当に・・・
竹浪正造2
この世代は、同時に戦後日本の経済復興を担った世代でもあります。まさしく、生き抜いているだけで激動の人生といっていいでしょう。生きてきたその事自体が劇的なのです。そして、そんな時代を支えあった奥さんの死。悲しみを乗り越えて、妻なくして生きる人生。

日本、いや、世界でも例を求めることが難しいあの時代を生き抜いてきた、そして戦後の日本を背負ってきた竹浪さん等、その世代に人達の目には、今の日本は一体どう写っているのだろう。

 

  

テーマ : マンガ
ジャンル : 本・雑誌

『理系の人々 3』 よしたに

理系の人々 3理系の人々 3
(2012/04/07)
よしたに

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あきれるくらい夢がある


漫画です。
第三巻、もう読みましたか。

文系人間の私にはとても新鮮でした。理系頭の連中ってこういうこと考えているのか。頭の中の思考回路が文系頭とはまったく違うんだ。

理系の人々

はっきり言おう。

人間として不完全だ。

映画に登場するマッドサイエンティストに感情移入する人々をターゲットとして映画は作られていない。

漢字を知らないことを恥じない人々、社交辞令を面倒臭がる人々を受け入れるほど社会は甘くない。

何でもかんでも法則性を求める人々につきあってやれるほど世間は暇じゃない。

“ノンアルコールサワー”を「ただのジュース」と言って、その命名の妙を認められない人々を対象に世の中は構成されていないのだ。


理系の人々

はっきり言おう。

子供だ

生活の中の些細な一致に感動を覚える人々

無駄を許せず、省いて省いて省き抜いたあげく、にっちもさっちも行かなくなる人々

日常生活の中でも理を信じ、たゆまず実験してまわりに迷惑をかける人々

人の思惑に配慮できず、ぶち壊しにして周囲をイライラさせる人々

僕は信じます。科学の先には誰もが笑顔でいられる未来があると
ひたすら邁進する人々

理系の人々

おそらくそういう奴らであることを知っておかないと、つきあいきれない。

そうと知って、君たちの足りない部分は僕らが埋め合わせをしよう。

だから、世界を救うのだ。

君たちの力で・・・


 

テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

『完訳 日本奥地紀行3: 北海道・アイヌの世界』 イザベラ・バード 東洋文庫

『完訳 日本奥地紀行3: 北海道・アイヌの世界』 イザベラ・バード 東洋文庫『完訳 日本奥地紀行3: 北海道・アイヌの世界』 イザベラ・バード 東洋文庫
(2012/11/18)
イザベラ・バード
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イザベラ・バードが旅する明治初期の日本奥地。圧倒的な蝦夷地の自然、その自然そのものに溶け込んだアイヌがそこにいた。

イザベラ・バードの日本奥地紀行第三弾。今度の旅は明治初期の北海道、というよりまだまだ蝦夷地。そこであうアイヌは、蝦夷地同様未開の民。開拓使を中心に北海道開拓が試みられるが、まだまだ緒についたばかりでまったく不十分。アイヌと和人は混在し、和人による収奪が進められるが、それはインディアンを葬り去った白人に比べれば、よっぽどマシなものであることは、すぐにイザベラ・バードの目にもついた模様。
「毛深いアイヌ」と呼ばれてきたこの未開人は、愚かながら、物静かで、気立てがよく、従順でもある。日本人とはまったく別の民族である。肌の色はスペインや南イタリアの住民に類似し、表情や改まったときの物腰は、アジア的というよりヨーロッパ的である。また、背は日本人より高くないにしろ、もっと肩幅が広くてがっしりしている。髪の毛は漆黒で、非常に軟らかくて、ふさふさと生えて垂れ下がっている。波打っていることもあるが、巻き毛になることは全くない。顎髭や口髭も眉毛も非常に濃く、たっぷりとし、胸と手足には剛毛がびっしりと生えている。首は短く、額は高くて広い。鼻は広鼻で一般に低い。口は大きいが形は良い。目と眉毛はじつに真っ直ぐで、目は彫りが深い。その言語は非常に単純である。文字や文学、歴史をもたず、伝承もほんの僅かしかない。また、自分たちが追い立てられてきた土地に何の痕跡も残して来なかった。
 
コシャマイン、シャクシャインの戦いの時代は遠く去り、クナシリ・メナシノ戦いを過ぎて、蝦夷地は北海道と名前をつけられた。民族としての独自性を色濃く残す時代であったにしろ、“日本国”内に生活する極少数民族という状況の中では、やがては摩滅していく運命が待ち受けることは、イザベラ・バードの目にもあきらかだっただろう。

・・・私に贈ることを強く望み、私が買いたいのですというと、それなら手放したくありませんといった。私が買いたいと思ったのは、煙草入れ、煙管、柄と鞘に彫り物がある小刀のような彼らが実際に使っているものだった。この三つを買おうと二円五十銭を差し出すと、売りたくありませんといった。とろこが、夕方にやってきて、一円十銭の値打ちしかありませんのでその値段でしたらお売りしますといった。そしてそれ以上の金は受け取ってもらえなかった。儲けるのは「私達の習わし」ではありません、と言った。
このようなかわいらしい人たちであったが、彼らの文化が酒に毒されていることを、イザベラ・バードは見逃さなかった。

好むのは日本の酒だけである。それで、稼ぎのすべてをこれに費やし、ものすごい量を飲む。これは彼らが知る、あるいは考えつくことのできる最高に良いものとなっている。泥酔することがこの哀れな未開の人間が憧れる最高の幸福になっており、彼らからすると、この状態が「神々のために飲む」という作り話の下で正当化されるのである。この悪習には男だけでなく女も染まっているが、ピピチャリのようにごく一部には絶対に酒を飲まない者がいる。このような者は両手に杯を持って神々への献酒をしたあと、その杯を次の人に回してしまう。どうした酒を飲まないのかとピピチャリに尋ねると、「酒を飲むと犬のようになりますから」と答えた。簡潔で正直な答だった。
・・・・・・
雑木林の中にある一軒の家では、何人もの男たちが大声を上げて酒を飲んでいたが、見栄えの良いアイヌが外にでてきて、千鳥足で数メートル歩いたと思った途端ひっくり返ってしまった。雑草の上に倒れたその姿は堕落そのものだった。前に書き落としていたが、平取を去る前に、集まったアイヌに酒を恒常的に飲むとどんな結果になるかについて強く戒めたが、それに対する答えは、「私たちは神のために飲むのです。そうしないと死んでしまいます」というものだった。
アイヌ1

 
しかし、アイヌは美しい。それは人間が自然に畏敬の念を抱く感情と同質のものであり、アイヌとは自然そのものであった。イザベラ・バードは、こう語る。

私が一泊したまことに美しいこの入江では木々や蔓植物が水面に垂れ下がり、その影が水面に映っていた。木々や蔓植物の緑とその濃い影の先には、金色とピンクに染まる夕焼けが鋭い対照をなして広がっていた。金色に光る小さな砂浜には、厚板をひもで縛り、船べりを高くした丸木舟が引き揚げられていた。最も影の濃い入江には船体一面に彫刻のある古びた帆掛け舟が一層木につながれ、「幽霊船のように浮かんでいた」。木が繁った岩が露出する小山、そこに立つアイヌの家、沈みゆく夕日を浴びていっそう赤みを増す有珠岳の赤い峰、綱を繕ったり食用の海藻を広げて干している数人のアイヌ、金色に輝く鏡のような入江に航跡を残して音もなく滑っていく一艘の丸木舟、「優しい目に憂いを秘めた」表情を浮かべ静かに歩いているニ、三のアイヌ、夕方の静けさと溶け合うようなその光景、寺の鐘のこの世のものとも思えぬ甘美な響き-これが全てであるこの光景は、私がこれまで日本で見たなかで最高に美しいものだった。
 

 



 

テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

『まるごと日本の道具』 学研もちあるき図鑑

まるごと日本の道具 (学研もちあるき図鑑)まるごと日本の道具 (学研もちあるき図鑑)
(2012/10/30)
面矢 慎介
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あっ、これ知ってる。
子供の頃、おじいちゃんやおばあちゃんが使ってたのを見たことがある。
へ~、こういうことのために使うもんだったんだ。


いろいろな日本の道具がイラストで紹介されている本。かなり以前の道具から、今も使ってる、あるいは最近の道具まで、テーマ別に紹介されている。でもやっぱり、目につくのは子供の頃に使った道具。
鰹節削り器
子供の頃、これはよくやらされた。一度だけ、指を削ったこともある。一皮むけたものの、オロナイン塗ってくっつけて絆創膏巻いて終わり。でも、優れた道具だよな。
天つき
夏休み、なん十円か握って“たねや[駄菓子屋]”に走った。ところてんをついてもらって、酢と醤油をかけて、ガキのくせに必ず辛子をつけてもらった。おばさんの機嫌がいい時に、ところてんをつかせてもらったことがある。そう言えば、旅行で奈良に行った時、奈良公園で二日酔いを収めようと頼んだところてん。黒蜜がかけてあって吐きそうになった。(*関西方面の方、ごめんなさい)
足踏みミシン
これと機械編みは、母の思い出そのもの。学校から帰ると、うちの中からミシンを踏む音や機械編みのジャー、ジャーって音が聞こえて・・・。 今夜は布団のなかでなくかも・・・
折れ尺
ただの遊び道具。こういうのが、なんだか引き出しの中に色々あった。兄たちとこれで遊んだ。
ハエ取り
頬ずりしたいくらい懐かしい。何度これに引っかかって母に笑われたことだろう。
第一章 食事
第二章 家事
第三章 学校
第四章 仕事
第五章 遊び

大工道具なんかも、ほんとうに懐かしい。


  

テーマ : 和風、和物、日本の伝統
ジャンル : 趣味・実用

『戦後史の正体』 孫﨑享 「戦後再発見」双書①

『戦後史の正体』 孫﨑享 「戦後再発見」双書①『戦後史の正体』 孫﨑享 「戦後再発見」双書①
(2012/07/24)
孫崎 享

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占領期以降、日本社会の中に「自主派」の首相を引きずり降ろし、「対米追随派」にすげかえるためのシステムが埋め込まれている。


孫崎 享さんの本。

孫崎 享は、1943年生まれ。元外交官で、元防衛大学校教授で、評論家。親米派が主流の外務省出身者としては異色の論客である。2009年から2010年にかけての鳩山由紀夫政権時には、普天間基地代替施設移設問題を巡り、数多く登場した自称「鳩山ブレーン」の一人として盛んにメディアに登場した。  ウィキペディア

上記の、ウィキペディアの紹介はともかく、とても勉強になった。私は確かにすぐその気になってしまう性で、映画『ロッキー』を見た後は、家まで5キロの道のりを走って帰った。そんな私の言うことだけど、それでも立場を超えて、この本は読む価値があると思う。孫崎享がこの本の中で言うとおり、日本は戦後、常にアメリカに牛耳られてきたし、その度合いは今が一番ひどいのではないかとさえ思う。その内実を知る意味で、この本には読む価値があると思うのだ。この本の内容が、現在の著者の言動にどうつながっていくのか、よくわからないし、同意できないこともいくつもあるが、そういうところも距離を保って読めば、勉強になることも多い。

「おわりに」にこんな分類がある。読んだ人はどう感じるか。

(1)自主派
重光葵(降伏直後の軍事植民地化政策を阻止。のちに米軍完全撤退案を米国に示す)
石橋湛山(敗戦直後、膨大な米軍駐留費の削減を求める)
芦田均(米軍に対し、米軍の有事駐留案を示す)
岸信介(旧安保を改定。さらに行政協定―地位協定―の見直しをこころみる)
鳩山一郎(対米自主路線を唱え、ソ連との国交回復を実現)
佐藤栄作(基地としての沖縄の価値が高まる中、沖縄返還を実現)
田中角栄(米国の反対を押し切って、日中国交回復を実現)
福田赳夫(ASEAN外交推進。対米自主路線をめざす)
宮沢喜一(クリントン大統領に対しては対等以上の態度で交渉)
細川護煕(日米同盟よりも多角的安全保障を重視)
鳩山由紀夫(普天間基地の県外、国外移設と東アジア共同体を提唱)
kaiken25m[1]
(2)対米追随派
吉田茂(きわめて強い対米従属路線)
池田隼人(安保闘争以降、安保問題を封印し、経済に特化)
三木武夫(米国の嫌がる田中角栄追い落としのため、特異な行動)
中曽根康弘(「日本列島不沈空母」発言、プラザ合意を受け入れ円高基調受け入れ)
小泉純一郎(自衛隊海外派兵。郵政民営化などグローバリズム推進)
他、海部俊樹、小渕恵三、森喜朗、安部晋三、麻生太郎、管直人、野田佳彦
image[5]
(3)一部抵抗派
鈴木善幸(米国からの防衛費増額要求拒否、軍事協力は行わないと明言)
竹下登(金融面では協力。自衛隊の活動を世界に広げることには抵抗)
橋本龍太郎(長野五輪中の米軍の武力行使自粛を要求。「米国債を売りたい」発言)
福田康夫(陸自アフガン大規模派遣を拒否。破綻寸前米金融会社への融資に消極姿勢)
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この本のような理解も必要だ。しかし、だからと言って著者が「鳩山ブレーン」として進めた‘自主路線’はあまりにも稚拙であった。‘あやふやな日本’のままの今、残念ながら私たちは単独航海に出るだけの力がない。ここにきて、あちこちで領土問題が噴出し、「すわ有事」観があおられて、アメリカのいいように誘導されていくことへの警戒感はもちろんだが、対支那問題は実態である。

確かに上記のような側面はあるのだが、人間は一元的ではない。上記のような決めつけが、歴史から学びとろうとする者の理解をある一方の方向に追いやってしまうのではないか。

追随外交と自主外交という視点で戦後日米関係を追いかける方法で、非常に有意義な理解を生み出していると思うのだが、人間を追随派と自主派に色分けすることにより、見失ってしまうことがあるように思われる。たとえば本書では吉田茂にかなりのページを割いている。そのすべてが追随外交への批判となっているが、吉田時代をそれだけで締めくくってしまっていいとは思えない。それを強引に追随派と自主派に色分けしてしまっているところに、著者がすぐれた分析をしていながら、自分を無理矢理でも自主派におかなければならない状況になってしまっているのではないだろうか。・・・考えすぎか?

日本が辿り着かなければならないのは、‘大東亜戦争の敗北’からの脱却。一度負けたくらいがなんだ。その最終局面が、アメリカからの離脱である。あまりにも遠い道のりだ。でも、第二期阿部政権の誕生がそのスタートになると信じる。彼が一時的に‘アメリカのポチ’に甘んずることがあったとしても、‘大東亜戦争の敗北’からの脱却につながる道であるならば、私はそれを支持する。逆に、そのくらいの腹芸が平然とできるようでなければ、日本のひとり立ちはいつまでたってもおぼつかない。


 

テーマ : 日本を正常な国に戻したい
ジャンル : 政治・経済

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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