めんどくせぇことばかり 2014年04月
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『おうちで楽しむ日本の行事』 広田千悦子

本当はもう少し大人っぽいものを期待していた。

この本は子供向けの本ってわけじゃないし、むしろ大人が読んでもう一度日本のよさを再確認しましょうよって感じの本。大人が読んで、自分自身でも楽しめるし、ああこんな行事を子どもと一緒に楽しんで、日本の文化を子供に伝えてやりたいなって心底思う。

実は前から、男と女という意味で“大人”向けの季節のうつりかわりや行事を楽しむ本を、どなたかまとめてくれないかなって思ってた。まあ、いくら何でもこの題名だからね。『おうちで・・・』という題名で、“男と女”を期待する私が悪いだけなんだけどね。

『おうちで楽しむ日本の行事』 広田千悦子『おうちで楽しむ日本の行事』 広田千悦子
(2011/11/29)
広田 千悦子

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日本の暮らしのよさを知る
あっ・・・。初っ端から、せっかくの本にケチつけてるように取られちゃうかな。決してそんなことない。私も子供が小さい自分は、この手の本に大変お世話になった。自分が子供の頃に親と一緒にやったこと、“こんなことやったよなぁ”って覚えはあっても、細かいところやその意味が分からないってことも少なくなかったからね。こういう本読んで、「こうするとうまくいくよ」とか、「こういう意味があるんだよ」とか・・・。なんか、もうなつかしい思い出だな。

このブログを読んでくれている人の中に、そんな立場の人がいるかな。“いる”と思って、本の内容を紹介しとくね。
一月 睦月四月 如月三月 弥生
お正月の遊び
新春のごちそう
墨匂いと書き初め
七草とおかゆ
鏡開きとおしるこ
野草でご飯のおとも
豆まき、太巻き、節分
針仕事と針供養
早春のよもぎと金柑
ウグイスの初音と初午
旬のタケノコ三昧
ひな祭りにちらし寿司
桃の節句とお飾り
春のお彼岸とぼた餅
*風の名前
四月 卯月五月 皐月六月 水無月
草花遊びいろいろ
お花見とおむすび
街で見かける春の鳥たち
小さな自然ビオトープ
野点日和
柏餅と菖蒲湯
端午の節句と鯉のぼり
大潮には潮干狩り
八十八夜は新茶の季節
*花の名前 *魚の名前
衣替えシーズン
梅雨の楽しみ
ホタルの光
梅づくし
新ショウガの恵み
七月 文月八月 葉月九月 長月
夏を知らせるセミの声
七夕に願いごと
暑中お見舞い申し上げます
夏の夜の打ち上げ花火
お祭わっしょい
浜辺でスイカ割り
浴衣でお出かけ
お盆のおもてなし
夕涼み、暑気払い
夏の手作りおやつ
散歩がてらのビーチコーミング
お月見とお団子
秋の夜長と影あそび
せいろで蒸しご飯
南へ帰るツバメたち
十月 神無月十一月 霜月十二月 師走
俳句に楽しむ
木の実集め
秋の訪れ虫の声
七輪で焼きサンマ
*月の名前
体のお手当
色いろいろモミジ狩り
寒い日の湯たんぽ
焼き芋は王様
*和菓子のなまえ
みんなでお鍋
冬を乗り切るカボチャとゆず湯
お正月の準備
おそばで年越し
除夜の鐘、おごそかに

うわっ、十分大人の本。私の期待する“男と女の十二ヶ月”まで行けそうな要素も、部分部分ではあるけれども感じられた。誰かはっきりそちらに方向付けて書いてくれないかな。そんな部分を拾い読みしただけだけど、結構生活上のヒントを得ることができた。

    

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『かの名はポンパドール』 佐藤賢一

類まれなる美貌と女性的魅力を武器に、寵姫として皇帝や王に取り入り、やがて宮廷に確固たる地位を築いて政治をも壟断する女。思い起こされるのは武則天や西太后。特に西太后は、その死後まもなくにして辛亥革命を迎え皇統を失うことを考えれば、ポンパドールの立場により近いだろうか。

おっと・・・、そんなふうに一括りにしてしまえば身も蓋もない。ポンパドールも西太后も、まずはいい女だったってことだ。 その上に、男顔負けの能力と、なによりも確固たる信念を持っていた。

『かの名はポンパドール』 佐藤賢一『かの名はポンパドール』 佐藤賢一
(2013/09/11)
佐藤 賢一

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かの名はポンパドール
   ・・・ポンパドール侯爵夫人ジャンヌ・アントワネット・ポワソン
支那帝国に比べてフランスのシステムを考えれば、寵姫とはいえ女が、人事のみならず政策にまで関与するというのは、通常あり得ることとは思われない。

ディドロ、ダランベール、モンテスキュー、ルソーといった啓蒙思想家の活動を助け、産業の育成への関心も高く、マリア・テレジアとの間に外交革命を成し遂げ、七年戦争を皮切りにフレンチ・インディアン戦争やプラッシーの戦いと、後のフランスの行く手を左右する時期、政策に直接関与する。

ただの“寵姫”であるならば、ありえない。ただの“寵姫”であるならば・・・
いいえ、そうではありません。これは新しい挑戦なのです。ええ、抱かれるだけが女の価値じゃないはずだもの。それなしでも、いる意味があるはずだもの、ええ、ええ、わたくし、挑戦してみます。ポンパドール侯爵夫人という、新しい女の形の創造に

そうかぁ、彼女の挑戦が、今も私の“お母ちゃん”みたいな生き方を生み出したのかぁ・・・なんてことはともかく・・・、実際、そんな形がありえたのだから仕方がない。ルイ15世にとって必要な“人物”であったということだ。
と、ここまで書いて、やはり取り上げなければならないのがルイ15世。この物語の主役は、この人物ではないか。どうにも『わが名はポンパドール』という、ルイ15世を主人公とした物語を読んだような気がしてならない。

“手のつけようがない・・・”というのが、太陽王ルイ14世の後を継いだ彼のフランス観ではなかったか・・・。だからこそ、例外に例外を重ねたような、ポンパドールの生き方がありえたのでは・・・
ルイ15世

ポンパドールという目の付け所といい、内容といい、著者らしい一冊という感じがする。でも一人の女の内面を書きすぎたんじゃないかなって、そんな感想を持っている。同名の漫画の原作にもなってるらしいけど。『ベルサイユのばら』同様、少女漫画は苦手なたち。少女漫画として書かれることを前提に書かれたお話だったのかな。

『我が亡き後に洪水は来たれ』

ポンパドール夫人が発したという説が有力な言葉だけれど、それは実際に後におこるフランス革命で、フランスがメチャクチャになるからこそ力を持つ。ポンパドールの生き方を考えれば・・・、その説、どうも私にはしっくりこない。ちょっと近視眼的な感が否めない。

    

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障害者をリンチで殺した少年は「感受性豊か」 『裁判官が日本を滅ぼす』 門田隆将

『裁判官が日本を滅ぼす』 門田隆将『裁判官が日本を滅ぼす』 門田隆将
(2013/06/05)
門田 隆将

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国民の多くは、裁判官の真の姿を誤解している

この本の、『障害者をリンチで殺した少年は「感受性豊か」』と題した第11章の中で、障害を持つ16歳の青木悠君が“友人”たちからのリンチを受けて殺された事件を取り扱っている。

以前、この事件に関連して書いた記事があったので、いかに紹介する。民主党政権時代、法相を務めた平岡秀夫氏の資質に関連して書いたものである。

産経ニュース 2011.11.22
死刑執行「慎重に判断」 オウム裁判終結受け平岡法相

 平岡秀夫法相は22日の記者会見で、オウム真理教事件の刑事裁判が事実上終結したことを受け、確定した死刑囚の刑執行について「これまで通り慎重に判断したい」と述べた。
 公安調査庁が教団に対する観察処分の更新に向け作業していることにも触れ「国民が安心して暮らせるための役割を果たしたい」と話した。

平成13年、2年前の交通事故から必死のリハビリで一人立ちをめざした16才の少年が、いわれのないリンチにより、ぼろぞうきんのように痛めつけられて殺されるという無残な事件があった。 被害者のご遺族が、被害者と事件の様子を綴ったページがあります。 ぜひ見て下さい。
http://www.mercury.sannet.ne.jp/kazuyo_aoki/

さて、平岡法相ですが・・・

平岡法相がネクスト法相時代、リンチ死させられた少年の母に面と向かってした発言

民主党・平岡秀夫氏
「加害者の人に死の恐怖を味わわせるという気持ちで遺族が本当に幸せになるというか、納得されるとは思わない。むしろ、悪いことをした子どもたちはそれなりの事情があって、そういうことになったと思う。」

母親(遺族)
「事情って何ですか?」

民主党・平岡秀夫氏
「事情と言うのは、彼らがどういう環境の中で育ってきたかとか、どういう風な親とか大人とかとの関係であったとか、まあいろんなことが…それは置いておいて…その加害者であった子どもたちにどうなってもらいたいのか?その子供たちが反省し、これからの人生を歩んでくれるなど、そういうことはもういいから、とにかく死の恐怖を味わわせてやりたいということですか。」

10月(2011年)の法務委員会で、自民党平沢勝栄議員がこの発言を取り上げた。

平沢議員
「事情はそりゃいろいろあるでしょう。だけどこんな犯罪は絶対に許せないわけですよ。にも関らず、犯罪の被害者じゃなくて加害者に同情するような発言をされたんじゃないですか」

平岡法相
「被害者のご遺族への配慮に欠けていた部分があった」

平沢議員
「お線香あげて来られたらどうですか。 そしてお母さんにお詫びしてこられたらどうですか。」

平岡法相
「お許しを頂けるのであればそうしたいという風に思います。」

産経ニュース  2011.11.13
大津市で平成13年、高校1年の青木悠君=当時(16)=が少年2人に暴行され、死亡した事件をめぐり、平岡秀夫法相が19年にテレビ番組で「悪いことをした子どもたちはそれなりの事情があってそういうことになった」などと発言したことについて、平岡氏は13日、同市の遺族宅を訪れ謝罪した。

当時、ホームページ上で謝罪文を掲載、電話でも謝罪したが、自宅を訪れるのは初めて。

母親の和代さん(62)に「(発言について)あらためておわび申し上げたい」と謝罪し、仏壇の前で手を合わせた。和代さんは「深い悲しみや怒りは消えるものではないことを分かっていただきたい」と話し、悠君の弁当箱や日記帳を見せた。
こんな“僕ちゃん”じゃ、話にならない。人の生き死にの話ができる人物ではない。 もちろん、日本人の命を預けることができるわけがない。
なんて・・・。当時こんな記事書いてたんだけど、放って置くと「日本を滅ぼす」ことに繋がりそうなのは、“裁判官”だけじゃないみたいね。


    

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『魯迅の言葉』

魯人は、日本への留学中にあちこちで開催された日露戦争の様子を伝えるスライド映写会を見たときの様子を『藤野先生』(未読)の中に書いているという。そのスライドの中に、ロシアのために軍事スパイを働らいてつかまり、日本兵によって首を落とされる中国人と、それを無表情で見つめる取り巻きの中国人を写したものがあったという。見ていた日本人学生はやんやの喝采を送ったそうだ。その後、中国に帰った魯迅は、犯罪者が銃殺されるのを面白そうに見物する中国人を見た。このできごとは、魯人がある決心をするきっかけになったらしい。
『吶喊』
あの時以後、私は医学は緊急事ではない、と思ったからである。およそ愚弱な国民は、体格がいかにたくましく、いかに頑健であろうと、せいぜい無意味な見せしめの材料と見物人になるだけだ、どれだけ病死しようと、不幸だと考えることはない。だから、我々が最初にやるべきことは、彼らの精神を変えることだ。そして精神を変えるのに有効なものとなれば、私は当然文芸を押すべきだと考え、こうして文芸活動を提唱しようと思った。


『魯迅の言葉』 『魯迅の言葉』
(2011/04/09)
魯迅

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人を責めるのみで反省を知らぬ人の多い種族は・・・


その後の歴史においても、残念ながら支那の人々は、魯人が願った方向に進むことができたとは言い難い。蒋介石には常に弾よけとして使われ、毛沢東は文革を実施して、支那人をさらに歪ませた。捨て石以上には扱われていない。

AFPニュース 2011年10月17日
血まみれの少女を無視する通行人、ネットで怒りの声 中国
http://www.afpbb.com/articles/-/2835785?pid=7944426

本書、第三章『中国の脊梁』で、魯人は“中国人”を語る。その多くは、ため息とともに語られているように思える。
見栄っ張りの学者たちは、いかにもったいぶろうかと、歴史編纂にあたって「漢族発祥の時代」、「漢族発達の時代」、「漢族中興の時代」などと、ご立派な題目を並べ立てる。

好意はありがたいが、言葉づかいがあまりに回りくどい。ここはずばり、的を突く言い方がある。

一、奴隷になりたくともなれなかった時代
二、しばらくは奴隷に安んじられた時代
今は一の時代なのか、それとも二の時代なのか。もしも、二の時代なら、支那人を奴隷としている主人はいったい誰なんだろう。中共か?それとも、金か?

    

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『裁判官が日本を滅ぼす』 門田隆将

2003年に発行された同名の本の再刊本だそうです。2013年の6月に出てるんだけど、その時も、11年前も、私はこんな本が出ていることすら知らなかった。良かった、今回手にする機会に恵まれて。

いやいや、それにしてもつらかった~。読むことそれ自体がこんなにつらく感じられる本もめずらしい。つらいというか、痛い。読むほどに、心が痛かった。ずいぶんと荒い目でやすりをかけられて苛まれているかのように、とにかく痛い本だった。

こんなにもなの?こんなにも、日本の司法って駄目なの?
        
『裁判官が日本を滅ぼす』 門田隆将『裁判官が日本を滅ぼす』 門田隆将
(2013/06/05)
門田 隆将

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国民の多くは、裁判官の真の姿を誤解している
第1章  小野悦男を解き放った無罪病裁判長の責任
第2章  「痴漢はあったのか、なかったのか」…同じ証拠で逆の結論
第3章  犯人が消えてなくなった仰天判決
第4章  裁判上の真実は「本当の真実」とは無関係
第5章  医師も絶句する「医療裁判」の呆れた実態
第6章  元検事も激怒した金融裁判のデタラメ
第7章  無期懲役の殺人犯がなぜまた無期懲役なのか
第8章  遺族を怒鳴り上げる傲慢裁判長
第9章  法廷で不正を奨励するエリート裁判官
第10章  少年法の守護神となったコンピューター裁判官
第11章  障害者をリンチで殺した少年は「感受性豊か」
第12章  “言論取締官”と化した非常識裁判官たち
第13章  「言論の自由」を政治家に売り渡した最高裁
第14章  裁判官教育の失敗と教訓
第15章  いとも簡単に「書籍の廃業」を命じる裁判官
              
各章ごとの題名を見てもすごいでしょう。題名だけでは分からなくても、第1章の最初の数ページをめくるだけで、私が“痛い”って言った意味が分かってもらえると思う。

おそらく、もともと日本人は、外の世界から移植されたこの司法制度というものを、心のどこかで信用してない。日本国憲法にしてもそうなんだけど、どこかで疑いを持っている。言葉がふさわしくないかな~。少なくとも、条文に書かれた“法”よりも、他の何かを指標にして生活している。他の何かって言うのが、親から叩き込まれ、学校で諭され、世の中で身につけてきた“世間の道理”。それさえ心得違いしなけりゃ、法の条文なんか知らなくっても道を踏みちがえることなんてない。

道を踏みちがえずにまっとうに生きてきた人間でも、無理やり司法の判断に身をゆだねることになる場合もある。そのこと自体が、その人の不幸ということになる。“世間の道理”を身につけて“分”を守ってまっとうに生きてきた人間が、“道理”の“ど”の字もわきまえない人間に奈落に落とされたんじゃ、それこそ“道理”に合わない。

まるで司法は、“世間”を解体するために存在するかのよう。なんとか裁判官に“世間の道理”を叩き込むことができないもんだろうか。このまんまじゃ痛すぎるし、“世間”がもたない。 


    

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人はいつ死ぬと思う・・・ 『魯迅の言葉』

「世界で最も美しい本」コンクールというのがあるんだそうだ。ドイツのエディトリアルデザイン財団というところが主催していて、2013年2月、2011年に出版されたこの本が銀賞に選ばれた。縦17cm、横11cm、厚さ2cmの本。成人男性の手と同じくらいの大きさで持ちやすく、ご覧のとおり渋い赤で手触りも上々。なんか、いい感じ。
『魯迅の言葉』 『魯迅の言葉』
(2011/04/09)
魯迅

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人を責めるのみで反省を知らぬ人の多い種族は・・・
18歳のとき南京の江南水師学堂(海軍養成学校)に入学,3年後の明治35(1902)年日本へ留学。7年の留学ののち帰国したのが1909年。辛亥革命を経験する中で、支那の歴史と民族に対する思索を深め、萎縮した支那人民の精神的歪みを暴き出す。

そんな魯迅の箴言集。最後の言葉が、これ・・・
死者がもし、活きた者の心に埋葬されなかったなら、そのときこそ真に死に絶えたのだ。

あれ~、これって「ワンピース」に出てきたヒルルクのセリフとおんなじだ 
ヒルルク心臓をピストルで撃ち抜かれった時・・・・・違う                

不治の病に冒された時・・・・・違う

猛毒キノコのスープを飲んだ時・・・・・違う


・・・・・人に 忘れられた時さ・・・・・

これって偶然じゃないよね。作者の尾田栄一郎さんって、ものすごいね。まいった、まいった。

    

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『もう、この国は捨て置け❢』 呉善花 石平

産経ニュース 2014.4.12
対馬仏像返還で却下要請 韓国政府 原告資格が争点
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140412/kor14041209190004-n1.htm
この国では、反日の前に司法も行政もない。もはや後戻りも難しいだろう。だからこそ“もう、この国は捨て置け”ということか。

『もう、この国は捨て置け❢』 呉善花 石平『もう、この国は捨て置け❢』 呉善花 石平
(2014/02/19)
呉善花、石平 他

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韓国の狂気と異質さ
第1章  韓国で沸騰する反日ファシズムの黒幕は誰だ?
第2章  小中華主義と事大主義に回帰する韓国
第3章  「中国の反日」と「韓国の反日」
第4章  中国経済が破綻するとき、韓国は道連れになるのか
第5章  覇権国家を目指す中国と日本のフロンティア

同じ反日でも、支那の反日は政治の道具。それとわかった上でうまく利用する。時には友好的なカードを出したり、時には反日カードを出してみたり。とは言っても、中共の存在価値そのものが捏造した“抗日”にあることは忘れちゃいけないけどね。たしかにその点、韓国はわかりやすい。反日以外のカードがないから、根っからの反日だからね。わかりやすいけど、限度がない。この本の中の呉善花さんの言葉を借りれば、「だから本当にムキになり、判断力が麻痺してしまう。これは恐ろしいですよ。日本に関してだけは、法律でも何でも反日をやる。国連事務総長ですら、あそこまでなってしまう」という次第。

歴史の捏造にしたって、韓国でも支那でも、歴史に関する考え方事態が日本とは違う。この本の中では“中国も韓国も歴史は「つくるもの」であって事実は関係ない”というテーマが出てくるけど、そこで呉善花さんはこう言っている。「〈日本の方から韓国の歴史認識に当てはまってこい〉ということです」・・・たしかにそうなんだよね。自分たちのつくりあげた“歴史”があって、それに当てはまってくるのが“侵略”によって韓国に迷惑をかけた野蛮な日本人の義務だと。

とりとめのない記事になってしまった。エスニックジョークを一つ紹介して強引に終わりにする。って言ってもよく知られたものだし、このブログでも紹介したことがある。でも、この本の題名にも関係してくるので、あえて取り上げる。あしからず・・・
神はまず天と地を作った。海と山を作った。そして日本という国を作った。日本には世界一勤勉な人々と、世界一うつくしい風景と、世界一おいしい食べ物と、世界一過ごしやすい気候を作った。

天使がいった。
「神様、これではあまりに日本が恵まれすぎています!」

神はこたえた。
「心配するな。となりに韓国を作った」


    

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植民地経営代理人(覚書)『変見自在 スーチー女史は善人か』 高山正之

フランスはベトナムで、華僑を植民地経営代理人として、ベトナム人を支配させた。やったことは税の取り立てやアヘンの販売。華僑はこれで大儲けした。 ベトナム人はフランスの悪さを知ってはいるが、それ以上に中国人を毛嫌いする理由がそこにある。フランスはカンボジアの統治にはそのベトナム人を代理人に使い、彼らの鬱積する不満の捌け口にした。

ベトナム戦争のとき、ベトナムは中国を疎んじてソ連に接近した。統一を果たしたベトナムは経済の実権を握る華僑を追い出した。その時溢れ出たボートピープル。あれは華僑だった。

ベトナムに離反された中国は、ベトナム人に敵意を抱くカンボジアに親中政権を育てた。それがポルポト派である。ポルポトは毛沢東にかぶれて、国内の知識人を皆殺しにした。ベトナムのカンボジア侵攻は、結果的にカンボジア人を救った。

中国は、ボートピープルに加え、子飼いのポルポトまでやられて、ついにベトナムに攻め込んだ。中越戦争である。

『変見自在 スーチー女史は善人か』 高山正之『変見自在 スーチー女史は善人か』 高山正之
(2008/02)
高山 正之

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今回も巷にあふれる「胡散臭さ」を一刀両断
なんとも狡猾なこのやり方。フランスはイギリスに学んだ。そして宗主国の世界標準となった。欧米の植民地となったあらゆる地域に“悪意”がばらまかれた。日本は、台湾でも朝鮮でも、このやり方を採らなかった。台湾はともかく、朝鮮には何を言っても無駄だけどね。
AFPニュース 2014年04月08日
ルワンダ大虐殺から20年
http://www.afpbb.com/articles/-/3011982
ルワンダの大量虐殺から20年が経過した。ルワンダを植民地としていたのはベルギー。ベルギーは少数派のツチ族を植民地経営代理人として、多数派のフツ族を支配させた。ルワンダの独立は1962年。フツ族がツチ族に襲いかかったのは32年後の1994年。加害者はかつての被害者。被害者はかつての加害者。そして加害者と被害者は隣人同士。彼らは互いに恨みを放棄することで事態を沈静化させた。あれから20年。白人がばらまいた憎悪は、今、凍りついた種のように眠っている。

それにしても支那だ。どこでも代理人になりたがる。宗主国にケツを振り、植民地経営代理人の地位を手に入れて金を儲ける。白人にケツを振るって言えば蒋介石もそう。結局、自分の国においてまで代理人になりたがる。

どうやらその辺に彼らの本質が隠されているようだ。


      

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『常識から疑え! 山川日本史 近現代史編 上』 倉山満

受験は世界史だったなぁ。子供の頃からの歴史好きで、小学生の頃からいろいろ読んだ。みんな、学校の図書室で借りた本。世界史系のものもあるにはあったけど、どうしても日本の歴史に関するもののほうが多かった。中学の時には市立図書館で借りて読んだ。『太平記』が大好きだった。何故か高校に入ってからは世界史一辺倒。日本史は・・・、つまらなかった。

坂上田村麻呂、義経、信長、秀吉なんて時代は大好きなのに、明治以降にまったく関心が持てなかった。 日本史の授業中は本を読んでたし、特に明治以降が試験範囲になっても勉強なんかまったくやらなかった。当日の朝、日本史受験のやつにポイントだけ教えてもらって済ませた。


『常識から疑え! 山川日本史 近現代史編 上』 倉山満『常識から疑え! 山川日本史 近現代史編 上』 倉山満
(2013/12/30)
倉山 満

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「アカ」でさえない「バカ」なカリスマ教科書
  • 教科書の編集者が最も嫌がることはなにか。それは、文句をつけられること
  • 「二十年前の通説を書く」というのも、基本的には「文句をつけられたくない」という学者の心理による
  • 「イデオロギーなどどうでもいい」というのが教科書編者の本音
  • 山川日本史は、それだけを読んで高校生が日本の歴史(特に近現代史)を理解できるようなものではない
  • 日本史の場合は海外にライバルがいないので、日本の研究者が自分で正解を考えなければいけない。入試問題を作っている大学教授自身が間違っている場合さえある。
  • まともに「日本史概説」が教えられている大学さえない、というのが日本史学会の現状
  • 言葉の定義をしないで議論をするというのは戦後歴史学の悪い風潮
  • 世界史の視点を欠いた日本史教育のために、日本人の教養は江戸時代以上の鎖国状態
  • マルクス主義の気分だけが残っている山川日本史には明確なイデオロギーはない
  • アカでさえないバカ。そのバカが作っている教科書が山川日本史
この本の中にも書かれていることだけど、紹介しちゃってもいいよね、表紙に書いてあるんだから。
はじめに  山川教科書がダメな理由
序章  イデオロギー以前の教科書問題
第1章  明治維新を分からなくさせている二つのタブー
第2章  日本近代史上最大のタブーは大日本帝国憲法
第3章  外交の成功がなぜか語られない日清・日露戦争
第4章  外国の悪口は書かないからわかりにくい第一次世界大戦とワシントン体制
終章  「アカ」でさえない「バカ」が日本の歴史教育をダメにした

つまらないのは当たり前。だけどそれだけじゃすまされない。私のような“歴史好き”を“歴史嫌い”に替えてくれたんだからね。まったく私が「日本史」を取り戻すことができたのはいつ頃だったろう。十年くらい失ってたんじゃないかな。司馬遼太郎さんあたりのお陰かもしれないな。

著者は終章で、「結局、歴史というのは民族の結束のために必要な政治の道具であり、支配の道具であり、そして外交の武器である」と書いているが、まさしくそのとおりだ。“マルクス”だろうが、“自虐”だろうが、“自尊”だろうが、教科書には書く者の意志が反映される。それが、“文句をつけられないように”とか、何より大切にしているのが“圧倒的なシェアを占有する教科書の利権を確保する”なんてね。犯罪に近いね。

    

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変わらない韓国(覚書)『変見自在 スーチー女史は善人か』 高山正之

この一週間は何年ぶりかのいそがしさの中で過ごした。ブログの更新はしたものの、ストックと過去記事再構成しただけで、それすら寝る間を削ってしまいました。来週以降もこのいそがしさが続くなら、ちょっとこのままの体制で続けていくのは無理かなって状況。

かりにわずかに本を開く時間があっても活字が頭に入ってこない。そんな時に頼りになるのが高山正之さんの本。もともとが週刊新潮の中のコラムをまとめたものだから、一つ一つの項目はわずかに四ページ。スパイスの効いた口調が弛緩した脳に快適な刺激を与えてくれる。


『変見自在 スーチー女史は善人か』 高山正之『変見自在 スーチー女史は善人か』 高山正之
(2008/02)
高山 正之

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今回も巷にあふれる「胡散臭さ」を一刀両断
はじめに  嘘を重ねる
第一章  本物の悪党は誰だ
第二章  朝日の記事は奥が深い
第三章  いつの時代も役人どもは
第四章  中国に身のほどを教える
第五章  国を貶める哀れな人

“変見自在”のシリーズをさかのぼって、『スーチー女史は善人か』は第二弾。その後、文庫版もでたようだけど、初版の発行は二〇〇八年。これらの記事の週刊新潮における初出は二〇〇五年三月~二〇〇六年五月。

・・・おかしいな。この記事、いま現在起こっていることを言っているようにしか見えないんだけど・・・
言いたいことは一言。韓国を守るために米国は、フランスを開放するために流した血の三倍以上、五万四千人をこの地で失った。そして韓国はすぐそこにある共産勢力の脅威から守られ、いまでは世界十一位の経済力を持てるようになった。

一言付け加えれば、そこまでの成長の多くは日本が施した教育とインフラ整備に負うところが大きいのだが、それはともかく、今や韓国はその脅威のはずだった北朝鮮にすり寄る。挙句は北の核に理解を示し、国内メディアは二言目には反米をまくし立てる。

二〇〇五年七月初出の記事だけど、ちょうど盧武鉉政権期にあたる。たしかにひどかった。でも今も変わらない。盧武鉉を朴槿恵に変えた上で、上記の記事の後半部分、すり寄る相手を北朝鮮から支那に、二言目にはまくし立てる反米を“口を開けば反日”に変えればそのまま使える。

反日で歴史を書き換えたために併合以前を美化せざるを得なくなり、三跪九叩頭時代を懐かしんで支那にすり寄る韓国にアメリカがカンカン。オバマの呼びかけで日米韓三首脳会談にはおおじたものの、安部首相の韓国語での呼びかけに朴槿恵大統領は笑顔もつくらず無視。
産経ニュース 2014.4.10
韓国、重い腰上がるか 日米との軍事情報共有、防衛局長級会合で合意か
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140410/kor14041013090003-n1.htm
これが日米の軍事情報を支那に垂れ流すことにつながらなければいいんだけど・・・。

そうそう、この本についてはもう一記事書こうと思う。・・・支那に関わるものを・・・


      

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本












































































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