めんどくせぇことばかり 2014年12月
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『股関節の激痛を自力で治す本』

一年の最後はぼやかせてもらって締めくくろうと思います。

私、股関節が悪くて、年々痛みが強くなっている。この冬は、とくにひどい。痛みの質がこれまでと違う。人前で足を引きずることは、ちょっと前までは、とくに痛い時だけだったんだけど、今年はほぼ常時引きずっている状態になってしまった。どうも、ビビっているうちに、足の、股関節まわりの筋肉が落ちてきてしまってるらしい。

つい先日は、寝ているうちに固まってしまったようで、寝ながらの激痛に目を覚ました。寝返りをうとうとして痛みが走ったらしい。朝五時頃のことで、残ってた痛み止め飲んで、ホッカイロを三つ張って、涙流しながら貧乏ゆすりからはじめて、だましだまし股関節を動かした。七時頃には何とか最高潮の痛みはなくなった。それでも、家族に着替えを手伝ってもらい、車に押し込んでもらってお仕事へ・・・。

二年前に出た本なんだけど、股関節の痛みに対する効果という面では、これしかないと思ってる。今のところね。いい本なのに、仕事を言い訳に体のケアを怠けてしまったつけが回ってきたってことだな。しかも、二年前より確実に悪くなってるからなぁ。

『股関節の激痛を自力で治す本』『股関節の激痛を自力で治す本』
(2012/10/02)
不明

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股関節痛に劇的効果を表す最新ベスト療法を一挙紹介!
やれば復帰までに時間のかかる手術のようなので、継続中の仕事だけは何とか終わらせてからと考えてるんだけど、もしかしたら、それ自体が思い上がりだろうか。痛みで前向きになれないやつが回りにいたら、もしかしたらうっとうしいだけかな。そうは言っても、やっぱり自分から望んで始めた仕事だからなぁ。やむを得ないとはいいながら投げ出しちゃうような形になるのは、・・・嫌だなぁ。

とりあえず、この本の中でも紹介されているエゴスキュー体操というのが、なんだか良いように思う。何でもかんでも“とりあえず”ばっかりなんだけど、この方法で身体のケアを続けてみよう。・・・とりあえず・・・っね。

いい歳こいて、思い悩む年の瀬です。



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テーマ : 精神世界
ジャンル : 本・雑誌

『おとなの週末 最後の築地』

そうか。築地市場は二〇一五年度中に豊洲に移転すんのか。すでに“築地”といえば、“東京中央卸売市場”の代名詞。「“築地”が豊洲に移転する」で意味が通ってしまうのが恐い。いずれは“豊洲”がその意味を持つんだろうけどね。
子供の頃に見た記憶のある『一心太助』。映画だったか、ドラマだったかさえ多い出せないけど、一心太助が魚を仕入れた魚河岸は“日本橋魚河岸”でしょ、たしか・・・。

調べました。関東大震災で魚河岸が壊滅したんだって・・・。それで築地に移ったんだって。そういえば築地って海軍発祥の地だよね。本来、“築地”は海軍の代名詞だったんだ。初代海軍卿は勝海舟だってさ。

『おとなの週末 最後の築地』 『おとなの週末 最後の築地』
(2014/06/21)
おとなの週末編集部

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場内・場外、周辺名店、お取り寄せまで
空から見た築地
築地市場概要
飲食・買い物の名店がひしめき合う場外で行くべき店
築地場外MAP
築地場外の名店
「築地の寿司」
「おとなの週末」が自信を持っておすすめする「場外で買う」逸品
築地場外を堪能する5つのポイント
築地今昔物語
通ってわかった 築地の買い物のコツ
移転間近❢旨いものはここにある 場内の飲食店
築地場内特選★★★Gallery
魚河岸横丁MAP
2013年 築地場内完全ランキング 寿司部門&食堂部門
場内お役立ち情報
知っておけば困らない 場内の歩き方
すぐに注文できます❢ 築地の味をお取り寄せ
築地に住む人、働く人々に愛され続けている店 築地市場周辺の名店
豊洲移転後こう変わる❢築地市場の未来を徹底ルポ
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こういうのって、見てるだけで楽しいね。でも、最近はすぐに足が痛くなってしまってなぁ。時期に手術しようとは思うけど、その頃にはもう“築地”はないし、お取り寄せだけ使うか。

    
 

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テーマ : 料理の本
ジャンル : 本・雑誌

『熱風の日本史』から《維新を戦った隠岐の志士たち『神と語って夢ならず』松本侑子》

『熱風の日本史』 井上亮『熱風の日本史』 井上亮
(2014/11/20)
井上 亮

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“世間”が清らかだったことはかつて一度もない

この本のハナをきる《明治篇》、さらにその最初が《旧物破壊の嵐  明治維新、文化財に牙》。『明治政府は旧弊を打破し、文明開化により新しい次代を開くという機運が異常に高まり、行き過ぎた前時代の否定が行われた。』・・・ということで、ここでは廃仏毀釈や廃城令による、寺院や城郭などの文化財の破壊が紹介されている。

著者は「愚昧な指導者によって無謀な戦争に突き進み国家を滅ぼした時代」なんて言葉を平然と吐くような人物だから、条件さえ整えば何度でも同じ過ちを繰り返すだろう。「国を滅ぼした」歴史を二度と繰り返してはならないと考えるなら、その責任を「愚昧な指導者?」に帰すようなマネは、それこそ愚かな行いだ。

とりあえずここでは、廃仏毀釈の時代の“隠岐自治政府の樹立”にまつわる物語を紹介する。
維新を戦った隠岐の志士たち 『神と語って夢ならず』 松本侑子維新を戦った隠岐の志士たち 『神と語って夢ならず』 松本侑子
(2013/01/18)
松本 侑子
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知らなかった。隠岐には隠岐の維新があった。
しかも彼らはパリ・コミューンに先立つ三年前、隠岐自治政府を樹立していた。
一八七一年春、プロイセンとの戦争に敗れたパリでは、労働者が自治政府(コミューン)を樹立した。だが国の政府軍が「知の一週間」と呼ばれる市街戦をしかけ、二万五千人の市民が死亡。自治政府は、七十二日で倒れた。

隠岐の自治政府から三年後にたちあがったパリの市民自治を、西園寺は痛烈に批判。コミューンが崩壊すると、賊が討伐されて愉快だ、と手紙に書いた。二十代の西園寺は、民衆も、自治も、信じていなかった。

本書最終章に、このように書かれている。パリはフランスの中心である。ずっとそうだった。“フランスがパリに”ではなく、“パリがフランスに”責任を有する。事情が違うとはいえ、パリの“わがまま”を感じるのだ。西園寺ほど、無責任に鎮圧を喜ぶわけではないが・・・。

この一文に出てくる「西園寺」とは、西園寺公望である。鳥羽・伏見で幕府軍が敗れ、徳川慶喜の敵前逃亡から一気に明治に駆け抜けていく頃、西園寺は隠岐に関わった。もしかしたら、関わったというほどの意識があったかどうか。それでも西園寺は「隠岐は天朝領」と公布したのだ。これが隠岐自治政府の原動力であったことは間違いない。だから、“パリ・コミューン”とは違う。もっと、素朴な衝動がそこにはある。

鎌倉時代末期、十津川とともに、建武の新政を立ち上げた後醍醐天皇を守った隠岐。勢い、尊王感情が際立つ。江戸時代を通じての、松江藩による伝統的圧政。そこへ全国を巻き込む尊皇攘夷。隠岐出身の儒者、中沼了三が時代の雰囲気を隠岐へ伝える。隠岐が沸き立つ条件は、全て揃えられていた。

しかし、時代は理念のみによって進むものではない。理に押され、利の風を受け、義の抵抗を受け、血を流し、恨みを買い、意趣を返され、あっちへ行き、こっちへ流され・・・。それを決定するのは“歴史的必然”などではなく、偶然や、人物であることのほうが多い。偶然や人物を左右する“何者か”の力は感じるが・・・。

隠岐という力の小さきものは、理念に突き動かされて翻弄される。主人公、井上甃介は理念に裏切られて絶望する。恨みを晴らす思いが廃仏毀釈に向かうあたり、目も当てられない。
明治六年、政府は地租改正を行い、年貢半減どころか、幕藩時代と変わらぬ重税を課してきた。御一新も、蜂起も、無意味だった。その絶望にも、権力の醜悪さにも、また自分のなかの抑えがたい激しさにも、辟易とする思いがあった。

ひとりの医者として村人の暮らしをすこやかに支え、心の拠り所とされる道を生きる。そこにひそやかな決意と自負があった。

甃介は息子の死をきっかけに質の悪いアナーキズムから立ち直り、人のために生きる道を選んだ。人間が本当に強くなれるのは、ここからなのではないだろうか。
西郷の港 西郷の港

本書は、尊皇攘夷を標榜する隠岐正義党の蜂起が新政府のご都合主義によって裏切られ、踏みにじられたという事実が、明治維新の一場面として存在したことを明らかにしている。しかし、それを強調するために、鳥羽・伏見以降の権力闘争や権威主義によって、新政府が大きく現実路線に舵をとったかのように描かれているように思う。“隠岐への裏切り”を強調するために、あえてそうしてあるのだと思う。だが、幕府の無能が罪であったのと同様に、薩長の目的至上主義は大罪だ。前半部分ではそういった部分をサラッと流されて、ちょっと腹がたったりした。

安倍政権がTPP交渉参加を表明した。賛否を言うのではない。ただ、歴史は偶然と人物に左右される。思ったようには動かないものだ。大東亜戦争における日本の敗戦もそうだった。だからあの敗戦に、私たちは意味を見出すべきだと思う。かつて日本の成長は、白人支配への挑戦だった。あの敗戦で、それは未完となった。多くの独立国が誕生したが、白人支配とそれを支えるイエオロギーは健在である。そこに、“物語”を感じるべきだ。それが強い“思い”となれば、世界を変える力になるのではないか。・・・いつもながら、甘っちょろいな・・・



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テーマ : 精神世界
ジャンル : 本・雑誌

『新・戦争のつくりかた』 りぼん・ぷろじぇくと

『新・戦争のつくりかた』という、なんだかフランクリン・ディラノ・ルーズベルトの自叙伝かなんかかな、なんて思わせる題名なんだけど、そんなはずあるはずない。“りぼん・ぷろじぇくと”という団体が出している本で、内容がとても気持ちが悪い。気持ち悪い内容の本を出す団体は、やっぱり名前も気持ち悪い。“りぼん・ぷろじぇくと”・・・ひらがなで・・・。

ビックリして調べると、HPがあって、『りぼんぷろじぇくとは、特定の政治団体、政党、宗教、思想などとは関係のない、独立した個人のゆるやかなネットワークです。』とありました。・・・特定の政治団体、政党、宗教、思想などとは関係のない・・・とあるが、“国”とは書いてない。なんだかきっと、特定の“国”と関係があるんだな。

『組織や団体ではないので、特に固定メンバーがいるわけではありません。また、代表者や主宰者などもいません。』ってことなので、わけがわかりません。あの国と、あの国と、あの国と、あの国にとっては、好都合の団体だな。
『新・戦争のつくりかた』 りぼん・ぷろじぇくと『新・戦争のつくりかた』 りぼん・ぷろじぇくと
(2014/09/11)
りぼん・ぷろじぇくと

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これで私たちの国は、戦争を出来る国になりました
本書は2004年、忍び寄る戦争の小さな足音に気づいた市民が共同で執筆した、一種の「予言の書」である。それから10年。今、新装を施されて再出版された本書を読むと、予言が次々と実現されつつあることに震撼させられる。しかし、予言はまだそのすべてが現実になったわけではない。これ以上予言が的中するのを防ぐために、私たちには何ができるのだろうか。
想田和弘(映画作家)

上記のHPの中にも、名前を出している方もいらっしゃったので、その方の書かれたことを紹介しました。この方、『選挙』っていう映画作った人かな。まあ、いいや。

『さあこれで、私たちの国は、戦争が出来る国になりました』(本書P22)

これそのものが絶対悪で、議論の余地すら無いようですね。私にはそういった考え方が恐い。そもそも“りぼん・ぷろじぇくと”という団体名が、とてつもなく恐い。二十世紀前半から中頃のスターリン、ヒトラー、FDR、毛沢東、金日成たちとおんなじ匂いが漂う。「人のいのちが世の中で一番大切だと」いうのが分からない私のような人間は、皆殺しにされてしまいそうな匂いがプンプンする。

だいたい、世界を戦争に巻き込んで何千万人も殺したいなら、フランクリン・ディラノ・ルーズベルトのやったこと以上に参考になるものなんてないよ。

『戦争のつくりかた』なんて、この本で学ぶより、もっと良い教材は、あっちこっちにゴロゴロしてるでしょ。元に戦争してる連中いるわけだし、南シナ海でも東シナ海でも、支那が緊張を高めてる。おとぎ話の中で、「平和が大事よ」って叫んでみたって屁の役にも立たないのはまともな人ならだれでも分かる。だからこそ、“りぼん・ぷろじぇくと”なんだな。年端もいかない若いもんならダマされる奴もいるだろうと・・・。

前作の『戦争のつくりかた』は上記のHPで読めますよ。





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テーマ : 精神世界
ジャンル : 本・雑誌

『なるほど日本地理』 宇田川勝司

地図帳が好きなんです。本には当たりはずれがあっても、地図帳にはまずそれはありませんよね。面白い本の方が好きだけど、面白くない本なら地図帳の方が好き。一日中とは言わないけど、二時間位ならワクワクしてられるな。
私の好きなのはこれ。『帝国書院の地歴高等地図』は歴史的できごとが地図の中に書き込まれていて、そうね、高校の授業なら、世界史や日本史の授業でも使えるような地図。もうね、ワクワクしちゃいますよ。絶対のオススメです。ぜひ❢❢

「おもしろい地理を❢」・・・
ひとえにそんな思いで書かれた本のようです。そう、“はじめに”に書かれています。『鳥取県と島根県を間違えて覚えたり、愛媛県や栃木県を漢字で書けなかったり、これでは「地理」はつまらないし、苦痛となるのは道理だ』というのは、その通り。都道府県くらい覚えてない奴に、地理の面白さなんて、永遠に訪れない。『中学や高校の授業に原因があるようだ』って著者は言うけど、そりゃ、知恵も工夫もない教員に教わればなんだってそうだろ。どう?世界史の好きな人っている?

『なるほど日本地理』 宇田川勝司『なるほど日本地理』 宇田川勝司
(2014/09/18)
宇田川勝司

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気になる疑問から学ぶ地理の世界

自然環境・国土・行政・産業・生活文化・歴史的背景
どんなことが書かれているか。目次を紹介するのが一番だと思います。ちょっと細かめに紹介します。
第一章  違いが気になる疑問
1 山地と山脈の違い
2 湖・沼・池の違い
3 海抜と標高の違い
4 天気・天候・気候の違い
5 食糧と食料の違い
6 促成栽培と抑制栽培の違い
7 稲と米の違い
8 二期作と二毛作の違い
9 野菜と果物の違い
10 獲る漁業と育てる漁業の違い
11 和牛と国産牛の違い
12 工業地帯と工業地域の違い
13 IC産業とIT産業の違い
14 太陽熱発電と太陽光発電の違い
15 府と県の違い
16 まち(町)とむら(村)の違い
17 関東地方と首都圏の違い
18 近畿地方と関西地方の違い
19 国立公園と国定公園の違い
20 森と林の違い
21 東北と北東の違い
第二章  語源・由来が気になる疑問
1 日本の正しい読み方は「ニホン」それとも「ニッポン」?
2 関東と関西を分ける「関」ってナニ?
3 日本の8地方区分いつ誰が決めた?
4 47都道府県名それぞれの由来
5 フォッサマグナって何語?名づけたのは誰?
6 黒潮と親潮 語源はナニ?
7 太平洋の語源はナニ?
8 リアス式海岸の「リアス」ってナニ?
9 シラス台地海岸の「シラス」ってナニ?
10 フェーン現象の「フェーン」ってナニ?
11 「梅雨」の語源はナニ?
12 「台風」の語源はナニ?









 
第三章  基準・定義が気になる疑問
1 日本ってホントは狭い国?それとも広い国
  領土・領海・領空の定義とは?
2 日本に島はいくつある?島の定義とは?
3 水源地と河口、一級河川と二級河川 河川の定義
4 300年も噴火していない富士山がなぜ活火山?
  活火山の定義とは?
5 なぜ北海道だけが冷帯なの?気候区分帯の定義とは?
6 日本の国土の半分が豪雪地帯ってホント?
  豪雪地帯の定義とは?
7 「信州そば」のそば粉は長野県産だろうか?
  地域ブランドの定義とは?
8 登山で見かける「◯合目」ってどういう意味?
9 人口4000人の市と5万5000人の村
  市となる要件とは?
10 東京行き下り電車の不思議
   鉄道の上り下りの定義とは?
11 なぜ富士山は自然遺産ではなく文化遺産なの?
   世界遺産の基準とは?
12 どっちが暑い?真夏日と猛暑日の基準とは?




第四章  原因・理由が気になる疑問
1 日本の標準時子午線が明石市を通る
  統計135度になったわけ
2 有馬温泉や道後温泉  
  近くに火山がないのに温泉が湧出するわけ
3 「魚沼産コシヒカリ」hs日本一の銘柄になったわけ
4 りんご(青森県)、さくらんぼ(山形県)、ぶどう(山梨県)
  落花生(千葉県)
  日本一の産地になったそれぞれのわけ
5 燕(新潟県)の洋食器、鯖江(福井県)の眼鏡
  今治(愛媛県)のタオル
  日本一の地場産業、その発展のわけ
6 クロマグロ1匹1億5540万円
  初競値が高騰するわけ
7 カップうどんのスープ
  東日本と西日本の味が違うわけ
8 東高西低の豚肉、西高東低の牛肉
  東日本と西日本、肉の好みが違うわけ
9 ドーナツ化現象は終わった!
  都心の人口が急増しているわけ
10 「神奈川県」はなぜ「横浜県」じゃないの?
   県名と県庁所在地名が異なる県があるわけ
11 県名は漢字なのに「さいたま」市が
   ひらがな表記になったわけ
12 都道府県と何が違う?道州制が注目されるわけ

「おもしろい地理を❢」・・・

そんな著者の気持ちをどう受け止めるかは、読む人自身。読んでみても、そう面白いと思えない内容だってある。でも、とくに後半には興味深い内容が多いし、結構面白く読ませてもらった。項目を見れば、著者がなにを伝えようとしているか分かる人も多いと思う。これをみて、著者が、なにを語るか、懸命に取捨選択し、工夫していることが分かる人も、おそらく少なく無いと思う。それだけ考えて書かれた本だから、それなりに面白い出来上がりになっている。

・・・でもねぇ、先生? 口幅ったい言い方でなんか後味悪いけど、面白いって思えるのはやっぱり、そこそこものを知ってるってことが前提になるんじゃないかなぁ。やっぱり勉強だから、苦しいところを乗り越えることも必要だとは思いますよ。中学や高校の授業に原因っていうのは、私、反対なんだ。中学や高校の歴史の授業なんかオモシロイと思ったことないけど、私は世界史が大好きだもん。学校の授業の責任にすることって、学生を甘やかしてることにしかならないんじゃないかな。


    

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テーマ : 精神世界
ジャンル : 本・雑誌

『土漠の花』 月村了衛

童謡の♫ 月の沙漠 ♫ の“さ”は、“氵”に“少”ですよね。だから、“沙漠”とは本来、「広漠とした降水量の少ない不毛の地」って言うような意味になるんだろう。今では“沙漠”の字が使われることはまずないですよね。通常は“砂漠”。でも、この本の題名に使われているのは“土漠”。文字通りの意味で言ったところの“砂漠”も、“土漠”も、“岩漠”も、英語で言えばたったの一言、“desert”。・・・本当にそれ以外ないのかどうかは、確かめたわけじゃありませんが・・・
土 岩 iwa.jpg
新沼謙治がうたってましたね。なんだっけなぁ。津軽のうた・・・。そうそう、♫ 津軽恋女 ♫ その歌詞に出てくる「降り積もる雪 雪雪また雪よ 津軽には七つの雪が降るとか こな雪つぶ雪わた雪ざらめ雪みず雪かた雪春待つ氷雪」・・・いい歌だねぇ。
もちろん雪だけじゃなく、雨なんかもっといっぱいあるし、雲もそう・・・。日本人並みとはいわなくても、砂漠、土漠、岩漠くらいの区別はあってしかるべきだろうけどな。

変なボヤキから入っちゃったなぁ、ごめんなさい。この『土漠の花』、おもしろかったうよ~。今日の明け方読み始めたんだよね。これが間違いのもと。面白い、面白い。でも私、本を読むの早くないから、あっという間に出勤時間。後ろ髪をひかれつつ(・・・大変残念ながら、後ろ髪どころか、前も天頂部も髪はありませんが・・・)仕事へ。仕事が終わってから、片時も本を手放すことなく、ようやく今読み終わりました。
『土漠の花』 月村了衛『土漠の花』 月村了衛
(2014/09/18)
月村 了衛

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第一空挺団精鋭、女を守るも孤立無援

ソマリアの国境付近で、墜落ヘリの捜索救助にあたっていた陸上自衛隊第一空挺団の精鋭たち。その野営地に、氏族間抗争で命を狙われている女性が駆け込んだとき、壮絶な撤退戦の幕があがった。圧倒的な数的不利。武器も土地勘もない。通信手段も皆無。自然の猛威も牙を剥く。最悪の状況のなか、仲間内での疑心暗鬼まで湧き起こる。なぜここまで激しく攻撃されるのか? なぜ救援が来ないのか? 自衛官は人を殺せるのか? 最注目の作家が、日本の眼前に迫り来る危機を活写しつつ謳いあげる壮絶な人間讃歌。

これは、カバーの裏側にあった公式の紹介です。まあ、“広告に偽りなし”ってところです。本当に面白かったです。

このソマリア沖・アデン湾における海賊対処活動っていうのは現在も継続中の任務なんですね。“派遣海賊対処行動航空隊”っていうのが、海上自衛隊と陸上自衛隊の統合部隊で、陸上自衛隊からは中央即応集団を母体とする五〇名が警衛隊として基地業務や警備業務にあたっている。その中央即応集団の中に、第一空挺団も含まれているということのようだ。
visual.jpg 

吉松隊長、新開、市ノ瀬、由利、梶谷、そして友永、朝比奈、津久田たちは、いまもジプチ国際空港で基地業務にあたっているのか。

ウィキペディア:ソマリア沖海賊の対策部隊派遣

    

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テーマ : オススメの本
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『ダンテの遺言』 谷川悠里

最後に発行された『禁書目録』は、一九四八年の教皇ピウス十二世版。六千冊が登録されていると本書にある。Wikipedia見たら四千冊とあって、デジデリウス・エラスムス、エドワード・ギボン、ジョルダーノ・ブルーノ、ヴォルテール、ダニエル・デフォー、ニコラウス・コペルニクス、バルザック、ジャン・ポール・サルトル、ルネ・デカルト、イマヌエル・カント、ジョージ・バークリー、ラムネーなどの名が並ぶ。

『禁書目録』に関する教会法の法的効力の失効が宣言されたのが一九六六年のことというのも、どうやら本当のことのようだ。だけど、読んだからって破門されるわけじゃなくなったってことで、禁書の条項事態は一九八三年新教会法典にも明記されているという。

『ダンテの遺言』 谷川悠里『ダンテの遺言』 谷川悠里
(2014/11/07)
谷川悠里

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ー教皇庁に断罪された禁書は、全世界、全ての言語で出版を禁ずるー
ボローニャ大学に留学し、オーギュスト・ロダンに関する卒業論文を完成させようとする節子。節子の指導教授アンジェロ・オルタの家は、グーテンベルク依頼ほどなく印刷業に従事し、ヨーロッパの知識と向かい合ってきた。もう一人はオルタ教授の秘書代わりの「カシワ・タカシ」という日本人的な名前を持つおかしなイタリア人。

この三人が、ひょんなことからトリオになって、ヨーロッパの歴史の裏面、裏面とはいいなから、禁じられながらも脈々と地下水流のように受け継がれた良心的な真実を解き明かしていく。

その始まりは、オルタ教授がオルタ家に受け継がれた秘密の書庫で発見したダンテの『神曲』の原本と、コペルニクスの指導教授がつけていた『指導日誌』。

さてと、知らない人物が出てきた。チェッコ・ダスコリ。多くの情報はない。ブリタニカによれば、『生1280/1290. アスコリ 没1327. フィレンツェ  イタリアの詩人,天文学者。本名 Francesco degli Stabili。ボローニャ大学で天文学を講じたが,異端思想のため,1324年にフィレンツェに逃れた。しかしここでも迫害を受け,異端思想を広めたかどで火刑に処せられた。』とある。地球球体説を唱えた人物らしい。それにしたってトスカネリよりも百年も前の人物。

ダンテの『神曲』原本には、このチェッコ・ダスコリら、その主張を封じられた者たちに関する記述があるというところから、真実に迫ろうとする物語がはじまる。

キリスト教会は二千年にわたりヨーロッパの歴史のヨーロッパ精神世界を引きずり回してきたわけだから、闇も深い。圧倒的弱者という最強の立場を巧妙に使って、あらゆる強者を引きずり下ろしてきた。真実も、誠実も、謙虚も、ポケットに大事にしまっておきたいとても大切な物をブルドーザーで踏みつぶすようにして・・・。

著者の谷川悠里さん、ウワッ、一九八一年生まれの新進気鋭だ。どんどん書いてほしいな。楽しみに次回作を待ちます。


    

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今でも教科書に載ってる《ベトナム二百万人餓死事件》

以前から、何度か取り上げた実教出版の『高校日本史B』でこの辺りの件を見てみると・・・。
戦争末期のアジア情勢については・・・
連合国軍との戦闘で日本軍の敗色が濃厚になったころ、中国戦線では毛沢東・朱徳らの指導する中国共産党が解放区を拡大し、アジア各地でも朝鮮人の抗日パルチザンや韓国光復軍、ホー・チ・ミン指導のヴェトナム独立同盟(ヴェトミン)、フィリピンの抗日人民軍(フクバラハップ)などが抗日運動を続けていた。
と、あっち向きのプロパガンダを垂れ流している。《二百万人餓死事件》の記述は・・・?っと、探してみたら・・・。・・・ありました。欄外に、・・・。
アジア太平洋戦争によるアジア諸国の死者の数は、各種の文献及び各国政府見解などを総合すると、中国約1000万人、朝鮮約20万人、台湾約3万人、ヴェトナム約200万人(大部分は餓死といわれる)、インドネシア約400万人、フィリピン約111万人、インド約350万人(大部分はベンガルの餓死者)、マレー・シンガポール約10万人、ビルマ約15万人と推定される。

《各種文献、各国政府見解》の信憑性をまったく検討しないところは、さすが「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」日本国民としてふさわしい態度。おそらく人類史上最多の殺戮者毛沢東や北朝鮮を地上の楽園と崇めてきた脳みそのなせるところだろう。

ということで《ベトナム二百万人餓死事件》、いまだに教科書に載ってるんだね。高校生はこれを本当のこととして教わってるんだ。


実教『高校日本史B』が、《各種文献、各国政府見解》としているのは、この《ベトナム二百万人餓死》に関しては、ホー・チ・ミンの独立宣言に出てくる言葉と言っていいだろう。
1940年の秋に、ファシスト日本が連合国との戦いにおいて新しい基地を確立する為にインドシナ半島の領域を荒らした時、フランスの帝国主義者は彼らに膝を曲げてひざまずいて、我々の国を彼らに手渡した。このように、その日付から、我々の身内は、フランス人と日本人の二重の軛に服従した。彼らの苦しみと惨めさは増加した。結果は、昨年の終わりから今年の初めまで、クアンチ省からベトナム北部に至るまで、我々の仲間の市民のうちの200万人が飢餓で死んだ。

《二重の軛》とかって、事実に基づかない言いたい放題で、《昨年暮れから今年のはじめ》という飢餓の時期にしても不正確。かりに、本当に二百万同胞が殺されたのなら、時期くらいは正確に行ったほうがいいだろう。そんなわけで、これはただのプロパガンダ。統一の一九七五年までを考えれば混沌とした状況の中での独立宣言。一九四五年九月二日のだから、まさしく日本の降伏文書調印式のその日に当てたもの。そう考えれば、世界に向けて反日のプロパガンダ性が強い文章になるのはやむを得ないというより、むしろ当然だろう。だから、それを真っ正直にしかとらえられないというのがノータリンなのだ。
『旧日本陸海軍の生態学』 秦郁彦『旧日本陸海軍の生態学』 秦郁彦
(2014/10/09)
秦 郁彦

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- 組織・戦闘・事件-

食糧事情が悪化したのは間違いない。時期的には一九四四年の後半から四五年にかけて、ハノイのトンキン湾周辺で飢饉が発生している。下記のような情報からしても、飢饉が発生したことは間違いない。
「日本軍は仏植民地政府から食糧を買い、われわれが街角で炊き出しをして市民に配ったものです」(ハノイ高射砲部隊兵長、落合茂氏)という証言や、「ハノイの雑貨店マゾワイエの日本人女性が飢えた市民のために炊き出しをしていた」と同盟通信の小山房二特派員が伝えている

日本の北部仏印への進駐は一九四〇年六月。南部仏印への進駐は一九四一年の七月。それは、開戦後も仏印植民地当局の統治権を残した「日仏協力」のもとに兵の駐屯、経費の分担、基地の提供、経済交流をうたった友好的なもので、ドイツよりのヴィシー政権のもとの進駐であったのだから当然である。
それが変化したのは、一九四五年三月。一九四四年九月のノルマンディー上陸作戦のあとヴィシー政権が崩壊。ドイツも追い詰められていく中で、仏印統治権も不安定化することを恐れて、日本軍がクーデターを起こしてフランスから統治権を回収した。ここから終戦までが五ヶ月。しかも、六月には飢饉も完全に収まっている。

上記の本の中で、秦郁彦氏はこの件を検証している。飢饉の被害を次のように解説している。
1 被害は現金収入のない農家に集中している。
2 ピークは二月を中心とする冬で、五月末には春作の収穫で終結している。
3 被害人数は二百万という政治的数字から、百万、七十万、三十万、数千人まで、さまざま

さらに、飢饉の原因を次のように上げている
1 天候不順による凶作とハノイ周辺の水害
2 フランス政庁の課したコメ強制買い付け
3 投機関連の流通不全
4 フランス植民地当局が土地制度改革や農業技術改善の努力を怠ったこと
『昭和二〇年の大戦末期、ハノイ一帯は干ばつに見舞われ多くの餓死者が出た。その年の三月、明号作戦でフランス政府軍をつぶし、日本軍がベトナムを支配した。備蓄米を放出し、飢餓も収まった。
しかし戦後のベトナムは、日本をフランスに並ぶ侵略国と呼び、フランスと共同支配してベトナムを搾取し、200万人を餓死させたと訴える。』と言ってるのは、右の本の著者の髙山正之さん。
産経ニュース 2014.8.1
ベトナムに船舶6隻供与へ 日本政府、巡視船に改修、領海警護に
http://www.sankei.com/politics/news/140801/plt1408010021-n1.html
いい加減に《二百万》の看板くらい降ろせよね。

ところでどうしましょうかね、この実教出版の日本史教科書。



    


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『暮らしのしきたりと日本の神様』 平井かおる

そんなに信心深い人間じゃあない。生まれた家には神だなも氏神様も仏壇もあって、親に言われて水を差し上げた。私の故郷の冬は寒くてね。切れるような冬の朝、氏神様の水を変えるのはとてもつらかった。さっと水を下げて、さっと汲みかえて、さっと差し上げて、パンパンしてアンで終わり。

一番下っ端だったから、ずっとやってた。高校卒業して東京に出ていくまでずっと・・・。今は、家を継いだ長男や姪たちがやってる。私が知ってるだけでも、五〇年近く続けている。その前を考えれば軽く百年は越える。・・・なんか、それだけですごいな。

でも、自分は家庭を持ってもなんにもしてない。仏壇と神だなはあるけど、妻にまかせっぱなし。子供たちはどうなんだろ。自分の親のように、子供にはやらせようとしなかったけど、やらせておけばよかったなぁ。何故かと言うと、実は感謝しているんだ。神さまに水を差し上げる仕事をやらせてくれたこと。


『暮らしのしきたりと日本の神様』 平井かおる『暮らしのしきたりと日本の神様』 平井かおる
(2014/11/19)


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何にまれ 尋常ならずすぐれたる 徳のありて可畏きものをカミと云うなり

第一章  毎日の暮らしにみつける日本の神様
第二章  神さまといっしょの四季・人生の行事
第三章  神様とお近づきになる神社の作法
第四章  神社での祈願 おうちでのお参り
第五章  国生みからはじまる神様の物語『古事記』
最近、月の暦が売れてるみたい。うちでも、下の子が小学生の頃から使い始めてずっと使ってる。そうしたらね、分かった。私たちの暮らしって、月とともにある。二十四節気も節句も行事もさ。

当然、神様の時間だって月とともにあるでしょ。だから月の暦で生きるって、より神様に近づけるはず。

みんな、月を見て暮らしたんだよね。


第ニ章の『神様といっしょの四季・人生の行事』を読むと、よりその感を強くする。かといって、ここまで今の暦に馴染んでしまってはね。旧暦に戻すっていうのはね。でも、実生活には旧暦のほうがはるかに自然。日本人の知的レベルなら、旧暦と新暦の併用も十分可能だと思うんだけどね。

なんだか最近、身体が大きく変化しているのを感じる。いよいよ、終わりの準備がはじまるのかなって思ってる。別にすぐすぐ、どうのこうのと言うんじゃないよ
だからこそ、私たちにとってより自然に近いはずの、月の暦で生きてみようかと思ってる。


    

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テーマ : 精神世界
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『韓国 葛藤の先進国』 内山清行

産経ニュース 2014.12.19
中国の抗日朝鮮人部隊施設を保存 韓国要請に応じ、中国が通知
http://www.sankei.com/world/news/141219/wor1412190038-n1.html
(抜粋)
韓国の国家報勲庁は19日、日本の植民地支配に抵抗した朝鮮人部隊「光復軍」の中国重慶市にある元本拠地の建物について、中国政府が当時の姿のまま保存すると韓国側に通知したと発表した。
“光復軍”??
どうも、金九たちが自称していた大韓民国臨時政府っていう質の悪いチイチイパッパがあって、その軍を光復軍と呼んだらしい。チイチイパッパは“上海で結成されて重慶へ”って、蒋介石に寄生してたってだけにみえるけど。ただ、たしかに日本国内にも食いっぱぐれた連中を送り込んでたみたいだよね。
なんだか、支那と韓国は意見が合うようで、良かったね。そういや、こんなニュースも・・・
産経ニュース 2014.12.20
ロシア、韓国大統領も招待 来年5月の対独戦勝記念式典
http://www.sankei.com/world/news/141220/wor1412200041-n1.html
(抜粋)
聯合ニュースは20日、ロシアが来年5月にモスクワで開く対ドイツ戦勝70周年記念の式典に韓国の朴槿恵大統領を招待したと、政府関係者の話として報じた。ロシアは北朝鮮の金正恩第1書記を招待したことを明らかにしている。朴氏が出席するかは未定。
焼きが回ったか、プーさん、いや、プーチンさん。
日本人が書いた韓国論にはめずらしく、著者は“おわりに”の中で「朝鮮半島の魅力に取りつかれ」たと言っている。著者の感じている魅力とは、簡単にはへこたれない韓国人持ち前のチャレンジ精神のようだ。たしかに、いやになるほどのエネルギッシュさを感じさせられることがある。ただそれが日本への対抗心が伴う場合が多いので、私なんかは辟易とさせられてしまう。人それぞれで、著者は私なんかとは違う感覚を持っているのだろう。

『韓国 葛藤の先進国』 内山清行『韓国 葛藤の先進国』 内山清行
(2013/03/16)
内山 清行

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脆弱なウォン経済、拡大する格差、世代間の確執
少子高齢化への対応、サービス産業の高度化、米国との同盟関係、台頭する支那とどう向き合うか。著者が言うとおり、日韓には共通する課題が多い。韓国がそれにどう取り組むか。鍵になるのは“日本”であることは間違いない。これまでがそうであったように・・・。その時問題になるのが、韓国人が“日本”をどう認識するか。それは、彼らが自分をどう認識するかと同じ意味を持つ。彼らが自分自身や自分たちの歴史と正面から向き合えるか。それが大きな問題になる。

著者は、そうは考えてない。領土にしても、慰安婦にしても、現状をもとにして日韓の政治問題として解決すべき問題というスタンスを取る。日本経済新聞のソウル支社長さんだけど、日本経済新聞というところがそういうところなのかな。

第一章  天国と地獄  救われない超競争社会
1  もう一つの分断国家
2  財閥たたきと財閥頼み
第二章  脆弱と野望  輸出立国の明暗
1  岐路に立つFTA戦略
2  為替に揺れる経済
3  新重商主義の行方
第三章  過去と未来  日韓関係波高し
1  検証・竹島上陸
2  従軍慰安婦問題とは
3  再スタートに向けて
第四章  本音と建前  北朝鮮問題の行方
1  金正恩の一年
2  対話と圧力のはざまで
3  南北分断の現実
4  惑う外交
第五章  権力と蹉跌  大統領の宿命
1  新大統領誕生
2  強さと弱さ
“北東アジアの先進国同士が、協力しながら課題を克服し、世界に貢献する。本書のタイトルには、そんな期待も込めた。いつか実現することを願ってやまない。” 《おわりに》にそうある。

まっ、私だってそう思いますよ。明治の時代から、そう願った人たちはたくさんいました。でもみんな、失望させられたわけです。韓国人が、自分や、自分の国の歴史と正面から向き合ってくれれば、その上で彼ら持ち前のへこたれないチャレンジ精神が日本とのスクラムの上に発揮されるっていうんなら、それは頼もしいパートナーになるでしょうけど。

一年ほど前の記事ですね。
ソウル支社長さんに足りないのは、支那や韓国っていう国は、“反日・抗日”を基礎にして始まった国だっていう認識だね。ところが、韓国って国を始めた人たちも、中国共産党も、日本とは戦っていないっていう事実だな。中国共産党は日本軍とは戦わずに力を温存する事こそが戦略だったわけだし、韓国光復軍??? お遊戯でもしてたのか?

その中共や韓国が“反日・抗日”を権力の根拠とすると言うことは、つまりイカサマを語るということになる。そうならざるをえないわけだよね。そこんところが支店長さんには分かってない。本当の歴史と向き合ったら、彼らは自らを否定せざるを得なくなるんだよ。支店長さんの言うことは、相手のイカサマを受け入れて付き合いましょうと・・・。相手がイカサマを増長させたら、またそれを受け入れて付き合いましょうと・・・。





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現代とはなぜこんなにも棲みにくいのか。
前近代から近現代へと変貌し続ける世相の本質をつかみ生き方の支柱を示す。
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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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