めんどくせぇことばかり 2015年04月
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ニカラグア運河(覚書)『世界史の教科書』 洋泉社MOOK

スリランカでも、アンゴラでも、ガボンでも、支那の経済支援でなんだかの事業が始まると、万単位の支那人が働き手としてコック付きでやって来る。それらの国の一角に彼らは《中国》という領域を作り上げ、その国の人達が眉を顰める身勝手な振る舞いに及ぶという。

特にこの本に書かれているアフリカと支那の関わりは醜悪だ。二〇〇二年まで続いた激しい内戦を経験したアンゴラの首都ルアンダ。今は摩天楼が並び立っているという。アンゴラ沖の海底油田のお陰だという。そのルアンダだけで四万人の支那人がいるという。働き手は自国から連れてきてしまうので、支那に対する地元住民の反感は大きくなる。うまい汁を吸うのは支那人労働者と、地元権力者。
これはついこの間ブログに紹介した記事。本来、経済支援ってのは、第一に現地の人たちのために行われるものだろうけど、どうにも支那にかかってはそういうわけにいかない。

自国の国際的影響力の強化は、本来、隠されたその効果の一つであるべきなのに、支那の場合、これがあんまりにも前にですぎる。

さらには、《万単位の支那人が働き手としてコック付きでやって来る》とあっては、現地人の雇用の創出という効果も薄れてしまう。というか、これって《支那人の、支那人による、支那人のための経済支援》って言われかねない。しかも、現地にさまざまな弊害を残しながら行われるということになれば、言語道断の振る舞い。
『世界史の教科書』 洋泉社MOOK『世界史の教科書』 洋泉社MOOK
(2015/03/04)
不明

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ーいまと明日を見通すための・・・ー

2015/4/25 産経ニュース
中国の“影”…自然破壊懸念 ニカラグアで進む巨大運河建設
http://www.sankei.com/world/news/150425/wor1504250016-n1.html
(抜粋)
国民の間では、運河建設が経済浮揚に寄与するとの声が出る一方、深刻な自然環境破壊や、中国政府の関与を懸念する声も出始めている。
左翼ゲリラ出身で、反米姿勢で知られるオルテガ大統領は運河建設を通じ、月収はわずか約170ドル(約2万円)の国民を豊かにする青写真を描く。
ただ、運河建設で、野生生物の宝庫ともいえるニカラグアの自然環境が破壊されることへの懸念は強い。
工事開始直後から反対派住民と治安部隊との間で激しい衝突が頻発。工事開始翌日の抗議デモでは、住民50人以上が負傷、33人が拘束された。
住民の懸念や不満に拍車を掛けているのが、運河建設に携わる中国人労働者の存在だ。政府は運河建設で5万人の雇用が創出されると強調したが、うち1万2500人が中国人労働者で占められる。中国人労働者が集まる飲食店周辺で、デモ隊の襲撃を防ぐため警官が警戒に当たることもあるという。
「一企業が(パナマ運河の3倍以上の全長の)ニカラグア運河建設に際して巨額の資金を調達できるわけがない」(駐ニカラグア外交筋)として、結局は中国政府が関与するとの見方も強い。
中国政府が将来、運河を防衛するため、島内に軍事基地を建設するとの噂も広がる。
な~んか、やっぱりそういうことになってるみたい。このことに関しては、上記の本にもそれを危惧する記事が掲載されている。ニカラグアは失業率50%を超えるというから、国民経済は破綻しているわけだ。それだけにこの話に飛びついちゃったんだろうけど、反米オルテガの勇み足も甚だしい。

現地住民の雇用拡大に著しい効果もなく、自然環境が破壊されて、これまでの魚をとっての生活もままならないなんてことになったら、目も当てられない。
ニカラグア
「香港ニカラグア運河開発投資」なんて一企業が担いきれる事業ないことは歴然で、万万が一順調にいっても支那政府が乗り出してくることは間違いない。その場合、うまみは支那に吸い上げられるだろう。オルテガも、“アメリカよりも少しはまし” とでも思ったか? ・・・だとしたら、それは大間違い。

泣きを見るのはニカラグア国民ということになる。
まあ、中途で頓挫して支那は頬っかぶりってあたりが関の山。あるいはその前に支那が吹っ飛ぶか。反米はいいけど、オルテガは支那と心中する気か? 仮にそうでも、ニカラグア国民を巻き込んだ無理心中ってのは、どうも、あまりと言えばあんまりって感じがするけど・・・。





    




 


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天女を抱こうとした釈迦(覚書)『仏教の釈迦・キリスト教のイエス』 ひろさちや

釈迦は天女を得ようとした
著者は、「人間は人生のそれぞれの局面にあって特定の行動を選択します。が、その選択は、すべてその局面において評価されなければなりません。釈迦は二十九歳の時に出家を選択しました。その選択は二十九歳の時点において評価すべきです」というが、まったくその通り。当時のインドに、「出家によって来世は天界に生まれ、天女を抱ける」という考えがあったなら、釈迦だけがそこから自由であったというのはおかしい。俗世のできごとかから決別したということが結果として《仏陀》となることにつながったが、出家の時点では来世の天女を抱いた天界の生活が思い描かれていたというのはとても面白い。

それにしても、『ブッダチャリタ』っていう叙事詩の中のヤショーダラーの恨み事はいいなぁ。なんかこう、ぞくぞくするものを感じる。
私の心は嫉妬といさかいを好みますが、正しい行いを好む主人は、そのことをたびたびそれとなく知って、恐れることなく楽々と怒りっぽい私を捨ててインドラの国で天女たちを得ようとしたに違いありません。

天女たちを得るために、王位と私のひたむきな愛を捨てて夫は苦行をしているわけですが、その女たちがどんな美しい姿をしているのか私には気がかりです。

『仏教の釈迦・キリスト教のイエス』 ひろさちや『仏教の釈迦・キリスト教のイエス』 ひろさちや
(2013/11/21)
ひろさちや

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信仰の立場からは、人間扱いできない二人です
仏教がインド社会から消え失せたのは・・・
釈迦が作った仏教教団をサンガといった。サンガの特徴は徹底的な平等主義で、社会的身分、職業、カーストさえも問題とされなかった。しかし、カーストを無視したこの平等主義ゆえに、サンガの構成員全員が、そのうちの最低のカーストの人間と同じに扱われた。構成員のみならず、その支援者である在家の信者まで含めて、非常に低いカーストの人間にされた。

篤く三宝を敬え
聖徳太子も、十七条憲法の二番目の項目として『仏法僧を敬え。それが命あるものの最後で、最上のよりどころである』としている。「三宝に帰依しなさい」ということだけど、驚いた。「帰依する」の本来の意味は、「避難所に逃げ込みなさい」だそうだ。仏教とは逃げ込む場所だったんだ。

仏教に逃げ込めば、もう大丈夫。そういう地位を、世間が仏教に許していた。それは権力も許していたということになるわけで、《彼岸をめざすもの》なら、かかずらわる必要もないという認識なんだろう。

ところがイエスは違う。イエスは人の世の価値観に喧嘩を売った。金持ちが不幸で貧乏人が幸せだと・・・。それは当時のユダヤ人社会のおかれた状況が、イエスという宗教者が人の世の外に立つことを許してくれなかったということなのかなぁ

エリ、エリ、レマ、サバクタニ
『わが神、わが神、なぜ私をお見捨てになったのですか』・・・十字架上のイエスが神をのろう悲痛な叫びのように受け取っていたけど、旧約聖書の「詩篇」にある句だそうですね。
私の神よ、私の神よ、なぜ私をお見捨てになるのか
なぜ私を遠く離れ、救おうとせず、呻きの言葉も聞いて下さらないのか
私の神よ
昼は、呼び求めても答えて下さらない
夜は、黙ることをお許しにならない

だがあなたは、聖所にいまし、イスラエルの賛美を受ける方
私たちの先祖はあなたに依り頼み、依り頼んで、救われてきた

助けを求めてあなたに叫び、救い出され、あなたに依り頼んで、裏切られたことはない





    






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『敗者で読み解く古代史の謎』 歴史読本編集部編

歴史の魅力は敗者にこそある。いや、敗者にしかない。どうしても、敗者に心を寄せてしまう。

敗れ去った者たちをこそ鎮魂せずに入られない、日本人的な特質か。・・・どうにもそれだけではないように思う。その結果の今を否定するものでは決して無いが、ただ、・・・本当に、この“今” しかなかったのか。この“今” でよかったのか。・・・ときに、考えてしまう。

もしも勝者が、・・・勝った者が、・・・敗れ去り、滅んだ者を思い、滅ぼしたがゆえにその悲劇を背負い、責務の大きさに震え、泣きながら日本を支えてきたというなら、・・・それはそれで何も言うことはないのだが・・・。

そんな例も、無いではないだろうが・・・。


『敗者で読み解く古代史の謎』 歴史読本編集部『敗者で読み解く古代史の謎』 歴史読本編集部
(2014/12/09)
『歴史読本』編集部

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ーここまでわかった❢ー
第一部  敗者で読み解く古代史の謎
崇峻天皇ー「臣下による王殺し」に隠れた実績
山背大兄王ー上宮王家滅亡の黒幕はだれか
大津皇子ー持統を脅かした一流の血統と能力
役小角ー諸刃の剣となった二つの強大な力
長屋王ー藤原氏との対立に敗れた「親王」
藤原広嗣ー平城京を震撼させた九州の反乱
橘奈良麻呂ー塗り潰された!? 挙兵の真相
藤原仲麻呂ー逆賊の烙印を押された権力者
道鏡ー成しえなかった仏教第一主義の思想
不破内親王ー内親王による生涯三度目の謀反
早良親王ー種継暗殺を決断した皇太子の不安
第二部  古代史「敗者」たちの真相
東アジアから見た「敗者」「弱者」
筑紫君磐井の墓と、その語り
『万葉集』に見える敗者の歌
第三部  古代日本「三大」争乱の真相
乙巳の変ー蘇我氏を滅ぼした本当の首謀者はだれか?
白村江の戦いー敗北したのは中大兄皇子か?
壬申の乱ー大友皇子はなぜ惨殺されたのか?
上記、特に第一部を見ていただいた通り、そこにはただ“敗者” が並べられ、個々に分析されているのみである。飛鳥、大津、藤原、平城京と変遷する時代に一貫していた悪意は、特に検証の対象にはなっていない。さらに敗者の中に藤原広嗣、藤原仲麻呂を含んでいるために、皇族をも手駒と使い有力視族を次々と滅ぼしていった特定の“悪意” が放置されることは、敗れ去った者達の怨念をかきたてかねないのではと心配になる。

《橘奈良麻呂》の章においては、その七年後に敗者の立場に追いやられる仲麻呂と比較し、さらに仲麻呂が天皇家につ筋を残せなかったのに対し、奈良麻呂の息子清友の娘が嵯峨天皇の皇后となって天皇家の血筋を残した事を取り上げて、『どちらが敗者だったのか』とまとめる。

でも、それは無意味なことだ。なぜかといえば、どちらも敗者なのだから。

第一部から第三部までを通して、個々の章は、すべて違う人によって書かれている。その辺が、《歴史読本編集部編》らしいところだね。極めて興味深いものもあるけど、なにせ一貫したものがあるわけじゃないからね。そこまで期待しないで読めば、かなり面白い。





    






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『ちょっと具合のよくないときのごはん』 岩崎啓子

こんな題名の本に手が伸びること自体が弱気だよなぁ。年齢の上ではまだまだ五〇代半ば、元気でいなきゃいけない歳だけど、どうもね。

・・・結局、足が悪いことに尽きるのか。少し前までは、走って汗流せば、大抵の悪いものは外に出ちゃう、・・・精神的にもね。そんな単純な考えだったから、さっと走って汗かけなくなったことの精神的ダメージは大きいな。
でも、週末にはストック使って、何とか歩いてる。近所の山道歩きは、・・・どんなもんなんだろうね、人間の体ってさ。日頃、足が痛くってビッコ引いてるのに、山に入るとアドレナリンが出るのか、痛みをあんまり感じないで歩ける。以前の自分を考えれば情けなくは思うけど、やっぱり山の中はいい
もう一つ、アドレナリンが分泌されるのが料理している時や、考えている時。だから、料理の本を読むこと自体、私の痛み対策でもあるのかな。

『ちょっと具合のよくないときのごはん』 岩崎啓子『ちょっと具合のよくないときのごはん』 岩崎啓子
(2013/12/18)
岩崎 啓子、石川 みずえ 他

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ー病院に行くほどじゃないけど・・・ー
こんなとき、なにを食べたらいいの?
風邪をひいた
なんだか食欲がわかない
胃腸の調子がすぐれない
便秘でお腹が苦しい
むくんで体がパンパン
貧血でふらつく
疲れたり、だるくて体が重い
目が疲れた
首、肩がこってつらい
眠れない、眠りが浅い
ストレスがたまって、イライラする
季節の変わり目、どこか不調
ミカン「熱が上がって食べられない」なんて時、ミカン葛湯がいいですね。鍋に葛粉とお湯を合わせ、そこにはちみつとミカン汁を加えて、ちょっとだけ生姜を絞る。葛湯には熱冷まし効果があり、ミカンのビタミンCがとれて、はちみつは喉にも効く。
このミカン葛湯、この本の最初に出てたんで、さっそく作ってみた。風邪引いてないけど・・・。ミカンジュースしかなかったけど、うまかった。家族も喜んだ。誰かが風邪引いたら、また作ろう。

これは、最初の《風邪をひいた》の章に出てくるんだけど、それぞれの章の最初に、その症状にあった効果と食材が紹介される。例えば、《風邪をひいた》章なら、以下のように・・・。
【体を温める】
長ネギ・・・硫化アリルに強力な殺菌効果
しょうが・・・ショウガオールで血行促進
にんにく・・・免疫力を高めて血行促進
れんこん・・・粘り成分ムチンで滋養強壮

【ビタミンCたっぷり】
白菜・・・弱った胃にやさしい食感
レモン・・・風邪の予防に効果を発揮
オレンジ、みかん・・・甘みがあるのでそのままでも
グレープフルーツ・・・みずみずしい果汁が風邪に効く
キウイフルーツ・・・風邪の予防や疲労回復に
【ビタミンB】
豚肉・・・ビタミンB1で体力を回復



【体を冷やす・熱を取る】
葛粉・・・熱を冷ます効果
トマト・・・免疫力や粘膜を強化
きゅうり・・・水分豊富で体を冷やす
豆腐・・・体を冷やす効果

それに続いて、例えば、ミカン葛湯とか、そういうレシピが紹介されるという構成です。上のような効果を理解して、それを期待して、計算づくで作るというのは、正直あんまり得意じゃない。だから、その程度に読んでいたら、なんのなんの。《胃腸の調子がすぐれない》の章でピッタンコカンカ~ンでした。

子供の頃、弱かった私が熱を出すたびに作ってもらったのは、《胃腸の調子がすぐれない》ときのごはんでした。まあ、「おっきりこみ」に、「すりおろしリンゴ」、「おかゆ」に「雑炊」です。

「おっきりこみ」っていうのは、言わば、野菜たっぷりの煮込みうどん。打ったうどんを茹でずに、そのまま野菜の煮えた鍋に入れるやつ。だから汁にとろみが付いてあったまるんだ。やわら~かく煮込んだのがお好み。なんせ、病人食だかんね。

うんまかったんだよな~。なにせ、熱で食えない日があっての回復期、腹はぺこぺこ状態だからね。その気になって、元気な時に作って食べるのとは、当然大違いだよね。

それに、自分で作ってもうまかないんだよね。・・・作ってくれた人はもう生きてないや。仕方ないね。自分が作ってやることを考えましょう。・・・それこそ、計算づくでさ。









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テーマ : 料理の本
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『アメリカと中国は偉そうに嘘をつく』 高山正之

著者の高山正之さんは、私が五歳の自分には大学を出て産経新聞に入られた方。年齢は私よりも18歳も上。・・・え?何が言いたいかって・・・。そう、ひとえに健康を心配している。だって今年は78歳になられるはず。こんな変な言い方をしては申し訳ないんだけど、いつか高山さんの書いたものを読めなくなる日がくるかと思うと・・・、そんな気持ちなんです。

え?・・・お前のほうが早くくたばるかもしれないって・・・。・・・おっしゃるとおりでございます。

『アメリカと中国は偉そうに嘘をつく』 高山正之『アメリカと中国は偉そうに嘘をつく』 高山正之
(2015/02/28)
高山 正之

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ー毒があるからためになるー

1 そろそろ白人の腹黒さに気がついたらどうか
2 中国人の嘘つきは泥棒の始まり
3 朝日新聞にはもう騙されない
4 いつまでGHQ憲法を抱きしめれば気が済むのか

ABCD包囲網なんて言うのがあった。学校の歴史で習いましたよね。すごいもんだよね。あの時日本が戦った相手って、アメリカにソ連にイギリスに支那。オランダをおまけに入れても、そいつらを束にして戦った国なんてどこにもない。

だけど、今はもっとすごい。日本が実際に戦ったそれらの国はもとよりとして、日本がやりあわなければならない相手はあの時以上にワンサカ。だから高山さんは斬って斬って斬りまくる。まるで桃太郎侍みたいな大活躍。それでも敵は雲霞の如く押し寄せる。いったん切り倒したはずなのに、ゾンビになって現れる。

『あっ、お前、さっき斬られたろ。百数えるまでそこで死んでろよ。』っていうのはチャンバラの当たり前のルール。そんなことも守れない奴は、次からは絶対に仲間に入れてやらないんだけど、今の世界じゃ、その仲間はずれが徒党を組んでる状態だからね。おまけに先頭切って日本に刃を振り上げてるのは朝日新聞っていう卑怯者だってんだからね。ここまで行くと、卑怯者の鏡だね。

この本の中でも、またこれまでの本の中でも、サダム・フセインやカダフィのことが何度となく語られてきた。彼らはアラブに新風を吹き込んだ。政治を宗教から開放し、女を因習から解放した。それに石油の利権が絡んだから欧米に睨まれて、仕組まれて、最後は自国民に小突き回されて殺された。

アサドは・・・。武器も持たない民衆を近代兵器で一掃し、反乱軍には化学兵器を使っていると、白人様は言っている。

『イスラム国』の登場で、事態はより混沌とした。でも、このできごとに白人様方はとてもあたふたした対応しかできてない。そう思えば、『イスラム国』の登場には、十分な意味がある。それにしても、『イスラム国』の登場がこれまでの白人様方の行状の“つけ”だとすれば、あんまりにも安すぎると思うけどね。




    

 


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『死を思えば生が見える』 山折哲雄

ええっと、なになに?・・・この本は二〇〇八年にNHK BSハイビジョンで放送された「100年インタビュー/宗教家・山折哲雄」という番組をもとに、単行本化したもんだそうです。そう言えば、表紙の山折さんの写真も、スタジオのライトを浴びてテカテカしてるもんね。なんかすごく脂ぎって元気そう。

小難しいこと考えてきた人が、ざっくばらんにおおざっぱなことを語ってる様子っていいですね。好感が持てて、だからこそうらやましい。日々の生活に追われつつ、自らの足の痛みや、子供の行く末、それに義父の徘徊の心配とかが順繰りに頭を占領。まるで陣取り合戦のよう。

なんか文字にしちゃうと悲惨だな。ちょっと目先を変えりゃ、大したことでもないんだけどな。だから、目先を変えよう。

『死を思えば生が見える』 山折哲雄『死を思えば生が見える』 山折哲雄
(2015/03/07)
山折 哲雄

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ー日本人のこころー
第一章  少年時代
第二章  父母の死が教えてくれたもの
第三章  病から得た人生の転機
第四章  親鸞との出会い
第五章  宮沢賢治に惹かれて
第六章  林住期ー西行・芭蕉・良寛の生き方
第七章  死と向き合って生きる
第八章  日本の歴史に流れる知恵の光



もともと日本人は死を穢れとしてきたからね。見なくて済むんなら、かかわりを持たなくって済むんなら、見たり、かかわったりしたくない。・・・確かに戦後、本当にそういう世の中になっちゃったんだよね。

特に教育はそうだよね。《生きる力》を大事にしよう。《命》を大事にしよう。《共生》しよう。共に生きよう。《人間同士の共生》、《人間と環境の共生》、《自然との共生》。

そこでは、山折さんの言うとおり、《死をどう受け入れるか》、《死をどう認識するか》、共に生きると同時に《共に死ぬ》こと、死を見つめずに、生だけを語ってきた。だから、生は《命》を失ったということなんだろう。生はあまりにも軽くなった。

家族もバラバラにされちゃったから、年寄りと《共生》してない人も多いことだろう。年寄りがよぼよぼになって死んで行くのは、若いもんにはいい体験だ。自分もそうだった。

軽々しく“死” を選ぶんじゃなくて、あまりにも軽々しいから簡単に“生” を放棄できるわけだ。生きることを大事にしたきゃ、死を見つめることだな。共に生きることを重要と思うなら、共に死ぬことに思いを致すべきだよね。

人間の“死” が遠ざけられたとは言っても、“死” そのものならば、けっこう近所に転がってる。去年の夏の蝉の死がいとかね。犬猫の車にひかれたのとかね。ジッと見つめてみ。自分もいつかそうなるんよ。・・・笑って生きよ。
日本の詩歌に流れるリズムに関する分析は、とても面白い。

そのリズムというのは、もちろん七五調、五七調のリズム。そのリズムに乗ってさまざまな伝統芸能も発達した。仏教の声明やら御詠歌にも、そのリズムの抒情性が流れている。

もうひとつ、寺田虎彦がそう言ったという「天然の無常感」。つまり、この列島の自然そのものが無常感を醸している。自然に生み出された無常観と仏教的無常観とが、この列島では一緒になっている。

美空ひばりが「川の流れのように・・・」と歌えば、多くの人々、「行く川の流れは絶えずして、しかももとに見ずに非ず」という無常感に自然に浸る。

・・・んん、そこには生き死にが溢れてるはずだよな。生き死にが溢れてるってことが、自然が豊かだってことだよね。それを離れたら、日本人は演歌も歌えない。

・・・大事にしなければならないもの、そうだよな~。・・・いい本だったな。字がでかいし・・・。





    

 


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支・米・韓の民族性(覚書)『アメリカと中国は偉そうに嘘をつく』 高山正之

『自分のやっていることは、相手もやっているに違いない』・・・どうやら人間はそんな風に考える生き物であるらしい。 

日本人の侵略をでっちあげるのに三光作戦だってんだからあきれてしまう。『殺しつくし、奪い尽くし、焼き尽くす』ってさあ。“三光”なんて言葉があったかどうかは知らないが、そりゃ支那人の伝統的な戦い方じゃないか。残念ながら日本にはそんな戦い方は例外的にしかありません。支那伝統の戦い方で日本人の侵略をでっちあげては、のっけから嘘を白状しているようなもの。

バターン死の行軍をでっちあげた戦車隊員レスター・テニーは、バターン半島に逃げ込む途中、日本軍との邂逅を恐れて、区別がつかずにフィリピン人を殺しまくった。そのレスター・テニーが自著『My hitch in hll』の中に、日本軍士官による水責めの拷問について書いているという。

でも、水責めは米軍の得意技。レスター・テニーの頃も、フィリピンで実際に行われている。ニューヨークイブニングポスト紙によれば・・・。「土人を大の字に寝かせ、竹筒を口に差し込んで汚水を流しこんだ。腹が膨れると兵士が腹を踏んづけた。六フィートも水を噴出して死んだ(1902/4/8付け)」ということだし、現在でもグアンタナモ基地でのイスラム系テロリストの尋問に使われている。

自分のやっていることは、日本人もやってるに違いないと思うのはやめろ。
 旅順・東鶏冠山にあるコンドラチェンコ少将の碑を訪ねたとき、支那人のガイドが「日本軍はここを攻め落とした後、敵の要塞司令官の名を刻んだ石塔を建て、石をぶつけて恨みを晴らした」と説明していた。
 それは違う。たしかにてこずったが最後は二十八センチ砲で落とせた。コンドラチェンコはその砲撃で戦死した。最後まで立派に戦った彼を称えて慰霊したのだと説明したが、ガイドはきょとんとしていた。相手の武勲を顕彰するなどという心根は支那人には難しすぎた。
 乃木軍が旅順を攻めたのは一九〇四年八月からだが、その前の四月十日、ロシア艦隊の旗艦ペトロパブロフスクが旅順港外で触雷して沈んだ。司令官のマカロフ大将も艦とともにした。
 そのニュースはニューヨークにも二日遅れで届いた。ユニバーシティ・クラブで講演した金子堅太郎は最後にマ大将の訃報を伝えて、卓抜した戦術化を失ったことを惜しみ、冥福の言葉で講演を締めくくった。
 南軍のリー将軍に足かせを嵌めて晒しものにし、バージニア州アーリントンの彼の邸宅は北軍兵士の墓場にして将軍の名を辱めた。そんな米国人には敵将を称える金子の発言は支那人と同じにただ吃驚だが、何とか拍手をして体裁だけは繕った。
本書P176

逆にこのパターンでは、彼らに日本人は理解できないらしい。

『アメリカと中国は偉そうに嘘をつく』 高山正之『アメリカと中国は偉そうに嘘をつく』 高山正之
(2015/02/28)
高山 正之

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たしかに、特定の民族なり、国民をステレオタイプ化して言いつのるのは、いい趣味とは言えない。でも、民族なり、国民の特殊性は間違いなくあるし、支那人のそれ、韓国人のそれに、日本人はわずらわされている。
日本経済新聞 2014/4/29
朝鮮通信使を記憶遺産に 16年に日韓で共同申請
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG28047_Z20C14A4CC1000/
(抜粋)
「朝鮮通信使」ゆかりの15自治体などでつくる協議会は、韓国側と協力し、関連資料の記憶遺産登録を2016年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に申請する。17年の登録を目指す。

まったく危ないな~。記憶遺産に登録するってことになれば、朝鮮通信使には多角的に光が当てられ、全貌が明らかにされちゃうんじゃないの。いいの?そんなことして・・・。いまのままなら、「朝鮮から日本に送られた外交使節団で、通信使のもとには行く先々で日本の儒者が会見を求めたという」っていうことで済まされるんじゃないの。

それが、ことさら記憶遺産なんてことになったらねぇ。江戸時代に十二回もやってきた朝鮮通信使は、まさに泥棒行脚で、宿に入ると食器から床の間の一輪挿から布団まで盗む。農家の庭先で鶏を盗んで喧嘩になるなんてことまで明らかにされちゃうんじゃないの。嘘で押し通すの? 韓国側は最初からそのつもりだろうけど、日本側の協議会も嘘つきの片棒を担ぐわけ? やめといた方がいいよ。みっともねぇから。

明治には朝鮮からの留学生が慶応義塾大学の金庫から金を盗んだというし、戦後は戦勝国民と詐称して駅前の土地を占拠してパチンコ屋にする。テコンドーは空手を盗んだものなんてあからさまだよね。この本には、韓国ではテコンドーは「二千年前に朝鮮で生まれ」、今に資料が残らないのは、日帝支配時代に「日本人がすべて焼き尽くし、事情を知る者は拷問で廃人にされた」からで、「テコンドーをまねて、日本人は空手を発明した」ということになってるんだという。

剣道はクムド、竹島は独島、ドラえもんはトンチャモン、かっぱえびせんはセウカン。

ステレオタイプの云々と言う前に、これは彼らの民族せいだろう。

それにしても、彼らに、「日本人だってやってることだろう」って思われてると思うと、本当に腹が立つな。




    

 


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追悼 船戸与一様

日本経済新聞 2015/4/22
船戸与一さんが死去 「山猫の夏」などの冒険小説
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG22H6C_S5A420C1CC0000/?dg=1
まさか、この間、『満州国演義』の最終巻を読み終えたばかり・・・。これを終わらせるために、命を燃やし尽くしたか・・・。

とはいえ、やはり、『満州国演義』は、終盤、精彩を欠いた。ブログにもそう書いた。船戸与一さんの本を読んで、こんなにも、ワクワクもドキドキもしないことは初めてだった。胸腺がんだったという。どのような病状であったかは分からないが、途中までは満州者のバイブルにもと期待した。

あの戦争に関する認識そのものに、個人的には不満はあったが、それ以上に、いつもの独創性に欠ける気がした。病状との関係もあったのかも・・・。
以下は、『満州国演義 第八巻』を読んでいる頃に書いたものです。
以下の記事は二〇一二年九月十七日に書いたもの。あれから一年半。今、二〇一三年の十二月二十日に出された『満州国演義8 南冥の雫』を読んでいる。『満州国演義1 風の払暁』が出たのが二〇〇七年四月。もう七年前になろうとしている。八巻で終わりと言われていたが、これまでのいきさつ、謎めいたいろいろ、果たしてこの一冊で決着がつけられるのか。・・・ということで、八巻の予告的過去記事です。

『雷の波涛 満州国演義7』 船戸与一『雷の波涛 満州国演義7』 船戸与一
(2012/06/22)
船戸 与一

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外交官で奉天総領事館参事官の太郎、日本人でありながら満州馬賊となった次郎、関東軍憲兵隊中尉の三郎、無政府主義運動から挫折してひとりふらふらしている四郎。この敷島家四兄弟が満州を舞台としてさまざまな運命に翻弄されていく。昭和の時代となり、日本の最も緊迫した歴史の中に架空の四兄弟の人生が緻密にあてはめられていく。しかも、第一巻冒頭で、会津戦争の様子がえがかれ、ひとりの会津武士の娘が官軍兵士に凌辱されるシーンがえがかれている。勤皇の志士を祖父に持つこの四兄弟の運命は、どのように会津戦争に結びつけられているのか、第七巻にして、いまだ謎のままである。

第七巻では一九四〇(昭和十五)年、ヨーロッパ戦線におけるドイツの破竹の快進撃から、日独伊三国軍事同盟の締結、大東亜戦争の開戦、そして日本がシンガポールを攻略する一九四二(昭和十七)年二月までが語られている。

満州はこの時期、歴史の動きを語る上で主要部隊とはなり得ない。敷島家四兄弟は、それぞれ時代のうねりの影響を受けながら生きていくが、その歴史のうねりがあまりにも大きすぎ、四人の動向はそれぞれうねりに飲み込まれて見え隠れする。一郎、四郎に関しては取り上げるほどのことも起こらず、次郎、三郎はマレー上陸作戦からシンガポール攻略に向かう日本陸軍と行を共にする。

ラストの部分で、シンガポール華僑虐殺事件が描かれる。南京虐殺の時と同様、真新しさはない。使い古されてきた“歴史認識”が、船戸与一氏のペンで、彼風に書き直されたということにすぎない。もちろん、当時の日本という国家の持っていた未熟さ、日本政府の持っていた未熟さ、日本軍の持っていた未熟さが描き出されることは歓迎だ。しかしこの戦いが、歴史の中でどのような意味を持つのかという視点に欠けると、私は思う。コミンテルンの謀略、ルーズベルトの腹積もりも描かれているが、いかにも弱い。もっと、白人社会の動揺とアメリカを中心とした近代史の焼き直しを書いて欲しい。

当初は満州もののバイブルとなる作品を期待したが、いまやそれはない。過去の会津戦争にまつわる因縁をにおわせながら、昭和の戦争の時代を背景に描かれた壮大な家族ドラマ。それがこの作品の本質だと思う。

第七巻は、あまりにも激しい歴史のうねりの中で、敷島家四兄弟や、この四兄弟と関わりあう間垣徳蔵らの存在が、かき消されがちであると感じた。彼らの生と死が、日本の敗戦という終着点にどのようにまとめあげられていくのか、次巻に期待したい。 読まざるを得ない私がもどかしい。



私がのめり込んだのは、『蝦夷地別件』から。今確認したら、一九九五年の作品だった。二十年前か・・・。以来、おそらく全部読んだと思うんだけど・・・。

贔屓の作家さんがなくなるのは、とても寂しい。私の周辺に通じていた異次元世界への通路の一つが、音を立ててしまってしまったような、そんな気がする。

今までありがとうございました。いいところへ、お行きください。





    




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教皇:アルメニア人ジェノサイド(覚書)『アメリカと中国は偉そうに嘘をつく』 高山正之

AFP BB NEWS 2015/4/13
法王、アルメニア人殺害を「ジェノサイド」と表現 トルコは猛反発
http://www.afpbb.com/articles/-/3045195
(抜粋)
法王は12日、100年前のオスマン・トルコ帝国で多数のアルメニア人が殺害された事件を「ジェノサイド(集団虐殺)」と表現した。トルコ政府はこれに強く反発し、法王の認識は「史実から懸け離れている」と批判した。
教皇

この記事を当ブログで紹介したところ、読者の方から以下のようなコメントをいただきました。要旨を紹介します。
キリスト教国家は自分たちのしたことを棚に上げて他人を批判する。キリスト教国家は神の名の下においてアジアやアフリカなどで何をしてきたのか。彼らの歴史認識は、人種差別と宗教差別に基づいているとしか言いようがない。

まさしくその通りで、このときは、『二発の原爆で十数万人の人間が瞬時に焼き払われたことについて、フランシスコはなんか言いましたっけかね』と、軽く答えて済ましてしまった。

下の本で、この出来事に関する記述を読んで、自分でしっかり調べなきゃと思うと同時に、せっかくコメントいただいた方に無責任なお返事をしてしまったと恥ずかしく思いました。申し訳ありませんでした。

そう思って、過去のニュースを調べてみました。フランシスコ1世・・・2世がいないんだから、ただのフランシスコで良いのかな・・・の発言を見てみました。
「1945年8月6日、人類は史上、 最も恐ろしい惨事を目撃した。前例のない新しい方法によって、人間の破壊力がどれほどのものかを 世界は初めて目の当たりにした」
これは2015年1月12日の発言で、バチカンで各国外交官と会談し、第二次世界大戦後70年にあたっての発言の一部のようだ。“人類史上最も恐ろしい惨事“との認識はあるようだ。しかし教皇は、広島という名は挙げ・・・なかったそうだ。おそらく、日本という名も、さらにはアメリカという名も・・・。

彼はこの出来事を人種差別とも、宗教差別ともとらえていないらしい。
『アメリカと中国は偉そうに嘘をつく』 高山正之『アメリカと中国は偉そうに嘘をつく』 高山正之
(2015/02/28)
高山 正之

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ー毒があるからためになるー

一次世界大戦時、オスマン・トルコは、ドイツ側についてロシアに宣戦布告している。

ロシアとオスマン・トルコの戦争について、ウィキペディアを見て驚いた。“露土戦争”で調べたら、1568年以来、第一次世界大戦に至るまで、両国間には12回の戦争が行われ、全般的にロシア優勢で推移している。結局ロシアは、オスマン・トルコからかすめ取っていったんだな。

第一次世界大戦時、ロシアは、トルコ内の東方正教会系キリスト教徒のアルメニア人を利用した。国境付近のアルメニア人がロシア軍を領内に手引きし、一部はゲリラ化してトルコ軍を背景から揺さぶった。トルコは後顧の憂いを排除するためアルメニア人を強制疎開させた。教皇フランシスコの、「アルメニア人に対するジェノサイド」という発言は、この強制疎開のいざこざの中で発生したものらしい。

感心するのはロシアだね。一貫しているよ。汚いことにおいて・・・。敵対する相手国にいる不服分子を巧妙に抱き込んで相手を後方から撹乱する。クリミアやウクライナ東部なんてそのまんまだし、今度は自分の手も汚さないつもりか。そう言った背景を無視して、今回教皇フランシスコがこの事件を“ジェノサイド”と呼んで取り上げたのは。キリスト教世界の親分としての勇み足かな。まあ、ロシアは喜んでいるだろう。

ロシアにとって、アルメニア人は捨て駒。多くが殺されるような事態は、ロシア側の予想にはあったろう。トルコ軍が不測の事態からアルメニア人をたくさん殺したのは、むしろトルコにとっては不本意だったろう。そんな出来事を“ジェノサイド”と攻撃できる気軽さは、やはり相手がイスラム国家だからだろう。

広島と長崎の被害者は違う。彼らを排除しなければならない必然性なんて、アメリカにはない。それにアメリカは、彼らを排除する目的の一環として殺してしまったのではなく、殺すために殺したんだ。アメリカの行為こそ“ジェノサイド”の名にふさわしくないか。
P.S.
本書P155に書かれているのを読んで初めて知った。カリフォルニア州グレンデール市というのは、アルメニア人の街として知られているところだそうだ。呪いの花子像で有名になったこの市だけど、日本は、アルメニア人が憎んで飽き足らないトルコと仲のいい国。もしかして、そんなコマーシャルが行われていたんじゃ・・・
P.S.
時事通信 2015/4/21
「アルメニア人虐殺」追悼=事件100年で宗教式典開催へ-トルコ首相
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2015042100063
(抜粋)
トルコはこの事件を「ジェノサイド(集団虐殺)」と認めない立場だが、「オスマン帝国のアルメニア人の記憶と文化遺産を守ることは、トルコの歴史的、人道的義務だ」

トルコの主張の方が、はるかに大人だな。





    


 


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『新史論/書き替えられた古代史 2 神武と応神「祟り王」の秘密』 関裕二

昨日までの二日間、孫が遊びに来ておりました。すくすく成長する孫。みるみる衰える私。左足は悲鳴を上げてしまいました。ただいま、臥せっております。そんなわけ・・・
過去記事です
なぜ古代史は解明されないのか?それは「日本書紀が80%の真実に20%の嘘をちりばめ、藤原氏に都合よく歴史を書き替えたからだ」と著者は主張する。書紀の改竄を取り除き、考古学、民俗学の成果を取り込んだこの通史は、多くの謎をみごとに解き明かし、従来の古代史観を根底から覆す。
日本人とは何者なのか、天皇とは何か?日本人の本質を解き明かそうとする“新史論”の第二弾。

歴史時代に登場する三人の天皇。“神武”、“崇神”、“応神”。“神”であらわされる天皇に共通するのは、“たたり”。この三人の天皇は、“たたり”に関わる天皇だった。そして三人は、本当は・・・。


謡曲「三輪」(覚書)『新史論/書き替えられた古代史 2 神武と応神「祟り王」の秘密』 関裕二『新史論/書き替えられた古代史 2 神武と応神「祟り王」の秘密』 関裕二
(2013/12/02)
関 裕二

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はじめに~神武と応神は「生き写し」
第一章  神武東征の謎
第二章  もうひとりのハツクニシラス天皇
第三章  祟るヤマトタケル
第四章  神功皇后と武内宿禰の秘密
第五章  応神天皇と天日槍と脱解王の秘密

第一章内の項目を二つ紹介。
『なぜ「日本書紀」は初代天皇を美化しなかったのか』
『なぜ神武軍は弱いのか』

おんなじことを読んでるんだけど、私は言われるまで気づけなかった。言われると、「ああ、なんでこんなことに気づけなかったんだろう」って、悔しくて、悔しくって。専門的な知識があるわけじゃないからこういった本を読ませてもらうわけだけど、でも、おんなじことを読んでるのに気づけないっていうのはね。気づいていれば、自分なりにもがいて、何かにたどり着けるかもしれなかったのに。

結局、『日本書紀』や『古事記』は、支配者である天皇家がつくりあげた、矛盾だらけの取るに足らない本という意識があったんだ。心の底に。本書を読んで分かった。『日本書紀』には、無駄なことは一切書いていない。すべての文章、すべての言葉に意味がある。『日本書紀』の著者の、つまり日本建国神話を巧妙に押し隠そうとした者の、強い意志が働いている。

推理小説以上の謎解き物だから、内容書くわけにいかないよね。でもそれじゃあ記事にならないし、・・・。なんかの時に、この知識を使えるように残したい。ちょっとだけ、ちょっとだけよ。
神武天皇
応神天皇
長髄彦
ヤマトタケル
神功皇后
壹與
ニギハヤヒ
崇神天皇
いいよね?これくらい。なんだか古代史が見えたような気がする。えっ?甘い?ハハハ。でも、面白かった。なんで歴史ってこんなに面白いの?東京大学の先生、教えて?



     

 


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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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