めんどくせぇことばかり 2015年06月
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『2015年〜 世界の真実』 長谷川慶太郎

おそらく・・・、きっと・・・、七月二一日を過ぎれば時間がとれる。以前から、「どうしても読みたい」と思っていた本が手に入っているにもかかわらず、読めない。かりに時間がとれたとしても、読めない。本を開いても、なんにも字が入ってこない。・・・そんな毎日を送っています。・・・いい歳こいて・・・。

ニュースが東アジアの異常を伝えてるね。確実に終わりが近づいている。様々な不確定要素を含みながら、長谷川慶太郎さんの予測した未来が現実のものとなりつつある。・・・まず、最初の“終わり” は金王朝か?

・・・本を読めない折なので、ここんところ読んだ長谷川さんの本を確認しておこうかな。 

著者の長谷川啓太郎さんは、今年に入って矢継ぎ早に本を出している。なかでも『中国崩壊前夜』、『朝鮮崩壊』、そしてこの『2015~ 世界の真実』は、支那崩壊、その前兆としての朝鮮崩壊による、東アジアの「冷戦」の終結について書いている。

さらに、その後出版された本でまだ読んでない本が三冊あって、もう、この激変を目前に、“書かずにいられない”って感じ。特に、今日紹介する本、『2015~ 世界の真実』は、前二作を検証するかのような内容で、不確定要素による揺り戻しや時期的なブレはあったものの、前二作で予想されていたことは大局として間違っていないことは確実のようだ。長谷川慶太郎さんの鼻息が伝わってくるようだ。


『2015年〜 世界の真実』 長谷川慶太郎『2015年〜 世界の真実』 長谷川慶太郎
(2014/07/23)
長谷川慶太郎

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これは単なる予測ではない、すでに見えている現実だ❢
第一章   日本経済は着実に成長する
第二章   迷走してもアメリカは強い
第三章   「中国崩壊」も備えあらば憂いなし
第四章   朝鮮半島統一と茨の道
第五章   EU、ロシア、そして中東
 終章   二〇一五年、日本の課題
東アジアの激変は、支那の崩壊によってもたらされるってことだな。その理由は、第一にシャドーバンキングの破綻、第二に人件費の高騰、第三に環境汚染。それに対処するには経済成長を犠牲にしなければならないが、経済成長を犠牲にしたとき、おそらくすでに二〇%を超えているであろう失業率はさらに高まる。もともとの貧富の格差に加え、そのような事態に至れば、すでに多発が伝えられているデモ、暴動はさらに大規模化し、手の施しようはなくなる。
スゲー単純に言うとそんなことかな。それにしたって、破綻したシャドーバンキングを救済するために、市場にはかなりの元が垂れ流しにされ、悪性インフレの傾向も出ているという。ビッグバンに向け、カウントダウンが加速しているようにすら思える。

支那がつぶれたら、世界の経済そのものが大きな打撃を受ける。ましてや隣国日本は、どんなとばっちりを食うか分からない。・・・本書にも、そう言った危惧があることが紹介されているけど、はたしてどうか。そのへんの検証が、本書にある。
日本からの輸出は約十三兆円でGDPに占める割合が二.五%、日本への輸入は約十八兆円でGDPに占める割合が三.四%。支那との貿易への依存度は約六%で、小さくはないが致命的ではない。

失われる支那への投資は約九兆円で、やはり致命的ではない。

問題は在留邦人。約一万九千社の日本企業が支那に進出し、在留邦人は約十七万人。自衛隊が支那へ行って邦人を救出することは許されず、日本政府ができるのは、民間機をチャーターして送り込むくらいのこと。
本書P214

支那からの企業撤退の様子が伝えられているが、加速する必要がある。著者が言うように、かつて日本は支那に深入りして見事に失敗した。一九三七年の盧溝橋事件から一九四五年の終戦まで、人の命も含めて、なくさなくてもいいものまでなくしてしまった。もとはと言えば、袁世凱以来の支那の内乱に巻き込まれた結果がこれである。著者も書いているが、徹底して支那の内乱には関与しないことだ。いくつもに分裂したうちのいくつか、場合によっては全部からお誘いがかかるだろうけど、なにがなんでも関与しない。それ以外ない。




    




 


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『物語 イギリスの歴史(上)』 君塚直隆

夫婦岩6月22日は夏至だった。三重県伊勢市の二見興玉神社で夏至祭があった。夫婦岩の間から登る夏至の日の太陽は、遠く、富士の姿を浮かび上がらせていた。

同じ日、イギリスのストーンヘンジでも、神秘の現象を見ようと多くの人達が集まった。
AFP BB NEWS 2015/6/22
英ストーンヘンジで夏至の祭り 神秘の現象に2万3000人
http://www.afpbb.com/articles/-/3052355
夫婦岩
『物語 イギリスの歴史(上)』       君塚直隆

中公新書  ¥ 864

古代ブリテン島からエリザベス1世まで

ストーンヘンジは、その形状から、おそらく暦の役割を果たしたものだろう。作られたのは紀元前18世紀ころのことだという。後に、《ケルト》と呼ばれることになる人々によるものであるという。
縄文の雰囲気を色濃く漂わせる二見興玉神社の夏至祭の神事。おそらく、《ケルト》にも共通する“なにか” があったのでは・・・と、思わせる。しかし、人々が去った後の写真を見ると、どうやら《ケルト》の気風は、今のイギリス人には残されていないようだ。suto-nnhenji.jpg
第一章  古代のブリテン島・・・先史時代~11世紀
第二章  ノルマン王朝のイングランド・・・11~12世紀
第三章  アンジュー帝国の光と影・・・消えないフランスへの野心
第四章  イングランド議会政治の確率・・・13~14世紀
第五章  百年戦争からバラ戦争へ・・・フランスと王位を巡って
第六章  テューダー王朝と近代の夜明け・・・国家疲弊下の宗教対立

オランダは、長崎での交易の許されたヨーロッパ唯一の国家だった。17世紀初頭、中継貿易で商業大国となったオランダは、その後、覇権をイギリスに奪われていく。それでも日本にとってのオランダは、ヨーロッパを代表する国家で在り続けた。世界を席巻するヨーロッパ諸国の情報は、すべてオランダ語でもたらされた。

かつて、ポルトガル人が信長に「イングレス」と教えたイギリスは、オランダ語で「エンゲルス」。いつしかこれが日本語になまって「エゲレス」と呼ばれた。

そうだよな~。エリザベス1世の時代はようやく発展への体制が整った段階だったんだよな~。アマルダでスペインに勝ったのが1588年か。ああ、豊臣秀吉の天下統一が、2年後の1590年。エリザベスが死んでステュアート朝が開かれたのが1603年。ドンピシャで江戸幕府が開かれる。その江戸幕府が終末を迎えようとする頃、イギリスはパクス・ブリタニカのまっただ中、超大国として世界に君臨し、七つの海を我がものとしていたわけだよね。

発展に向けての体制を整えたイギリスは、当のオランダとの戦争を繰り返す。オランダを打ち破った頃には、イギリスは世界一の海洋国家になっていた。ヨーロッパだけでなく、世界のアチラコチラでフランスとぶつかり、大抵の勝ちを収めた18世紀の後半には、イギリスの会場帝国が出現していた。

江戸幕府が終末を迎えようとする頃、やはり一番恐ろしいのは、アヘン戦争後に支那を蹂躙する《エゲレス》にほかならなかったわけだよね。

そのあたりは、『下巻』にまかせることになるわけだよね。いけね。『上巻』のことをなんにも書いてない。まあ、今さらいいか・・。

私にとっては、中世のヨーロッパって、どうしてもフランスから見える風景なんだけど、イギリスから見るとこういう風景になるんだな。なんだか、フランスから見える風景よりもギラギラしてるって感じかな。







 


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『メチのいた島』 すぎはらゆみこ

昨日に続き、韓国に関しての過去記事で~す。
2015/2/23

ロシアとの間の北方領土。支那との間の尖閣諸島。韓国との間の竹島。実効支配しているのは尖閣諸島。これは、とりあえず堅守。北方領土は粘り強く交渉を続ける。なんだか、考えれば考えるほど嫌な気がするのが、・・・竹島なんだな、これが。

豊かで、きれいな海だった。この海域は・・。
産経ニュース 2015/2/21
竹島の豊かな海 絵本で語り継ぐ 祖父の思い胸に、「メチのいた島」作者の杉原さん
http://www.sankei.com/west/news/150221/wst1502210033-n1.html

『メチのいた島』 すぎはらゆみこ『メチのいた島』 すぎはらゆみこ
(2014/03/01)
すぎはら ゆみこ

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ー語り伝える恵み豊かな島 竹島ー
NAVER 누스 2014/10/25
天然の漁場 独島沖  30トンの海洋ゴミの“症状” (韓国語)
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=102&oid=214&aid=0000428472

[ニュースデスク]アンカー
今日は独島の日です。高宗皇帝が独島を私たちの土地と宣布してから114周年の日です。しかし、独島への関心と同様の管理が正しく行われているのでしょうか。海洋ごみに脅かされている独島の海をソン・リヨン記者が取材しました。

◀レポート▶
様々な奇岩群の上を闊歩している我々の独島。周辺の海は、寒流と暖流が交わる天然の漁場でもあります。しかし、独島沖の生態系がいろいろな種類の海洋ごみに脅かされています。独島沖の海中にどのくらい多くのごみがあるのか、直接入ってみます。

水深15メートルまで下りると、海藻の間に衝突された船の彫刻や漁網が絡まり合い、巨大な鉄板があちらこちらに転がっています。大人の身長よりも大きいゴム製管があちこち漂って、いつからあるのか分からない不発弾が苔生した状態で危険に放置されています。

◀ハンセグン・独島管理事務所係長▶
「船で修理中に紛失、または投棄したり、 内陸から潮流で流されて独島周辺で積もっていったものです。」
海上、同様に。

「弁だけど、それがなぜここに」
「それはモーターのように思える?」
壊れた窓など、様々な建築材料まで。船から捨てられた釣道具や、大地のごみを海に投棄して石の隙間に積まれたのです。

◀シンジュンミン・独島射手の慶北支部長▶
「毎年、私たちが回収するたびに、これよりも多くなることはあっても少なくなることはありません。」
悪天候のため1時間だけで終了した民間の奉仕団体のダイバーが回収したごみの量は2トン。まだ独島の海の中には30トン以上のゴミが放置されていますが、政府は今年、昨年策定したごみ収集予算2ウォンの打ち切りを決定しました。
Bing翻訳から意訳

まったく腹が立つ。韓国本土と竹島はおよそ220キロも離れてるってのに・・・。韓国の沿岸はもはや漁業にならない状態らしい。もちろん汚れすぎて・・・。過去に韓国の海洋汚染について何度か記事を書いてるので紹介します。

朝鮮日報:韓国政府「でたらめな主張」 日本の独島集会に抗議
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/06/05/2014060501704.html

彼らが竹島や海に強い思い入れを持ち、大事に思っているのかと思えば、決してそうではない。次の記事によると、韓国では、昨年まで生ゴミから出る廃水などの海洋投棄が制度として認められて全国おり、全国の生ゴミ廃水の7割が海に捨てられていたという。「陸上よりも処理費用が安い」から・・・、だそうだ。

しかも、いくつかある投棄場所の一つが竹島近海であるという。
生ゴミ廃水の海洋投棄が認められていた韓国 竹島近海も投棄先
http://snn.getnews.jp/archives/303520

ずいぶん前だけど、2011/05/30のハンギョレ社説に、韓国の廃棄物海洋投棄による海の汚染の進行を嘆くこのような記事を見つけた。これは過去記事でも紹介したもの。
海をゴミ捨て場とする“海洋強国”

韓国は独島[竹島]をめぐる領土紛争で歴史的な資料確保と実効支配などの様々 な面で日本より優位に立ってる。しかし、当の独島がある東海をゴミ捨て場のように扱っている。

韓国は2010年の一年間、東海2カ所に約312万トン、西海1ケ所に約136トンなど合計447万、8000トンの遺棄性ゴミを捨てた。国民1人当り約100キログラムずつ海に捨てたわけだ。政府は 2005年、海洋投棄縮小計画を提示しながら毎年100万トンずつ減らして行くと約束したが守っていない 。1988年海洋投棄が始まって以来2010年まで23年間、何と1億2300万トンを越える廃棄物を海に捨てた。このうち1億トンの廃棄物が東海に投棄された。

2010年、海に捨てた廃棄物を種類別に調べれば、産業廃水が全体の26%である117万トンで最も多い。次に食品廃棄物110万トン(25%)、下水廃棄物109万トン(24%)、畜産糞尿106万トン(24%) の順だ。人糞も4万5000トンも捨てた。

2009年の場合、食品廃棄物、家畜糞尿、下水廃棄物、産業廃水の順だったが2010年には産業 廃水が最も多く捨てられた。他の廃棄物と違い産業廃水にはカドミウム・鉛など重金属をはじめとして有害物質が高濃度に含まれており海の生態系を大きく脅かす。

韓国海洋研究院が国会に提出した投棄海域汚染モニタリング結果を見れば、東海の53%、西海の20%で汚染が深刻化する可能性が明らかになり、鉛・カドミウムなどは行政措置が必要なほど汚染が深刻だ。廃棄物排出海域は一旦汚染すれば元の状態に回復するまで10年以上が必要と研究院は明らかにしている。安くて難なく廃棄物を処理する海洋投棄が海洋汚染と水産物汚染というブーメランになって永らく私たちの食卓を汚し健康と生命を脅かしているのだ。海上警察 が海洋投棄を取り締まっているが、大部分は罰金を課するなどの処罰で程度が非常に軽く不法行為が根絶されずにいる。

このように廃棄物を海にたくさん捨てる国は世界で韓国しかない。米国は1992年、英国は1999年そして日本は2007年に海洋投棄を中断した。世界的な傾向により韓国も海洋投棄を禁止するロンドン協約に加入して2012年から下水廃棄物と家畜糞尿の海洋投棄を中断しなければならず、2013年からは食品廃棄物の海洋投棄が中断される。しかし2013年以後も産業廃水と糞尿の海洋投棄はずっと許され、2010年度基準で130万トンを越える廃棄物がずっと海に捨てられる予定だ。

ゴミを海に捨てるなという国際協約の規制期限ぎりぎりまで投棄を継続し、例外条項を悪用して海洋投棄を継続する行為をする国が3面を海で囲まれた海洋国家・大韓民国だ。海をゴミ捨て場のように扱いながら、どうして海洋強国を前面に出して2012年麗水国際海洋エキスポを主催し、海を保護しようと主張できるだろうか?

独島[竹島]を私たちの土地といいながら東海と西海に数百万トンの廃棄物を捨てる行為は日本と中国など隣国はもちろん、国際社会から嘲笑を買って後ろ指を差されることだ。海の日の今日、この時 間にも全国で合計21隻の海洋投棄船舶が東海と西海を‘海のゴミ捨て場’にしている。
漁業協定の結ばれるまでの13年間に、韓国による日本人抑留者は3929人、拿捕された船舶数は328隻、死傷者は44人を出すことになった李承晩ライン。

李承晩の言い分からすれば、韓国の零細漁民の漁場を確保することもその理由だったんじゃなかったっけ?だけど結局、彼ら自身が海を汚して、近海では漁獲禁止。あまつさえ、竹島近海まで汚している。いまや竹島の不法占拠をやめて日本に返還すれば、韓国漁民の漁場はさらに狭まる。

もちろん、すでに日本の漁場を荒らしているわけだが。







 


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日韓国交正常化まで韓国が日本漁船を拿捕 抑留日本人4000人

NEWSポストセブン 2015/6/25
日韓国交正常化まで韓国が日本漁船を拿捕 抑留日本人4000人
http://www.news-postseven.com/archives/20150625_328460.html
(抜粋)
1953年2月4日、福岡の漁船「第一大邦丸」は僚船「第二大邦丸」とともに韓国・済州島沖で操業中、突如、韓国警備艇の急襲を受けた。韓国側の銃撃によって、漁労長(漁の指揮官)の瀬戸重次郎氏が頭部に被弾し死亡。両船舶は拿捕され、船員18名が済州島に連行された。
過去記事で~す
2011/8/11
竹島
現在、韓国が専有。
武装警察官(独島警備隊)40名ほどが常駐して、日本の船舶は竹島の領海には入れない。
1946年1月29日
1946年6月22日
1948年8月13日
1951年8月10日 
1952年1月18日
1952年4月28日
1953年1月12日

1953年4月20日1953年7月12日

1954年8月15日

1954年9月25日

1956年4月
1962年

1965年
韓GHQ覚書 竹島に対する日本政府の施政権が暫定的に停止
GHQ覚書によりマッカーサー・ラインが制定され、竹島周辺海域での漁業活動に制限
大韓民国建国。初代大統領に李承晩就任
「竹島は日本の領土」という米国政府の意向が韓国政府に示される
韓国政府が李承晩ラインを一方的に宣言
サンフランシスコ平和条約が発効
韓国政府が「李承晩ライン」内に出漁した日本漁船の徹底拿捕を指示。以後、日本漁船の拿捕や銃撃事件が相次ぎ、日本の漁業従事者に死傷者が多数
韓国の独島義勇守備隊が、竹島に初めて駐屯。
竹島に上陸していた韓国の獨島守備隊が日本の海上保安庁巡視船「へくら」に発砲。以後、韓国は竹島の武装化を進め、日本の船舶の接近を認めていない。
米国特売大使ヴァン・フリートが報告書を作成。竹島問題は国際司法裁判所を通じて解決されることが望まれるというアメリカ合衆国の意向を、非公式に韓国に伝達した等の事を大統領に報告
日本政府は領有問題を国際司法裁判所に付託することを韓国側に提案したが、韓国政府はこれに応じず。第2の侵略と抗議
韓国警察鬱陵警察署警官8名が島に常駐。独島義勇守備隊は年内に解散
日韓外相会談において小坂善太郎外務大臣が国際司法裁判所に付託することを再度提案したが、韓国側がこれを拒否
日韓基本条約・日韓漁業協定が調印され、李承晩ラインが廃止。竹島問題は紛争処理事項であるとされたが、その後韓国は竹島の領有問題は紛争処理事項でないとの立場を取り、交渉に応じていない。     
  

1965年までの日本側の被害
海上保安庁巡視船への銃撃等の事件 15件、16隻
拿捕された日本漁船 328隻
銃撃、追突による死傷者 44人
抑留された日本人 3,929人
抑留期間 1965年日韓漁業協定締結まで、最長13年間
抑留者解放の代償 日韓基本条約における、極めて韓国に有利な条件、在日朝鮮人犯罪者の釈放および、在留特別許可。その数472人  
                                                          
つまり、韓国は4千人に及ぼうという人質の命と引き換えに国交正常化(=身代金の支払い)を要求し、日本に妥協を迫った。今になって、「個人の賠償請求権は否定されない」などという言いぐさがたわごとにすぎないことは、この経緯を考えれば明らかです。彼らが、さらに「個人の賠償請求権」を要求するためには人質を取ることが有効なことは、彼ら自身がよく知っていることです。気をつけましょう。ああ、それから、これは北もよ~く知っていることです。
2011/11/11
竹島と在日朝鮮人の犯罪
在日韓国・朝鮮人の犯罪率  外国人全体・韓国朝鮮人・韓国朝鮮人以外の外国人比較[日本人を( 1 )とした場合]
http://web2.nazca.co.jp/midorinosono/からお借りしました
国籍
犯罪
外国人全体在日韓国
・朝鮮人
韓国・朝鮮籍
以外の外国人
日本人     
刑法全体1.52.90.7
 凶悪犯全体1.83.20.9
    殺人1.72.81.1
    強盗2.44.51.1
    放火0.61.20.2
    強姦1.83.01.1
 粗暴全体2.34.50.9
    暴行2.24.11.0
    恐喝1.63.60.4
 詐欺   1.12.40.3
 横領0.81.90.1
 覚醒剤取締法2.55.00.8

1952年の李承晩ラインの宣言から1965(昭和40)年の日韓基本条約締結までに韓国軍は、ライン越境を理由に日本漁船328隻を拿捕、日本人44人を殺傷、3,929人を抑留し、海上保安庁巡視船への銃撃等は15件におよび、16隻が攻撃された。

日本は抑留者を取り戻すため、韓国政府の求めに応じ、常習的犯罪者あるいは重大犯罪者として収監されていた在日韓国・朝鮮人472人を放免し、在留特別許可を与えた。

第023回国会 衆議院法務委員会 第3号(一部)
内田政務委員
先般来日本人の漁民で向うに抑留されておる者につきましては、これは、われわれの方から申せば、李ラインを越えたということ自体が何も違法ではないと信じておるわけでございますが、それを向うの法律によりまして刑罰に処しましたあと、向うの刑務所を出てきまして収容施設におる者、刑期を終った者までも引き渡さない。俗な言葉で申しますならば人質に取っておるという格好で、これの釈放と交換のような形で大村収容所の今申し上げましたような人間を国内において釈放しろという要求を出してきております。これは、われわれの観念からいたしますならば、本来の話の筋として全く間違っておるのみならず、われわれの角度から申しますならば、もちろん刑期が済んだ者なんだから日本人でも同じではないかというような議論もございますが、実際問題として、今の日本の状況におきましては、日本人でもなかなか就職などはむずかしいのでございますから、いわんや、こうした刑務所生活ばかりをやってきたような朝鮮人が就職いたすということはなかなか困難であります関係もございまして、こうした人々を無条件で釈放するというようなことは、ここに刑事局長もいらっしゃいますが、あるいは国警の方も治安関係の面で非常に強い反対意見を持っておられますし、またわれわれ入管の方の立場から申しましても、従来の韓国政府のやり方にかんがみまして、こういうことで一歩退いて一つの既成事実を作られますと、それを種にして将来非常に悪い朝鮮人でも退去させることができない、実際上これらの者に対する管理行政上非常な支障を来たすおそれがあるというようなことで、われわれ事務当局といたしましてはこれに相当な反対意見を持っておるというのが現在の状況でございます。

三田村委員
韓国側が引き取ってくれないとしますと、だんだんたまるばかりでありまして、どこにもはけ口がないというような問題が起きます。この問題をどう処理していくか。これは法律上の根拠も検討を加えなければならぬと思いますが、それと、一面、今内田局長が言われましたように、いわば相当悪質な朝鮮人、これを収容所から出すといたしますと、治安上の問題が起ってくるのであります。これは相当大きな治安上の問題が起って参りますから、法務当局としても十分お考えにならなければならぬと思う。この二つの面から、一体この問題をどう扱うかということは私は非常に重要だと思います。

牧野国務大臣
韓国の申し出は理不尽であります。理不尽であるから承知できないというだけじゃ問題は解決いたしません。でありますから、これに対しては、私は、委員会の皆さんと御相談して、お知恵を借りたい、そうして遺憾なきを期したい、相当な危険を冒してやるよりしょうがない、それまでの決心をいたしておるわけであります。








 


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『俺の日本史』 小谷野敦

んん~、面白い本に出会ってしまったぞ。『俺の日本史』。おおお・・・、文句のつけようがない。何しろ《あいつの日本史》ですからね。“あっしにゃあ、かかわりのねぇ” 次元の話なんでしょ。

・・・、取っ掛かりから構えてるって?・・・そりゃそうでしょ。あのロンドンだってお高く止まらず、“みんなのロンドン、楽しいロンドン、ロンドン、ロンドン、ロンドン❢❢” ってさ、大盤振る舞いしてくれたってのに。“俺の・・・” だもんね。それなりの事書いてくんないと、ただじゃ済まされない。

まあね、そんのくらいは覚悟の上で書かれているようですよ。
『俺の日本史』  小谷野敦

新潮新書  ¥ 821

歴史は、偶然と必然の絡み合い。無理やり“法則” を見出すのではなく、とにかく“事実” を追求するべし
第一章  わからないことだらけの古代
第二章  天皇にならなかった藤原氏
第三章  平氏と平氏(北条氏)が戦った
第四章  北条氏が将軍にならなかったのも偶然である
第五章  南北朝時代は忘れられつつある
第六章  足利幕府はかなり軟弱であった
第七章  日本人が知りすぎている織田豊臣時代
第八章  徳川時代はやっぱり停滞である
第九章  「攘夷」が明治維新を成功させた
歴史は偶然に左右される。まったく同感。淡々と“事実” を探求していけばいい。一番馬鹿らしいのは、イデオロギーにそって事実を取捨し、並べて眺めることだ。一部の人達は、それに喜びを感じ、いってしまう。・・・ああ、なんとも、見るに耐えない。でも、今でもけっこうそういう人がいる。

法則主義に批判的な姿勢をとるが、“歴史は偶然と必然の絡み合い” という以上、法則を認めているかと思ったら、「本書でも“偶然史観” は貫かれる」とか・・・。わかりにくい人だ。

わかりにくいけどなんとなくわかったのは、やっぱり題名にある通り、『俺の日本史』ということだな。《俺の》ものである以上、文句のつけようはないじゃないか。

面白いですよ。いろいろなことを知ってらして・・・。参考にしてみたいような、あるいはそうでないようなこともたくさんありました。よほどの読書家で、私なんかでは足元にも及ばなそう。いろんなことをよく覚えてらしてね。ただ、雑は・・・、雑ね。その辺は、私でも分かるくらいに雑。

でも、やっぱり、《俺の》ものである以上、何一つ文句はない。そういうものとして読むべきだし、あるいは読まないべき書物であるという気がした。なにもよその人にそんなに攻撃的な姿勢を取らなくてもいいんじゃないかなって思うんだけど、仕方がないですね。著者の性格でしょ。雑ではあっても、それなりに面白いのにね。









 


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沖縄タイムス+社説 『誰も書かなかった反日地方紙の正体』

沖縄タイムス+ 2015/6/21
社説[日韓国交50年]不信の連鎖を断ち切れ
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=120768
(要約)
日韓基本条約、日韓請求権協定の制定により国交が正常化したのは日本の敗戦によって朝鮮が植民地支配から解放されて20年後のことで、14年にも及ぶ難交渉になった。理由は歴史認識をめぐって、両国の主張の隔たりが大きかったからで、結局は、ギャップを埋めきれないまま、玉虫色の決着を図った。 植民地支配という歴史問題をきちんと処理しないまま、スタートしたのである。

基本条約締結時にくすぶっていた火だねがここに来て、慰安婦問題や竹島問題などに飛び火して次から次に表面化し、相互不信の泥沼にはまり込んでしまった。

んん~、困った。沖縄本島と周辺の島々では、沖縄タイムスと、それに輪をかけた琉球新報で99%のシェアという話だから、新聞読もうと思ったら、こんな記事を読まされちゃうんですね。この記事は決して“思いつき” とかってことはなくて、社是と言っていいでしょう。なにしろ正月に以下のような社説を出しているんですから・・・。
沖縄タイムス+ 3015/1/13
社説[戦後70年総理談話]歴史問題を着地させよ
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=98330
(抜粋)
安倍首相は終戦記念日の8月15日に、戦後70年の首相談話を発表する予定だ。談話によって中韓との関係が改善する可能性がある半面、両国の国民感情を逆なでし、関係を悪化させるおそれもある。中国は歴史認識に関して、韓国に対して共同行動を呼びかけており、中韓による「日本包囲網」が形成されるのは、日本外交にとって大きなマイナスである。

1985年に西ドイツ(当時)のワイツゼッカー大統領は「過去に目を閉ざす者は現在も見えなくなる」と語り、世界的な反響を呼んだ。
まったくひでぇ話だな~。どちらも明らかにあっちの国の認識に立っての論説だもんね。まあ、問題にしなきゃいけないのは、沖縄の新聞だけってわけじゃ、もちろんないけどね。
過去記事で~す
平成23年8月4日、第1刷発行の本。ちょっと前の本だけど、読んで驚いた。日本の新聞て、ここまで偏ってるのか。
『誰も書かなかった「反日」地方紙の正体』 日下公人責任編集


『誰も書かなかった「反日」地方紙の正体』 日下公人責任編集


(2011/07/27)
 
日本新聞協会加盟二十紙の総発行部数は、朝夕刊セット販売も一部とすれば約五千万分とされるが、うち半分以上は、中央ニュースを共同通信に頼る地方紙が占める。「地方紙はやがて、事実上の巨大『共同新聞』となる。」地方紙関係者からは、そんな自嘲とも本音ともつかないつぶやきが聞こえてくる。

「新聞の社説は、占領時代から形成された戦後的価値観を守ろうとする朝日・毎日型と、そうした戦後パラダイムを改めようとする読売・産経方に分かれます。共同通信の論説資料は厳密な意味合いで社説ではありませんが、その傾向は朝日・毎日型に近いといえます」

こういった状況を考えれば、新聞によって日本人に伝えられている論調は、圧倒的に“占領時代から形成された戦後的価値観” が優勢であるということになる。地方紙の“思想傾向” が、共同通信の支配下にあることは、本書第一章[地方紙を操る共同通信]に明らか。それにしても、全国津々浦々、本当にごくわずかな例外紙を除いて、地方紙がここまで共同通信の「資料版論説」に頼って社説を形成しているとは思わなかった。しかも共同通信の偏りは、ある意味では朝日・毎日よりもひどい。本書の中に、東京都立中高一貫校で「新しい歴史教科書をつくる会」が主導した歴史教科書(扶桑社刊)が採択されたことに関して、各紙の論調を比較した部分があった。まともな感覚で読めば、誰でも驚く。共同通信の論調は突出しているのだ。朝日よりひどい。事実を述べた部分を除き、両社の記事を紹介してみる。
《朝日》扶桑社版教科書をめぐっては「戦争を美化している」などの批判もあり、全国的にはほとんど使われていないが、都立の普通高校での採択は初めて

《共同通信》扶桑社版は「戦争賛美」「国粋主義的」との指摘があり、中国や韓国が「歴史を歪曲している」と反発、外交問題になった
朝日の論調でも目をシバシバさせるほどひどいのだが、共同通信の論調に至ってはただただ“唖然” である。こういった「恨み」「憎しみ」というものが、同じ日本国民の間から、どのようにして湧いて出てくるものなのか。「それを解き明かすことができれば、人間の精神構造の研究に大きな足跡を残すことになるのではないか」とさえ思えるの。20120921062414b43_20150622103056365.jpg

その共同通信が地方紙の大半に支配的影響力を持つならば、朝・毎・共同といった偏った「戦後的価値観」を基調とする情報に支配された割合が、なんと高いことか。特に、他に情報源の少ない地方においては、より事態は深刻である。
『「本当のこと」を伝えない日本の新聞』に続いて、日本のジャーナリズムを問題にした本を続けて読んだ。まったく問題は絶望的に多い。振り回されることもあるが、比較的日本人は、精神的バランスを保っている。新聞にどう書かれようが、どこかで信用していないところがあるのだろう。“なぜ、日本人自ら日本を罵倒しなければならないのか”、みんな疑問なのだ。親や、地域社会から引き継がれた財産だな。だとすれば、 一人で踊る新聞は滑稽だな。








 


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テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『お寺ごはん』 青江覚峰

『お寺ごはん』という題名だし、著者はいかにもお坊さんらしいお名前。だったら紹介されているのは、当然精進料理ということになるだろう。まあ、それには違いない。肉に魚や玉子が使われた料理はないし、「ねぎ」「ニンニク」「玉ねぎ」「ニラ」「らっきょう」といった、いわゆる五葷と呼ばれる香りの強い野菜も使われてない。五葷は、香りよりも“精がつく”食材であることが問題になるわけだけどね。

だから逆に考えれば、五葷を取っていれば精がつくわけか。よし、意識しておこう。

『お寺ごはん』  青江覚峰

Discover  ¥ 1,155

奈良時代の昔から、もっとも長寿な職業は「お坊さん」だったとか。家でつくれるお寺のレシピ99
第一章  前菜
しっとりおから  春菊のごまあえ  セロリの塩きんぴら  チリチリこんにゃく  納豆おやき  
たけのこの木の芽バター味噌  揚げワンタン  海藻と豆腐のサラダ  オクラとなめこのトロトロ  
ポテトサラダ  角切り野菜のナッツあえ   豆腐とモッツァレラのお刺身  豆乳茶碗蒸し  蕪蒸し  
じゃがいも餅のあんかけ  いちじくのごまだし
第二章  汁物
けんちん汁  雲片汁  無明汁  枝豆のすりおろし  トマトの透明スープ  ブロッコリーのポタージュ
第三章  豆腐
胡麻豆腐  枝豆・にんじん・桜・かぼちゃ・アスパラ・とうもろこし豆腐  針昆布の湯豆腐  
揚げ出し豆腐のきのこかけ  ほうれん草の白和え  豆腐ともやしのバター炒め  
長芋と豆腐のまんじゅう
第四章  焼き物
田楽  精進お好み焼き  まるごとズッキーニのオーブン焼き  豆腐とトマトのグラタン  
大豆と豆腐のオーブン焼き  米ナスのはさみ焼きかつ
第五章  揚げ物
れんこんと長芋の柚子こしょう揚げ  粟麸の揚げ煮  里芋と蕎麦がき、セロリの葉の天ぷら  
れんこん餅  まるごと一本ナスの揚げ浸し  ピーマンの豆腐詰め  飛龍頭  
さつまいもと長芋のコロッケ  根菜の皮のかき揚げ  車麩の味噌カツ
第六章  煮物
お麩じゃが  冬瓜のあんかけ  さつまいものレモン煮  トマトの煮物  かぼちゃとあずきのいとこ煮  
小芋の湯葉あんかけ  長芋の炊いたん  お寺でつくったカポナータ  
第七章  酢の物
スッカラマッタヴァー  わかめともやしの梅酢あえ  焼きキャベツのマリネ  一口冷奴の緑酢がけ  
梅と胡瓜の和え物  長芋の酢の物
第八章  ごはん
「お寺ごはん」のカレー  漬物チャーハン  そばがき  きゅうりとミョウガの冷や汁  
湯葉とごま塩ののり巻き  しいたけのにぎり寿司  炊き込みご飯  きのこのおこわ  のり雑炊  
牛乳粥  トウモロコシごはん  玄米ポップのだし茶漬け  むじなうどん  焼きお稲荷さん
第九章  鍋
雪鍋  一石三鳥精進鍋  お麩と豆腐の小鍋  しいたけとにんじんの豆乳鍋  
お揚げときのこの土手鍋  すいとん
第十章  デザート
『食べるというのは、他者の命を奪って自分の体に取り入れることです。どんなに気軽な食事、どんなに時間のない中での食事でも、あるいは、どんなに苦手なものが食卓にのぼっていても、その事実が変わることはありません』

ついついでかい字にしてしまいました。それが肉や魚や卵でなくてもね。だから、どうしたって“ベジタリアン”だと言って「良し」とする人が理解できないし、牛とくじらの優劣を語る人々の精神構造も理解できない。いっそ、《日本人への特定の悪意》とでもはっきり言ってもらったほうが、無駄な努力をせずに済む。

・・・そんなことはともかく、どうでしょう。上記に掲げたメニュー(目次)。なんか参考になるものがありました?肉、魚、玉子に五葷に頼らない料理だからね。どうしたって、そこに一手間が必要になる。逆に日頃、自分たちが如何に肉、魚、玉子に五葷に馴染んでいるかが浮き上がる。

つまり、肉、魚、玉子に五葷を利用した料理に、このメニューの一手間を加えれば、より旨いものを工夫できるんじゃないかなってことだよね。

えっ?スーカラマッタヴァーっていうのは一体なにかって?・・・これはお釈迦様が最後に召し上がった料理だそうですよ。蒸しきのこのマリネってところかな。よく家で、いろんなきのこの酒蒸しをやるんだけど、それとおんなじようなもんだな。うまいんだこれが・・・。お釈迦様もこんないいもん食ってたのか。






 


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テーマ : 料理の本
ジャンル : 本・雑誌

≪朴大統領 就任後の対日関連発言≫

聯合ニュース 2015/6/21 の記事です。そのまんま“いただき” ではあるけど、せっかくですから、資料として残した置こうと思います。

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は2013年2月の大統領就任後、日本に対して正しい歴史認識を持つよう求め続け、特に核心となる旧日本軍による慰安婦問題の解決を要求してきた。今年に入ってからは韓日間の協力も重要という点もあわせて強調している。

 以下は朴大統領の主な対日関連の発言

 ▼「隣国同士による真の友好関係構築のためには歴史を直視し、過去の傷が癒されるよう努力し、被害者の苦痛に対する心からの理解が必要だ」

 2013年2月25日 朴大統領の就任式出席のため来韓した麻生太郎副総理兼財務相との会談で

 ▼「両国関係の発展を遮る過去の問題を未来の世代に渡さないよう、政治指導者が決断を下し、積極的かつ未来指向の関係を作り出すことを希望する」

 2013年3月6日 安倍晋三首相との電話会談で

 ▼「日本が韓国のパートナーとなり21世紀の東アジア時代を共にリードしていくためには歴史を正しく直視すべきだ」

 「加害者と被害者という歴史的立場は1000年の歴史が流れても変わることはない」

 2013年3月1日 日本による植民地時代の1919年に韓国で起きた「3・1独立運動」の記念式典での演説で

 ▼「真のパートナーに発展できるよう、日本の政治家が過去の傷を癒していく勇気あるリーダーシップを発揮しなければならない。特に過去の歴史による苦痛や傷を抱えて生きている方々に対する誠意ある措置を期待する」

 2013年8月15日 日本植民地支配からの解放記念日である「光復節」の記念式典での演説で

 ▼「歴史、領土問題で後ろ向きの発言を繰り返す日本政府のために信頼醸成ができていない。例えば、慰安婦問題は今も続いている歴史であるにもかかわらず、ハルモニ(おばあさん)たちは花のような青春を踏みにじられ、現在まで深い傷を抱えて生きてきた。日本は謝罪どころか彼女たちを侮辱し続けている」

 「首脳会談で前向きな合意があっても、国民の傷はそのままあり、以前もそうであったように、日本が会談後に再び国民を傷つける発言をすれば、どうしてその会談をしたのかということになる」

 2013年9月30日 来韓したヘーゲル米国防長官(当時)との会談で

 ▼「両国が過去の辛い歴史から立ち上がり、新しい繁栄の未来に共に進んで行けるよう、日本政府が正しく勇気ある決断を下さなければならない。生涯を悔しさ、悲痛と共に生きてこられた55人しか残っていない慰安婦被害者のハルモニの傷は当然、癒されなければならない。過去の歴史を否定するほどみすぼらしくなり、窮地に追い込まれるだろう」

 2014年3月1日 「3・1独立運動」の記念式典での演説

 ▼「これまでわが政府は日本政府の正しい歴史認識を促し続け、特に慰安婦被害者のハルモニが生きていらっしゃる間にその方々が納得できる前向きな措置を要求してきた。このような問題を正しく解決した時、韓日関係がしっかりと発展する」

「歴史の真実は思いのままに隠すことはできず、否定することもできないものであり、後世の者が今後も歴史の真実を正していく」

 2014年8月15日 「光復節」の記念式典での演説

 ▼「韓日関係の最も象徴的な懸案は旧日本軍による慰安婦問題といえるが、これが韓日関係の新たなスタートの第一歩となり得る。被害者と国民の心を傷つける後ろ向きな言動が繰り返されないことが、両国が信頼を築き、関係を発展させる上で重要だ」

 2014年10月24日 来韓した日韓議員連盟代表団との会談で

 ▼「(旧日本軍による)慰安婦問題は女性の人権に関する普遍的価値の問題で、過去の問題ではなく、現在と未来の問題であり、速やかに解決されることを期待する」

 2014年12月19日 来韓したマイク・ホンダ議員(米下院議員・民主党)との会談で

 ▼「条件を整え、意味のある、一歩でも前に進む首脳会談にしなければならない。そのためには日本側の姿勢の転換が重要だ」

 2015年1月12日 青瓦台(大統領府)での記者会見で

 ▼「日本が勇気を持ち、率直に歴史的真実を認め、韓国と手を取り、未来の50年のパートナーとして新しい歴史を共に記していくことを望む」

 「(旧日本軍による慰安婦問題は)必ず解決すべき歴史的課題。被害者の平均年齢が90歳近くになり、その方たちの名誉を回復して差し上げることができる時間もあまり残っていない」

 「日本政府の教科書歪曲(わいきょく)の試みが続いていることも、隣国関係に傷を与える行為」

 2015年3月1日 「3・1独立運動」の記念式典での演説

 ▼「日本が歴史を直視できず、自ら過去の歴史の問題に埋没していきつつあるとしても、これはわれわれが解決することができない問題だ。われわれの外交は過去の歴史に埋没せず、歴史は歴史としてはっきりと正して事にあたり、韓米同盟と韓日関係、韓中関係などの外交問題は別次元の明確な目標を持って、今後もしっかりとした信念の下、積極的に努力してほしい」

 2015年5月4日 首席秘書官会議で

 ▼「この方々(旧日本軍による慰安婦被害者)が1人でも多く生きているうちに名誉が回復されるよう、日本側の勇気ある決断を期待する」

 「両国が力を合わせる必要がある分野が多く、立場の違いは対話を通じて解決する必要がある」

 2015年6月1日 韓国と日本の政財界関係者らでつくる「韓日・日韓賢人会議」の出席者との会談で

 ▼「(韓日国交正常化50周年の)さまざまな記念行事を行うことも意味があるが、こう着状態にある関係をどう解決するかがより重要な意味を持つと考える。両国が異なる立場を示す事案もあるが、懸案を解決しながら協力が必要な事案を中心に両国関係の未来志向的な発展に向けた方策を模索してほしい」

 2015年6月15日 首席秘書官会議で

歴代の韓国大統領が、いわゆる反日カードを切るのは、大概が任期後半の支持率が低下して以降。それが、朴槿恵大統領は就任するやいなやの反日カード。あれでは反日主義こそがもっとも基本的政治方針であるかのよう。朴正煕の娘ということでの期待があっただけに残念ではあった。朴
朴父だけど朴正煕も日本の力を利用して韓国経済を成長させたということであって、“親日” という政治姿勢を前面に出していたわけではない。“過去の歴史” をあげつらって日本から金を引き出したことにおいては、偉大なる父の前に娘の姿勢は間違ってない。ただ朴正煕は、娘の朴槿恵ほどには恥知らずではなかったということか。だけどその娘の対日観を養った反日教育は、朴正煕が整えたもんみたいだけどね。

 

 




 


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テーマ : 歴史認識
ジャンル : 政治・経済

『21世紀の「脱亜論」ー中国・韓国との決別』 西村幸祐

  世界交通の道、便にして、西洋文明の風、東に漸し、至る處、草も気も此風に靡かざるはなし。

蓋し西洋の人物、古今に大に異なるに非ずと雖ども、其擧動の古に遅鈍にして今に活發なるは、唯交通の利器を利用して勢に乗ずるが故のみ。

故に方今当用に國するものゝ為に謀るに、此文明の東漸の勢に激して之を防ぎ了る可きの覺悟あれば則ち可なりと雖ども、苟も世界中の現状を視察して事實に不可ならんを知らん者は、世と推し移りて共に文明の海に浮沈し、共に文明の波を掲げて共に文明の苦樂を與にするの外ある可らざるなり。

文明は猶麻疹の流行の如し。

目下東京の麻疹は西國長崎の地方より東漸して、春暖と共に次第に蔓延する者の如し。

此時に當り此流行病の害を惡て此れを防がんとするも、果して其手段ある可きや。

我輩斷じて其術なきを證す。

有害一遍の流行病にても尚且其勢には激す可らず。

況や利害相伴ふて常に利益多き文明に於てをや。

當に之を防がざるのみならず、力めて其蔓延を助け、國民をして早く其氣風に浴せしむるは智者の事なる可し。

西洋近時の文明が我日本に入りたるは嘉永の開國を發端として、國民漸く其採る可きを知り、漸次に活發の氣風を催ふしたれども、進歩の道に横はるに古風老大の政府なるものありて、之を如何ともす可らず。

政府を保存せん歟、文明は決して入る可らず。

如何となれば近時の文明は日本の舊套と兩立す可らずして、舊套を脱すれば同時に政府も亦廢滅す可ければなり。

然ば則ち文明を防て其侵入を止めん歟、日本國は獨立す可らず。

如何となれば世界文明の喧嘩繁劇は東洋孤島の獨睡を許さゞればなり。

是に於てか我日本の士人は國を重しとし政府を輕しとするの大義に基き、又幸に帝室の神聖尊嚴に依頼して、斷じて舊政府を倒して新政府を立て、國中朝野の別なく一切萬事西洋近時の文明を採り、獨り日本の舊套を脱したるのみならず、亞細亞全洲の中に在て新に一機軸を出し、主義とする所は唯脱亞の二字にあるのみなり。

 我日本の國土は亞細亞の東邊に在りと雖ども、其國民の精神は既に亞細亞の固陋を脱して西洋の文明に移りたり。然るに爰に不幸なるは近隣に國あり、一を支那と云い、一を朝鮮と云ふ。

此二國の人民も古來亞細亞流の政教風俗に養はるゝこと、我日本國に異ならずと雖ども、其人種の由來を殊にするか、但しは同様の政教風俗中に居ながらも遺傳教育の旨に同じからざる所のものある歟、日支韓三國三國相對し、支と韓と相似るの状は支韓の日に於けるよりも近くして、此二國の者共は一身に就き又一國に關してして改進の道を知らず。

交通至便の世の中に文明の事物を聞見せざるに非ざれども耳目の聞見は以て心を動かすに足らずして、其古風舊慣に變々するの情は百千年の古に異ならず、此文明日新の活劇場に教育の事を論ずれば儒教主義と云ひ、學校の教旨は仁義禮智と稱し、一より十に至るまで外見の虚飾のみを事として、其實際に於ては眞理原則の知見なきのみか、道徳さえ地を拂ふて殘刻不廉恥を極め、尚傲然として自省の念なき者の如し。

我輩を以て此二國を視れば今の文明東漸の風潮に際し、迚も其獨立を維持するの道ある可らず。

幸にして其の國中に志士の出現して、先づ國事開進の手始めとして、大に其政府を改革すること我維新の如き大擧を企て、先づ政治を改めて共に人心を一新するが如き活動あらば格別なれども、若しも然らざるに於ては、今より數年を出でずして亡國と爲り、其國土は世界文明諸國の分割に歸す可きこと一點の疑あることなし。

如何となれば麻疹に等しき文明開化の流行に遭ひながら、支韓兩國は其傳染の天然に背き、無理に之を避けんとして一室内に閉居し、空氣の流通を絶て窒塞するものなればなり。

輔車唇歯とは隣國相助くるの喩なれども、今の支那朝鮮は我日本のために一毫の援助と爲らざるのみならず、西洋文明人の眼を以てすれば、三國の地利相接するが爲に、時に或は之を同一視し、支韓を評するの價を以て我日本に命ずるの意味なきに非ず。

例へば支那朝鮮の政府が古風の専制にして法律の恃む可きものあらざれば、西洋の人は日本も亦無法律の國かと疑ひ、支那朝鮮の士人が惑溺深くして科學の何ものたるを知らざれば、西洋の學者は日本も亦陰陽五行の國かと思ひ、支那人が卑屈にして恥を知らざれば、日本人の義侠も之がために掩はれ、朝鮮國に人を刑するの惨酷なるあれば、日本人も亦共に無情なるかと推量せらるゝが如き、是等の事例を計れば、枚擧に遑あらず。

之を喩へば比隣軒を竝べたる一村一町内の者共が、愚にして無法にして然も殘忍無情なるときは、稀に其町村内の一家人が正當の人事に注意するも、他の醜に掩はれて湮没するものに異ならず。

其影響の事實に現はれて、間接に我外交上の故障を成すことは實に少々ならず、我日本國の一大不幸と云ふ可し。

左れば、今日の謀を爲すに、我國は隣國の開明を待て共に亞細亞を興すの猶豫ある可らず、寧ろその伍を脱して西洋の文明國と進退を共にし、其支那朝鮮に接するの法も隣國なるが故にとて特別の會釋に及ばず、正に西洋人が之に接するの風に從て處分す可きのみ。

惡友を親しむ者は共に惡友を免かる可らず。我は心に於て亞細亞東方の惡友を謝絶するものなり。

                        『時事新報』1885(明治18)年3月16日

本書の巻末に、「脱亜論」原文と、「脱亜論」現代語訳がついている。読んでみたんだけど現代語訳には迫力が足らず、やはり原文に如くは無し。でもやっぱり昔の言葉の言い回しなれないもんで、一行ずつ区切ってじっくり読んでみた。やっぱりすごいね。

やはりこの時事新報の社説が一八八五年三月一六日のものであることを考えれば、これを書いた動機がその前年、一八八四年十二月の甲申事件にあることに疑いは持てない。
清兵と朝鮮暴徒の日本人虐殺
 政変時の清兵と朝鮮暴徒による略奪・暴行には、すさまじいものがあった。 鐘路付近の商店のほとんどが破壊・略奪の被害を受け、日本人家屋からの略奪が相次いだ。また、各地にまとまって避難していた日本人集団が襲われ、あちこちで婦女暴行や、殺戮の惨劇が惹き起こされた。
 しかし日本政府には、後ろめたさがあったためか、この暴行・虐殺事件について、李朝政府や清国政府に声を大にして抗議することをしなかった。李朝に対しては、比較的軽い賠償金をもって、清国にいたっては、李鴻章から一片の紙切れを受け取っただけで事をすませてしまったのである。そのために、日本では政府の「軟弱外交」への激しい抗議とともに、猛烈な勢いで、反清・反朝鮮の声がわき上がることになってしまった。

金玉均の家族
  政変後、国王が「恩典」として、手早く金玉均の養子縁組を改廃する措置をとったので、養父の金炳基(キムビョンギ)家には災いがおよばなかった。しかし、実父の金炳台(キムビョンテ)は捕縛されて天安の獄舎につながれた。金玉均逮捕を待って、ともに極刑に処すためである。
 母と上の妹は政変直後に毒を飲んで自殺。弟の金珪均(キムキュキュン)は甲申クーデターに参加して殺害されている。下の妹は逃亡し、変装したり名を変えたりして艱難辛苦の流転生活を送った。 
金玉均の妻の兪氏と七歳の娘は、逮捕の噂が立ったために逃亡したが、三カ月後に捕縛されて獄舎につながれた。その後、養家の縁が解かれていたため釈放され、かつて舅の下男だった老僕の家に預けられたが、やがてそこも出なくてはならなくなり、各地を転々として貧寒生活を送った。一〇年後、金玉均の書生だった男の助けでソウルへ戻ったが、後に忠清南道の僻村に隠れるようにして住まい、寂しく余生を送った。それを知った福沢諭吉が、東京へ来れば生涯の世話をすると救助の手を差し伸べたが、固く辞退したという。
『21世紀の「脱亜論」ー中国・韓国との決別』  西村幸祐

祥伝社新書  ¥ 842

もはや“一衣帯水” などという幻想は捨て、中朝韓以外のアジアと連携を深めていかなければならない

序章  彼らに別れを告げるとき
第一章  新しい「脱亜論」の誕生
第二章  〈特定アジア〉三カ国と距離を置くべき理由
第三章  閉ざされたアジアから、開かれたアジアへ
第四章  アメリカに依存しない〈新・脱亜〉のあり方
本書の中にもあるけど、この福沢の「脱亜論」は、戦後、《侵略の論理》として取り上げられた。最初に引用されたのは一九五一年。歴史学者の遠山茂樹が書いた「日清戦争と福沢諭吉」という論文だったという。その後、徐々に取り上げられることが増え、今では教科書にもその記述が見られる。いずれも、《侵略の論理》という側面が強い。以前、自分がこの言葉に関わった時には単なる「脱亜」ではなく、「脱亜入欧」という四字熟語で紹介されていた。

《脱亜》か~。私はいろいろなことを考えて頭が混乱してくると、無性に《鎖国》したくなる。あ~、なんとか《鎖国》出来ないもんだろうか。三百年くらい。なんかさ~、日本の領土・領海・領空にバリアを張り巡らせて、その内部を異次元化してしまう。都合よく、日本人の出入りだけは自由自在で、よそのやつの立ち入りは絶対に許されない。そんな方法がないもんだろうか・・・ってさ。

学生の頃は、ベルリンの壁が崩れるなんて思ってなかったし、冷たい戦争が終了するなんて思ってなかった。あれから四半世紀が経過して、世界は今、またまた揺れ始めた。何が起こるんかね。何があっても対応できるように、この揺れの向こう側に確固たる国家として存在できるようにしておかないとね。



 
 




 


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テーマ : 本の紹介
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『隠された歴史』 副島隆彦 『仏陀』ひろさちや 

北海道新聞 2015/6/18
93歳病身のつじ説法 寂聴さん、国会前「良い戦争ない」
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0147190.html
(抜粋)

「戦争に良い戦争というのは、絶対ない。殺さなければ殺される。人間にとって一番悪いことです」。当時の教育で戦争は天皇陛下のため、日本の将来のため、東洋平和のためと教えられ、信じた自分のバカさ加減に気がついたという。
いつ、「自分のバカさ加減に気がついた」のだろう。戦争が終わってからなのは確かだろうけど。バカさ加減に気がついてから、あのような人生を送ったんだろうか。彼女の、この記事にあるような主張には何の興味もないんだけど、・・・そこにはとても興味がある。
過去記事で~す

『隠された歴史』  副島隆彦

PHP研究所  ¥ 1,836

そもそも仏教徒は何ものか? 少なくとも、あの世に行って救われようという教えではないよね

釈迦の教え
 人間は死んだら全て終わりであり、消滅し、無に帰る。これが釈迦の教の本質である。この真理を知ることが悟りである。これを知り、一人できちんと死んで終われるようにするのが、仏教の修行である。
 仏教は基本的に個人救済の宗教である。釈迦は生老病死などの苦しみを解明し、自ら悟りを開くために出家した。悟りを開いた彼は、その境地のまま入滅しようとした。しかし、梵天(ブラフマン)の願いにより、衆生の救済に後半生を用いた。これが慈悲である。

法相宗
 人間は死んだら全て終わりであり、消滅し、無に帰る。すなわち、輪廻転生などはない。 輪廻転生からの解脱が救いならすべての人はすでに救われている。

大乗仏教
 龍樹こと、ナーガールジュナ(150頃~250頃)に始まる。
 大乗仏教は強い救済思想であり、衆生救済の思想である。救済思想はキリスト教の一大特徴であり、それが龍樹により、仏教という衣をまとって広められた。大乗仏教の衆生救済しそうは、本質的にキリスト教である。
 この時代に花を開かせるガンダーラ美術。ギリシャの技術とともに、その思想やキリスト教が、ごく自然に取り入れられていった。マグダラのマリアは阿弥陀如来、あるいは観音菩薩や弥勒菩薩として、釈迦如来の周囲にひかえた。

禅宗の教え
 神も仏も信じない。この世に救済はない。だから己一人、自分自身だけのために修行せよ。他者を助けることなどできない。だから禅宗にはお経がない。

キリスト教
 キリスト教=マリア信仰がキリストの死後東へ東へと進んで、2世紀に中央アジア、北インドで仏教に変化した。そして阿弥陀・観音菩薩・弥勒菩薩信仰となって生まれた。この時仏典(大乗仏教)がたくさん書かれた。そして、それらは漢訳仏典(お経)となって中国に入った。

世尊布施論
 比叡山で読まれていた漢訳教典。キリスト教聖書そのもので、イエスを人と考えるアリウス派の教え。内容は新約の「マタイの福音書」5~7章の「山上の垂訓」を中心に、「創世記」中のアダムの創造と堕落。イエスの降誕とその生涯、教え、さらに救いに関わるキリスト教の教義が記されているらしい。
 この中で世尊と呼ばれるのはもちろんイエス・キリストであって、ブッダではない。法然や親鸞ら、比叡山で学んだ学僧たちの多くが、この「世尊布施論」を読み、影響を受けたことが考えられる。 
 
『仏陀』  ひろさちや

春秋社  ¥ 1,836

出家者を中心とする教団の特権化に伴い、在家信者たちの間には不満が高まっていた。
出家者を中心とする教団の特権化に伴い、在家信者たちの間には不満が高まっていた。アショーカ王の寄進と仏塔建設により、その管理者としての在家信者集団は一大勢力となっていた。彼らは、在家信者ならではの“救済”というもとめを仏教に託した。そして、仏陀の“救済”の思想を教えの基本とした大乗仏教が生まれた

大乗仏教誕生の様子に関して、この本に記されたひろさちやさんの主張は、十分納得のいくものであった。先に紹介した『隠された歴史』とは、もちろんのことながら主張の違いが見られる。しかし、“救済”という在家信者の悲願を前に、龍樹はありとあらゆる知恵を絞って答えたはずである。その時、“キリスト教の救済思想”が仏陀の思想に付加されたと考えるのは、そう無理があるとは思えない。

もちろんひろさんと著者の副島さんは、発言の立ち位置がまったく違うわけであるが二人の主張を融合することで、私にとっては一本筋の通った理解が得られたと思う。ただし、副島さんは小乗にこそ仏陀の本来の思想が語られていると言うが、すでに教えの独占による利益を得ていた教団は、仏陀の真意から逸脱している。この点、副島さんご本人が書かれているが、宗教界も政治の世界とかわりはない。ともかく、在家信者が求める形に仏教は装いを新たにしたということだろう。そして、それが間違いだとは、私は思わない。

これで、今まで抱えてきた仏教の関する疑問の多くが解決にされていくように思える。それに加えて、本書の中では支那王朝変遷史の中で重きをなす“民衆の反乱”に、“救済思想としてのキリスト教”の影響を強調している。これは支那史、さらには古代史における人の流れ、思想の流れに新風を吹き込むことにつながるかも知れない。


随分前に書いた記事なんだけど、この二冊の本はすごく面白かった。記事の文章を読んでいても、自分が興奮してこれを書いているのが分かる。あんまりメチャクチャなので手を加えた。 だいぶ手を入れたんだけど、もとがメチャクチャすぎてね。直しきれない部分は“興奮の度合い”とでも考えて勘弁して下さい。そんのくらい面白かったということで・・・。

それにしても寂聴さん。人生をさらけ出してきた人だから、さらけ出された人生にことさらなんのかんの言うのもめんどくさいね。ただ、ニュースに記された、『せめて死ぬ前にその気持ちを訴えたい』というのが本当に彼女の言葉なら、仏に帰依したはずの後半生が疑わしくなってしまう。







 


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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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