めんどくせぇことばかり 2016年10月
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2016年10月 『スプートニク』に登場する北方領土

2016年 《スプートニク》に登場する北方領土
どうも。まだ、24日。いつもは月明けの2日に紹介している『《スプートニク》に登場する北方領土』なんだけど、27日の手術のために明日から入院するので、今日紹介しておきます。

かつて黒田清隆の樺太放棄論に基づく訓令を携えて、榎本武揚がサンクトペテルブルクに赴き、樺太千島交換条約を成立させてくる。この頃、ロシアは南下政策によるオスマン帝国との長い戦いと、バルカンのいざこざ、それから、ちょうど今と同じようにウクライナとの確執を抱えていた。西にそんな問題を抱えて、東にいざこざを起こすわけに行かない。そんなタイミングだったわけだ。

・・・どこか今と似ている。そう、思いませんか。

そんなこと考えながら入院します。私の足は、本当に治るんでしょうか。山に登れるようになるでしょうか。・・・退院したら、ブログを再開します。

10月3日
日本首相 南クリル4島は日本固有の領土
https://jp.sputniknews.com/japan/20161003/2851359.html
日本の安倍首相は南クリル諸島について、日本固有の領土だと考えており、ロシアとの交渉ではこの立場に基づく。安倍首相は3日、衆院予算員会での質疑に対してこのように答弁した。衆院予算委員会質疑は、日本の公共放送で中継された。


10月4日
クリル諸島、14の知られざる事実(写真)
https://jp.sputniknews.com/life/20161004/2859188.html
クリル諸島(日本の主張する北方領土)は時に議題に現れながらもはすでに数十年にもわたって未解決のままの問題。クリル諸島とはいったい何か? ロシアと日本はなぜ島をめぐってこんなにも激しくやりあうのか? ポータル・ライフに掲載されたクリル諸島についての最も興味深い事実をご紹介。


10月5日
露外務省、日本との平和条約発展の条件を語る
https://jp.sputniknews.com/russia/20161005/2861626.html
ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官が、南クリルは第2次世界大戦の結果ロシアに属するもので、南クリルに対するロシアの主権は疑問視できないとの、ロシア政府の立場を改めて強調した。


10月8日
マスコミ報道:日本 クリルへのビザなし渡航についてロシアとの合意を望む
https://jp.sputniknews.com/politics/20161008/2874509.html
日本政府は、すべての日本市民の南クリル(北方領土)4島、クナシリ、エトロフ、ハボマイ、シコタン島へのビザなし渡航の可能性について、ロシアとの間で合意する意向だ。リア-ノーヴォスチ通信が、読売新聞の報道を引用して伝えた。


10月9日
日本外務省 ロシアと「2島先行返還」も排除せずに交渉する可能性を発表
https://jp.sputniknews.com/politics/20161009/2876839.html
日本の外務副大臣を務める岸信夫氏は、ロシアとの領土問題について、「歯舞と色丹2島の先行返還」も排除せずに交渉を進めていく考えを示した。日本テレビが報じた。


10月11日
露大統領報道官:クリル問題の解決で我々は正しい方向で進んでいる
https://jp.sputniknews.com/politics/201610112883300/
ロシアのペスコフ大統領報道官は10日、日本との領土争いの解決は忍耐と相互信頼を必要としていると述べ、正しい方向が選択され、楽観的になる理由があると指摘した。


10月12日
露日の領土問題は「万物流転」
https://jp.sputniknews.com/opinion/201610122888006/
今年の10月19日でソ日共同宣言は1956年の締結から60周年を迎える。同宣言は両国の間の戦争状態に終止符を打ち、外交、貿易経済などの諸関係を完全に樹立することをうたったもの。


10月15日
世論調査:日本人の半数がロシアによる日本への南クリル2島譲渡に賛成
https://jp.sputniknews.com/japan/201610152903860/
金曜日、時事通信が世論調査の結果を引用して報じたところでは、日本人のほぼ半数が、ロシアが日本に係争中の4島ではなく2島を譲渡する場合でもそれに反対していない、とのことだ。


10月18日
日本政府:『北方領土』問題の最終的な解決が必要
https://jp.sputniknews.com/japan/201610182916411/
日本政府は南クリル諸島4島の帰属問題を解決してから平和条約を締結するという基本方針のもと、ロシアとの協議を粘り強く続けていく意向だ。菅官房長官が今日、記者会見で述べた。


10月19日  産経ニュース
【日ソ共同宣言60年】領土交渉に熱意注ぐ安倍晋三首相 その原点は平成3年の「桜」にあった
http://www.sankei.com/politics/news/161019/plt1610190046-n1.html
安倍晋三首相はロシアのプーチン大統領と戦後71年が経過しても平和条約を締結していないことは「異常」との認識で一致している。12月15日には自らの地元である山口県長門市にプーチン氏を迎え、北方領土問題の解決に道筋を切り開く構えだ。




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テーマ : 領土・領海・・経済水域
ジャンル : 政治・経済

『はじめての山歩き』 田部井淳子

NHK NEWS WEB 2016/10/22
登山家の田部井淳子さん死去 女性初エベレスト登頂
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161022/k10010740291000.html
(抜粋)
世界最高峰のエベレストへの登頂に女性として世界で初めて成功した登山家の田部井淳子さんが、20日、がんのため埼玉県内の病院で亡くなりました。77歳でした。
一時期は、テレビで田部井さんが出てくると、チャンネルを回してた。「なんだよ、山、山ってよ」って、思い切りひがんでたな。しょうがなくて、山をやめたのに、この人は、存在そのものが山だったからな。

私が高校生の時や、大学の頃、山はそんなに人気なかった。有名なところに行っても、シーズンの休日でもなければ、人でうんざりってこともなかった。山で、年配の方が目立つようになったのは、少なくともそれが本格的になったのは、私が山をやめてからだろうな。山で年寄りが目立つって感じたことはなかったからね。それから女の人もね。当時、山で会う女の人は、男と同じで、山岳部系のニッカボッカーズばっかだった。

今は、若いのよりも年寄り、男よりも女のほうが目につくくらいなんでしょ。これ、田部井さんの功績だね。“山の伝道師”。“女性として初のエベレスト登頂者”ってことよりも、“山の伝道師”の方が、ふさわしいと思いませんか。


文化出版局  ¥ 時価

「まだ歩いていない山がいっぱいある。行きたいところばかりだ」田部井淳子
1 新緑も紅葉も魅力的で大好きな山
尾瀬 上高地 北八ヶ岳 金峰・国師・瑞牆 八甲田山
2 東京周辺の低い山々は、自然の宝庫
奥武蔵大霧山 御岳・日の出山 高水三山 本仁田・川苔山 西丹沢 金時山
3 人知れず咲く花が迎えてくれるふるさとの山々
安達太良山 磐梯山 吾妻山 会津駒・平ガ岳 猫魔ガ岳・雄国沼 仁田沼 
三春町周辺の山


「足の手術をする」って話は何度もしていますけど、1年ほど前から、自分の手術が現実のものとして感じられるようになって、ようやく、手術を受けたあとにも、私の人生があることを実感できるようになってきた。足が治れば、私は山に登る。この歳になれば、悪いのは足だけってわけでもないんだけどね。また肺気胸を起こす可能性が高いから、すぐに救急車を呼べないところには行かない方がいいって、前に言われてるしね。だけど、山には、行きたいから。

だから、こんな本が手元にある。いくらなんでも25年だっけ、24年か、山やめてから。それで偉そうなことは言えない。やるんなら、素人同然の覚悟でやる。ただ、人と登るのは、連れ合い以外は嫌だけど。だから、ちゃんと調べて、知らない山に登るつもりでやる。そんな私にはぴったりだな、この本。

さすがは、“山の伝道師”。・・・私がそう読んでるだけだけど。私みたいな年寄りが“はじめて”山に登るのに、ちょうど良さそうな山が選ばれてる。田部井さんの“ふるさと”の東北の山で登ってるのは、会津駒と平ガ岳しかないけどね。でも《1》や《2》で選択されている山を考えれば、危険個所も少なく、道迷いの心配もあまりない山が選ばれてるんだろうな。

“時価”も当然の話しで、2002年に出版された本。田部井さんが亡くなったというニュースに、本棚から引っ張り出してみた。見直してみても、田部井さんの選択は適切ですね。2002年、山から遠ざかっていた時分だけど、こんな本買ってたんだな。どんなつもりで買ったか覚えてないんだけど、いつかもう一回山に登りたいって気持ちがあったんかな。おそらく一番、田部井さんの顔を見たくない頃だと思うんだけどな。

もう一冊、田部井さんの本を持ってるんだ。入院中に読んでみようかな。田部井さん、お見事な人生でした。
合掌




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21か条要求(覚書)『大隈重信、中国人を大いに論ず』 大隈重信

これは倉山満さんがでっち上げたんじゃなくて、大隈重信さんが口述し、若き日の堤康次郎さんが書き起こして、もとの題は『日支民族性論』で出版したものなんですね。“・・・えっ、堤康次郎?”っていうのが第一印象。後の西武グループを創り上げる堤康次郎は、大隈が創立した早稲田大学に進んで、政治や実業の世界に関わっていったんだとか。この本も、本来は、堤の事業の一環のはずが、大隈が各方面に無料頒布したために、何の利益も出なかったとか・・・。

出版された1915(大正4)年は、第一次世界大戦の真っ最中。首相の大隈重信は、日英同盟のもと対独参戦し、山東省と太平洋のドイツ勢力を駆逐したわけですよね。・・・で、対華二十一箇条の要求・・・ですね。これに対する様々な角度からの批判に対し、「おいおい、それなら、こっちにだって言いたいことがあるんだよ」っていうことで、堤康次郎に口述筆記させて、この本が生まれたってことのようです。

その本を『大隈重信、中国人を大いに論ず』と改題して、今の世の中に紹介したのは倉山満さん。その倉山さんに、《大隈の断定ぶりと比較すれば、現在の安倍晋三首相など左翼リベラルとしか思えなくなるだろう》とまで言わせる大隈重信のシナ観。そのシナトの関わりのなかで、日本は歴史的悲劇に突入する。その成り行きを、もう一度しっかり認識すべきというのが、倉山さんの考えだろう。

当時のシナを表して、こうも言っている。《中央政府には何の力もなく、各地で軍閥が跋扈し、シナ大陸全土が無法地帯とかしていた。今のアフガニスタンやイラク、あるいはシリアと同じである》

それを相手にできうる限りまともに扱って、なお大隈重信は侵略主義者と、内外の批判に晒された。

祥伝社  ¥ 1,620

安倍さんも真っ青現職首相がなぜここまで過激な本を出版したのか?

大隈重信内閣がどんな批判に晒されたか。26年度新課程版の実教出版『高校日本史B』は、日本の足を引っ張ることに関しては人後に落ちないことで有名だけど、この教科書に書かれていることは、おそらく当時の無責任な“批判”に近いものなんじゃないかな。ちょっと紹介しますね。
1915年、大隈重信内閣は、ヨーロッパ諸国が戦争をしている機会に、中国政府に21か条要求を突きつけた。その内容は、山東省のドイツ権益の継承、旅順・大連の租借地と南満州鉄道の権益の99年間の延長、中国政府への日本人顧問の採用などでたんなる経済的要求にとどまらず、中国の主権を著しく侵害するものであった。
P189
 
まともに読むと、日本はまるで、火事場泥棒だね。“21か条”って言われているものは、実際には“14か条の要求と7か条の希望”なんだよね。で、14か条の要求は、倉山さんも書いているように、《「まともに国際法を守れ」である。日本と結んだ条約を守るのはもちろん、「人を殺すな」「犯罪が発生したら警察や裁判所は仕事をしろ」「その程度のことも守れない国にパスポートを発給できるか」「まともな国と国としての付き合いをしたいなら、ちゃんとしろ!」》という内容なんだよね。

嘘だと思ったら、この“21か条”って言われているものを1つ1つ確認してみるといいよ。“7か条の希望”にしたって、けっして侵略主義とかってもんじゃないですよ。その多くは、逆に当時の袁世凱政権に日本がテコ入れをして、国家としての体裁を固めましょうってないようなんだから。

最後通牒にしたって、シナ人の反日を煽って日本を駆け引きし、シナ政府の立場を慮って譲ってやれば調子にのって尊大になる。自分たちがそうだから相手もそうだろうと、あまりにも日本を舐めてかかるから出さざるを得なかっただけ。反日運動だって、駆け引きと、日本側の財布の紐を緩めさせるために袁世凱たちが、わざわざ内容を歪曲して焚き付けたもんだからね。何でもかんでも、シナって国はそんなことばっかやってるから、大隈重信だってちょっと言いたくなっちゃうわけだろう。

まあ、実教出版の『高校日本史B』にも呆れちゃうけどね。じつは、この続きはもっとすごいんだよ。189ページなんだけど、機会があったら読んでみてね。




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あれっ?ニュースが・・・

なんか、調子が悪いのかな。ニュースが出ない。・・・まっ、いいや。

25日から、しばらくお休みするので、ちょっとご挨拶ね。お医者の先生からは、「2週間で退院ですよ」って、けっこうあっさり言われて、こっちはちょっと拍子抜け。

股関節変形症で、生活に支障が出たのは30代半ば。とは言え、先天性の股関節脱臼でね。親のお陰で、それは治ったんだけど、母親は、私が運動するのを嫌がったな。医者からなんか言われてたんだろうな。

小学校の頃は野球。中学校ではサッカー。高校からは山岳部。たしかに、“ここ”ってところで、踏ん張りが効かないことはあった。左足の踏ん張りが効かなかったんだろうな。よくころんだ。中学校のときは、「お前はひざが弱い」って言われて、喧嘩になったこともあった。

大学のときも、一度、南アルプスでおもいっきりタレて、グループから追い出されたことがあった。やっぱり左足の踏ん張りが効かなかった。でも、股関節って意識はなかったんだよね。あくまで“踏ん張り”であって、“痛み”じゃなかったからね。

20代半ばから、“痛み”を意識するようになって、以前からのことが、“股関節”っていうピースで繋がった。でも、痛いのは時々しかなかった。

剣沢にテント張って、明日登るって夜に痛くなって、翌日、左足が、つま先を外の方に開こうとするとすごく痛くて、相棒には悪かったんだけど、登るのをやめた。その後は、人と山に行くのはやめた。

ひとりで登って、何度か危ないことがあって、生活にも支障が出るようになって、30代半ばで山は諦めた。ちょうどその頃、肺気胸で手術したこともあって、大きな変わり目だったな。

足を見てもらいに医者に行くと、大したことないみたいに言われてね。たしかに年がら年中痛いってわけではないし・・・。でも、おかしいから医者に行ってるのに、大したことないって言われると、いや~な感じよ。

私みたいな股関節は、手術で部品交換しないと抜本的な解決にならないんだけど、当時は部品の耐久年数が短いから、できるだけ歳が行ってから手術だったんだな。だから、「大した事ない」ってのは、「痛いかもしれないけど、我慢の範囲」ってことだったんかもしれない。

50過ぎて、医者を変えても同じだった。けっこう痛かったんだけどね。我慢できずに1年後に行っても同じだった。ちょっとくらい痛くても、医者に行きたくなくなった。58の春になれば、仕事に区切りがつくので、そこで手術受けようと思って、その頃に医者に行こうと思ってた。それが、前よりさらに痛くなったんで、57になる今年の2月に、医者を変えて見てもらったら、一刻も早く手術した方がいいって。

聞いてみれば、今の代替部品は耐久年数30年だって。だったらもっと早く手術したかったな。以前、同じ手術をした人から、2か月かかるとか、3か月かかるとか言われてたのに、「2週間ですよ」って。だったらもっと早く手術すればよかった。たしかにここ数年で、飛躍的に技術革新したらしいけど。

治ったら、山に登れるかな。定年までに3年残すんだけど、山に登れるんだったら、仕事辞めて、今までの分取り戻したいな。・・・連れ合いにいったら、ダメだって。ドドドドド素人の連れ合いと一緒に登れるところしか許してもらえなかったらどうしよう。仕事やめないから、ちょっと登らせてってところが落としどころかな。
とりあえず、2週間入院って言われてるんで、退院したらブログ再開しますから、またよってくださいね。忘れないでね。それから、24日までは記事をアップしますので、よろしくお願いしますね。

私事を、ウダウダと書いてしまいました。好ましいことではありませんね。ごめんなさい。今後とも、よろしくお願いしますね。




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『縄文の神』 戸矢学

日本固有の民族信仰、つまり古神道から神社神道へ移り変わっていく信仰は、自然信仰が原則であって、偶像を持たなかった。山や岩や木を拝み、特定の姿を求めなかった。

しかし、仏教が伝来するに及び、寺院に似せて神社が作られるようになり、本殿には「御神体」が祀られた。御神体は鏡が最も多く、他に剣や勾玉があり、それが神の依代となる。それでも御神体に依ります神は、姿はなく、神威のみの存在である。

縄文の信仰形態は各地に残される。熊野信仰は三社よりなる。家都御子大神を祀る熊野本宮大社。熊野速玉大神を祀る熊野速玉大社。熊野夫須美大神を祀る熊野那智大社。いずれの神も記紀には登場しない。

「ケツミコ」の「ミコ」は巫女。「ケツ」は御饌津神・御食津神の「ケツ」。「御」は尊称。「ケ」を現すのは「饌」「食」で食べ物をさす。「ツ」を現す「津」は、“~の”という意味で、全体では食物神ということ。古事記では大宜津比売神、おそらく大食津比売は殺されることで、そこから様々な食物を生み出した。死体から農作物が生まれるとするのは神話のパターンで、「ハイヌウェレ型神話」という。この食物起源神話は弥生より古く、つまり、縄文の神である。

『縄文の神』    戸矢学
河出書房新社  ¥ 1,944

よみがえる精霊信仰 縄文の名残の中にこそ、日本人の原点がある
第一章  ヒモロギ信仰 縄文人の森
第二章  イワクラ信仰 縄文人の岩
第三章  カンナビ信仰 縄文人の山
第四章  コトダマ信仰 縄文人の言葉
第五章  ムスヒ信仰  縄文人の霊

殺すと、その死体から“生まれる”と言えば、縄文の遺物である土偶は、みんなわざと壊された状態で発見されるんだそうだ。土偶に災いを肩代わりしてもらうことためというのが理由らしい。・・・流し雛みたいなもんかな。そう言えば、月山山頂に入るときは、人形(ひとがた)に穢を移して水に流すとか。月山信仰は縄文由来だな。著者は、御食津神を「ミケツカミ」と書いて、「ミキツネカミ(三狐神)」と変化し、狐は神の使いという俗信が生まれたとしている。・・・とてもおもしろい。

名前って大事なんだね。その転化っていうの? 移り変わってるんだね。そう言えば、熊野。「クマ」は「コモリ(隠)」とする説や、「クマノ」は「カミノ(神野)」とする説があって、いずれにしても、《あの世》なんだってさ。で、「コモリノ(隠り野)」が「クマノ(熊野)」になったらしいってさ。

それから、火山。浅間神社っていうのがあっちこっちにあるじゃないですか。うちは埼玉の東松山だけど、うちの近所にもあるもの。火山はないけど。火山はないけど、空気が澄んでる日には、北西の方角に浅間山が見える。

この本によれば、火山はすべて「あさま」だったって。「あさま」は「あそま」から転化した言葉で、「あそま」は「あそ(阿蘇)」のことだってさ。「あそ+やま」→「あそやま」→「あさま」に変わったんだ。

富士山の神様の名前は浅間大神で、古い縄文の神。多くの場合、縄文の神は弥生の神に取って代わられるか、隠されるらしい。そう言えば、富士本宮浅間大社のHPを見ると、祭神は「木花之佐久夜毘売命 別称 浅間大神」とある。こういうふうに置き換えられていったんかな。




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『秩父三十四ヶ所めぐり』 内田和浩 宮地工

秋だしね。いい気候の日を選んで、秩父に行ってみてください。まあ、そんな、巡礼なんて気張んなくてもいいから。いくつか、行きやすくて、楽しめそうなところを選んでさ。

たとえば、表紙を飾る写真の『子育て観音』は四番金昌寺。秩父の高篠って言う在にあってさ。石仏群は見事なもんだよ。え~と、1319体もあるんだって。

私の生まれた家は、影森ってところで、まさに、“影”の“森”。日が低い冬になると、日が当たんなくてね。寒いの寒くないのって、小学校の体育の時間に、校庭でスケートしてたよ。私が子供の頃に一緒に暮らしてたおばの嫁ぎ先が高篠で、よく金昌寺に連れて行ってもらってた。天明の大飢饉、ただでさえ土地が痩せてるところに浅間の噴火で火山灰が降って、ずいぶんと人が死んだらしい。

うちは二十六番円融寺の檀家でさ。ぜひ、円融寺にも寄ってよ。車だと、ちょっと入っていく道が狭いんだけど、まず、すれ違う車なんて走ってないから。

円融寺に来たら、本堂の裏から山に登る道があって、奥の院の《岩井堂》まで行ってね。清水の舞台ってわけにはいかないけど、山の中にこの舞台は結構見もの。ただ鉄の手すりは、・・・ちょっとね。


『秩父三十四ヵ所めぐり』    内田和浩 宮地工
楽学ブックス  ¥ 1,728

花と紅葉が彩る 里の観音霊場
秩父三十四ヵ所観音霊場マップ
秩父三十四観音への旅
日本百観音と秩父三十四ヵ所の歴史
お参りの服装と持ち物 参拝の作法
旅のおとも いろいろ
御朱印の美
『観音霊験記』の世界
百観音霊場巡拝と善光寺参り


円融寺から二十七番の大渕寺までは尾根伝いに行けます。途中にある護国観音から、仏様の目で人の世を見てみてね。雨でも降ったあとで、足元が悪い日だったら、山はやめようね。
武甲山護国観音から降りたところが大渕寺。ここからは二十八番橋立堂も近い。橋立の鍾乳洞あたりで遊んでると、もう一日終わりだな。1日の終りに、荒川渡って、向こう岸に行くと久那っていう在になる。二十五番久昌寺にお参りして、山門をあとにすると、向こうには夕日に染まる秋の武甲山が見えるはず。
車で回るとしても、このくらいがせいぜいだな。もちろん、すっごく片寄った紹介の仕方をしたけど、これはほんの思いつき。いっくらでもまわり様があるので、何回か秩父に来てもらえるといいなぁ。

二十三番音楽寺から二十四番法泉寺コースっていうのは、秩父高校山岳部時代のトレーニングコース。二十四番の石段を肩車で、片足飛びで、・・・ウッ、吐きそう。




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シナ、深刻化(覚書)『2017年 世界の真実』 長谷川慶太郎

大紀元 2016/10/16
元軍人デモ、「9つの省の省長が緊急に北京入り」=情報筋
http://www.epochtimes.jp/2016/10/26262.html
(抜粋)
中国全国各地から集まった退役軍人が11日北京市中心部にある、軍最高意思決定機関の中央軍事委員会と国防部が入っている、通称「八一大楼」の前で集まり、生活の保障と待遇改善を訴えて、12日早朝まで約24時間の抗議を行った。最終的に約1万人以上が集結し、元軍人による過去最大規模の抗議活動となった。情報筋によると、デモ参加者代表は当局の高官と交渉を試み、一定の成果を収めたとし、今回の抗議活動は「成功した」「今後元軍人による陳情の前例となった」と示した。
成功しちゃったみたいよ。元軍人の要望は、通ったみたいよ。これも当然、反習近平の手が関与した出来事でしょ。ニュースでは「退役軍人」の行動ということだけど、習近平は陸軍の大幅人員削減を明言してたよね。7軍区を5軍区に統合して30万人リストラするってやつね。この「退役軍人」たちは、その新規リストラ組ではなく、1993年、2000年のリストラ組ということ。

そうね、このデモ鎮圧に、これからリストラされる兵隊を当てたりしたらとんでもないことになっちゃうよね。かつては、リストラされた兵士たちが警察に再雇用されていたらしいので、警察も軍には親近感があるはず。・・・誰にも止められない?

シナで起こることは、全てに理由がある。この元軍人デモも、政治的背景がないというのは考えづらいけど、仮にもしそうであったとしても、もはや、この“元軍人”たちが放おっておかれるはずがない。

『2017年 世界の真実』    長谷川慶太郎
ワック株式会社  ¥ 994

世界史の大転換が始まった。そして日本は、世界のトップランナーに踊り出る

何でもかんでも作り過ぎで、もう完全に飽和状態。それが作られたことで、人々の暮らしが便利になったとか、どうとかってことがないとは言わない。代表が道路と鉄道。以前の自転車以外何もない状態を考えれば、この進歩は嬉しいに違いない。だけど、人口が集中している地域ならそれでいいだろうけどね。もともとの《作る》という目的が、《作る》というその事自体にあるんだから、便利になったのは、実はただの副産物。

鉄道なんて、ほとんど確信犯。「列車が人間ではなく空気を運んでいる」という状況で、走るほど赤字を大きくしている。そして賃金が不払いになる。労働争議になる。場合によっては暴動になる。政治家が絡んで国有銀行から金を借り出すことができれば、暴動は収まる。できなければ、いつまでも続く。

万事こんな調子だから、産業界全体に調和というものがない。儲かりそうな分野に人も投資も集中するだけ。公害を撒き散らかしているわりに、必要なものが不足することもある。上海は電力が足りないそうだ。

過剰生産のはけ口にと、海外のインフラに手を出して、たとえばインドネシア高速鉄道建設で日本を出し抜いてみたりした。出し抜いたもののうまく行かず、インドネシアに残るのは日本を裏切ったという汚名だけになりそう。そのための資金をAIIBでまかなうはずが、AIIBは債権を発行できず、金が作れないんだそうだ。

そのくせ、習近平がASEAN諸国を回って金を配ってる。南シナ海問題で東南アジア諸国と衝突し、アメリカ、日本を含めた包囲網を敷かれた。そんななか、ASEAN諸国の切り崩しが目的らしい。新聞が、カンボジア、フィリピン、バングラデシュあたりの名前を上げているけど、足元見られてるのは習近平の方じゃないなか。

何れにせよ、目を離せないことに変わりない。




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大麻取締法(覚書)『縄文の神』 戸矢学

本当に馬鹿だな、私は。こんな簡単なことでも、言われなきゃわからない。情けないったら、ありゃしない。

縄文土器の縄目の文様は、粘土に縄を押し付けて施した。日本の底辺に脈々と流れる稲作文化。それは米食だけでなく、そこから生じるありとあらゆるものに及んだ。土器に文様を施した縄も、もちろん稲藁を綯った縄。藁でさえ決して無駄にしない、もったいない文化だ。バンザーイ❢

・・・馬鹿ですみません。縄文晩期には稲作が開始されたようだけど、基本的には狩猟採集だからね。あの縄目の文様は、稲藁の縄じゃないんだ。じゃあ何の縄かっていったら、その素材は縄文時代以降も用いられ続け、残念ながら今では制限されてしまっているが、本来、日本人にとっては切っても切れないものだった。・・・麻縄。
大麻取締法は、GHQの支持によって1948年に施行された。1963年の改正で罰則が強化されるまではけっこう緩くて、あっちこっちで栽培されていたようだ。著者の戸矢さんは埼玉県寄居出身なんだそうだ。すぐ近く。私、秩父だから。そうそう、秩父線の熊谷の手前に大麻生(おおあそう)って駅がある。“麻”系の地名は日本中、あっちこっちにあるんだって。日本文化の、しかも縄文から続く、非常に重要な部分を失っていたんですね。縄文
『縄文の神』    戸矢学
河出書房新社  ¥ 1,944

よみがえる精霊信仰 縄文の名残の中にこそ、日本人の原点がある

以前に、GHQの占領政策に関わる本を読んだ時に、大麻取締法の問題について知った。内容について、そんなに覚えてないんだけど、大麻に関する危険性ゆえに成立したものではなかったようですね。日本は縄文時代から大麻と共存してきたわけですからね。もちろん、それなりの脳に対する作用はあるんだろうけど、“害”というなら煙草や酒ほどでさえないそうじゃないですか。

マリファナは、コカインやヘロインへの入り口いなるという意見がある。それに関しては、以下のようなデータもある。
マリファナはコカインやヘロインといったよりハードなドラッグの使用リスクを高める「入門薬物」だという意見があるが、それは正しくない。2008年、前月にマリファナを吸ったことを認めたアメリカ人は1520万人だった。同様の数はコカインは190万人、ヘロインは20万人だ。

2010年に同じ調査を実施したところ、マリファナを吸った人数が1740万人と増加したのに対して、コカイン使用者は150万人と減少。ヘロイン使用者の数は変化しなかった。マリファナが入門薬物であれば、マリファナの使用者増加と共に、コカイン、ヘロインの使用者も増えるはずだが、その数は連動していないのである。
元のデータはハフィントンポストなんだけど、ずいぶん前から言われていることのようです。その続きには、アルコール、ニコチン、コカイン、ヘロイン、カフェインと比べても、マリファナは、依存、離脱、耐性においてもっとも問題性が低いとか。

重ねて言いたいのは、1万年を超えて、日本人は大麻とつきあってきた。何の問題もなく、豊かな麻文化を育ててきた。その文化を守りつつ、厚く恩恵を受けてきた。

入り口論のほかにも、暴力団の資金源になるっていう意見もある。だけどそれは大麻取締法があってこその問題で、正直、瑣末なことだ。

それらを踏まえて、GHQがあえて導入したってことを考えれば、日本の繊維市場を独占するために、有無を言わせず規制したって理由が一番しっくり来てしまう。

ちょっとこの本読んでみて、麻と日本人について書かれているのは第一章のほんの少しなんだけど、大麻取締法によって失われたものの大きさに愕然としてしまう。




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『震災後の不思議な話 三陸の〈怪談〉』 宇田川敬介

あれだけの人たちが亡くなったんだから、そこには無数の霊との関わりが語られるだろうことは、むしろ当然。「いろいろな話があるんだろうな」とは思ってたけど、取り扱い方によっては限りなく不謹慎なこと。たとえば、それを題材にした物語というレベルで考えても、小説にしろ、映画にしろ、まだまだ難しいだろうね。いまだに戦争のことを語れない日本人だからね。

3・11後の被災地で語られた「幽霊」の噂を丹念に取材。亡き人を身近に感じ、ともに生きる “スピリチュアルな復興"の記録! 昔話や民間伝承と重ねつつ「死者の声」に寄り添う試み。
・・・という本です。

亡くなった人たちとのつながりを切ることなんてできないから、つながっていたいから、そんな思いは、人の心を土足で踏み荒らすようなことにならない範囲内で、静かに語られているんでしょうね。

その、“静かな語り”というのが、とても大事なことだと思うんです。この本は、そんな“静かな語り”を集めたものです。
飛鳥新社  ¥ 1,296

「生きてほしい」・・・そんな亡くなった人たちの思いに応えたい
第一幕  迫りくる危機と虫の知らせ
前段  荒ぶる神々と予知能力
第一段  「虫の知らせ」とは
第二段  生死を分けた不思議な出来事
第二幕  「助けて」という願望
前段  海の中の出来事
第一段  「私に気づいて」という訴え
第二段  「この子だけでも」という切なる願い
第三幕  あの日にかえりたい
第一段  帰るべき場所
第二段  止まった時間
第三段  生きている人を引き込む霊
第四幕  見守っています
第一段  死者を祀る
第二段  復興が気になる霊たち  

祖母が霊感の強い人で、人には見えないものが見えたり、聞こえないものが聞こえる人だった。私の生まれた家は、長男の嫁が《ロクサンさま》に通ずる“巫女”みたいな役割をすることになっていて、数字を使って《ロクサンさま》の言葉を推し量り、近所の女たちの悩みに答えていた。母親は、そういうのが嫌だったらしく、自分の長男の嫁には《ロクサンさま》に使える方法を伝えずに死んだ。とにかくそんな家だったんで、なんか周りにいろいろなものがいるみたいで怖かった。

中でも祖母は怖かった。かつて私もいろいろなものを見たり聞いたりしたけど、高校を卒業して家を出てからは、そんなこともなくなった。きっと、祖母のそばを離れたからだ。

もう、祖父母も、父母も見送った。たまには出てきてくれればいいのにと思うんだけど、さっぱりだ。完全に成仏してる。きっともう、個性を失い、おおきな勾玉の集まりみたいな渦巻きの中で、この世とあの世の秩序を支えているんだろう。


一時は、遺体が流されてたどり着いた山際のあたりから、タクシーで帰ろうとする霊が多くいて、運転手さんは大変だったらしい。私の経験では、霊は昼も現れるから、きっと昼間も普通にタクシー拾ってたでしょうね。ときには、自分の家に帰ろうとする霊が街角を歩いていたに違いない。もしかして、バスや電車で帰った霊もいるかも。

復興ボランティアに紛れて、瓦礫の中から思い出の品を探してた霊もいたって。見つけ出して成仏したでしょうか。仲間で流された人は、霊になっても仲間と一緒に行動してたって。

会いたいのに、ちっとも出来きてくれないから、こっちから会いに行っちゃう人も、きっといたでしょう。ダメだよな~。だから、お母さんは、お父さんの帰りを待ちわびる子に、お父さんはずっと見守っているって、お話をする。子どもは、どこからか自分を見つめる温かい目を感じながら大きくなるんだ。・・・霊とつながることは、生きることにつながるんだな。




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『2017年 世界の真実』 長谷川慶太郎

長谷川慶太郎さんは、伊勢志摩サミットをすごく高く評価してるな。今回のサミットに合わせて、仙台では財務大臣・中央銀行総裁会議が、新潟では農業大臣会議が、広島では外務大臣会議が開かれているんだそうだ。たしかに、麻生さんが格好つけてた姿を思い出す。他にも情報通信大臣、エネルギー大臣、教育大臣、環境大臣、科学技術大臣、保険大臣、交通大臣の会合も組まれているって。・・・すごいね。

これがかなり画期的なことで、長谷川さんは《各国の行政機構を統合するための第一歩》とまでいう。極めて大胆な「G7改革」ということだ。それを先導したのが安倍首相であり、日本。

・・・、日本が世界を、それもG7を先導するなんて、いったい日本のどこにそんな力が。・・・そう思いますよね。当然です。マスコミは、一言もそんなこと、報じていません。・・・日本のマスコミは、ね。

この本にも書かれているんだけど、首脳会議で安倍首相が「世界経済はリーマンショック前と似ている」と提示したことに対して、ドイツのメルケルらから「そこまでじゃない」って苦笑いされたって報道された。安倍首相は、消費税の増税を延期する言い訳にサミットを利用しようとして呆れられたって感じの報道だったけど、ほんの数ヶ月後の今、世界経済はおそらくリーマンショックよりももっと深い低迷に落ち込もうとしているよね。今思えば、メルケルたちは、それを口に出せなかっただけだった。

それをまあ、日本のマスコミは、ことさら矮小化しようとしてたわけだ。世界から集まった6000人のジャーナリスト。世界は、この伊勢志摩サミットから何かが変わり始めるだろうことを、彼らは感じ取り、歴史が動くその現場を見に、伊勢志摩に集まった。そういうことのようですよ。


『2017年 世界の真実』    長谷川慶太郎
ワック株式会社  ¥ 994

世界史の大転換が始まった。そして日本は、世界のトップランナーに踊り出る
第1章  二〇一六年五月、「新G7体制」がスタートした
第2章  ヨーロッパでくすぶる「火種」とEUの末路
第3章  「二十一世紀の火薬庫」は北朝鮮とロシア
第4章  中国はどこまで追い込まれているのか
第5章  アメリカはどこへ行くのか
第6章  「トップランナー・日本」に課せられて宿題


カギになる言葉は、“デフレ”。世界は20世紀のインフレ時代から、21世紀のデフレ時代に移行した。20世紀に入る直前、バブル崩壊を期に、先行して日本はデフレに突入した。その間、「失われた20年」とまで呼ばれたデフレ期を通し、日本は、汗と血を流して贅肉を削ぎ落とし、体質を強化した。ようやく世界経済のトップ集団に復帰しようかという今、まさに世界は歴史に飲み込まれようとしている。これ以上、お金を刷ってごまかせる段階じゃないからね。

ヨーロッパ諸国の主要銀行が、今、かなり苦しい状況に追い込まれているという。ニュースチェックしているだけだけど、確かに感じられるよね。ロイター《http://jp.reuters.com/theWire》をチェックしていると、なんか、あちこちで悲鳴が上がっているように感じられる。

日本も大変だったもんね。山一とか拓銀とか潰れちゃってさ。長谷川さんが書いてるんだけど。三菱東京UFJ銀行は、もとは、三菱と、東京と、三和と、東海銀行だったんだよね。新宿には全部で11の店舗があったって。それが今は三菱東京UFJで2店舗だって。11店舗が2店舗になるまで、日本は削ぎ落としたんだ。その苦労を、世界はこれからすることになる。

その上、金利が低い。長期資金を用立てることができる唯一の国。そんな日本の首相の提案なら、しかもそれが真っ当なことなら、世界のリーダーたちも聞かないはずがない。

今、世界における日本は、そこまでの状況にあるんだそうです。敵の前に縮み上がり己を知らないじゃ、いったい日本のマスコミはなにを伝えたいんだか。

いけない。日本のことばかりになっちゃった。ごめんなさい。だけど、この本に一貫したテーマ、それはやはり、“デフレ”。日本のじゃなくて、世界のデフレ。それを乗り越えたところにいる日本。マスコミの、日本のマスコミの悪癖を理解して、しっかり世界を見ないとね。・・・えっ、私? ・・・最近は、ダンサーと呼ばれてます。そう、さんざん踊らされちゃって。




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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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