めんどくせぇことばかり 2018年09月
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装備『トレッキング実践学』 髙橋庄太郎

ここにきて、やっぱり装備なんですよね。

山の道具は値が張ります。高すぎますよ。山登りしようと思うと、そのうち近場の山だけじゃ物足りなくなるから、どうしたって交通費が馬鹿にならないです。若い頃は、それが一番問題でした。装備は靴とか、どうしてもって物のほかは適当にしてました。先輩たちの古いのをもらったり、代用品で済ませたり。衣服なんかは、それこそ体力でカバーするとかですね。

そんなでしたから、装備のこと、特に衣類のことはよく知らないんです。だから、この本は大変勉強になりました。

私は、山に関して20年を超えるブランクがあります。2年前に再開してビックリしました。以前に比べ、装備が本当に進化しているんですね。山の衣類なんてすごいです。みんな、化学繊維素材で、さらっとした気持ちいい着心地で、すぐ乾いちゃうんですね。

ゴアテックス素材っていうのには、一番驚かされました。昔はカッパですよね。とりあえず雨は弾くけど、汗かいて、湿気が内に溜まって、結局はけっこう濡れちゃうんですよね。雨の日は、歩かない。これが一番いいんですけど、そうとばかりは行きません。それが今では、雨を弾いて、しかも、うちの湿気を外に出すっていうのですからすごいです。

実際、使ってみても、昔のレインウェアに比べ、はるかに快適です。限度はありますけど、うちに湿気がこもって不快感が生じるまでの時間は、断然長くなりました。

登山用、トレッキング用として、山の道具屋さんで売られてるメーカー品は、どれもいい値段がしています。だけど、その技術が一般スポーツ用品というところまで下りてくると少し安くなってきます。ワークマンまで下りてくると、更に安くなります。

さらに、私がいま期待しているのが、ワークマンです。私が山で使うために買った衣類の大半は、山の道具屋さんじゃなくて、スポーツ屋さんでもなくて、ワークマンです。山の道具屋も専門店なら、ワークマンも専門店です。そりゃ、けちな商品を置いとくわけにいかないのは、山の道具屋さんと一緒です。にもかかわらず、ぜんぜん安い。

『トレッキング実践学』    髙橋庄太郎

枻出版社  ¥ 1,620

テント泊主眼の旧『実践学』に対し、[改訂版]は日帰り登山や山小屋泊にもフォーカス
1 計画を立てる
2 バックパックと内部の「荷」
3 「衣」のそろえ方
4 山の「食」
5 「住」のそろえ方
6 小物のそろえ方
7 歩行術
8 生活術
9 危機管理術
10 ローインパクトとルール&マナー
11 トレッキング上級者への道


テントにも驚かされました。

一人、二人、三人用テントなんていう、少人数用のテントが人気なんですね。私なんかの感覚じゃ、大勢が寝られる大きなテントが少しでも軽ければ、まったく文句なしっていうか、それが一番でした。

高校山岳部の時のテントは、帆布性の三角テントでした。奥秩父の縦走の時、ずっと雨で、フライを張ったってテントが雨吸って重くなって、それをたたんでザックで運んで、またテント場についたら、濡れたテント引っ張り出して張ってね。あれは嫌だったな。

最低でも四人用。場合によっては、そこに無理やり人数詰め込んだりしてました。・・・今、思い出しても、ゾッとします。

今のテントの快適なこと。テントに関しては、もう元には戻れませんよ。三人用に一人なんて、最高ですね。誰かのいびきに悩まされずに済むし。・・・この間、尾瀬に行ったとき、連れ合いは私のいびきに悩まされたらしいんですが。

もう一つ、ビックリしたのがマット。ウレタンのマット。あったかいんです。これもビックリ。地面からくる冷たさが完全にシャットアウトですよ。あの地面の冷たさって、テントで寝る以上、切っても切り離せないもののように考えていたんですけど、事態は完全に変わりました。

ビックリしたのはほかにもあるんだけど、もう一つここで上げるとすれば、ヘッドライトです。LEDのヘッドライト。明るいし、電池の持ちは良いし、なにより玉が切れない。

私、20年以上前に山をやめたとき、くやしくて多くの道具を捨ててしまったんですけど、ヘッドライトはとってありまして、出してつけたみたら、案の定玉切れでした。当時のヘッドライトは、ライトの部分のねじを開けると、切れた球の隣に、予備の玉が一つついてました。取り替えたらつきましたよ。

チェーンアイゼンっていうのも便利で・・・

さっき、もう一つ上げればって、ヘッドライト上げたんでした。きりがないのでこのあたりで・・・。

とりあえず、この本で装備のことを勉強しておかないと。




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越生 四寸道

 四寸道 
以前から気になっていた、越生の四寸道を歩いてきました。

9月24日四寸道 (1)
黒山三滝に向かうところにある無料駐車場に車をおいて、20分ほどは舗装道路を歩いて梅ケ久保に向かいます。“SG”とあるのが、スタート・ゴール、この駐車場です。9月24日四寸道 (2)

御嶽神社に向かう途中、道が崩落しているところがありました。この崩落地の右手に小さなピークたあるんですけど、そちらに登って、この崩落地を回避することもできます。トラロープを張ってもらってあって、距離も10mほどで短いんですが、この日は下がぬかるんでいて、慎重に通過しました。9月24日四寸道 (3)
御嶽神社です。神社の正面は、すぐに切り立ったがけになっていて、狭いところでなんとか屋根まで入れて写真に取りました。この御嶽神社から先、高山不動奥の院、通称“関八州見晴台”に向かう道を“四寸道”と呼ぶようです。嫌な名前ですよね。四寸の幅しかないということでしょうか。四寸といえば、ほんの12cmじゃありませんか。足を置く幅しかないんでしょうか。

「そんな事はないだろう」
なんて考えながら先に進んだんですが、そんな事はありました。

地図でいうと、一旦、舗装道路に出てすぐに正面から山道に入るところ、ヤマプラの地図では山道として認定していないところなので、赤い線を追加してあるところです。そこから山道に入り直します。入り口も写真に撮っておけばよかったんですけど、この先にあるらしい“12cm”で緊張したいたみたいで、カメラを出そうと考えなかったみたいです。そのまま、石でできたブロックをよじ登って山道に入りました。テープの目印がありました。
9月24日四寸道 (4)

しばらく行くと、登り道の先に岩場が見えてきました。登りきったところの先が“蟻戸渡”と呼ばれる難所のようです。ピークの部分の岩のヘリを慎重に通過すると、その先は下りになっているのですが、一枚の大きな岩です。船を転覆させて船底を上にしたような形で向こうに下っています。

その船底の頂上部を進むのが“蟻戸渡”なら自分の手におえないところですが、右手の“船べり”の部分なら、なんとか下りられそうな手がかり足がかりがありました。下りきってしばらく行ったところが、上の写真です。ホッとしてやっとカメラを取り出しました。

ここまで来たら、下部に巻道があるのに気が付きました。

この先の急坂をハアハアいいながら登りきったところで尾根筋に出ました。
9月24日四寸道 (5) 

尾根筋に出て、いままで歩いてきた藪の中の薄い道を写したのが上の写真です。
9月24日四寸道 (6) 
高山不動奥の院です。
9月24日四寸道 (7) 
この日は、もともとは雨の予報。だけど、このあと重ったるい雲は上がっていきました。
9月24日四寸道 (8) 
お昼の“どんべい”です。カップ麺を開けて、袋に入れて持っていきました。
9月24日四寸道 (9) 
傘杉峠から黒山三滝に下りました。岩が露出していて、尾根上に登るなら、この道が一番面白いと思います。
9月24日四寸道 (10) 
三滝まで下りてきました。下手な写真の一番奥が天狗滝です。

気になっていた四寸道を歩き通せて良かったです。蟻戸渡はちょっと怖かったけど、あの辺りを整備したら、人気のある道になるかもしれません。ただ、前後がものすごい急坂でした。古道と呼ばれますが、昔の人の健脚には驚くばかりです。




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ジプシー『世界の路地裏を歩いて見つけた「憧れのニッポン」』 早坂隆

“中国”の古代に殷と呼ばれる王朝があります。姓は子であったという。夏の桀王を滅ぼして成立した王朝であるという。夏は三皇五帝を受け継ぐ禹を始祖とするわけだから、殷の段階ですでに易姓革命が始まっていたんでしょうか。その殷を滅ぼしたのが周王朝。「紂王がとんでもなく悪い王だったから」というわけですが、殷王朝も「桀王がとんでもなく悪い王だったから」夏を滅ぼしたんですよね。やはり易姓革命、天命の思想が始まってるわけですね。

殷は、本来は商だったようですね。殷は商の一都市名であったようですが、なぜかそれが商の王朝名として使われるようになってしまったんでしょうか。殷という字は悪い意味を持った漢字で、商を滅ぼした周が、あえてその漢字で、自分が滅ぼした商を辱めたという話もどこかで読んだような気がするんですけど。

商の人の生き残りは土地を持つことが許されなかったため、正業である農業に携わることができず、やむを得ず、人から蔑まれる物流と売買を生業にするようになったとか。周は、そのような人々を商人と呼んで蔑んだとか。

前の王朝を滅ぼして、その民族を辱めるというのは、民族の入り乱れる“中国”ではやむを得ないことなんでしょうか。それにしても、王朝の交代のたびにそんな事が行われていったのだとしたら、・・・考えるだに恐ろしいですね。



PHP研究所  ¥ 950

各国の庶民の目に映る「憧れのニッポン」像は、日本人が知らない「世界と日本」を教えてくれた
第1章 満洲──日本人が掲げた理念の風
第2章 モンゴル──世界史の中の不思議な繫がり
第3章 ルーマニア──「僕は日本に生まれたかった」
第4章 チェコ・ポーランド──救われた生命、奪われた生命
第5章 バルト三国──一枚の色褪せた「日の丸」
第6章 旧ユーゴスラビア──コソボの「ワールドカップ」
第7章 トルコ・シリア──時を越えた恩返しとトウモロコシ
第8章 イラク──一国平和主義は卑怯で、みっともない
第9章 イスラエル──ゴールデンブックに刻み込まれた感謝
第10章 サイパン・パラオ──日本流委任統治の光芒
第11章 フィリピン──天使たちの町に残る特攻兵の面影
第12章 台湾──なぜ、この地は「美しい島」なのか


ルーマニアに数多く居住するというロマ族。いまだに私、よく分かっていないんです。

以前はジプシーと呼んでいましたよね。最近、差別的な蔑称と扱われることが多くこの呼名を使うことは控えられているようです。でも、このジプシーというのは、《エジプシャン》から来た言葉で、中世ヨーロッパに彼らが姿を表した時、「エジプトから来た人々」と誤解されたことに由来するんだそうです。

実は、彼らのルーツは諸説あって、はっきりしたことは分かっていないようです。オスマン帝国の奴隷の末裔という説や、モンゴル人によってインドあたりから連れてこられた人々だなどという説があるそうです。

《ロマ》とはロマ語で《人間》を指す《ロム》複数形だそうです。インドのサンスクリット語で《人間》を《ドム》と呼ぶそうです《ロム》と《ドム》、起源は一緒なんじゃないでしょうか。現在でも中東一帯で暮らすロマはドムと呼ばれているそうです。

いずれにせよ、商の民が蔑まれていった過程と同じ悲哀のようなものを感じてしまう。

ちょっとややこしい話になりますが、《ルーマニア》という国名は、現地では《ロムニア》と発音される。この《ロム》はロマを指すものではなく、イタリアのローマに由来する。ローマの語源は伝説上の建国王である《ロムルス》。《ロムルス》の“ロム”がジプシーを指す“ロム”とどんな関係があるのか、あるいはないのか、いまだ不明だそうです。

「ロマンチック」とか、「ロマンス」という
言葉のもとのなったローマ。そのローマも、ジプシーを指すロマも、つづりは「Roma」と、同じように書かれる。



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テーマ : 読んだ本
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『毎日食べたいごちそうスープ』

私は、やはり、野菜の力を必要としているようだ。

「バランスよく何でも食べる」と心がけているものの、結局、肉に傾いているわけです。肉の量を減らすのかどうかは、この際問題ではありません。野菜をいかにして多く食べるかが問題です。その一つの答えとして、今、実践しているのが、みそ汁です。

一日に一杯の味噌汁ではありますが、ごく当たり前の時期の野菜をたくさん入れて、毎日なんとなく変化をつけて頂いています。やはり、油分が入るとコクが出ますよね。油揚げ、ウインナー、肉団子、ハム、がんもどき、ちくわなどで工夫しますが、最初に野菜を炒めてからみそ汁にしてもいいですね。

いつもは数種類の野菜で作るんですけど、ときどき無性に飲みたくなるのが、大根の千切りだけのみそ汁。新玉ねぎだけのみそ汁。ねぎだけのみそ汁。じゃがいもだけのみそ汁。“だけのみそ汁”も、うまいんですよね。

だけど、これは、スープの本。

基本的にはみそ汁なんですけど、そう、「私はこうだから」って変にこだわっては、人は変われません。スープもいいじゃないですか。

ミネストローネ? どこの方でしょうか?
チャウダー? 日本語がわかりますか?
ポタージュ? なんか問題ありましたか?

『毎日食べたいごちそうスープ』


学習研究社  ¥ 時価

スープ、ポタージュ、チャウダー…何度も作って、わが家の定番に
定番スープ
ミネストローネ チャウダー とん汁
肉系おかずスープ
魚介系おかずスープ
豆腐系おかずスープ
豆系おかずスープ
洋風スープ
中華風・韓国風スープ
和風スープ
シチュー
煮込み


ミネストローネ君はイタリア生まれの野菜スープだそうです。もとはトマトを入れたスープをそう呼んだそうですが、トマトの入らないものもそう呼ぶことはあるそうです。結局、イタリアの田舎の野菜スープ?・・・それじゃあ、日本のみそ汁と同じですね。

にんにく、玉ねぎ、その他の野菜の順にオリーブオイルで炒め、最後にホールトマトを潰しながら入れ、水とブイヨン、塩コショウで味を調える。

チャウダー君は、元ヤンキー。アメリカの生まれだって。これもミネストローネくんと同じで野菜スープってこと。二枚貝を入れればクラムチャウダー。お魚ならフィッシュチャウダー。とうもろこしならコーンチャウダーだそうです。

ポタージュ君はフランス生まれの気取ったやつ。彼は、ミネストローネ君やチャウダー君に比べると、ずいぶん洗練されてますね。なんて生意気なんでしょう。

野菜をにて、汁ごとミキサーにかけてなめらかにし、鍋に戻して牛乳で濃度を整え、塩コショウで味を整えます。洗練されたポタージュ君は、野菜のごった煮みたいにいろいろな連中と一緒にされるのが嫌みたいで、人参のポタージュとか、小松菜のポタージュとか、れんこんのポタージュとか、かぼちゃのポタージュとかですね。自分ひとりだけ目立ちたいということのようです。

まあ、面白いじゃないですか。ミネストローネ君、チャウダー君、ポタージュ君たちを我が家に招待しましょうじゃありませんか。しかも、彼らを招待することで、うちのみそ汁のやつも、刺激を受けて成長するに違いない。

ということで、今夜はさつまいものポタージュです。




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『肝機能は改善できる』 泉並木

シー! 

こんな本を読んでることは、連れ合いには内緒なんです。もちろん、健康診断の結果なんか、連れ合いには見せてないし、話題にもしていません。こんな本を読んでいることがバレれば、医者に行かされてしまいます。それは嫌です。

タバコは辞めたんです。もう、4年になります。高校の時から吸ってたし、18歳からは常時吸うようになってましたから、36年間も吸ってたんですね。もともと喘息の気があったんですが、咳き込むことが多くなって、苦しいこと苦しいこと。それで連れ合いに説得されてやめました。

酒を飲み始めたのは小学校の頃で、やはり18歳からは常時飲んでます。未だにやめてませんから、もう40年ですね。肝臓もお疲れです。タバコと同じようにやめればいいんですが、その気はありません。仕事をやめたら、程々にしようと思ってますけど、40年の積み重ねというものがありますからね。だましだまし付き合っていく方法があれば、それで上々なんです。

もしもこの本から、だましだましの方法を見つけることが出来れば、・・・そんな藁にもすがる思いで、この本にすがってみました。

ガーン!

《日本酒で3合以上の飲酒を、毎日5年以上続けると、アルコール性肝硬変をおこすリスクがある》
《1日5合以上を10年間飲み続けると、アルコール性肝硬変になる危険性が高まる》

後記はクリアーしていないものの、前記はクリアーしている私です。ただ、飲む量を見直したり、一時的に禁酒すれば肝機能は改善するんだそうです。すでに肝硬変になってればだめみたいですけど。



主婦の友社  ¥ 1,080

肝臓が悲鳴をあげる前に、飲酒、食事、運動の見直しを
第1章  肝機能が低下すると、どうなるの?
第2章  お酒に強い=肝臓が強い、ではない!  肝臓をいたわる飲酒のコツ
第3章  脱、肥満!  食生活の注意ポイントとおすすめの食材
第4章  すぐできる!  心がけ次第の日常生活のコツ


だけど、第2章は素晴らしい題名ですね。《飲む量や飲み方に気をつければ禁酒しなくても、肝臓の健康は保てる》ですから。これも、すでに肝硬変になってるようじゃだめみたいですけど。

上の子は27歳の時の子供で、間もなく31歳。下の子は33歳の時の子で、間もなく25歳。下の子が仕事を決めて、家を出たのが3年前で、私が55歳の時。その時に、私は、次の人生をはじめてもいい段階に入っていたんですね。だけど、その次の年に足の手術をして、その後の2年で足の力もついて山歩きもまともにできるようになりました。

だから、“今”が一番いいんです。次の人生を始めるのに。

次の人生を始めるのに、肝臓がもうダメだっていうんじゃ、話になりませんからね。それは困ります。大酒飲みの人生を40年やってきましたから、次の人生は大酒飲みじゃなくてもいいんです。だけど、飲まないっていうのもなんだかと思いますので、小酒飲みなんてのはどうでしょう。

“小酒飲みの人生”・・・なかなかいいんじゃないでしょうか。

30代、辛いよね。40代、もっと辛いよね。30代、40代でもがいている人がいたら、50代になって自分の行き着く先が見通せれば少しは楽になりますよ。そして、子供が独り立ちすれば、そこから先は次の人生がはじめられます。その時のために、自分の体をいたわったおいて下さいね。

肝臓っていうのは、駄目になってさえいなければ、いたわれば、いたわっただけの効果のある臓器のようです。この本は、肝臓のいたわり方が書かれた本です。




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テーマ : 読んだ本
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御岳奥之院-大岳山-鋸山

9月16日大岳
9月に入って、週末になるたびに雨が降ってるような気がしませんか。

これは前の三連休、15・16・17日の三連休の真ん中、16日に奥多摩に行った時の記録です。15日が雨で、17日の予報も良くなかったもんですから、16日の予報も良かったわけではないんですが、とりあえず雨ではなさそうなので、ここぞとばかり出かけました。
9月16日大岳山 (1)
9月16日大岳山 (2)
9月16日大岳山 (3)
朝、5時過ぎに車で家を出て、鳩待駅の無料駐車場に車を置き、御嶽駅まで電車で行きます。鳩待の駐車場に着いたのが6時半少し前。電車は6時38分。御嶽駅からのバスが7時4分。20人くらいはいたと思います。ケーブル下からのケーブルカーが7時30分だったかな。車でここまで来た人もたくさんいて、ケーブルカーはけっこういっぱい。上についたときは、・・・この雲は上がるのか、広がるのか、微妙なところ。雰囲気的には、今にも降り出しそう。
9月16日大岳山 (4)
9月16日大岳山 (5)
9月16日大岳山 (6)
奥の院から鍋割山あたりでは、一面、霧に覆われて、なんだか水の中を歩いているような感じ。岩場が始まる手前で奥の院、鍋割山を経由するコースと巻道から来る道が合流するけど、これはおそらく頂上を経由したほうがお得。奥の院から鍋割山の雰囲気は独特。奥の院が置かれただけあります。合流点のあとの岩場、鎖場はほどほどだけど楽しかったです。濡れていたので気をつけましたけど。
9月16日大岳山 (7)
9月16日大岳山 (8)
大岳山頂まで来て“晴れた”ように見えるでしょ。これは見せかけなんです。晴れているのは頭の上だけで、周辺の景色は一切見えません。ほぼ同時に到着した若い女性、三十代くらいでしょうか。その方は、「待っていても雲は取れないだろうから」と先に出かけました。私はここでラーメン食べながら待ちました。結局、雲は取れませんでした。
9月16日大岳山 (9)
9月16日大岳山 (10)
鋸山までの途中で、また霧に巻かれてしまいました。この日は結局、曇りの日で、雨が降らないだけマシという一日でした。鋸山頂で先程の女性とあったんですが、「ようやく暑さが収まって歩きやすくなる季節なのに、今年の9月は・・・」ということで一致しました。その後、あとから追いついてきた男性も、「関東だけの雨なら車で遠出するんだけど・・・」と嘆いていました。前の女性も、後ろの男性も、奥多摩駅に降りたら《もえぎの湯》で汗を流すと言ってました。

鋸山を出てしばらく歩くと、ようやく周りの山が見えだしました。隣にドカンとでかいのは御前山でしょうか。
9月16日大岳山 (11)
9月16日大岳山 (13)
9月16日大岳山 (14)
鋸山から奥多摩に降りる道も岩がむき出しているところもあって、楽しい道でした。鎖場もあったので、とりあえず降りときましたけど、岩も木の根も濡れていて、足場、ホールドを大きく取る必要があって、こういう天気の日は大変。右側に迂回ルートがあるのでそちらの方が良さそう。

岩も木の根も土もつるつる滑る下りで、特に木の根のあみだくじみたいなところがあって、集中力が切れそうになりました。なんとか愛宕神社に到着したら、最後に写真のような急な石段を降ります。たしか、188段ありました。前を行っていた女性と一緒にこの石段を降りました。その方はもえぎの湯に向かい、私は駅に向かいました。ちょうど、お昼の12時でした。




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テーマ : 登山
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『駐在刑事 尾根を渡る風』 笹本稜平

本屋さんにありました。ちょっと前の本だから、古本屋さんを回るようかと思ってたんですけど・・・。

この間紹介した『駐在刑事』は、単行本になったのが2006年、文庫として出たのが2009年でした。シリーズ第二作となる、この『駐在刑事 尾根を渡る風』は単行本になったのが2013年、文庫として出たのが2016年でした。第一作から第二作までの間が7年かかってるんで、第3作は2020年、オリンピックの年に出るのかな。楽しみだな。

この間、そう、第一作の『駐在刑事』を紹介して、早く第二作が読みたいとか思っている頃、ふとテレビをつけると俳優の寺島進さんがおまわりさん役で出てるドラマをやってたんですね。なんの予備知識も持たずに、偶然その番組を見たんです。すでに始まって30分ほどしてからのことです。

しばらく、ボーッと見ていると、どうも事件が起こった現場は奥多摩らしい。「もしかして、これって」って見ていると、おまわりさんの名前は江波淳史。ということになると、これは『駐在刑事』に間違いありません。加倉井捜査官まで出てきましたから、もう間違いありません。

ドラマ化されていたんですね。

ちょっと調べてみたら、最初のドラマは2014年に放映されていて、これまでにすでに5作も作られているんだそうです。なんだ~。もっと早く知っていればな~。あんまり進んでドラマっていうのを見る方でもないもので。・・・あー、残念!

そんなことを思っていたら、なんと、10月19日から、毎週金曜8時からの連続ドラマとして放映されるそうです。10月19日は、初回2時間スペシャルだそうです。

楽しみ、楽しみ。


講談社文庫  ¥ 778
取り調べ中容疑者が自殺、青梅警察署水根駐在所へ降格された元刑事・シリーズ第二弾
花曇りの朝
仙人の消息
冬の序章
尾根を渡る風
十年後のメール


人のつながりって、とっても厄介なもんですよね。

人は一人で生きていけるもんじゃないですから、いろいろなつながりが複雑に絡み合った中で生きているわけです。そのつながりに、人はいろいろなやり方で関与していきます。

大事に大事に、そのつながりを守ろうとする人。あまりに関わりすぎて、かえってつながりをそこなってしまう人。つながりを煩わしく思って、引きちぎるようにして遠ざかろうとする人。

一生懸命に生きようとすればするほど、つながりをめぐる思いは、切ないものにならざるを得ないんですよね。だって、全ては移り変わってしまいますから。「色即是空 空即是色」などと説教めいたことが言える柄ではありませんが、大切にしたいと思えば思うほど、やはり、かつてあったつながりは、大切なそのつながりは、やがて遠ざかってしまうんです。

江波淳史は奥多摩の駐在所に降格されてから、逆に地元の人達との良好な関係を築き、かつての自分にはなかったやりがいのある毎日を送ってます。ある事件を通して信頼し会う関係を結ぶことができた内田遼子とは、男と女としてもなんとなくいい感じになりつつある。自分を信用し、慕ってくれる、馴染みの旅館の跡取り息子も、新しい恋に心をときめかせていて、かつての自分にはない、いい空気の中で生きられている。

そんな彼らの周囲で、奥多摩の山が舞台となるさまざまな事件が発生するんですね。厄介なつながりを抱えた人たちが、なぜか奥多摩の山域に関わってくるんです。そして、かつて警視庁捜査一課の刑事として様々な事件に当たってきた江波が、絡み合った厄介なつながりのもつれを解きほぐしていくわけです。

でも、江波にしても、内田遼子にしても、かつては厄介なつながりの中で、大きな挫折を経験しているんです。だからこそ、今、自分の周辺がいい環境であることを大事にできるんですね。

それにしても、依然として奥多摩は事件が多いな。

ドラマ、楽しみだな。10月19日ですからね。見てね。




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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

『山登り12ヵ月』 四角友里

同僚から、「こんな本があるよ」って勧められました。「なんでも、埼玉県出身の女の人らしいですよ」って。

こんなブログをやってるので、紹介されるまでもなく知ってました。だけど、最近は、山の本に関しても女の人が書いたものが多いでしょ。それがなんだか、山が元気な女の人に乗っ取られてしまってるような気がして、・・・実際にそうなんだと思いますが、それがなんだか悔しいような気がして、買いそびれていたんです。この間も女の人の本を読んだばかりでしたしね。ブログで紹介するにしても、女の人の書いたものばかり続くのもどんなものか、・・・とかね。

そんなわけで、この本を買わずにいた理由は、上記のような、ごくごくくだらない理由によるものだったんですけど、他の人から勧められたことで、踏ん切りをつけて買うことができました。それはある意味で、自分の意識そのものに踏ん切りをつけることにもつながったように感じます。

なにせ、本当に頭の固い私なものですから。

この間ブログにも書いたのですが、今年度いっぱいで仕事を離れるつもりでいるんです。“何だ、そのくらい”と思われるかもしれませんが、私にとっては、これまでの人生に区切りをつけるつもりの決断なんです。どっちかって言うと、“固め”な仕事だったもんですから、それが私の頭の固さに拍車をかけた部分があったかもしれません。

これをきっかけに、楽に生きようと思うんです。

「たかが、もう一冊、女の人が書いた山の本を読むことぐらいで、何を大層なことを」と思われるでしょ。本当にそのとおりですね。



山と渓谷社  ¥ 1,620

小さな山も、大きな山も、自分らしい一歩ずつで
1月
景信山:東京都・神奈川県  沼津アルプス:静岡県  高水三山: 東京都
2月
宝登山: 埼玉県  入笠山: 長野県
3月
みちのく潮風トレイル: 岩手県  焼森山:栃木県  茅ヶ岳: 山梨県
4月
京都一周トレイル:京都府  高尾山・城山:東京都  本部富士:沖縄県
5月
岩殿山:山梨県  天城山:静岡県  八丈富士:東京都
6月
弥山:広島県  白駒池・高見石:北八ヶ岳
7月
八甲田山・奥入瀬渓流:青森県  尾瀬ヶ原:群馬県  大雪山:北海道
8月
月山:山形県  立山:北アルプス  富士山:静岡県・山梨県  西沢渓谷:山梨県
北アルプス :焼岳 :岳沢 :槍ヶ岳 :双六岳・雲ノ平・高天原
9月
木曽駒ヶ岳:中央アルプス  八幡平・三ツ石山:岩手県
10月
安達太良山:福島県  硫黄岳・天狗岳:八ヶ岳
11月
菰釣山:神奈川県・山梨県  くじゅう連山:大分県  三頭山:東京都
12月
大福山:千葉県  唐津オルレ:佐賀県  白駒池・縞枯山:北八ヶ岳


この本は、山歩きエッセイで、同時に十分ガイド本としても使えます。書いたのは、私より20歳ほどお若い女の人です。紹介文によれば、《「山スカート」を世に広めた、女子登山ブームの火付け役》であるとか。

私が高校山岳部に入って登山を始めた頃、山には女の人はあまりいませんでした。登山っていうもの自体が、登山ブームのはざまで、山はけっこう静かでしたね。その後に比べれば、・・・ですけどね。

大学を出て、社会人になってしばらくすると、なんとなく年配の方が山に増え始めました。その少し後で、私は山から離れることになったわけです。その間に、山では女の人の登山者が増えるというすごいブームが始まったんですね。その火付け役の一人が、著者の四角友里さんということのようです。

更にそのずーっとあと、私は山を再開することになるんですが、ビックリしたのは、やはり装備の変化です。何でもかんでも軽量化されて、しかも強度は増して、更に使い勝手が断然向上してました。それが年配の方や、女の人が山に登れるようになった大きな要因でしょう。

だけどさらに、女の人が山に来るようになるってことは、とくに若い女の人、・・・言い方が難しいな。四十代くらいまでの“比較的”若い女の人が山に来るには、山に登ることがスマートに見えなきゃだめですよね。四角友里さんは、その点において女子登山ブームに火をつけたということなんでしょうね。

この本のエッセイを読んでいても分かります。それは、山というステージを利用した生き方の提案なんですね。「こんな生き方があるよ。私は楽しんでるよ」って。

以前の私なら、見向きもしませんでした。でも、今は、羨ましいと思います。私も乗っかってみようかな。・・・スカートはいて・・・。

・・・ごめんなさい。




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『神様のファインダー』 ジョー・オダネル

この本に掲載されている写真を撮ったのは、ジョー・オダネルさんです。ジョー・オダネルさんは1941年に米軍の海兵隊に志願し、撮影や現像の訓練を受けて、45年に占領軍のカメラマンとして来日したんだそうです。そして、広島・長崎をはじめ、各地の空襲による被害状況を写真の記録として残した人だそうです。

戦後はホワイトハウス付きカメラマンをしばらく務め、のちに反戦・反核の活動に飛び込み、日本やアメリカ、世界各地で写真展や講演会を開いたんだそうです。

残念ながら、もう亡くなっています。亡くなったのは2007年、85歳だったそうです。

その最期をみとったのは、もちろん奥様なわけですが、その奥様が坂井貴美子さんという日本人なんですね。地元福島で行われたオダネルさんの写真展で出会い、活動に賛同して95年に渡米し、97年にオダネルさんと結婚したんだそうです。

この本の文は、すべて奥様の坂井貴美子さんによるものです。

書かれているのは、オダネルさんの生涯です。米軍カメラマンとして日本で活動した頃のオダネルさんのこと。反戦・反核運動に心を写していった様子。活動に圧力がかかった話も書かれています。スミソニアンでの写真展ですね。アメリカでは写真集の出版にも苦労されたそうです。

それでも、粘り強い活動が続けられて、やがては大きな賛同と共感を得られたようです。いまその活動は、奥様に引き継がれているそうです。


『神様のファインダー』    ジョー・オダネル

いのちのことば社  ¥ 1,620

終戦直後の広島・長崎で戦争の惨禍を目の当たりにした元米従軍カメラマン
第一章 一九四五年、広島・長崎へ
第二章 写真展への道のり
Photo Album 焼け跡の隣人
第三章 活動への圧力と新展開
第四章 夫婦として、同志として
第五章 別離、そして再会への希望

nagasaki1945boy_201809201036224b8.jpgやがて、十歳くらいの少年が歩いてくるのが目にとまりました。おんぶひもをたすきにかけて、幼児を背中に負っています。弟や妹をおんぶしたまま広場で遊んでいる子どもたちの姿は、当時の日本ではよく目にする光景でした。

しかしこの少年の様子ははっきりと違っています。重大な目的をもってこの焼き場にやってきたという強い意志が感じられました。しかも裸足です。少年は焼き場のふちまで来ると、硬い表情で目を凝らして立ち尽くしています。背中の赤ん坊はぐっすりと眠っているのか、首を後ろにのけぞらせていました。

本誌p41

多くを語るのは、やめておきます。





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『鴨川食堂 はんなり』 柏井壽

「こないして美味しいに食べてくれはる人がやはるさかいに、一生懸命作りまっけど、相手がおらなんだら気ぃが入らしまへん。鞠子が亡うなって半年ほどは包丁を握る気になりまへんでした。おかげでみな錆びついてしもうて往生しました」

第四話《おでん》で、流が佳代子に語るセリフです。

この、京言葉でのやり取りも、この本の大きな魅力ですよね。京言葉と言うと女の人が喋っている様子が取り沙汰されるけど、その場合、言葉のもつ柔らかさが際立ちます。男の人の京言葉っていうのは、私はなんだか、迫力を感じさせられるような気がするんです。女の人の京言葉も、私なんかが柔らかさに惹かれるのも、それは惑わされていることのあかしであって、それこそが京言葉の真骨頂というところでしょう。

千年の都とは、それだけの長い間、政治的権謀術数の中にあったということ。表向きは受け入れやすそうな軟らかさを感じさせておきながら、すんなりとは本心を明かさない工夫というものが、言葉の中に染み込んでいるんですね。

だから女の人が使うと、決して本心を明かさないしたたかさがありながら、感覚的にしっとりとした肌触りの良さを感じさせてしまう。男の人が使うと、肌触りの良さは残るものの、したたかさが女に人の場合よりも前面に出る分、凄みのようなものを感じさせることにつながるのでしょうか。

だって、流は、もとは刑事さんだったんでしょう。

京都言葉には、そんな権謀術数に培われた過去があるだけに、それとは全く無関係な、親子の間の他愛ないやり取りが、何ともおかしみを感じさせてくれるように思えるんです。



小学館文庫  ¥ 659

優しさも特盛! 辛くて泣き出しそうな日は、ぜひご来店ください。
第一話 親子丼………………元彼の忘れられない行動
第二話 焼売…………………………息子への嘘と後悔
第三話 きつねうどん………………死に神みたいな人生
第四話 おでん……………………かけ違えた心のボタン
第五話 芋煮…………………山中で出会った救いの神
第六話 ハヤシライス…………避暑地の閑かなロマンス


どれ一つをとっても、取り返しのつかない人生で、人は後悔に後悔を重ね、恥に恥を上塗りをして生きていくしかないじゃありませんか。

寅さんに言わせれば、《なお、私こと思い起こせば恥ずかしきことの数々、今はただ後悔と反省の日々を・・・》いう事になるわけです。美空ひばりさんは、《人は哀しい 哀しいものですね。それでも過去たちはやさしくまつ毛に憩う》と歌います。

まあ、これも前世の因縁とあきらめて、なおも後悔に後悔を重ね、恥に恥を上塗りして生きていく。それが私らしい生き方なんでしょう。

そんな男や女たちが、また鴨川食堂を訪れます。いえ、この本に取り上げられるのは、食堂ではなく、鴨川探偵事務所を訪れてくる人たちですね。

依頼人は、いずれも心に何らかのわだかまりを抱えた人ばかり。できることなら、もう一度やり直したい過去。手を伸ばせば届きそうなのに、どうしても戻らないあの人。自分の責任で遠ざけてしまった時間。封印してしまった、されてしまった記憶。

もしも、そのわだかまりを解きほぐすことができるとすれば、もう一度、歩き始めることができるかもしれない。鍵になるのが、あの時の食べ物の思い出。

第四話《おでん》は、けっこう強烈ですね。自分の人生のかなりの時間を否定して、生きていかなきゃなりませんからね。それでも、人生を否定するって言ったって、そのすべてを否定するわけじゃあないわけです。否定しなきゃならない部分もあるけど、これからも大切に守り続けなければならない部分もあるわけです。

否定するなら全否定、否定しないなら全肯定ってものでもないじゃないですか。幾多の理不尽に翻弄される人生で、ちょっと間違えてしまったけど、取り返しのつかない間違いだけど、一度くらいは目をつぶってもらえることがあったって、私はいいと思うんです。

いつか、《過去たちがやさしくまつ毛に憩う》時までは、ただ、口をつぐんで・・・。

そう、思わされるお話でした。







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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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