めんどくせぇことばかり 逝きし世の面影 (2)
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逝きし世の面影 (2)

逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)
(2005/09)
渡辺 京二

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第1章 ある文明の幻影                                                                                                       チェンバレン                                                                                                      「あの頃―1750~1850頃―の社会は、なんと風変わりな、絵のような社会であったことか」                                                                                                                                                                                                           

日本の近代登山開拓者ウェストン                                                                                                      「明日の日本が、外面的な物質的進歩と革新の分野において、今日の日本よりはるかに富んだ、おそらくある点ではより良い国になることは確かなことだろう。しかし、昨日の日本がそうであったように、昔のように素朴で絵のように美しい国になることあけっしてあるまい」                                                                                                                                                                                                            

初代アメリカ領事ハリス                                                                                                      「厳粛な反省―変化の前兆―疑いもなく新しい時代が始まる。あえて問う。日本の真の幸福となるだろうか」                                                                                                       
                                                                                                     

アメリカ通訳ヒュースケン                                                                                                      「今や私がいとしさを覚え始めている国よ。この進歩は本当にお前のための文明なのか。この国の人々の質朴な習俗とともに、その飾り気のなさを私は賛美する。この国土の豊かさを見、いたるところに満ちている子供たちの楽しき笑い声を聞き、そしてどこにも悲惨なものを見出すことのできなかった私は、おお、神よ、この幸福な情景がいまや終わりを迎えようとしており、西洋の人々が彼らの重大な悪徳を持ち込もうとしているように思われてならない。」                                                                                                       
                                                                                                     

長崎海軍伝習所教育隊長カッテンディーケ                                                                                                      「私は心の中でどうかもう一度ここへきて、この美しい国を見る幸福にめぐり合いたいものだとひそかに希った。しかし同時に私はまた、日本はこれまで実に幸福に恵まれていたが、今後はどれだけ多くの災難にであるかと思えば、恐ろしさに耐えなかったがゆえに、心も自然に暗くなった。」                                                                                                                                                                                                            

第2章 陽気な人々                                                                                                       初代駐日英国公使オールコック                                                                                                      「日本人はいろいろな欠点を持っているとはいえ、幸福で気さくな、不満の内国民のように思われる。」                                                                                                                                                                                                            

プロシャのオイレンブルク使節団報告書                                                                                                      「どう見ても彼らは健康で幸福な民族であり、外国人などいなくてもよいのかもしれない。」                                                                                                                                                                                                            

イギリス人水道設計技師ヘンリー・S・パーマー                                                                                                      「誰の顔にも陽気な性格の特徴である幸福感、満足感、そして機嫌のよさがありありとあらわれていて、その場所の雰囲気にぴったりと溶け合う。彼らは何か目新しく素敵な眺めに出会うか、森や野原で物珍しいものを見つけてじっと感心して眺めている時以外は、絶えずしゃべり続け、笑いこけている。                                                                                                                                                                                                            

ボーヴォワル                                                                                                      「日本人ほど愉快になりやすい人種はほとんどあるまい。良いにせよ悪いにせよ、どんな冗談でも笑いこける。そして子供のように、笑い始めたとなると、理由もなく笑い続けるのである。」                                                                                                      女たちは「にこやかで小意気、陽気で桜色」                                                                                                      「住民すべての丁重さと愛想の良さ」は筆舌に尽くしがたく、たしかに日本人は「地球上もっとも礼儀正しい民族」                                                                                                                                                                                                             

スイス通商調査団長リンダウ                                                                                                     「・・・最も大胆なものは私の服の生地を手で触り、ちっちゃな女の子がたまたま私の髪の毛に触って、笑いながら同時に恥ずかしそうに逃げ出していくこともあった。いくつかの金属製のボタンを与えると・・・『大変ありがとう』と、皆そろって何度も繰り返してお礼を言う。そして跪いて、かわいい頭を下げてやさしく微笑むのであったが、社会の下の階層の中でそんな態度に出会って、全く驚いた次第である。私が遠ざかっていくと、道のはずれまで見送ってくれて、ほとんど見えなくなってもまだ、『さよなら、またみょうにち』と私に叫んでいる、あの友情のこもった声が聞こえるのであった。」   
                                                
                                                                                               
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今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本












































































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