めんどくせぇことばかり キリスト教に内在する人間中心主義 『キリスト教の真実: 西洋近代をもたらした宗教思想』 竹下節子
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キリスト教に内在する人間中心主義 『キリスト教の真実: 西洋近代をもたらした宗教思想』 竹下節子

プラトンの古代哲学のように「この世は完璧なイデア世界の影にすぎない」とみなしたり、あるいは仏教では「現象世界はすべて夢まぼろしだ」と考えられている。こうした世界観が標準的だった場所で生きる人々にとっては、現世の苦しみを軽減しながらサバイバルしていくのが精一杯だった。

そうした時代環境に、原書のカオスから秩序を創り、創造者の似姿である人間に後を託すという新しい形の宗教が現れたのだ。その宗教こそが、この世での「秩序の維持」「伝統の継承」をしながら「理想の世界への回帰」を夢見るだけでなく、技術や知識を蓄積し環境に手を加えることによって現実世界を広げていくことが文明の発展であるという世界観への最初の扉を開いた。つまり、人間を襲う生老病死の大きな「運命」という力を前にした諦めと忍従からも人々を解放し、神の国に向かってこの世を変えていくという目的と使命とを糧にして、人々を「進歩」の道へと送り出したのである。

古代ギリシャのストア派哲学者たちにとっての宇宙(=自然)は、完璧な秩序あるコスモスだった。宇宙がそのまま「神性」であって、ロゴスである。その秩序は「不完全でしすべき人間」が造ったものではないから、当然、人間世界から「超越」したものだった。ストア派の考え方では、人は肉体の死によってはじめて完璧で無限のコスモスに統合されることになる。

ところが、一神教の創造神は、カオスからコスモスを創造した。一神教においては、「超越」しているのは「創造神」だけであって、宇宙も自然も人間も、超越した神から見ると同じ場所にある。宇宙は「神によって創られた」から秩序を持つのであり、「神の似姿」である人間はその秩序を解明する能力と義務がある。こうした考え方は、すべての存在者のなかで人間にもっとも重要な地位を与える「人間中心主義」ともいえるものであり、世界における「人間中心主義」は一神教が誕生したときにすでに内包されていたのである。


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(2012/04/04)
竹下 節子

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まとめtyaiました【キリスト教に内在する人間中心主義 『キリスト教の真実: 西洋近代をもたらした宗教思想』 竹下節子】

プラトンの古代哲学のように「この世は完璧なイデア世界の影にすぎない」とみなしたり、あるいは仏教では「現象世界はすべて夢まぼろしだ」と考えられている。こうした世界観が標準...

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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