『世界が語る大東亜戦争と東京裁判―アジア・西欧諸国の指導者・識者たちの名言集』 吉本貞昭
![]() | 世界が語る大東亜戦争と東京裁判―アジア・西欧諸国の指導者・識者たちの名言集 (2012/07/14) 吉本 貞昭 商品詳細を見る |
四部構成になっています。
第一部 封印された日清・日露戦争と大東亜戦争
ここで語られているのは、第一に、戦後語られている日本の近現代史は、戦勝国の都合のいいように捏造されたものであるということ。それが占領の最大の目的であったということ。第二はきわめて重要で、大東亜戦争は日本の降伏までを第一幕、それ以降のアジア・アフリカ地域の独立を第二幕と見るという歴史観が語られてる。そしてこのように見ると、世界の近現代史が大変わかり易くなる。
第二部 世界の指導者と識者が語る大東亜戦争の真実
110人の各国指導者、識者の意見が65ページを使って紹介されています。
第三部 封印された東京裁判の正体
*東京裁判はいかにして成立したのか
*東京裁判の正体とは何か
第四部 世界の指導者と識者が語る東京裁判の真実
58人の各国指導者、識者の意見が36ページを使って紹介されています。
“出色”と感じたのが大東亜戦争を日本の降伏までとそれ以降の二つに分けて考えるという歴史観。19・20世紀という、人間にとってきわめて難しいこの時期が、この見方によって、きわめて分かりやすくなります。見えてくる世界は非常に鮮明で、色鮮やかです。しかし、そのごまかしの効かない世界では都合の悪い人たちがいたわけです。だから、歴史は作り変えられ、しかもモザイクまでかけられて、むしろ“よく分からないこと”こそが、歴史の真ののあり方であるかのように思わされてきました。パウロではありませんが、目から鱗が落ちると新しいものが見えてきます。
冒頭の“本書刊行に寄せて”は、東條由布子さんが書いてらっしゃいます。
「ここに書かれている内容を日本人が知ったら、きっと占領軍による洗脳が一気に解けてしまう、珠玉の名著」「待った甲斐がありました」と書かれています。
世界から見た大東亜戦争
世界が語る日露戦争 『世界が語る大東亜戦争と東京裁判―アジア・西欧諸国の指導者・識者たちの名言集』 吉本貞昭
こちらで世界の著名人の言葉の幾つかを紹介しています。

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