めんどくせぇことばかり 「あかつき戦闘隊」「紫電改のタカ」 「永遠の0」 戦争漫画
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「あかつき戦闘隊」「紫電改のタカ」 「永遠の0」 戦争漫画


 


52歳の私は、子どもの時分、こんな漫画を読んでた。「あかつき戦闘隊」「紫電改のタカ」も、決して近くの共産主義国でありがちな戦争賛美の物語ではなく、悲惨な戦争に、それでも国を背負って立ち向かった若者たちの物語である。私は若者たちの生き方に打ち震えた。同時に、戦争の時代に生き、死んでいった若者たちに涙した。本当に、ガキだったけど、強く印象づけられた。

どちらも1960年代の少年誌[前者はサンデー、後者はマガジン]に連載された漫画である。考えて欲しいのは、もちろん私より年長の方にはあたり前のことだが、この時代にはこれらの生々しい戦争の漫画があったことだ。しかも少年誌に。考えてみればあたり前のことで、この頃は昭和の初期、大正、明治生まれたちが周りにいくらでもいた。だから、日本の戦争は、正当に評価されていた。たとえ東京裁判という勝者の裁判で理不尽な判決がくだされていようと。それができなくなったのは、世間の第一線から明治生まれが退き、大正生まれが退いていった頃だ。私で言えば、中学から高校にかけて、1970年代前半あたりが境目になるように思う。

時々、うちに酒を飲みに来る父の親友は、いわゆる“特攻くずれ”(ごめんなさい)で、よく酔っ払って戦争の話をしていた。ガキの私は、兄たちとともに、正座をして数時間にわたってその話を聞いた。街に出れば傷痍軍人が物乞いをしていた。ガキの私には分からなかったが、とてつもないことがあったことだけは理解できた。漫画はそれがなにであるかを、おぼろげながら私に教えてくれた。その後、そういう漫画を見ない。

中沢啓治も水木しげるの描いた戦争の姿もある。置かれた立場により、見え方が変わってくるのは当然である。いろいろな立場から戦争が描かれていたということだ。しかし、漫画だけではないが、そこにイデオロギーが先行させた作り事が介在すれば、話は変わる。

『永遠の0』には、久々に心を揺さぶられた。小説からの漫画化だけど。

 



戦後の教育を受けたものが中心になったころから、この手の物語は世間から消えた。今またそれが現れたことは、日本にとって喜ばしいことだと思う。「永遠の0」は、まもなく映画化される。心の底から楽しみにしている。つまらない作為が紛れ込ませないものとなることを期待している。
  








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テーマ : 大東亜戦争の本当のこと
ジャンル : 政治・経済

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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