常識として知っておきたい日本の三大宗教 神道・儒教・日本仏教 (イラスト図解版)
![]() | 常識として知っておきたい日本の三大宗教 神道・儒教・日本仏教 (イラスト図解版) (2012/09/25) 歴史の謎を探る会 商品詳細を見る 神道・儒教・日本仏教 日本仏教というあたりがミソかな・・・ |
ペラペラっとめくってみるといかにも浅そうで、読んでみると案外深い。
深いような気がするんだけど、なんとも軽い。
知ってることや、興味ないことは、グングン読み飛ばしても、特別、後ろ髪を引かれるような罪悪感もない。
(私、引かれる後ろ髪ないんですけど・・・)
ということで、第一章「ルーツはどこにありどのように広まったのか」、第二章「私たちに、どういった教えを説いているのか」は、読み飛ばし。
第三章「人々の暮らしにどう溶けこんできたか」は、面白そうなんで読んでみました。
鏡餅、おとそ、おせちは、本来、神に供えるためのもの
門松は、本来、豊作をもたらす農耕神「歳神」の依代
ひな祭りは、古代の春のお祓い。紙で作った「ヒト形」を川に流して穢れを祓った
七夕の夜、「棚機女 タナバタツメ」は人里離れた機屋で機を織り、神と一夜を過ごした
お盆は、本来、祖先の霊を祀る日本土着の行事。先祖崇拝を取り込んだ仏教を中国から取り入れて習合した
お盆のきゅうりとなすで作った馬、どちらがお迎え用で、どちらがお見送り用?
行事だけじゃなくて、衣食住ばかりでなく言語、思想、すべての中に「神道、儒教、日本仏教」が入り込んで、それを欠いては日本人の生活は成り立たない。
第四章「お参りの場にはどんな違いがあるのか」
お参りの場って、神社と孔子廟とお寺。神社とお寺はともかく、「孔子廟はピンと来ない」と思ったら、そうだ、湯島聖堂がそうだった。
第五章「神社にはどんな神様が摩売られているのか」、第六章「日本人は、こうした仏様を信じてきた」
ここでは、私たち日本人にとって身近な神様、仏様が、一体どんな存在なのかが詳しく語られている。たとえば、神様では“お稲荷さん”、“八幡様”、“天神様”。
仏様では…私なんかが言うまでもないな。
気軽に身近において、目についた時にペラペラって言うくらいの、軽さがいい。

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