めんどくせぇことばかり 「わがいのち月明に燃ゆ」 林尹夫 『特攻隊員の手記を読む』 北影雄幸
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「わがいのち月明に燃ゆ」 林尹夫 『特攻隊員の手記を読む』 北影雄幸

『わがいのち月明に燃ゆ  戦没学との手記』 林尹夫

林尹夫
大正十一年三月三十日、長野県に生まれる。神奈川県立横須賀中学、京都第三高等学校を経て、京都帝國大学文学部西洋史学科入学。
昭和十八年九月、学徒出陣。
昭和二十年七月二十七日、一式陸上攻撃機に搭乗し、奈良県大和基地より出撃。四国沖にて消息を絶つ。享年二十三才。

三高時代の恩師、深瀬基寛の追悼文
『かつて私の生徒の一人に林尹夫君という生徒がいた。恐ろしく優秀な生徒で、今頃生きていたらおそらく、逆にこの生徒からいろんなことを教わっていたであろう。戦争が起こるとすぐ、汚い死に様は嫌だといって、飛行機の特攻を志願し、終戦のわずか一週間前に、私の生まれた土佐の海岸から数十哩の海底へ、その短い一生を沈めた生徒である。話に聞くと、激しい訓練の最中も書物を話さず、その最終飛行の時には、すでに軍刀は無用だといって、軍刀の代わりに平素愛読していた四冊の書物をトランクへ詰めていったという。・・・』

昭和二十年四月二十九日、鳥取県西伯郡、美保海軍航空隊八〇一空に転属 そこで書かれた詩

滅びるものは滅びよ
真に強きもののみ発展せよ
それで よいではないか
しかし

我々は盲目だ
ただ 戦うこと
それが我々に残された唯一の道
親しかりし人々よ
・・・・・!
闘わんかな

南九州の制空権
すでに敵の手中にあり
我らが祖国
まさに崩壊せんとす

生をこの国に享けしもの
なんぞ 生命を惜しまん
愚劣なりし日本よ
優柔不断なる日本よ
汝 いかに愚かなりとも
我ら この国の人たる以上
その防衛に 奮起せざるをえず

『特攻隊員の手記を読む』 北影雄幸『特攻隊員の手記を読む』 北影雄幸
(2012/07/13)
北影雄幸

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特攻隊員たちは人間的にも他を絶して優れていた
その彼らが、死を賭して守らんとしたものは・・・


 
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Author:イーグルス16

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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