『反日感情を操る中国の正体』 黄文雄
![]() | 『反日感情を操る中国の正体』 黄文雄 (2012/10) 黄 文雄 商品詳細を見る 2012年8月19日、広東省、浙江省、四川省などの都市で反日デモが発生した。一部は暴徒化し、日の丸を燃やし、日本車を破壊した。彼らは日本企業に襲いかかり、破壊しつくし、奪いつくした。 |
黄文雄さんの本。

ますます切れが良くなっているような気がします。
著者が長く主張してきたことが、最近の東アジア情勢の中で支那が横暴をくり返し、世界が支那人の行動に眉をひそめるようになると共に、多くの日本人に受け入れられるようになってきた。それが著者の筆をさらに鋭くしているのではないだろうか。
第1章 日本の中国侵略は嘘だった
- 「三光作戦」は中国人のお家芸
- 「一窮ニ白」の中国には掠奪できるものはなかった
- 一五〇年に渡る中国内戦に巻き込まれた日本
- 中国に近代化を教えた日本
- 日本が中華民国を作った
- 中国の文化は日本が守り創造した
- 日本人が作った近代産業国家のモデル・満州
- 日中戦争から見た日本の中国への貢献
- 中国経済は詐欺で支えられている
- 中国的な数字は常に信じられない
- 日本人は中国にどこまでも騙される
- 日本のODAは「朝貢」としか受け取られていない
- 日本企業の中国進出は、戦前から欧米の穴埋め
- いつも巨大な中国市場像に幻惑される日本
- ゆすられ、たかられつづける日本
- 大陸の風土に培われた凶悪犯罪の根
- 世界の大都市を襲う中国人の凶悪犯罪
- やがて世界を支配する中国人売春婦の群れ
- 中国から大量脱走する中国人犯罪者
- 台湾への「平和的浸透」の尖兵としての中国人花嫁
- 世界をうかがう伝統的犯罪秘密結社
- 中国のマフィア「黒道」が楽園・日本を襲う
- 中国人の凶悪犯罪跋扈がもたらすもの
- 日本社会の中国化を警戒せよ
- 歴史を政治の道具にしてきた中国
- “正しい歴史認識”を銘打つものはすべて捏造
- 中国は「偽史」を押しつけ、「共通の敵」を作りだす
- 言論統制によって維持されてきた中国
- これからも中国は日本をゆすりたかる歴史捏造を探しつづける
- 日本は中国から文化をカネで「買って」いた
- 中国という文明国家の存在に感謝した日本人の謙虚さ
- 唐文化心酔の反省から独自文化を発展させた日本
- 「日本には独自文化がない」という中国人の誤謬
- 日本は中国の歴史捏造に謝罪を要求せよ
- 日本の戦後賠償問題は七〇年代に解決している
- 中国による日本の主権侵害を許すな
- 台湾問題におけるあまりにも強引な中国の対日干渉
- 日本のマスコミを統制下に置いた中国の情報操作
- 尖閣諸島、そして沖縄を狙う中国人の驚くべき歴史感覚
- 「日本軍国主義の復活」を喧伝する中国の大嘘
- 中国の平和台頭論に唱和する日本人
- 日本はどこまで中国の軍事的脅威から生存権を守れるか
- 日本は経済敗戦以上の「第二の敗戦」を迎えている
- 日本は中国の主権侵害に毅然と謝罪を要求せよ
- 古代国家の高句麗と渤海が今、問題となる理由
- 韓国人が蔑む北朝鮮被差別民の歴史伝統
- 高麗朝以来、異民族の走狗として南侵を繰り返す北朝鮮
- 統一新羅時代以来の朝鮮の中国への属国意識
- 「事大主義」は半島人の先祖伝来のDNA
- 主体思想でも乗り越えられない北朝鮮の「事大主義」の壁
- 小中華(北朝鮮)は大中華の犬になるしかない歴史の運命
- 「中国の犬」の「犬」になり下がった日本の社民党
- 日本政府は北朝鮮の脅威より北京の脅威こそ見抜け
とりあえず章題と、その項目を紹介しました。なにが書かれているか、ストレートで分かりやすいですよね。実際には、項目はさらに小項目にわかれていて、一つのテーマは短く簡潔にまとめられていて、とても読みやすいです。
最初、黄文雄さんの本に出会った時、「ここまで“中国・朝鮮”を悪し様に言わなくても」とは思いました。だけど同時に、「なにもでたらめなことは書かれていない」とも思いました。不確かな事柄は自分で調べて、いい加減なことを書く人物ではない事も確かめました。
当初、私のまわりには読む人もなく、たまにいても、否定的な批評を聞きました。でも、最近、その風潮が変わってきたように思います。すでに、“賛否相半ば”という状況になっているんじゃないでしょうか。そうなれば、逆転はあっという間でしょう。どういう立場でもいいから、まず読んで欲しい。

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