めんどくせぇことばかり 逝きし世の面影 (4)
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逝きし世の面影 (4)

逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)
(2005/09)
渡辺 京二

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第5章 雑多と充溢                                                                                                       米人イライザ・シッドモア                                                                                                      「日本は汲めども尽きぬ何かをもった、意外性の国です。・・・その新規なものたるや、日本人の生活では、本のありふれた日常的なことなのです。」                                                                                                      「日本人の日常生活は芝居じみていて、舞台用の美術・装飾的小道具があふれ、とてもまじめな現実のものとは思えない。道路も店も芝居のセットのようで、丹念に考え抜かれた場面と細心に配置された人の群れからなっている。半ば無意識に観客は、ベルが鳴って開幕しやがてその幕が下りるのを待つのである。」                                                                                                                                                         

アリス・ベーコン                                                                                                      「どうして、日本人は安物をこんなに美しく作れるのか分かりません。多くの品物は美しいから使われるのではな                                                                                                      く、安いから使われるのです。たとえば、非常に粗い生地でできた紺と白の手拭いは、1ヤード1セントから5セントで買えるので、人夫や車夫たちに使用され、決して美的なものとか飾り物とか考えられていません。でも、手拭いはとても見事な美しいデザインが描かれており、人夫が使うことを考えなければ、家庭用の装飾品としてなんにでも仕えると思います。」                                                                                                                                                                                                            

イザベラ・バード                                                                                                      「どの台所用具にもそれぞれの美しさと使いやすさがあり、人々はその清潔さと年季の入った古さの両方に誇りを抱いている。・・・とりわけ鉄やブロンズでできた薬罐の年季の入った風格と職人仕事の見事さは、デザインにおいて少なくとも奈良の国立収蔵庫のそれに匹敵するし、形の優美さと仕上げのデリケートさという点で、ナポリ博物館のポンペイ人の部屋にある料理道具を凌駕している。」                                                                                                      「形、色、さらに全体的な効果の点でほとんど欠点が見られないというのは、好事家が求める高価な品々に限ったこ                                                   とではなく、農家のために作られた家庭用品もまたそうであるのだ。・・・最高の美術品とお話にならぬ安物とが                                                                                                      ともに手を携えている。」                                                                                                                                                                                                            

第6章 労働と身体                                                                                                       明治政府法律顧問ブスケ                                                                                                      「彼は勤勉というより活動的で、精力的というより我慢強い。日常の糧を得るのに直接必要な仕事をあまり文句も言わずに果たしている。しかし彼の努力はそこで止まる。・・・必要なものはもつが、余計なものを得ようとは思わない。・・・一家を支えるためにはほんの僅かしかいらない。」                                                                                                                                                                                                            

オールコック                                                                                                      「すべての職人的技術において、問題なしに非常な優秀さに達している。」                                                                                                      日本の大工は仕事が優秀であるばかりでなく、「創意工夫に炊けた能力をもっている。」                                                                                                                                                                                                            

フランス公使ロッシュ                                                                                                      「大工が仕事にかかると、1時間くらいのうちに母屋の内部がすっかり変わってしまった。・・・西欧の職人など足元にも及ばないような正確さと趣味の良さを持って、あっという間に仕上げてしまった。」                                                                                                                                                                                                            

オイレンブルク使節団公式記録                                                                                                     「・・・彼らは幅広い胸と鉄のような筋肉を持つ堂々たる体格の持ち主であった。」                                                                                                                                                                                                            

チェンバレン                                                                                                      「下層階級は概して強壮で、腕や足や胸部がよく発達している。」                                                                                                                                                                                                            

メーチニコフ                                                                                                      「そのすぐ隣には、ロンバルディアの美女やレオナルド・ダ・ヴィンチのマドンナと思わせる繊細優美な瓜実顔がい                                                                                                      て、見るものを驚かす。」 
                                                                                 
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