『タブーなき告発』 小坂英二
![]() | 『タブーなき告発』 小坂英二 (2012/11/22) 小坂 英二 商品詳細を見る ![]() 「日本を蝕むものとの戦い」 領土、パチンコ、朝鮮学校、補助金、児童虐待、反日メディア・・・ |
小坂英二(こさかえいじ 1972年11月5日生)は、日本の政治家、政治運動家。元日本創新党所属(組織委員長)、パチンコ違法化・大幅課税を求める議員と国民の会代表世話人、頑張れ日本!全国行動委員会荒川支部顧問。神奈川県横浜市戸塚区出身、神奈川県立座間高等学校卒、慶応義塾大学法学部政治学科卒。(ウィキペディア)
現在(2013年1月5日)、東京都荒川区議会議員の著者が、政治家としての取り組みと成果、政治家としての思想信条を書き表した本。真っ向から力強く押してくるから、だいぶ引き気味に読んだ。ちょっとバランス取れなくなりそうで・・・。とは言っても私、細部はともかくとして、著者と思想信条を同じくする。それでも得手不得手はある。正直言って、こういうふうに押してくる人、私は不得手だ。でも、地方議員として、現場で諸問題に立ち向かう得難い政治家だと思う。
・ゴミ屋敷や、動物への身勝手な餌バラマキに、条例で罰則 ・区職員の福利厚生団体への過剰な補助金 ・尖閣諸島への上陸決行 ・“支那”という呼称 ・東トルキスタン、南モンゴル、チベットの解放運動 ・公立図書館における反日偏向図書 ・広げられる“中国”大使館、及び関連施設 ・外国人学校、特に朝鮮学校保護者補助金 ・朝鮮学校校舎等工事への補助金 ・日本人に悲劇をもたらし、反日勢力に潤いをもたらすパチンコ ・反日勢力への批判を許さない人権擁護法案 ・不法滞在外国人への大盤振る舞い ・通り名で正体を隠す反日勢力 ・利権団体としての部落解放同盟、行政、学校のすり寄りと人権教育 ・反日勢力に浸透するアイヌ利権 ・外国人参政権が通れば、地方政治は食い物にされる ・低量放射線は人体に有益、住民の排除は無益 ・あり得ない危険を言い立てて、復興資金はヤクザの資金源に ・自虐教育は子どもの心に傷を残す ・いじめには反撃権、立ち向かう教育を ・国歌斉唱、当たり前の教育を ・中学校で、朝日新聞天声人語を書き写し ・社会を歪める“女性専用車両”、“女性専用席” ・生活保護でこの世は天国か? ・日本女性を韓国に売り渡す統一教会 ・カルト教団、ヨガが入り口 ・議長、副議長の高額報酬、議員定数、議会の問題 ・反日偏向メディア ・子ども手当で外国人ウハウハ |
なかに、被災地石巻でのパチンコの蔓延が報告されていた。仮設住宅から送迎してパチンコやらせるなんて、こんなの娯楽じゃない。年端もいかない小娘が、ヤクザに騙されてシャブ漬けにされていく様子を見るようだ。
最後に『真実の歴史観に基づかない政治は許されない』と題して著者の信条が語られている。“細部はともかく”と、またしても条件づきで賛同する。戦後史観を克服する一助となりたいという立場から応援したい。ただし、意志を貫けば、最後は欧米諸勢力の厚い壁に行き当たる。その壁に跳ね返されたのが大東亜戦争だが、今度は戦争は回避しなければならない。日本的思考、日本的様式、日本的世界観で世界を変えていくくらいのことが必要になる。
ああ~、やっぱり著者の“押し”にあおられて、調子に乗ってしまった。
・・・バランス・バランス・・・。


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