めんどくせぇことばかり 義を見て為ざるは・・・ 『声に出して活かしたい論語70』 
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義を見て為ざるは・・・ 『声に出して活かしたい論語70』 

声に出して活かしたい論語70声に出して活かしたい論語70
(2006/09)
三戸岡 道夫、塩塚 邦夫 他

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二五〇〇年の彼方から孔子が語りかける。“より良く生きよう”
「論語」五一二章から、比較的耳になじみの七十章を厳選。
“千古の名言”を楽しみましょう。

1ページに1章。論語の文字は大きく、解説がついています。

昭和35年生まれです。論語の素読なんてやってないけど、漢文とかでは習った。それに、なんとなくそれ以外でも触れる機会があったような気がする。習ったわけじゃないのに、なんか耳に残ってるんですよね。思い出してみましょう。下に正解あり。
  • 吾れ十有五にして・・・・。三十にして・・。四十にして・・・。五十にして・・・・・。六十にして・・・。七十にして心の欲するところに従いて、・・・・・。
  • 過ぎたるは・・・・・・・・。
  • 明日に道を聞かば、・・・・・・・・・。
  • 未だ生を知らず、焉んぞ・・・・・。
  • 民は・・・・・立たず。
  • 之を知るを之を知ると為し、知らざるを知らずと為せ。是れ・・・・。
  • 過ちて改めざる、是れを・・と謂う。
  • 其れ恕か。・・・・・・・、人に施すこと勿かれ。
  • ・によりて行なえば、怨み多し。
  • 義を見て為ざるは、・・・・・。
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論語離れにブレーキがかかりつつあるようだ。論語の音読を取り入れた小学校もあるという。しかし、論語教育には反対もある。それが単に、“道徳教育反対”という立場と同義で使われている場合は、取るに足りない。戦いに敗れた日本を占領したアメリカは、自らを恐れさせた日本人の精神形成に、幼少時からの論語教育が大きく影響していると考え、論語を軍国主義的、封建的として放擲した。公職追放後、学界や言論界のトップに立った新リーダーたちは、その処分こそ民主主義的であるとアメリカに追随した。それだけのことだ。論語が復活するのに、なんの不都合もない。

もう一つの反対論は、儒教が本質的に持つ社会の発展を阻害する性質に対する心配である。実際に、儒教は社会の発展を阻害する。西洋諸国が世界を支配下におさめつつあった頃の支那や朝鮮を見ればあきらかだ。儒教は変化を“悪”と捉えるからだ。戦国時代の混乱期、“徳による治”を説いた孔子の教えは、為政者こそが徳の体現者でなければならず、“徳による治”を行う為政者に、他の者は分を守らなければならない。だからこそ、混乱期には用いられなかったものの、上下関係の定まった安定期にはこんなに都合のいい教えもなかった。

武力によって天下を取った者は、その武力によって、自分が“徳による治”の体現者であることを天下に強制するのだ。なにをやろうとも自らが美徳であり、逆らうものが悪徳だ。変化や発展などとんでもない。許されるのは、それが自分に都合のいい時だけだ。儒教が用いられた地域では、時に長期の安定期が現出する。

日本の江戸時代もそうだった。儒教は武士のみならず、多くの庶民にとっても基本となる教養であった。それでも日本では、変化が必要となれば、その儒教の論理が変化の現労力に化学変化を起こすのだ。だからあの時代、日本は支那や韓国とは違う歴史を紡いだ。もともと日本は、朝鮮ののように支那の儒教をそのままに受け入れていたわけではない。儒教以前に、日本人の精神に染み付いた古来からの心情があり、それと相容れない儒教の教えは拒否している。江戸時代には国学が発達し、儒教と双璧をなすほどに日本人をひきつけた。縦横無尽に蘭学にも貪欲だった。

だから、心配することなく論語を読めばいい。すべてを受け入れる必要はないのだ。父や母、できれば祖父母にも囲まれて、しっかりとした愛情のもとに育っていれば、自分たちの日本人らしさを阻害するものがれば、おそらく無意識に排除できる。論語には素晴らしい言葉がたくさんある。かつて、論語を学んで世界の尊敬を勝ち得た日本人たちがいた。なぜ、その機会を放棄しなければならない道理があるか。
  • 吾れ十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順う。七十にして心の欲するところに従いて、矩を踰えず。
  • 過ぎたるは猶及ばざるが如し
  • 明日に道を聞かば、夕に死すとも可なり。
  • 未だ生を知らず、焉んぞ死を知らん。
  • 民は信なくんば立たず。
  • 之を知るを之を知ると為し、知らざるを知らずと為せ。是れ知るなり。
  • 過ちて改めざる、是れを過ちと謂う。
  • 其れ恕か。己の欲せざる所、人に施すこと勿かれ。
  • 利によりて行なえば、怨み多し。
  • 義を見て為ざるは、勇なきなり。


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やられた本








































































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