めんどくせぇことばかり アメリカには負けたが、植民地は独立した。あとは日本を取り戻すだけ 『大東亞戦争は昭和50年4月30日に終結した』 佐藤守
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アメリカには負けたが、植民地は独立した。あとは日本を取り戻すだけ 『大東亞戦争は昭和50年4月30日に終結した』 佐藤守

大東亞戦争は昭和50年4月30日に終結した大東亞戦争は昭和50年4月30日に終結した
(2012/12/01)
佐藤守

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昭和50年4月30日、1975年4月30日。それは、あのベトナム戦争が終わった日だ。そこまで戦いが続いていたのか。


“大東亜戦争” “昭和50年4月30日”

題名に使われているニつの言葉。このキーワードで、本書の内容を類推できる人も多いだろう。

“太平洋戦争”はアメリカにとっての日本との戦いの呼称“Pacific War”の戦争観を押しつけただけのこと。「アジアの解放」を大義とする“大東亜戦争”の一部分でしかない。歴史教科書でも未だに“太平洋戦争”と、アメリカの立場に立った呼称が使われる。それを、あえて“大東亜戦争”と呼ぶからには“太平洋戦争”をその一部分とするアジア解放をめざす日本から白人による世界支配への挑戦を対象として、この本は書かれている。

“昭和50年4月30日”、1975年といったほうが、私には分かりやすい。自分が15歳の時の出来事ではあるが、私には世界市場のできごとに属するからだろう。この日、サイゴンは陥落し、南ベトナムは崩壊した。つまり、アメリカが完全敗北した日だ。
プロローグ
第1章 大東亜戦争開始
第2章 中国大陸における終戦
第3章 インドネシアにおける終戦
第4章 フィリピンにおける終戦
第5章 ビルマ方面の終戦
第6章 印度方面の終戦
第7章 台湾(国民党政府)への救援
第8章 仏領インドシナ(ベトナム)における終戦
結びにかえて 「太平洋戦争」には負けたが「大東亜戦争」には勝った❢
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未だ戦力を温存し戦況を有利に展開する支那、インドネシア。ほとんど戦闘のなかったフランス領インドシナ。ジャングルに屍を晒したビルマ。8月15日の終戦の詔勅に続く16日の戦闘停止命令は、戦況戦況に合わせて、アジア各地の日本兵一人ひとりをこの上なく混乱させた。特に、勝っているのに、これまで自分が打ち負かしてきたものからの武装解除を受ける場合、動揺はちょっとやそっとのことじゃなかったろう。

この本を読むまで、私はそのことに思い至らなかった。“その時、自分なら・・・”という視点を欠いていた。
また、そのとき置かれた状況と、その状況へのそれまでの関わり方、責任感、故郷の家族の状況と言った様々な要因が、その後の彼らの行動に千差万別の違いを生み出していった。
大東亜会議 アジアの解放

国民党軍に肩入れして台湾を守った日本兵。中共に協力して、人民解放軍空軍の礎を築いた日本兵。もちろん暴走解除されて故郷に帰ったものも多い。でたらめスターリンによってシベリアに抑留された日本兵。凍土に埋葬されたものも数知れず。インドネシア独立のため、イギリス、オランダと戦った日本兵。日本兵と一緒にインパールをめざしたインド人は、まもなく独立を勝ち取った。ベトナムの解放をめざして、日本名すら残さなかった日本兵。

1945年8月15日、日本がアメリカに負けたあとも、数多くの日本兵がアジアの戦場で戦い続けていたということだ。そしてこの戦いは、白人による世界支配への戦いであり、彼らの多くはアジアの土になった。そしてアジアは解放された。つまり白人の支配を打ち破ったのだ。さらに、アフリカが続いた。主要な植民地を失ったヨーロッパはその力の低下を抑えるために統合に向かった。

しかし、世界の混沌は終わらない。今こそ、かつて一人白人支配に立ち向かった、あの時代の日本が期待される。残念ながら、アメリカの属国そのものである今の日本にその力はないが。

なによりも驚かされ、考えさせられたことは、この時代の兵士一人一人の、人間としての質の高さだ。ようやく気づいた。“その時、自分なら・・・”と、私は考えて見なかったわけじゃない。考えたって思い至ることが出来なかったんじゃなかろうか。それだけ私は、彼らに比べてレベルが低い。そういうことかもしれないな。


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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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