めんどくせぇことばかり 『よちよち文藝部』 久世番子
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『よちよち文藝部』 久世番子

よちよち文藝部よちよち文藝部
(2012/10/21)
久世 番子

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作者は人類?どうも、鳥類に見えるんだけど・・・。

人類とも鳥類ともつかない“よちよち文芸部”部長の番子。その前掛けはアルバイトとして働いていた書店員のスタイルか。『日本文学、文豪の故きをテキトーに温ね、新しきを知ったかぶる』というこのよちよち文芸部の“活動記録”をまとめたものがこの本。

フィーバー桜桃忌・・・太宰治
坊ちゃん炎上・・・夏目漱石
ぐるりとまわって中也の目・・・中原中也
名作文学ゲームで遊ぼう❢
小僧の神様の神様・・・志賀直哉
桃から生まれた?
…的な、余りに…的な・・・芥川龍之介
裏切りの敦・・・中島敦
たけくらべ boys’side・・・樋口一葉
散歩の達人・・・梶井基次郎
愛か出世か学問か・・・森鷗外
イーハトーヴ発トキーオ行き・・・宮沢賢治
レターフロム文豪
先生のパンツ・・・三島由紀夫
美しい日本の*・・・川端康成
コピーライター啄木・・・石川啄木
やまいだれ細雪・・・谷崎潤一郎
クチキクキクチカン・・・菊池寛
久世番子どうです。項目観るだけでも面白そうでしょ。なんせ引き回しの部長、久世番子は左の写真の人物、いや・・・生き物ですからねぇ。中には化けて出る文豪もいるとしてもけっして不思議ではない。まぁ、もし化けて出るとしたら、誰かなぁ。太宰治?・・・中原中也なんか出そうな気がするけどなぁ。
みんなこれらの文豪は読んでるのかなぁ。夏目漱石、芥川龍之介、川端康成はひと通り読んだ。三島由紀夫もかなり読んでるな。けど、他は国語の教科書に載るほど有名な作品だけだなぁ。しかも、作品を読むだけで、作者の事なんてさして考えたこともない。だから、作品に対して“退屈”と感じたからといって、作者に対して“取るに足りないことをグチグチと・・・”と腹をたてることはない。桜桃忌に集まる人のことは理解できないし、中原中也の私生活にも何の関心もない。

こういう本を通して彼らのことを知ったほうが、作品に余談が入らなくていいくらいかな。専門家や研究者じゃなく、私は一介の読者ですからね。

『美しい日本の*・・・川端康成』は面白かったですよ。高校生の時の私の読書の仕方そのものが、ここに書いてありました。私はこの、「性に関わる場面をぼかして暗示的に表現」している部分を的確に見つけ出し、妄想によって120%の読解をする読書方法にはかなりの能力を持っていました。天才的といってもいいと思います(自画自賛)。

あっ、そうか。この本を読んで、文豪を知って、その上で作品に向かうという順番も当然あるんだね。私がこの本によってあらためて興味を持った作家がいるとすれば、・・・ん~、だれだろう? うわっ、“こんな奴らの本なんか、読みたかねぇや”って結論になっちゃったぞ。どうしよう・・・。


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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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