めんどくせぇことばかり 逝きし世の面影 (7)
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逝きし世の面影 (7)

逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)
(2005/09)
渡辺 京二

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第11章 風景とコスモス                                                                                                       カッテンディーケ                                                                                                      「四囲の状況が変わりさえすれば、こんな美しい国で一生を終わりたいと何遍思ったことか。たとえば二本木、浦                                                                                                      上、北華山、金比羅、密柑山、三形その他の場所の名は一生忘れることはできない。これらの地にすむ人々こそ、                                                                                                      地球上最大の幸福者であるとさえ思われた。」                                                                                                                                                         

英人フォーチュン                                                                                                      「風景は絶えず変化し、しかも常に美しい。・・・丘や谷、広い道路や木陰道、家と花園、そこには勤勉で、労苦に                                                                                                      押しひしがれておらず、明らかに幸せで満ち足りた人々が住んでいる。」                                                                                                                                                                                                             

シッドモア                                                                                                      「この道路に面した百姓家は絵のように美しく・・・現実のすみかと言うよりは、むしろ今まさに巻いて片付けよう                                                                                                      とする舞台用の絵のようなものだ。」                                                                                                                                                         

英人ミットフォード                                                                                                      「午後のひととき、公使館の周りをぶらぶらと歩いていると、不意に水平線から、なだらかに優美な曲線を描き、白                                                                                                      雪をいただく円錐形の山頂がくっきりと天空にそびえ立つ富士山の全容が、私の目に映った。私は名状しがたい強                                                                                                      烈な興奮に駆られた。・・・その時の異常な興奮は今も直その余韻がさめやらぬし、おそらく生涯の終わりまで消                                                                                                      えることがないだろう。」                                                                                                                                                                                                            

第12章 生類とコスモス                                                                                                       モース                                                                                                      「先日の朝、私は窓の下にいる犬に石をぶつけた。犬は自分の横を通りすぎていく石を見ただけで、恐怖の念はさら                                                                                                      に示さなかった。そこでもう一つ石を投げると、今度は足の間を抜けたが、それでも犬はただ不思議そうに石を見                                                                                                      るだけで、平気な顔をしていた。・・・日本人は猫や犬が顔を出しさえすれば石をぶつけたりしないのである。」                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  

イザベラ・バード                                                                                                      「馬に荷物を載せすぎたり、虐待するのを見たことがない。・・・荒々しい声で脅されることもない。馬が死ぬと立                                                                                                      派に葬られ、その墓の上に墓石が置かれる。」                                                                                                      「伊藤は私の夕食用に鶏一羽を買ってきた。ところが一時間後に彼がそれを絞め殺そうとしたとき、持ち主の女が大                                                                                                      変悲しげな顔をしてお金を返しに来て、自分がその鶏を育ててきたので、殺されるのを見るのに忍びない、という                                                                                                      のだった。」その鶏は、卵を産むことで一家に貢献し続けてくれた彼女の家族だったのだ。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  

オールコック                                                                                                      「社会の連帯ということがいかに大切かということを忘れる恐れのある人は、日本に来て住めばよい。ここでは、そ                                                                                                      ういうことは全く知られていない。」  
                                                                            
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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



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今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本












































































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