処女マリア マグダラのマリア ユダの裏切り 『ふしぎで意外なキリスト教』
![]() | ふしぎで意外なキリスト教 (2013/02/26) 岡田 明憲、古川 順弘 他 商品詳細を見る キリスト教に秘められた、知られざる数々の謎から、その‘素顔’と‘正体’に迫る! |
マグダラのマリアの話は『トリノ聖骸布の謎』や、 『ダヴィンチコード』で広く知られるようになってきた。 『ダヴィンチコード』はただの面白おかしいお話だけど、マグダラのマリアがキリスト教の本筋から意図的 に遠ざけられてきたことは間違いない。ペテロを初代としてローマ教会が確立されていくのだから、ペテロ 以上にイエスに近しい存在がいたなんて、認められ なかったわけだ。 『ダビンチコード』が大はやりした理由も、そこにあるのだろう。 | 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は18日、イエス・キリストが自身の「妻」について言及したと 記されている文献が見つかったと報じた。4世紀に書かれたとみられ、キリストに妻がいた可能性を示す初の文献という。 カトリック教会は、キリストは独身だったとの立場を堅持しており大きな論争を呼びそうだ。 文献を解読したハーバード大の歴史学者カレン・キング教授は、妻がいたことの証明にはならないと強調する一方、 発見には「わくわくする」と話している。 縦4センチ、横8センチの名刺大のパピルスに、黒いインクで「イエスは彼らに言った。『私の妻は…』」 「彼女は私の弟子になることができるだろう」などと古代エジプト語(コプト語)で書かれていた。 匿名の文献所有者が昨年、教授に解読を依頼。教授はパピルスの専門家らの意見も聞き、偽造ではなく本物と判断した。 発見は18日にローマで開かれた国際学会で発表された。 世界的なベストセラー小説で映画にもなった「ダ・ヴィンチ・コード」で、売春婦だったとされる「マグダラのマリア」 との間にイエスが子どもをもうけたとするストーリーが展開され、ローマ法王庁(バチカン)側が猛反発したが、 ニューヨーク・タイムズ紙は「マグダラのマリアがイエスの妻だったか、イエスに女性の弟子がいたかなどをめぐる論争が 再燃する可能性がある」との見方を示した。 |
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