めんどくせぇことばかり 現代語訳 西国立志編 スマイルズの『自助論』
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現代語訳 西国立志編 スマイルズの『自助論』

現代語訳 西国立志編 スマイルズの『自助論』現代語訳 西国立志編 スマイルズの『自助論』
(2013/03/17)
サミュエル・スマイルズ

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明治維新期において、あの福沢諭吉の書いた『学問のすすめ』と肩を並べる大ベストセラーがあった。
鎖国のため、諸外国から100年以上遅れた状態から、わずか20年あまりで「列強」と呼ばれる世界の大国の一員にまでのしあがった明治維新期の日本。当時、あの福沢諭吉の『学問のすすめ』と肩を並べる大ベストセラーがあった。「天は自ら助ける者を助く」という言葉で有名な、中村正直による『西国立志編』(1871)である。スマイルズの名著『自助論』を翻訳したこの本は、100万人以上が読んだといわれる。本書はその全13編318項目を、わかりやすい現代語訳にしたもの。かつて日本が、飛躍的な発展を、2度までも行うことができた源泉がここにある。成功へのアドバイスが満載の1冊。

「ん~」と唸ってしまった。なぜ、日本人を励ますための話が、この本には書かれているのか。そこにあるのは「和」の世界。自分のことをあとまわしにして人のためをはかり、世間全体の発展のために働き、それをもってようやくよしとする姿。スマイルズが自助論にあつめた西洋の成功者たちの話は、洋の東西を問わず、普遍的なものなのだろうか。

分厚い本だったので、面倒臭くなっていきなり第一編本論から入ってしまったが故、この本の本質的性質を理解できていなかった。それは後から現代語訳者金谷俊一郎氏の‘はじめに’を読んで理解した。
 そこには、『西国立志編』が中村正直の翻訳であるという要素がある。
 たしかに中村正直という人物は、語学が堪能であり、ほとんどが忠実に翻訳されている。
 しかし、明治維新期の教養人であり、福沢諭吉らとともに明治維新期の思想界のリーダーであった中村正直というフィルターを通すことで、『自助論』の内容が純ヨーロッパ式ではない、非常に日本的な成功哲学に昇華されているのである。・・・・しかし、その誤訳がことごとく「純日本式成功哲学」に昇華された「超訳」になっているのである。
ならば、よし。
サムエルズの『自助論』を読むのではなく、中村正直の『西国立志編』こそを読むべきだ。・・・読み終わってからこんなことを言っても、ただただむなしいばかりだが・・・。

第一編 自助の精神
第二編 発明・創造により国家を富ませた偉人たち
第三編 忍耐力こそ成功の源泉である
第四編 勤勉な努力と忍耐が成功を生む
第五編 いかにしてチャンスをつかむか
第六編 天才はどうつくられるのか
第七編 誰もが成功して偉くなることができる
第八編 意思の持つ素晴らしい力
第九編 仕事に励むことが人格を形成する
第十編 金銭の使い方
第十一編 自分自身の力で向上することについて
第十二編 従うべき手本について
第十三編 品行について、真の君子について論ず

何編から読んでもいいし、それこそ、たまたま開いた項目を読んでもいい。読み方によらず、得るものは大きい。手元において、何かの時に読んでもいい。分厚い本だし、忙しい人には、まず第一編をお勧めする。




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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