めんどくせぇことばかり 『残るは食欲』 阿川佐和子(新潮文庫)
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『残るは食欲』 阿川佐和子(新潮文庫)

今、阿川佐和子の本を読むんなら『聞く力』だよね。なにせ2012年1月に発売以来売り上げを伸ばし、12月には100万部を突破。現在も部数を伸ばしている。とくに女性の読者が多いようだが、男の私から見ても、阿川さんは十分魅力的。その阿川さんに、もう食欲以外の欲がなくなってしまったとは、・・・トホホ。嘘だと信じたい。いや、そんなことはないと信じている。・・・でも、『聞く力』には特に興味はない。だから読んでない。
『聞く力―心をひらく35のヒント』 阿川佐和子(文春新書)『聞く力―心をひらく35のヒント』 阿川佐和子(文春新書)
(2012/01)
阿川 佐和子

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私はインタビューが得意と思ったことはないし、聞き上手ではない

そんな阿川佐和子人気に便乗?して出されたのがこの本。そういう言い方はないか。私自身、『聞く力』は読んでないのに、‘料理の本’への興味でこの本を手にしたわけだから。もともとは、2008年にマガジンハウスから出された本で、そちらには荒井良二さんの挿絵が入っていて、それも好評だったらしい。今回の新潮文庫版では、挿絵こそ消えているが、表紙の絵は荒井良二さんによるものだという。
残るは食欲 (新潮文庫)残るは食欲 (新潮文庫)
(2013/03/28)
阿川 佐和子

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あんなに魅力的なのに、性欲と物欲はなくなってしまったらしい。もったいない、もったいない。
読んでも読まなくてもいい本。ものすごくひどい言い方かもしれないけど、決してけなしてない。読んでも読まなくてもいいけど、読むと、きっといいことがあるような気がする本。万端に渡って、変に力が入ってないし、むしろ抜けすぎなところが、おそらく万人に安心感を与えてくれる。それでいて、しっかりと‘食べる’ということの大事さに導いてくれる。安らぎと導き、・・・阿川佐和子は教祖か?いいなぁ、女としても魅力的だしなぁ。いかん、いかん、妄想をたくましくするところだった。
 
それにしても「残るは食欲」という題名。あとがきに書かれていました。これはもともと、壇ふみさんの‘つぶやき’だそうです。《俺たちの旅》に出てる頃の壇ふみが好きだったなぁ。あの壇ふみさんも、もう食欲だけの女になっちゃったのかぁ。とっても残念だ。せめて阿川佐和子さんには、踏みとどまってほしいものだ。壇ふみ

教祖さまの教えにも、納得いかないことがあった。「いずれの国も素晴らしく…、ローマ、ローマが最も印象的でした!」という『ロー名も休日』のオードリー・ヘプバーンのセリフを、こともあろうに、「ビール、とりあえずビール!」って、おやじ言葉と一緒にしやがった。ゆっ、許せねぇ。ローマの休日

でもやっぱり許してしまおう。母親がクリームコロッケをつくってる途中、油にニンニクの香りをつけてひき肉と玉ねぎを炒めて塩胡椒したところで横からつまみ食い。スプーンですくって冷えたご飯にのせ、醤油をかけてむさぼる阿川佐和子ですもの。そんな教祖さまなら、私は何だって許せる。さあ、入信なさる方はいらっしゃいませんか?


   

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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