めんどくせぇことばかり 眠れないほど面白い『古事記』 由良弥生(王様文庫)
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眠れないほど面白い『古事記』 由良弥生(王様文庫)

古事記? 読んでるの? へ~。

えっ、難しい? えっと、そうだったけ。古事記って難しかったっけ?

おれ? ああ、読んだよ。ん? いつって、中学生の時だったっけかなぁ。ぐふふ、エッチなところがとても面白かったのを覚えてるよ。

えっ? 時間かかったろうって? いや~、そんな記憶はまったくないなぁ。二日、一日、ん~、なんか、半日くらいで読み終わっちゃったんじゃなかったけかな。

えっ? ほんとうに読んだのかって? ほんとうだよ。
 
眠れないほど面白い『古事記』 由良弥生(王様文庫)眠れないほど面白い『古事記』 由良弥生(王様文庫)
(2012/12/28)
由良 弥生

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愛と野望、エロスが渦巻く壮大な物語

イザナミの“成り成りて、成りあわないところ”と、イザナキの“成り成りて、成りあまったところ”をあわせてエッチするんでしょ。でも、最初は上手にできないんだよね。
そんな会話、この本なら十分ありそう。中学生でも十分読める。十分読めるけど、内容はすごいからね。中学生には、ちょっと刺激が強すぎるよね。イザナキ、イザナミのど外れた夫婦げんかとか、スサノオのとんでもないイタズラとか、アメノウズメは男の神さまたちの前でストリップ始めるは、・・・。強烈。もう、先を読まずに入られない。

でも、今までの『古事記』は難しかった。“現代語訳”とされるものでも、最後まで読み進むのはかなりの辛抱を必要とした。本来、『古事記』を読もうとするのは、古典を専門とする人や、国の起こりを研究する歴史家。一歩引いて一般の古典愛好家や、歴史好き、さらに一歩引いて教養を高めたいとする人たちくらいまでだったろう。

自慢するわけじゃないけど、私もその口。古文の教養もないのに、かじりつくようにして読んだ。“現代語訳”も読んだ。それは古文で読むよりは楽だったけど、“現代語訳”は、たんに現代語で読めるようにしたものであって、それ以上じゃない。もともと、いくつもの説が取り入れられ、関係性もきわめて複雑なものだから、全体として理解するのは、そう簡単じゃない。

この本は違う。『古事記』の持ち味を崩さずに、あくまでも語り伝えられなければならないものが“ものがたり”として語られている。研究や、教養の対象としてではない、神話や伝承が本来持つ“おもしろさ”を全面に出して描かれている。だから、誰でも読める。誰でも楽しめる。誰とでも共有できる。日本の神話や伝承がおさな子の寝かしつけに語られる日も、遠くはないのでは無いかと思わせられる。

“成り成りて・・・”は、おさな子には、ちょっと無理だけどね。


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まいどおせわになります。

個人的に上巻はオモシロイんですけどねー。
中・下とあんまりおもしろくなくなっちゃうんですよねー。
あくまで個人的にですけどもw

GomatiC さま

そうですね。
上巻の「神代」はダイナミックですよね。
それ以降になると、なんだか、何かを隠そうという意図があるみたいに感じられて・・・
でも、研究者のなぞ解きを読むと、それはそれで面白いように思います。

ありがとうございました



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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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