めんどくせぇことばかり 『県民性マンガ うちのトコでは3』 もぐら
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『県民性マンガ うちのトコでは3』 もぐら

私は埼玉県の秩父出身です。関東の天気予報では、埼玉の各地の天気を言う時、“北部は・・・、南部は・・・、チチブ地方は・・・”と言います。埼玉県には、北部と、南部と、それに匹敵する“チチブ”という場所があるのです。ちなみに外の人は秩父を同じ埼玉県とは思っていませんし、そこに住む者を秩父人と呼びます。秩父も埼玉県民という意識は強いものの、外の人たちと一緒という意識はありません。自ら秩父人を自覚しているわけです。

県内の方に生まれを聞かれて「秩父です」と答えると、「ああ、秩父ですか」と特別なトーンで返事が返ってきます。「・・・どうりで・・・」とか、「それじゃあ、なにを言っても・・・」とか、後ろに続く言葉が発せられることは、もちろんありません。でも、わかるんです。自分でそう思ってるんですから。

秩父音頭です。秩父の盆踊りでは、当然のように秩父音頭を踊り続けます。歌詞も合の手も多種多様ですが、代表的な合の手に次のようなものがあります。♪ おらがほうじゃこうだよ おっかしけりゃあ お笑いな コラショ ♪ この『県民性マンガ うちのトコでは』の‘うちのトコでは’にあたる言葉ですね。笑われることなんかちっとも気になりません。なにしろ自分で大笑いしてるんですから。


『県民性マンガ うちのトコでは3』 もぐら『県民性マンガ うちのトコでは3』 もぐら
(2013/02/16)
もぐら

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テキトウで、無責任で、それでもうなずいてしまう県民性。


この漫画、とても面白いですね。多様性こそが、この日本の本質。南北に細長く、短いながらも脊梁山脈に隔てられて、東西でもまったく違う生活が広がる。山をひとつ越えれば、谷を一つ渡れば、常識は逆転する。方言も本来は多種多様だ。にもかかわらず、東北の人の被災を我がことのように思いやれる。まるで親戚を心配するかのように。とても面白いですね。

律令体制下の地方行政区分はじめ、地方の呼び名の起源が語られるオープニングマンガも面白かった。どれだけ、京、・・・最初は平城京でしょうが、光り輝いていたかが思い知らされます。当然そういうところにも、地方の、中央の個性って出てきますよね。
埼玉県民のはどう描かれているかというと・・・
首都に近く、比較的バランスよく、高レベルで各種産業が発達している優等生。だが逆に「これ❢」といった特色をあげるのは難しく、特徴がない。ある意味贅沢な悩みである。目立つ正確ではないが、根が親切でお気楽で人当たりがよいので、万人に好かれやすい。マイペースでのんびり温厚。自分のことを典型的な日本人だと思っている。東京さんは憧れ、近くて嬉しい。

“秩父人”からすると一言二言っていう気持ちにもなるが、まぁいいか。気に入られてるようでよかったじゃないですか。埼玉県民さん。

第三巻です。第一巻、第二巻も読んでくださいね。なんと言っても、第一巻には衝撃を受けました。

    
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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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