めんどくせぇことばかり 七重八重花は咲けども 『名将言行録 現代語訳』 岡谷繁実
FC2ブログ

七重八重花は咲けども 『名将言行録 現代語訳』 岡谷繁実

幕末の館林藩士 岡谷繁実が、十六年もの歳月をかけて完成させた武将たちの逸話集『名将言行録』。千二百を超える膨大な諸書を渉猟して編纂されたその内容は、戦国時代の武将から江戸時代中期の大名まで、数多の武士たちん言行を詳細に描き、彼らの人物像と叡智を活写する。本書は同書から戦国期の武将二十二人を選び、平易な文章で完全現代語訳する。               
本書より
『名将言行録 現代語訳』 岡谷繁実『名将言行録 現代語訳』 岡谷繁実
(2013/06/11)
岡谷 繁実

商品詳細を見る
これ一冊、身近においておきたいですね。
太田資長(道灌)はかつて鷹狩に行って雨にあい、ある小さな家に入って蓑を借りようとすると、若い女が何も言わずに山吹の花一枝をさし出した。資長は「わしは花を求めているのではない」といって怒って帰った。ある人がこのことを聞いて「それは“七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき”という古い歌の心を暗示したのでしょう」といった。彼はこれを聞いて大いに恥じ、それから発奮して和歌の勉強をした。山吹

“実の”を「蓑」にかけて、その娘は「貧しさ故に、お貸し申す蓑一つさえも持ち合わせがありません」という恥を、口には出さずに相手に伝えるすべを持っていた。太田資長(道灌)にはそれを感じ取る和歌の教養がなかった。史実であるかどうかはともかく、その後、勉強をして和歌の大家になった資長は、このような逸話を残されるにふさわしい人物であったということだ。

    
にほんブログ村 本ブログへ一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
読書
記事一覧


関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください


現代とはなぜこんなにも棲みにくいのか。
前近代から近現代へと変貌し続ける世相の本質をつかみ生き方の支柱を示す。
カウンター
カテゴリ
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
最新記事