めんどくせぇことばかり アメリカの行動原理 『世界は宗教で動いてる』 橋爪大三郎
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アメリカの行動原理 『世界は宗教で動いてる』 橋爪大三郎

 アメリカの政治 

最も大切にされなければならないのはGod。そしてGodの意志を反映する選挙。任期中に大統領が引きずり下ろされるということは、まずない。それは、大統領が選挙で選ばれたからである。選挙は民意ではあるが、アメリカ人はそこに神の意思が表れていると考える。

だから、自分の意志に反して当選した大統領ではあっても、アメリカ人ならば、大統領に従う。そこに民主党だから、共和党だからという人間の都合は介在しない。

新約聖書の『ローマ書』にあるように、「地上にある権威はすべてGodのたてたものである。悪を正すために、彼らは剣を帯びている。正義のために政治権力はある』
 
『世界は宗教で動いてる』 橋爪大三郎『世界は宗教で動いてる』 橋爪大三郎
(2013/06/18)
橋爪 大三郎

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人間なら、宗教を学びなさい。


 アメリカの経済 
2013/8/4 0:30 情報元 日本経済新聞
米「車の規制統一を」 TPP対日協議で提案へ  燃費や騒音、販売増狙う
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDF0300F_T00C13A8NN1000/

Godの作ったものはすべて良く、良くないものは何一つない。Godの創造物である人間も“良い”ものであるはずなのに、なぜ悪いことが起こるのか。それは人間の“自由意志”によって起こる。

政治におけるGodの意志が、選挙に反映されるのに対して、ビジネスにおけるGodの意志は“市場”に反映される。『神の見えざる手』である。どんどん作って、売って、利益が上がったなら、欲しがっていた人の期待に応えたのだから、隣人愛を実践したことになる。

市場にGodの意志が正確に反映されるためには、そこに人事が関わらないことが必要である。政府による経済への介入は、Godの意志を見えにくくする技である。こうして、アメリカにおけるビジネスにおいては、自由主義的市場経済が尊重される。

隣人愛の結果として得た利益は、贅沢な浪費に回してはならない。それが投資に回され、ビジネスがもっと拡大する。これが、アメリカ人の「成功」である。「成功」は、Godの恵みを受けているという意味で、本人のプライドとなり、他の者の目標になる。

その「成功」の証として高級住宅地に邸宅を購入し、高級車を乗り回す。そうして、アメリカの「成功」者は、“神の恵み”の実在を社会にアピールするのである。

上記新聞の記事についてだが、もちろんのことながら、彼らの手によって築かれたアメリカ経済こそが、“神の意志”が反映されたものであるという自負がある。アメリカの輸入超過は、日本経済が“神の意志”をさえぎろうとしているからだという帰結になる。

  

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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