めんどくせぇことばかり 『継体天皇と朝鮮半島の謎』 水谷千秋
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『継体天皇と朝鮮半島の謎』 水谷千秋

古代史の謎解きを主題にした本は読んでいて本当に興味深いんだけど、この本に関しては私の周辺知識が不足していて、残念ながら著者の言わんとしていることのかなりが、脳裏に実像を結ばなかった。なんといっても考古学的知識の不足は決定的だなぁ。こういった本を読んで楽しむためには、やはり少しずつでも触れていかないと行けないなと思わされた。
『継体天皇と朝鮮半島の謎』 水谷千秋『継体天皇と朝鮮半島の謎』 水谷千秋
(2013/07/19)
水谷 千秋

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遠い血縁、地方出身にもかかわらず、天皇の座についたのはなぜか。
第一章  新たな謎の始まり
第二章  近江国高島郡と継体天皇
第三章  継体天皇のルーツを探る
第四章  冠と大刀
第五章  継体天皇と渡来人
第六章  有明海沿岸勢力と大和政権
第七章  百済文化と継体天皇
終章    継体天皇とは誰か

継体天皇の出身地、近江や背景にある越の特殊性、さらには尾張との関連。政治的地位の象徴としての冠や大刀から明らかにされていく継体天皇の勢力拡大の過程。そこには常に渡来人や朝鮮半島との関係が垣間見られる。

継体天皇を支持した大伴、物部、和邇といった各氏族は大和盆地東麓に本拠を持つ。大和盆地西麓を支配するのが葛城氏である。葛城氏は雄略天皇に掣肘されたが、雄略の没後、勢力を取り戻し、継体の大和定着に抵抗していたのではないかというのが、著者の立場のようである。
 継体天皇支持勢力+有明海沿岸勢力+秦氏など渡来氏族
      V.S.
 葛城系勢力+他の仁徳系皇統

蘇我氏は、巨勢、平群氏同様、葛城氏と同系で、もとは葛城氏の傘下にあったが、葛城氏の衰退とともに同氏の権益を相続する。その蘇我氏と手を結ぶことで継体天皇の大和定着が進行している。中央の固めが整ったことによって、中央からの分離の動きを見せていた北部・中部九州の勢力を叩く余裕が出てくる。そのようにしておこったのが、「磐井の乱」ということになる。

大伴金村、物部麁鹿火という二人の実力者が「磐井の乱」の討伐に九州まで遠征している。本書ではこれを、“継体政権にとって磐井との戦いは総力戦であったことがわかる。”としている。

細かいところは知識が足んなくて何なんだけど、大筋はこんなところかな。知識不足も明らかなんだけど、ちょっと体調崩してたことも、文章が上滑りして頭に入ってこなかった原因かな。まあ、しょうがないや。著者、水谷千秋さんの本、機会があったら読んでみよう。

    

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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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