めんどくせぇことばかり B29搭乗員介錯:タトヘ判決ハドウアロウトモ 『鎮魂の旅 - 大東亜戦争秘録』 早坂隆
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B29搭乗員介錯:タトヘ判決ハドウアロウトモ 『鎮魂の旅 - 大東亜戦争秘録』 早坂隆

オ前ト一緒ニ暮シタノハ僅カニ四ヶ月今カラ思ヘバソノ短イ期間ガ私ノ人生花ダッタ

殊ニ刑ガキマッテカラハ他ノ人ト話モ出来ナイ孤独ノツレヅレナルママニイツモオ前トアソンデイルツモリニナッテハネンネンコロリノ子守唄ヲ童謡デ歌ッテ過シタ

昭彦ヨ、ヤガテオ前ハ父ガドウシテ死ンダカ教ヘラレルトキガコヨウ。(略)タトヘ判決ハドウアロウトモソレハ当時ノ敵国トシテノ目カラ見テノコト、私ハ日本人トシテ何ラ良心ニハヅルトコロハナイ

昭彦ヨ、コンナコトデ早ク父ヲ失ッタ悲運ヲ徒ラニナゲイテハイケナイ。又単純ニ勝ニオゴル敵ヲウラムヨウナセマイ考ヘモイケナイ。日本ニハ今新シイ光ガサシテイルノダ。タトヘ武力ハ有シナクテモ世界ノ最高文化国トシテ、アメリカ等も見返スヨウナ国ニナルコトニヨッテハジメテ父ノ恨ハハラセルノデアルコトヲドウカ覚エテイテオクレ

筆ヲオク。今目ヲツムルトキ瞼ニウツルノハ節子ニ抱カレタオ前ノ可愛イ笑顔、ソシテ場面ガ一転シテ立派ナ青年ニナッタオ前ト相変ラズ節子ノ母子相対シテ楽シク何カ語リ合ッテ居ル美シイ幻ダ
鎮魂の旅 - 大東亜戦争秘録鎮魂の旅 - 大東亜戦争秘録
(2013/07/09)
早坂 隆

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暗いほど青い紺碧の空に一機、生も死も超越して飛ぶ

千葉県長生郡長柄町榎本長栄寺鎮魂碑
大東亜戦争の昭和二十年五月廿五日米軍B29が日吉村榎本地区に墜落搭乗員十一名中死亡六名の内エムリー少尉が日本駐屯兵のなかの境野鷹義曹長により斬首されその後満淵正明中隊長が全責任を負い巣鴨にて絞首刑となりすでに五十年。ダーウィンTエムリー少尉と満淵中隊長の鎮魂と世界平和を祈念し茲に碑を建立す。平成八年五月二十五日 天台宗福壽山長榮寺第三十八世権大僧正 大橋慈恒」

昭和20年5月26日午前0時頃、B29一機が日吉村榎本に墜落する。偶然、長栄寺に駐屯していた満淵中隊が現場に駆けつけ鎮魂碑に記されているように敵軍少尉の首をはねた。「長い間、苦しむのはかわいそうだから楽にしてやれ」と満淵中尉は瀕死のエムリー少尉の介錯を境野曹長に命じた。なお、死体は初年兵に銃剣で突かせる訓練に使われた後、他の亡骸とともに寺の墓地に丁重に埋葬された。

米軍横浜法廷で行われた戦犯裁判では、死にかけた俘虜の苦痛を取り除くための介錯としての斬首を、検察側は「残忍非道の凶行」として厳しく非難。満淵正明は死刑判決を下される。判決の権威は「勝者」という一点でのみ担保されている。

以下、満淵正明死刑囚の家族のその後の顛末。
未亡人となった妻節子は、刑の執行からまもなく再婚を果たした。遺児である昭彦は満淵家へと引き取られ、叔父の手によって育てられたが、京都大学に進学した後、自殺。満淵の“美しい幻”は、幻のまま終わった。

なにも言いたくない。それが“戦後の日本”だったということだ。

    
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テーマ : 精神世界
ジャンル : 本・雑誌

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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