めんどくせぇことばかり 情報操作・宣教師の侵略(覚え書き) 『世界史の中の日本 本当は何がすごいのか』 田中英道
FC2ブログ

情報操作・宣教師の侵略(覚え書き) 『世界史の中の日本 本当は何がすごいのか』 田中英道

『世界史の中の日本 本当は何がすごいのか』 田中英道『世界史の中の日本 本当は何がすごいのか』 田中英道
(2013/06/01)
田中 英道

商品詳細を見る
これまで数多く書かれてきた世界史は、西洋人の見方で書かれた歴史だった。
覚え書き
情報操作
スペインが世界に覇を唱える過程で行った略奪、殺戮の悪辣さは、あますところなく伝えられています。では、世界に植民地を広げたイギリスはどうだったでしょうか。スペインと大同小異であったことは確かです。中国支配を目論んで仕掛けたアヘン戦争の汚さは、その一端を示しています。しかし、その実態はスペインのようには広まっていません。そこにはロイター通信社に象徴されるユダヤ資本の情報操作があったことを知らなければなりません。
日本人の弱いところで、多くを語らずとも“分かる人には分かる”と考える。「巧言令色鮮し仁」と、逆に多弁を戒める。しかし、論語の国、支那は多弁である。事実、蒋介石の多弁に呆れ果てているうちに、国際世論は反日に傾いた。なら、今の日本はどうかと思えば、んんん~。

大航海時代、日本はヨーロッパにどう対処したか
スペインやローマ教会は、イエズス会の宣教師を送ってキリスト教化して徐々に力を及ぼし、現地で教徒への弾圧が加えられるのを待って、教徒保護の名目で軍を派遣する。中南米は総なめにされ、略奪者マゼラン一行を撃退したパロパロの島も支配され、フィリペ2世をたたえてフィリピンと呼ばれるようになった。

日本はどう抵抗したのか。一五八七年、豊臣秀吉がバテレン追放令を出した。数多く来日し、大村純忠の寄進によって長崎はイエズス会の領地となっていた。だからすべての宣教師を追い出した。それでもスペインが、“教徒保護”の名のもとに軍を派遣できなかったのは、日本がそれに対抗出来るだけの軍事力を持ち、銃も国産化していたということだ。
一五〇〇年台から一八〇〇年代にかけて、三〇〇年の奴隷貿易に苦しめられる西アフリカは、日本の戦国時代さながらの部族抗争の時代だった。彼らは鉄砲の代金を、捕まえておいた敵の捕虜で支払った。日本は一五四三年に種子島に鉄砲が伝えられると、翌年には国産化を始めた。また、鉄砲を購入しても、金や銀の算出があり、列島単位の交易が存在していた。大村純忠よりもこの日本国を見渡せる豊臣秀吉という天下人が存在した。

ちなみに、イエズス会やスペインが、日本の植民地化と、日本兵を使ったシナ侵略を考えていたことは、歴史的事実である。秀吉が九州征伐を終える頃には、長崎はほとんど“軍事要塞”の名がふさわしい状況となっていた。

一五八二年、日本に三年ほど滞在したイエズス会東インド巡察師アレッサンドロ・ヴァリニャーノは、フィリッピン総督のフランシスコ・デ・サンデに下記のような手紙を出している。
私は閣下に対し、霊魂の改宗に関しては、日本布教は、神の教会の中で最も重要な事業のひとつである旨、断言することができます。なぜなら、国民は非常に高貴かつ有能にして、理性によく従うからです。もっとも、日本は何らかの征服事業を企てる対象としては不向きでしょう。なぜなら、日本は、私がこれまで見てきた中で、最も国土が不毛かつ貧しい故に、求めるべきものは何もなく、また国民は非常に勇敢で、しかも絶えず軍事訓練を積んでいるので、征服が可能な国土ではないからです。しかしながら、支那において陛下が行いたいと思っていることのために、日本は時とともに、非常に益することになるでしょう。それゆえ日本の地を極めて重視する必要があります。
彼らの布教は、彼らにとっては“布教”であっても、後援者であるスペインにとっては、一義的に“植民地化”にあったことが分かる。しかも、植民地に出来ないまでも、日本兵を、“支那において陛下が行いたいと思っていることのために、日本は時とともに、非常に益することになるでしょう”と、スペインの支那侵略の尖兵にしようとしていることが明白だ。これが、宣教師の役割だ。


   

にほんブログ村 本ブログへ一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
読書
記事一覧


関連記事

テーマ : 歴史関係書籍覚書
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

No title

>日本がそれに対抗出来るだけの軍事力を持ち 云々

これは16世紀以来の世界のパワーゲーム、世界の常識でしょうね。
ただし日本の場合は1945年までですね。あとはアメリカ様にひたすら服従です(笑)。忍従、盲従の日々、何が楽しくて・・・。Mですか?(爆)。では。

うさぎ屋 さま

アメリカ様もあまり余裕がなくなってきたみたいで、TPPで安全保障域内はもうちょっとシャブリ倒しておこうかなって・・・。
“毒”食らわせましょう。
いま、チャンスですよ。

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください


現代とはなぜこんなにも棲みにくいのか。
前近代から近現代へと変貌し続ける世相の本質をつかみ生き方の支柱を示す。
カウンター
カテゴリ
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
最新記事