めんどくせぇことばかり 『まんが 哲学入門――生きるって何だろう?』 森岡正博+寺田にゃんこふ
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『まんが 哲学入門――生きるって何だろう?』 森岡正博+寺田にゃんこふ

 
2013-07-18T23_15_15-a476b.jpg主人公はぼく。先生はぼくを‘まんまるくん’と呼びますが、それがぼくの名前みたいです。
この本の中では、先生がぼくにいろいろと教えてくれます。次のようなことを・・・。

第1章  時間論
第2章  存在論
第3章  「私」とは
第4章  生命論

ぼくが生まれてきたのは、きっと何か意味があると思うんです。

『まんが 哲学入門――生きるって何だろう?』 森岡正博+寺田にゃんこふ『まんが 哲学入門――生きるって何だろう?』 森岡正博+寺田にゃんこふ
(2013/07/18)
森岡 正博、寺田 にゃんこふ 他

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生きるって何?「わかりません」、死ぬって何?「わかりません」
私はなぜ死ななければならないのですか?
なぜこのような生へと生まれてきたのですか?
死によってすべてが無になってしまうなら、生まれてこなければよかった!

「私が生まれてこない」ほうが、「私が生まれてきた」よりもマシだということです。












はい、その通りです。













はい、先生
なんか光が差してくるみたいです。



まんまるくん、「生まれてこなければよかった」とはどういう意味ですか?



その二つは本当に比べられるのですか?
「生まれてこない」場合、その状態がどれくらい良いのか、悪いのかを判断する‘私’は存在しません。
存在している私が、私の被存在を「欲する」ことはできます。
たとえば、自殺を欲するというのがそれです。
でも、自殺を欲するのと、「生まれてこない」ことを欲するのはまったく違います。
なぜなら、自殺は実行できますが、「生まれてこない」ことは、すでに生まれてきてしまっている私にとって、実行することが原理的に不可能だからです。

まんまるくんは、死によってすべてが無になってしまうことが受け入れ難いのですね?

それは、「私が生まれてこない」ことによってのみ、「死によってすべてが無になってしまう」ことが完全に予防されるということになります。

しかし、まんまるくんはすでに生まれてしまっています。
ですから、「死によってすべてが失われてしまう」という問題は、今から自殺することによっても解決されないし、「生まれてこなければよかった」と嘆いても解決されません。


いっそのこと、人生を前向きに生きることで答えを見つけようとしてみてはどうでしょうか。
「死によってすべてが無になってしまう」にもかかわらず、生まれてきて本当に良かったと心の底から思えるようになる可能性を探ってみてはどうでしょうか。
さらに「生まれてきて本当に良かった」と思えるようになるために生きると先生に言われても、まんまるくんは、完全には納得していないみたいです。それでも‘悔いのない人生を探す’と言って、海に帰って行きました。

漫画だからとなめてかかると、とんでもない目にあいます。…あいました… ゆっくりゆっくり、咀嚼しながら読みすすんでみて下さい。




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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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