めんどくせぇことばかり 人生の節目 『暦・しきたり・アエノコト  日本人が大切にしたいうつくしい暮らし』 井戸理恵子
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人生の節目 『暦・しきたり・アエノコト  日本人が大切にしたいうつくしい暮らし』 井戸理恵子

覚え書き   人生の節目
お七夜・初宮詣
子供が生まれて七日目。家に親戚などを呼び集めて、命名式をしたり、家族でお宮参りをしていた。これを初宮詣といい、無事に出産を終えた感謝と、赤ん坊の健康を祈願する。

初宮詣は、本来、お七夜に行われたが、現在では男児は三十二日目、女児は三十三日目に行うところが多い。これは“産み”の忌み期間が過ぎてから、といわれている。

七五三
三歳、五歳、七歳に行う行事。

かつて子供は七歳までに命を落とすことが多く、七五三の儀礼は、子供の厄祓いでもあった。昔は十五歳で大人とみなされていた。そこの頃に成人として完成するわけである。完成までの、未完成の段階で亡くなる子供が多かった。とくに、「七歳までの子供は神の子」とされ、人の管轄ではないとまでいわれた。
千歳飴参拝日は十一月十五日。女児は三歳、七歳、男児は五歳、七歳で神社にお参りに行き、成長を感謝して健康を祈願する。そして年齢分の千歳飴をお土産に、記念写真をとって・・・。

江戸時代は、三歳の男女が髪を伸ばし始める「髪置き」、五歳の男児が袴を着用し始める「袴着」、七歳の男女が大人と同じ帯を締める着物に変える「帯解き」とそれぞれの成長過程を確認しながら行う祝いの儀式でもあった。
『暦・しきたり・アエノコト  日本人が大切にしたいうつくしい暮らし』 井戸理恵子『暦・しきたり・アエノコト  日本人が大切にしたいうつくしい暮らし』 井戸理恵子
(2012/11/21)
井戸 理恵子

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成人式
人生の成長過程でも大切な通過儀礼のひとつ。これまで育ててもらった親や地域社会に感謝し、自らの成長と成人を神前に奉告する。

奈良時代以降、男子は元服という、髪型や服装を大人のものに改める儀式が行われた。刀を持つ。狩りに行く。家を守る。家族を守る。そういった気構えを固める儀式でもあった。

女子は結髪という、前髪を結い上げる儀式が行われた。江戸時代には初潮を迎える十二歳から十六歳くらいの成女式で幼名から大人の名前に改名することもあった。

北海道のアイヌには、自分が子供の頃から可愛がって育ててきた熊を殺すという“イ・オ・マンテ”と呼ばれる儀式が伝わっている。生と死に対する観念、他者の命を犠牲にして生きているということを学ぶ貴重な儀式だった。また、天に上った熊は、仲間を連れて現れることで、獲物が増えるとも考えられていた。


結婚式
白無垢に綿帽子。真っ白のまま嫁ぐことで、相手の家の色に染まるという説明が一般的だが・・・。
綿帽子の下には角隠し。紙の上に飾る白い帯状の布に“角”を隠す。“角”が生えてるのは鬼。鬼はあの世を象徴する。そう考えれば、この白無垢は死装束、写真をよく見りゃ、胸元に懐剣を秘めている。

花嫁は生まれた家の子として、嫁ぐ日に死ぬわけだ。そして、お色直しに下がる。出てきたときは、打って変わって派手な色打掛け。色打掛けの赤は、婚家に生まれ変わった赤ん坊を示す“赤”。

結婚式は本来、死と再生の儀式だった。
白無垢



    

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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