めんどくせぇことばかり 『「靖国」と「千鳥ヶ淵」を考える』 堀内光雄
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『「靖国」と「千鳥ヶ淵」を考える』 堀内光雄

 
この間、古市憲寿という若き社会学者が書いた『誰も戦争を教えてくれなかった』っていう本を読んだ。今日紹介する本は、古市憲寿さんがいう《勘違いしているおじさん》の書いた本ということになるだろう。エッ❢わたし?・・・もちろん、《勘違いしているおじさん》ですよ。
『「靖国」と「千鳥ヶ淵」を考える』 堀内光雄『「靖国」と「千鳥ヶ淵」を考える』 堀内光雄
(2013/08/02)
堀内光雄

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さまよう霊があるかぎり、戦争は終わっていない
大東亜戦争における戦没者は、軍人・軍属・民間人を合わせて約三一〇万人を数え、そのうち海外戦没者数は約二四〇万人となる。その約半数一二七万柱のご遺骨は帰還したものの、未帰還のご遺骨は約一一三万柱にのぼる。
千鳥ヶ淵戦没者墓苑は未だ収容されていない英霊のご遺骨、また一般邦人のご遺骨を祀るべく建てられた慰霊の聖地意である。全戦没者のご遺族にとって、靖国神社と並ぶ象徴的墓苑としての役割を果たしている。

参拝者数は、各種式典参拝者、一般参拝者を含めて、年間およそ二一万人くらいになる。しかし、靖国神社の年間参拝者数およそ五〇〇万人とは比べ物にならない。
序章   八月十五日の玉音放送と日本人
第一章  靖国と千鳥が淵を結ぶ「桜花の絆」
第二章  あの戦争が六ヶ月前に終わっていれば・・・
第三章  生と死の運命をかけた一瞬
第四章  敗戦時に突きつけられた悲惨な現実
第五章  残虐を極めた米軍の「焦土作戦」
第六章  見捨てられた「海の墓標」六万柱
第七章  占領支配で大きく変わった日本人の心
覚え書き
“大東亜戦争”という呼称
ヨーロッパでは第二次世界大戦の開始時期を、イギリスとフランスがドイツに宣戦布告した一九三九(昭和十四)年九月三日とし、ドイツが無条件降伏した一九四五(昭和二十)年五月八日に終結したとしている。日本が降伏する八月までの三ヶ月間は、ヨーロッパでは付け足し扱いである。アメリカがこの戦いを“Pacific War”と呼ぶのも、それ以上に日本との戦争を的確に表現する言葉がないのだから当たり前だ。ただし、“太平洋戦争”は、日本の戦争を的確に表現できていない。“大東亜戦争”のほうがより的確である。こちらの呼称を使うべきである。占領下において、戦勝国アメリカの呼称に合わせるのは仕方なかったろうが、いまだに“太平洋戦争”と呼ぶあたり、マスコミや学問の世界の人たちに、大きな責任があるということだな。
堀内光雄堀内光雄
衆議院議員を一〇期務めた政治家。労働大臣、通産大臣、自民党総務会長などを歴任。平成二十五年四月、公益財団法人千鳥ケ淵戦没者墓苑奉仕会会長に就任。
面白かったんで似顔絵出したんだけど、わかってもらえた?
引退後、千鳥ヶ淵戦没者墓苑奉仕会会長に就任した堀内光雄氏が、慰霊の現状を前提にこれからの慰霊のあり方を問いかけた本。なんか、“靖国まで来たんだったら、こっちも寄ってよ”って感じ。でも、千鳥ヶ淵に民間人の戦争犠牲者を含めた大東亜戦争での全戦没者をお祀りして、道一つ隔てた靖国と合わせて一つの慰霊空間とすることができたら素敵ですね。


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ジャンル : 本・雑誌

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本












































































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