めんどくせぇことばかり 『日本人はなぜ日本のことを知らないのか』 竹田恒泰
FC2ブログ

『日本人はなぜ日本のことを知らないのか』 竹田恒泰

2011年10月11日の記事を加筆修正したものです。
著者です
竹田恒泰作家で法学者。専門は憲法学、環境学。慶應義塾大学卒(1998年)。財団法人ロングステイ財団専務理事。慶應義塾大学講師(憲法学)。家系は伏見宮家より分かれた北白川宮家の分家にあたる竹田宮家。明治天皇の女系の玄孫に当たり、皇太子徳仁親王の三いとこにあたる。竹田恒和は父。兄弟は弟と妹がいる。未婚。

『日本人はなぜ日本のことを知らないのか』 竹田恒泰『日本人はなぜ日本のことを知らないのか』 竹田恒泰
(2011/09/16)
竹田 恒泰

商品詳細を見る

父であるJOC会長竹田恒和氏がらみで露出が多いようだが・・・

Ⅰ部 日本はいつできたのか
Ⅱ部 子どもに読ませたい建国の教科書
Ⅰ部は、歴史学・考古学両面から、日本の国の成り立ちを解説。 Ⅱ部は、「律令国家完成」までの機関を、中学校の歴史の教科書をイメージして書いたもの、という構成の本です。 むやみに熱くなったりせず冷静に、大変まともなことの書いてある得難い本です。 ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思います。

おもしろい視点があったのでいくつか紹介します。
邪馬台国は、不確かな支那の史書に書かれているだけで、統一王権の基礎になったことを示す根拠はどこにもなく、日本建国の歴史を、邪馬台国を軸に語るのは不適切。
なぜ国史ではなく日本史と呼ぶのか・・・そのとおり、パチパチパチ 
日本国憲法は、大日本帝国憲法を根拠として制定された。大日本帝国憲法は天皇が「祖宗に承くるの大権」により宣布されたのだから、その根拠は『日本書紀』にある。 
『日本書紀』は養老4(720)年における政府見解であり、現在に踏襲されている。

独特のおもしろい視点が、いろいろとあるので、とても興味深く読み進みました。 後半の「教科書」の部分も、嘘や無理がないので、一般の教科書と違って、心にストンと落ちて素直に納得できます。

ただし、いかに『日本書紀』を政府見解とすると言っても、そこにはおのずから「藤原氏の介在」があるわけです。それを理解しないと、たとえ中学校の歴史教育でも、特にそれに続く時代を嘘や無理で通さなければならなくなります。

「『日本書紀』ありき」の歴史しか語れなくなれば、支那の史書と何ら変わらないことになります。 「『日本書紀』をさえ乗り越えなければならない」と、思うんですけどねぇ。

                                    
    

にほんブログ村 本ブログへ一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
読書
記事一覧


関連記事

テーマ : 精神世界
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください


現代とはなぜこんなにも棲みにくいのか。
前近代から近現代へと変貌し続ける世相の本質をつかみ生き方の支柱を示す。
カウンター
カテゴリ
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
最新記事