めんどくせぇことばかり ジハーディスト、セックス・ジハード 『聖書を読む』
FC2ブログ

ジハーディスト、セックス・ジハード 『聖書を読む』

“ジハーディスト”という耳慣れない言葉を聞いた。
「ジハード」は、「全力を尽くして努力する」という意味のアラビア語。イスラム教の文脈のなかで、神の道のために異教徒と戦う「聖戦」という限定的な意味も持つ。「ジハーディスト」は9・11以降、イスラム過激派のテロ実行者を指す造語として欧米で使われるようになった。
2011-02-23 朝日新聞 朝刊 2外報

「ジハードという言葉は、本来、自己の欲望に対する内なる戦いを意味する。限定的な、いわゆる〈小ジハード〉として異教徒との外なる戦いをさす。」残念ながらそう言われても、あまりにも現実離れしている。現在、ジハードという言葉は、彼我ともに“異教徒との戦い”と捉えられている。

その上でジハーディストを考えれば、その本来の意味は「聖戦に我が身を捧げた人」ということになる。もちろんそれは、イスラム教徒の立場にたった意味合いである。彼らにとっての異教徒(私を含む)の立場からすれば、「イスラム系のテロ実行者」ということになる。

ならばそう言えばいい。なにもわざわざ“ジハーディスト”などと、新しい言葉を作り出さなくても・・・。まてよ、・・・違うね。「イスラム系テロ実行者」という言葉では表しきれないニュアンスが、“ジハーディスト”にはあるね。 『聖書を読む』という本のなかで、佐藤優さんが自爆テロリストの育成の様子を紹介している。
貿易センタービル事件が起きる一年くらい前に、イスラエルの専門家から、資料をもらってレクチャーを受けたんです。イスラエルのヘルツェリアというところに反テロリズムセンターがあり、自爆テロリストがどのように養成されるかについて徹底的な研究をしています。

まず学校とは別に学習塾を開いて、その塾の生徒を洗脳するわけです。真面目な生徒で、家庭環境は極貧ではなく中流の下ぐらいのやつを選ぶ。先生が個人指導をして、聖なる人生を説く。とくに童貞のままで女を知らないような少年を狙う。

本当の自由とか本当の結婚というのは、殉教者、ヒーローになることによって天国でできる。そうすれば二十人の処女があなたの傍らについてくると。天上界でセックスはできるので、この世の終りが来るまでは禁欲をする。というのは、この世の終りが来るまで天上界に行けるかどうかわからないから、しかし神のために殉教した人は例外的にすぐ天国に行ける。アラーはそう定めている。しかもあなただけじゃない。あなたが選んだ四十人の人は一緒に天国に行ける。

あなたの好きなお父さん、お母さん、親戚の人、あなたが選べばその人たちにも天国に行ける入場券が配られると、こうやって教える。自爆テロというのは退路を確保しなくていいから、誰が養成しているかという秘密がバレないですむ。だから、テロ組織にとって最もリスクが低い方法で、今、自爆テロを防ぐ対策はない。

自爆テロが成功した場合には、ちゃんと福祉基金もある。その両親の生活は一生、援助してもらえる。しかも村の英雄になる。そしてテロリストたちは、その死の直前に、ビデオで後進たちに「この素晴らしい人生を歩もう」と呼びかける。
『聖書を読む』 中村うさぎ 佐藤優『聖書を読む』 中村うさぎ 佐藤優
(2013/08/29)
中村 うさぎ、佐藤 優 他

商品詳細を見る
神はなぜ、人が知性を持つことを嫌うのか?

ところが、このようにして育成されるテロリストたちは、この世において天国を模擬体験しているという。これは2013/10/2の 「The Voice of Russia」に掲載された記事だ。
シリアのセックス・ジハード:汚れた噂、あるいは衝撃の真実   http://japanese.ruvr.ru/2013_10_02/122288412/

現在進行中のシリア危機ほど将来に明るい展望を抱けない危機もない。政府軍が勝てばアサド体制、反政府軍が勝てば原理主義体制。2011年の危機発生当初から、世界各地からジハーディストがシリアに集結している。シリア危機は、シリア人同士の戦いではなくなっているのだ。
セックス・ジハードそれらのジハーディストのもとに、チュニジアの若い女性たちが送り込まれているという。彼女らはジハーディストの性処理をさせられたり、臨時婚の相手をさせられたりしているらしい。雑誌Al Mijharに衝撃的なインタビューが掲載されたという。それは、「セックス軍」の女性戦士へのインタビューで、「私には天国が約束され、私は152人の男性と関係を持った」という見出しがついていたそうだ。




にほんブログ村 本ブログへ一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
読書
記事一覧


関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください


現代とはなぜこんなにも棲みにくいのか。
前近代から近現代へと変貌し続ける世相の本質をつかみ生き方の支柱を示す。
カウンター
カテゴリ
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
最新記事