めんどくせぇことばかり 自爆テロではなく抗議の家族心中…天安門炎上事件
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自爆テロではなく抗議の家族心中…天安門炎上事件

時事ドットコム 2013・10・30
ウイグル族5人を拘束=「テロ」断定、死亡3人は家族-天安門突入炎上事件・中国
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201310/2013103000964&g=pol

共産党政府はこの事件をテロと認定したということだが、釈然としない部分もある。事件報道を「産経ニュース」で追ってみると・・・
  • 車が観光客などの群衆に突入し、炎上した。車に乗っていた3人が死亡したほか、付近に倒れた人が多数おり、負傷者が出ているもよう。(28 15:19)
  • 28日正午(日本時間午後1時)過ぎ、四輪駆動車が群衆に突っ込んだ後、炎上し、運転手と同乗者計3人を含む合わせて5人が死亡、在留邦人の男性1人を含む歩行者や警官ら計38人が重軽傷を負った。(28 20:15 )
  • 天安門前の長安街を東から西へ走ってきた車両が歩道に突入。毛沢東の肖像画が掲げられた天安門にかかる金水橋付近の柵に衝突し、炎上したという。(28 20:15 )
  • 車両はまるで、天安門城楼に掲げられた毛沢東の肖像画に向かって突進したかのようだったとの目撃談も伝えられる。(28 20:55)
  • 四川省南充市で28日午前、中型バスが交通警察と裁判所の敷地に突っ込み、敷地内の複数の車両に衝突、警察官2人が負傷した。公安当局が運転手を拘束し調べている。こちらも背景は不明だ。(29 10:39 )
  • 公安当局は事件が起きた28日の夜、同市内の宿泊施設に、今月1日以降に訪れた「不審な客」「不審な車両」に関する情報を提供するよう通達を出した。(29 12:59 )
  • 通達は、民族対立を抱える新疆ウイグル自治区のグマ(皮山)県とピチャン(●(=善の右におおざと)善)県に戸籍をもつウイグル族2人を、事件の「容疑者」として名指し。淡い色の四駆車と4種類の新疆ナンバーについて、事件への関与を挙げている。(29 12:59 )
  • 徐々に明らかになってきた目撃情報によると、柵に衝突、炎上した車は、クラクションを鳴らしながら、猛スピードで天安門前の歩道に進入してきたという。数台の警察車両がこの車を追跡していたとの情報もある。この車に乗っていた人物が、「旗のような物を振っていた」とも伝えられており、何らかの政治的要求を示すための計画的犯行だった可能性は否定できない。(29 12:59 )
  • 北京の公安当局は少なくとも2人のウイグル族の男性が事件に関与したとみて捜査している。中国外務省の華春瑩報道官は29日の定例会見で、事件について「調査中」と述べる一方、新疆ウイグル自治区で頻発している暴力事件には「断固反対し、打撃を加える」と強調した。(29 22:01 )
  • 北京の公安当局が、過激派グループによる計画的犯行の可能性があるとみて、捜査対象をウイグル族ら8人に拡大したことが30日、分かった。名前の表記から、8人のうち7人がウイグル族で、1人は漢族とみられる。(30 12:04)
  • 北京市公安当局は30日、北京中心部の天安門前で起きた車両突入事件を「テロ事件」と断定し、ウイグル族の容疑者5人を拘束した。中国中央テレビ(英語版)は、天安門に突入、炎上した車両の中から、ガソリン容器や鉄の棒、宗教的スローガンが記された旗が見つかったと伝えた。炎上した車に乗っていた実行犯は、ウイグル族の「ウスメン・ハサン」とその妻、母親と断定された。同市公安局報道官は、3人が衝突後、自らガソリンに火をつけて自殺したと説明している。(30 20:11 )
  • 海外のウイグル人組織幹部は「容疑者は住所も年齢もバラバラで、同じグループとは思えない。この事件をきっかけに、ウイグル族の弾圧を強化している可能性がある」と指摘した。(30 20:11 )
  • 中国メディアによると、ウイグル族の関与が明らかとなり、習近平主席が主導する最近の少数民族への高圧的な政策が裏目に出た。新疆ウイグル自治区では、4月から6月にかけて警察官とウイグル族グループが衝突する事件が相次いで発生した。その際、習指導部は武装警察官を多数投入し、発砲を許可するなどして鎮圧した。その後、ウイグル族から刀を取り上げ、一部の地域でひげを禁止するなど宗教弾圧を強化し続けた。 (30 22:38 )
  • 香港の人権団体によると、今回の突入事件の死者の一人は、新疆ウイグル自治区ルクチンで6月に発生した暴動の際に、警察に射殺されたウイグル族の遺族だという。報復する目的で「自爆テロ」を仕掛けたことが確認されれば、習氏の少数民族政策の「失敗」が証明され、批判の声が再び高まることも考えられる。(30 22:38 )
ここにきて「自爆テロ」という言葉が使われている。違和感がある。「実行犯はウイグル人のウスメン・ハサンとその妻と母親の三人で、三人とも衝突後、自らガソリンに火をつけて自殺した」という公安局報道官の発表を考えれば、なおさらである。

まず、爆弾は使われていない。つまり、爆発は起こっていない。巻き込まれた死傷者が出ているが、これは自動車の暴走によるもののようだ。実行犯は三人。自爆テロなら自らの被害は最小限にとどめるはず。しかも家族。妻と母親が一緒に死んでいる。しかも、衝突後、用意したガソリンに火をつけて。

香港の人権団体の「死者の一人は新彊ウイグル自治区で6月に発生した暴動の際に、警察に射殺されたウイグル族の遺族」という報告が本当なら、これは天安門の毛沢東の写真の前に、世界の耳目を集めての抗議の一家心中と言うことになる。《抗議の一家心中》と《自爆テロ》では、天と地との差があると思うんだけど・・・。

この動画は、先日《ツイートまとめ》で紹介したものと同じものです。 共産党政府がテロと断定したことでウイグル族への締め付けが強化されていくことになるだろう。

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東トルキスタンに対するロシア
東トルキスタン。現在、支那によって支配される“新疆ウイグル自治区”。ここはパミール高原とカラコルム山脈にさえぎられ、インドから北上するルートは通じていない。インドを支配して北上するイギリスの勢力も、簡単には入ってこられない。逆にロシアからは簡単に入っていける。

太平天国の乱で清朝がすったもんだしている頃、ここでは“漢族排撃”をスローガンにした独立運動が、ヤクブ・ベグを首班として起こされた。

これを好機とばかりに、ロシアが伊犁地方を占領して居座る。清朝は左宗棠を派遣して独立運動を鎮圧し、ロシアとの交渉に入る。 ロシアは清朝の伊犁返還要求に対し、「ロシアが国境の安全を保ち伊犁統治に用いた経費を弁償するならば、ただちに返還すべし」と返答し、のちに結ばれた条約で五百万ルーブル、現在の日本年に換算するとおよそ五十億円を要求している。

チベットに対するイギリス
明治初年、チベット争奪において、イギリスはロシアに後れをとっていた。チベットへのロシアの進出は、そのままロシアのインド進出を誘発しかねない状況であった。この関係が逆転するのが日露戦争であった。その間にイギリスはチベットを手中に収めるため、露骨な侵略策をとった。

1904年に「イギリス商業施設団」という名目で、ヤングハズバンド大佐の一兵団を派遣し、首都ラサを制圧して恫喝による条約を結ぶ。それにより、兵団派遣費用としての多額の賠償金の支払い、支払完了までの担保としての国土の一部の占領、国境警備のための軍の撤廃、イギリスによるチベットの保護国化などが強要された。

さらにイギリスは清朝と条約を結び、チベットに対する清朝の宗主権を認める代わりに、チベット政府の自主外交権、イギリスのチベット支配権を認めさせた。

チベットは第二次大戦終了時までの間、イギリスの支配を受け、それが終わったと思ったら毛沢東の侵略を受け、共産党政府に支配されたまま現在に至っている。

今現在、支那共産党政府は、東トルキスタンやチベットの支配を強めている。支那共産党政府は、そのやり方をイギリスやロシアから学んだ。


    

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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