めんどくせぇことばかり 『日本人の原点がわかる「国体」の授業』 竹田恒泰
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『日本人の原点がわかる「国体」の授業』 竹田恒泰

竹田恒泰氏の本を最初に読んだのはいつの事だったろう。たくさん本出す人だし、基本的テーマは代わることがないので仕方がないが、この本に書かれた内容も、いつかどっかで読んだことがあるような気がする。そんな人も必要だよね。

旧皇族の竹田家に生まれた筆者。慶応義塾大学法学研究科で憲法学の講師を務め、「憲法特殊講義(天皇と憲法)」を担当しているという。最近では招致委員会理事長として東京オリンピック・パラリンピック招致の先頭に立った父親の竹田恆和氏も話題の人となった。

日本人の原点がわかる「国体」の授業日本人の原点がわかる「国体」の授業
(2013/07/25)
竹田 恒泰

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「国体」という言葉を知る人間は少なくなりました
私は東北の被災地にボランティアで訪問したとき、近くにいた中年のご婦人に声をかけたことがあります。「そういえばこの避難所に先週、天皇陛下がいらっしゃいましたね」と私が尋ね、その方が「そうなんです」と答えたのですが、そのご婦人は、その瞬間に泣き出してしまいました。「思い出しただけで涙が止まらなくて」。まわりの方もみんな「そう、そう」と言って、これまた泣きはじめる。驚いて「どんな様子だったんですか」と聞いたら、陛下のお姿を見たとたんに、全員が泣いていたそうです。

その方は、家族もみんな亡くなってしまい、「なぜ自分だけ生き残ってしまったのか」「どうやって死のうか」とばかり考えた夜もあったそうです。そんなとき天皇陛下のお姿を見てはじめて生きる望みが湧いてきたというのです。お愛想や他人ごとではなく「他人なのに自分のことを本当に心配している人がいる」ことが分かり、「だったらもう少し頑張れる」と思ったそうです。

これは途轍もなくすごい話で、人を本当に救うのは理屈ではない、ということです。その方に「では普段から陛下を尊敬なさってたんですか」と聞いたら、「そうじゃないのよ。どちらかというと『天皇なんかいなくてもいい』と思っていました。でも初めて分かったわ」

何がわかったかというと、天皇が国民にとって父母のような存在であるということです。天皇が存在することが、どれほどありがたいか、この方は肌身で知ったのでしょう。

『父母のような存在』、『日本国民の総本家』、いろいろ言い方はあるけど、国民のことを、われわれの感覚で言えば、“身内のもの”のように、日々心配していただいていることは、本当によく分かる。
第一講  日本の「国体」をしる
「国体」が語られない国
「平等」に重点を置くフランス
日本で唯一、天皇だけは替えがきかない
女性天皇と女系天皇
皇位の男系継承はいかに守られたか
国体は憲法第一条にあり
天皇さえ残れば国体は維持されるか
アメリカは「自由の国」
中国は共産党一党独裁の国                                 
宮家が一つもなくなる日
「女系天皇」の問題点
昔は必要だった側室
日本国の象徴  

 
第二講  命を懸けて「祈る」ということ 
「和」こそが日本の建国精神
「国民の不幸は天皇の責任」という考え方
贅沢や甘えを許さなかった明治天皇
京都御所はなぜ無防備なのか
憲法草案を書くために記紀を熟読
「祈る存在」としての天皇
「嘘」と「真」の違い
マッカーサー元帥は「神のような帝王」を見た
個人的なご性格からだけではない
ご自身のお好みをお示しにならない理由
個性的でなおかつ統率がとれている国
アメリカは日本より千五百年遅れている
徹底していた天皇の戦争嫌い
日本国民統合の象徴
『古事記』に出てくる「しらす」
「自分のことを本当に心配している人がいる」
天皇陛下の祈りは「本物」である
回避された「天皇の処刑」と「皇統の断絶」
天皇と国民の間にある強固な紐帯
天皇を守るためなら「濡れ衣でも受け入れる」    
第三講  天皇とともに歩む国作り
封印された日本の誇り
神話の中に最も重要な部分が残っている
天皇は偉いが国民もまた偉かった
二六七三年続く国の改革方針
天皇主権か国民主権かの議論は誤り
「和」と「同」の違い
国によって一定の距離を保つ
日本を危険に晒す女性宮家創設
「歴史観」だけが失われてしまった
「教育勅語」というカンフル剤
一緒にこの道を進んでいく
「保守」は伝統を守るために改革する          
日本の主権者は「君民一体」
「ハト派」の方が戦争を招きやすい
したたかな外交
世界最古の国の何を守るのか
第四講  世界人類の奇跡―『古事記』にノーベル賞を
大戦争のない国家統一
町で戦争をするのは「迷惑」
お金を超えた「日本の宝」を発見した     
世界が感動する日本人の働きぶり
戦争に負けるということ
政治が良くなれば日本は良くなる     
三世紀から「宗教の自由」を認めていた
日本の価値観は世界に大きく貢献してきた
要求された以上の仕事をする
マイナスからの復興
震災で日本人の意識が変わった

この本は、松下政経塾33期生対象に行われた「歴史観・国家観養成講座」の講義録に加筆修正をしたものということだけど、 松下政経塾に入ってくるような奴らなら、もう少し濃い内容でもいいんじゃないかな。まさか、今の松下政経塾はこの程度で十分だとか・・・


    

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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