めんどくせぇことばかり マッカーサー、特攻隊(覚書)『日本が戦ってくれて感謝しています』  井上和彦
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マッカーサー、特攻隊(覚書)『日本が戦ってくれて感謝しています』  井上和彦

*I shall return*  マッカーサー
フィリピンにおける日米の攻防約5カ月、攻める日本軍は勇敢にたたかい、守る米比軍もまた《一人》を除いては立派であった。

その一人とは誰か。その人物の名はダグラス・マッカーサー。
*I shall return*
日本軍との攻防の真っ最中に、妻子とともに魚雷艇でコレヒドール島の戦場から脱出したマッカーサーが、オーストラリアについて新聞記者に語った言葉に出てくるセリフである。

1935年にフィリピン軍軍事顧問に就任。マッカーサーのために《フィリピン軍元帥》という称号が準備された。日本との戦いが始まる直前に米陸軍に現役復帰。1944年に米軍はフィリピンに上陸し、マッカーサーの希望がかなえられたが、本来フィリピン攻略作戦は米陸軍参謀本部の望む作戦ではなく、マッカーサーが無理やりねじ込んだ作戦だと言われる。フィリピン軍事顧問時代に築いたフィリピン利権と私的財産の確保のためであったとされている。

*I shall return*・・・帰りたかったはずだ。

元気な人間ならどうということない収容所までの距離を歩かせたことが「バターン死の行進」として、後々まで問題となっていく。この悲劇をつくった原因は、マッカーサーの状況判断の甘さであった。その自らの罪を、彼は、14軍司令官本間雅晴中将を糾弾することで、うやむやにさせたかった。マッカーサーの私的裁判というべきマニラ軍事法廷は、どうしても本間雅晴を銃殺刑にさせなければならなかったのである。
田信ほか著『実録 太平洋決戦 真珠湾奇襲からミッドウェー海戦』 立風書房

私はバターン半島事件で殺される。私が知りたいのは広島や長崎の数万もの無辜の市民の死は、一体だれの責任なのかということだ。それはマッカーサーなのか、トルーマンなのか。
本間雅晴 『戦士の遺書』より

私はルソンで敵味方や民衆を問わず多くの人々を殺している。この罪の償いをしなくてはならんだろう。祖国へ帰ることなど夢にも思ってはいないが、私が一人先にいっては、責任をとるものがなくて残ったものに迷惑をかける。だから私は生きて責任を背負うつもりである。そして一人でも多くの部下を無事に日本へ帰したい。そして祖国再建のために大いに働いてもらいたい。
山下奉文 『戦士の遺書』より

祖国を愛するいかなるアメリカ人も消しがたく苦痛に満ちた恥ずかしさなしには、この裁判記録を読むことができない・・・。われわれは不正であり、偽善的であり、復讐的であった。
フランク・リール(山下将軍の弁護人)著 『山下裁判』


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(2013/09/29)
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アジアが賞賛する日本とあの戦争

特攻の戦果
1944(昭和19)年10月25日午前10時40分、250キロ爆弾を抱えた零戦5機が、米護衛空母部隊に突入した。関行夫大尉率いる神風特別攻撃隊「敷島隊」だった。

打ち上げる対空砲火をものともせず、敵空母へ真一文字に突っ込んでいく零戦。関行夫大尉の乗機は護衛空母「セント・ロー」の飛行甲板に突入し、「セント・ロー」は大爆発を起こして火炎に包まれた。そして11時15分、数回の爆発を起こした「セント・ロー」は真っ二つに折れ、大爆発とともに波間に消えていった。

以来、1945(昭和20)年8月15日までに、海軍特攻機2367機が特攻におもむき、2524人が散華した。同じく、陸軍特攻機1129機が特攻におもむき、1386人が散華した。

特攻攻撃によって撃沈破した連合軍艦艇は278隻。米軍戦死者は1万2300人、重傷者は3万6000人に上った。

    

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本












































































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