めんどくせぇことばかり 『闇に葬られた歴史』 副島隆彦
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『闇に葬られた歴史』 副島隆彦

副島隆彦氏の書いた本ということと、『闇に葬られた歴史』という題名から、読むのが楽しみで楽しみで・・・。でも、取りあえず先に読まなきゃいけないのが何冊かあって、横目でチラチラ見ながらやせ我慢して。ようやく読めました。待ち時間が長くて、期待を膨らませすぎた。まあ、面白く読ませてもらったけど・・・。その程度の読後感だった。これは決して著者の責任ではない。著者と題名に平常心を失った私が悪い。前の、『隠された歴史』が面白かったからなぁ。

誤解を受けないように繰り返すけど、期待を膨らませすぎた私が悪いのであって、当たり前以上に面白かったですよ。


『闇に葬られた歴史』 副島隆彦『闇に葬られた歴史』 副島隆彦
(2013/10/29)
副島 隆彦

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歴史には触れてはいけない部分がたくさんある
第一部 戦国・江戸時代編
第一章  信長を殺したのはイエズス会勢力だ・・・八切止夫説を支持する
第二章  徳川家康の正体・・・村岡素一郎『史疑』を蘇らせる
第三章  本当の戦場とはどういうところか・・・藤木久志説を支持する
第四章  松尾芭蕉とは何者か・・・江戸幕府の公儀隠密たち
第二部 古代編
第五章  天皇とは「天の煌き」という意味で「北極星」のことである・・・斎川眞説を支持する
第六章  日本は漢代の華僑が作った・・・『日本史の誕生』の岡田英弘学説を支持する
第七章  聖徳太子は蘇我入鹿である・・・関裕二説と藤枝晃の研究を支持する
 
たくさん盛り込まれすぎているが、それぞれはとても簡潔に書かれている。だからどうしても、この本で初めて触れた話には説明が不足して強引過ぎる印象を受けるし、すでに元になる説を現物で読んでいるものに対しては物足りないし、やはり説明不足でインパクトに欠ける。岡田英弘氏の『日本史の誕生』みたいに、ぜひ読んでみようという本を紹介してもらって参考になったけど、全般的には、やっぱり《他人のふんどし》感は否めない。華僑勢力とそれに対する民族主義に置き換えての説明も、私にとっては言葉足らずに感じられ、いまいちピンとこない。

全体をつらぬく《属国・日本論》に関しては、属国の定義次第で、何の文句もない。もちろん、現代も含めて。なにしろ、外交と防衛の決定権(もちろんそれだけではないが…)を決定的にアメリカに掌握されている国なんだから。

それから福島隆彦氏にはありがちなんだけど、この本では学会内外での論説の相違に関する攻撃的な意見が目についた。そういったことを明らかにすることは、学問の世界では必要なことはよく分かる。でもこの本は一般書だし、私は興味が無い。福島隆彦氏の歴史に対する切込みを楽しみにしている一人なので、そういうことは別のところでやってもらいたいというのが正直な所。

    

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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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