めんどくせぇことばかり 『反日・愛国の由来』 呉善花
FC2ブログ

『反日・愛国の由来』 呉善花

二〇〇三年に出版された『韓国人から見た北朝鮮』の増補版だそうです。前にも読んでるんだけど、今読んでも新撰、というより、韓国の動きがエスカレートした今読んだほうが分かりやすい。

日本国籍取得後も、これまで何度も韓国との間を行き来してきた著者が、二〇一三年七月、韓国への入国を拒否、強制的に帰国させられた。
韓国を誹謗中傷することで悪名高い韓国系日本人の呉善花氏が韓国入国を拒否されると、この措置に多くの人々が拍手を送った。記者自身も小気味よさを感じた。(中略)やりたい放題やってきた日本の極右派に韓国人の怒りを見せてやるべきだという思いもある。(以下略)
八月二日 朝鮮日報

この時、言論の自由や人権の問題に触れた報道は一切なかったという。韓国政府と言論界は、日本からに批判に関しては“言論の自由の範囲外”として憚らないことがはっきりした。「親北=反日=民族」と等式で結ぶイデオロギーの前に、今や韓国は、その異常性において北朝鮮に引けを取らない。

その異常性はどこから来るのか。この本を読むと、見えてくるものがたくさんある。その後、・・・と言うのは、二〇〇三年に出版されたのちに、呉善花さんが書いたいろいろな本を読んだけど、もとになることは全てここに書かれているように感じた。

『反日・愛国の由来』 呉善花    『反日・愛国の由来』 呉善花
(2013/10/16)
呉善花

商品詳細を見る
「親北」が「民族」の象徴、「反日」が「愛国」の象徴
序章    北朝鮮に恐怖を抱かなくなった韓国
第一章   専制独裁主義のルーツは李朝にあり
第二章   チュチェ思想のルーツは儒教だった
第三章   小中華思想と日本を見下す侮日観
第四章   大国への屈折―事大主義と中央集権主義
第五章   自民族優越主義という害毒
第六章   父系血縁制と身分制
第七章   国民を愚かにする理念主義とハングル専用政策
第八章   韓国人は北朝鮮をどう見ているのか
第九章   過去精算という名の韓国の「親北=反日=民主」政策

金大中・盧武鉉時代に強化された親北路線、反日主義、偏頗な民族主義は、本来対極にあるはずの李明博・朴槿恵と政権が変わってもとどまることを知らない。親北路線に関しては、政策上、転換されたように見えるが、金大中・盧武鉉時代に育成された三つの流れは、韓国人の土壌に深く根を張り、国是となってしまい、政権の交代の影響の埒外にあるかのようだ。

李朝時代の影響、儒教の影響、小中華思想の影響、事大主義の影響と、北朝鮮はもとより、韓国社会も前近代からの負の遺産をまったく払拭できていない。払拭できていないというより、現代を一九〇五年以前に無理やり直づけしようとしているかのようにさえ思える。傍から見たら国家的自殺行為にさえ見えるのだが、日本からの、また、ルーツを韓国に持つ呉善花さんの声にさえ耳をかさない。


    

にほんブログ村 本ブログへ一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
読書
記事一覧


関連記事

テーマ : 精神世界
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください


「沖縄の人は優しい」と皆が口をそろえる中、なぜ、自殺率やいじめ、教員の鬱の問題は他の地域を圧倒しているのか。
誰もなしえなかったアプローチで、沖縄社会の真実に迫る。
カウンター
カテゴリ
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本






















































































リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
最新記事